みんなの議会

音更町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月8日

学校エアコン設置計画について

2019年3月8日、音更町議会の一般質問で、久野由美議員が「学校エアコン設置計画について」質問し、町長 小野信次、教育長 宮原達史、教育部長 福地隆、企画財政部長 渡辺仁、総務部長 岸本保、町民生活部長 荒井一好、副町長 高木収が答弁しました。

質問者
久野由美 議員
答弁者
町長 小野信次、教育長 宮原達史、教育部長 福地隆、企画財政部長 渡辺仁、総務部長 岸本保、町民生活部長 荒井一好、副町長 高木収

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 15番 久野由美

通告に従い、2問について一般質問を行います。初めに、学校エアコン設置計画についてお伺いをいたします。平成30年夏、記録的な猛暑が日本列島を襲い、東日本では平均気温が観測史上最高を記録いたしました。さらに自然災害が相次ぎ、一日も早い復旧、復興を果たすための費用を盛り込んだ第1次補正予算が同年11月に成立いたしました。その中には公立小中学校のエアコン設置の予算が盛り込まれております。子供の安全と快適な学習環境づくりにはエアコン設置が望まれます。現在エアコンが設置されていない17万のすべての普通教室を対象として822億円が計上されました。これにより、エアコン設置にかかる自治体の負担は約4分の1に抑えられることになります。エアコンの普及は全国で58%まで拡大しました。ですが、北海道ではエアコンの設置率は低く、まだ平均にも達していません。その理由の一つに、1教室当たり約150万円と高額なエアコン設置費用が挙げられます。しかし、エアコンの設置は、子供たちだけのものという概念ではなく、災害発生時に避難所として使われる体育館にも必要となります。にもかかわらず、体育館のエアコン設置に関しては、全国平均でも1.4%と設置が大きくおくれている状況にあります。音更町の公立小中学校のエアコン設置に関しての見解と今後の設置計画をお伺いいたします。2問目、マイクロプラスチックによる海洋ごみ汚染の抑制と取り組みについてお伺いをいたします。近年、海に流れ出たプラスチックごみが紫外線などで砕かれ、5ミリ以下の破片、マイクロプラスチックとなって漂流する海洋ごみ汚染が深刻な問題になっています。こうした中、洗顔料や歯磨き粉などに含まれる繊細なプラスチック、マイクロプラスチックの使用抑制を事業者に求める改正海岸漂着物処理推進法が平成30年6月15日の参議院本会議で可決、成立をいたしました。海洋ごみ汚染は、海岸沿いの自治体のみならず、私たちの食の安全・安心、健康をも脅かす重要な問題となります。改正海岸漂着物処理推進法とマイクロプラスチックに対する音更町の見解と取り組みをお示しください。あわせて、私たち一人一人が取り組める活動の普及と推進について見解をお伺いいたします。以上、御答弁をよろしくお願いいたします。

答弁 町長 小野信次

2点目のマイクロプラスチックによる海洋ごみ汚染の抑制と取り組みについての御質問にお答えいたします。マイクロプラスチックは、厳密な定義はありませんが、多くの場合、大きさが5ミリメートル以下の微小なプラスチック粒子を指し、製品やその原料として使用するため、微小なサイズで製造された第1次マイクロプラスチックと、製品が自然環境の中で劣化し、粉々になる過程で生じた2次マイクロプラスチックの大きく2種類に分類されます。マイクロプラスチックは世界中の海域で確認されており、その表面には有害化学物質を吸着しやすい性質があることから、食物連鎖を通じて汚染物質がプランクトンから魚類、そして我々人間の体内へと生物濃縮し、高濃度に蓄積する可能性が指摘されており、影響が懸念されています。平成30年に改正されたいわゆる海岸漂着物処理推進法は、海岸における良好な景観及び環境並びに海岸環境を保全するため、海岸漂着物の円滑な処理及び発生の抑制を図ることを目的としており、その中で、国や地方公共団体は、海岸漂着物等の発生の抑制に努めるとともに、その円滑な処理の推進を図らなければならないとされたところであります。また、事業者についても、マイクロプラスチックの使用や廃プラスチック類の排出に関して抑制に努めなければならないとされております。また、先月開催された環境省の諮問機関である中央環境審議会では、2030年までに使い捨てプラスチックの排出量を累計で25%削減することとし、一部のスーパーなどで既に実施されているレジ袋の有料化をコンビニエンスストアなどの小売店にも義務づけることや、ストローや食器等はプラスチック以外の素材への転換を推奨することなどを盛り込んだプラスチック資源環境戦略案が決定しております。町といたしましては、国の今後の動向と連動して、事業や町民の皆さんへの周知など、適切な対応をしてまいりたいと考えております。海洋中のマイクロプラスチックの発生要因の一つとして、不法投棄されたレジ袋やペットボトル等のプラスチック製品が、紫外線などの影響により劣化し、二次マイクロプラスチックとして道路側溝や河川を通じて海洋に流出していることが考えられます。このようなことから、海岸沿いの自治体のみならず、すべての自治体で、物を大切に使い、ごみを減らすリデュース、使える物を繰り返し使うリユース、ごみを資源として再び利用するリサイクルのスリーRを徹底し、環境型社会の形成を進めることが重要になってくるものと考えております。本町では、再生利用等による廃プラスチック減量と適正な処理を図る観点から、ペットボトルやプラスチック製容器包装を適切に回収し、リサイクルすることを初めとして、不法投棄の禁止などを目的とした看板の設置や定期的なパトロール、さらには道路や河川に不法投棄されたごみを町と住民が一丸となって回収するクリーン作戦などを実施しております。今後におきましては、プラスチックごみ減量化に向けた町民一人一人の取り組みが、美しく豊かな海の保全へと結びつくよう、環境問題に関する啓発活動の一環として、広報紙やホームページを活用したマイクロプラスチック問題に関することや買い物時のエコバック等の持参を奨励する記事を掲載するほか、講演会やパネル展を開催するなど、町民の関心を高め、意識の啓発に努めてまいりたいと考えております。また、管内の市町村とも連携を図りながら、十勝圏活性化推進期成会を通じて、環境保全及び生活環境に関する支援策として、マイクロプラスチック問題への対策を推進するよう国に対して要望してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。なお、1点目の御質問につきましては、教育委員会から答弁をいたします。

答弁 教育長 宮原達史(教育長は2020年3月まで)

教育委員会からは、1点目の学校エアコン設置計画についての御質問にお答えいたします。本町の小中学校におけるエアコン設置につきましては、現在、保健室の設置が小中学校1校ずつ、コンピューター室の設置が小学校1校と中学校4校、音楽室の設置が中学校1校であり、普通教室への設置はされていない状況であります。このため、現在の学校の暑さ対策の主なものといたしましては、本年度全校で完了した網戸整備と、扇風機の使用で対応しているところであります。教育委員会といたしましても、近年の夏の暑さ対策としてのエアコン整備は大変有効な手段であると認識しております。昨年11月の国の平成30年度第1次補正予算に盛り込まれたブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金につきましては、通常よりも有利な国庫補助であったことから、事業実施に向けて検討いたしましたが、平成31年度における町内小中学校18校の普通教室は226学級で、その全教室にエアコンを整備するには多額の事業費を要するということもあり、まずは、災害発生時の福祉避難所にも指定されている各学校の保健室への設置を優先して事業申請を行いました。しかしながら、この事業につきましては、普通教室への設置が優先されたことから、不採択となったところであります。このため、保健室への設置につきましては、新年度以降、町単独費で計画的に実施することとし、その初年度分として平成31年度予算案に計上しているところであります。また、災害発生時に避難所に指定されている学校の体育館につきましては、現在、本町ではエアコンを設置している体育館はなく、体育館の暑さ対策といたしましては、窓を開けて通風を確保するか、暗幕で直射日光を遮ることで対応しております。また、体育館のエアコン設置につきましては、学校の体育館は大空間であることや、低い断熱性能や気密性により室内の温度管理が難しく、エアコン設置の効果を得るには、前段階で大規模な改修が必要になると考えております。御質問にありますとおり、子供の安全、快適な学習環境の確保は大切なことであり、学校教育という観点からは教室が優先されると考えておりますが、校舎の構造などにより、気温による各学校・教室の環境はまちまちであることから、今後、最高気温だけではなく、気温や湿度及び輻射熱の三つから算定され、熱中症を予防することを目的とした暑さ指数、WBGTを各学校で計測し、個別の状況を把握した上で、国や北海道の動向を注視しつつ検討していきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 15番 久野由美

では、通告順序に沿って再質問をさせていただきます。まず初めに学校のエアコン設置計画について再質問させていただきます。今御答弁いただきましたけれども、保健室のエアコン設置につきましては、町政執行方針、また教育行政執行方針においても盛り込まれておりました。中学校3校で142万6千円、小学校2校で93万円。しかし、今回の平成30年度第1次補正予算を活用し、普通教室を対象とした場合、設置費用を約4分の1に抑えることができるということで今回は出されておりました。申請状況は、普通教室が12万件、特別教室が3万件だそうであります。それを使わずに、保健室に町単費のエアコンで235万6千円が予算計上されておりますけれども、今の答弁の中では、普通教室が226学級で、多額の事業費を要するということでございました。当然教室の広さ、校舎の状況、環境等もあると思いますけれども、具体的に、なぜこの補正予算を有効活用できなかったのか、その点もう少し詳しくお示しいただきたいと思います。

答弁 教育部長 福地隆(教育部長は2020年3月まで)

国の補正予算によります臨時特例交付金、なぜ普通教室のほうで活用できなかったかということで、もう少し詳しくということでございます。答弁でも申し上げましたが、学校といたしましては、児童生徒の適切な室内環境の確保が重要でありまして、夏の猛暑の中、熱中症を予防するという上におきましては、長時間を過ごす普通教室へのエアコン設置は優先すべきものと考えております。昨年秋の国の第1次補正予算によります臨時特例交付金事業につきましては、そういった意味でも普通教室を優先する事業でありましたが、本町におきましては全小中学校の普通教室が、先ほども申し上げましたとおり226教室ありまして、総事業費にして約5億円を超える大きな事業ということがありまして、補助金ですとか交付税措置を考慮いたしましても、実質的な自治体負担、4分の1ですけれども、これは約1億3,600万円ということで、かなりな、かなり大きな財政負担となるというものでございます。また、全教室へ設置となりますと、学校の規模や構造、各フロアなどによる暑さの違いですとか冷房効果の違いというものもございまして、事前にそれらを調査しまして把握した上で、最も効率的、効果的で、メンテナンスやランニングコスト、さらに省エネといったことも考慮した上でエアコンの機器ですとか必要な能力を検討し、設置したいということで考えておりました。今回、事業の通知を受けてから締め切りまでが9日間、その後の追加募集を含めましても3週間程度と、なかなかそこまでの検討する時間がとれないということでございました。さらに、この臨時特例交付金につきましては、30年度のこの補正予算限りの措置ということでございまして、今回限りの事業ということでありますので、年次計画で、単年度ごとの財政負担を抑えた上での整備という方法がとれなかったといったことも取り組みが難しくなった大きな要因でございます。そんな意味で、非常に私どもといたしましても有利な事業だったものですから、取り組みたいということで思いはあったんですが、残念ながら普通教室については断念をしたということでございます。以上でございます。

再質問 15番 久野由美

今の点については了解をいたしました。今答弁でもあったとおり、補正予算はいつまでも利用できるものではありませんし、今後の補助がないということも多々懸念されるところであります。今後、町単費での教室のエアコン設置ということが実際には困難になってくるのではないかと予測されるところでございますけれども、今答弁の中にもございました保健室への設置については、新年度以降町単独費で計画的に実施するというふうにおっしゃっておりました。また、今後国や北海道の動向を注視しつつまた検討していくというふうな御答弁もいただいたところでございますけれども、各教室のエアコン設置計画、こちらのほうは今後どのような計画で進んでいくおつもりなのか、今示せれる範囲で結構ですのでお示しをいただきたいと思います。

答弁 教育部長 福地隆(教育部長は2020年3月まで)

今後の学校におけるエアコン設置の考え方、計画ということでございますけれども、御答弁でもさせていただきましたけれども、各学校におきます今後暑さ指数、WBGTという、気温だけではなくて、湿度ですとか輻射熱ということを考慮した中での数字になりますけれども、この指数を各学校でもって測定をいたしまして、その結果を見ながら、どのような対応が必要なのかということも含めて検討していきたいというふうに考えております。当然この事業につきましては必要だということがわかっても、町の単独費用でできるような額の事業でございませんので、そういった意味で、そういった状況を把握した上で、国や道の動向を見ながら取り組んでいきたいというふうに考えております。以上でございます。

再質問 15番 久野由美

調査、測定の結果を見ながらということで、了解をいたしました。今回の保健室のエアコン設置については一般財源で賄っているということで、中学校3校の142万6千円のうち140万円、また、小学校2校の93万円のうちの90万円のそれぞれが地域振興基金を活用しているということで間違いないと思うんですけれども、今後のエアコンの設置をしていく場合、全てに基金活用ができるとも考えられません。初期投資額を抑えるリース方式の導入、また、民間が事業主体として、その資金やノウハウを活用して公共事業を行うPFI方式の採用ですとか、こういったコスト削減が図られるような手法、この点は検討をされているのかどうなのかをお伺いいたします。

答弁 教育部長 福地隆(教育部長は2020年3月まで)

購入ですとか工事とかということになりますと経費がかかるので、またそれにかわる方法ということでございますけれども、リース方式につきましては、検討をさせていただいた経緯はございます。初期費用がかからず、また、災害時等の故障では保険が対応できるですとか、購入する場合と比較して総事業費が逆にこれの場合高くなってしまうというデメリットもございますけれども、あとは、こういったものに対しまして現在のところ国庫の補助のメニューがないというようなことでございまして、ただ、単年度ごとの支出につきましては平準化が図れるということと、あとは、更新時期を計画的に組んで回していけるといったことの利点はあるのかなというふうに考えてございます。以上でございます。

再質問 15番 久野由美

設置費用もさることながら、もし設置された場合に、保健室の設置もそうですけれども、電気代など設置後のランニングコストも大きな課題となっております。昨年11月の衆議院予算委員会で、19年度から冷暖房費に係る光熱水費について石田総務大臣が、調査結果を踏まえ適切に措置したいと答弁されました。標準的な規模の学校を抽出して冷房設備に係る電気代を調査、その結果を踏まえて、普通交付税で冷暖房設備に係る光熱水費として約69億円を措置することとなりました。交付税は一般財源でありますので、使い道が目に見えないといいますか、はっきりと色分けされたものではありません。今回、教室以外の保健室に設置したエアコンに関するランニングコスト、いわゆる光熱水費でありますけれども、こちらも普通交付税措置されるのかどうなのかをお伺いいたします。

答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)

国のほうから1月25日付で事務連絡いただきまして、その中で、平成31年度の地方財政の見通し、予算編成上の留意事項という中で、今久野議員からお話しありました、公立小中学校の冷房設備に係る光熱水費として、31年度の普通交付税において69億円程度を算定するというものがあったものでございます。これにおいて本町も、こっちの予算において普通交付税を算定しているわけでありますが、小学校の児童数を単位とするもの、いわゆる小学校費については昨年と比較して93万2千円ふえています。また、中学校費の生徒数を単位とするもの、いわゆる中学校費については181万9千円、合計で275万1千円の増が見込まれると今算定をしています。しかし、これは、需要額の増額分が全てこの冷房に係るものとはわからないという今現状でありますので、その辺は、一部ではあるだろうという想像はつきますけれども、なかなかそれは判断ができかねるということでございますので、御理解をいただきたいと思います。休憩(午後 1時57分)

再質問 15番 久野由美

では、体育館のエアコン設置についてお伺いをいたします。2016年4月、熊本地震のときには、夜の寒さを理由に車中泊される方が多く、エコノミークラス症候群などの2次災害を引き起こしたと言われております。また、2018年7月、西日本豪雨では、30度を超える猛暑で、サウナのような避難所の暑さが課題となりました。避難所生活が長引いた場合、心身ともに健康を害するおそれがあります。先ほど答弁いただいた中には、災害発生時の福祉避難所にも指定されている各学校の保健室へのエアコン設置、こちらを優先されたということでありますけれども、保健室だけで対応できるものではないと考えます。各教室、また体育館こそエアコン設置が必要ではないかと思いますけれども、この点について御答弁をお願いいたします。

答弁 総務部長 岸本保(総務部長は2020年3月まで)

避難所の暑さ対策ということだと思います。平成28年の台風のときの検証報告の中で、やはり体育館が暑いという課題も浮き彫りになっているのは事実でございます。それを受けまして、今年度から大型の扇風機を随時、各避難所に2台ずつになりますけれども、整備するという計画を持って、4年間で千人規模以上の大きな規模の避難所から順次整備していくという考えで今のところ進めております。ただ、教室とか保健室というところまでについては、今のところまだその整備計画は持っておりませんけれども、取り急ぎ体育館に使う大型扇風機の整備計画を持って今のところやっているという状況でございますので、御理解をいただければというふうに思っております。

再質問 15番 久野由美

平成28年の台風のときに、私も全避難所を回らせていただきました。体育館、先ほど答弁の中にありました、窓をあけて通風をよくするですとか、暗幕ですか、を使って直射日光を遮るといった、そういった手法もされておりました。ですけれども、実際のところは、体育館のドアをあけると、外に発電機があり、その発電機の熱風がドアをあけることによって体育館の中に入ってきて余計に暑いといった、こういった状況が幾つかの体育館の中では見られておりました。30年から扇風機を購入ということで、4年間で整備でありますけれども、やはり私は、体育館のエアコン設置、これが一番望まれるのではないかというふうに思っております。先ほど答弁いただきました、保健室は教育委員会のほうで責任持って、計画性を持って整備されるということでありますので、防災の観点から見ますと、やはり体育館、こちらのほうの整備を優先といいますか、縦割りでございますけれども、両方がきちんと手分けしながら、協議しながら、体育館と、また保健室、教室等のエアコン設置といった点で検討されていくべきではないのかなというふうに私は思っております。体育館は発災時のときのみ使用されるわけではありません。夜間や週末、長期休みの際には、地域住民の方々のクラブ活動ですとかスポーツ、それから行事等に頻繁に使用されている状況にあります。体育館のエアコン設置は、バスケットボールコート2面分で約2千万円の費用を要すると言われております。設置費用を抑えた方法は検討されているのでしょうか。また、体育館の設置について先ほど御答弁いただいたんですけれども、大空間であることや低い断熱性能や気密性により室内の温度管理が難しく、エアコン設置の効果を得るには前段階で大規模な改修が必要になるというふうに御答弁いただいたわけですけれども、大規模な改修をしなければ本当にエアコンの効果を得ることができないのか、その点はどのように検証されたのかをお伺いいたします。

答弁 教育部長 福地隆(教育部長は2020年3月まで)

体育館へのエアコン設置を検討したかどうかということでございますけれども、これにつきましては、御答弁申し上げましたとおり、教室ですとか保健室ということで考えておりましたので、まずはそちらということで、体育館については具体的な検討はいたしておりません。断熱、気密の関係でございますけれども、もともと学校の体育館というのは、その用途ですとか使用形態から、高い断熱性を有する施設としての建設はされていないという状況でございます。それで、町内の状況なんでございますが、おおむね昭和60年以前に建設された体育館、10校ほどなんですけれども、これにつきましては当時の標準的な構造であります鉄骨造、鉄骨づくりでございまして、屋根が結露防止程度の断熱材を使用しておりまして、この程度なものですから屋根からの熱損失が大きく、また、老朽化によります断熱・気密性の低下によりまして、やはりエアコン導入ということになりますと大規模な改修が必要かなということでございます。また一方、おおむね60年度以降に建設した体育館が8校ありまして、これにつきましては鉄筋コンクリート造、構造ということでありまして、断熱性が多少向上しているという状況でございまして、エアコンの効果はある程度期待できるんですけれども、やはり完全な効果ということであれば一定の改修が必要ということで、これは建築上の関係での解釈になってございます。以上です。

再質問 15番 久野由美

設置経費を抑えた方法がございますけれども、例えば体育館など大きなところで使用できるのは、スポットバズーカエアコンというものがございます。こちらのほうは、約5分の1の費用で設置可能な新しい設備の開発ということで進んでいるそうであります。稼働式でありまして、コンセントに差し込むと使えるといった簡易的なものではございますけれども、今大変注目を集めているものとなっております。また、ストロングクールという教育施設用特別仕様の涼風機といいますか、そういった機械もございます。こちらは、一般家庭の電源からでも引けるような体制でつくられている、そういった装置となっております。この二つ御存じであったでしょうか、お伺いをいたします。

答弁 教育部長 福地隆(教育部長は2020年3月まで)

今御紹介いただきましたスポットバズーカ、それからストロングクールですか。これにつきましては承知をしていなかったところでございます。以上です。

再質問 15番 久野由美

教育委員会のみならず防災のほうもこういった知識をやはり集めていただいて、設置に向けての検討をしていただきたいと、このように思っております。熱中症を回避するために、グラウンドではなく体育館で授業をする場合があるそうであります。ですけれども、近年、室内でも熱中症になる危険性があるというふうに言われております。そういったときに、スポットバズーカエアコンですとか、先ほど言いましたストロングクールを利用している学校がもう既にあると伺っております。また、これらもリースができるようになっているということでありますので、ぜひに導入の検討をされていただけないかというふうに要望をしたいと思います。学校は子供と地域住民の命を守る安全拠点であり、またそうあるべきと私は考えます。優先順位を明確にし、早期に教室のエアコン完備、また、体育館の環境改善のための先ほど言いましたストロングクール等のクーラー設置、こういったことを再考されますようにお願いを申し上げます。続きまして、マイクロプラスチックによる海洋ごみ汚染の抑制と取り組みについて再質問をさせていただきます。今、世界中で脱プラスチックの動きが活発化をしております。現在、石油産出量のおよそ8%がプラスチックの生産に費やされており、生産量では年間3億トンに上るとされております。また、プラスチックの利用は、減少するどころか増加の一途をたどっており、2025年には2015年の10倍に膨れ上がると予測されております。既にアメリカやイギリスは、マイクロビーズを含む商品製造を禁止しております。EUは、海に流れ出たプラスチックごみが紫外線などで砕かれてマイクロプラスチックとして漂流することを危惧し、2030年までにストローなどの使い捨てプラスチック製品の流通を禁止する方針だと発表されております。ストローのように小さなものはリサイクルしづらく、使い捨てのごみになるため、大手企業では、ストローを紙製にかえる、ストローを使用しなくても飲めるように容器を工夫するといった企業努力が日本でもされ始めております。音更町で一般家庭から出るストローの処理方法、これはどのようになっているのか、ここで確認をさせていただきます。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

ストローにつきましては、燃えないごみで出していただくような形になると思います。以上でございます。

再質問 15番 久野由美

燃えないごみということでありますと、リサイクルにはつながっていない。音更町のみならず、ほかの自治体でもほぼそういった形になっていると認識をしております。まず、使い捨てプラスチック、これを減らすことが鍵になろうかと思います。世界的に見ても、プラスチックごみを分別回収してリサイクルしている率というのは、製造されたプラスチックの9%に満たないそうであります。一方、日本の各家庭におけるペットボトルのリサイクル、これは既に徹底されておりまして、回収率は80%と言われております。しかし、ペットボトルが海や川に流出しているということも確かであります。ではなぜ流出しているのか。それは、回収が追いつかないほどの消費量だと言われております。公的施設で使われたペットボトル、これはキャップやラベルがはがされることもありませんし、まして水で中をゆすぐといった、そういった手間がかけられているわけでもありません。そのため、リサイクルされずに、プラごみとして処理をされます。先ほどの音更町のストローと同じように、燃えないごみとして扱われるわけであります。また、ヨーロッパではデポジット制を取り入れている国も多く、ノルウェーではペットボトルの回収率は97%と、すばらしい数字が上がっております。また、国民1人当たりが廃棄する容器包装プラスチック量は、アメリカに次いで日本が世界2位という、大変不名誉な地位に日本は所属していることになります。先ほど、使い捨てプラスチックを減らすことが鍵だというふうに私は言わせていただきました。完全に抹消することが現実的には不可能である、無意味であるということは誰が見てもわかることと思います。ノルウェーのようなデポジット制度を導入するわけにもいきません。なるべく環境に負荷をかけないように一人一人が配慮していくことが重要となってくると考えます。こういった呼びかけ、働きかけを町としてはしていくべきではないでしょうか。あわせて、イベントの開催や露天の営業など、一時的に行われる行事活動によって出たごみの適切な管理や適正な処分も重要となってくるのではないでしょうか。この点について、町としての取り組みをお伺いしたいと思います。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

まず、ごみを出さないような一人一人の呼びかけということでございます。議員のおっしゃるとおりだと思います。やはり環境問題に対する啓発ということで、町長からも御答弁申し上げましたように、広報紙を使う、ホームページを活用すると。あとエコバッグの持参ですとか、そういったものを今まで余り、全く掲載していなかったということはないのかなとは思いますけれども、そういったことも新たな取り組みをしたいなというふうに考えております。あと、イベントのごみということになりますと事業系のごみということになります。ですから、事業系のごみになると、その事業者にお任せ、お任せという言い方がちょっと適切かどうかはわかりませんけれども、そういった部分もありますので、どういったような事業者に対する周知ができるのか、この場で今なかなか的確な答えを出すことがちょっとできませんけれども、そういった視点も、事業者に対する何らかの指導といいますか、お願いというふうになるのか、ちょっと何とも言えませんけれども、そういった対策について検討してまいりたいというふうに考えております。

再質問 15番 久野由美

多分そういった事業所さんも、いろいろな行事をせっかくしてくださるけれども、その後のごみ処理、どのような形態をとっていけばいいのかというのは多分さまざまだろうというふうに思います。そういったところで、町がモデルケースとして、こういった形でというふうなことを提案していく、こういった方向性もやはり必要ではないかと思いますので、その点を検討していただきたいと申し添えておきます。次に、洗顔料や歯磨き粉に含まれるプラスチック粒子、マイクロビーズが家庭から海に流出すると、汚染物質を吸着して魚介類に取り込まれ、最終的には人体に有害物質が蓄積される可能性がある。先ほど御答弁の中でも同じようなことが述べられておりました。マイクロプラスチックは海に流れ出ると回収が難しいために、使用の段階で食いとめることが必要だと言われております。消費者は食品を選ぶ際に、賞味期限ですとか、それから生産地、こういったものを裏を見て確認をして購入をいたします。ですけれども、なかなか歯磨き粉の成分に何が含まれているのかを見ながら買われる方って、そういった意識の高い方は余りいらっしゃらないのではないかというふうに思います。洗顔料や歯磨き粉に含まれるマイクロプラスチックについて意識をしていただくために、消費者である町民に周知をしていくべきと考えます。先ほど来より、町の広報紙、ホームページ、または講演会やパネル展を開催するなど町民の関心を高めていくというふうに御答弁いただいておりますけれども、こういった点をもっと具体的に、計画性を持って、1度ではなく、何度かシリーズ化して講演会のほうもぜひやっていただきたいと思いますけれども、その点はいかがでしょうか。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

マイクロプラスチックの問題でございます。我々としましても、町長から先ほど来御答弁申し上げましたように、広報紙等の啓発、これ、議員がおっしゃるように、1回の記事の掲載ではなかなか終わらないのかなと。ですから、議員のおっしゃるとおり、シリーズ的なものになるのか連載方式になるのか、ちょっと今どういうふうにしますというのはなかなか言えないところでございますけれども、やはり何回もお話をしていく必要があるのかなと。そういったような周知は必要かなと思っております。あと講演会につきましても、なかなか、我々環境部門で予算は持っていないというのが実態でございます。ですから、今回御答弁させていただいたときに考えた講演会の形としましては、企画サイドで持っておりますまちづくり講演会等々、そういったものを活用させていただきながら、まずは町民に対する周知、そういったものが図れないかということで御答弁をさせていただいたところでございます。ですから、限られた予算でありますので、来年例えば何回実施しますというのはなかなかちょっとできませんけれども、やはり住民に対する周知というのは大事だと。そういったことで、パネル展、パネル展もなかなか、やはり目で訴えるということは大事なのかなと。議員がおっしゃっているように、私もこの御質問いただくまで、歯磨き粉にマイクロビーズ入っているということは、本当に申しわけ、恥ずかしいながら知りませんでした。ですから、町民も、大部分の町民が知らないことがあると思います。ですから、繰り返しになりますけれども、機会を通じまして町民に対するまずは啓発活動、周知、こういったものを徹底してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。

再質問 15番 久野由美

講演会は企画のまちづくり講演会の開催の中に盛り込まれるということでありますが、今まで企画のまちづくり講演会、何度も参加しておりますけれども、そう何度も開催できる予算は到底持ち合わせていないんだろうというふうに思っております。ウミガメがプラごみを食べて窒息死したり、魚や貝がマイクロプラスチックを餌と間違えて食べてしまう。浜松市でウミガメを守る活動を1985年からもう30年以上にわたり進めているNPO法人があります。そのきっかけは、死んだウミガメの体内から40枚ものポリ袋が発見された。好物のクラゲと間違えてウミガメが食べたんだろうということで、死因とされております。こういったことも私たちは、先ほど部長おっしゃったように、歯磨き粉の中にマイクロビーズが入っているだなんて、本当に知る機会というのはなかなかありません。また、実際に身近に海がない私たち音更町の町民は、そういったウミガメの実態等も全く知る機会がありません。子供たちを初め、先ほどの洗顔料、それから歯磨き粉のマイクロビーズの点も含め、町民がこういった点に興味、関心を持てるような知る機会、環境教育の場をやっぱり設定していくべきではないかというふうに思います。先ほど答弁でいただいた講演会のお話もありました。ですけれども、もっと中身を小さくされて、規模も小さくされて、でも回数を多くされてというふうな工夫というのはできていかないものなのか。また、担当、今、部長おっしゃったように知らなかった。知らなくてもいいんです。これから町民と一緒に勉強をして知識として知っていって広めていっていただければ、私はそれでいいんじゃないかなというふうに思うんです。そのためにもぜひ身近なところで、講演会と銘打ってたくさんの人を集める、そういったことではなく、どんどん町民の中に入っていって説明する機会をふやす、聞いてくださる方々の人数をふやす、そういった努力されてはいかがと思いますけれども、この点はいかがでしょうか。

答弁 副町長 高木収(副町長は2020年3月まで)

海洋プラスチック、マイクロプラスチックのことに関しまして今御質問いただきまして、これは、以前久野議員からも御教示いただきましたSDGsの、その中のターゲットの一つにもなっております。2025年までに海洋ごみや富栄養化を含む特に陸上活動などによる汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減すると。2025年というのはもう直近の期間でありますから、本当にこれは喫緊の問題なんだなというふうに思います。本町としましても、平成31年度から策定に向かいます第6期の総合計画、その中においてもSDGsの視点を取り入れるというふうに町長からも申し上げさせていただいております。したがいまして、当然このような海洋プラスチック問題というものも、確かに海はないんですけれども、川がありますから。川は海につながっていますので、本町としても十分、もちろんかかわりがあるということで思っています。それで、こういった視点もしっかり入れていくということの中には、今御質問の中にもいただきましたような小さい単位からでもいろんな勉強会、そしてそういったことで知識を深めていく中で、使い捨てをしない、あるいはリサイクルをしていく、こういった各個人の、あるいは家庭から企業単位の地道な取り組みが多分必要だと思いますので、町の役割はそういうところを積極的にやっぱり啓発していく、ここが私たち行政の責任だと思っていますので、ここについては、平成31年度から小さいながらもいろんな取り組みをやっていく中で、その2025年という目標に向かって、総合計画をやっていく中で、具体的な少し指標やなんかも取り入れていかなければいけないなと。単に努力目標というわけにはいきませんので、しっかりした取り組みをしていきたいなというふうに思っております。以上です。

再質問 15番 久野由美

今、副町長から言っていただきました前回一般質問でいたしましたSDGs、この12と14、つくる責任と使う責任、海の豊かさを守ろうという項目に準じて勉強会を既に実施しているところもございます。町民の環境教育の場で、例えば2050年までに海洋中に存在するプラスチックの量が魚の量を超過すると予測されていること、また、太平洋側で漂着ペットボトルの製造国というのを調べたところ、日本製のものが圧倒的に多かったこと、また、東シナ海及び日本海側では中国、韓国製のペットボトルが多かったことなど、こういったことが環境省が出している資料、こういったものに全て網羅されて、わかりやすく説明されております。多分子供さんが見てもわかりやすい資料になっているかと思います。こういった資料を作成して、一度で終わらせずに、先ほど言ったように、テーマを持って定期的に実施していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。次の質問でありますが、一般社団法人JEANを御存じかと思います。このJEANという団体は、海や河川のクリーンアップを世界的に実施している団体であります。このJEANが、春と秋の2回クリーンアップキャンペーンを実施しております。先ほど、町民と一体になって回収するクリーン作戦を音更町でも実施しているということでありました。これもたしか春と秋の2回実施されていたんではないかなと記憶をしております。こういった音更町のクリーンアップ作戦とタイアップをさせて、毎回参加してくださる団体に一歩進んだ取り組みとして御紹介するというのはいかがでしょうか。JEANに登録すると報告書の提出があり、若干難しいといいますか、手間暇、時間がかかるという点がございますけれども、意識改革に確実につながってまいります。報告書を提出すると、クリーンアップキャンペーン参加証明書というものが後日送られてきます。私どもも2015年に登録をいたしまして、クリーンアップキャンペーンやらせていただきました。まず手始めに町民生活部で、推進のトップであります荒井部長を先頭にしてこのJEAN登録されて、音更町のクリーンアップ作戦、先頭を切って取り組むといったお考えはあるやなしや、お伺いをいたします。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

環境への取り組みへのどういうような、気概あるのかというようなお話かなというふうに思います。JEANにつきましてはインターネット等で見ております。ただ、今、議員がおっしゃった登録制というまではちょっと私存じ上げておりませんでした。ですから、その辺をちょっと確認をさせていただきながら、町民の先頭に立てるようなものがあれば、そういった方向でちょっと担当としても考えてみたいなというふうに考えております。以上でございます。

再質問 15番 久野由美

部長が先頭になってやるということは話題性もありますし、次に続く方が出てくるんではないかなと御期待をするところでございます。環境省は、プラスチックごみの削減を主な目的として、買い物の際に配られるレジ袋の有料化、全国の小売店などに義務づける方針を固めたと報道されております。これは、先ほど答弁の中でもございましたエコバッグの普及、活用に対して取り組む必要があります。先ほどから言われておりますように、町広報、ホームページ等、そういったところに連載をされていくというふうな方向性はいただきました。日本国内で消費されるレジ袋というのは305億枚、1人1日1枚以上のレジ袋を使用しているという計算になるそうであります。音更町でエコバッグの使用率、普及率というのは一体何%ぐらいになっているのか、こういったことを調査された経緯はありますでしょうか。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

エコバッグの普及率の調査というような御質問かなと思います。その調査をしたような経過はございません。

再質問 15番 久野由美

エコバッグの普及が大切であり、啓発活動はされている、運動もしているというふうに思います。ですけれども、やはり数値目標を立てて取り組むといったことも必要ではないかなと思います。そのためには現状把握、これをしなければ数値目標も立てられません。音更町にはレジ袋を有料化している店舗がございます。1週間、1カ月で有料レジ袋が何枚販売されたのか、それが客数に対して一体何%になっているのかなど、現状を調査するということは無理なんでしょうか。こういったことの調査、可能なのかどうなのかをお伺いいたします。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

私も買い物とか行ったときにエコバッグ持っていっております。ただ、一部の店舗ではレジ袋を使っている店舗もございます。ですから、ちょっと調査ということになりますと、やはりその店舗と御相談をさせていただかないとなかなか難しいのかなというふうに考えておりますので、その事業者さん、全部というわけにはちょっとなかなかいかないのかなと。抽出してまずは何店舗かにお声をかけさせていただいて、御協力が得られるんであれば、ちょっとそういったような調査も検討してみたいというふうに考えております。以上でございます。

再質問 15番 久野由美

統計的に言えば、全店舗で調査しなくとも、抽出して、御協力いただける店舗があるのであればそういった調査はぜひ進めていっていただいて、定期的に行うと。そうすると音更町のエコバッグ普及率、また、レジ袋がどのような推移で使用率が減少していっているのか、こういった目安になってくるんだと思います。目に見える形で、活動している、そういった活動が表面化する、そのためにも数字として押さえていっていただければと思います。先ほど御答弁の中にスリーRの徹底ということでおっしゃっておりました。ですけれども、今はリデュース、リユース、リサイクル、そして修理して再度使うという意味のリペアを加えてフォーR、さらに、断るという意味のリフューズを加え、ファイブRと言われております。スリーRの時代はもう終わりました。フォーR、ファイブR、こういったことにもアンテナを張りめぐらせて取り組んでいっていただきたいと思います。レジ袋、ストローを断る、そういったリフューズ、マイバッグ、マイボトルの普及、これらをどのように進めていくのか、そういったことも今後の環境教育の中に盛り込んでいっていただきたいと思いますので、提案をさせていただきます。最後に、国土の四方を海に囲まれた日本でございます。周辺海域のマイクロプラスチック数は、世界の海の平均に比べて日本は27倍だというふうな報告もございます。環境省は2019年6月までにプラスチック資源循環戦略を策定する予定であります。ですが、もしかしたら海にマイクロプラスチックを流しているのは自分かもしれない、もしかしたらそのマイクロプラスチックを食べた魚を食べているのは自分かもしれない。やはり海を汚さないという責任と安全・安心な食べ物を食べる権利、これは私たち一人一人が当事者意識を持ち、取り組んでいかなければならないと思います。先ほど副町長がおっしゃっていただいたように、SDGs、これにのっとったやはり取り組みを今後も進めていかなければならないと思っております。今までと同じ取り組みではなかなか結果は出ません。工夫と町民を巻き込んだ積極的な町独自の持続可能な実施計画、これらを明確にして取り組んでいただくことを切望して私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

答弁 教育長 宮原達史(教育長は2020年3月まで)

先に、学校におけるエアコン設置計画につきまして。お話にありましたとおり、学校における学習環境を整えるというのは設置者である町の責任ということになります。教室へのエアコンにつきましては、御答弁申し上げましたとおり、学校校舎のつくりも違いますし、まちまちであるということから、ことしの夏、これから暑さ指数をそれぞれ、WBGTを計測いたしまして、優先度、緊急度、その結果によって検討したいと考えております。それから、設置する場合の手法につきましても、今後の国や道の事業、注視、見ながら、お話しいただきましたリースであるとかPFIも含めて考えてまいりたいと思います。それから、体育館につきましても、御教示いただきました機器がコスト的にも5分の1というお話もございましたので、これも、避難所であることから、暑さ指数を一緒に計測して、町部局とも連携して検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。ありがとうございました。

答弁 町長 小野信次

マイクロプラスチックという観点から御提言をいただきました。しかし、振り返ってみますと、戦後、経済復興とともに、石油文化という中で、自分たちは便利さの中で、随分ほかの命を持っているものたちに大変な負担をかけたなというふうにも思っています。特にこのマイクロプラスチックにつきましては、ただ単に海を汚しているというばかりじゃなくて、言ってみれば海近辺の町じゃなくて、そして実際に、今久野議員からお話をいただきましたけれども、十勝の1市18カ町村の中でも、広尾町、そして浦幌町、豊頃町の首長さんが一番心配をしていることが現実に、災害のときには特にそのことを訴えられましたけれども、それ以上にも今のビニールの問題、これは過去に、もうやや20年以上になると思いますけれども、根釧、釧路管内でもやっぱり起こったわけです。これは、私たちも農業者でありますけれども、畜産の発展とともに随分ラップというものを使ったんです。それをやがて音更町も、今から約20年くらい前に、この物を町としてしっかりと取り組んでいかなければ、取り扱いを取り組んでいくべきということで、廃プラを町と農協がタッグを組んで、そして回収をするという、この事業を積極的に取り組んだのが、今の歴史の中にこれが生きているかなというふうに思っています。あわせて、生活環境の中で特にここまで汚染をしたということに関しては、今、副町長からもお話しありましたけれども、目標年次は2025年というものもありますけれども、早期にやはり取り組んでいく。何が一番大事かといったら、先ほど久野議員から御示唆がありましたけれども、まず、そんな大上段に構える前に、身近なところからやりましょうと御提言がありました。これはやはり、ほかのことでもよく使わせていただきましたけれども、パネル展、こういった身近な資料、それを皆さんが見れるような環境があるわけですから、それを早期に用いてでもやはりそういった知識を皆さん方に持っていただくということが大事だなというふうにもつくづく感じておるところであります。あともう一点は、最後の段で久野議員から御提案ありましたけれども、一つには、この啓発の中でも特に実際に使っている生活者、我々消費者、その人たちが、じゃエコバッグをみんなで持とうといった時間はもう相当たったはずなんです。ところが、私も、こう見ながらも、買い物をしてエコバッグ持つんですよ、実際に。それは、買い物をするという習慣をつけていく場合だとそうなるんだけれども、余り買い物をしない人は、いきなり買って、そのまま物を持ってレジのところへ行くから、レジ袋どうしますと聞かれたら、何円かかっても買わざるを得ないという状況にあります。だから、あくまでも男女に問わずこういった知識をしっかりと持っていただくために、相当エコバッグは普及していると思っていたはずであります。ところが、御指摘のように今は固定化されちゃって、そこから余り進んでいないということも、これは恐らくさっきのお話に、提言をいただきましたけれども、各何店も調べなくても、通常のビニールの袋をそこの店頭で利用いただいている枚数を勘定すればどのくらいの普及率かというのがわかるじゃないかというお話もありました。そういうことを我々も、一般の生活者の皆さん方にお示しのできるような行動も少しずつとっていければいいなというふうに今もあわせて教えていただいたかなというふうに思っております。今後にあっても、まさに環境の負荷のかからないように、そしてまた、先ほどもお話に出ましたけれども、SDGsというのは今まさに未来、将来、持続可能な、人の住める環境に取り戻すということの大切な国際的な約束事でもあります。またあわせて、こういったことを提言をしていただいた久野議員も、もうこれが最後の一般質問というような感じでございますけれども、今までも、スリーRと私も今言おうかなと思ったんですけれども、フォーRからファイブRまであるんだよという教えもいただきました。今まで、長い議員生活の中で、本当に改めて感慨深いところありますけれども、ドラック防止のキャンペーンだとかCAPだとか、あるいは今取り組もうとしている我が町の健康に類するポイント制のシステムだとか、本当に、どの議員さんにもお世話になっていますけれども、特段、アンカーマンとしてきょう御登壇いただいて多くの示唆をいただいたことに改めて感謝を申し上げて私の答弁とさせていただきます。長い間ありがとうございました。

出典:音更町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月8日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる