音更町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月11日
生涯学習について
2015年6月11日、音更町議会の一般質問で、山川光雄議員が「生涯学習について」質問し、教育長 宮原達史、教育部長 大久保善雄が答弁しました。
- 質問者
- 山川光雄 議員
- 答弁者
- 教育長 宮原達史、教育部長 大久保善雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 3番 山川光雄
私は、このたびの選挙で初当選をさせていただきました。掲げた公約をこれから質問させていただきますので、前向きな御回答をよろしくお願いいたします。生涯学習について質問いたします。生涯学習の意義は、平成18年に制定されました改正教育基本法により、国民一人一人が自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会にあらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことができる生涯学習社会の実現を目指すとされました。また、生涯学習は社会基盤の人材育成につながり、社会経済の発展に寄与するとされ、地域社会の活性化、高齢者の社会参加など、社会全体にとって有意義であると強調されております。このようなことから本町においても生涯学習推進本部を設置し、推進中期計画、平成23年から27年度までに基づき計画的に事業展開を行っております。来年度は新たな計画が策定されますが、これまでの事業を検証し、町民ニーズを取り込んだ実践的で誰でも自由に参加できる計画を作成していただくために次のことをお伺いいたします。1点目、来年度からの推進計画策定に当たって町民ニーズをどのような方法で盛り込むか、また、計画策定までの期間は十分あるかお伺いいたします。2点目、高齢者大学及び大学院が開設されていますが、これまでの実績と評価をお伺いいたします。3点目、高齢者の学習の機会をふやすため高齢者短期大学の創設を図るべきと考えますが、今後の計画に盛り込む考えがあるかお伺いいたします。4点目、現在の高齢者大学及び大学院の入学式は5月に、卒業式は3月と2月になっていますが、入学式と卒業式を4月、3月に変更できないかお伺いいたします。5点目、文化センターのカラオケ機器について、新曲の希望に対応できる通信カラオケを導入できないかお伺いいたします。また、あわせてカラオケ機器の利用実績もお伺いいたします。以上、よろしくお願いをいたします。
答弁 教育長 宮原達史(教育長は2020年3月まで)
生涯学習についての御質問にお答えいたします。初めに、生涯学習推進中期計画策定に当たって町民ニーズをどのような方法で盛り込むか、また、計画策定までの期間は十分あるかについてでありますが、御質問のとおり、生涯学習推進中期計画は平成23年度から今年度まで5年間の計画となっており、来年度から開始する5年間の計画を新たに策定するため現在準備を進めているところでありますが、町民のニーズを把握し各種計画策定の参考とするため、本年4月に町民の生涯学習に関する意識調査を実施したところであります。調査は、町内在住の20代から70代以上の各年代の6層、男女85名ずつの合計1,020名を対象として、前回調査と比較対照ができるよう、余暇時間の活用、現在の学習活動、今後の学習活動、生涯学習の意識と期待、学習に関する情報、学習施設及び生涯学習に関する意見といった前回と同じ7項目の質問で実施し、224名から回答をいただいたところであります。今後は、本調査結果を参考として庁内の関係各課において現計画の見直しを行いますが、今年度は音更町総合計画の後期基本計画を見直す年でもあることから、上位計画である総合計画との整合性を図り、生涯学習推進協議会の御意見も取り入れて策定作業を進め、教育委員会などへも進捗状況を報告しながら、来年2月には最終案を報告し、今年度内に新計画を策定する予定となっておりますので、現状では計画策定の期間は十分あると考えております。次に、高齢者大学及び大学院のこれまでの実績と評価についてでありますが、高齢者大学は昭和63年度に2年制として開設いたしましたが、入学した第1期生からの要望により4年制に変更し、平成3年度に第1期生が卒業してからこれまでに362名が卒業しており、大学院は平成10年度に2年制として開設し、平成11年度からこれまでに195名が修了しております。高齢者大学及び大学院は、継続的な学習を通して生きがいのある生活づくりや社会参加を進めることを目的に開設しており、卒業後に任意のボランティア団体で活動されている方や、在学中においても町の事業への参加や協力をしていただくなどまちづくりに貢献していただいている方も多く、また、心身の健康増進を図る上でも必要な講座であると高く評価されております。次に、高齢者の学習機会をふやすため、高齢者短期大学の創設を図るべきとの御質問についてでありますが、本町においては高齢者大学及び大学院のほか高齢者学級を開設し、高齢者大学は4年制、大学院は大学を卒業後の2年制、高齢者学級は終身制の講座として実施しており、高齢者大学及び大学院に在学中であっても高齢者学級で学ぶことは可能となっておりますので、教育委員会といたしましては、学習する場は十分に提供できているものと考えております。したがいまして、現時点で高齢者短期大学の開設という計画はないことを御理解いただきたいと存じます。次に、高齢者大学及び大学院の入学式を4月に、大学院の修了式を3月に変更できないかとの御質問についてでありますが、現在、高齢者大学及び大学院の入学式、開講式は5月に、大学の卒業式は3月、大学院の修了式は2月に行っております。本町では、1年を通して実施している講座につきましては、生涯学習課の所管では、高齢者大学及び大学院、高齢者学級、女性ライフスクール、幼児家庭教育学級及び子ども体験隊、スポーツ課の所管では、いきいき女性軽スポーツ教室、チャレンジスポーツ教室及び幼児たいそう教室があり、通年で実施している講座について管内の開設状況を見ますと、本町の講座数は他町村と比較して多い状況にあります。こうした中、特に3月の卒業修了の時期は日程を確保することが非常に難しく、やむを得ず大学院の修了式は従来から2月に実施してきたところであります。このように講座数が多い状況にあって、卒業修了の準備と4月開設の準備を同時に進めることは現状において大変難しいこと、また、3月末で退職された方が退職してから4月に行っている募集に応募できるよう、これまで全ての講座について4月を受講生募集の期間に充て、5月からこれら各講座を一斉に開設してきたところであり、今後も同様の日程で実施してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。最後に、文化センターのカラオケ機器について、通信カラオケを導入できないか、また、カラオケ機器の利用実績についての御質問でありますが、文化センターのカラオケ機器につきましては、平成6年度に音響映像設備としてレーザーカラオケ及びレーザーディスクの機器を設置し、芸能・歌謡発表会などで利用していただいております。このカラオケ機器の利用実績につきましては、過去3年間の状況を申し上げますと、平成24年度及び平成25年度はそれぞれ5団体で5日間、平成26年度は6団体で6日間の利用実績となっており、各行事におけるプログラムの3分の1ほどがカラオケで使用されている状況にあります。また、利用されている団体等は、町内文化団体、老人クラブ、カラオケ同好会、文化祭実行委員会などとなっており、このほかに町が主催する高齢者学級合同文化祭などの芸能発表会にも利用されております。しかしながら、レーザーカラオケの機器については設置から20年以上が経過し、長年の使用により機器の老朽化も進み、機器本体も現在生産されていないことから、修理や更新もできない状況になってきております。このことから、文化センターにおける附帯設備の計画的整備を進めていく一環として、利用者の要望や使用実績、また、経費なども考慮しながら今後通信カラオケ機器への更新について検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。休憩(午前10時59分)
再質問 3番 山川光雄
再質問をさせていただきます。まず、生涯学習の計画につきましては、まちづくりの最上位計画である総合計画と整合性を図るというような御答弁をいただきましたけれども、そのほかに、第3次生涯学習推進基本構想と、それから第6次社会教育中期計画、それと今回質問いたしました生涯学習推進中期計画と生涯学習には四つの計画があるというふうに認識しておりますけれども、それで、総合計画は、現在、第5期総合計画の後期基本計画の見直しが始まっておりまして、50名の審議会委員が専門部会に分かれて計画案を審議されるとなっておりまして、生涯学習については教育文化部会に属して、10名の方が審議されるということであります。また、第3次生涯学習推進基本構想につきましては、総合計画と同じ計画期間となっておりまして、生涯学習推進協議会の委員の方10名によって計画構想が審議される、また、第6次社会教育中期計画につきましては、23年から27年までの期間の計画を社会教育委員協議会の委員の方10名によって審議される、そして、生涯学習推進中期計画は、23年から27年まで、役場の各部署から成る生涯学習推進本部が策定するというようなことで、この生涯学習については四つの計画があるようでございますが、これらの四つの計画の関連性についてまず最初にお伺いをしたいと思います。
答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)
生涯学習に関する計画等の関係でありますけれども、今あるのは、音更町第3次生涯学習推進基本構想がまずあります。それにつきましては平成23年度から平成32年度までの10年間、基本的な構想をここでうたっております。それに基づきまして音更町生涯学習推進中期計画、これは5年間ということで平成23年度から平成27年度までの5年間、これは前期ということでありまして、28年度からはまた5年間の計画を今年度作成する形になります。それにつきましては、生涯学習についての中期計画につきましては実施計画的な意味合いが強いものというふうに考えております。それと、音更町第6次社会教育中期計画、これにつきましても平成23年度から平成27年度の5年間ということで、これにつきましても平成28年度からまた5年間の作成計画をつくっていく形になります。それにつきましては、その基本となりますのは生涯学習推進基本構想をもとにしてやっていますけれども、そのもとになるのは、先ほども言っていますけれども、第5期総合計画の絡みも含んでおりますので、その辺は、上位計画であります第5期総合計画の見直しが今、これは今年度始まりますので、その辺も踏まえながら、中期計画につきましてはそれを見ながら、整合性をとりながら進めていくような形になりますし、また、協議会等の中で協議をしていく形になっていますので、つながりとしましてはそのような形かなと思います。以上です。
再質問 3番 山川光雄
その第3次の生涯学習推進基本構想でありますけれども、高齢者教育についてはこのようにうたってあります。高齢者の多様化する学習ニーズに応え、生きがいのある充実した生活のために学習機会の充実を図るというふうにこの基本構想の中ではうたってあります。また、人と人とが触れ合う機会が減少し、地域における人間関係の希薄化や地域コミュニティーの崩壊等が指摘されている。心豊かで充実した人生を送るためには、学び合いの中から学習の成果を生かし、地域社会の活性化を図ろうとする動きも広がっているので、生涯学習による地域づくりの推進を図ることが重要であるというふうにうたっております。この第3次生涯学習推進基本構想は、総合計画と期間は同じなんですが、総合計画では後期の見直しを図りますが、この第3次生涯学習推進基本構想については中間で見直しを行うのかどうか、お伺いいたします。
答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)
音更町第3次生涯学習推進基本構想につきましては、先ほど議員さんがおっしゃるとおり、平成23年度から平成32年までの10年間、総合計画と同じ期間にはなっております。ただ、この基本構想につきましては、中間年で見直しをかけるということにはちょっとしておりませんので。ただ、中期計画の28年度からの5年間、後期5年間につきまして、その実施的なものにつきましては総合計画の見直しと合わせて立てていきますので、その中でその総合計画の中での意見等を盛り込んでいくような形になると思います。以上です。
再質問 3番 山川光雄
それでは次に、第6次社会教育中期計画についてお伺いをいたします。これは23年から27年までの計画でありまして、町民の学習活動の啓発や支援を初め関連施設との連携に努めながら地域の特性に応じた社会教育活動を計画的に実施するとして、高齢者の学習機会の拡充を図るために、高齢者学級、高齢者大学、高齢者大学院の開設をうたっている計画であります。社会教育委員協議会の方が協議をされて答申をされるということであります。先ほどの答弁にありましたが、住民意識調査を実施されたということでありますが、その住民意識調査の結果を現時点でどのように評価されているか、お伺いをいたします。
答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)
社会教育中期計画の今後の関係で町民の意識調査の関係でありますけれども、これにつきましては数値的には集計を終えておりまして、それを社会教育委員の協議会のほうの中でその分析をこれから進めていくような形になっておりますので、今の段階ではどういう状況なのかというのはまだ回答できない状況であります。以上です。
再質問 3番 山川光雄
それでは、その結果についてはまた機会があればお伺いをしたいと思います。それで、生涯学習推進計画でありますけれども、27年度までで来年度からの計画を作成するという御答弁をいただきました。今までの計画の内容につきまして若干紹介させていただきますと、役場組織の大半に至る部署から236の事業が網羅されていると思います。23年から27年まで、大半につきましては継続実施ということになっておりますし、また、23年から27年度の間に新たに実施しようとする計画も載っております。これまで計画しました事業の検証と評価、これについて、実施すると思いますけれども、現在の進捗状況についてお伺いしたいのと、あわせまして、時間的な余裕はないのかなと思いましたら、あるというようなお答えでしたけれども、町民のニーズを把握して計画に盛り込んでいただきたいと考えておりますので、来年度の推進計画の概要をどのようなものにしようとされておられるのか、この点もお伺いしたいと思います。
答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)
生涯学習推進中期計画の28年度以降の検討でありますけれども、これにつきましては、議員さんも今言ったような項目で、今までやってきているものの整備目標年度、いつまでとかそういう、継続するですとか充実させるとかという形で表示をさせていただいております。これにつきましては、これから所管する部署にもこの辺の見直しを図ってもらう形になります。それとまた、各団体の絡みもありますので、そちらのほうにもその今後の5年間の計画についての検討もしてもらうような形になりまして、それを推進協議会の中で再度協議をしていくという流れになってきますので、実際にはこれからの動きになってきます。以上です。
再質問 3番 山川光雄
それでは、総合計画では、事業の目指す方向を数値で示して検証するということになっております。それで、具体的に生涯学習講座を受講する町民の数を総合計画では目標数値であらわしております。平成21年度の受講者1,895人に対して、総合計画の目標年次である平成32年には1,900人、105人増となる横ばいの目標数値を示されております。それで、この数値を現在どのような目標数値に考えておられるかお伺いをいたします。
答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)
総合計画の目標、平成32年までの最終目標等ありますけれども、この後期につきましては、今現在、総合計画の中で、教育文化部会の中でこの辺の今後につきましては検討していく形になります。見直しをしていく形になりますので、それはこれからの話、部会の協議になっていきます。今現在ではまだ数値的には出ていないという状況であります。以上です。
再質問 3番 山川光雄
この目標数値につきましてはこれからというお話でございますが、横ばいの数字にならないように、できるだけ目標数値を高くして生涯学習をさらに推進していくという総合計画をつくっていただきたいなというふうに要望いたします。それで、今年度の教育行政推進の方針を読ませていただきますと、高等教育機関の帯広大谷短期大学や音更高校等と連携を図りながら、いつでもどこでも誰でも自由に学習することができる学習環境を整備するとともに、各種施策や事業を計画的に実施し、住民参加による協働のまちづくりを進めていくとあります。この28年からの推進計画見直しに当たりましても、これまで実施してまいりました事業については、参加者の意見を把握して事業評価を行い、一人でも多くの町民が参加する魅力ある事業を展開していただきたいというふうに要望いたします。それで、これまで生涯学習の計画について質問をさせていただきましたが、教育長の所信をお伺いいたしたいと思います。
答弁 教育長 宮原達史(教育長は2020年3月まで)
所信というものに当たるかどうかはわかりませんけれども、今質疑を通していろいろ御意見をいただきましたけれども、生涯学習の中で、特に高齢者教育という言葉もございました。この総合計画で、今答弁させていただきましたように、これから目標数値、生涯学習の関係も出てくると思いますけれども、この高齢者大学、高齢者大学院、それから高齢者学級につきましては、近年、入学者というか新しく入る方が少なくなってきている傾向がございます。そして、ちょっと数字を見ますと、入ってくる入学者の最年少の年齢というのがだんだん上がってきています。これは、多分年金の関係で、60歳で定年になってすぐ仕事をやめられるという方が少なくなってきている影響もあるのかなというふうに考えておりまして、今その年金の支給年齢が上がっている最中ですので、ちょっと今は過渡期なのかなと思います。したがいまして、生涯学習の参加人数、総合計画でどういう数字になるか、まだこれからの問題ですけれども、多くなるのは、それはすばらしいことだと思うんですけれども、その辺はそういう社会情勢も勘案しながらつくっていく、御意見をいただくということになると思いますので、御理解いただきたいと思います。それから、高齢者大学、高齢者学級、生涯学習の中でもやはり高齢者の方々の活動が本町は非常に活発だと思います。先月も私、開講式、入学式に顔を出させていただきましたが、若いときから頭の上がらない諸先輩方が控えておりまして、非常に緊張して式辞を述べさせていただきました。そういうお姿を見ていますと、学習意欲といいますか、そういう集まってコミュニティーを形成するというその意欲というものにやはり敬意を表する次第でございまして、今後もこういう場をより一層提供していければなと思っております。以上でございます。
再質問 3番 山川光雄
ありがとうございました。次に、高齢者大学と大学院についての質問をさせていただきます。評価と実績についてお伺いいたしました。362名ということで、高い評価をいただいたというふうに思っております。そこで、高齢者大学の概要を若干お話をさせていただきたいと思います。高齢者大学は4年間の修学でございまして、大学院は2年間であります。大学の概要につきましては、月1日の学習です。学習内容につきましては、午前が1年から4年までの合同学習、午後からは1、2年が専門課程の学習、3、4年につきましては実践課程に分かれて学習をいたします。なお、3、4年の実践課程は学生だけの自主学習となっております。合同学習、1年から4年まで、午前の学習につきましては、一般教養や健康と生きがいなどにつきまして、帯広大谷短大の教授や十勝管内及び町内の有識者などが講師を務めていただいております。また、午後の部の1、2年の専門課程につきましては、郷土と自然、社会の仕組み、ボランティア活動、ふるさとづくりなどが学習内容でありますが、海外ボランティア体験者なども講師を務めていただいているところでございます。また、午後の3、4年の自主学習の実践課程につきましては、自然研究、社会研究、ボランティア研究、郷土研究の4項目をグループごとに視察、それから施設の視察や調査、聞き取りなどを行って、その成果を文章にまとめ、発表をしているところでございます。学習の一つの具体例として申し上げますと、「音幌農場の歴史」、「草森紳一について」、「万城目正の人生をひもとく」、「アイヌ語の地名にみせられて」などの一般教養から、「家畜改良センターの100年史」、「十勝平野の縄文時代」などの郷土と自然、「高齢者に多い股関節疾患」、「介護予防」、「救命救急講座」などのほか、音更ろう者協会の活動や海外ボランティアの体験などが具体例であります。体験した感想でありますが、大学生は、最初は顔も名前も経歴も知らない人たちが最大20名、4年間ともに学び、さまざまな交流と貴重な体験を通してきずなを深め、60過ぎ、70過ぎからの人生を豊に過ごすことができていると思います。また、卒業後も仲間のきずなはかたく、交流が続いています。また、まちづくりに関心を持ち、高齢者福祉施設のボランティア活動や消費者保護活動、地域老人クラブ活動、社会福祉協議会の支援など社会参加を積極的に行っております。このたび短期大学の創設を提案いたしましたが、この大学の意義ある制度を多くの高齢者に体験していただきたいと考えたからでございます。大学という名称で身を引いてしまう人、自分には無理だと限界を感じてしまう人、さまざまな理由で大学入学をためらう人のために、2年間の短期なら入りやすいのではないか、また、老後の健康や趣味といった講座に特化すると魅力を感じて入っていただけるのではないかと考えたところであります。お答えにつきましては開設の計画はないということでありますけれども、今後この短期大学の創設を要望したいと思います。この点について再度教育長の所信をお願いいたします。
答弁 教育長 宮原達史(教育長は2020年3月まで)
高齢者の大学、大学院、それから高齢者学級につきましては、山川議員おっしゃるとおり、顔も名前も経歴も知らなかった人たちが集まって、そして卒業後においてもおつき合いしていく、交流していくという、すごく生きがいのある人生になる面があると思います。短大に関する所信というお話ですけれども、先ほど私答弁しましたように、現在のところ短大の創設の計画はございません。なぜかといいますと、今、大学、高齢者学級、この二本立てになっていますけれども、短大というものをつくって、一つ一つのこのコミュニティーが薄まっていくという、つまり、入学者が限られている中で、選択肢をふやしてしまうと分散してしまうのではないかという気持ちもあります。もうちょっと短大というものの存在価値に対して生涯学習としての価値を見出せるようなものが出てくれば検討に値すると思いますけれども、今のところはこの二つだけで募集、一生懸命やっているという状態ですので、その辺は御理解いただきたいと思います。以上です。
再質問 3番 山川光雄
ありがとうございます。これからもひとつ高齢者大学・大学院を念頭に置いていただいて、今後の様子などを見ていただいて御検討いただきたいなというふうに思います。次に、入学式と卒業式の時期につきましては、一般的な学校運営を常識的な判断で考えると4月入学、3月卒業ということになります。体験してみまして、3月、4月の時間の空白は非常にもったいない時間というふうに思われます。年度初めは担当される先生の多忙な時期というふうに思いますけれども、今後とも御検討をいただくようにお願いをいたします。なお、この件につきましては、いろんな講座等があるというようなことでなかなか難しいというお答えでありますけれども、人的な確保等に対応していただいて、3月卒業、4月入学というものを実現していただくようにお願いをいたしたいと思いますけれども、これにつきましても再度、そのような人の手当てというものについてお答えをお願いしたいと思います。
答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)
大学の卒業、入学の関係でありますけれども、答弁のほうでは、今現在行っているほかの学級関係等がかなりありますので、その辺で今の状態では難しいというふうに回答しておりますけれども、今お話しあったように、人員の補填等の話も出ましたけれども、この人員につきましては教育委員会だけの話ではなくて、全庁的に考えなければならないというふうに考えます。ほかの部署でも人員については最低限の、最低の人数で最大の効果を出すというような形でやっていると思いますので、その辺は、できるものはやっていかなければならないとは思いますけれども、我慢のできるものはお願いしたいなと思いますので、御理解いただきたいと思います。以上です。
再質問 3番 山川光雄
それでは次に、文化センターのカラオケ機器についてでありますが、更新を検討していただけるというような回答をいただきましたので、よろしくお願いをいたしたいと思います。最後に、生涯学習の推進は町の活力のバロメーターと言ってもいいと思います。帯広大谷短期大学や音更高校の強力な支援もあります。また、高齢者は社会参加に積極的にかかわることが地域社会の活性化につながります。今、人口減少社会に入って、その対策が急がれていたり、また、最近では都会の高齢者を地方で受け入れるというような話も出ておりますけれども、どのような時代になろうとも生涯学習の重要性は変わらないと思います。最後に、生涯学習にかかわる関係者の皆さんの御尽力に感謝を申し上げて、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。