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音更町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月19日

議事録に件名の記載なし

2018年9月19日、音更町議会の一般質問で、久野由美議員が質問し、町長 小野信次、教育長 宮原達史、保健福祉部長 重松紀行が答弁しました。

質問者
久野由美 議員
答弁者
町長 小野信次、教育長 宮原達史、保健福祉部長 重松紀行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 15番 久野由美

おはようございます。通告に従い、3問について一般質問を行います。1点目、網膜芽細胞腫の早期発見のため、乳幼児健診に白色瞳孔の項目の追加を求め一般質問を行います。小児がんの一つに網膜芽細胞腫という目のがんがあります。患者の95%は5歳までに発見されていますが、発見がおくれると、がんが脳に転移して死に至ります。発症は1万5千人から1万6千人に1人と少なく、親が赤ちゃんの目の異常に気づいても、速やかに治療されないことがあります。早期発見であれば、抗がん剤治療によって眼球摘出を免れる場合があります。網膜芽細胞腫は、ある程度進行すると、白色瞳孔や斜視の症状があらわれます。これらを乳幼児健診でチェックできれば、早期発見につなげることができます。乳幼児健診の項目は、市町村が指定することができます。そこで、乳幼児健診の医師検診アンケートの目の項目に白色瞳孔を追加するべきと考えます。見解をお伺いいたします。2問目、抗がん剤で抗体を失った子供にワクチン再接種費の助成を求め、質問をいたします。小児がんなどにかかった子供が抗がん剤治療を受けた場合、予防接種でできていた抗体が失われてしまう場合があります。そのため再接種が必要となりますが、この場合、再接種は自己負担となるため、保護者は高額の接種費用を払わなくてはなりません。抗がん剤で抗体を失った子供にワクチン再接種費の助成をすべきと考えます。町の見解をお伺いいたします。3点目、学力向上にeラーニングシステムの導入と活用を訴え、質問をいたします。平成30年2月、北海道教育委員会と千歳科学技術大学が連携協定書を交わしました。北海道教育委員会は、「千歳科学技術大学が独自に開発したeラーニングシステムが、北海道のように広域分散化した生活環境の中において、教育の充実発展に貢献する」とコメントしています。eラーニングとは、パソコンやモバイル端末などの電子機器やインターネットなどのネットワークを利用して行う学習です。利用負担なく学力向上に役立てることができます。導入と活用を進めるべきと考えますが、見解をお伺いいたします。以上3点について御答弁をよろしくお願いいたします。

答弁 町長 小野信次

おはようございます。1点目の網膜芽細胞腫の早期発見についての御質問にお答えいたします。本町では、0歳から3歳までの乳幼児を対象に、4カ月、10カ月、1歳6カ月、2歳、3歳時に健診を実施しております。健診では、保健師が保護者に問診した後、小児科内科の医師が診察しており、保護者が心配な点は個別に相談対応しており、目の診察については、追視や注視の確認、斜視などの異常について確認しております。網膜芽細胞腫は、網膜に発生する悪性腫瘍で、乳幼児に多い病気であり、質問のとおり出生児1万5千人から1万6千人につき1人の割合で発症しており、これを発症している場合、目に光を当てると白く光る白色瞳孔などの症状が見受けられます。発生頻度の少ない病気でありますが、早く治療が行われれば、生命にかかわることは少ないと伺っております。健診担当医師とも相談し、斜視や白色瞳孔も含めた目の異常について、保護者へのアンケート調査の項目の追加や検診結果を詳しく記録するなどして早期発見に努めたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、2点目の抗がん剤で抗体を失った子供へのワクチン再接種費助成についての質問にお答えいたします。重い疾患の方の予防接種については、長期療養により、対象年齢時に接種ができなかった場合には、国が定める長期療養特例制度による定期接種を受けることはできますが、再接種については、御質問のとおり制度化されておりません。本町において、過去に抗がん剤治療や骨髄移植等免疫抑制剤の使用により予防接種の抗体を失った方からの再接種を希望する相談はありませんが、長期療養が必要な疾患でもさまざまな治療方法が選択できるようになるため、今後は、再接種を希望される方はいるものと思われます。国は、今後の予防接種施策を進めるに当たり、本年7月18日付で、骨髄移植等の医療行為により免疫を消失された方に対する地方公共団体の再接種への支援の実施状況を調査しております。国の動きを注視するとともに、既に支援を行っている他の自治体の状況を調査し、検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。なお、3点目の御質問につきましては、教育委員会から答弁をいたします。

答弁 教育長 宮原達史(教育長は2020年3月まで)

教育委員会からは、3点目の学力向上にeラーニングシステムの導入と活用についての御質問にお答えいたします。御質問にありますとおり、北海道教育委員会と千歳科学技術大学は、双方の専門性を生かし、相互に連携協力しながら、地域を問わず学びの機会を提供することにより、教育の充実・発展に資することを目的としてことし2月に連携協定を締結しており、その連携事項の一つが、千歳科学技術大学が開発したeラーニングシステムの活用となっております。これを受けて、ことし4月に北海道教育委員会から道内各市町村教育委員会にこのシステムの活用についての通知があり、現在、道内の20市町村で、32の小中学校と義務教育学校が導入している状況であります。このシステムは、インターネットに接続できるパソコンなどで場所を問わずいつでも学習することが可能であり、また、学習内容については、平成11年から千歳市を初めとする道内の市町村教育委員会と連携して研究を進め、多くの教員の協力を得ながら学習指導要領に沿って開発されたものであり、コンピュータが児童生徒の解答状況から理解度を判断し、一人一人に合った問題を出すことができるものとなっております。現在利用できる内容は、英検準2級から5級までの筆記とリスニングに関する問題のほか、小学校の3年生から6年生までの算数及び理科と高学年の日本の地理、中学校は全学年の数学、理科及び英語と世界の地理について、アニメや映像で簡単に学べるものとなっており、教員は、利用している自校の児童生徒の学習状況を閲覧することも可能となっております。これらのことから、eラーニングシステムは、学校や子供たちの状況に応じて、放課後学習や家庭学習での利用や、教員が副教材として授業に活用することも可能であると考えております。本町におきましては、現在、このシステムの活用に取り組んでいない状況でありますが、児童生徒の学習機会を充実させる観点からも、今後、学校におけるインターネット環境の課題などを確認しながら、道教委や既に導入している市町村から情報収集を行うとともに、学校現場の意見も参考にして、活用を進める方向で検討をしてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 15番 久野由美

では、再質問をさせていただきます。早期発見に努めたいと御答弁をいただきました。網膜芽細胞腫の早期発見についての健診項目の追加でございますけれども、答弁いただいた中に、健診担当医師とも相談しというふうに御答弁いただいたところでありますが、やはり医師の承諾といいますか御協力がないとできないというふうにお考えなのかどうなのか。例えば、医師のほうがこの項目追加はちょっと難しいといったような内容の御返事をいただいた場合には健診項目の追加は難しいというふうにお考えなのかどうなのか、その辺を確認させていただきます。

答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)

ただいまの御質問でございますけれども、健診につきましては3名のお医者さんにお願いして実施してございます。それで、今回の御質問に当たりまして3名の医師と御相談させていただきました。その結果、医師のほうで、医師の所見の欄のところにこの白色ということの言葉を明記するという旨の御了解は受けているところでございまして、あくまでもお医者さんとは御相談という形で掲載については相談させていただいております。以上でございます。

再質問 15番 久野由美

あくまでも御相談という答弁でございますけれども、小児がんの一つのこの網膜芽細胞腫というのは、確かに発生頻度の少ない病気であります。ですけれども、絶対にないとは言い切れない。本町としてもそういった病気にお子さんがかからないことがいいにこしたことはありませんけれども、今後ないとは言い切れない。また、早期発見で生命を守ることができる、眼球摘出を免れることができるといったことであれば早期に正しい治療さえできればというふうに考えずにはいられません。担当医師と御相談してというふうなことでございましたけれども、こちらのほうが担当医師への相談の仕方もまた重要になってくるんではないかと思います。音更町としてこういった意思でこういったお子さんの生命を守るためにもこの項目をぜひ追加させていただきたいという旨の思いがあって御相談されていれば、お医者様のほうも、いや、それは難しいという答弁はされないと思うんです。ぜひとも町がこういった項目、ぜひやっていただきたいという意思のもとに、そういった姿勢が伝わるような、そういった御相談の仕方をぜひまたしていただきたいというふうに思っているんですけれども、その点いかがなのか、お伺いをいたします。

答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)

ただいまの御質問でございますけれども、お医者さんのほうへは相談させていただきました。それで、検診結果の医師の所見の中に白く光りますといったような白色瞳孔についての文言を掲載する旨につきましては御了解を得ているというところでございます。以上です。

再質問 15番 久野由美

了解をいたしました。では具体的にどのような形で進めていくのか。先ほども述べましたように、5歳までに約95%の発見がされるということであります。ですけれども、0歳から3歳までの間、先ほど答弁いただいたように、4カ月、10カ月、1歳6カ月、2歳、3歳児のこの健診の中でどういった健診をしていくのか。例えば、一番最初にある4カ月、ここでは、新生児が明るいですとか暗い、それから黒いとか、そういったものがまずわかって、はっきりと物が見えるようになってくるのは大体首が座る3カ月ごろからと言われておりますし、実際に4カ月、10カ月、1歳6カ月、この3歳までの間に、見える、見えないといったような意思判断等は到底難しいというふうに考えます。具体的には健診の中でどのように進めていくのか。具体的には、光を当てて、そちらのほうに向くですとか、そういった部分はわかりますけれども、やはり医師の診断がなければなかなか親でも気がつくことができない病気でありますので、実際に開始されるのは、要するに所見の中に先生のそういった白色瞳孔の項目を追加していただき、健診が始まるのはいつから、また、何歳児健診のときからというふうにお考えなのか、具体的なものをお持ちでしたらお示しください。

答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)

ただいまの御質問でございますけれども、いつからそのような光を当てたりというような検査をされているのかと。診察をされているのかということでございますけれども、4カ月健診から検査はさせていただいているところでございまして、光を当てて目の状況を異常がないか確認をしているということでございます。以上でございます。

再質問 15番 久野由美

伝わっていないと思うんですけれども、そういったことではなくて、今後この項目という点で、特別にまた目の項目ということで再度健診をふやすといいますか、そういった取り組み、4歳児健診で光を追うですとか、そういったことは当然わかります。ですけれども、今までの健診の中で見つからなかったですとか、やはり発見がおくれたというようなことにはならないようにするために、健診にまた新たな何か項目ですとか、はっきりとわかるような検査方法、こういったものを導入するお考えがあるのかというふうにお伺いしたほうがわかりやすいでしょうか。それはいつの段階からスタートするのかという質問させていただきました。

答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)

大変失礼いたしました。項目をふやすことにつきましては、11月の全ての健診から実施したいというふうに考えているところでございまして、また、診察の方法でございますけれども、従来どおり、光を当てて目の動き等をチェックするというような形で進めていきたいというふうに考えているところでございます。

出典:音更町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月19日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる