みんなの議会

音更町議会 平成22年第3回定例会 2010年9月21日

さきに通告いたしました魅力あるまちづくりの創生について

2010年9月21日、音更町議会の一般質問で、平山隆議員が「さきに通告いたしました魅力あるまちづくりの創生について」質問し、町長 寺山憲二、建設水道部長 川上雅二、総務部長 今村茂が答弁しました。

質問者
平山隆 議員
答弁者
町長 寺山憲二、建設水道部長 川上雅二、総務部長 今村茂

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 平山隆

それでは、さきに通告いたしました魅力あるまちづくりの創生について質問をいたしたいと思います。きょうの質問については私が4番目ということで、先3人の方が熱い議論をしておりましたので、いま少し時間を私のほうにもちょうだいしたいというふうに思ってまずは質問をしていきたいと思います。ことしは記録的な集中豪雨や猛暑に見舞われ、地球規模での環境問題の関心が高まっている中で、防災機能効果をも備えた快適な生活環境を支える緑に対するニーズが一段と高まっております。本町は、音更川河岸段丘の樹林地や長流枝内丘陵の樹林地、耕地防風林、十勝牧場など豊かな自然環境に恵まれております。ことしは開町110年を迎える節目の年に当たりますが、先人のたゆまぬ努力によりまして守り育ててきた緑豊かな自然を町のシンボルとして保全、再生、後世に継承していく責務が私たちにはあります。今まで、拡大成長を前提として、人口増加に対応した宅地供給を初めとする都市基盤整備を進めてきましたが、魅力あるまちづくりを目指すには、緑豊かな潤いのある生活環境は欠かせない要素の一つであります。そこで、次の点についてお伺いしたいと思います。一つ、大規模駐車場や未利用公共用地に小緑化を配置し、潤いと町の景観アップを創出してはいかがか。二つ目、旧国鉄士幌線跡地の未利用地の一部を緑を加えた遊歩道として整備を図ってはいかがでしょうか。安全な散歩道、都市環境の向上、あるいは歴史的な遺産とも言える鉄道の足跡を残しておく点でも有効と思いますが、考え方を聞きたいと思います。三つ目、市街地内の河岸段丘の地形と樹林の保全と再生を進めるべきと考えますが、いかがでしょうか。さらに、散策路や休憩所などを配置し、野外レクリエーション活動の場としての活用を図るべきと考えるが、見解をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

魅力あるまちづくりの創生についての御質問にお答えいたします。初めに、大規模駐車場や未利用公共用地に小緑化を配置した潤いと町の景観アップの創出についてでありますが、これからのまちづくりにおいて、緑に対する配慮とその重要性はだれもが認めるところであります。本町の場合、町全体としての緑は比較的多いものの、特に木野市街地の大型店舗が建ち並んでいるエリアなどは、機能性や合理性を求める余り、緑化が不足している印象があります。都市計画法上では、スーパーなどの開発行為を行う場合、開発区域の面積の3%以上は緑地をとることになっておりますので、そのように指導を行っているところであります。しかしながら、緑地の面積を多く確保することは、開発者の負担が伴いますので、それ以上を強く求めていくことは難しいのが実態であります。ただ、最近の開発行為では、開発者みずからが緑地を多く設けるといった動きも出てきておりますので、今後、大規模店等が出店する場合には、都市計画法で定める基準以上の緑地を配置した駐車場の整備を強く要請してまいりたいと考えております。なお、未利用となっている公共用地のうち、将来的に公共用地として活用することが見込まれる土地については、目的に沿った利用ができるまでの間、更地の状態で管理しておりますが、地域の景観や生活環境に配慮し、年2回草刈りを実施しております。また、公共用地として活用する計画のない土地については、基本的に売却処分を行うことで進めているところであります。御質問の趣旨は十分理解するところでありますが、現実的な問題として、木を植えるにしても花を置くにしても、未利用地にこれらを施すことは、管理上難しい面が出てくるものと考えております。次に、旧国鉄士幌線路跡地の未利用地の一部を緑を加えた遊歩道として整備することについてでありますが、旧士幌線路跡地につきましては、昭和62年度から平成10年度にかけて町内の全地を取得してきたところであります。その跡地利用につきましては、道路、河川、公園用地として利用しているほか、地先の地権者等に払い下げを行うなど、状況に応じた対応を行ってまいりました。さらに、暫定ではありますが、地域の強い要望により、お年寄りや車のない方のために、木野北2線以北の士幌線跡地を一部利用し、木野支所、あるいはハピオ方面に通じる歩道の整備を行っております。また、現在未利用となっている箇所につきましては、国道241号線の拡幅に伴う代替用地及び町道整備の用地として利用する予定となっております。なお、国道241号線は、交通量が多い上に変則的な車線構造となっておりますので、安全性の上からも4車線化の整備促進を帯広開発建設部に要望しているところであり、4車線化の後に残地が生じた場合は緑地の整備等を検討してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。最後に、市街地内河岸段丘の地形と樹林の保全、再生とそれらの活用についてでありますが、市街地内の河岸段丘樹林につきましては、町なかの貴重な緑として、町の緑の基本計画におきましても樹林の保全と活用を図ることとしております。河岸段丘は、音更川を挟み東西に位置しておりますが、東側の音更川左岸地区につきましては、地権者とNPO法人が協力して、音和の森として保全と環境整備を進めた経緯があり、野外レクリエーション活動の場として活用されております。また、西側につきましては、図面上において一定の調査をした経過があり、保全すべきと思われる全体面積は約55ヘクタールと想定しております。内訳としては、鈴蘭公園、千畳敷公園及び国有地等の公共用地が約27ヘクタール、宗教施設等の用地が約4ヘクタール、残りは民有地で、約24ヘクタールとなっております。なお、緑には大きく分類して、快適な生活環境を支える緑、健康を支える緑、町を守る緑、郷土の風景をつくる緑と四つの機能があり、私たちの暮らしを支えるとともに、生活に潤いを与える大切な役割を担っております。そのようなことから、緑の基本計画に基づいて河岸段丘を維持・保全していくことは重要であると認識しておりますので、今後とも必要な対策を講じてまいります。また、散策路や休憩所などの設置につきましては、これまでも、基線道路沿いや鈴蘭川の親水広場周辺に整備をしておりますので、今後におきましても、地域の要望等を考慮しながら必要な箇所については設置を検討してまいりたいと存じます。少子高齢社会が進み、国内的には人口減少が始まる中で、今までのような可住地の拡大は難しくなっております。こうした状況を踏まえ、これからの魅力あるまちづくりのためには、今の町並みをさらに成熟化させていくことが重要であると考えております。道路、公園を初めとする公共施設の維持管理はもとより、必要な再整備を進めながら、緑の再配置、景観形成など潤いのある生活環境づくりに配慮してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 13番 平山隆

それでは、質問に沿って再質問をしていきたいと思います。まず、大規模駐車場の件でありますけれども、答弁でありましたように、スーパーなどの開発行為を行う場合、大規模店等が出店する場合については、基準以上の緑化を配置した駐車場等の配置を強く要請していくということでありますけれども、この点については、ぜひともそのような方向で取り組むべきであろうというふうに思っておりますし、これについては大いに期待もしていきたいなというふうに思っております。開発行為等をやる場合については、3%以上の、クリアされているんですけれども、なかなかその後のやはりその管理上がしっくりいっていないということもありまして、緑景観が逆に損なわれるというようなこともありますから、これらは今後町と、やはり民間も通じて一体となった中で今後取り組んでいくべきであろうというふうに思っているところであります。今現在、既によつ葉乳業では開発工事のほうもやっておりますし、また、コカ・コーラの跡地についても、近年中にスーパーなど商業施設が立地するというようなことになっております。今の答弁の中で、これらも含めたというか、これらを視野に入れた答弁というふうに私は理解するところでありますけれども、そのような考え方でよろしいか、確認をしていきたいと思います。

答弁 建設水道部長 川上雅二(建設水道部長は2011年3月まで)

議員おっしゃるとおり、我々の想定しておりますのは、今現在進められておりますよつ葉並びに今後協議が出てくるであろうコカ・コーラ工場跡地のことでございます。それらにつきましては、よつ葉につきましてはみずから緑をふやしていただけるという話になっておりますし、コカ・コーラ工場跡地につきましても協議の段階で強く要請してまいりたいというふうに考えております。

再質問 13番 平山隆

民間においてはそのように積極的な形の中で、特によつ葉乳業さんにおいては、現在も非常に緑化もされておりますし、景観上も、民間とはいえ音更を代表する非常に優良な景観が形成されているというふうに思っておりますし、一方、これから質問していく未利用地の公共用地でありますけれども、未利用地の公共用地については音更にも多く散在しておりまして、これから売っていくもの、あるいは将来的に活用を図っていくものということで区分をされておりまして、特に、売るものについては一定の管理をしながらしかるべき時期に売っていくというようなことであろうと思います。また、これから活用をされるというような予想される土地であっても、長期にわたってそのままの状態になっているところが多くあるわけでありますけれども、あえて例には出しませんけれども、これが、3千坪近辺の非常に大きな面積を有する未利用地も散在しているというふうに私は思っているわけでありますけれども、いつまでも長期にわたってそのままにしておくということもやはりどうかなと思うわけでありまして、これが、やはりこれから音更が、答弁にもありましたように、寺山町長の言うコンパクトシティー構想といいますか、成熟のまちづくりを進めていくということから言いますと、やはりその未利用地についても、特に今民間が進めているという状況の中で、町がやはりある意味ではモデル的に先行した取り組みをしていかなければならんというふうに思っているところであります。これからなかなか人口フレームをとれない、新たな市街化区域の拡大というのは基本的に望めないとするならば、今あるもののグレードをアップして都市環境の向上を図っていくということがやはり重要であろうというふうに思っているわけです。そういう意味も含めまして、未利用地についての長期にわたるようなその保有地についても、暫定かもしれませんけれども、そういった緑あるいは景観という観点での考え方をいま一度お伺いしたいと思います。

答弁 総務部長 今村茂(総務部長は2011年3月まで)

未利用地の小緑化の御質問にお答えをいたしたいと思います。議員御指摘のとおり、売却可能な土地につきましても、今すぐ売れるわけではございませんし、将来的に活用を見込んでいるものについても、すぐ具体的な活用に至らない、時間のかかるものもあろうかというふうに思っております。それはそのとおりかなというふうに思います。議員の御提言は、いわゆる未利用地の小緑化を図って潤いと景観を高めてはどうなのかという御質問かなというふうに思っております。緑を残す、あるいは緑をふやすということ、それから、景観をよいものにするために緑というのは大切であるということについては、そのとおり、お考えのとおりだというふうには思っております。まず、公共用地として具体的な活用が決まるまでについては、あるいは売却されるまでの間については、先ほど町長からもお答えを申し上げましたとおり、地域の生活環境を維持するためにも、適正な管理をさせていただくことがまず1点かなというふうに思います。その上に立って、小緑化が可能かどうかということでございますけれども、量的なものはともかくといたしまして、一たん施した、植え込みだとかいう施した樹木については、使用目的、あるいは処分が決まったからといって、一たん植えたものについてはなかなか処分しにくいという事情もございます。それから、管理上は、管理の手法あるいは費用の問題もございますので、年間を通して適切に管理することができるかどうかというのは、現実的には難しい感じを持っておりますので、先ほど町長からの御答弁もそのような趣旨でお答えを申し上げたところでございます。未利用地については流動的なところもございます。ただ、御提言については理解をできるところでございますので、すぐに何ができるかははっきりしませんし、難しいところでございますけれども、お考えも十分頭に入れながら、活用、処分あるいは適正な管理に努めてまいりたいというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上です。

再質問 13番 平山隆

詳しく答弁がありましたので、その点についてはよく理解もするところであります。まさにそのとおりで、草刈り管理は十分なされているんですけれども、いま一歩やはり緑景観という観点でそこの管理をしていくということになるともっともっとやはり大きな変化が生まれるということで思っているものですから、そういう観点で今回質問させてもらいました。やはりどうしても木を植えるだとか、あるいは何かを設置すると、もちろんお金もかかりますし、機能性だとか合理性なんかについても場合によっては阻害される場合もあります。ここで一つ例をちょっと申し上げたいんですけれども、音更役場前クリニックの駐車場の南西角に桜の木が1本植わっているわけでありますけれども、その横には音更高校の花を植えて、毎年季節的な彩りが添えられているんですけれども、この1本がかなり、古木でありますけれども、やはり春先には桜の木が早目に満開になって、一つのここの駐車場を、殺風景な駐車場を憩いだとか潤いだとか、そういった部分を醸し出すというようなことから、端的に言うと、駐車場を一つつぶして、そして木を植えると、そんなに管理上もかからないというようなことも含めて、今後ともそのような考え方で進めていただきたいなと。やはり拙速にはいかないと思いますけれども、一つの機会として、こういった考え方についても今後取り入れるような考え方で進んでいただきたいということを申し上げて、この点については終わりたいと思います。次の旧士幌線跡地についてでありますけれども、答弁にもありましたように、昭和62年に廃止になって以来、もう既に二十数年たつわけであります。答弁の中に、北2線以北といいますと、今現在鈴蘭公園通の工事をやっているところから、私も質問してからちょっとここを歩いてみたんですが、八幡神宮の参道の辺から北2線までの間、確かに歩道が設置されておりまして、歩けるような状態になっております。この土地については、答弁にもありましたように、将来的に非常に重要な位置を占めております。国道241の代替地として、国道241の拡幅整備に伴う代替地、あるいは木野市街地整備の代替地として非常な重要な土地でありますから、これを固定化した遊歩道というのは私も無理であろうというふうに思っております。したがって、暫定的にここの土地を活用するような考え方を私は持つべきだろうと思います。というのも、ここを歩いてみましたら、こちらから南のほうに向かうと、右手のほうに河岸段丘の深い緑があって、左手のほうには国道241のいわゆる都市的な環境、都市的な風景が広がっているという非常にいい場所なんです。せっかくのこの場所を、これから国道241の完成にあわせてこの土地利用を図るということでありますけれども、これからもやはり場合によっては長期にわたる可能性もあるということから、ちょっと手を加えて、もう少し歩きやすいような歩道整備、あるいは、前に榎本議員も言っておりました、ちょっとしたベンチを置いて木を1本植えるだとか、そういったことによって木野市街地の都市環境が大いに変わる可能性があるというふうに私も見てきたわけでありますけれども、そういった観点で考え方があれば、再度答弁お願いしたいと思います。

答弁 建設水道部長 川上雅二(建設水道部長は2011年3月まで)

その場所につきましては、町長からの答弁でもさせていただきましたけれども、国道241の代替地ということになっております。長期にわたりますそこの緑化でございますけれども、先ほど総務部長から申し上げましたとおり、一たん木を植えて、それから公園的なものを整備しますと、いざその代替地としての利用の際に支障が出るということから、先ほど総務部長が答弁いたしましたように、適正な管理をしていきたいというふうに思っておりますし、今現在、暫定ではございますけれども、歩道といいますか、歩道を設置しているところでもございます。したがいまして、この241の拡幅事業が終わった後、残地なりが出た場合には緑化というものを検討していきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと存じます。

再質問 13番 平山隆

一部そのとおりだろうと思うんですけれども、お年寄りの方の散歩道ということで、例えば八幡神宮のほうから歩いていきますとちょっと急な、我々歩くには全然問題ないんですけれども、今やはりお年寄りもいろんな歩行器等を、補助具やなんかを使いながら散歩をしたりする部分があるものですから、できればちょっと手を加えた中でと。もちろん、暫定ということについては、やはり地域住民との話だとか、あるいは住民参加というものが必要であろうと思いますし、その辺のところをよく話をしていけば将来的な重要性というのは十分理解できると思いますので、そういったことも含めて、これは私の話だけで申し上げておきますけれども、そういった観点も検討いただければというふうに思っております。それと、国鉄士幌線跡地については、ここだけの答弁であったわけでありますけれども、士幌線跡地については、駒場地区を初め、音更市街地、木野市街地、数カ所点在しているわけでありますけれども、今回その士幌線跡地として、私がこの活用をということで申し上げたのは、音更・木野間の士幌線跡地、答弁にもありましたように、あの士幌線跡地については、道路、公園、あるいは公営住宅、商業ゾーン、それから住居系の土地利用、本当に多くの施設ができ上がっていて、すべてが音更市街地の中核をなしている場所でありますし、今後ともその士幌線跡地については、場合によってはやはり活用によっては重要な土地利用ができるんでないかというふうに思っているわけであります。あくまで今回、緑と景観という観点で質問しているわけでありますけれども、音更・木野間の士幌線跡地、国道に並行して走っているわけなんですけれども、先ほど言いました寺山町長のコンパクトなまちづくり、これはとりもなおさずやはり成熟都市を目指していくということでありますけれども、音更のまちづくりというのは、5万人を目標としたまちづくりを進めてきましたし、これからも同じ考えであろうというふうに思っております。あわせてこの背景には、音更・木野間を有機的に住居系、工業系の土地利用でもってつないでいくんだという形の中で、過去30年ぐらいこのような方法でまちづくりを進めてきました。もう既に道路、河川、あるいは東側の河岸段丘についても、やはり音更・木野間が有機的につながっているということを進めてきておりますし、そういうのがだんだん実現しつつあるというふうに私は思っております。そういった中において、これから申し上げます河岸段丘もそうでありますけれども、今、音更・木野間のそういった都市環境の向上というのは非常に私は重要であろうと思っております。面的な整備でつなげないとするならば、これは別な方法でつないでいって、音更・木野間が連続した町、交流のある町、潤いと憩いの感じが享受できるような町に進めていくためには、やはり調整区域といえども今ある土地をうまく活用していくということが必要であります。いろいろと長々申し上げたんですが、そういう観点での音更・木野間の士幌線の活用についてのお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 建設水道部長 川上雅二(建設水道部長は2011年3月まで)

音更・木野間で現在残っております旧士幌線路跡地につきましては、おおむね河川、一部河川、それから、1号付近でございますけれども、隣接者に売り払い等々が進んでおりまして、一部につきましては、まだ未利用地となっておりますけれども、これにつきましては、道路、町道でございますけれども、町道の建設計画を持っているところでございます。一部道路の造成はやっておりましたけれども、一部まだ手をつけていないというところがほとんどといいますか、その使われていない、いわゆる未利用地がございますけれども、その辺につきましては道路整備計画を持っているところでございます。木野の一部につきまして道路整備計画を持っております。あとの残地につきましては、計画的に売り払いするなり、先ほども申し上げました、残地として残った場合に、売り払いができなかった場合にはポケット的な緑地帯ということで整備を検討していきたいというふうに思いますので、御理解いただきたいと存じます。

再質問 13番 平山隆

音更・木野間の士幌線跡地については、先ほど言いましたように、国道に並行して、近接して線路跡地が残っているということから、なかなか活用面についても難しかったのかなというふうに思っておりますけれども、国鉄士幌線が廃止になって二十数年、また、先ほど答弁ありました緑の基本計画がスタートしてちょうど10年になるわけでありますけれども、こういった機会において、今後、緑と景観も含めた中でのひとつ目を向けて、いわゆるその検討など、申し上げておきたいなというふうに思っております。それから、最後の3点目の河岸段丘でありますけれども、これについては、私が今申し上げるまでもなく、音更のやはり緑の核をなす一つになっております。身近な緑として、今や音更町のシンボルとして、非常に以前から見るとやはりその価値観が高まっているというふうに私は思っております。答弁には、緑の基本計画に沿った中で維持保全をするんだということで答弁がなされておりますけれども、端的にこれの具体策があればひとつお聞きしたいと思います。

答弁 建設水道部長 川上雅二(建設水道部長は2011年3月まで)

河岸段丘につきましては、町の緑の基本計画の中でも最重要地点ということになっておりますし、帯広圏都市計画の中の、整開保という、ですが、その保全の方針の中にもこの河岸段丘の保全の重要性を位置づけしているところでございます。現在、先ほど申し上げましたけれども、民地がおおよそ28ヘクタールございますけれども、一部のところにおきまして、地元の住民によりましてその整備、保全ですか、保全の事業をやっていただいているところでもございます。この民地の部分につきましては、地域住民の方、並びに町民の緑に対する保全の理解が必要だというふうに感じております。町で直接整備するのも一つの手ではございますけれども、その緑の大切さを訴えながら、地域の方々にそういう事業展開をしていただくべく、これからその啓蒙活動といいますか、そういうものの周知を図ってまいりたいというふうには考えております。

再質問 13番 平山隆

河岸段丘については、特に、音更川右岸ですから、西側の河岸段丘、東側の河岸段丘については、答弁にもありましたように、地権者とNPO法人が保全と、それから一部再生、それから活用について、これは音更川の河畔林も含めた中でその活用も含めた保全を行っているわけであります。そういった点では、非常に身近な例として、非常にうまくいっている例として参考になるわけでありますけれども、ただ一方、西側の河岸段丘を見ますと、私も質問してから一通りぐるっと見てみたんですけれども、東側に劣らないほどやはり深みと厚みもあって、場所によってはまだまだ自然も残っているというような状態になっております。したがって、先ほど質問でも申し上げましたけれども、やはりこれは先人が残してきた遺産でもありますし、音更のシンボルでもあるわけであります。これを今我々がやはり後世に残して、そして、将来そこに住む人たちがやはり、別な形かもしれませんけれども、それを享受するということが必要であろうというふうに思っております。それで、実際には緑の基本計画にきちっとうたっておりますし、その必要性も答弁にあったとおりであろうというふうに思っておりますが、ただ、具体的に、活用だとか、あるいは再生というのは別にしまして、まずその保全を進めていくことが第1歩であろうというふうに思っておりますから、この保全の方法について、東側の河岸段丘については地権者あるいはNPO法人が取り組んでいるわけでありますけれども、西側については、24ヘクタールですね。民営地については24ヘクタールという答弁でありましたけれども、この24ヘクタールの保存については、やはり町がやらなければこれはなかなかうまくいかないんでないかというふうに思っております。あわせてこれが町がやるとするならば、最終的には町が長期的な取り組みの中で取得することが私は必要であろうというふうに思いますが、その点についてのお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

国道の西側の緑の部分を緑の基本計画では保全するというようなことになっています。保存するというふうに町が言っても、民地でございますので、民間の方がそれを切りますと言ったら、今、何の抵抗できる何ものも持っておりません。最終的に保全するとすれば音更町が買収をしていかなければならないだろうというふうに思いますが、ただ単にこの24ヘクタールの部分だけを買ったとしても、管理できませんので、当然管理用通路の部分、平地の部分も買っていかなければならないということになれば、24ヘクタールでは済まないんだろうなというふうに思っております。ただ、斜面でございますので、そんな大きなお金ではないかというふうには思いますけれども、これについては十分検討していかなければ、今すぐここで買うとちょっと申し上げにくいわけでして、十分検討をさせていただきたいなというふうに思っているところでございます。

再質問 13番 平山隆

今、町長が答弁したようなことで私も結構だろうと思います。時間、単年度というか、拙速にやるとこれは、緑景観、あるいは河岸段丘もそうですけれども、やはり逆に失敗する可能性も高いと。したがって、これからで十分だろうと思いますけれども、やはり将来に残すための本当に実のある方法ということをこれからぜひとも考えていただきたいというふうに思っているところであります。河岸段丘は単なるがけだけの部分ではありませんし、民地の大部分についてはやはり一部農地やなんかも含まっておりますから、高台の部分と下台の部分違うんですけれども、下台の部分については、まだ、河岸段丘になっておりますから、わき水が出ておりまして、逆にそのわき水が農地をマイナスに左右しているということになっておりますから、そういった管理部分プラスアルファ部分もやっぱり必要になってくると思いますから、これはじっくりと、先ほど申し上げました緑の基本計画、ちょうど10年がたったという一つの検証、あるいは今後の取り組みということで、今、町長の言ったようなことで進めていただきたいというふうに思っております。全般的なことで町長のほうから若干答弁を聞きたいわけでありますけれども、先ほど申し上げました音更・木野間の都市環境のグレードアップだとか、あるいは河岸段丘、国鉄士幌線の活用、保全、それから音更町の成熟したまちづくり、景観、あるいは緑化と。緑化推進ということも含めまして、視点とすれば、音更・木野間の河岸段丘、あるいは士幌線跡地の活用、保全というのは、私の一つの提言も含めた考え方でありますけれども、そういったことも含めて最後に町長の、緑、景観全般でも結構ですから、考え方についてお伺いして、私の質問を終わりたいと思います。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

河岸段丘、それから士幌線、士幌線についてはところどころが売られておりますので、もう一直線で都市軸というふうに言えない部分はございますが、まだ残された部分については音更と木野市街を結ぶ都市軸として大事な土地だというふうに思っておりますし、河岸段丘についても、緑の景観軸としては貴重な位置を占めているだろうというふうに思っていますので、これら土地利用に当たっては十分な配慮が必要だろうなというふうに思っているところでございます。それから、緑に関しましては、さきに地方紙に載ったから、名前を言ってもよろしいでしょうか。高野ランドスケープがパリの郊外でもって農業銀行をやるときに、社屋を建てるときに、約8ヘクタールの土地で、パリの町に森をつくるというコンセプトで、世界から集まった25社のコンペの中の最優秀ということで採用になりました。単に緑の部分が採用になったということであれば大したことはないのかなというふうに思いますが、緑の部分があって、次に社屋のデザインが決まると。我々の感覚から言えば、建物が建って、外構で緑をどうするかというようなことが今言われている段階でございますが、世の中、逆になっていまして、緑があって建物があるというようなことになってきているような世界的な状況の中で、我々も、緑があって、その中で建物が決まっていけばいいんでないかというような感覚もこれからは持ち合わせてもいいのかなというような感じを改めて持っております。それだけ緑が大事な部分を都市の中で占めているんだなというふうに今改めて思っているところでございます。将来的に音更もそのような状況になればいいのかなというふうに思っているところでございますので、全般的にと言われましたけれども、そのようなことで御勘弁をいただきたいというふうに思います。以上です。

出典:音更町議会 平成22年第3回定例会 2010年9月21日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる