みんなの議会

音更町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月17日

子ども・子育て会議の方針と音更町の取り組みと課題について

2013年12月17日、音更町議会の一般質問で、久野由美議員が「子ども・子育て会議の方針と音更町の取り組みと課題について」質問し、町長 寺山憲二、保健福祉部長 今村茂が答弁しました。

質問者
久野由美 議員
答弁者
町長 寺山憲二、保健福祉部長 今村茂

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 久野由美

通告に従い、未婚の母子、父子家庭に寡婦(夫)控除のみなし適用の実施を求め、一般質問を行います。寡婦控除は、女性の納税者が夫と死別し、もしくは夫と離婚した後、婚姻をしていない者または夫の生死の明らかでない場合に受けられる税法上の所得控除です。寡婦(夫)控除は婚姻していたことが条件となるため、同じひとり親世帯でも、婚姻していたか否かにより、税を決定する際に、控除が受けられる人と受けられない人がいることになります。所得税額、住民税の課税状況によって算定される保育料や公営住宅の家賃は、この寡婦控除の影響を受けることになります。同じひとり親なのに、婚姻の有無で差別するのは不公平であります。寡婦(夫)控除のみなし適用とは、こうした未婚のひとり親にも寡婦控除適用したとみなし、保育料や公営住宅家賃の負担を軽減するものです。音更町もこの寡婦控除のみなし適用をすべきと考え、次の4点質問をいたします。1、保育園入園児の未婚のひとり親世帯数は何世帯でしょうか。2、公営住宅入居者の未婚のひとり親世帯は何世帯でしょうか。3、寡婦(夫)控除のみなし適用を実施した場合の、影響世帯数と影響額をお示しください。4、寡婦(夫)控除のみなし適用実施の考えはないのでしょうか、お伺いをいたします。2問目、子ども・子育て会議の方針と音更町の取り組みと課題について質問をいたします。2015年から新たに始まる子育て支援制度で、社会全体で子育てを支援する対策が一歩前進をいたします。10月に開かれた政府の子ども・子育て会議でその方針が決まりました。育児中の女性が働きやすい環境を整えるため、現在、利用が認められていない人にも対象を拡大しました。現行の利用要件は、児童福祉法施行令に定められ、昼間に長時労働している、妊娠中や出産の直後、保護者に病気、けが、障害がある、同居の親族を常時介護している、災害の復旧に当たっているの5項目と5項目に類する状態に限定しています。それ以外のケースは市区町村が判断をしており、対応が不十分との指摘もあります。今回決まった方針では、要件を緩和して、現行の要件に加え、パートタイム、夜間就労、在宅勤務など全ての就労、大学や職業訓練校などへの就学、休職活動中、起業準備も含む、長期入院・入所している親族の介護・看護、DVや虐待のおそれがある、第2子出産の育児休業取得時に第1子の保育が継続して必要などでも保育所が利用できるように明記されます。厚生労働省の統計では、保育所を利用する児童数は年々ふえ、2013年は222万人に達しています。今回の利用要件の緩和で認可保育所が利用しやすくなり、保育所への入所希望者がふえるのは確実と思われます。保育の受け皿をふやすため、認可保育所のほか、小規模保育など保育施設の拡大が必要であることから、今後の音更町の取り組みをお聞きいたします。1、今後の保育所の整備と拡大計画は持っていらっしゃるのでしょうか。施設がふえれば保育士不足も課題となります。資格を持ちながら就労していない潜在保育士は60万人いると言われていますが、そこでお聞きいたします。2、保育士の確保、離職防止、待遇改善の取り組みなど人材確保の対策はどのようにされるのでしょうか。子ども・子育て支援新制度では、市町村による認可事業として、児童福祉法に位置づけた上で地域型保育給付の対象とし、多様な施設や事業の中から利用者が選択できる仕組みとすることにしていますが、3、小規模保育所の開設やへき地保育所の展開はどのようにされるのでしょうか。待機児童解消加速化プランに基づき、保育の受け皿の確保や新制度において住民ニーズに沿った多様なサービスの提供を進めていく中で、民間事業者の参入促進、多様な事業者の能力活用といった観点から効果が高いとして検討されています。4、民間事業者の参入の見解をお聞かせください。以上、御答弁をよろしくお願いいたします。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

1点目の未婚の母子・父子家庭に寡婦(夫)控除のみなし適用をとの御質問については、関連がありますので一括してお答えいたします。本町における保育園入園児及び公営住宅入居者の未婚のひとり親世帯数、さらに、寡婦(夫)控除のみなし適用を実施した場合における影響世帯数と影響額についてでありますが、保育園入園児のうち未婚のひとり親世帯は15世帯で、このうち保育料を賦課している世帯は6世帯となっております。これらの世帯について、寡婦(夫)控除のみなし適用を実施し、再算定を行った場合に、保育料の階層区分が下がり、軽減を受ける世帯は1世帯であり、軽減額は年間12万円となります。その他の5世帯は、階層区分に変更はなく、影響はありません。また、公営住宅入居者のうち未婚のひとり親世帯は7世帯であり、このうち所得がある世帯は4世帯であります。これらの世帯については、寡婦(夫)控除のみなし適用を実施した場合でも収入階層に変更はなく、家賃に影響はありません。保育料や公営住宅家賃は所得に応じて算定する仕組みになっていることから、税法上の寡婦(夫)控除の有無で金額に差が生じる場合がありますので、未婚の母子または父子世帯であっても、生活の安定と自立を促進し、子供の健全な育成を図る観点から、実態に即した扱いにする必要があると考えております。お尋ねの保育料及び公営住宅家賃については、平成26年度から寡婦(夫)控除のみなし適用の導入、実施に向けて検討しておりますので、御理解をいただきたいと存じます。2点目の子ども・子育て会議の方針と音更町の今後の取り組みと課題についての御質問にお答えいたします。昨年8月に成立した子ども・子育て関連3法により、国は、本年4月に子ども・子育て会議を設置し、以来、基準検討部会を含め精力的に会議が行われております。本町においても、本年7月に第1回音更町子ども・子育て会議を開催したほか、11月にはニーズ調査を実施し、現在集計作業を行っているところであります。この調査では、教育、保育、子育て支援に関する現在の利用状況や今後の利用希望を把握し、今後の量の見込みを算出するなど、平成27年度から5年間を計画期間とする音更町子ども・子育て支援事業計画の策定を進めているところであります。初めに、今後の保育所の整備、拡大計画についてでありますが、御質問にありますように、新制度においては、保育園への入園要件が、現在は「保育に欠ける」となっているものが、保育の必要性、いわゆる「保育認定」に改められることとなっております。具体的な認定要件の詰めの作業は残されているものの、例えば、現在の第2子の育児休業取得時における第1子の入園制限を緩和し、継続入園を可能とすることなどが検討されており、入園対象が拡大した場合、受け入れが難しくなることも考えられます。現在実施しているニーズ調査をもとに、新計画の中で5年後の数値目標を定めることになりますが、国が今後示す基準を踏まえ、今後の需要に対する整備の方向性を検討してまいりたいと存じます。次に、保育士の確保、離職防止、待遇改善の取り組みについてでありますが、平成21年度の厚生労働省の調査では、保育所の利用増加に伴い、常勤換算で、平成26年度に約40万9千人、平成29年度に約46万人の保育士が必要と試算されておりますが、これをもとに推計を行ったところ、平成29年度末には、全国で約7万4千人の保育士が不足するとのことであります。さらに、延長保育や食物アレルギーへの対応など、責任の重さに比較して賃金が低いなど労働条件が厳しく、また、大半が女性のため、結婚、出産や子育てとの両立が困難であり、他の職種に比べて離職率が高いという課題があります。こうしたことから、保育士養成機関を卒業しても約2割が保育の職にはつかないなどの問題もあり、国は、賃金などの労働条件の改善や保育士の育成、潜在保育士の再就職支援などの取り組みを始めており、北海道も、札幌と旭川のハローワークにおいて、保育士マッチング強化プロジェクトを開始することとしています。本町におきましては、全額を北海道の補助金で措置する保育士等処遇改善臨時特例事業補助金の活用を町内民間保育園に働きかけたところ、各園から御要望をいただきましたので、今定例会に関係予算の補正をお願いしているところであります。いずれにいたしましても、新制度において、給与水準など保育士の待遇を改善するには、基本的には国が定める公定価格に反映されなければなりません。また、保育士等人材確保の対策は都道府県の役割になりますので、市町村としてできることは限られてまいりますが、これらのことがしっかりと進められるよう関係機関を通じて要請していかなければならないと思っています。次に、小規模保育所の開設やへき地保育所の展開についてでありますが、これらの施設は新制度における地域型保育給付の位置づけとなり、認可基準は、今後国が定める基準を踏まえて、市町村が条例等で定めることとなります。小規模保育所の開設は新計画での数値目標に沿って整備することとなり、このうち、へき地保育所は、現段階では、地域型保育給付にある小規模保育所としての運営が想定されていますが、児童数の推移により、どのような形態での運営が望ましいかの検討が必要であると考えております。本年度中に公布予定であります国からの政令等の内容を踏まえて、地域の皆さんと一緒になって考えてまいりたいと存じます。最後に、民間事業者の参入の見解についてでありますが、先月25日に開催された国の子ども・子育て会議基準検討部会において、多様な主体の参入促進事業が議題となり、保育の受け皿の確保や新制度において住民ニーズに沿った多様なサービスの提供を進めていく中で、多様な事業者の能力活用といった観点から、民間事業者の参入を促進していくことが議論されております。その中で、新たに開設された施設や事業が安定的かつ継続的に運営され、保護者や地域住民との信頼関係を構築するためには一定程度の期間を要すると考えられることから、市町村の事業者に対する支援については、現在検討されておりますが、結論には至っていないところであります。基本的な考え方としては、保育の受け皿の確保を必要としている場合に、運営基準や人員基準、設備基準等を満たし、良質で豊富な保育サービスの提供が可能であれば、民間事業者の参入を拒むものではありません。いずれにいたしましても、国の子ども・子育て会議の議論の動向や今後示される政令等を確認しながら判断することとしておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

質問 13番 久野由美

決算審査特別委員会で、未婚のひとり親、寡婦控除のみなし適用について質問をさせていただきました。そのときには、国が検討すべきこと、国の動向を踏まえという御答弁でしたけれども、今回、検討、そして、今御答弁いただいた中に対象世帯1人ということでありましたが、1人のために、1組の親子のために平成26年からみなし適用の導入という音更町が決断をしていただきましたことに感謝をいたします。ありがとうございます。2問目の子ども・子育て会議の方針と本町の取り組みについて再質問をさせていただきます。本町でも第1回子ども・子育て会議が開催されたと先ほど御答弁をいただきました。子ども・子育て会議構成メンバーと人数、公募の有無、今後の開催回数等をお示しください。

答弁 保健福祉部長 今村茂(保健福祉部長は2014年3月まで)

本町の子ども・子育て会議につきましては、本年の7月に第1回の開催をさせていただきました。全部で委員の皆さんについては25名ということで、公募も4人の方に公募をいただきましたので、これらの方々を含めまして25名ということでございます。構成につきましては、教育あるいは保育、子育ての分野、それから有識者、就労関係、それから関係機関というようなことで、男性14名、女性11の構成ということになっているところでございます。開催回数でございますけれども、実は本年、もう少し2回目を早く開催したかったんでございますが、実はニーズ調査、今集計作業をやっておりますが、北海道がたまたま独自の項目を設ける意向が示されたというようなこともございまして、ニーズ調査がちょっとおくれております。したがいまして、年明けの1月の中旬以降に第2回目ということになりますので、今後鋭意開催をさせていただきたいというふうに思っておりますけれども、まだ新年度どのような流れになるかわかりませんけれども、私どもは広く意見を聞きたいということがございますので、委員の皆様大変でございますけれども、場合によっては最後ぎりぎりのところで開催がたび重なる場合もあろうかなというふうに思っておりますが、今後1回2回ということはないというふうに思っております。たびたびの開催をお願いすることになろうかなというふうに思います。以上です。

質問 13番 久野由美

本町のホームページでは、音更町子ども・子育て会議の規則は閲覧可能というか、調べることができたんですけれども、残念ながら記憶にないんですが、公募の記事、募集された、それはホームページだったんでしょうか、町広報だったんでしょうか、新聞紙面だったんでしょうか。残念ながら見逃してしまいましたが、4名の公募で4名そのままこの会議のメンバーになったというふうに先ほどの御答弁では認識をしているんですが、公募の詳しい行われた実態等をお聞かせ願いたい。それから、どのような流れになるか決まっていない、今後の開催回数ですけれども、決まっていないということですが、年間スケジュール等は持っていらっしゃらないということでしょうか。

答弁 保健福祉部長 今村茂(保健福祉部長は2014年3月まで)

お時間をいただきました。公募につきましては、実はことし政策予算で見たということがございまして、町の広報、記事の掲載はちょっと間に合いませんでした。それで、ホームページもそうでございますけれども、子育て団体でありますとか保育所でありますとか、それから子育て支援センター、記事が間に合いませんでしたので、そういう方面にいろいろお配りをして募ったということがございます。ただ、記事を間に合わせるということになりますとまたその後1カ月おくれるというようなこともございまして、私どもとしてはなるべく早く立ち上げたいということがございまして、多少その辺は物理的に間に合わなかったところがございます。公募に間に合わなかったということがございますけれども、私どもとしては、公募の委員に来ていただきましたので、不足するものはございますが、所期の目的は達成できたのかなというふうに思っております。それから、会議でございますけれども、本年は、先ほど申し上げましたとおり、第2回の子ども・子育て会議までの2回の開催を予定してございますが、当初もう少し早くやる予定であったんですけれども、先ほどの事情がございますので年明けにずれ込んでいるところでございます。ただ、今後、来年のいつ何どき何回開催するとまだ決めておりません。国の動向、それから今後の事務の進みぐあいによって開催をしたいというふうに思っておりますけれども、ある程度国のスケジュール等を見ながら、また、委員会と相談して開催をしてまいりたいというふうに思っております。以上でございます。

質問 13番 久野由美

私はてっきり公募というのは一般町民の方全員が目を通すことができ、希望者、意見のある方が手を挙げられるものが公募だというふうに勘違いをしておりました。音更町の解釈は違うんでしょうね。このことについて時間をとっている暇がありませんので、その点についてはまた次回でも、今後たびたびこのようなことがあると思いますので、そこのところはただしていきたいというふうに思いますが、何とも、町民の方々がそれで納得するような、それを公募とおっしゃるのかというのは疑問が残るところであります。次の質問に移ります。平成24年の12月定例会の一般質問で、新制度への移行に向け、利用者に具体的に情報を丁寧に提供すること、さらに、地域子育て支援拠点など身近な場所で利用者の気軽な相談に応じられる体制を整えていくことが必要であり、重要だというふうに提案をさせていただきました。また、横浜市の保育コンシェルジュ配置事業、町同士のコーディネーター認定事業、名古屋市の保育案内人の例を挙げさせていただきました。その後調査研究等はされたのかどうかお聞かせください。

答弁 保健福祉部長 今村茂(保健福祉部長は2014年3月まで)

御質問をいただいた後に、具体的にこの件について調査研究まではまだ至っておりません。今後相談体制等必要になってきますので、また子ども・子育て会議の御意見をいただきながら、有効な方策については検討してまいりたいというふうに思っております。以上です。

質問 13番 久野由美

幾らよかれと思って提案して一般質問しても検討されないということがあるんだというふうに認識いたします。次に、保育士の確保、離職防止、待遇改善ですけれども、これによりますと、給与水準などは国が定める公定価格に反映、保育士の人材確保は都道府県と、本町の責任はないというふうな認識を受ける御答弁だったんですが、本町の一番の問題点は、保育士の正職員の減少というより、臨時職員しか採用されないことが問題だと私は考えているのですが、その点の見解をお伺いいたします。また、同じ業務内容で待遇が違うこと、離職や保育士確保が難しいのはこの点を改善しなければクリアできないんではないかと私は考えているのですが、あわせて御答弁をお願いいたします。また、内閣府の検討課題の中に、ほかの職種と比較して幼稚園教諭や保育士の平均勤続年数は短い傾向にあるというふうに、先ほど御答弁いただいた中身と同じような文言が入っておりました。その後、長く働くことができる職場を構築していくために、処遇改善と、あわせてキャリアアップの仕組みについてどう考えていくかと上げられております。この点についてもあわせてお答えください。

答弁 保健福祉部長 今村茂(保健福祉部長は2014年3月まで)

御質問は待遇の改善と、それから保育士の確保というところだというふうに思っておりますが、町長からの御答弁をさせていただきましたとおり、それぞれの事業所で今後運営していく上でやはり基本になるのは、今後示されるであろういわゆる公定価格、保育単価といいますか公定価格に、本来はそこに反映されるべきものという趣旨でお答えを申し上げました。それと、保育士の確保の観点でございますけれども、私ども、町が全く何も責任なくて人任せでいいのかというところまで申し上げているわけではございません。確かに保育士の確保、これからも大事になってまいりますから、それは議員の質問の趣旨に合致するというふうに思いますけれども、これはひとり音更町の問題ではなくて、やはり広域的に広い範囲で取り組むというのは一つの方策かなというふうには思います。ただ、今それぞれ、まだ取り組みはそれほどたくさんはあらわれてきてはおりませんけれども、町村によって、大きな規模の市であれば、保育士確保のために例えば相談会でありますとかそういう取り組みもしているところがございますので、今後、町としてできるものについては会議の中で御相談をさせていただいた上でまた改めて考えてまいりたいというふうに思っております。それと、臨時職員の関係がございますけれども、これは音更町、事業所として、町立の保育所という事業所を持っている私どもの町の方針でございますので、その辺はそのように御理解をいただきたいというふうに思います。確かに同じ職務で違うのはいかがなものかというような御指摘ございましたけれども、それぞれ、町もそうですし民間もそうですし、それぞれの事業所の運営方針等ございますので、その辺は違いが現実の問題は出てくるのかなというふうに思っているところでございます。長く、保育士の連続勤務年数が保育士の場合は7年ちょっとと。ほかの職種が11年と少しというような状況からすると勤務年数が短いというようなこともございます。それは、一つにはやはり勤務条件が合わない、つまり賃金の問題が大きいのかなというふうに思います。休暇の問題、いろいろ処遇の問題ございますけれども、この辺は国も今処遇改善を図ろうとしているところでございますので、これが強力に推進されるように私どもも期待をしているところでございます。それと、先ほど町長からの答弁させていただきましたとおり、国が平成24年度の補正予算で予算措置をして、都道府県の安心こども基金を活用して各町村にそれぞれ通知をした処遇改善につきましては、今回補正をお願いしているところでございます。各園ともこれに対応するという御意向がございますので、とりあえずは平成25年度の対応でございますけれども、措置をさせていただいたところでございますので、御理解をいただきたいと存じます。以上です。

質問 13番 久野由美

普通考えたときに、今御答弁いただいた中に、広域的、広い範囲で取り組むべきというふうに御答弁いただいたんですが、音更町の方針としては、臨時職員云々は、これは当然のことなんだというお話でした。昨日の山本議員の一般質問の御答弁の中でも、保育士の定年退職により正職員は平成32年には15名になる、人件費の抑制を図ってきたことから補充は極めて難しいというふうに御答弁されておりました。業務委託、運営形態の見直し、状況に応じて柔軟な考え方というふうな御答弁もいただいておりますが、新卒で保育士資格を持った新卒者が臨時職員しか雇わない音更町の保育園に勤めたいという気持ちになるかどうか。それであれば正職員として雇ってもらえる他町の保育園に就職を希望するのが当然じゃないかと思うんですが、今後、保育士の人材確保について、今後さらにますます緊迫していく中で、それでいいんだという本町の考え方はやはりどこかおかしいんじゃないかというふうに思うんです。今後、公営の保育所の、保育の充実がそれで図られていくんだろうか。計画的に保育士確保を行ってこなかった単なる結果が今ここに出てくるんではないんですか。今後、公設保育園は臨時職員のみで運営、保育されるということなんでしょうか。

答弁 保健福祉部長 今村茂(保健福祉部長は2014年3月まで)

確かに今音更町の保育所の臨時職員、25年度で正職員と臨時職員の割合が4対6ということでございます。昨日も申し上げましたとおり、これが総合計画の最終年であります32年ごろには15名になります。それは、定年退職がございますのでそのような形になろうかなというふうに思います。私どもは、今まで行政改革あるいは財政健全化を進めてまいりまして、それと、やはり保育所の民営化についても当初からいわゆる三大改革の一つとして取り組んできた経過もございますので、今後、施設の整備状況等を踏まえていかなければなりませんが、それにある程度呼応した形で民営化を進めていきたいというふうに思っているところでございます。決して町立一辺でということにはならないかなというふうには思っておりますので、御指摘のように、町立の保育園が、常設保育園、今五つございますけれども、これが未来永劫、将来臨時職員だけになるというようなことについては私どもは考えておりませんので、着実に民営化を進める中で、運営形態の見直しの中で検討してまいりたいというふうに思っておりますので御理解をいただきたいと存じます。以上です。

質問 13番 久野由美

今後公設保育園はなくなるというふうな考え方で民営化を進めていくんだというふうに解釈をいたします。次の質問に移ります。小規模保育所について質問いたします。地域型保育給付の対象として利用定員6名以上19名以下の小規模保育、それから利用定員5人以下の家庭的保育、居宅訪問型保育、事業所内保育の中から利用者が選択できる仕組みとすることにしております。へき地保育所は小規模保育として、地域の皆さんと検討ということで先ほど御答弁をいただきました。そのほかの家庭的保育、居宅訪問型保育、子育て短期支援事業、要するにショートステイ事業またはトワイライトステイ事業についてはどのような見解をお持ちでしょうか。さらに、検討、設置されていくことになるのでしょうか、お示しください。

答弁 保健福祉部長 今村茂(保健福祉部長は2014年3月まで)

いろいろ御提案がございました。ショートステイについては、私ども、今検討させていただいておりますのは、数はどのぐらい、数量を見なければならないかという問題は残りますけれども、これは今でも導入できるというふうに思っておりますので、ショートステイについては、新年度からできればなというふうに思っております。その後、トワイライトその他、今後いろんな形が出てくるかなと思いますが、まだ今ニーズ調査がきちっと集計できておりませんし、また、子ども・子育て会議の論議もこれからでございますので、可能性については否定はいたしませんし、いろんな選択肢の中でそれが有効ということになれば取り組むということになろうかなというふうに思います。ただ、へき地保育所一つとりましても、新制度においてどこに位置づけになる、しなければならないのかというのはこれからでございます。特にへき地保育所、今町内に七つのへき地保育所ございますけれども、小規模保育所ということになると定員が6人から19人、一定の今そういう枠になっております。それ以上ふえると例えば認可保育所になる、それ以上少ないと家庭的保育になる、いろんな体系が細かく分かれてきますので。それと、問題は、今後今ある施設をどの辺まで経過措置として国が認めていただけるのか、それらも具体的な検討をする上では非常に大事になってまいりますので、その辺は国のこれからの論議、まだ結論出ていない部分が相当ございますので、その辺を踏まえて、必要量に見込んだ施設整備あるいは施設形態を考えていきたいというふうに思っております。まだその辺が極めて流動的なところがございますので、その辺は御理解をいただきたいと存じます。以上です。

質問 13番 久野由美

次に、民間事業者の参入についてお伺いをいたします。保育士の確保、それから今後の町としての改善計画等がまだ策定されていない、また、臨時職員という雇用形態も今後も待遇改善が図られないということであれば民間事業者の参入を推し進めなければならない、先ほど来お話がありました民営化を進めるということにもつながってくるんだと思うんですが、これに対して先ほどの御答弁、民間事業者の参入を拒むものではありませんというふうに御答弁をいただいたんですが、この拒むものではありませんという発想はどこから来ているんでしょうか。この根本になった考え方をお示しください。

答弁 保健福祉部長 今村茂(保健福祉部長は2014年3月まで)

町長からの答弁で申し上げました言葉でございますので、それに対してこのようなことを申し上げるつもりはございませんけれども、特にそこに他意はございません。私どもとしては、民間事業者の参入が促進ということになれば、それはそれで結構なことだと思いますし、現実にこれから保育施設を許認可するというのは、北海道も今持っておりますし、市町村もその権限を、今度小規模保育事業等は市町村の役割になってまいりますので、そうなりますと、今の国の考え方として、双方ともその町の保育の必要量と、それからサービス基盤を比べて、もしまだサービス基盤が不足しているということになって、なおかつ申請の上がってきた民間事業者、それは社会福祉法人であろうが株式会社であろうが認められるべき範疇の中であれば、設備基準、人員基準、配置基準、いろいろございますけれども、それらが全て合致している中では、基本的にそのような状況の中では認めるという方向で国も考えておりますし、そのような流れになっていくのかというふうに思っているところでございます。決して民間事業者をどうこう申し上げてそのような表現を使ったわけではございませんので、その辺は御理解をいただきたいというふうに思います。以上でございます。

質問 13番 久野由美

保育の拡大を図るにも民間事業者の参入を促すのも、良質な保育サービスの提供が大前提にあると私は思っております。それを踏まえ民間事業者の参入に私は取り組んでいくべきだというふうに実感をしております。先ほど来より答弁をお聞きする中では、国の動向、検討、未定というふうな言葉、市町村よりも都道府県の今後の方向性ということの御答弁が主に聞かれたわけですけれども、本町としては全く進んでいない状況なんだなというふうに実感をいたしました。例えば本町の待機児童、今はゼロというふうに伺っておりますけれども、しかし、潜在待機児童は決してゼロではないというふうに私は考えております。今後の保育所の整備や拡大計画、確かにニーズ調査の集計を必要とするのは当然のことだと思います。ですが、全く本町独自の取り組みですとか方向性、ビジョンというのは本町として持っていらっしゃらないんでしょうか。その点をもう少しきちんと説明いただきたいと思います。

答弁 保健福祉部長 今村茂(保健福祉部長は2014年3月まで)

新制度のもとで音更町の保育をどう考えるかということについて今御検討いただいているところでございますので、私どもとしては、良質な保育環境が整備をされて、多様化する保育ニーズに応えていく保育行政のあり方を今検討していただいておりますので、その辺に沿って私どもとしては今後仕事を進めていくということになろうかなというふうに思っております。それと、民間事業者のお話しございました。やはりお説のとおり、質が確保されなければならないというふうに思っております。平成12年に介護保険が始まりましたときにも民間事業者の参入というのは促進をされました。ある意味、それぞれの町で、必ずしも介護と保育一緒になりませんけれども、民間事業者の育成促進ということについては恐らくその町の重要な仕事として責任があるのだというふうに私どもも思っているところでございます。民間事業者の参入促進のいろんなことが今国において検討されてございますけれども、健全な形で保育環境が整っていくための一つの方策として民間事業者はあってしかるべきというふうに思っておりますので、その辺は、今後国のいろんな考え方示されてまいりますので、その中で町として可能な限りの施策については講じてまいりたいというふうに思っております。以上です。

質問 13番 久野由美

まことに薄っぺらな答弁……。失礼いたしました。同じ答弁の繰り返しをいただいたわけで、質問の仕方が本当に悪いのかなというふうに反省をいたす限りですけれども、今までの御答弁を聞く限りでは、今後の具体策も手探り状態なんではないだろうかと不安が募るばかりであります。このような新制度に進んでいく中でも、保育に待ったはないといいますか、ストップをかけることはできないんです。今現在保育に対して音更町がどのような姿勢でどのような取り組みを担っていくか、それが音更町の未来を支える子供たちを育てていくことにつながるんだという、そういう自覚はお持ちなのかどうなのか。確かに新制度のもとでというふうなお話がありました。今スタートしたばかりですから、本町としてもどうしていけばいいのかは本当に手探りかと思います。ですけれども、今後新しい制度ができ上がってくる中で、その中で本町がどのようにしていけばいいのかというのは独自性があらわれる、そういう政策だというふうに私は感じております。よく皆さんがおっしゃいます、音更は住みよい町、住んでよかった町、子育て環境のいい町というふうにして音更町に住んでいただくためにどのようにしていけばいいのかというふうになったときに、この音更町の独自性、大切な本町の姿勢だというふうに私は考えます。今の段階では何を聞いても厚みのない答弁しかいただけませんので、私も今後も進捗状況を確認させていただき、その都度質問をさせていただきたいと思います。今後の本町の独自性についてどのようなお考えがあるのか、その点をお聞かせ願いたいと思います。以上です。

答弁 保健福祉部長 今村茂(保健福祉部長は2014年3月まで)

国の政策というのがございますので、まずはそこにある程度沿った形でないとだめなところございますので、それは御理解をいただきたいと思いますが、独自性、その中で音更町として何を目指していくのかと。今後とも音更町、子供のために、また、その保護者のために何を目指していくのかと。どのような取り組みをしていくのか。それぞれ今具体的に何がほかの町と違うんだというのはこれからかなというふうに思っておりますが、音更町として特色のあるものについては、実現可能な範囲の中で考えてまいりたいというふうには思っております。今の段階で何が独自かというのはお答えできませんけれども、その辺は御理解をいただきたいと思いますが、民間の方々の御意見もいただきながらその辺は十分に考えてまいりたいというふうに思います。以上です。

出典:音更町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月17日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる