音更町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月20日
本町における防災、減災対策について
2013年9月20日、音更町議会の一般質問で、久野由美議員が「本町における防災、減災対策について」質問し、町長 寺山憲二、総務部長 高木収が答弁しました。
- 質問者
- 久野由美 議員
- 答弁者
- 町長 寺山憲二、総務部長 高木収
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 13番 久野由美
通告に従い、本町における防災、減災対策について一般質問を行います。1923年、関東大震災が起きた9月1日は防災の日とされ、本年9月1日、本町でも、消防署、消防団、自主防災組織、建設業防災協会の方々による防災の日総合訓練が行われました。3.11東日本大震災から2年半が経過した今も、地震、火山災害のほか、大雨、河川、洪水のみならず、強風、竜巻等の気象災害が各地で発生をしております。災害の発生を完全に防ぐことは困難であることから、災害による被害をできるだけ最小にとどめる減災を基本方針とし、音更町地域防災計画が完成いたしました。防災まちづくりのため、日ごろからのさまざまな取り組みが必要であります。昨年3月定例会において、音更町の防災計画と課題、取り組みについて一般質問を行いました。その後の進捗状況をお伺いいたします。1、被災者支援システム整備における年次計画をお示しください。2、業務継続計画、BCPの策定時期はいつでしょうか。3、男女共同参画の視点から防災会議等の女性登用の実態と、防災検討会議となるような下部組織の必要性と設置の検討結果をお示しください。4、避難所運営ゲーム、HUGの職員研修の実態とHUG指導員の養成人数、また、庁舎外の貸し出し実態をお示しください。さらに、避難所1泊訓練、また、冬期訓練等の実施計画はどのようになっているのかお伺いをいたします。5、ことしも防災総合訓練に参加していただきました自主防災組織、その現状と活動状況はどのようになっているのでしょうか。6、大災害に備え、高齢者や障害者など災害時要援護者の支援体制や避難所の適切な運営が要請されています。政府が8月に、要援護者の避難支援、避難所の整備運営に関する指針を発表いたしました。本町の取り組み計画をお伺いいたします。御答弁よろしくお願いいたします。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
本町における防災、減災対策についての御質問にお答えいたします。初めに、被災者支援システムの整備に係る年次計画についてでありますが、被災者支援システムにつきましては地方自治情報センターを通じて全国の地方公共団体に無償で提供されており、本町におきましては平成22年にデモンストレーション版の導入後、平成24年5月から本格導入をしております。このシステムは、被災者支援、避難所関連、緊急物資管理、仮設住宅管理、犠牲者遺族管理、倒壊家屋管理、復旧復興関連、要援護者支援の八つのシステムで構成されております。このうち、復旧復興関連を運用するには、別途、地図情報をデータ化して取り組む必要があること、また、要援護者支援は既に運用している災害時要援護者台帳システムと重複することから、これらを除く六つのシステムを導入しております。現時点でのシステムの機能といたしましては、住民情報のデータ取り込みから罹災証明等の発行、義援金等の給付管理、避難所の入退所情報の管理、救援物資の管理、仮設住宅の入退去者管理、犠牲者と遺族の移動履歴の管理、倒壊家屋の解体等の管理等が可能であります。また、住民情報のバックアップデータは日々作成しており、災害発生時には直ちにシステムに取り込める状態になっているところであります。次に、業務継続計画の策定時期の表明についてでありますが、業務継続計画、いわゆるBCPは、大規模災害時等において、できるだけ早期に行政サービスや民間の企業活動を復旧、再開するための対策を定める計画であります。本町におきましては、総務省から示されている地方公共団体におけるICT部門のBCP策定に関するガイドラインを参考に、本年4月には、緊急時の行動計画、設備の現状把握、被害の可能性と事前対策、計画の運用体制から成るICT部門の業務継続のための基礎的対策計画として策定しており、その内容を概要版として町のホームページに掲載したところであります。次に、男女共同参画の視点から防災会議等の女性登用の実態と下部組織設置の検討結果についてでありますが、音更町防災会議における女性委員につきましては、昨年8月の改選時において、公募によって新たに2名の女性委員を任命いたしました。これにより、関係機関の指定職のほか、町長が特に任命する8名の委員のうち3名が女性委員となったところであります。また、女性の視点を反映させるための下部組織の設置につきましては、以前にいただいた御意見も踏まえ、昨年の地域防災計画の修正に当たっては、町内で活動されている福祉ボランティア団体や障害者団体の代表の方々に集まっていただく場を設け、女性はもとより、障害者や高齢者の立場から計画の修正案に対する貴重な御意見等をいただいたところであります。今後も計画の修正等が必要な際はこうした御協力をお願いしたいと考えております。次に、避難所運営ゲーム、いわゆるHUGの職員研修の実態、HUG指導員の養成人数、庁舎外の貸し出し実績、避難所1泊訓練、冬期訓練等の実施計画についてでありますが、HUGによる職員研修につきましては、本年10月10日に、地方独立行政法人北方建築総合研究所及び北海道大学の御協力をいただき、避難所担当の職員40名程度を対象に実施する予定となっております。この訓練は避難する方々の立場に立った避難所の運営を行う上での基本となりますので、今後も計画的に実施し、職員一人一人が運営のあり方を習得できるよう努めてまいりたいと存じます。また、HUGの町民への貸し出しにつきましては、これまでPRを行っていなかったこともあり、実績はございませんが、まずはこうしたHUG研修を職員を対象に行い、地域の自主防災組織にも広めていく過程において指導的な役割を担う人材の育成を図ってまいりたいと考えております。また、昨年は避難所開設を想定した受け付け訓練を木野中連合町内会の避難訓練にあわせて実施したところでありますが、御質問にありますとおり、避難所1泊訓練や冬期訓練など、さらに踏み込んだ訓練の必要性は認識しているところであります。今後、自主防災組織への出前防災講座などの機会を通じてその必要性を御理解いただけるよう努め、地域の方々の御協力を得ながらこれらの訓練の実施に向けて取り組んでまいりたいと考えております。次に、自主防災組織の現状と活動状況についてでありますが、平成17年から自主防災組織の設立を推進しているところでありますが、平成25年8月現在で60の組織が設立されており、全世帯数に占める組織率は52.1%となっております。各自主防災組織においては、自助、共助の精神のもと、防災講座や避難訓練の実施、防災だより等の発行による啓発活動、防災資機材の購入等、さまざまな活動を継続的に行っていただいているところであります。最後に、災害時要援護者支援体制における要援護者の避難支援、避難所の整備運営の取り組み計画についてでありますが、要援護者の避難支援につきましては、災害時において自力で避難できないなど避難に際して支援が必要な方々を災害時要援護者として台帳に登録しております。登録に当たっては、民生児童委員の御協力により約3,700人の方々を登録しております。この情報は、災害発生時における避難誘導や安否確認、避難所での生活支援を的確に行うことを目的として、防災及び消防、福祉関係部局で共有しております。また、自主防災組織あるいは町内会にもこの情報を提供することで、地域における避難支援個別プランの作成と実際の避難支援活動を担っていただくための基礎的な情報となっており、現在、39の自主防災組織と5の町内会の合わせて44組織に提供しております。このうち13の自主防災組織で避難支援個別プランが作成されておりますが、そのほかの組織ではまだ作成されていない状況にありますので、これらの組織等には作成に取り組まれるよう、引き続き協力を要請してまいりたいと考えております。避難所の整備、運営についてでありますが、避難所の整備で重要なポイントとなります施設の耐震化につきましては、29カ所の避難所のうち、旧葭原公民館を除く学校及び地域会館等の28カ所につきましては新耐震基準に適合しているところであります。また、避難所においては極力バリアフリー化を図るとともに、介護の必要な高齢者や障害のある方へのさまざまなケアを初め、妊婦や小さなお子さんを連れた方々へのプライバシーに配慮にしたスペースの確保などの対応が重要であると考えております。このほか、食料を初めとする必要な資材の調達などの初動対応を含む避難所の運営全般につきましては、現在、基本となる運営マニュアルの改定作業を本年中の完了を目途に進めているところでありますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。最初の質問のところで、全国の地方公共団体に無償で提供されており、本町におきましては22年デモンストレーション版の導入というふうに答弁いたしましたけれども、失礼しました。23年のデモンストレーション版の導入でございます。訂正しておわび申し上げます。
再質問 13番 久野由美
では、再質問をさせていただきます。被災者支援システム導入には多額の費用を要すると昨年御答弁をいただきました。多額の費用、幾らほどかかったのかお示しください。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
被災者支援システムの取り組みでございますけれども、一番費用のかかる部分、本町で申し上げれば、地図情報システム作成という部分がございます。その部分につきましては取り込みをしておりませんので、その他の部分では、このシステムを入れるためのインターフェースの関係、そういったところに十数万円の費用がかかったというところで終わっているところであります。以上です。
再質問 13番 久野由美
被災者支援システム、また、BCP導入の件は委員会等で報告、説明済みというふうになっているんでしょうか。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
今の二つの部分については、特に所管委員会のほうに御報告は申し上げた経過はないところであります。
再質問 13番 久野由美
今回に限ったことではございませんが、過去の一般質問でも何度も申し上げてまいりました。御答弁される側は、調査研究ですとか検討という御答弁をよくなさいます。それはやらないということだという、先輩諸議員から言われてまいりました。しかし、私は、言いっ放しでいいというふうに思って一般質問をしたことは一度もございません。いつまで待っても調査研究、検討された結果をお聞かせいただけないので、このような一般質問の場で再度御答弁いただく形しかとれないのが現状であります。職員の皆さんにしてみれば、聞きに来れば教える、また、ホームページにアップされているのでそれをチェックすればいい、議員に細部を説明する義務はないというふうにお考えなんでしょうか。前回、3月に行いました一般質問の中でも、委員会の中で防災について質問をいたしました。その答弁が先延ばしにされたその誠意のない姿勢を指摘させていただいたつもりでございますが、その姿勢がいまだに変わっていないということなんでしょうか。これは通告外でありますので、御答弁は要りません。再質問に戻ります。音更町防災会議における音更町地域防災計画、大変立派なものができ上がったと思います。庁舎内、町民にどの程度浸透しているのかお伺いいたします。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
音更町防災計画、ことしの2月に改訂版を出させていただきました。この計画につきましては、関係する機関、警察ですとか消防ですとか医療関係、小中学校、自主防災組織、そして音更町の職員に対しては、部及び課、係、そういった単位の中で291部全体では配付をさせていただいております。また、音更町、あわせて防災のしおりというのを全面的に更新させていただいております。この更新したしおりにつきましては、一般家庭全世帯に広報の平成25年の3月号の発送の折に配付をさせていただいております。そのほかコンビニに置かせていただいていること、あるいは地域会館等の公共施設にも置かせていただいております。あとは、町内の事業所さんということで一般企業さんの関係、それから医療関係、学校、保育園、障害者施設、高齢者福祉施設等、そういったところにも送付をさせていただいたということで周知を図らせていただいたというふうに考えているところです。
再質問 13番 久野由美
御答弁の中に、基本となる運営マニュアルの改定作業を本年中の完了を目途に進めているというふうにいただきました。避難所運営マニュアルは本年中に完了ですけれども、災害時職員行動マニュアル、それから災害対策本部運営マニュアルというのは刷新済みなのでしょうか。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
答弁の中で申し上げました避難所運営マニュアル、それの改定にあわせまして、災害対策本部の運営マニュアル、それから災害対策職員行動マニュアル、これらについても本年中の改定を今目指して作業を進めさせていただいているところでございます。
再質問 13番 久野由美
避難所運営マニュアルは、誰が見てもわかりやすく、使えるものにする必要があります。また、職員が熟知していることが重要と考えますが、全職員を対象にどのように周知するのでしょうか。計画をお聞かせください。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
今、議員さんおっしゃるとおり、運営マニュアルについては、つくって配付すれば終わりということではもちろんございませんで、実際に避難所の開設等、受け入れ等に当たる職員がその内容をよく把握しなければならないというふうに思います。マニュアルができました暁には、職員のほうには配付をするだけではなく、何回かに分かれるかもしれませんけれども、説明会等、そういう場も設けて周知、理解を図っていきたいというふうに考えております。
再質問 13番 久野由美
男女共同参画の視点から、女性登用に一般公募、現在3名女性の委員さんがおられます。しかし、充て職1名、また、お名前に見覚えのある方が2名、これは公募というふうにおっしゃっていたというか、資料にありましたけれども、応募者がいなかったということでしょうか。また、下部組織として委員を任命、それから継続化していくというふうなお考えはないのでしょうか。今後も計画の修正等が必要な際にはそのような下部組織として御意見を伺うというふうに御答弁いただいたんですが、常に意見交換をしていただけるというふうな、そのような体制づくりはするおつもりはないのかお伺いをいたします。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
昨年の8月の防災会議の改選期に合わせまして公募をしましたところ3名の方の応募がございました。そのうちの2名、女性の方を任命させていただいたという状況であります。それから、下部組織の常設的なものの設置についてのお尋ねでありますけれども、以前御質問の中で御意見もいただいたわけですけれども、防災会議の規則の中には専門委員制度を設けることができるような規定がございます。専門委員は関係公共機関の職員、学識経験者などから町長が任命すると。そして、当該専門の事項に係る調査が終了したときには解任されるものとするといった規定がございます。下部組織というのはこういう規定を使えば設置することは可能ではないかなとは思いますけれども、恒常的な下部組織を設けるということよりも、防災会議自体も町長の実質的な諮問に応じて開催されるような会議というふうに思いますので、必ずしも常設的な会議を置いてということではなくても、私どもはいつでも開かれた役場だと思っていますので、御意見はどんな形でもいただくようにしますし、それがもし全体の会議が必要だとか、あるいは昨年やらせていただいたようなボランティア団体さん、福祉団体さん等の、そういった女性がたくさん所属していらっしゃるような関係団体の方との意見交換が必要だというふうに判断すれば、開催には全くやぶさかではないと。そういった形の中で補完されるんではないかなというふうに考えております。
再質問 13番 久野由美
昨年3月にその下部組織について私が質問したときの部長の御答弁がありました。設置するしないはまた検討後の結論になると思いますが、組織自体は、それを設置すること自体は可能ですねというふうにお伺いをいたしました。そのときに、何の問題もないというふうに御答弁いただいたつもりだったんですけれども、実際に任命をされてその組織の一員として常日ごろから携わるのと、その都度に呼ばれて、こういうことはどうだろうかというふうに提案をされてそれについて意見を述べるのとでは、その委員さんのふだんからの捉え方等、私は若干違いが出てくるんではないのかなというふうに思います。また、そのときに私が質問した内容はまだほかにもあるんですけれども、本町の防災担当職員の中に女性職員が入っていないことに触れ、見解をお伺いしました。そのときの御答弁というのは覚えていらっしゃるでしょうか。平成25年、本年3月に内閣府男女共同参画局から出された男女共同参画の視点からの防災復興の取り組み指針解説事例集には当然目を通していらっしゃると思うんですが、そうすると、部長からいただいた答弁と若干矛盾して、訂正をしていただきたい部分が出てまいりました。そのときの部長御答弁、必ずしも女性職員がその任に当たっていなくとも、女性の立場から意見を職員という形でいただくことは考えていると御答弁されて、防災担当職員に女性職員を置くということは否定されておりました。しかし、この男女共同参画局から出された資料には、防災に係る意思決定の場における男女共同参画の推進を図るため、防災担当部局の担当職員に、その男女比率を少なくとも庁舎内全体の職員の男女比率に近づけるなど女性職員の採用、登用の促進に取り組むことと書かれております。また、業務継続計画を策定する際には、男女共同参画の視点から内容を検討し、女性用品を備蓄するなどの必要な対策を講じること、さらに、防災対策本部の設置については、応急対策に係る意思決定の場における男女共同参画を推進するため、災害対策本部に女性の職員を配置すること、さらに、災害対策本部の事務局を担う担当部局の職員に女性職員を配置することと書かれております。これについての本町の実態、それから、さらに見解をお伺いいたします。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
確かに防災会議のほうには、少ないんですけれども、女性委員さんの登用をふやすことはできたというふうには思います。ただ、役場の防災担当部局、ここに女性の職員がいないというのは今も変わってはおりません。それについては、当然、女性の職員を配置するということは、男女共同参画ということもありますけれども、議員さんもおっしゃられております、女性の視点で防災を捉えると、そういう観点からは私も大変有意義なことといいますか、有効なことだろうというふうに思います。ただ、272名の限られた職員の中でやっているという実態もひとつ御理解いただきたいと。全てここに満足するような形で、基準を全てクリアするといいますか、要請されている内容を全て満足するような形で今すぐできるということにはちょっとならないということで、これについては、努力しないとかそういうことではございませんけれども、今の職員の構成比率の問題とか年代の問題とかさまざまな問題がございますので、なかなか一朝一夕には解決はできませんけれども、おっしゃられていることは十分に認識しているということで御理解いただきたいと思います。
再質問 13番 久野由美
職員比率、職員定数は榎本議員にお任せをいたします。避難所運営ゲームHUGを購入してから何年経過されておりますでしょうか。指導員をつくらないで庁舎外に貸し出しできるというふうには考えづらいので、HUGの貸し出し等も、周知どころか、周知計画もお持ちではないのでしょうか。あるのであれば今後の計画をお示しください。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
HUGについては、若干宝の持ち腐れと言われても、本当に申しわけないと思っています。せっかく購入したものでありますし、各地でその効果上がっているということもお聞きしておりますので、我が町でもぜひ取り組んでいきたいというふうに思います。町長からの御答弁にも申し上げましたように、この10月になりますけれども、関係機関さんの御協力を得た中で、職員を対象に、避難所の開設に当たる職員というようなことで、40名ほどですけれども、まずはやらせていただこうというふうに思っています。そして、職員がみずからそのゲームに参画することの中で、今度は自主防災組織のほうにも、地域のほうにもまたそれを広げさせていただきたいと。出前講座等の中でもやることも不可能ではございませんし、こういったことをPRさせていただきながら、一つのゲームということであればまた地域の方も取り組みやすい部分もあるのかなと思いますので、このいい部分を強調してこれから積極的にPRをさせていただきたいというふうに思っています。それから、指導的な立場の関係でございますが、これも、職員が参画する中で、あるいは自主防災組織の方がやっていただく中で、開放されていけばだんだん指導的な立場を担える方も育成されていくのかなと思いますし、ぜひそうはしたいと思っています。ただ、一つには、このHUGを開発されました静岡県の危機管理局の危機管理課長さんのコメントというのがあったんですけれども、これについては、1つの目的として、誰にでも簡単にゲームに参加できて、一度ゲームを経験すれば、特別な防災知識がなくても、その方が次は自分で主催することも場合によっては可能なような設計を目指したといったようなコメントも見たことがございます。そのCDに入っているパワーポイントの説明資料等、そういったことを見ていく中で、今度は私が主催してみようということができる人が出てくるといったことであれば、そういったこともぜひ期待したいというふうに思っているところです。以上です。
再質問 13番 久野由美
避難所1泊訓練または冬期間の避難訓練等、現時点では全く計画を立てていらっしゃらないということでしょうか。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
避難所の1泊訓練と冬期訓練、これについては、必要性は、御答弁の中でも申し上げさせていただいていますように、十分認識はしております。現在のところ具体的な実施計画は持っていないのが実態でございます。ただ、この御答弁の中でも申し上げさせていただいておりますように、木野中地区さんの連合さんの避難訓練にあわせて避難所開設の訓練も、受付訓練ですけれども、まずやらせていただいたと、そのような形で、自主防災組織さん、地域の方の御協力、御理解を得ながら一歩一歩、少しずつではありますけれども進めて、こういったことも実施する方向で考えているということは間違いございませんので、御理解いただきたいと思います。
再質問 13番 久野由美
御理解はしないんですけれども、地域防災計画の第10章、防災思想普及・啓発計画の章というのがございます。そちらの中でも、防災または啓発ということについて随分と事細かに計画等が載っておりますが、まだまだといいますか、全然着手されていないんだなというふうに実感をいたしました。ことしの3月に栃木県教育委員会が作成をいたしました地域教育防災事例集、これを当初は教育委員会に提案しようというふうに考えておりました。ですけれども、全くこのような防災計画等をまだ立てていらっしゃらないということですので、防災課のほうに、ぜひとも取り組んでいただきたい事例として申し上げたいと思います。中身は主に子供を対象とした体験活動の事例集であります。ですから、全町を挙げてというふうな大きな取り組みではございません。地域が主体となった事例ですとか公民館単位で実施された事例ですとか、それから学校と連携して実施された事例等が載っているものであります。ちなみに、目は通されていらっしゃいますでしょうか。子供だけでなく、全町民を対象に取り組める内容であるというふうに思います。120ページ程度です。本町の地域防災計画を読むよりもずっと簡単でございます。ぜひ真読していただき、避難訓練を含め、それから勉強、お得意の検討をしていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
今御質問の中で御紹介いただきました栃木県のその事例、これについては、私は目を通していなかったところでございますので、ぜひ目を通させていただきたいというか、読ませていただきたいというふうに思います。その中で、私どもの町についてももちろん参考になる部分というのは多々きっとあると思いますので、そういった中身の精査をさせていただきまして、ぜひ活用をさせていただきたいというふうに思います。参考にさせていただいた上で、先ほどから申し上げております1泊訓練ですとか冬期訓練ですとか、次のステップへ向けての中で取り組めることがあるか、よく検討させていただきたいと思います。以上です。
再質問 13番 久野由美
同じく音更町の地域防災計画に自主防災組織の育成等に関する計画が載っております。自主防災組織役員の中の女性は何割を占めているのか把握されていらっしゃいますか。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
自主防災組織の中の女性の役員の方の割合は、把握はしておりません。自主防災組織については、ほとんどの団体が町内会とほぼ同じ構成をされております。その町内会の役員さんがある程度その自主防災組織のまた役員さんになられているというのもまた現実であります。そうした中では、地域の実情によって少し異なると思いますけれども、女性の町内会の役員さんが多数おられれば、必ずその中の自主防のほうにも役員にはなっておられるのかなと思いますけれども、ちょっと具体的な人数については把握をしていないのが実態でございます。
再質問 13番 久野由美
先ほども申しましたように、男女共同参画の観点から見てみますと、この地域防災計画の中にもやはり女性の登用、自主防災組織の女性の役員の役割、なぜ必要かといいますと、実際に避難所運営されたときに、その自主防災組織の中の女性役員の活躍というのが重要になってくるということは当然のごとくあります。それについて、地域防災計画の中にはうたわれておりません。このことについて今後、また後で質問等もありますので、述べさせていただきたいというふうに思います。大規模な災害が発生した場合、その被害の拡大を防ぐには公助だけでは限界があります。また、自助、共助が重要であることは言うまでもないと思います。そこで、本町の今後の自主防災組織の拡大、それから強化はどのように行っていくおつもりでしょうか。さらに、避難支援個別プランの浸透、先ほどおっしゃったとおり13組織、13の自主防災組織で避難支援個別プランが作成されているということでしたけれども、今後それを広めていくためにはどのようなことを中心に行っていくおつもりなのかお伺いをいたします。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
自主防災組織の組織率については、町長からの御答弁の中で申し上げさせていただいております。まだ自主防災組織については決して十分な組織率とは言えないのかなというふうには思っております。ただ、これはことしの3月の資料で、管内的に申し上げますと、音更町は、組織率でいえば、管内の帯広市を含めた中で上から4番目という組織率には一応なっております。それで満足するというわけではもちろんございません。最初に申し上げましたように、まだまだ不十分だとは思っています。ただ、私たちも鋭意取り組んでいるということは御理解いただきたいと思います。町内会自体が、加入率も下がってくる。町内会の組織が維持していくことがなかなか難しいというのがまず実態として一つあります。その中で、自主防災組織を全く別な形で、地域をまたいだり分けたりしてつくっていくということは、これはまた難しい部分がございます。どうしても一つのやはり町内会さんにお願いをする中で、あるいは隣の町内会と一緒にやるということは農村部の場合にはもちろん可能なんですけれども、ある程度の戸数のいる市街地についてはどうしても町内会さんにお願いをするような形の中で自主防災もつくっていただくというのが今までの実態であります。これについては、自主防災組織さんからお招きをいただく出前講座、それから、自主防災組織さんをつくるという考えのおありになるような町内会さんからは、ぜひそういうお招きをいただいたときには職員が伺って、出前講座という中で、防災に対する情報伝達の考えとか重要性ですとか、要援護者の避難の必要性ですとか、そういったところでのまさに自助、共助というところの必要性、こういったところをお話しさせていただいて御理解をいただくようにして、少しでもその組織率を上げるように今担当職員も努力しているところでございます。これには妙案というのは多分ないと思います。時間はかかっても少しずつこういう地道な努力の中でやっていくと、そういったことで積み重ねで自主防災の組織率を上げていく、そういうふうに考えております。それから、その中で特に個別支援計画、まさにこれが、名簿をつくって、自主防災組織さんをつくってもらって要援護者の名簿をつくっていただいて、そして、いざというときに本当に実効性のあるものにするためには、その要援護者の中でも自力で避難所に行けないような方の手助けといいますか、避難所までのどうやって行動するんだろうといった部分が鍵になると思います。これについては、まだまだ本当に計画をつくっていただいているところは少ないというのが実態であります。ただ、これも、地域にしてみれば、なかなか隣の家の状況も家族構成もわかりにくいような中で、病院にいたり自宅にいたり、どこかにちょっといっとき移っていたりというようなことで、肝心のその要援護者の方もなかなか、移動されているような実態もある中で、どのようにしたらいいんだろうという、正直地域としてもいろいろ苦慮されているんだと思います。そういった中身についても御相談に乗れる部分は私たちも本当に御相談させていただく中で、何かいい知恵があればぜひ私たちからもアドバイスをさせていただいて、その地域の人と一緒になって考えていく中でこれらの普及率を上げていく、これが命を守るために必要だということは皆さんも認識されていると思いますので、これからも地道な努力は続けさせていただきたいというふうに思っております。
再質問 13番 久野由美
管内で4番目ということでおっしゃっていましたけれども、何か勘違いをされているのかなというふうに感じます。平成7年の段階で全国平均で43.1%、平成22年度には74.4%、各自治体においては90%を超えているという自治体もあるということをお忘れなきようお願いいたします。自主防災組織、本当に重要ですし、実際にそこで顔の見える防災、減災対策をしていただいているというふうに私も感じております。群馬、埼玉、新潟3県が自主防災組織活動事例集を出しております。また、大阪市では、自助、共助、公助のあり方検討会というのも開催しております。本町で自主防災組織の活動、先ほどは木野中連合町内会の避難訓練について御報告をいただきましたけれども、自主防災組織の活動を記録に残していらっしゃるんでしょうか。また、それを冊子等にして皆さんに公表しておられるのかどうかお伺いいたします。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
自主防災組織さんの活動については、アンケート的な調査をさせていただいておりまして、その平成24年度の自主防災組織さんの活動状況というのは一応私たちのほうでは、御回答いただいた分については一覧表で把握したものを持っております。ただ、その全般的な内容を広報誌等媒体を通じて町内のほうに周知するということはまだしてはおりません。ただ、そのやっていただいている内容が、平常時の例えば見回りだったり学習会といいますか、勉強会だったりとか訓練だったりとか、そういった内容や、どういったパンフレットをつくっているとか、あるいは防災の資機材を自主防災さん独自で購入されているものがあるかとか、そういったことについては一定の御報告をいただいて把握はさせていただいております。こういう活動については、私たちのほうも御協力できる場合にはその出前講座という中で協力をさせていただいているところは申し上げたところでですけれども、独自にやっておられる活動の部分がだんだんふえてきているというのが一つうれしいところであります。そういったときには、情報を得ますと、私たちのほうではなるべくマスコミの方にも働きかけて取材をお願いしていると。それがまた、地域のその活動の状況が地方版のほうに写真とか内容が載れば、それはまた一つの、自分たちの自主防災組織にしてみれば、こんな活動をやったということが取り上げられたといった、また一つの次やろうというエネルギーにもなりますし、隣のもしかやっていない、組織されていない町内会さんがあれば、隣もやっているんだから私たちのところもやってみようじゃないかという一つの動機づけにもなるのかなと。積極的に新聞といいますか、そういう媒体を使ってやるということが全てではないんですけれども、町の広報誌の中でも、できればユニークな取り組みをやっているような事例があれば私たちも取り上げさせてもらいたいというふうには思っております。以上です。
再質問 13番 久野由美
遠回しにやる気のない意思しか感じられないんですけれども、先ほども言ったように、3件、群馬、埼玉、新潟の取り組みございます。今、部長がおっしゃったように、自分たちで、自主防災組織とは一体どういうものなのか。幾ら出前講座で聞いても、どのようなことをやればいいのか、その事例集があるかないかではやはりその方々が感じる感じ方も違うのではないかなというふうに私は思います。それで、自主防災組織、今後強化、拡大していくのにはこつこつとやっていくしかない、妙案はないというふうにおっしゃっていましたが、妙案というよりも、いろいろ、この自主防災組織について皆さんに関心を持っていただくですとか周知するですとか、そういうことについて職員がアイデアを出し合っていますか。消防庁が主催の防災まちづくり大賞というのを御存じでしょうか。防災まちづくり大賞というのは、地方公共団体や自主防災組織等における防災に関するすぐれた取り組み、工夫、アイデア等、防災に関する幅広い視点からの効果的な取り組みを推奨し、もって地方公共団体等における災害に強い安心・安全なまちづくりの一層の推進に資することを目的として実施されております。本年1月には第17回の防災まちづくり大賞授賞式、行われたというふうに載っております。興味を持っていただく、先ほど言いましたように、防災思想普及・啓発計画、これもまた一つかとは思うんですが、何か皆さんに関心を持っていただくということは、例えばホームページにアップすることとかではないと思うんです。今、実際に町民アンケートを行われておりますけれども、何かといえばネットネット。ネットを使えない高齢者は大変というふうなアンケートの御意見をいただいております。私も同感であります。本当に人の顔が見えるのが防災、減災の基本になる、それが自助、共助だろうというふうに私は考えております。今の部長の御答弁、なかなか防災、減災が進まない一因はそこにあるのかと私一人は感じるものでありますけれども、例えば、防災事例集等を音更町で発行していこうという、また協議・検討、調査・研究されていくんだと思いますが、御答弁、しっかりとしたものをいただきたいと思います。やる気があるのかないのか。お願いいたします。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
その自主防災組織の組織率を上げていく、町民の方に強く関心を持っていただくために、一つの手段として、よその県で取り組まれておられる事例集的なもの、この本町での可能性ということで今御質問いただきました。正直申し上げて、その事例集をつくるという考えは持ち合わせていなかったところです。したがいまして、今ここで確たるお約束をするということはちょっとできかねます。ただ、そういったものが有効に活用しているということであれば、それは音更町の中でもどんなことができるのか、これは研究をしていきたいというふうに思います。
再質問 13番 久野由美
避難行動要支援者及び名簿情報が避難場所等において避難支援関係者から避難場所の責任者に引き継がれるよう、その方法についてあらかじめ地域防災計画、または全体計画に規定し、避難行動要支援者に引き継ぎを行うことが適切であるというふうに言われております。本町の地域防災計画にはその点が残念ながら見受けられませんでした。地域防災計画策定以降出された、例えばアレルギーに対応した備蓄食品ですとか、それから障害者の情報伝達手段、今実際に載っているもののほかに、拡大文字のものですとか点字など、さまざまな方法がまだほかにもあるんだということが実例を挙げて載せられておりますけれども、本町の地域防災計画の中にはまだまだ入っておりません。先ほど言ったように、自主防災組織の役員の中の女性登用についてもうたわれておりません。補充項目が何点かあるというふうに思われます。計画の修正の中には随時検討して修正行っていくというふうに載っておりますけれども、今後の検討予定はいつでしょうか。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
本町の地域防災計画は、できた時点では、いわゆる北海道との協議も終えておりまして、一定の内容は満たしているものというふうには思っております。ただ、先ほど議員さんもおっしゃられましたように、この6月以降、国のほうでも災害対策基本法ですとかそういうところの一部改正等がされておりまして、避難行動要支援者の取り組み指針ですとか、また、さらなる改正点が幾つかうたわれてきております。その中で、今おっしゃられたような、例えば避難所での粉ミルクにアレルギーの対応したものも入れるようにとか、なかなか細かい内容も出てきているようであります。国からは、改正災害対策法の施行に向けた準備スケジュールというのが私どものほうにも参っておりまして、まさにことしの9月、今現在だと思うんですけれども、各都道府県の中で、振興局さん単位になるかと思いますけれども、説明会というのも順次行われてきているようであります。まだ本町のほうには、この十勝の中ではその案内はいただいていないんですけれども、きっと間もなくあるだろうと思います。そういった説明会等に参加しまして情報も得ながら、私どもの地域防災計画の中でさらに修正していかなければならない項目について洗い出しをしながら的確な対応をしていきたいというふうに考えております。以上であります。
再質問 13番 久野由美
先ほど来、御答弁の中に防災出前講座のお話がございました。この防災出前講座の実施状況、また、ここ数年、わかる範囲内で結構でございます。昨年からことしにかけて……一昨年から昨年にかけてがよろしいでしょうか。推移はどのようになっているのかお示しください。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
防災出前講座につきましては、平成24年度が26回、それから平成23年度が33回、平成22年度が15回、平成21年度が7回というのが最近までの状況であります。防災出前講座については、必ずしも自主防災組織さんだけではなくて、いろんな団体さんの求めに応じてやらせていただいておりますけれども、こういった回数が大体20回台ぐらいのところで推移してきておりますけれども、毎年開催を要請していただくような自主防災組織さんも中にはあります。私たちとしてはそういったところには継続的な支援という意味でぜひお伺いもしておりますけれども、ここにまた新たな要請をいただくようなことを、今後はそういった部分も含めて出前防災講座に取り組んでいきたいというふうに考えております。
再質問 13番 久野由美
本日の未明、震度5強の地震が発生をいたしました。これは東日本大震災の余震であると発表され、今後1週間もまた大きな地震が起きる可能性があるというふうにニュース等でも発表されておりました。大きな津波等はない、被害を免れた音更町でありましたけれども、この防災出前講座の実施状況一つを見ましても、23年度には33回ですが、24年度には26回、時間の経過とともにどうしても薄れていく災害の恐怖ですとか防災意識、これは否めないんではないかなというふうに思います。常日ごろから声をかけ合う、それから訓練等を行うことの重要性、必要性、災害対策基本法や地域防災計画、たくさんの計画、対策があります。それを運用するのはあくまでも人であります。この計画が実際に機能するのかも人にかかっている。職員お一人お一人の行動が重要であることを申し上げて一般質問を終わります。