音更町議会 平成21年第4回定例会 2009年12月11日
学校における情報化について
2009年12月11日、音更町議会の一般質問で、榎本基議員が「学校における情報化について」質問し、教育長 荒町利明、教育部長 宮下悦二が答弁しました。
- 質問者
- 榎本基 議員
- 答弁者
- 教育長 荒町利明、教育部長 宮下悦二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 榎本基
おはようございます。通告に従い質問をさせていただきます。最初に、学校における情報化についてであります。コンピューター整備につきましては、教育用として小学校には2人に1台、中学校には1人に1台で整備をしてきております。また、教員用は、中学校は整備を完了しています。しかし、小学校教員用パソコンについては、平成21年8月に教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の報告書で、学識経験者の意見でも1人1台の環境整備を求めています。そこで、教育教員用パソコンについてお伺いをします。一つ、小学校教員用パソコンの今後の整備予定は。二つ、教育教員用パソコンにおけるインターネットへの接続の制限はどのようになっているのか。三つ、教員用パソコンの人的な事故防止対策をどのように指導されているのか。四つ目、音更町教育委員会として教員用パソコンの情報管理のあり方をどのように指導されているのか。五つ目、パソコン導入に伴うソフト及び消耗品の購入など予算増額についての考え方は。次に、学校徴収金について質問をいたします。経済格差が教育格差を生むと言われています。憲法では、義務教育はこれを無償とするとその原則がうたわれています。しかし、学校教育の中で保護者負担が拡大傾向にあります。本町における教材・実験・実習・修学旅行費、副読本などの学校徴収金の現状と就学援助費についてお伺いをいたします。一つ目は、小学校及び中学校での各学年ごとの学校徴収金の平均額は。二つ目、学校徴収金の集金と管理状況を把握している範囲でお答えください。三つ目、各小学校、中学校で、共通する教材について公費負担とする考えは。4番目、就学援助費の申請数と認定数はどのような数字になっているかお答えをお願いします。以上、よろしくお願いします。
答弁 教育長 荒町利明(教育長は2015年3月まで)
1点目の学校における情報化については、関連がありますので一括してお答えいたします。小中学校におけるコンピューターなどの整備は、教育用、教員用を含め、年次計画に基づき整備を行っておりますが、小学校の教員用パソコンの整備につきましては、今年度、大規模校の8校にそれぞれ2台、小規模校7校にそれぞれ1台を整備したところであります。今後におきましては、小学校の教員用については、各種事務処理に要する負担の軽減を図るべく、早期に1人1台の設置を目指しておりますが、本年5月1日現在、小学校の教員数は養護教諭を除き207名であり、整備に要する費用が初期投資で多額の費用が見込まれるほか、更新時期なども考慮しなければならないことから、町の財政状況を踏まえ、近年次において計画的に整備してまいりたいと存じます。インターネットへの接続制限でありますが、小中学校におけるパソコンすべての通信回線が役場庁舎内のサーバー機を経由する仕組みとなっており、このサーバー内において有害なサイトを識別し、閲覧・接続の制限が設定されております。ただ、インターネットの利用に際しましては、さまざまな脅威にさらされていることを教職員みずからが十分認識するとともに、児童生徒に対し、パソコンの操作指導や情報モラル教育に努める一方、家庭でのパソコン利用についても指導等を行っているところであります。教員用パソコンの人的な事故防止対策及び情報管理の指導につきましては、近年、社会の情報化が急速に進展し、携帯電話やパソコンなどを通じたインターネットの利用増加により、平成17年4月に個人情報保護法が施行されたところであります。この施行に伴い、個人情報についての基本的な知識や情報セキュリティー対策について、教職員一人ひとりが自覚と責任を持った行動を身につけ業務に当たることが最も重要であることから、音更町が作成した情報セキュリティーハンドブックにより周知しているところであります。また、児童生徒、保護者に関する個人情報のデータについては、盗難、紛失により漏えいした事件・事故が全国的に発生しており、記録データやパソコン機器の職場外への持ち出しは原則禁止としており、個人情報の取り扱いについて万全を期すよう各学校に通知するとともに、校長会、教頭会を通じ、教職員に対する指導の徹底を指示しているところであります。なお、パソコン導入に伴うソフトについては、できるだけだれもが使えることを基本に共通したソフトウエアを導入して整備しており、必要な消耗品についても導入時に購入し、また、消耗品の追加購入は各学校への配分予算の中で対応しておりますが、これらに係る予算の増額については、現在、平成22年度の予算編成作業中であり、各学校からの要望内容を確認するとともに学校配分予算についても精査し、学校教育関係予算全体の中で判断してまいりたいと存じます。いずれにいたしましても、パソコン等の利活用は効率的な事務を行う上で必要不可欠なものでありますが、一方、適切な管理を怠ったり取り扱いを誤ると、個人情報の流失により児童生徒が巻き込まれる事件に発展するおそれがあることから、セキュリティー対策が重要であると認識しておりますし、児童生徒が学校のみならず家庭においても正しくパソコンなどを利用するよう、保護者への周知はもとより、さらなる指導の徹底・管理に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。2点目の学校徴収金についての御質問にお答えいたします。初めに、本町の小中学校における教材、修学旅行費、副読本費など学校徴収金の学年ごとの平均額についてでありますが、平成20年度で申し上げますと、修学旅行費を除く徴収金は、小学校1学年では約1万8,400円、2学年で約5,900円、3学年で約7,900円、4学年で約6,700円、5学年で約7,700円、6学年で約7,100円、中学校では、1学年で約1万2千円、2学年で約7千円、3学年で約4,100円、また、修学旅行費については、小学校で約2万2千円、中学校で約5万9千円となっております。次に、集金と管理状況についてでありますが、教材費については、校長の責任において集金袋により学級担任が現金徴収し、通帳や学校の金庫に一時的に保管・管理し、速やかに業者への支払いを行っておりますが、会計の処理に当たっては、保護者などから徴収した私費は公金に準じて取り扱う必要があることから、校長、教頭が確認をし、適正な会計処理に努めているところであります。なお、これら学校における私費会計事務については、全小中学校において私費会計事務処理要領を定めており、この要領に基づいて、通帳保管者と印鑑保管者の区別を行うなど、学校内における相互牽制・内部牽制の体制を確立し、金銭事故の未然防止に万全を期しているところであります。次に、各小中学校で共通する教材について公費負担とする考えについてでありますが、各学校における教育課程の編成内容によって、個人所有が適当な漢字ドリルあるいは音楽の笛など児童生徒が直接購入する教材などについて、年度当初に全教職員で検討した上で採用しており、また、保護者に過度な負担とならないよう配慮されているものと思っております。しかし、昨今の急激な経済状況の悪化を受けて、家庭の教育費負担の軽減を求める声が高まってきているのも事実であります。しかしながら、これら教材費については、受益者負担の考え方に基づき、一部御負担をお願いしているところでありますが、共通する教材費の公費負担につきましては、先ほども御答弁申し上げましたが、学校配分予算、学校教育関係予算全体の中で判断してまいりたいと考えております。最後に、就学援助費の申請数と認定数についてでありますが、長引く経済不況の影響により年々増加の傾向を示しておりますが、本年12月1日現在の申請者数は1,002人、認定者数は962人で、全児童生徒数4,451人に占める認定率は21.6%であり、昨年度と比較して認定率で1.3ポイント高くなっている実態にあります。以上、答弁とさせていただきます。
質問 2番 榎本基
どういう答えが出てくるかなと思って自分なりにいろいろ考えていたんですが、大分私の予想と反する答えもありましたので、ちょっと再質問に戸惑っているところがありますが、再質問させていただきたいというふうに思います。冒頭申し上げましたけれども、点検及び評価の報告書で、これはことしの決算委員会のときにいただいた報告書ですけれども、これに、14ページの主な施策、12の情報教育で、これは教育委員会の点検評価の項目で、今後は小学校の教員用についても年次計画で整備していきたいというふうに、みずからの点検評価でそういうふうに記されているんです。書いてあるんです。そこで、近年次に計画という答弁でありましたけれども、小学校教員用のパソコン。できれば整備年度を明らかにしていただけないかなと。数字を、年度を言えるんであれば、この場で答えていただけないかなというふうに思います。
答弁 教育長 荒町利明(教育長は2015年3月まで)
今の御質問でございますけれども、確かに年次的な整備計画は持っております。その整備計画の年度は、教員数も多いことから、22年度、23年度の2カ年をもって教員用パソコン小学校1人1台の整備をしてまいりたいという計画は持っております。ただ、きのうの一般質問でもございましたように、現在、国の22年度の予算がどのようになるのか、また、地方に対する交付税の見直し等もありますので、その辺のいわゆる交付税の削減等がもしかなされるんであれば、この22年、23年度で現在計画はしておりますけれども、その辺の国の地方に対する地方財政措置ですか、その辺も当然見きわめなければならないということで、あえて御答弁の中では近年次という表現をさせていただきましたけれども、教育委員会といたしましては、先ほども申しましたように、22年、23年度でできるならば整備をしていきたいという考えは持っております。以上でございます。
質問 2番 榎本基
小学校の教員は207名ということでありますから、相当膨大な予算が要るんでないかというふうに思います。そこで、ぜひ22、23年度に整備をしていただきたいなというふうに思います。もう一点、この報告書の中の24ページに、学識経験者の情報教育のところが6行ほど書かれていますけれども、そこに、小学校教員についても1台1人という環境整備、あるいは個人所有機器の利用環境の整備というふうな表現があるんです。そこで、一つは、この利用環境の整備というのは、この表現というかこの文脈でいくと個人所有機器の利用環境の整備というふうに僕は読むんですが、この意味がちょっとよくわからないんです。それで、これは学識経験者の意見ですから、恐らく何らかのやりとりが教育委員会とあったと思うんですが、ここのところが、意味が一つと、今22、23年度と言って、できればということでありますので、多分22年度にはまだどこどこ学校だよとか、23年度はどこどこ学校ですよというような各学校には知らせていないと思うんです。多分ですよ。それで、この個人所有機器の利用環境の整備というのと、ということは、今は個人の持ち物で仕事をやっているということでしょうね。その環境の整備というのと、利用計画をやっぱり知らせるということが環境整備にも僕はつながってくるんでないかなというふうに僕自身は考えているんですけれども、その辺のお考えがあればお聞かせ願えればというふうに思います。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
ただいまの御質問の学識経験者の意見ということでのお話だと思います。これにつきましては、点検評価におきまして学識経験者の方からも、今、議員のおっしゃられたように、小学校につきましては今年度から若干ですけれども整備を進めさせていただいていると。教職員のパソコンですけれども。その中で、今言われたように、やはり全員の先生が私どもが配備したパソコンを使っていないという状況をとらえましてこのような御意見をいただいたということでございます。それとつながるのは、そのときもお話が出ておりましたけれども、個人情報のいろいろな流失等が社会上、事件等でも問題になったということをとらえまして、やはりこの辺はしっかりと配備をして整備する必要があるだろうということの御意見の内容というふうにとらえてございます。また、この配備計画につきましては、これまでも、教職員はもとよりでございますけれども、年数によりましてそれぞれの学校、小中学校あわせまして、更新もあわせて実施させていただいているという状況もございますので、先ほどの全体的な今後の予算がどうなるかという状況もございますので、こういった中でその辺が見通しが立った中では、先ほど議員が言われるように事前にそれぞれの学校にお知らせをしてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 2番 榎本基
お持ちになっている22、23年度のなるべく早い時期に整備をぜひしていただきたいというふうに思います。次に、インターネットへの接続の制限ですが、言われている御答弁であったのは私もそのとおり、そのように感じます。ただ、制限をし過ぎてはいないかということが一つあるんです。それは何かといいますと、インターネットを使う授業というのは教科でもあるでしょうし、総合学習が多いのかなと思ったりするんですが、例えば総合学習の中で調べ学習とか職場体験だとかというのを、インターネットで実際に調べて、そして会社を訪問したりいろんな職場を訪問したり、現地で勉強したりする授業が例えばあるとしますよね。そうしたら、例えばデパートを調べようと思って調べようとすると、接続しないのがあるんです。何でそうなのかなと思っていろいろ聞いてみたら、デパートでは、インターネットで例えば買い物ができるところとか、そういうところにはホームページに入れないとか何かあるみたいです。もう少し、それはもちろん有害サイトとか薬だとかいろんなことできますから、制限するということは必ずしもやってはだめだということではないと思うんですが、そういう非常に便利な機械が、制限することによって、本来行っても大丈夫なようなところに行けないとか、そういうものがあるんでないかということで、インターネットやパソコンが学校現場に入ってもう相当時間たっていますし、確かに悪いことに使うという性悪説からいくととめたほうがいいということになるんだろうけれども、必ずしも学習の、何といいますか、そこまで制限しなくても、きちっと使うガイドラインというか、そういうのがきちっとなっていれば私はそれなりに緩めてもいいんでないかなというふうに思いますけれども、その辺についていかがでしょうか。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
このいろんなインターネット、あるいはコンピューター教室にありますそういった情報管理、今、議員のおっしゃられるように、融通性を持ったらというお話ではございますけれども、やはり第一義的にはこれらの情報管理というのは一番最初に私どもは当然考えていかなければならない。ただ、言われますように、授業等の展開によりましては、今例でお話のあったようなことも生じたということでございますけれども、基本的には私どもは、それぞれ学校とお話しした中で、どのようなソフトを運営するか、入れていくか、あるいは、先ほどのインターネットの接続ということもございますけれども、答弁でも申し上げましたけれども、このもととなるところは役場の中で制御をして、そして有害なもの、あるいはそういったことを識別して取り入れているという状況でございます。今お話のありましたことにつきましては、学校の実態等もございますけれども、私どもとしては、やはり一義的にはそういったことをできるだけ、授業等でもこの使い方ということは当然教えていかなければならない。それがまず第一義だとは思いますけれども、最悪のことを想定した中で今やっているというのが実態でございまして、これらにつきましては十分学校ともまたお話を聞かせていただいた中で、どのような方法がいいのかということも十分検討させていただいた中で学習を進めていくということで考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。
質問 2番 榎本基
ぜひ学校の意見というか、学校、それから研究所、音更町の研究所ありますよね。こういうところともこういう話をぜひされて、どういう方向がいいのか。今のままで十分使えますよというふうになるかならないかというのはありますけれども、ぜひ学校だとか研究所の意見を聞いて、ぜひ対応できるものは対応していただきたいなというのが私の意見として申し上げておきます。児童用のパソコンについてもう一点、先ほどの報告書の中で、蛇足ということで。タイピングというんですか、打つことを書いています。一度身についた手法はその後修正することは難しいと書いてありますよね。そして、これは小学校のことを私は言っているんでないかなというふうにして、タッチタイピングの習得を原則として教えたらいいんでないかというふうに書いてあります。私はそのとおりだと思うんです。私、パソコンちょっとやりますけれども、ほとんど、指3本ぐらいしか使わないでパソコンを打っているものですから、やっぱり10本の指できちっと打てるように習得するというのが、だと思うんです。そこで、できるだけ早く1人1台という教育環境を整えていただきたいというふうに児童用のパソコンのことで学識経験者が言っているんです。つまり、今40人学級で20台ですよね。40人学級で20台のパソコンがいわゆるパソコン教室に置いてありますよね。そうしたら、タッチを教えるときに、1回交代しなかったら40人できませんよね。40台あれば一遍に指導して子供たちがやれると。ただ、前は4人に1台でしたから、40人学級でしたら4回かわらなかったらキーボードにさわれないということになりますよね。初期の段階で指の動き方をきちっと指導するのが、習得するのが必要だよということを言っているということは、小学校でも私は、学識経験者の皆さんは、40人学級と仮定すれば40台必要なんだよということを言っていると思うんですが、このことについてはいかがですか。
答弁 教育長 荒町利明(教育長は2015年3月まで)
確かにそのとおりでございます。教員用も含めまして現在中学校の整備は終わっておりますけれども、小学校におきましても、榎本議員がおっしゃるとおり、現在は2人に1台の整備でございます。できるだけこれも早い段階で1人1台という考えは持っております。ただ、教員用、それから小学校1人1台ということにつきましては、先ほども言いましたように多くのいわゆる初期投資でかなりの額を要します。1回整備したからそれで済むというものでもございません。当然更新の時期というのも含めて整備計画をしていかなければならないということでございます。そんなこともありまして、教員用の1人1台、小学生1人1台というのが、年次計画、整備計画に基づいて整備はしておりますけれども、なかなか追いつかないというような状況でございます。それから、先ほどから、いわゆるパソコンの利活用でございますけれども、現在、パソコンの授業、そういうものにつきましては、各教科や、それから道徳、特別活動、あるいは総合的な学習の時間の中で活用し、パソコンの利用に児童生徒が慣れ親しんでいるという状況にはございます。ただ、それも含めまして、情報モラル教育という一つの観点から、陰の部分だけを教えるのではなくて、現在の情報社会でございますから、きちっとしたネットワークの特性というんですか、その一側面を理解した上で、今後ますますパソコン自体、情報社会もどんどん変化していくというふうに考えております。そんな中で、今後も変化を続けていくであろう情報手段をいかに上手に賢く使っていくのか、その辺も含めて、今後、児童生徒のパソコンに対する情報モラル教育については意を配してまいりたいというふうに、校長会、教頭会等も通じまして学校職員に、それぞれの立場で適正な、的確な教育を求めていきたいというふうに考えております。以上でございます。
質問 2番 榎本基
それでは、次に移らせていただきます。人的な事故防止、全国的にはいろいろありました。北海道でも起きたり、十勝でも起きて話題になっています。昔は車の中にパソコンを置いて、パソコン全部、ノートパソコンが盗まれたとか、最近は、こういう小さいメモリーというんですか、そういうのを紛失したとか、いろいろ確かにあります。そこで、教員用パソコンが中学校の先生方全部入りましたよね。その後、それ以後音更では何か事故が起きていますか。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
音更町では幸いにもそのような事故は起きておりません。
質問 2番 榎本基
職員組合が行った調査というのがありまして、その中で、超勤の実態という設問があって回答があるんです。209名の職員が答えていまして、そのうち、209名のうち206名が超勤を行っているというふうに回答しています。時間外を行っているというふうに回答しています。そのうち、学校で超勤を行っているというのが40人であります。家庭で行っているというのが13人であります。両方で超勤を行っているというのが150人いるんです。そして、80%の先生は学校と家庭で仕事を行っていると。仕事の内容まではこの調査にありません。恐らくテストの丸つけとか採点とか評価だとか、それから学級だよりだとか何とかたよりだとかの作成だと思うんです。そして、この中で、家庭で13人というのは、私の想像ですけれども、女性の先生で、自宅に子供さんがいて、保育所に迎えにいかなければならないので学校ではなかなか超勤できないと。だから家庭で子供さんの、多分ですよ。これは想像で物を言っているんですが、面倒を見ながら丸つけやったり採点やったりしているということでないかと思うんです。そこで、80%の方が何らかの、両方でやっているということは、学校にあった個人情報を家庭まで運んでいるということになりますよね。例えば採点するにしても評価するにしても、昔は赤鉛筆と何かなめてやればできたけれども、今はほとんどの人がパソコンを使って採点したり評価していると思うんです。そこで、学校に入ったパソコンありますよね。これは持ち出すことできませんよね。データは持ち出すことができるんでしょうか。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
今の御質問ですけれども、それぞれの、中学校は当然教職員も1台ということで配置させていただいてございます。このパソコン機器自体も学校の管理の中で、そういったパソコン機器を入れるロッカーを置いて管理をさせていただいているということでございます。小学校につきましては、先ほど言ったように、ことしから少ないですけれども整備をさせていただいていると。そして、個人情報につきましては、今私どもの、個人情報といいますか、その情報管理ですけれども、USBメモリーが大体主体なのかなというふうには感じておりますけれども、これにつきましては、今言っているような持ち出しは禁止しているということでございます。ただ、今言っているように、個人の中での使用に当たっては、この中で持ち出しということにつきましても、家庭の中に持っていかなければならないものにつきましては、学校長の許可を得て、そしてその許可によって持ち出すということですけれども、原則的には今持ち出し禁止ということで私どもはお願いをしていると。通知をしていますので、それとあわせて、今言っているデータからそこのパソコンを使って外に持ち出すというシステムにはなっていないということでございます。
質問 2番 榎本基
そうすると、教育委員会としては、すべて学校の中で仕事をして、学校の中で完結しているというふうにお考えですか。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
確かに教職員の方々の時間外というのは、やはり問題点になっているというのは理解してございます。それらに伴いまして、北海道教育委員会でもこの点につきましては、アンケート調査、あるいはどのようにして時間外を減らしたらいいかということで現在も検討されてございますし、それらの中で、中間報告、あるいは時間外に対する減らすことに対してのいろいろな文書等も入ってきてございますし、私どもといたしましても、この先生方の時間外ということにつきましては、やはり減らしていきたいという思いから、それぞれの学校でも取り組みにつきましても、時間外縮減についての取り組みということで指示もさせていただいてございます。今言われたように、完全に学校の中で仕事が全部終わっているのかということであれば、私どもはそういった認識はしてございませんけれども、やはりそれぞれ学校以外で、どうしても家庭に持ち込まなければならない、あるいは次の授業の準備とかいろんなこともあろうかというふうに私どもでは思ってございますので、それが完全に家庭まで持ち込んでの仕事がないというふうには押さえていないというのが現実でございます。
質問 2番 榎本基
私も時間外を削減すべきだと思うし、できるだけ勤務時間の中で仕事をすべきだというふうに考えています。ただ、なかなかそうはいかないのが現実ではないかなというふうに思います。それで、次の課題に時間があれですから移りたいんですが、USBメモリーで暗証番号がついているやつがあるんです。だから、例えば安全性を確保するためにそういう認証式のUSBメモリーを使うとか、そういうやっぱり何かいろんなことを考えたらいいんでないかなというふうに思います。次、これはパソコンのデータとかかわってくるんですが、文書の保存年限ってありますよね。例えば学校沿革史だったら永久保存とか、卒業名簿は永久保存とかってありますよね。指導要録についての保存期限について、年数お知らせ願えますか。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
その指導要録の中では、5年というふうに記憶してございます。
質問 2番 榎本基
指導要録の5年というのは成績関係ですね。学籍関係は20年ですよね。ごめんなさいね。知っていて聞くというのも大変申しわけないんですが、次と関係するものですから。指導要録というのは、その子供というか、その生徒児童のすべてが載っていますよね。学籍関係には住所から親の名前から生年月日から。成績は、今は相対評価でありますけれども、昔は絶対評価で…。あ、逆です、ごめんなさい。1から5までの数字が並んでいると思うんですが、問題は、指導要録をつくるときに、もとになるものってありますよね。昔は、今も使っているんでないかと思うんですが、教務手帳というのがありましたよね。教務手帳をどこかに昔忘れて大騒ぎになった先生いますけれども、それはすべてのことが1冊の手帳の中に入っているんです。子供の名前、生年月日、親の名前、全部入っています。それから成績、何のテストで何点とったとか、中間テストは何点、期末テストは何点と、こう全部あって、それがもとで最終的に指導要録に1とか2とか3とかとつくんですね。それが残っているのが5年間ということですよね。だから、中学生でしたら、5年間ですから、高1、高3、大学1、大学3年生ぐらいまで残っているんですかね。残っていますよね。そして、その後は廃棄しなさいということですよね。ところが、そのもとになっているもの、例えば、私が言いたいのは、今は多くの人たちが、先生方がパソコンの中で成績処理をしているんでないかと思うんです。そうしたら、保存期間が5年ですから、5年たって、指導要録の紙は校長室の多分耐火金庫の中から、中に入っていると思いますが、シュレッダーにかけるとしますよね。もとになっているパソコンのデータというのは今どういう扱いを指導されているんですか。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
今の御質問ですけれども、それぞれのやはり紙データ保存文書の扱いというのは、先ほど議員のおっしゃった扱いでやらせていただいてございます。この中で、パソコンのデータということにつきましては、今言っているその年数とかそういうような扱いというのは、個人情報の全体での先ほどの答弁させていただきましたけれども、現在はそういった指導しかしていないというのがございますので、これらにつきましては、今御指摘のあった点につきましては、私どもとして内部で十分に詰めさせていただきたいというふうに思って、今後の対応に生かさせていただきたいというふうに思っておりますので、御理解賜りたいと思います。
質問 2番 榎本基
もう一つ、教員のその学校の在職期間といいますか、人事異動のサイクルといいますか、6年というのが通常ですよね。例えば今、ある学校の先生が例えば6年間使っていたと。パソコンを与えられというか、6年間使っていましたよね。そうしたら、転勤になりますよね、必ず。そうしたら、転勤されるときのパソコン及びパソコンデータというのはどういうふうになるんですか。休憩(午前10時50分)
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
時間をいただきまして申しわけございません。先ほどの質問にお答えをさせていただきたいと思います。現在、中学校におきましては、パソコンのデータ自体につきましては残らないシステムになってございまして、学校にあるサーバーでファイル管理がされているということでございます。今後、小学校に教職員の整備をしてまいりますけれども、中学校同様の中での、同様の管理の整備をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。また、USBメモリーの関係でございますけれども、それぞれ6年たったら教職員についてはどうなのかという御質問でございましたけれども、先ほど来御答弁をさせていただいていますように、やはり一つは個人情報の扱いということを第一義的に考えてございますので、これらのものにつきましても基本的には個人の外への持ち出しは原則禁止ということで扱ってございます。これらにつきましては、先ほどのこのUSBメモリーの扱い等も含めまして、今後、やはりこのUSBメモリーもこちらの町として用意をするべきかどうかということも含めまして今後のこういった情報管理に当たってまいりたいというふうに考えてございますので、これらにつきましても十分学校とも御相談をさせていただいた中で、それなりの情報管理を念頭に置きながらよりよいパソコンの導入に向けていきたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいというふうに思います。
答弁 教育長 荒町利明(教育長は2015年3月まで)
ちょっと補足をさせていただきます。先ほど一般教諭の異動年数6年というお話がございました。確かに5年で他町村に出る先生、あるいは音更町に来られる先生がおります。そんなこともございまして、先ほど議員のほうからもお話がありましたように、指導要録関係、成績については5年間の保存、学籍については20年の保存ということになってございますけれども、その辺も含めまして、今までその他パソコン等で処理されてきているデータにつきましては、事務引き継ぎの中で音更町の教育委員会としてどのような取り扱いをするべきか、その辺の指針を、音更町教育委員会独自の指針を今後校長会なりと詰めましてその作成に当たって、音更町に転任してこられた先生に対しても一つの指針として示すようなものを作成していきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
質問 2番 榎本基
ありがとうございました。私、なぜこういう質問したかといいますと、例えば、児童名簿とか生徒名簿とかというのはほとんどの学校でつくっていると思うんですが、これのもとになるものは、家庭環境調べという用紙がありまして、それを家庭に配付して、略図も含めて、家族構成であるとか全部、ありとあらゆるものを集めて、そして名簿をつくるんです。それは紙でやっています、ペーパーで。それが教務手帳に写されてパソコンのデータの中へ入っていくと。パソコンのデータからプリントアウトして一つの、300人の学校でしたら300人分の名簿がクラスごとにできると。それを印刷製本して先生方が多分持っていると思うんですが、それは限定印刷をするんです。私の経験したのでは、例えば番号を振って、1はだれ、2はだれというふうに、だれに渡っているかとわかるようにして、年度末になるとそれを回収して廃棄処分にすると。1冊だけ、恐らくですよ、1冊だけ何年か保存していると思うんです。それは耐火金庫で保存していると思うんです。そういうふうに紙はやっていても、パソコンの中のデータが取り決めがなくて残っていれば、半永久的に機械の中に残っているということになります。だから、指導要録の成績もそうですけれども、そういう名簿類もそうですけれども、そういう何というかシステムというか、取り決めといいますか、そういうものをやっぱりつくらなければ、パソコン時代でないときに考えた保存期限とか、こういう時代でないときに考えたものが今生きて、そのままパソコン時代になってきているんでないかなという気がするものですから、ぜひそれは学校とも英知を集めて、どういう方法があるのか、どういうやり方が一番適しているのかということを含めて個人情報の取り扱いについてぜひ指針を出していただきたいなということだけ申し上げておきます。大分時間なくなってきたようでありますけれども、消耗品については学校予算全体の中でという答弁でありました。若干不満でありますけれども、何とか財政当局のほうに言って、やっぱり機械がふえれば、機械がよくなれば消耗品もやっぱり必要量は多くなるんだよということをぜひ財政当局にも訴えていただいて、予算増額をしていただければなというふうに思います。一つだけ。パソコンのソフトありますね。自治体による職員用のパソコンの違法コピーが全国で見つかったというのが大分新聞をにぎわしていますけれども、こういうことを起こさないために、ぜひソフト、そのパソコンに必要なソフト、役場の庁舎内であれば、庁舎内でどうしても必要なソフトってあると思うんです。学校にも学校でなければ使わないようなソフトというのがあると思うんです。そういうことをぜひ、学校や、先ほども申し上げましたけれども、研究所という組織もありますから、ぜひ協議して、こういうことの起こらないように、事前に必要なソフトを購入できるような体制をぜひ組んでいただきたいということを申し上げておきます。次に、二つ目の質問に行きますけれども、先ほど、徴収金のところですね、先ほど20年度の徴収金の金額が出ました。答えられました。小学校1年生で1万8,400円という答えが出ましたけれども、この中には、私は限定して質問していますから、だと思うんですが、PTA会費であるとか、中学校でしたら部活動の費用であるとか、修学旅行は後で言いましたから、修学旅行のお金はプラスオンになっていますけれども、アルバム代だとかそういうものは入っていませんよね。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
議員のおっしゃるように、その部分は入っていない平均額であります。
質問 2番 榎本基
給食費は大体4万2千円ぐらいですか、小学校で。中学校で4万6千円ぐらい。部活動は、これは調べ方にもよるんでしょうけれども、大体9,500円から1万円ぐらいというような数字もあります。そしてPTA活動は、PTA会費は小学校で6千円、中学校で4,300円か4,500円ぐらいという統計もあります。アルバム代も、中学校では1万円から1万2千円ぐらいという金額もありますが、これらを今言った、教育委員会がお答えになった1万8千円とか5,900円とか、それから修学旅行の2万2千円とか給食費とか部活動とかいろんなさまざまな、PTA会費も含めて、これを手集金で行っているという事実は、給食費は口座振替になっていますけれども、それは手集金でほとんどの学校が行っているという認識でよろしいですか。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
私どもが押さえておりますのも、今言われたように、一部口座振り込みというのはございますけれども、今言われている学校徴収金につきましては、議員のおっしゃるようなことで認識しております。
質問 2番 榎本基
9月の決算審査特別委員会で、どなたかの質問かで給食費の納入率を答弁されました。そのとき、99.75%と私は聞いたんですが、すごい高率の、びっくりする、すごいと思ったんですが、口座振替をして納付率が上がっているんですよね。かつてよりも上がっていると思うんです。そこで、現金を学校に持ってくるシステムを何とかこれ全体の中で、音更の町教委としてこのシステムを何らか変える、口座振替に例えば変える方法、何か。やっぱりこれはリスクを伴うんです。現金を学校へ持ってきて、教室の中で先生が集めて、そして職員室で集金袋からお金を出してということをやるとリスクが高まるというふうに思うんです。そこで、私は今の給食費の集める口座振替のやり方を最良とは思っていません。それはなぜかというと、保護者が利用料を負担しているからであります。なぜ負担しなければならないかということは、公金でないから。税金みたいな公金でないために振替手数料を払っているというそのことがあるものですから、私は最良というふうには思いませんが、最善の方法ではないかと思っています。そこで、そういうことも含めてぜひ検討をしていただきたいということを申し上げておきたいというふうに思います。それから、時間が、もう鐘鳴るんでないかと思って困っているんですが、次に、共通する教材についてちょっとお伺いをします。例えば、中学校の体育という教科ありますが、この体育には教科書がありません。ほかの教科はすべて教科書がありますけれども、体育には教科書はありません。そこで、ほとんどというか五つの学校、私はすべてだと思うんですが、例えば中学校では、中学校の体育では「体育実技ノート」とか「中学校の保健体育」だとかという市販の冊子を1年生のときに買って3年間使っているんです。大体620円から780円ぐらいです。だから、例えばこういうものを公費として負担することができないかというのが問いかけであります。それからもう一つは、中学校の話ばかりして申しわけありませんが、学力テストというのがあります。これは、北海道教育文化協会というところが発行している1セット270円のテストであります。これは大体2回から5回ぐらい学年によってやっているんでないかと思います。5回やると1,350円であります。そして、これは何のためにやるかといいますと、よい悪いは別にして、高校受験の準備のためであります。このテストを例えばやらないで進路を決めるということは今の恐らく中学校教育の中では不可能でないかなというふうに思います。これは、いい悪いは別にして、どこの学校でも採用していると思います。だから、こういうものを例えば公費負担にすると。例えば小学校でいうと、1年生のときに算数セットというのを必ずどこの学校でもやっているんです。だから、そういうのを保護者負担軽減予算というような予算措置をしていただいて、そして目に見える形で保護者負担を減らすということはできないんだろうかということであります。先ほど答弁していただきました数字がありましたけれども、こういうものも含めて恐らくこの数字の中に入っているんでないか。だから、この部分を例えば公費で一つでも二つでも見るということになると保護者負担が1万3千円から1万1千円に落ちるとか、そういう意味があるんでないかなと思って申し上げました。もしお考えがあればお聞かせください。
答弁 教育長 荒町利明(教育長は2015年3月まで)
共通教材の関係でございますけれども、確かに中学校におきましては先ほど言いましたように、議員がおっしゃいましたように、体育の実技ノート、あるいは学力テスト、それから小学校におきましては算数セット、そういうものは共通教材という形で私たちも認識はしております。ただ、それぞれの学校の教育課程の編成の中で、小学校におきましては、算数セットが、そのもの自体がばらばらなんです。教育課程の中で各学校が手当てする、要するに保護者に求めている算数セットがばらばらなんです。値段も違えば中身も違うと。それから「実技ノート」、中学校におきましても、その共通教材でも、要するにある程度の若干の違いがあるのも事実でございます。だから、その辺を、できるんであれば私も保護者負担は極力、今の社会状況、経済状況の中、あるいは雇用の悪化の中で、幾らかでも保護者負担というものが少なく、軽減するほうがよいだろうというふうには考えております。そんなこともございますので、ちょっとこの辺の共通教材の取り扱い、各小中学校での取り扱いが本当に統一できるものなのか。それぞれのやっぱり学校長の考え方もございます。教育課程の編成は最終的には学校長の最大の仕事でございますし、法的にも定められております。その辺もありますので、今後学校関係の実態というものをちょっと調べて、その共通教材、本当に各学校で統一したものでいいのか悪いのか、その辺も含めて今後検討してまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。
質問 2番 榎本基
ぜひ、統一できるものなのかを含めて、まさしく教育長言われたように、教育課程の編成は学校で決めるものだと、私もそう思いますので、そこは十分話し合って、よい方向が出るんであれば努力していただきたいということであります。最後に、就学援助の申請者と認定者数をお聞きしましたが、1,002人申請して962人が認定ということで、40名の方が外れたということであります。これは基準があって、計算したら、行かなかったと。到達しなかったということだと思いますので、これはこれで、それは一つの制度でありますのであれですが、一番この40人の付近にいる年収の方々がやっぱり大変な思いをしながら子供を学校に上げているんでないかなというふうに思います。小学校の例えば入学のときには、ランドセルも買ってやらなければなりませんし、机も用意しなければなりません。中学校では、学生服は2万3,800円だそうであります。女子の制服は3万5千円から4万円であります。学校の指定ジャージは、これは学校によってそれこそ違うと思いますが、ある地域は1万1千円ぐらいするそうであります。これはすべて保護者負担でありますから、私は相当な金額でないかなと。これだけでは済まず、靴も買わなければならない、かばんも買わなければなりませんので、年収の基準が決まっている以上、40人の方には認定されないという状況が、恐らくこれは何年かの間も、千人が申し込んだけれども800人しかならなかったという状態はあるんでないかと思うんです。だから、それはそれで仕方のないことでありますけれども、年収が低い家庭にとっては教育費というのはある意味では大きな負担になっているというふうに思います。最後に、教育は未来への先行投資という言葉が、私がつくった言葉でなく、あります。地域の格差や家庭の経済の格差が教育に与える影響を少なくするために、ぜひ公費を子供たちの教材や学校生活のために直接反映されるように強く要望して、私の質問を終わります。
答弁 教育長 荒町利明(教育長は2015年3月まで)
昨今の本当に経済不況の中で、今、議員がおっしゃるとおりに、本当に所得格差が教育格差にもつながっているという実態はいろんな形で報道もされておりますし、私もそうなのかなというふうには思っております。そしてさらには、年々ふえ続けております就学申請者、これも実際は事実でございます。ちょっと統計を見ますと、平成10年度で申し上げますと、就学援助の受給者は452人でございました。そして、平成20年度で申しますと受給者は887人で、倍近くの就学援助の受給者というふうになっております。これは、本当に昨今の雇用状況の悪化なども要因はしているとは思いますけれども、そんなような状況で、本当に教育格差があってはならないと。教育の機会均等法という一つのこともありますので、今後におきましては、できるだけ保護者負担の軽減というものに視点を置いて、できる限りそのような方向で努力はしてまいりたいということを思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。以上でございます。