みんなの議会

音更町議会 平成22年第4回定例会 2010年12月13日

高齢者福祉施設の改築について

2010年12月13日、音更町議会の一般質問で、宮村哲議員が「高齢者福祉施設の改築について」質問し、町長 寺山憲二、副町長 赤間義章が答弁しました。

質問者
宮村哲 議員
答弁者
町長 寺山憲二、副町長 赤間義章

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 9番 宮村哲

おはようございます。高齢者福祉施設の改築について質問させていただきます。音更町は、明治34年に音更ほか2村戸長役場が置かれて以来、ことしで110年の節目の年を迎え、さらに開町120年に向け新たなスタートを切ったところであります。この間、人口は順調にふえ続け、現在では4万5,600人を超えるなど、着実にまちづくりが進められております。来年度からは、新たな総合計画の下で、「住みたいまち」、「住み続けたいまち」、そして、さらに躍進することを期待するところがあります。特に、本町は、これまでは高齢者や障害者福祉施策、子育て支援など福祉の町として歩みを進めてきたところであるが、高齢化社会の進行が一層加速する中で、今後とも福祉の町として発展し続けるためには、高齢化に対応した福祉施策の充実・強化は欠かすことのできない大きな課題の一つであります。このような中、現在、社会福祉法人音更町柏寿協会において、特別養護老人ホームなど高齢者福祉施設の改築を検討中と聞いているところであるが、町としてどのようにかかわっているのか、あるいはかかわろうとしているのかお伺いするものであります。以上、答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

高齢者福祉施設の改築についての御質問にお答えいたします。御質問にありました社会福祉法人音更町柏寿協会につきましては、昭和31年11月から養護老人ホーム柏陽園、昭和52年2月から特別養護老人ホーム寿楽園、昭和55年4月から軽費老人ホームあさひ苑、そして平成2年2月からデイサービス事業などを実施し、同協会と町が一体となり、本町の高齢者福祉施策を推進してきたところであります。しかしながら、平成10年に社会福祉の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する法律が成立し、社会福祉事業法を初め、身体障害者福祉法、知的障害者福祉法、児童福祉法など関連8法が改正され、だれもが家庭や地域の中で自立し、尊厳を持った生活を送ることができるよう、社会福祉制度の仕組み全般が見直しされたところであります。その具体的な改正内容を申し上げますと、一つには、これまでの行政がサービスを決定する措置制度から、サービスを必要とする方が自由にサービスを選択することができる契約制度への転換、二つには、社会福祉の市場化により民間事業者の参入を促進したことが上げられますが、介護保険法や障害者自立支援法などもこの改正の一環で施行されたものであります。そのような状況から、町としては、行政の責務である介護保険サービスの必要量や介護保険料を設定し、介護保険3施設及び介護専用の居住系サービスを提供する基盤の整備に努めるとともに、介護保険事業の運営に関する重要事項を審議する音更町介護保険事業等運営協議会にこれらの事項を諮問し、高齢者福祉施策を進めているところであります。本町の介護保険3施設及び介護専用の居住系サービスの整備状況につきましては、特別養護老人ホームが2カ所、老人保健施設が2カ所、認知症対応型共同生活介護、いわゆる認知症グループホームが5カ所、介護つき高齢者専用賃貸住宅が1カ所となっておりますが、介護保険制度以外の施設では、有料老人ホームが2カ所、養護老人ホームが1カ所、軽費老人ホームが1カ所整備されております。なお、社会福祉法人音更町柏寿協会が実施する特別養護老人ホームやデイサービス事業などのサービス提供基盤については、本町の介護保険サービスの必要量などを勘案して計画的に整備を進めることとなりますので、同協会では、今後、特別養護老人ホームの増床を含め、全体としてどのような整備計画を持ち、施設運営をしていくのか、明確にしていただかなければなりません。そうしたことから、同協会では、本年4月に改築推進委員会を設置し、11月末までに7回の委員会を開催するとともに、他市町村の施設を5カ所視察するなど、現在、改築に向けて検討が進められていると伺っておりますので、町としては、その状況を見守っているところであります。なお、本年10月には同委員会の要請により、職員が出向いて、介護保険事業計画や改築に伴う北海道の補助金制度、融資制度などについて説明を行っておりますが、今後、取りまとめが進められる同協会の改築計画を踏まえて必要な協力や支援などを行ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

質問 9番 宮村哲

昭和31年からの福祉施設についての流れを含めて、今現在行っている新築に向けての活動内容についても答弁があったわけであります。たしか5月か6月だったかと思いますけれども、議長室において、各代表の5名と、そして民生常任委員長、副委員長含めて、それぞれの福祉協会の幹部の方、理事長を初め、そしてまた改築する委員長であります方も来られていろんな考え方の説明があったわけであります。ですから、そのような中でどのように進んでいるのかなということの中で今回は質問させていただいたわけでありますけれども、特に町長の答弁の中に、全体的には固まっていないので、これから固まった中でいろんな面で協力するということの内容でありますので。ただ、全体固まってしまってからでは遅いのではないかという考えの中で、多少質問することは無理かなと思いますけれども、支援要請があったときの町の基本的なスタンス、そのことをひとつお伺いします。

答弁 副町長 赤間義章(副町長は2012年3月まで)

基本的な町のスタンスということでありますので、考え方を申し上げたいと思います。柏寿協会、答弁申し上げたとおり、特別養護老人ホームもありますし、養護老人ホームもありますし、軽費老人ホームもあると。いろんな施設、まさに老人福祉の総合的な施設を持っているというようなことでありますけれども、介護保険制度が導入されてから、介護保険の適用を受ける施設と介護保険法の適用を受けない施設というものの取り扱いは変わってきております。基本的に介護保険法の適用を受けるのは特別養護老人ホームになってくるわけですけれども、特別養護老人ホームにつきましては、介護報酬の中で施設の整備費も含まれた、そういう報酬設定になっております。ですから、基本的には介護報酬の中ですべて賄っていけるような法的な仕組み、制度上の仕組みになっております。それ以外の養護老人ホーム、それから軽費老人ホームについては、介護保険法の適用がありませんので、従来のいわゆる措置制度に沿った施設でございますので、それについては、措置費の中には施設の整備費に要する費用というのはカウントされていないと、そのような仕組みになっております。ですから、運営費については措置費で賄われますけれども、施設の整備については、それは国なり道なり町村が責任を持ってやるべき部分が多いと、そのようなことでございますので、十把一からげでどうするかという話にもちょっとなりにくいんでして、その施設の根拠法令なりそういったものに基づいた考え方の整理を私どもはしていただきたいという話は申し上げているところでございます。以上でございます。

質問 9番 宮村哲

理解をさせていただきました。もう一つですけれども、現時点で改築はあの場所では難しいのかなというふうに思っていますが、当然、新しい場所ということになりますと、町有地の提供、あるいは協力要請があった場合に町としてはどのような対応をするのか、そしてまた、町有地で想定している場所があったらお知らせ願いたいというふうに思います。

答弁 副町長 赤間義章(副町長は2012年3月まで)

まだ計画自体が詰まっておりませんので何とも申し上げられませんけれども、用地については町のほうで何とかお願いをしたいと、そのような話は伺っております。現在の用地は町有地をお貸ししているというような状況がありまして、軽費老人ホーム側と、それから今ある特養、養護老人ホームを合わせた両方の面積、3万平米を超えるような状況にありまして、幾らの、どの程度の面積が必要なのかはこれから詰められると思いますけれども、いずれにしても、施設を整備するとなると、用地まで購入するにはかなり厳しい状況にあるので、用地を何とか町のほうでお願いをしたいというような話を伺っております。場所につきましては、まだ具体的にはこれからなんですけれども、今想定されるのは、あの辺の町有地となりますと、今ある建物の北側、元の勤労青少年ホームのグラウンド、あの辺が候補の一つにはあるのかなと思いますけれども、面積が1万7千平米ぐらいしかないんです。そこでどうなのかなという問題もありますので、今のところ何とも申し上げられませんけれども、町有地で考えられる場所としては、あの辺も考え方の一つに入っていくんではないかなというふうには思っております。

質問 9番 宮村哲

よく一般質問等で、民有地の利用はどうなんだという、名前は言うことはできませんけれども、場所的にかなりいい場所だなというような、私も個人的に思っているところもありますし、ある幹部との話の中でも、私と同じような考え方を持っていた、今、副町長が言われた場所も上がっていますけれども、私は、やっぱり将来構想の中で、本当に老人ホームに世話になって、あるいはその近くにミニ公園的なものもあったり、そしてまた若い孫たちがそこに遊びに来てくれるような、そんなところの場所というのか、余裕を持った場所の施設が必要ではないのかなと。そして、そこで働く人たちの、介護士さんやなんかいらっしゃるわけですけれども、かなり若い人、子供さんを持っている方もなると、今柏寿協会の皆さんが考えているかどうかわかりませんけれども、あるいは場合によっては保育所だってあってもいいんではないかなという、そんな感じがしないわけでありませんので、場所については本当に広い範囲というんですか、場所で町も力を入れて検討していただきたいなということを申し上げておきたいというふうに思います。それから、音更町として、施設の更新に当たって財政的な面で援助をどのように考えているかということをお伺いするわけでありますけれども、介護保険制度の導入によって特別養護老人ホームの運営についてはある程度財政的には余裕が出てくるのかなというふうに思いますけれども、財政的な支援という中でどんなようなことを考えているか質問させていただきます。お伺いします。

答弁 副町長 赤間義章(副町長は2012年3月まで)

先ほどお答えさせていただきましたけれども、その施設の制度、法律にのっとった対応をさせていただきたいということで、特別養護老人ホームについては基本的には介護報酬の中で何とかならないのかと。それから、その他の養護老人ホーム、それから軽費老人ホームについては、町として当然負担すべきものは負担しなければいけないと、そのような考え方を持っております。金額につきましては、具体的に交渉が上がってこないとちょっと何とも申し上げられないということがありますけれども、基本的にはそのようなことで対応させていただきたいと思っております。

質問 9番 宮村哲

それからもう一つ、過去に手稲ロータスやJA木野が建設した高齢者施設に音更町は2千万円の建設補助というふうに出しているわけでありますけれども、総体的な、煮詰まってこないとどうこうという、若干危惧するわけでありますけれども、もし建設された場合においては同額程度の援助を行う気があるのかないか、この点についてもお伺いします。

答弁 副町長 赤間義章(副町長は2012年3月まで)

今お話しありました件につきまして、一つの前例でありますので、それに沿った考え方からまずはスタートするのかなというふうには思っております。いずれにしても、具体的な状況が出てきましたら議会とも十分相談させていただきたいと、このように思っております。

質問 9番 宮村哲

前向きの姿勢の中で支援していくものというふうに思っています。先ほど土地の問題について触れましたけれども、私はもう一度、やはり土地の件については、場所については本当に幅広く検討し、そしてよりよい、本当に音更町にふさわしい、そんな施設ができることを望みながら私の質問を終わりたいと思います。以上です。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

土地が決まらなければ計画もなかなか進んでいかないんだろうなというふうに思っておりますので、まずはどこの場所に建築していくかというのが大事かなというふうに思っています。議員おっしゃるように、今までのお年寄りの施設については、環境がいいところというような形でもって、ちょっと人里離れたところにつくる傾向は過去にあったかというふうに思いますが、やはり子供たちの遊んでいる風景が見えるとか、そういった町なかに近いところの環境を用意してやるというのも必要なことだろうというふうに思っております。いろんな土地についても、私どもも柏寿協会と一緒になって適当な場所を探していくように努めていきたいなというふうに思っていますが、今そういった土地、町有地ではございませんので、いずれにいたしましても、どういう形で利用できるのか、そういった部分については十分検討していきたいなというふうに思っていますので、御理解をいただきたいと思います。

出典:音更町議会 平成22年第4回定例会 2010年12月13日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる