みんなの議会

音更町議会 平成21年第3回定例会 2009年9月24日

天候不順による農業被害と今後の農政について

2009年9月24日、音更町議会の一般質問で、山川秀正議員が「天候不順による農業被害と今後の農政について」質問し、町長 寺山憲二、農政課長 宮原達史、経済部長 西坂賢二が答弁しました。

質問者
山川秀正 議員
答弁者
町長 寺山憲二、農政課長 宮原達史、経済部長 西坂賢二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 山川秀正

おはようございます。通告に従いまして、1問について質問を行いたいと思います。天候不順による農業被害と今後の農政についてであります。今年の出来秋は、余り期待できそうにありません。6月、7月の日照不足と長雨による農業被害は、収穫の終わった小麦を初め、菜豆類やバレイショ、てん菜、野菜など、ほとんどの作物が平年作を割り込みそうな状況であります。こうしたときこそ、行政や農協等関係機関が一丸となって、農家経営を守るために力を合わせるべきと考えます。また、さきに行われました総選挙で、自民・公明政権が退陣をし、民主党中心の政権が誕生いたしました。自民党の第一党からの転落は、1955年の結党以来初めてで、第一党が入れかわる政権交代も62年ぶりだそうです。その政権交代により、農政も大きくさま変わりしようとしております。3年前に始まったばかりの品目横断的経営安定対策、後に名称を水田・畑作経営所得安定対策に変更されましたけれども、この制度の仕組みや内容も十分理解しないうちに、今度は、農家の販売価格と生産費の差額を基本とする戸別所得補償制度が、2011年から実施に移されようとしております。さらに、WTO農業交渉やオーストラリアとのEPA(経済連携協定)、アメリカとのFTA(自由貿易協定)等、これ以上農産物の関税を引き下げられたらとの不安もあります。そこで、本町の農家経営と地域経済、地域社会を守る立場から、次の点について質問をいたします。一つ、天候不順による農業の被害状況は。二つ、畑作共済への加入状況と共済金早期支払いの要請を。三つ、収入減少影響緩和対策、通称ならし対策といわれていますけれども、この内容と加入状況、この制度を発動の可能性について。四つ、共済金等、年内精算不可能な収入のつなぎ融資の協議を。五つ、制度資金等、償還延期の協議を。六つ、ことしの被害の多くは、湿害によるものと考えております。そういった点で、暗渠、明渠等、土地改良事業の拡充について。七つ、来年の水田・畑作経営安定対策と農地・水・環境対策はどうなるのか。八つ、戸別所得補償制度で、本町音更町の農家の経済や地域経済はどう変わっていくのか。九つ、本町農業発展のため、自給率向上のため、望ましい農政とはどのようにお考えをお持ちか、町長の考えについてお伺いをしたいと思います。以上、9点について御答弁よろしくお願いを申し上げます。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

農業被害と今後の農政に関するご質問についてお答えいたします。初めに、天候不順による農業被害についてでありますが、先の行政報告でも申し上げましたが、ことし6月と7月の2カ月間の降水量は、平年の2倍以上となっており、また、日照時間についても、平年の87%にとどまるなど、日照不足や湿害によってほぼ全作物に影響が出ております。秋まき小麦につきましては、結実期、収穫期の天候不順により、粗原料の収量が約2割減り、品質もよくないとお聞きしておりますが、本町の代表的な作物であるだけに、減収の大きさを心配しているところであります。また、大豆、小豆、てん菜及び、収穫期を迎えているバレイショにつきましては、8月以降はやや回復傾向にありますが、平年と比べますと、やはり全体的に減収は避けられないところであり、キントキ及びゴボウにつきましては、大幅な減収になると見込んでおります。このほか、牧草及びサイレージ用トウモロコシにつきましても、生育不良による栄養価の低下を心配しているところであります。現時点では、まだほとんどが収穫前であり、生育状況調査によって収量を推定している段階にありますので、被害の実態を数字であらわすことはできませんが、雨による湿害の影響は大きく、圃場間はもとより圃場内においても、水はけのよしあしが被害の程度を左右しているものと考えられます。次に、畑作共済についてでありますが、農業共済には、水稲、小麦を対象とする全戸加入の農作物共済と、豆類、バレイショ、てん菜などを対象とする畑作物共済があります。御質問の畑作物共済につきましては、一括して加入することが条件の一括加入対象作物が、バレイショ、大豆、小豆、インゲン及びてん菜となっており、また、作物ごとに加入することが可能な一括加入対象外作物が、ソバ、スイートコーン、タマネギなどがあり、いずれも任意加入となっております。これらの加入状況につきましては、一括加入対象作物が、有資格戸数597戸のうち517戸が加入しており、一括加入対象外作物では、ソバが有資格戸数16戸のうち13戸、スイートコーンが110戸のうち81戸、タマネギが22戸のうち7戸が加入している状況となっております。なお、有資格戸数につきましては、作物ごとに30アール以上という加入要件に基づいて集計したものであります。また、共済金の支払い時期につきましては、年内の12月末の支払いを見込んでいる作物が、小麦、水稲、小豆、インゲン、バレイショの5品目で、年明けの1月末支払い予定が、てん菜、ソバ、スイートコーン、3月支払い予定が大豆となっているほか、タマネギについては例年遅く、8月ごろになると聞いております。なお、共済金に係る損害額を確定するためには、各対象作物全ての圃場調査や、出荷量調査などを行う必要がありますので、現状の作業工程を考えると、これらの支払い時期を早めることは難しいと聞いておりますが、町といたしましても、支払い時期がおくれることのないよう要請してまいりたいと存じます。次に、収入減少影響緩和対策についてでありますが、いわゆる、ならし対策につきましては、収入減少による農業経営への影響を緩和する制度であり、水田・畑作経営所得安定対策における対象作物ごとの過去の平均収入を合算して標準的収入とみなし、この額と当年産収入の合算額との差額を算出して、減収となった場合には、減収額の9割から、最高補償割合に加入していることを前提に積算した農業共済金相当額を控除した額を補てんするものであります。なお、音更町では、水田・畑作経営所得安定対策の対象作物を作付している生産者は、全戸がこのならし対策に加入しているところであります。このならし対策の算出に当たりましては、先ほど申し上げました出荷量や農業共済金が確定していなければならず、支払いも来年6月の予定となっておりますので、現時点では、この対策が発動されるかどうかは申し上げられないことを御理解いただきたいと存じますが、今年度の状況からいたしますと、発動となる可能性はあると思っております。次に、つなぎ資金と制度資金等の償還延期につきましては、関連がありますので、一括してお答えいたします。天候不順に伴う収入の減少により、年内精算の資金対策が必要となってくる可能性があり、そうした場合には、一時的な融資や借入金の償還延期などの対策が考えられますが、融資、いわゆるつなぎ資金につきましては、今後の収穫や収入見込み、さらには来年の営農計画にも関連いたしますので、今後の協議、検討の対象となり、また、制度資金の償還延期につきましては、国や道の利子補給補助金が関係しておりますので、償還年数が延長されるためには、予算措置が必要になってまいります。これらにつきましては、地域の状況に応じて検討されるようでありますので、必要に応じて国や道に対して要請してまいりたいと考えております。次に、暗渠、明渠など土地改良事業の拡充についてでありますが、先ほども申し上げましたが、ことし6月と7月に北海道付近を次々と通過した低気圧により、通常の年であれば湿害の影響を受けない畑においても、水が抜けない状況となりました。このような状況は、たびたび起こる現象ではなく、いわゆる異常気象によるものと考えておりますが、気象庁の長期雨量データにも示されておりますように、近年の傾向として、台風や低気圧などが要因となる大雨が、特に十勝地域でふえていることを考えますと、来年度以降の大雨による湿害に備える対策は必要であろうと考えております。基盤整備は、国営及び道営土地改良事業により計画的に進めておりますが、各種補助事業の対象とならない農地での整備を予定している方には、小規模土地改良事業の制度を活用していただいているところであります。この小規模土地改良事業の来年度の要望取りまとめにつきましては、今月下旬に、町内各行政区長を通じて御案内をし、本年11月中旬までに要望の取りまとめを行いたいと考えておりますが、その取りまとめをする中で、暗渠排水、明渠排水、客土など農地の湿害対策に係る要望が多く寄せられた場合は、小規模土地改良事業の中で実施が図られるように検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、来年度以降の水田・畑作経営所得安定対策事業と農地・水・環境保全向上対策事業についてでありますが、御承知のとおり、これらの事業につきましては、新しい農政の車の両輪と言われ、平成19年度に導入されたところであります。このうち、農地・水・環境保全向上対策事業は、本町は平成20年度から実施しておりますが、この事業は当初から平成23年度までの実施期間とされておりますので、町といたしましても、平成24年度以降の継続を要望していたところであります。今般の政権交代により、水田・畑作経営所得安定対策事業にかわって、戸別所得補償制度が平成23年度から本格的に実施される予定とされておりますが、現時点では、その制度の詳細や今後の農地・水・環境保全向上対策事業の行方も不透明でありますので、町といたしましては、この事業については、来年度も予定どおり実施されることを前提として事務を進めていく考えであります。先週、新しい内閣が発足し、これから具体的な動きが出てくるものと思われますので、その動きを注視しながら対処してまいりたいと考えております。次に、戸別所得補償制度による本町の農家、地域経済についてでありますが、この制度につきましては、国が定める生産数量目標に従って生産した販売農家に対し、販売価格が生産費を下回った場合に、その差額を補てんする仕組みとされておりますが、先ほども申し上げましたとおり、その詳細がまだ不明であります。今の情報としては、平成22年度に制度設計と一部モデル事業を実施して、23年度から本格実施する予定であるということと、予算は約1兆円ということなどが伝わってきておりますが、現時点において、本町の農家や経済にどの程度の影響があるかお答えできませんが、導入に当たりましては、少なくとも生産者の皆さんの生産意欲を低下させない、経営の安定が図られる制度となるように要請してまいりたいと考えております。最後に、望ましい農政についてでありますが、本町農業の発展と自給率向上のためには、繰り返しになりますが、生産者の生産意欲の向上と経営の安定が重要なことと考えており、そのことが、家族経営を主体として形成された農村地域の活性化につながるものと認識しております。その上で、音更町の基幹産業である農業を軸として、農、商、工さらには観光を含めた産業全体が連携を強化し、農畜産物の付加価値を高めていくことが、そのもととなる本町農業のさらなる振興、発展につながるものと思っております。今後は、これら産業の連携が重要になってくると思われますので、町といたしましても、その流れに乗りおくれないように、庁内体制の整備強化を図りたいと考えております。また、自給率の向上につきましては、国全体の農業が元気にならなければ、なし得ないものでありますので、そのためにも、安全・安心な国内農産物を、安定して生産できる体制が必要と思っております。政権交代により、今後さまざまな制度が見直しされるようでありますが、本町の農業を初めとする産業全体が、そしてまた地域の経済が、よりよい形で発展できるよう要請してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 6番 山川秀正

一定の答弁いただきましたけれども、再質問をさせていただきたいと思います。まず1点目といたしまして、ことしの農業の被害状況なんですけれども、町長の今の答弁にもありましたとおり、まだ収穫途中、収穫が終わったものが小麦だけという状況なんですけれども、例えば、小麦あたり全道平均で言えば、34%の収量減というふうに明確な数字は出てきていると。それで、本町についても、ホクシン、キタホナミの二つの品種があって、ホクシンについては、平年のやはり、それこそ全道平均と同じぐらいの減収になっているのかなというふうに思うんですけれども、キタホナミという新しい品種がホクシンと比べると3割近く余計に獲れている状況があって、平均して2割という今の答弁かなと思うんですけれども、この部分では、是非、被害状況の実態把握ですよね、まず。どの時点でといいますか、収穫が一定終わった段階で把握するつもりなのか。当然、今、共済への被害申告もされて、被害調査が行われている、そういう状況があるわけですから、そういう情報等々を掌握すれば、当然早くつかめるのではないかなというふうに私は思っているんですけれども。そういった点で、まず数字として実態を、どの時点で一定押さえる可能性があるのか、この点についてまずお伺いをしたいと思います。

答弁 農政課長 宮原達史(農政課長は2012年3月まで)

被害の実態把握でございますけれども、まず数字としていつ把握できるか。まず収量減と収入減の違いですけれども、収量減につきましては、これから共済組合が各作物ごとに実態を調査して把握していくと思います。収入減につきましては、それをもとに計算されていくと思いますので、共済の支払い時期12月末の作物は、11月ぐらいには把握できると思いますが、その後順次、支払い時期に応じて収入の減が確定してくることと思われます。以上です。

再質問 6番 山川秀正

収量減は早くつかめる。収量減がつかめれば、収入減もその時点で試算できるんではないかなと私は率直に思っているんですけれども、今の価格、それこそ相場に左右されている豆類等々については、作付けの割合もそんなに高くないわけですから、そういった点から考えると収量減を掌握できた時点で、一定の数値をきちっと早い段階でつかめるんではないか、そうしないとつなぎ融資とか償還延期とかそういうところまで、なかなか対応できないんじゃないかと思っているんですけれども、そういった点では、是非収量減を早くつかんで、収入はどのぐらいという試算を行うように、ここは求めておきたいと思っています。それで、ここの部分でもう一つ確認をしたいと思っているのは、営農対策協議会、行政報告にもありましたけれども、生育状況調査を毎年行っているわけですけれども、この営農対策協議会が圃場を調査している件数といいますか圃場数、それでその圃場はどのようにして選定されているのか。先日、経済建設常任委員会でも、その営農対策協議会が回っているうちの一部を調査に行ったんですけれども、残念ながらといいますか、ことしの標準的な作況である圃場ではなくて、傾向としては、やっぱり標準よりもきっといいよなという、私の率直な感想なんですけれども、そういう圃場を見ている可能性が高いんじゃないかなという気がしてしようがないんですけれども、そういった点で、特にこういう農業被害等々が発生した年については、そういう悪い圃場といいますか、被害の出ている圃場をきちっと掌握する必要もあるんじゃないかと思うんですけれども、そういった点で、営農対策協議会が今、圃場調査をしている件数とその選んだ経過等々についてお伺いをしておきたいと思います。

答弁 農政課長 宮原達史(農政課長は2012年3月まで)

まず、圃場数は今調べておりますので、お待ちください。どのように選定しているか、毎年春に、営農対策協議会の作況調査といいますのは、6月、7月、8月、9月のそれぞれ中旬に、年4回行っております。町内全域になるべくまたがるように選定いたしますが、選定に当たりましては、各作物、町内ばらつくように選定いたしておりますが、農業改良普及センター北部支所の圃場も別にあります。それとあわせて行えるように、農業改良普及センター北部支所のアドバイスをいただきながら選定しております。圃場の調査箇所につきましては、17カ所です。以上です。

再質問 6番 山川秀正

年4回、町内全域をという部分では、是非、やはり音更全体を網羅してといいますか、全体を掌握するのにはそういったことが必要だと思うんですけれども、傾向としては普及センターが中心に選んでいるということになってくるのかなと思うんですけれども、ただ残念ながら、先ほども言いましたとおり、平均的な圃場、そういう選定になっているかどうか、そこら辺はそれぞれ、当然目視ですから、人の目によって若干受ける雰囲気が違うのかなというふうに思いますけれども、特にこういう被害の発生した年については、被害状況によって、軽度、中度、被害が甚だ大きい、そういった形の中で圃場の調査も必要でないかということは求めておきたいと思います。2点目、共済制度、有資格戸数が597という御答弁だったんですけれども、音更町の農家戸数、どのように数を把握しているのか、音更のホームページで公開している数字によりますと、農家戸数741戸という掌握になっているんですけれども、これが有資格戸数597ということになりますと、145戸ほどは畑作共済加入要件を満たしていない、140を超える全ての農家が加入要件を満たしていないというふうに理解してよろしいんですか、この点について確認させてください。

答弁 農政課長 宮原達史(農政課長は2012年3月まで)

差し引きすると145戸、この145戸につきましては、共済の引き受けの作物、大豆、小豆、インゲン、バレイショ、それをつくっていない、つまり畜産農家であったり、野菜農家であったり、そのような方々がほとんどだと思っております。以上です。

再質問 6番 山川秀正

そういう実態の中で、畑作共済加入が517戸と。それで、私がお聞きしたら、畑作共済、野菜共済と分けているのかどうなのか、そういう位置づけ、例えばタマネギ、スイートコーン等々は野菜共済という位置づけなのかというふうに思うんですけれども、加入戸数が延べ戸数で101戸と。実戸数だと521というふうにお伺いをしたんですけれども、先ほどの答弁では517、4戸ほどの違いがあるんですけれども、ソバ、スイートコーン、タマネギ等々、そういう部分だけで加入している方が4戸いるということもつけ加えておきたいと思いますけれども。早期支払い、これは今それぞれ天候不順による対策本部等々が北海道でも立ち上がって、その一つの課題の中に共済金の早期支払いというふうに述べられているんですけれども、物理的な問題があるのは、私も十分承知しているんですけれども、その物理的問題を極力排除して、少しでも早く支払うという視点で考えたときに、先ほど答弁のあった、例えばてん菜なら1月、大豆なら3月とか、タマネギだったら8月というふうにお話があったんですけれども、そういう部分での物理的要因を最大限排除して早期に支払うという部分での可能性については探ることはできないんですか。これより一切前倒しすることができないということなんでしょうか、この点についてお伺いをしたい。

答弁 経済部長 西坂賢二(経済部長は2012年3月まで)

先ほども答弁で申し上げましたけれども、農済では農家の損害通知を受けてから、損害の評価、圃場の調査だとか出荷量調査を行います。それから連合会、農林水産大臣の認定を受けた後に最終的に損害額を確定して共済金を支払うという、そういった作業工程からいきますと、なかなか難しい部分がありますけれども、町としては支払いの時期は、少なくともおくれないような状況で支払えるよう要請をしていきたいと考えています。

再質問 6番 山川秀正

支払い時期がおくれているのは、被害調査のうち、要は全相殺による出荷量による調査をしている作物なんですよね。大豆であり、ビートであり、てん菜、バレイショ、バレイショもほとんどそうですけれども、出荷量による数量をきちっと把握できるかどうか、それが確定した時点でないと、今、部長の答弁のあった手続きが進んでいかない。そこは承知しているんですけれども、その収量確定を早める、例えばビートであれば農家貯蔵があって年を越す、大豆も調製、加工が年内に終わらないで、個人の持ち分が特定できない等々、そういう要素があるわけですから、関係機関に最大限努力をしてもらうという前提はありますけれども、そういう状況の中で早期支払いに結びつけていただきたいということも、ここは要望しておきたいと思います。それで、3点目のならし対策なんですけれども、収入減少影響緩和ということなんですけれども、先ほど制度の内容については答弁ありましたけれども、まず、この対策の前提条件となっている、共済金相当額を控除するという問題です。先ほどの共済加入の戸数でいえば、有資格597のうち517というふうに答弁されてますから、80戸については共済に加入していないということも事実として明らかになっているんですけれども、共済加入が前提だという、制度的な弱点があるのかなというふうに私は思っているんですけれども、ただ、この制度について今後議論しても、先ほど政権が交代して、この制度自体がなくなる可能性が極めて高いという状況の中では、ここの議論をしても、余り発展性のある話ができないのかなというふうに思うんですけれども。ことしの影響緩和対策によるお金の交付は早くて来年の6月、20年度の場合はことしの7月だったんですよね、だから、そういった点からすると、来年の6月とそれからもう1年先の6月か7月か、その時点2回は、このならし対策での対応が、被害が発生すれば対応が出てくる、そういう状況の中で、是非この制度、今から制度の改善を求めても非常に難しいのかもしれないんですけれども、そういった点での矛盾はあるなと私は率直に思っているんですけれども、その点についてどうとらえているのかをまずお聞きしたいと思います。それとあわせて、標準的収入、当年収入、これは全部実は個人ではなくて、市町村の数字を使用することになっているんですよね。だから、実態把握、実態を反映するという部分でも不十分ではないかなと思うんですけれども、そういった点ではいかがお考えなのかお伺いをしたいと思います。

答弁 農政課長 宮原達史(農政課長は2012年3月まで)

ならし対策につきましては、先ほども御答弁申し上げたとおり、減収額の9割を大まかに言えば補てんするという対策ですけれども、そのときに9割分から共済金相当額を控除して、ならし対策の補てん金を補てんするという制度になっております。おっしゃるとおり、その共済金相当額というのは、共済に入っている入っていないにかかわらず控除されるものですから、共済に未加入の方は、その分、額が少なくなるという矛盾を抱えております。また、その共済金相当額というのも、共済金そのものではなく、農水省の告示の額により算定するものですから、おっしゃるとおり、市町村均一の単価を用いて算定されますので、実際の受取額とは異なる場合があるという脚注つきになっております。で、先ほど申しました標準的収入、当年産収入、これも市町村の統一単価で、市町村ごとに定められた単価で算定されるわけですけれども、その場合にその市町村の中で、ことしのように特に圃場間それから圃場の中でも差があるような湿害の年につきましては、その市町村の統一の反収を出した場合に、それより下回る額が相当差が出てくると思われます。そのときに、控除される共済金相当額も市町村統一単価を用いると、例年よりも差が出てくる可能性があります。したがいまして、机上の理論でいろいろ計算する結果よりも、農家の皆さん個々のならし対策で受け取る額というのは、思ったよりも差が出てくる可能性があるという、机上の理論ですけれども、そういう計算になっております。したがいまして、この制度につきましては、共済金相当額というものが、数字を出すときに大きな比重を占めて、その額が来年5月に告示されるわけですけれども、それが非常に大きな要素となって、ならし対策にのしかかってくるということになっております。以上です。

再質問 6番 山川秀正

そういう矛盾があるということは、担当部署が理解しているという点では安心をいたしましたけれども、ただ、是非この部分でも、来年の6月、それこそ年が明けて半年もたたないと現金化しないという部分が、大きな課題だということもあわせて指摘をしておきたいと思いますけれども、それで、先ほど答弁が一緒にありました4番、5番、つなぎ融資とその制度資金償還延期、ここの部分に今の共済の問題、それからならし対策の部分を含めてですけれども、現金化が非常におくれることが明白なわけですから、そういった点では、今後検討したいという部分は、是非そういった方向で要望しておきたいんですけれども、具体的な話として、まず音更町が独自に貸し出している農業振興資金等があります。それから、土地改良区の賦課金等もあろうかと思うんですけれども、そういった部分について、本人から希望があった場合、そういう償還延期の制度を手続として、町としては実行する考えがあるかないか、この点についてまずお伺いをしたいと思います。

答弁 経済部長 西坂賢二(経済部長は2012年3月まで)

今、調べさせていただいている部分もあるんですけれども、土地改良区賦課金について、ちょっと御質問させていただいてよろしいですか。償還賦課金を言われているのか。(「償還賦課金」の声あり)済みません、ちょっと時間いただければ。

答弁 経済部長 西坂賢二(経済部長は2012年3月まで)

農業振興資金でございますけれども、こちらには別途、災害等におけます無利子資金がございまして、今の償還資金の猶予とかそういった部分については、別途利用していただくという形になろうかと思います。それと、土地改良の償還賦課金につきましては、公庫のほうから請求に基づいて返済されるものですから、改良区として、償還を猶予することはできないという状況になってございます。

再質問 6番 山川秀正

当然、ほかの制度資金も、公庫あたりからの償還を求められて実行されているわけですけれども、そういった点でいえば、土地改良区の償還賦課金についても、当然求められるのは理解していますけれども、それを、要するに償還延期をしてほしいと。なぜ償還延期を求めるかというと、今ある元金をことし払わない、当然償還延期ですから利息は本人が負担するわけですけれども、そのことによって、元金の部分を先送りしてもらうことによって、新たな負債で証書を書く必要もなければ、保証人を探す必要もなければ、印紙代もかからない。農家にとっては当然そういうメリットがあるわけです。それで、こういう時代ですから、特に金利の負担も当然、今いくら金利が安いとはいえ、そういう制度資金と比べた場合については、そういう証書化した場合の金利のほうは負担が高いわけですから、そういった負担軽減も含めて、やはり、そういうことを制度としてできるわけですから、私は公庫から求められるから対応するんではなくて、公庫に対して行政として、こういう被害があって本人からはこういう希望が出ていますと、そういう方がいらっしゃるから、是非そういう方については償還延期という形は制度としてとれないんでしょうかと、そういう働きかけを行政としてやるかどうか、ここの姿勢だというふうに私は思っているんです。そうしないと逆にいえば、農協と関係機関との協議を求めても、なかなか当然農協も上部団体、農林中金とかいろんなそういうところから資金を持ってきて対応しているわけですから、当然そこから償還を求められると。それに対して、こういう経済状況だから、是非ことしはこういう対応をしてほしいという働きかけになってくると思うんで、そういう姿勢をまず行政から範を示す必要があると私は思ってます。そういった点で、農協と関係機関と協議をすることはもちろん求めたいと思うんですけれども、行政がかかわっている部分で、そういう手だてがとれるかどうか、そういう要請をするつもりがあるかどうか、この点についてお伺いしたいと思います。

答弁 経済部長 西坂賢二(経済部長は2012年3月まで)

先ほど答弁でも申し上げましたけれども、制度資金の償還猶予につきましては、国や道の利子の補助金等が管理してございます。それで、北海道のほうで冷湿害等の農業対策本部が設置されておりまして、その中で農作物の被害状況、資金の需要、越冬用飼料の確保状況などの調査を実施することになってございます。また、農業共済金の早期の支払いだとか、災害関係の貸付金、既存貸付金の償還猶予だとか、そういったことを想定しまして、11月上旬までに対策をまとめているというお話がありますので、町といたしましてもそういった適切な対策が講じられるように、要請していきたいと考えてますので、よろしくお願いいたします。

再質問 6番 山川秀正

ただ、そこで一つ是非配慮を求めておきたいのは、例えば制度資金、早いのは11月20日には償還期限を迎えるのがある。ということは、事務作業等々からすると、1カ月ぐらい前にそういった手続をしないと、結局コンピューターにデータを打ち込まれて、どんどんと請求がおりてくるという状況になるわけですから、今、道の対応を11月に取りまとめるという話ですけれども、そこでは、今、制度資金の償還延期は道の対応の中にもあるというお話をされてましたけれども、間に合わないんですよ、実は。過去にもそういう経験あるんですけれども、結局、本人が希望したときには、ちょっと間に合わないと、もう既に請求が来ていますから、進めざるを得ないという、そういう経験もあるんですけれども、そういった点で、償還延期等々、道や国の利子の負担という話がありましたけれども、ただ単なる中間据え置きだった場合には、利子の負担なんてこともあるのかもしれないですけれども、ことし付加されている利息の分は本人が負担をすると、元金について先送りをしてほしいということですから、国や道に利子補給を求めるんじゃなくて、そこは本人が負担するから、是非元金の部分を先送りしてもらえないかという趣旨ですので、そういった点では是非、時間的にも間に合うような取りまとめを求めておきたいと思います。時間の関係もありますから、次に移らせていただきますけれども、土地改良、明渠、暗渠等々の部分、先ほど、小規模土地改良事業で11月に取りまとめて、希望が多ければというふうに、善意に解釈すれば、圧倒的に希望が多くても、実施に向けて予算措置をしたいというふうにとらえていいのでしょうか、この点について答弁お願いします。

答弁 経済部長 西坂賢二(経済部長は2012年3月まで)

先ほど申し上げさせていただいたんですけれども、小規模土地改良事業、どの程度要望があるのか、これからの状況になると思うんですけれども、小規模土地改良につきましては、面積を受けたとかいろんな要件があるものですから、そういった部分についてはまず緩和をしていかないといけないだろう、というかそういったものを改めていかなければいけないのかなと、そういった対応をしていかなきゃいけないだろうと思っております。ただ、今回の雨の災害で、実際に対応の要請がまだ数件なんですね、私どもで聞いている中におきましては。それで、そういった部分がまとめた中でどの程度になるのかによって、対応は考えていかなきゃいけないのかなと思っておるところでございます。

再質問 6番 山川秀正

基幹産業、農業という部分で、しかもその農業を支えている土地改良事業、そこは是非、希望があれば、もう既に例えば個人で機械を借りてきたり、業者を頼んだりして、個人で水はけの悪いところを部分的に暗渠をやったり何だりということは、もう既にやっていらっしゃる方もいらっしゃるわけですから、そういった点では、行政で何とか支援をしてほしいと希望を出す方と、個人的に対応している方といろいろいらっしゃるんではないかと思います。そういった点での実態把握も含めて、是非そういう希望に沿えるように対応を求めておきたいと思います。次に、7番目なんですけれども、水田・畑作安定対策、それから農地・水・環境対策、これは両輪なんですけれども、その対策が来年どうなるのか。実は私、もう6月に農水省に行って、3年経過したわけですから、新たな3年に向けての、例えば、先進的小麦生産の支援、こういった部分は、固定支払いに含めるべきでないかとか、そういう話はしてきたんですけれども、ここも2011年から、戸別所得補償ということが走る状況の中では、当然今のこの対策を行っている法律は、2011年をもって廃止される方向になってくるのかなと率直に思うんですけれども、そういった点で、来年も実施できるよう準備をしたいという御答弁ですけれども、当然来年1年間だけですから、ここはこの制度がこのまま、制度的な手直し等々は一切行われないで、このままもう1年やられるのかなと思っているんですけれども、ただ、先ほどの答弁にもありました、戸別所得補償のモデル事業、これに対しても町としてどういう考えを持つのか、整理しておく必要があると思うんです。今、戸別所得補償で議論されているのは、小麦であり、大豆であり、当然米が入るのは間違いないんですけれども、要は、全国的に作付されている作物ですよね、これにどうするのか、先日農業新聞には、新農林水産大臣赤松氏のインタビュー記事が載っていて、例えばビートとかバレイショ等については、今後の検討課題、だから、今後の検討課題ですからね。十勝の基幹産業といいますか、畑作地帯の基幹的な作物であるそういったものは、今後の検討課題にしかなっていない、そういう状況もあるんですけれども、そういった点で、来年の営農の中で、そういうモデル的な部分で、畑作地帯の作物をどう組み込んでいくか、そういう取り組みも私は求められてくるのではないかと思うんですけれども、そういった点ではどういうお考えなのか、この点についてだけお伺いしたいと思います。

答弁 経済部長 西坂賢二(経済部長は2012年3月まで)

先ほどの答弁にもありましたけれども、10年から調査、モデル事業、そして制度設計に入って11年から実施ということで、農地・水・環境保全向上対策についても、抜本的な見直しをする方向ということで聞いてございます。それで、現時点では、今中身が具体的な内容が出てない段階でございますので、今後、内容が出てきた中において、そういった部分についても対処してまいりたいと考えてございます。

再質問 6番 山川秀正

内容が出てきてから対処するということも一つの方法ですけれども、こういう内容にしてほしいという働きかけを求めておきたいと思います。そうしないと、結果的に農地・水・環境対策じゃないですけれども、音更町は1年おくれでスタートせざるを得なかったという経験もあるわけですから、そういった点では、是非こちらから能動的に働きかけるということを求めておきたいと思います。それで、戸別所得補償なんですけれども、これもスタートしてみないとわからない、これはまさしくみんなそうなんですよね。みんなそうなんですけれども、ただ、農家の人間にとっては非常に不安なんですよ。来年の今の時期には、翌年生産の秋まき小麦の播種ですから、ちょうど丸一年しかない状況なんですよね。ですから、品目横断的経営安定対策がスタートしたときもそうなんですけれども、結果的に後づけと言ったら怒られるんですけれども、既にどんどんと作付や何かし終わった段階で、いやこういう制度になりますよという話がどんどんと、制度変更も含めて飛び出してくるという状況なんです。そういった点でいえば、この戸別所得補償もまさしくそういうふうになる可能性が極めて高いんですけれども、そういった点では、本町の農家も非常に不安を持っているということは、是非理解をしていただいて、町としてもいち早く情報をつかむという部分と、来年の農政の部分でも言いましたけれども、こっちから働きかけると、戸別所得補償にするんだったら、こういうふうにしてほしいと働きかけることが必要じゃないかなと思うんです。それで、私もそれこそ新聞で報道されているぐらいしか情報がないんですけれども、その中で一番不安に思っているのは、販売価格と生産費の差額を交付すると。農家は何を食べて生きていけばいいのか、販売価格と生産費の差額ですから、結局それで収支とんとんになるということなんですよね。収支とんとんでは、やっぱり生活していけないんですよ。だから、そこを要望としては、再生産できる所得補償にしてもらわなかったら、制度としては成り立っていかないんじゃないかというふうに私は率直に思って、新聞で出たり、テレビで報道されるたびにそこが一番気になっているんですけれども、そういった点について是非、制度は内容がわからないんじゃなくて、こういう制度にしてほしいと、2011年にスタートするということは、もう農水大臣も、与党3党の協議の中でも決めたわけですから、決めた以上そこに向けて、農家の経営が少しでも安定するようにという点でいえば、再生産できる所得補償ということを求めていただきたいと、この部分についてお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

山川議員のご心配は聞いております。かねてより、民主党は、今の水田・畑作経営所得安定対策については、大規模農家や集落営農に限られた制度で、農産物の共通価格や、自給力向上にはつながらない。要はこの制度については、大規模農家にいい制度だと言ってきて、それに対して批判してきて、今の経営所得安定対策に切りかえたことは、全国に同様な考え方でやろうということでございますので、十勝音更町の大規模農家にとっては不安になるのは当然だろうというふうに思っているところでございます。そうした中で、私たちは音更町の農業者が再生産できる所得を得るために、どういうふうな形でもってこれから臨まなければならないか、やはり農家の人たちの意見を最大限くみ上げていただく制度としていくように、努力しなければならないだろうというふうに思っているところでございます。ほとんどの国は、食料自給率の高い国であっても、政府からの補助金の収入が農家の場合極めて大きいということでもって、世界各国でもって農家に対する補助金が出ているわけでございますので、日本としてもそのような制度となるように、これからも求めていきたいと思っているところでございます。

再質問 6番 山川秀正

これは、9番目の望ましい農政ともかかわりを持ってくると思うんですけれども、今町長がそういうスタンスで是非取り組んでいきたいという点は、大いに期待をしたいと思っています。それで、最後の9番目に入る前に、戸別所得補償で農家の経済がどうなるかということも大きな要因なんですけれども、関連産業ですよね、当然農産物を加工している業種等々含めて、農業の生産、それこそなかなか所得補償の姿が見えてこない。一説によると、米は全国一律3千円支援すればいいんじゃないかという話も出たり、それこそ、アメリカとのFTAが締結されて、米がたとえ1俵5千円になったとしても、農家には1万円補償してやれば、1俵1万5千円になると、だから、農家は何の心配も要らないとか、農産物全て、戸別所得補償といいますか、全額補償したって、たかが13兆円ぐらいだというそういう、私にしたら非常に暴論だと思うんですけれども、そういう議論まである状況の中で、生産が落ち込むことの可能性が、非常に私は危惧を持っているんですよね。生産がだんだん落ちていく、そういう状況の中で、関連産業、地域経済、ここもあわせて疲弊していくんではないか、農業の生産額に対する経済的な波及効果、4倍から8倍というふうに言われているんですよね。ですから、音更町の農業総生産額2,500億円あれば、4倍だったらちょうど1兆円だし、8倍だったら2兆円なんですよね。そういう波及効果があると。それが、まさしく生産が落ち込むことによって、地域経済に与える影響が大きいものになるんではないかという懸念も、私はあわせて持っているんですけれども、そういった点も是非、町長、自給率の向上のためにはという先ほど答弁にもありましたけれども、生産が伸びないといけないし、農家にとっては当然農業をやっているわけですから、農業者としてのプライドもあるわけですから、要するに、生産を、物をたくさんとる、たくさんとったことが喜びにつながる農政。先ほど町長は、生産意欲の向上につながる、そういう農政が、私もまさしく望ましいんではないかと率直に思っています。そういった点では、先ほど町長の答弁の中でありました、そういう農政の方向性については、私もほぼ一致するのかなと思っています。そういう農政を実現するために、町として、どういう行動を起こしていくつもりなのか、この点について最後にお伺いをして終わりにしたいと思いますけれども、よろしくお願いします。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

政権交代がなされて、農業政策もかなり大きくかわるだろうというふうに思っているところでございますが、今、自民党農政のもとで行われてきた、水田・畑作経営所得安定対策につきましては、品代が安いということでもって、農業者が収穫を素直に喜べないという御批判もあったところでございます。そうした中で、今、これから所得補償方式については、民主党が掲げるのは、自給率向上のために、やはり生産性を上げるんだというふうに言っておりますので、それに期待はしたいというふうに思っておりますが、音更町の農家経営というのは、家族経営でやられております。こうした家族の方が再生産できるような所得が、これから確保されなければ、何ぼ自給率向上と言っても、かけ声だけに終わるというような感じもいたしますので、来年1年かけてモデル農家を選択して、制度設計に入りたいということでございますが、音更町といたしましても、制度設計に当たっては、音更町の農業者が再生産できる農家価格というか、生産物の価格等を含めて、十分な提案をしていきたいというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

出典:音更町議会 平成21年第3回定例会 2009年9月24日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる