みんなの議会

音更町議会 平成21年第4回定例会 2009年12月10日

町民宿泊助成事業について

2009年12月10日、音更町議会の一般質問で、宮村哲議員が「町民宿泊助成事業について」質問し、町長 寺山憲二、副町長 赤間義章、経済部長 西坂賢二が答弁しました。

質問者
宮村哲 議員
答弁者
町長 寺山憲二、副町長 赤間義章、経済部長 西坂賢二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 9番 宮村哲

町民宿泊助成事業について質問いたします。4月に就任された寺山町長が選挙中に打ち出したマニフェストの目玉の一つに町民宿泊助成事業があります。この事業は、町民が町内宿泊施設を利用する機会をふやすとともに、あわせて外国人観光客の減少などで影響を受けているホテルや食品納入業者など関連業者に経済効果をもたらし、本町の観光振興に結びつけることを目的としている。7月のスタートから2カ月間で約1,500人の利用があり、今後ともさらなる経済効果が見込まれるものと思われます。そこで、次の点についてお伺いいたします。一つとして、11月末現在での利用者数と今後の見込みについて。二つ目として、本町における経済波及効果をどのようにとらえているか。三つとして、観光振興、経済対策という観点から当該事業の来年度以降の考え方についてお伺いするものであります。次に、暗渠排水工事実施に伴う町の助成拡充について質問いたします。国は、今年度の補正予算により、暗渠の実施や水路の補修など、農地や農業水利施設等の簡易な整備を行うための支援として農地有効利用支援整備事業の拡充を行った。当該事業は補助率50%となっており、実質的な農家負担は少なく、本町における来年度の暗渠排水の実施要望調査でも現時点で140ヘクタールの希望があると聞いております。しかし、政権交代の影響もあり、来年度以降の事業継続は不透明な状況にあります。もし当該事業が継続実施されなければ、農家の負担が増大することは明らかであります。基幹産業を農業としている本町において、生産性の向上と農作業の効率化を図る観点から土地基盤整備は重要であり、これらの整備に対する支援策の充実強化が求められております。よって、現在本町で実施している小規模土地改良事業を初め、今年度から町と農協が連携して実施している圃場環境改善支援事業のさらなる制度拡充が必要と考えるが、町長の考え方をお伺いするものであります。一つとして、本町において、今後排水整備を必要とする面接をおおむねどの程度と押さえているか。二つとして、来年度における農地有効利用支援整備事業実施の見通しは。それから三つとして、農地有効利用支援整備事業が継続実施されない場合、小規模土地改良事業及び圃場環境改善支援事業の補助率の引き上げなど制度の拡充が必要と考えるが、その見解をお伺いするものであります。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

1点目の町民宿泊助成事業についての御質問にお答えいたします。本年の7月より実施しております町民限定の宿泊助成事業につきましては、町民の皆さんに町の貴重な資源であるモール温泉のすばらしさを知っていただくことに加えて、昨年来の急激な景気悪化に伴う国内旅行の手控えや円高による外国人旅行者の減少などが町内観光業にも大きな影響を与えていることから、十勝川温泉を初め町内のホテルや旅館などの利用を促進し、関連業種を含めた観光事業の振興を図るため、国の地域活性化・生活対策臨時交付金を財源として、音更町十勝川温泉観光協会が受託者となり、音更町民を対象に、平成22年3月末まで1人当たり1泊2千円の宿泊助成を行っているところであります。初めに、11月末現在の利用者数と今後の見込みについてでありますが、この事業がスタートした7月から11月末までの5カ月間の利用者数は延べ5,908人で、月を追うごとに利用者数が伸びている状況にあります。特に夏場の繁忙期以降では、町広報誌の有料広告を活用して各施設の案内などを行った効果もあり、11月の利用者数は延べ2,093人と大幅に増加しておりますので、恐らく3月末までには当初想定した延べ1万人に達するものと見込んでいるところであります。次に、本町における経済波及効果についてでありますが、事業に参加している19の宿泊施設を初め、食材納入業者など食や観光に関連するさまざまな業種に対して一定の経済効果があるものと思っております。また、ふだんは地元の宿泊施設に足を運ぶことの少ない町民の方々にも、今回の助成事業を契機として、北海道遺産のモール温泉や町内で収穫された新鮮で安全・安心な食材を満喫していただくなど、観光を柱とした地産地消の機会を広く町民の方々に提供することができているものと考えております。さらに、それぞれの宿泊施設にあっては、独自の町民還元プランを作成し、広告宣伝活動を強化するなど集客に向けてさまざまな取り組みが行われておりますので、この事業は本町の観光産業を活性化する起爆剤になっているものと思っております。また、宿泊客の増加は入湯税を初めとする税収面への好影響や従業員の安定雇用にもつながっておりますので、広範な効果を上げているものと受けとめております。次に、来年度の実施についてでありますが、地元の旅館組合等関係団体からは、地元食材の一層の確保と販路拡大なども視野に入れた事業の継続要望がなされているところであります。また、この事業につきましては、先ほど申し上げました広範な効果が期待されるところでありますが、現下の厳しい経済情勢の中で、国の新年度予算編成作業はいまだかつてないほどおくれており、地方財政計画がどのような内容で示されるのか懸念されるところであります。このため、現段階におきましては町の財政見通しが全く立っておりませんので、今後これらの動向を注視しながら利用者数の推移を把握し、事業効果等の検証を行うとともに、事業の実施方法や内容、期間、財源の問題などを含め検討したいと考えております。なお、関係機関などとの連携・協議なども踏まえ、諸要件の整備がされた段階で一定の方向性を示してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2点目の暗渠排水工事実施に伴う町の助成拡充についてお答えいたします。本年6月と7月に北海道を次々通過した低気圧による日照不足や湿害により、排水不良農地を中心に農作物に大きな被害が生じたところであります。このため、北海道農政部では、厳しい気象条件下でも安定した農業生産を可能とする基盤づくりに向け、排水条件の異なる圃場において主要な作物の被害状況などを調査した結果、異常気象下においても排水施設整備によって収穫量や作業時間などへの影響が軽減されていることが明らかとなり、基盤整備の有効性が裏づけられたところであります。初めに、今後排水整備を必要とする面積でありますが、暗渠排水の整備につきましては、吸水管の破損や疎水材の腐食、また、大型機械作業による踏圧など暗渠排水の機能低下に伴う更新整備が随時行われてきていることから、現時点において必要量の把握はしておりませんが、疎水材としてビリ砂利を使用するようになった平成5年度以降、平成20年度までにはおよそ4千ヘクタールの暗渠排水整備が行われている状況にあり、今後においても相当数の要望量があると考えております。町といたしましては、地区の要望を聞き取った中で、採択要件にかなうものから順次土地改良事業を導入し、計画的に整備を図ってまいりたいと考えております。次に、来年度における農地有効利用支援整備事業実施の見通しでありますが、本年度音更町農協が実施した農地有効利用支援整備事業につきましては、国の第1次補正予算で拡充された暗渠排水事業であります。御承知のとおり、本事業につきましては、さきに実施されました行政刷新会議の事業仕分けにおいて、実施は各自治体の判断に任せるとの判定結果が出されておりますので、今後、予算編成作業の中でどのような方向になるのか、推移を見なければなりません。したがいまして、現時点では不透明な状況にありますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、小規模土地改良事業等の制度の拡充についてでありますが、さきの定例会において山川議員の御質問にお答えをさせていただいておりますように、今後も大雨に対応できる湿害対策は必要と考えておりますので、農地有効利用支援整備事業が継続実施されない場合においても、町の小規模土地改良事業及び両農協が本年度から取り組んでいる圃場環境改善支援事業の拡充に向けて努力してまいりたいと考えております。なお、小規模土地改良事業につきましては、来年度の取りまとめに際し、既に周知しておりますように、補助率の調整を見直すとともに、前年度実施した方も含め、申し込み者全員について事業採択ができるように採択要件の緩和を図りたいと考えております。また、圃場環境改善支援事業につきましては、より効果が得られるように事業主体の両農協と十分相談させていただきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

質問 9番 宮村哲

今、町長から答弁をいただきました。11月末の現在でも5,900ということでございますから、これでいくと来年の3月までには1万人に対する2千万を町の支援するということが、大体そのような方向になっていくだろうなというふうに私もそのことを理解したところであります。経済波及効果につきましても、今答弁あったように、今現在19の宿泊施設を初めとしているわけでありますから、やはりこれも一定の経済効果が徐々に出てくるのかなと、そんな期待もしておりますし、やはりこれは地産地消と申しますか、地元のいろんな安全で安心な食材を使っていただき、そしてモール温泉の宣伝効果を十分に発揮していただけるものというふうな期待をしておるところであります。ただ、私はやっぱり求めているのは、この地元の、今答弁あったように、地元からもこの継続を求めているわけであります。私もクラス会を十勝川でやりまして、私も2千円いただきましたから、それは運用の中で使わせていただきましたけれども、元町民の方も、音更町はこういうことをやっているのかという、そんな評価もされていたところです。違う角度で私も温泉、ちょっと会食に行ったときに、これはどうですかという話をしましたら、これはぜひとも来年もやってほしいという強い、専務、今社長になったのかな、社長からそんな要望もありました。それで、きちっと来年から実施するというような、継続できるというような状況ではないなと。それは、やはり国の政権交代の中で、事業仕分け等いろんな中で地方交付税も対象になっているという中で、先ほど高瀬議員に、いろんな質問に対してもそういうような話がありましたから、私も全くそのとおりだというように思っていますけれども、これは国から経済対策のお金が来なくても、これは全体の音更町の予算の中で考えることはできないのかなということを申し上げたいわけでありますから、詳しく最終的な考え方を町長が示していただきましたけれども、私はここで、12月になると今査定段階に入ってくるだろうと思いますので、やはりこれは前向きでやるんだと、そんな決意を私は求めたいわけです。地元の19の関係者でありませんけれども、町に対して、広告料ですか、払いながら、全体の、個人個人の温泉の、例えば6,700円ですけれども4,700円、1,200円マイナスして2千円で泊めるとか、これは余り名前を言わないほうがいいんだろうけれども、そのような宣伝を出していると。そしてまた、2弾目も出しているという中で、本当に頑張っている姿を見て、これは何とかという気持ちであります。私は当初は、経済建設常任委員会の中で温泉旅館組合と何回となく交歓がありましたときに、そのときに、それからまた会派で泊まったときにも余りいい印象の受けない話がありましたから、正直申し上げてどうなのかなと思っていましたけれども、このように今二世議員じゃないですが、専務たちがスクラムを組んで、何とかこの十勝川、あるいはこういうサービス業を何とかしなければいかんというような決意で取り組んでいる姿を見て、これは何とかやっぱり私もしてあげなければいかんなということを思っているものですから、副町長でもいいんですけれども、全体の中でやりくりをして何とか1千万程度はできないかという話をしようかというような話を期待。先ほどの私の前の高瀬議員の、火葬場の話を中心でしたから、私も何となく、最高年齢ですから私が一番先に入るのかなと思いながら思っていましたけれども、これは、人生というのは、やはり最高の自分の人生を有効に使うということも、これは温泉に泊まっていただくことも一つではないのかというふうに思いますので、かなり傍聴者がいますけれども、かなり利用者した人もいるんではないかと思いますので、副町長からでも、よし、頑張って予算をつけようというような心構えをひとつ示していただければと。

答弁 副町長 赤間義章(副町長は2012年3月まで)

答弁させていただいたように、今年度については国の交付金を利用させていただいたということが、財源的にはそういうことが一つございます。非常に効果があると私どもも認識しておりますけれども、何せ国の財政がどうなるのかということによって町の財政も大きく変わってきますので、財源があるのであれば実施したいなという思いはあります。ただ、制度スタートしてから6カ月目ですか、まだ半分ちょっと過ぎたくらいのところでありまして、本当に今のやり方がいいのか、その辺のところをまだ検証もしていないということでありまして、利用者が予定を繰り合わせればそれでいいということにはならないんでないかな。その中身の問題もいろいろありますし、やるとしても、ことしは7月からやりましたけれども、これを4月から仮にやったとしたらどういう財源になってくるのか。それから、実施方法をそれぞれホテルでもいろいろ研究しまして、非常にいい方向にはなっておりますけれども、もっと変わったやり方で、町民とあわせて町外の方ももっと呼び込む方法はないのか、その辺の検討もいろいろした上で判断したほうがいいのかなというふうに思っております。先ほど申し上げましたように、できれば、財源さえあれば継続すべきだなというふうに思っておりますけれども、今この段階で、ちょっと予算をどう組んだらいいのか見えない段階で、はっきりしたことは申し上げられませんので、いろいろと整理をさせていただいた後で方向性を示させていただきたいと、このように思っておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 9番 宮村哲

中身を精査して、財源が確保できたらということですから、私は実施していただけるんだなという、心はあるんだなと。しかし、今のところは発言はできないというようなことの中で、前向きに考えてくれているようなことを私は思いながら、この温泉関係については次に移りたいと思います。休憩(午前11時59分)

再質問 9番 宮村哲

2問目の再質問をさせていただきます。経済建設常任委員会で9月に作況調査をさせていただきました。特に言うまでもなくことしの7月ごろというのは、通年の2.7倍ということでありますから、1日照って2日雨降るという、そういう状況の中で、非常に音更町の減収と申しますか、共済金等を見ましても、18億の共済金の該当するというような話も出て、非常に厳しい内容であります。その作況調査のときに、音更側の東部と申しますか、大塚組合長のあの近辺だったかと思いますけれども、この土地が、ふだん、普通の年であればああいう状態にならないだろうというような本当に放棄的なような作物が見られて、これはやはり土地改良というものは大事だなということの中で、私も調べさせていただいて、今まで4千ヘクタールくらいは実施したということでありますけれども、平成17年からは強い農業づくりの事業の中で実施してきたという中で、17年が102ヘクタール、18年が74、19年が71、それから20年が30、21年度が92ヘクタールの暗渠等の実施したということでありまして、これについては5割補助でありますから、かなり事業費も相当下げてきたという中で、実質的な農家負担は5万5千円から6万程度というふうに言われております。ですから、今のこの21年実施した農地有効利用支援整備事業、これが去年はこの事業で実施しているわけです。22年からについての考え方でありますけれども、これは先ほど答弁あったように、これは自治体の判断に任せるというようなことでありますから、道の判断だろうというふうに思っています。国からお金が来ても、道が、道もかなりの借金があるわけですから、そのことを実施しないとなれば、これは非常に厳しい内容になっていくだろうというふうに思っています。ですから、私は小規模の話も、前回山川議員の質問もあったということの中で、そういうふうに答弁しているんだよというふうな答弁もあったわけでありますけれども、私は、いろんな事業がだめになった場合、町と農協と実施している1万円ずつのこの金額をいかに底上げをしてもらえないかというような今回の趣旨なんです。他町村のことをちょっと調べさせていただきましたけれども、例えば池田町、これについては、資材費を除いたところ、これは町と農協が4割ずつやっているんだよというようなものもあります。それから、豊頃町についても、町が例えば2千万出せば農協が1千万という中で、全体の中の2分の1を補助しているというような実態もあります。それから、浦幌町については、これは9月の定例会で協議されたようでありますけれども、緊急対策として、国や道の考え方を待っていられないという中で緊急に対応したというようなことも出ています。これもやはり暗渠でありますが、町が3割の補助と。農協が1割というような中身の報道があるわけです。ですから、私は、先ほど、この補助金、5割補助がなくなった場合に、農協と町という中ですし、これはかなり協議をしなければいかん内容でありますと思いますけれども、町も思い切った政策が必要だろう、対策が必要だろうというふうに思っています。ですから、5万5千、6万までせいということにはなりませんけれども、面積も、去年は92町でありましたけれども、ことし、実際のところ152ヘクタールということでありますから、約1億に近い事業費の農家からの希望があるということでありますから、この辺でもう少し補助金という形ですか、拡充というのか、底上げをする考え方があるかないか、もう一度お聞きしたいと思います。

答弁 経済部長 西坂賢二(経済部長は2012年3月まで)

先ほど宮村議員からお話のありました、農地有効利用支援整備事業が各自治体の判断でというふうになったということでお話ししていたと思いますけれども、もともとこの農地有効利用支援整備事業につきましては1件200万円以下の事業でございました。それが今年度につきましては、経済対策の関係で1件の事業費枠が拡大されて実施ができたということで、この事業に関しては道の予算は絡んでおりませんので、直接各農協さんとか土地改良区さんとか町村がやる事業でございます。それで、先ほども言っていましたように、強い農業づくり事業で平成20年度までは暗渠排水が実施してきたと。それで、その暗渠排水ができなくなったことから、圃場環境改善支援事業を平成21年度から実施していたところでございますけれども、今年度につきましては、たまたま農地有効利用支援整備事業が実施できたということで、実施箇所は少なかったというのが現状になってございます。ただ、この圃場環境改善支援事業につきましては、先ほども御答弁させていただいておりますけれども、あくまでも農協が助成する部分に対して町が2分の1以内を補助するものでございますので、農協さんとの協議も必要でありますので、今後その辺については詰めてまいりたいというふうに考えてございます。

再質問 9番 宮村哲

答弁は前の1回目の答弁の中で詳しくいただいておりますから、どうしても今、最終的には農協と町との考え方。しかし、先ほど私申し上げましたように、池田、豊頃、浦幌町の例を申し上げたわけでありますけれども、これはやはり町も力を入れてやるべきだということを求めたいわけです。これは1万円でなくして、やっぱり3万円くらい、農協が2万円くらいということになると、かなり、基幹産業が農業というわけでありますから、これはやはり、農家に対するこのようなことは余りないでしょうけれども、温暖化の方向に向いている中で、今後ともいろんな気候条件が変わってくる中で、やはり土地基盤整備をきちっとすることがこれからの増収につながつていくだろうということを思いますので、再度答弁は求めませんけれども、その補助率の内容について十分検討していただくことを求めて、私の質問を終わります。

出典:音更町議会 平成21年第4回定例会 2009年12月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる