みんなの議会

音更町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月17日

公共交通機関等の整備について

2015年9月17日、音更町議会の一般質問で、平山隆議員が「公共交通機関等の整備について」質問し、町長 寺山憲二、企画財政部長 傳法伸也が答弁しました。

質問者
平山隆 議員
答弁者
町長 寺山憲二、企画財政部長 傳法伸也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 11番 平山隆

さきに通告いたしました1点について質問をいたしたいと思います。大分時間も経過しておりますので、できるだけ速く進めたいなというふうに思っております。公共交通機関等の整備についてであります。地域生活バス路線は、自家用車等の増加による乗車人数の滅少により、路線の廃止や便数減少の経過をたどってきました。このため、市街地にはコミュニティバスの運行を、また、農村部においてもスクールバスの混乗利用の対策を講じ、町民の足の確保に努めているところであります。良好な生活環境には交通機関の確保は欠かせません。第5期総合計画でも公共交通機関の維持については重点施策に位置づけております。高齢者などの交通弱者にとって、地域生活バスは唯一の交通手段であり、日常生活に欠かせない大切な足であります。高齢化社会が進行する中で、公共交通機関の整備は緊急の課題であると思います。そこで3点についてお伺いしたいと思います。1点目、地域生活バス路線の課題とバス路線の確保について問うものであります。また、公共交通機関の利用を促す手法の一つとしてのモビリティ・マネジメントの取り組みについてもあわせて見解をお聞きしたいと思います。二つ目、コミバスの運行では、増便や乗車時間の短縮などの要望がありますが、どう対応するのか。交通機関でのコミバスの位置づけのほか、課題と対応策を問うものでございます。三つ目、農村部でのスクールバスの一般乗車を行っておりますが、運行の登下校時に限られているなど利用が制限されて、大きな効果を上げていない実態にあります。総合計画では、交通手段の確保に他の方策も検討するとしておりますが、見解を示していただきたいと思います。以上です。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

公共交通機関等の整備についての御質問にお答えいたします。初めに、地域生活バス路線の課題と確保及びモビリティ・マネジメントの取り組みについてでありますが、本町には16の地域生活バス路線があり、このうち15路線は補助対象路線として、国と北海道、さらには沿線自治体が運行経費の赤字分を補助することにより、その確保に努めております。また、沿線自治体とバス事業者のほか関係機関で構成する協議会を設置し、各路線の今後の収支見込みをもとに、各自治体の財政負担をできるだけ抑えながら路線を存続していくことや、路線バスの利用増を図っていく取り組みなどについて検討しておりますが、昨年度から路線バスの補助金算定方法が一部変更となり、収支状況がよい高速バスに係る収支が除かれたため赤字分が増加し、沿線自治体の負担が増加傾向にあることも課題となっております。このような中、利用増の取り組みとして、バス事業者では、高校生への定期券販売促進に向けた説明会の開催を初め、十勝川温泉などの観光資源と路線バスを組み合わせたバスパック商品を販売し、利用者の拡大を図っているとともに、バス運賃の各種割引制度を実施しております。また、十勝川温泉線では、音更町十勝川温泉観光協会が主体となり、宿泊者へのサービスとして、路線バスを利用した方を対象に運賃を全額助成しており、こういった取り組みも結果的に路線バスの利用拡大につながっているものと思っております。御質問のモビリティ・マネジメントにつきましては、交通渋滞の解消や地球温暖化対策の観点から公共交通機関などの利用を促すものであり、この取り組みも路線バスの利用増につながるものと考えております。バス事業者が行っている取り組みとしては、60歳以上の方が運転免許証を返納した際に運賃を半額にする制度を実施しておりますし、本年8月に開催された老人クラブ連合会指導者研修会でも、町とバス事業者が連携して高齢者のバス利用に係る講義とノンステップバスの体験試乗を行ったところであります。加えて、地球環境問題について深く認識し、自分のこととして考え、行動する動機づけを図るための「おとふけ環境週間」では、7月の3日間を徒歩、自転車またはバスによる通勤に努めるノーマイカーデーとして、職員に奨励したところであります。今後とも、バス事業者等と連携してモビリティ・マネジメントの取り組みを進めてまいりたいと考えておりますので、御理解いただきたいと存じます。次に、コミュニティバスの増便等の要望への対応と交通機関としての位置づけ、課題と対応及び農村部におけるスクールバスの混乗利用以外の方策に係る検討については、関連がありますので一括してお答えいたします。本町のコミュニティバスにつきましては、町民生活の利便性を高めるため、平成12年度から、共栄コミュニティーセンターを起点として8の字を描くような路線形態で、音更、木野、宝来市街地の住宅地と公共施設や医療機関、商業施設等を結ぶ循環バスとして1時間を目途に運行しております。御質問の増便や乗車時間の短縮については、バスの増車が必要となることから、財政的な事情もあり、難しいものと思っておりますが、現在の路線の範囲内で、利用者等の要望により、停留所の増設や路線変更等の改善を行っているところであります。農村部のスクールバスの混乗利用につきましては、路線バスの廃止や減便などにより交通手段の確保が難しくなった町民の足の確保対策として平成11年度から運行しております。御質問にありますとおり、スクールバスは運行時間が限られていることや自宅から運行ルートまでの移動が必要となるなどの課題もあり、第5期総合計画では他の交通手段の検討を施策として位置づけております。地域の公共交通はまちづくりに必要不可欠な社会インフラであり、町民のニーズに合った公共交通体系を構築する必要があるものと考えております。今回御質問いただいたコミュニティバスのあり方や農村部で他の自治体が取り入れているデマンド方式など、新たな交通手段確保の可能性について、地域生活バス路線との接続も含めて全町的な検討が必要であります。このため、来年度から国の補助事業を活用し、実態調査を行うとともに課題を整理し、本町の新たな交通網計画を策定することとしておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 11番 平山隆

再質問をしていきたいと思います。まず1点目の地方バス路線の関係でありますけれども、ことしの26年度決算を見ますと、路線バス維持対策補助について大幅にふえているわけであります。25年度と比べますと約4倍にふえているということで、答弁にもありましたから了解するわけでありますけれども、その要因が利用者の減少によるものなのか、あるいは補助制度など他の要因によるものなのか、この辺が不明だったものですから再質問の中で若干申し上げているわけでありますけれども、そうすると、26年度については約2,700万の補助金額が支出されておりますけれども、25年度については750万、あわせて平成27年度の予算を見ますと2千万ということですから、だぶつきはあるにしても、補助金額については、今の利用状況等を見るとほぼこのような推移でまず経過するのか、あわせて、バス乗車人数についてはそう大きな変化がないという理解でよろしいのかお聞きしたいと思います。それとあわせて、この際ですから、16路線のうち15路線が赤字ということであります。赤字の場所を聞くよりも赤字でないところを聞くほうが早いのですけれども、赤字でないところについてはどこなのかお聞きしたいのと、それから、赤字額の多いところ、15ある、そのうちに四、五点でよろしいですけれども、路線名と、それから赤字額がわかれば教えていただきたいと思います。

答弁 企画財政部長 傳法伸也(企画財政部長は2017年3月まで)

まず1点目でございます。今後この赤字幅がどうなるかということでございます。算定方式が変わってございまして、御答弁いたしましたとおり、高速バスの収益が昨年度から外れておりますので、その影響が、今のままでいくと28年度からちょっと影響が出てくるのではないかと思っています。それ以降につきましては、各補助を出すのに事前方式で出しますので、その事前方式において、高速の収益の影響がなくなるのが3年後ぐらいになってしまいますので、そうなると事前の補助算定も高速の収益が関係ない、当該年度の実績も高速の収益が関係ないということになりますので、そこで影響が出てこない、28年度以降は出てこないのかなというように思っています。それまでは、どうしても事前の補助、補助算定のほうは高速の収益を含んだ中でのトレンドで計算していきますので、どうしても収益幅が狭くなると。当該年度のやつは高速の収益を度外視、含まないので、どうしても収益が低くなってしまいますので、その差が出てきますので、ちょっと3年ぐらいその傾向が続くのではないかなと今思っています。それと人数のほうですけれども、利用人数のほうは今のところはそう変わりはないのかなというように思っています。それと、1路線のほうにつきましては、十勝バスの駅から出て桜が丘西のほうに向かっている路線あるかと思いますけれども、その路線が赤字路線ではないということになります。それと、赤字路線ですけれども、拓殖バスでいいますと上士幌線、それと、同じく音上線ですか、拓殖バスのその2つは結構赤字が出ている状況でございます。金額が、申しわけございません、先ほど言いました十勝バスであれば、十勝川温泉で383万1千円が町の補助額となります。それと拓バスの然別湖線でありますと355万4千円、上士幌線であると297万4千円と。これが26年度の決算の状況でございます。

再質問 11番 平山隆

そうすると、今4点ばかり、広域的な交通路線も含めて赤字額がベストフォーというような形で理解してよろしいわけですね。これは、先ほど26年度決算資料のことで若干申し上げたんですけれども、毎年この路線バスの乗車状況については記述がほとんど同じなんですけれども、ことしの、平成26年度の資料を見ましても、利用者は年々減少傾向にあって、バス路線の維持が極めて困難な状況にあるということの記述であります。そうすると、先ほどお話しありました平成26年度決算においては約2,700万、その前の年については750万、27年度については今予算が2千万と。それではこの推移をして、平成25年度ペースにまた戻るというような形でよろしいのか、これについても若干お聞きしたいのですけれども、バス路線については16路線のうち15路線が赤字で、もうほとんどが赤字路線ということであります。先ほどの答弁では、バスの利用者についてはそんなに変わっていないということでありますけれども、やはり制度がどんどん変わっていくという部分が、補助金額の支出の制度というのですか、そういった部分についても変わっていく傾向も若干あるやに思っているのですけれども、今、現状については、国、道、町、それらが運行経費の一部を補助して路線が維持されているのが実態であろうと思います。そこで一つ、先ほどの、バス路線の維持が極めて困難ということで記述してあるわけでありますけれども、これが、ある程度道、国、町村が補助を継続していれば今の路線については継続されるのか。それと、長い間を見ますとバス利用者の減少というのは続いているわけでありますけれども、今現在廃止の危機にあるような路線があるのかどうか、あわせて、減便をしなければならないような路線が現在あるのかどうか、この点についてお聞きしたいと思います。

答弁 企画財政部長 傳法伸也(企画財政部長は2017年3月まで)

申しわけございません。今後ですけれども、燃料の関係とかその辺でいろいろと出てくるかと思います。ただ、平成25年度の750万までの幅まで下がるかといいますと、ちょっとそこまではならないのかなと思いますけれども、そのときの燃料とか利用人数とか、若干影響が出てくるとは思いますけれども、多少は下がってくるのかなということでは押さえております。それで、今後の路線を廃止するところについては、今のところはまだそういうところはないということで押さえています。できるだけ今の路線が継続されますよう、今後も各自治体と協力しながら取り進めていきまして、御答弁でもお話ししましたとおり、バス会社さんのほうもいろいろと、皆さんに乗っていただくようなことでいろんな取り組みをされているようですので、バス会社さんと、あと各自治体あわせまして利用促進に向けていって、少なくても今の路線と便数だけは確保していくというような形で進めたいと思っております。以上でございます。

再質問 11番 平山隆

先ほど、赤字額が大きい4カ所、そのうち広域路線が3カ所でありますけれども、ちょっと先ほどメモするのを忘れたのですが、音上線、後でよろしいですけれども、赤字額の金額教えていただきたいというのと、それから、今、企画部長から答弁がありましたとおり、広域路線については、沿線自治体等々、バス会社もあわさって連携しながら効果的な対策を協議しているかと思うのですけれども、今までなかなか利用増進を図るための効果的な対策が見当たらなかったのかなというふうに思うわけでありますけれども、ある程度そういった協議内容等についても若干この際、ありましたらお聞きしたいのと、それから、広域路線といえども、本町に大きくかかわった路線であろうと思います。先ほどの赤字額を見ましても、上士幌線あるいは音上線、然別湖線ですか、そういった中で、音更を縦横断するような路線でありまして、音更市街まで、あるいは駒場市街までについては一定の路線が確保されているのですけれども、それ以外の北側あるいは西側についてはこの広域路線が非常に重要な路線になっているのではないかと思います。バス路線が本当に一旦廃止になると、寺山町長もよく御存じだと思うのですけれども、一旦廃止になると、再度の復活というのは、これは今までの過去の例から見ても100%ないわけでありまして、今ある路線については最低限必要な路線、もっとあればよろしいのですけれども、今現存している路線については最低限な路線であるというふうに私は思っているところであります。したがいまして、今ある路線については何としても守らなければならないと思うのですけれども、この辺について、先ほどの答弁とあわせて、どう認識しているのか、見解、先ほど企画部長のほうから若干答弁はありましたけれども、どう認識しているのか、再度その見解についてお聞きしたいと思います。

答弁 企画財政部長 傳法伸也(企画財政部長は2017年3月まで)

音上線の町の負担でございますけれども、26年度決算では146万5千円となってございます。音更高校、上士幌です。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

地域生活バス路線については、交通弱者にとっては大変重要な交通手段でございますので、何としてでも残していきたいというふうには思っております。先ほど議員がおっしゃったように、昔は万年線もありましたし鎮錬線もありました。それから東士幌循環、東瓜幕線、その路線が全て消えてしまって今の路線になっているというようなことでございます。農村部から一度路線が消えてしまうと、これ復活することは100%ないだろうと思っています。そうした中で我々としては、事業主体はバス会社でございますけれども、行政と一体となって残していく必要はあるだろうと思います。ただ、今、周辺町村が過疎化の中で、これ以上人口はそうふえていかないだろうと思いますし、それから、農村部も規模拡大によってどんどん減っていく、また、少子化になっております。少子化のほうが一番こたえるわけです。高齢化以上に、少子化になれば、高校に通う子供たちの部分が一番大きいわけでございまして、そういったことからいけば、この少子化を何とかしなければいけないだろうと思っています。いずれにいたしましても、決意と言われれば、残しますと言うほかないと思っていますので、何としてでも残していきたいと思います。

再質問 11番 平山隆

私も質問する前段でお話ししたのですけれども、端的に補助が昨年度の実績2,700万と。非常に財政負担が大きいという認識だったものですから、先ほどの答弁で十分理解したわけでありますけれども、ただ、先ほども、毎年の決算認定の中での資料の中で、年々利用者については減少傾向にあって、バス路線の運行が極めて困難な状況にある。これは、国、道、町の補助が切られたときには、当然バス会社も運営し切れないわけでありますから、運行は非常に困難であろうという、一面そういう理解もあろうかと思います。今、町長のほうからも、私もこの地方路線バス、生活バス路線等については、ある程度定期的に、四、五年置きに一般質問ないし、それから予算、決算で質問して、現状について本当に大丈夫なのかということをその都度確かめながら取り組んできた経緯もあったものですから、今回は一般質問の、総合計画のちょうど中間年、見直しの時期ということもありますから今回一般質問で取り上げたということでもあります。この項目の中で、広域路線、総合計画ではモビリティ・マネジメント、取り組みを検討するとありますし、先ほどの答弁の中でも、一定の施策展開を行っているわけであります。最終的には公共交通機関の利用を深めるということが最終目的ということで、総合計画にも記述あるわけでありますけれども、これが、やはり今地球温暖化、あるいは大規模な災害等が発生している中で、少しでもやはり公共交通機関のほうに転化して利用を促す取り組みというのは必要であろうと思いますし、ぜひともこの問題については十分取り組み強化を要請しておきたいなというふうに思っているところであります。具体的なこれの効果的な方法といいますか、いい方法があれば答弁をいただきたいというふうに思っております。

答弁 企画財政部長 傳法伸也(企画財政部長は2017年3月まで)

なかなか今の車社会の中で、徒歩とか自転車とかそういうものを使って、環境を目的としてというのはなかなか難しいとは思うのですけれども、そういうものを意識づけをしていって、環境面、それから安全面、健康問題等々あると思うのですけれども、そういうものの意識を持つことによって公共交通の利用に持っていければと思ってございます。これといってどういうのが効果があるかというのはちょっと難しいのですけれども、そういうことしか今ちょっと御答弁できないのかなということでございます。

再質問 11番 平山隆

それでは、今、傳法部長からの答弁、一自治体がそれぞれやはり一つ一つ取り組んだ中で大きな輪になっていくよりほかはないのかなということでありますし、それが即バス利用につながるというのは場合によっては早計ではあろうかと思いますけれども、こういった意識のもとで今後とも取り組んでいただきたいということを申し上げておきたいと思います。次に、2点目のコミバスの運行でありますけれども、質問では、これも総合計画に課題として載っていた部分、私も若干増便だとか乗車時間の短縮など聞いてはおりますけれども、コミバスの運行については、答弁にもありますように、平成12年に管内あるいは道内先駆けてスタートしておりますし、スタート時には1日の乗車人数が50人台であったところが、現状、26年度の決算を見ましても90人になんなんとする人数が利用されているということで、大幅な延びを呈しているなと思っております。コミバスがスタートしてはや十数年が経過し、確かな定着として見ているわけでありまして、他に交通手段の持たない方、あるいは経済的にも出てくると思いますけれども、お年寄りの多くの方が親しまれ、喜ばれている状況であろうというふうに思っております。最近のアンケートでも95%を超える満足度が示されておりますので、今後ともさらに利用しやすい運行について検討されたいということを申し上げて、終わりたいと思います。次の3点目でありますけれども、農村部のスクールバスの関係であります。実は四、五年前にも一般質問をやりまして、農村におけるコミュニティバスの運行を検討してはどうかということで実は質問したわけでありますけれども、検討はするということでありましたが、なかなかコミバスを初期投資から走らせるのは非常に難しいという部分は確かに内在しているのかなと思っております。今回の答弁見ますと、ある意味ではさらに具体的な形の中で出てきているということについては非常に評価をするものでございます。今スクールバスの混乗利用を行っておりますけれども、これが住民の確かな足になっていないという問題もありますし、それではさらにほかの対策ということになりますと、なかなかやはり農村部、特に音更の場合、準農村的な要素がありまして、その利用人数がどの程度期待できるのかということもあろうかと思います。農村部において新たなデマンド交通の検討をされる、ぜひともそうされたいし、補助制度ですか、国の補助事業を活用とありますけれども、これがデマンド交通に係る国の補助制度を活用ということなのか、これについて若干お聞きしたいと思います。

答弁 企画財政部長 傳法伸也(企画財政部長は2017年3月まで)

国の補助制度ということでございましたけれども、国の補助制度につきましては、地域路線、今現在の地域バス、それからコミュニティバス、それと今言ったデマンド方式、全部含めた中での各路線網を計画して見直しをしていこうという考えでございます。その計画網を策定いたしまして再編をしていくような形で今考えてございます。それにつきましては、来年度協議会を立ち上げまして進めていくような格好になろうかなと今考えていますので、全町的な今の、先ほども申しましたとおり、今現在の地域バス、コミュニティバス、それと郡部のどのような利用をするか、デマンド方式を含めた中での再編ということで考えてまいりたいなと考えております。

再質問 11番 平山隆

まさにそのことが必要であろうと思っております。デマンド交通、いわゆるデマンドバスその一つのみを検討しても、やはり区域だとか、あるいは接続だとか、全町的な交通体系だとかあろうかと思います。ぜひともそれを進めていただきたいし、できるだけ早期にこれに取りかかっていただきたいということを申し上げておきたいなというふうに思っております。この際ですから、道内におけるデマンド交通を導入している自治体、もしわかっていれば教えていただきたいと思います。

答弁 企画財政部長 傳法伸也(企画財政部長は2017年3月まで)

ちょっと道内というと押さえてはいないのですけれども、管内であれば、幕別町、それと帯広市さんも取り入れているということでは押さえてございます。

再質問 11番 平山隆

道内における導入している事例、実は、そう申し上げましたのは、若干まだ時間ありますから、余り時間はかけないのですけれども、たまたまことしの7月7日、北海道町村議会議員研修会、札幌で行われたわけですけれども、翌日の7月7日に千歳の防災交流センターと石狩の、学校法人ですけれども、認定こども園、今音更町が課題となっているようなことについて議員全員が視察調査してきたのですけれども、たまたま認定こども園のロビーに、石狩の浜益区に新たな公共交通の導入に係るパブリックコメントの実施のパンフがありました。パブリックコメントの実施時期については7月1日から7月31日、これは導入に向けての今検討作業に入っていて、最終段階に入っているというふうに、特に聞いてはいないのですけれども、こういった中でのパブリックコメントがありました。これはたまたまですけれども。それで、石狩ではコミバスが、現在市街地の循環線として運行しているわけでありますけれども、利用者が非常に減少しているということで、当初年間1万人の利用者が、現在4千人までに減少しているということで、1便当たり1.3人ということであります。そういったことで利用者が減少していることからデマンド交通に切りかえようとしているところのようであります。運行開始が来年の4月上旬の予定、区域については浜益区全域。浜益区というのは多分石狩と合併した町村だろうと思うのですけれども、その地域と厚田区の一部を要は運行エリアとして予定しているということであります。利用の料金については、バスよりもやや高目で、タクシーよりも低い料金を予定しているということで、これは資料の中で見て、直接聞いているわけではないのですけれども、参考になるかなと思いまして今ちょっと紹介させていただきました。終わりますけれども、第5期総合計画のアンケートでも交通確保の町民要望というのは高いものがありましたし、また、今回の総合計画の見直しに向けてのアンケート調査によりますと、ちょっと意外に思ったのですけれども、中高生が町外に移りたいという理由の中に「交通が不便だから」というのが48.8%、これ断トツに高い数字なのです。交通が不便というのはいろいろ要素があると思うのですけれども、音更だけの問題じゃなくて、例えば新幹線だとか飛行機だとか高速道路だとか、それらをトータルして交通が不便という答えであろうと思います。町民全体でも「交通が不便」というのが第1位を占めているということであります。ただ、交通機関の充実については全体から見ると大きな、高いレベルの希望している数値ではないのですけれども、先ほど言いましたように、町外に出たいということで、これが中高生なものですから、非常に事が注視しなければならんのかなと思っております。そういったこともありまして今回一般質問を交通の関係で絞った、見たわけでありますけれども、いずれにしても、誰しもが住みなれたところから離れたくない、住んでいたいということであろうと思いますし、音更に住み続けたい、住んでよかったと言える町を実現するためにも、やはり農村部と市街地の均衡あるサービスの提供についても必要であって、交通弱者に優しい施策展開がまだまだ求められているというふうに私は思っているところであります。終わりになりますけれども、均衡ある公共交通機関の整備拡充を、一層意を配して図っていくべきだろうということを申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

公共交通機関をしっかりと守っていく。今、北海道は高校を統廃合しております。そうした中で、公共交通機関もなくなれば、では田舎の子供たちはどこの高校へ行けばいいのだというような形になってしまいます。そういった意味でも、高校の統廃合に当たっても公共交通機関をしっかりと守れというようなことはたびたび発言をさせていただいているところでございます。それから、モビリティ・マネジメントのお話がございました。バス会社といろんなことを計画しながら、過去には、地方でもってイベントを開くと。それもアルコールつきのイベントを開くということになれば自家用車で行けないだろうというようなことも計画はしておりますけれども、なかなかそれが乗車人数の拡大にはつながっていかない。一番モビリティ・マネジメントで簡単にできるのは、商業施設だったり医療施設だったり、そういうところの駐車場をなくすのが一番だというふうに思います。車を駐車するところがなければ自家用車に乗れませんので、まず駐車場をいかにして少なくしていくかというのがこれモビリティ・マネジメント、ヨーロッパあたりでやられている一番の対策だろうというふうに思っていますけれども、それが日本にできるかといったら、この辺では当然不可能なことだろうというふうに思っていますし、中国みたいに、きょうは下1桁奇数か偶数かでもって乗っちゃいけないというふうになれば、これは比較的簡単にできるのかもしれませんけれども、そういったことが日本では不可能だということになれば、なかなかできないというのが実態なのかなと思いますし、また、新型公共機関、要するにモノレールだとかそういった部分が公共交通システムとしてここの地域で採算が合うのであればそれは可能だと思いますが、それすらできないというような地域になっていますので、なかなか難しいかなと思っております。それから、デマンド方式、今検討しようとしていますけれども、このデマンド方式と路線バスを共存させなければいけないということになります。ということになると、デマンドバスは農村部で集めたお客さんを音更市街だとか帯広市街に直接連れていくことができないという可能性はあります。近くの路線の停留所までしかお連れできないというような。その共存をどうやって図っていくかというのは極めて難しい問題なのかなと思っていますし、その辺についても十分留意をしなければいけないなと思います。それから最後に、交通が不便であるから町外に出たいというアンケート結果、これについて一番大きな要素というのは、私も聞きましたけれども、国道241号線が混雑して、帯広に出ていくのにすごく朝夕は時間がかかるということで、通勤だとか通学に間に合わないというような、こういったことがあって町外に出て行きたいというようなお話は私も聞きました。それについては、今交通混雑解消というような形でもってある程度めどがつきましたので、そういったことからいけば一つは解決できたかなと思っています。いずれにしても、ここ音更の公共交通機関というのはバスしかありませんので、これをしっかり守っていくということを町民の皆さんの協力を得ながらやっていきたいと思いますので、御理解をいただきたいと存じます。以上でございます。

出典:音更町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月17日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる