音更町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月15日
定額給付金の給付状況と、DV被害者への対応について
2009年6月15日、音更町議会の一般質問で、久野由美議員が「定額給付金の給付状況と、DV被害者への対応について」質問し、町長 寺山憲二、民生部長 鈴木俊裕、企画部長 西川友則、教育部長 宮下悦二、副町長 赤間義章が答弁しました。
- 質問者
- 久野由美 議員
- 答弁者
- 町長 寺山憲二、民生部長 鈴木俊裕、企画部長 西川友則、教育部長 宮下悦二、副町長 赤間義章
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 11番 久野由美
おはようございます。通告に従いまして一般質問させていただきます。定額給付金の給付状況と、DV被害者への対応について。景気後退下での住民の不安に対処するため、住民への生活支援を行うことを目的とし、あわせて住民に広く給付することにより地域の経済対策に資するものとして実施された定額給付金、5月28日をもって全ての市町村で給付が開始されました。選挙目当ての買収行為、天下の愚策と言われた定額給付金ではありますが、実際に給付が始まると、プレミアムつきの商品券が発売されたり、定額給付金福袋、定額給付金旅行プランやツアーなどが企画されるなど、景気が低迷し地域経済の閉塞感が漂う中、地域活性化の足がかりとなったと言えるのではないでしょうか。また、実際に支給された方々の喜びの声を耳にいたします。そこで、音更町でも給付が始まり1カ月以上がたちましたが、現在の給付状況はどうなっているのでしょうか。お伺いいたします。住民の不安に対処するため生活支援を行うことを目的とされた定額給付金でありますが、DV被害者の方には給付されたのでしょうか。私が相談を受けた方の中に、御主人の暴力に耐えきれず、子供さんを連れ、家を出た方がいらっしゃいます。離婚することもできず、昼夜働き、子供さんもアルバイトをしながら家計を支え、一生懸命生活されておられます。このように、住民登録を異動できず、2月1日という基準日がネックとなり、定額給付金を受け取ることができないという問題が全国で発生し、国会でも議論がされました。また、横浜では、定額給付金を受け取れないのは不当だとして、DV夫への支給差しとめの申請をする動きまで出ています。その一方で、久留米市や船橋市、札幌市や帯広市など、世帯主への給付金とは別に同額の交付金を出し、DV被害者の救済措置を講じている自治体もございます。本町において定額給付金を本当に必要とされているDV被害者の方に円滑に給付されたのかどうか、お伺いいたします。省エネ対策とその現状について。本年4月より、工場、事業場の省エネ法が改正になりました。これまでの工場、事業場ごとのエネルギー管理から企業全体での管理に変わり、年間のエネルギー使用量を企業単位で国へ届け出ることが義務づけされました。さらに、床面積300平方メートル以上の増改築に対して省エネ対策が義務づけられ、勧告から100万円以下の罰金が科せられることになりました。これからは今まで以上に自治体独自の取り組みの強化が推進されるものと考えられます。そこでお伺いいたします。本町で行われている省エネ対策はどのようなものがあるのでしょうか。省エネ対策の必要性の中にフロンの抑制があります。フロンは、オゾン層の破壊を増長し皮膚がんの原因にもなる紫外線とも大きく関係していると言われています。世界保健機構は子供の紫外線対策の必要性を訴え、環境省でも保健指導の進め方の中に紫外線対策保健指導を載せています。近年、紫外線対策グッズや紫外線をカットするガラスなども広く普及してきています。そこで、保育所や公共施設、学校で行っている省エネの取り組みと紫外線対策はどのようになっているのか、お伺いいたします。地デジ対応について。2011年7月24日に完全移行される地上デジタル放送まで2年余りとなりました。地デジ放送の魅力は、音質の劣化や映像の乱れがなく、高画質、高音質のデジタルハイビジョン放送が楽しめるだけでなく、標準機能として字幕放送や音声での解説放送など、高齢者や障害がある方にも配慮したサービスや携帯端末向けのサービスの充実などが期待されています。双方向番組、災害情報や暮らしに役立つ情報番組なども提供される予定です。お伺いいたします。学校を初め公共施設の地デジ対応等、どのように計画されているのでしょうか。昨年、総務省は、低所得者への受信機器の無償配布などを柱とする地上デジタル放送推進総合対策をまとめ、経済的に困窮している方への支援として、生活保護世帯を対象に、今年度から2年間で地デジ受信用の簡易チューナーの配布、現在のアナログテレビを使い続ける人向けの簡易チューナーの開発、流通の促進、高齢者、障害者等への働きかけとして、きめ細かく受信説明会を開催するとともに販売店、工事業者の紹介などのサポートを行う、山間部など地デジの視聴が難しいと推定される最大35万世帯への対応などが盛り込まれました。そこでお伺いいたします。本町独自に低所得者層への助成等を含めた地デジ放送の対応策はどのように計画されているのでしょうか。以上、御答弁をよろしくお願いいたします。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
一点目の定額給付金の給付状況とDV被害者への対応についての御質問にお答えいたします。初めに、定額給付金の現在の給付状況についてでありますが、4月4日現在における本町の定額給付金給付対象者は、外国人登録者を含め1万8,671世帯、4万5,031人となっております。このうち申請書を受理した世帯数は、全体の94.8%、1万7,709世帯となっております。また、給付事務につきましては、1万7,697世帯、4万3,360人の給付決定を終え、給付決定額については6億6,671万2千円となっているところであります。なお、居所不明などにより郵便局から戻された申請書は、当初89世帯分ありましたが、現在は47世帯50人となっております。これらの方々につきましては、住民票の住所地における現地調査を行うなど、現住所地の確認に努めておりますが、判明せず、本人からの連絡をお待ちしている状況にあります。今後、未申請の方も含め、広報誌等により申請の周知を図ってまいりたいと存じます。次に、DV被害者への給付は円滑に行われたかについてでありますが、定額給付金の給付事務におきましては、DV被害者の方を把握できるシステムにはなっておりません。したがいまして、警察署等において支援措置申出書を提出され、本町に住民基本台帳の登録をされているDV被害者の方がおられた場合は、一般の方と同様に申請があれば給付されていると思われます。また、住民票を移すことのできないDV被害者の方で、定額給付金の支給を受けられないとの相談が1件ございました。御案内のとおり、定額給付金の給付対象者は、住民基本台帳に記録されている個々の方ですが、受給者は原則世帯主の方になっております。このため、DV被害者の方が基準日に世帯を別にして居住されていても住民票を異動していなければ受給できないものとなっており、相談者には制度の説明をし、御理解をしていただくよう努めたところであります。本町でも、このような状況におられる方の救済について検討しておりましたが、今回、国の平成21年度補正予算で成立した「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」を、市町村が単独事業として実施するDV被害者に対する給付にも活用することができることとなりましたので、今後、定額給付金等相当額を支給する事業を実施したいと考えているところであります。なお、給付に必要な予算につきましては、本町の「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」に対応する関連事業を7月までに取りまとめる予定をしておりますので、予算成立後から実施したいと考えております。2点目の、省エネ対策に関する御質問については、関連がありますので一括してお答えをいたします。「エネルギーの使用の合理化に関する法律」、いわゆる省エネ法は、オイルショック後の昭和54年に、一定規模以上の工場や事業所等にエネルギー管理を義務づけることによって、燃料資源の有効な利用の確保を図るために制定された法律でありますが、今日においては、地球温暖化の防止が急務となっており、その原因となる温室効果ガスの削減目標が京都議定書で定められたところであります。この温室効果ガスの約9割はエネルギーに起因する二酸化炭素であり、地球温暖化を防止するためには、省エネルギー対策を一層強化することが必要であるため、省エネ法は平成20年5月に改正されており、平成22年4月1日から施行されることになっております。この改正により、エネルギー管理の義務を負う工場、事業所の範囲が拡大され、地方公共団体もその対象となったところでありますが、年間のエネルギー使用量が原油換算で1,500キロリットル以上の事業者を特定事業者と定め、このうち1,500キロリットルから3千キロリットル未満を第二種エネルギー管理指定工場、3千キロリットル以上を第一種エネルギー管理指定工場として、エネルギー管理が義務づけられることになっております。この指定については、平成21年度のエネルギー使用量の実績から判定されるところでありますが、本町では、町及び教育委員会が事業者となり、それぞれ平成19年度の使用量の実績から、この第二種エネルギー管理指定工場の取り扱いになるものと想定しております。町が所有する施設においては、これまで行政改革や財政健全化5カ年計画等により、燃料、電気等の使用量の削減を進めておりますが、昨年度からは、町が行う事務事業によって排出される温室効果ガスの削減を目的とした「音更町地球温暖化対策実行計画」の推進に努めているところであります。また、新しい施設の建設時や既存施設の改修、更新時には、太陽光発電システム等の導入を初め、断熱性能を高めるとともに、暖房や照明等には省エネ対応の設備機器を採用しているところであります。なお、紫外線対策につきましては、今後、整備手法やコスト等について研究しながら、財政事情を考慮した中で、高効率で省エネ対応の施設整備に努めてまいりたいと存じます。3点目の地上デジタル放送の対応に関する御質問についてお答えいたします。初めに、公共施設のデジタル放送の対応等に関する計画についてでありますが、町の公共施設等に設置しているテレビのデジタル化につきましては、台数も多く、多額の財源が必要なことから、その手法等について検討をしておりましたが、今回、国の平成21年度補正予算において、小中学校については「学校ICT環境整備」としてテレビ更新に対する補助が設けられ、また、庁舎を含む地域会館などの公共施設等においても「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」を充当することが可能となりましたので、町といたしましても、この有利な財源を活用し、整備を進めたいと考えております。町の公共施設等のテレビにつきましては、全部で454台ありますが、このうち小学校においてはビデオ等の再生用モニターとして使用しているため、テレビ放送を受信する必要のないテレビがあることや、DVDプレイヤー等の周辺機器、アンテナなどの受信設備についてもデジタル対応として使用可能かどうか、現在、詳細について調査しているところであります。また、財団法人北海道市町村振興協会より設立三十周年記念事業として、今年度中に地上デジタル放送対応テレビ18台の寄贈を受ける予定となっておりますので、この台数を除き整備したいと考えております。予算につきましては、先ほど御答弁いたしました「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」関連の事業予算として、後日、提出させていただきたいと考えております。次に、低所得層への助成を含めた対応策についてでありますが、経済的な理由により地上デジタル放送を受信できない方に対しましては、国において支援策が講じられることとなっております。対象となる方は、NHKの受信料が全額免除されている世帯で、具体的には、生活保護などの公的扶助を受けている世帯、市町村民税が非課税となる障害者の世帯、社会福祉施設に入所されている人となっており、支援内容としては、簡易なチューナーの無償給付、アンテナ工事などが必要な場合の支援となっております。現在、この支援事業を行う団体の公募が行われており、申し込み受付についてはこの夏から開始され、秋以降には支援が実施される予定であると聞いております。町といたしましては、対象となる方々が支援を受けられるよう、制度の周知を図りたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。済みません、答弁に間違いがございました。1点目の御質問で、定額給付金の対象者でございますが、私、「4月4日」というふうに御答弁させていただいたようですが、「6月4日」の間違いでございます。大変申しわけございません。たびたび済みません。地上デジタル放送のところでございますが、「小中学校」というふうに答弁するところを「小学校」というふうに答弁したようでございます。「小中学校」の誤りでございますので訂正させていただきます。申しわけございません。
質問 11番 久野由美
定額給付金についてでございますが、音更町においては順調に給付が開始されているというふうに受けとめていいのかと思います。DV被害者の方への対応ということで質問させていただいておりますが、7月までに取りまとめ、給付の検討を行っていくというふうな、実施されるというふうに御答弁をいただきました。このことにつきましては本当にうれしく思っております。心より御礼を申し上げます。ありがとうございます。今後のこともございますので、念のために再質問をさせていただきます。この定額給付金でありますけれども、4月20日に総務省の事務次官の会見で、DV被害者の住民登録異動について周知不足が指摘されました。DV被害者が再び被害に遭うのを恐れ、別居後の住所を知られないように住民票を異動しないケースが多い。このために国が新住所の閲覧を禁止する制度を使用し、DV被害者も実際の住所で住民登録するよう呼びかけておりました。しかし、私が受けた相談者の内容では、本町の住民課のほうで住所の移転手続きをしたいと相談したところ、「御主人の閲覧希望があれば、それを拒否することはできませんけれども、それでもいいですか」というふうに言われ、「それは困ります」と答えて、住民異動できずに帰ってきたということでございました。これは明らかに住民課の知識不足ではないでしょうか。そのときに、DV被害者の方が住民票を異動できるように、例えば警察への届け出を促すなど、何らかのアドバイスがあれば住民票の異動ができたわけです。そのときに住民票を異動していれば、今回、皆様方が手続きを始め、定額給付金を受け取っている中に、自分たちが生活の本当に助けとなる定額給付金であるべきものを受け取れないという現状が起きてしまったんですが、このことが起きなかったのではないでしょうか。私が受けたケースは1件でございますけれども、ほかにもあるというふうに考えられます。先ほど、DV被害者の方の現状を把握することはできないんだというふうにおっしゃっておりましたけれども、住民課の方々の対応、住民課だけにとどまらず、DV被害者の方々への対応、その点について町側としての認識不足、そういうものがあったのではないかというふうに思われますけれども、この点についてはいかが受けとめられますか。
答弁 民生部長 鈴木俊裕(民生部長は2011年3月まで)
住民課の窓口の関係で御質問を受けたと思いますので、私どもからお答えさせていただきます。基本的に、住民基本台帳の閲覧禁止、その他の要件につきましては、警察、配偶者暴力相談センター等の意見を聞いてというような通知が来ておりまして、窓口といたしましても、そのようなことにつきましては、そういう御相談を受けたときには必ずお知らせして、まず警察のほうに行ってくださいというような形で、窓口に来られたお客様に対してはそういうような指導をさせていただいて、その後、受付をするというような形はとっているということで、私もこの件につきまして窓口の者に聞いたんですが、来られたときの状況がわからないものですから、このときどうだったということでお答えするわけにはいきませんけど、基本的には、窓口の職員については全員そういうような形で徹底しているということでやっておりますが、お客さんとのお話をした中で、接し方といたしまして、意を介さないで言ってしまった部分もあるのかなと思いますので、今後、さらなる周知を図りながら、お客さんに迷惑のかからないようにやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
質問 11番 久野由美
実際にこの方が住所を異動しようとされたのは2年以上も前のことでございますので、多分窓口対応の方も年間何百件という御相談がおありでしょうから、記憶にとどめていらっしゃるかどうかはわかりません。ですが、こういう体制一つ一つをきちんとしていかないことが、後々こういうふうな結果につながっていくということを重く受けとめていただきたいというふうに思います。それでは、まさか給付開始されるというふうには思っておりませんでしたので、どのように質問していったらいいか迷うところでございますけれども、今回の給付は、総務省の事務次官の会見の中では、DV被害者の方に対する給付金を総務省が通知を出して促すというふうにしてはどうですかという要望の中から、20年度の補正予算で6千億円の生活対策交付金が措置されていると。その中で必要性があれば、各市町村ごと、自治体の判断にゆだね、必要があれば対応も可能であろうというふうな打ち出しをされたことからだというふうには思います。十勝管内では、帯広市に続いて清水町も交付を開始される予定でありますけれども、今後、DV被害者の方への交付ということで、手続きには一体どのようなものが必要と考えていらっしゃるのか。例えば2月1日の交付基準日というのがございまして、そのときに住所を異動されていたのかというような証明書ですとか、DV被害を受けられていたという証明書等なり、そういうものが必要になるかと思うんですが、そのような点で具体的な、基準に必要なお考えがありましたら、手続き上必要な書類等もあるでしょうし、その点、わかりましたらお知らせください。
答弁 企画部長 西川友則
DV被害者の対応についての要項の御質問かと思います。定額給付金につきましては定額給付金の要項がございまして、定額給付金の要項を使って、今回、DV被害者の市町村単独事業を実施するということにはなりません。したがいまして、新たな要項をつくらなければならないということでございまして、予算提案時までに最終的な詰めは行いますけども、現時点での考え方は、給付対象者、これにつきましては2月1日基準日、定額給付金と同じ基準日を想定いたしまして、住民票に記載されている住所とは別の音更町内の住所に居住し、世帯主と別居し、申請時現在も町内に住んでおられる方というようなことを考えております。また、確認事項といたしましては、実際に2月1日現在、以前に配偶者から暴力を受けているということを証明する裁判所の保護命令決定書あるいは町長が必要と認める公的機関の発行証明書等を添付していただく。それから、基準日現在、基準日及び申請時に引き続き町内に居住しているということも一つの要件にする考えでございますので、住居の契約書あるいは公共料金の領収書等、こういったものを提示していただいて給付を進めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
質問 11番 久野由美
では、手続きの期間というのは、今回は、定額給付金は10月までということになっていますけれども、手続期間、それから交付期間というふうなのは、また新たに設定し直すということでしょうか。それともう一つ、DV被害者の方々に周知される方法というのは、どのように考えていらっしゃるんでしょうか。
答弁 企画部長 西川友則
周知期間でございます。先ほど町長からも答弁させていただきました。今回、7月の臨時議会に予算を提案し、それが可決されたら、その時点から定額給付金と同じ10月1日までの期間を考えております。それから、どんなような周知の仕方かという御質問でございますけども、これにつきましては広報8月号、それから新聞等を利用いたしまして周知をしてまいりたいというふうに思っております。
質問 11番 久野由美
今回、定額給付金と子育て応援特別手当というものも実は給付されております。DV被害者の方の中にはお子さんを連れて出ていらっしゃる方もいるかと思うんですね。この場合、子育て応援特別手当の対象となる方がもしいらっしゃる場合は、その点はどのように考えていらっしゃるのか、お聞かせください。
答弁 企画部長 西川友則
子育て応援特別手当、これも基本的には定額給付金とセットの事業でございます。したがいまして、今回つくる要項には、子育て応援特別手当、これも含めた形で措置をするというようなことを考えております。
質問 11番 久野由美
配偶者暴力相談支援センターへの相談というのは、2007年度で6万2千件、5年前の1.7倍ということで、本当にDV被害者の方が急増しているというのが現状でございます。母子家庭も多く、給付金を本当に待ち望んでおられる方々、生活支援のための給付金だからこそ、このようにこういう方々に使っていただきたいという思いでの定額給付金だと思います。音更町が支給を開始していただけるということは本当にありがたいなというふうに思っております。よろしくお願いいたします。2点目、省エネ対策について質問をさせていただきます。世界保健機構が子供の紫外線対策が必要な理由として5点挙げております。その中で着目しなければならないという点が、子供時代、18歳未満までですけれども、子供時代の日焼けは後年の皮膚がんや目のダメージ、特に白内障発症のリスクを高める。また、生涯に浴びる紫外線量の大半は18歳までに浴びるというふうに出されております。さらに紫外線被曝は免疫系の機能低下を引き起こすとされています。そこで、環境省でも保健指導の進め方に紫外線保健指導を載せているわけですけれども、乳幼児健診や育児教室、がんを初めとした生活習慣病予防のための成人、高齢者を対象とした健康教育や健康相談、学校保健委員会などにおける養護教諭への情報提供など、さまざまな面を活用し、対象に適した紫外線対策の保健指導や健康教育を普段から心がけることというふうにうたっております。私は、この中で省エネ対策と、それから紫外線対策の保育所、学校等への対策というふうなことでお伺いしたわけですけれども、本町ではこのような健康教育、または紫外線対策ということについて、取り組みは行っていないというふうに受け取ってよろしいのでしょうか。
答弁 民生部長 鈴木俊裕(民生部長は2011年3月まで)
紫外線対策の関係でございますが、保育園等で行っている部分で、若干やっている部分としましては外出時の帽子の着用ですとか、夏場にプールを使うときに、できるだけ裸にならないでシャツを1枚着せるとか、そういうような細かい指導はやっている状況です。また、子供時代の保健指導の中で、日光浴をといいますか、外に1日1時間ですとか、散歩にはなるべく出なさいと、日に当てなさいというような指導を以前はやっていたと思いますが、現時点ではなるべくその辺のことを考えながら、直射に当てないというような指導をやっている状況でありまして、まだその程度の指導内容に今とどまっているような現状でございます。以上でございます。
質問 11番 久野由美
子供が学校や保育所などから得てきた知識が家庭に広がる、また親子で勉強する、この流れが必要なのではないかなというふうに思います。今後の取り組みですね、本当に紫外線ってどういうものなのかという認識が、なかなか乳幼児のうちから日本はされてきていなかった。外で元気に遊んで真っ黒く日焼けすることがよしとされていたんですけれども、オゾン層の破壊によって、紫外線を浴びることが体にとって決していい影響ではない、むしろ悪影響を促して、大人になったときに、そのときの病気を発症する原因の一つになってしまうということの認識を持っていくべきではないかなと。その中で、例えば日陰をうまく利用するですとか、先ほども言われたように帽子着用で外に出るですとか、あとはUV対策のクリームですとか、いろいろなものがございます。そういうことについて学校の中で勉強していく、保育所の中でそのようなことを知識として子供たちにお話しする機会を設ける、またはそれを親御さんとともに勉強するというような、このような取り組みをされていくおつもりはないでしょうか。もし今後、そのような計画を考えていらっしゃるのであれば、お聞かせください。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
今、お尋ねのありました健康教育の一環ということの紫外線の対策ということでございます。先ほど民生部長のほうからもお答えさせていただきましたけども、学校等におきましても、屋外に出た場合の対処法等については、先ほど答弁をさせていただいたとおりでございます。そのほかに、今、議員からおっしゃられました、そういった指導等の勉強も必要だというところでございますけども、これまでも保健だよりというような形で、一つの例で申し上げますと、一つの中学校で夏休みに向けてというようなことで、保健だよりの中で「みんなで知っておこう、紫外線の害」ということで、紫外線についての知識をどのぐらい知っていますかとか、あるいは、それに対しまして特徴はどうなのかとか、そういった中で先ほどもお話がありましたけども、日焼けどめクリームというような形の中でも、いろいろな紫外線の種類もあるということで、そういった学校の保健だよりなんかでも家庭に流しまして、生徒さんはもちろんでございますけども、家庭の中でもこういったことで考えていただこうということで取り組んでいる状況でもございます。これらにつきましては、今後もこのような中で取り組みを進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
質問 11番 久野由美
今後もまた取り組みのほうをよろしくお願いしたいと思いますが、屋外に出たときには比較的お子さんも帽子をかぶるですとか、UVカットクリームを使うなどというふうな対策をとられるんですけれども、紫外線は10時から4時までが一番強いというふうに言われております。その時間帯、子供は大概学校にいるわけですけれども、教室の中でも窓際というのは特に紫外線を強く受けるというふうに言われております。そこで、エコガラス、それから遮熱フィルム、透明遮熱ガラスコート剤というものが今は開発をされてきております。透明遮熱ガラスコートというのは、有害紫外線を95%カットするというもので、夏の直射日光を5度から8度カット、それから結露も50%抑制して、冬の暖房効果もあるというふうにされたものが最近出てきているそうであります。このような商品はまだ高額だったりですとか、効果がそれほど期待できないというものも中にはあるかと思いますけれども、先ほど御答弁の中にもありましたけれども、このような製品を研究、調査、またしていきたいというふうなお話がありましたけども、その点について、今後、どのような部署でどのように検証していくおつもりがあるのか、具体的にお考えがありましたらお聞かせください。
答弁 民生部長 鈴木俊裕(民生部長は2011年3月まで)
今おっしゃられましたガラスのコーティングの関係でございますが、確かに大変効果のあるものがあるというようなことは資料等でもお聞きしておりますが、何分とも積極的にやるとなれば相当な経費がかかるという部分もございます。そのような関係で、今後新しく増改築、新築等していくものについては極力そのように検討していきたいと思いますが、もうしばらく時間をいただきながら取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 11番 久野由美
透明の遮熱ガラスコート剤というのは、それほど施工技術を要するものではないというふうに伺いました。例えば現在、年に一度、小学校と中学校に特掃に入っていただいて窓ガラス清掃をやっていただいております。そのときに、美装会社さんの方々でもこのコート剤を塗布していくことに特段の技術が必要ではないということで、美装会社さんにも塗布していただくということが可能ではないか、こういうことで、コストダウンが図られるというふうに考えられております。北海道では、洞爺ウィンザーホテル、サミット会場が遮熱ガラスコートを使用しております。それから円山動物園の事務所、あとは東京墨田区役所、江東区民ホールで施工されているというふうに伺いました。山梨県の中央市玉穂庁舎でも温度の測定データをとっているというふうに伺っております。塗布した学校と塗布していない学校、1年を通じどれほどの光熱費がかかったのかというふうに調べていくというのも、また必要があるのかなというふうに思いますけれども、今すぐに実行できないまでも、先ほども増改築の際にというふうなお話もありましたが、例えば年に1回ガラスコートをされたときに10年の保証期間があるというふうに伺いました。5年で元は取れるというふうなお話も伺ったことがございます。音更町内においても、そのような商品を取り扱っている企業が何社かあるというふうに伺いました。今すぐに実行されなくても、先ほども言ったように、このようなエコ関連の商品ですとか省エネ関連の商品というのは、LEDを初めとしてさまざまにたくさん出てきております。これからもまた、さらに開発されていくだろうというふうに思われます。こういうものにアンテナを張りめぐらせて調査していく、研究していくというような意欲と努力というものが必要だというふうに考えるんですけれども、この点についてはいかがお考えでしょうか。先ほどからの御答弁を聞いていると、どうしても省エネというふうなお話の中で、やらなければいけないという気持ちはおありなんでしょうけれども、こういう意欲に欠けていらっしゃる、理想と現実が全く伴っていない。LEDに関してもそうですし、廃油を使ったバス運行にしてもそうですし、そういうことについてなかなか踏み切ろうとされていない。この点について、どのように、本当に基本としてそれに沿ってやっていこうというお考えがあるのかどうなのか、その点をお聞かせください。
答弁 副町長 赤間義章(副町長は2012年3月まで)
省エネの関係、それと、今、健康という面であわせていろいろと御提言いただきました。部長からいろいろ答弁させてもらっておりますけども、財政上の問題もあるのは事実であります。いずれにいたしましても、有効な方法であるというような御説明をいただいておりますので、私どももいろいろと研究させていただいて、今後の取り組みはどういう方向でいったらいいのか、その辺のところを詰めていきたいと、このように思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。
再質問 11番 久野由美
では、地上デジタル放送の対応について、再度質問をさせていただきます。21年度の補正予算で各小中学校のテレビの整備を始めるというふうに御答弁をいただきました。その中で、5月末のNHKの調査で、地上デジタル放送受信機が5,066万台、地デジチューナー内蔵パソコンが150万台、合わせて5,216万台が普及したというふうな結果が出てきております。地上デジタル放送のメリットというのはたくさんあるんですけれども、移行に関してもかなりの問題点を含んでいるというふうに思います。まず一つ目には、今のアナログ用のテレビだけでは放送を見ることができなくなること。二つ目には、山間部など地デジの視聴が難しいとされる地域があること。3点目には、使用されなくなったアナログテレビの大量廃棄問題。それと4点目に、悪質商法が既に全国で発生しているというふうな点が挙げられます。そこでお伺いしたいんですけれども、音更町において難視聴地域というのはあるのかどうか。その地域への対策というのは、本町ではどのように考えられているのか。その点をお伺いします。
答弁 企画部長 西川友則
地デジ対応における、受信できない、電波が届かない、そういった地域があるのかという御質問かと思います。これにつきましては、町が調べた結果、音更町内では全てに電波が飛んでいるということで、きちっと地デジ対応のテレビあるいはアンテナ等が設備されていればテレビは見ることは可能というような形で調査をさせていただいております。
再質問 11番 久野由美
それでは、音更町内はどこでも見られるという環境が整っているということですので、それでは、それを受ける側といたしまして高齢者の方、それから障害を持った方々への受信説明会というんですか、それがまた国、それから道を中心にして行っているようですけれども、本町ではこの受信説明会は実施されるのかどうなのか、どのように計画されているのかをお伺いいたします。
答弁 企画部長 西川友則
総務省の説明会につきましては、北海道東テレビ受信者支援センターというところが総務省の委託を受けて説明会を開くということは聞いております。この説明会は8月17日から27日にかけまして、高齢者等を対象にし、それぞれ本町の共栄コミセン等、コミセン等で実施をするということになっております。
再質問 11番 久野由美
本町独自では、されるお考えはないということでしょうか。
答弁 企画部長 西川友則
今回のこの説明会というのは国の政策に基づくことでございまして、そのようなノウハウは国が一番理解をしているという中で国が進めるべきというふうに思っておりますから、私どもとしてはそれをサポートするというような形で説明会が進められるのではないのかなと、そういうふうに思っております。したがいまして、本町独自に町民の方を集めて、改めてまた説明会をするという考え方は現時点では持っておりません。
再質問 11番 久野由美
国のサポートをするように考えていらっしゃるということでしたら、本当のサポートというのは一体どういうことでしょうか。音更町に住んでいらっしゃる方は、例えば難視聴区域はないということで、本当に皆さんが地デジ放送を見られる。それに対して国の推進なので国がやります、それをサポートします。本当のサポートという意味は、高齢者の方、また障害を持った方々が何の難もなくテレビ視聴を今までどおり、アナログからデジタルに変わった時点でも今まで以上に心地よく快適に見られるようにする、それをサポートしていくのが本当に町としての取り組みとしてのサポートではないんですか。サポートをするという意味合いが私の受けとめ方と違っているのだとしたら、私のほうが間違っているのか、町の考え方が不親切なのか。その点どういうふうにお考えでしょうか。本当にこの方々に理解をしていただくというためには、国が一、二度行った、そのときに出席された方々だけがわかったということで皆さんに周知されたということにはならないと思うんですね。実際に完全移行されたときに見られない方ができるということ自体が町にとっては不幸なことだというふうに私は思うんです。その点はどのようにとらえていらっしゃるのか、再度御答弁いただきたい。
答弁 企画部長 西川友則
私の答弁の仕方が悪かったと思います。サポートという意味は、あくまでも今回、国が進める説明会のサポートをすると。サポートというのは単なる会場提供とか、そういった意味合いで私は申し上げました。したがいまして、町が独自に何らかの対応をするとすれば、これは広報等で周知をしながら、あるいは横の部門、民生部だとか、そういったところと十分協議をしながら、そういった人たちに十分今回の制度を周知していくということを今後しなければならないのかなというふうに思っております。以上でございます。
再質問 11番 久野由美
今回の説明会の必要性というのは、当然、地上デジタル放送に完全移行する、アナログテレビが今までの状態では見られなくなりますよということを高齢者の方や、また障害を持った方に周知する、それだけではなくて、実際に今、地デジ対応について工事が必要だというふうに言葉巧みに近寄って工事費を振り込ませる事件というのが全国で発生してきております。町民が被害に遭わないように、このような知識を徹底して知っていただくということも必要な、その中の一つなんですね。この点も含めて、説明会と、またはひとり暮らしの方々はなかなか説明会に参加するですとか、体に障害を持った方々がそこに出向くということは本当に大変なことだと思うんです。であれば、そういうところに参加しやすいように促す、その方々が参加しやすいような環境を整える、またはヘルパーさんたちが各家庭に行ったときにお話をしてあげる、そういう事細かな町独自の配慮ということが、町だからこそできるというふうに考えるんですが、その点のサポートが本当に必要なんだというふうに私は思っておりますが、その点はどのようにお考えでしょうか。
答弁 企画部長 西川友則
先ほど私もそのような答弁をさせていただきました。役場の横断的な中で、機会あるごとにそのような説明をさせていただきたいというふうに思っております。
再質問 11番 久野由美
このような説明会を音更町独自でも開催されることを望みます。それともう1点、先ほど、低所得者の方への本町独自の支援対策というのは講じられるおつもりはないというようなお話で、国の方針どおりにやるというふうに御答弁されました。総務省自体は、生活保護世帯に対して受信機器の購入に係る支援を決めてはいます。ことしの8月までには、経済的弱者への支援策にもまた方針を打ち出すというふうな発表をされております。現在、チューナーも1万円から2万円のものを2年以内には5千円程度で市場に出回らせるようにするというふうな計画も立てられているというふうに伺っております。この点も配慮に入れて、それほどの高額なものではなくても、本町独自で、財源は当然必要になってくるとは思いますけれども、計画を立てることが可能ではないかというふうに思うんですが、再度その点について、本町独自の支援策というふうなことのお考えはないのかどうか、お伺いいたします。
答弁 企画部長 西川友則
町独自の低所得者等に対する支援を行うべきでないのかという御質問かと思います。ただ、既にテレビを購入している、あるいはチューナーを購入しているという方も数多くいる中で、どの時点をもって町が支援をするのかといったようなこと、あるいはアナログ式のテレビ自体が寿命を迎えているという中で、テレビ自体を更新しなきゃならないといったさまざまな問題がございますので、そういったものをきちんと整理しなければ公平さが保たれないのではないのかというようなことから、今回、町独自の支援は、現時点では難しいというお答えをさせていただいたということでございます。
再質問 11番 久野由美
東京千代田区ではアンテナ設置などの工事費用の助成を既に行っています。金額の上限ですとか助成対象など、補助金の適正化基準に基づいて、当然配慮をしていかなければならないということは承知しております。ですが、現行のアナログテレビでは番組が見られなくなるということを重く受けとめて、今後、助成等を考えていっていただきたいというふうに要望いたします。地上デジタル放送のメリットというのは、先ほども述べたとおりですけれども、字幕放送や音声での解説放送など、高齢者の方や、それから障害を持たれた方々こそが必要とされる内容を伴った放送になっていくというふうに考えております。テレビを楽しみにしていらっしゃるひとり暮らしの高齢者の方などは、急にテレビが見られなくなったということがないように、本町の本当に人に優しい、町長が掲げる、音更に住んでよかったと思われる音更町づくり、こういうこと一つ一つが皆様方にとってよかったと思っていただける対策のとり方というものがあるんじゃないかというふうに思います。地デジ放送になって、うちはテレビが見られないというひとり暮らしの方がいらっしゃる。何かの災害が起きたときに情報を得ることができない、そういうふうな危機的状況が今後起きないように、本町独自の対応を望みますが、その点について、いかがお考えでしょうか。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
テレビが見られなくなるということは、災害等があったときには、行政のほうからテレビ等でもって周知するということからいえば、どこの家庭でもテレビが受信できなければならないというのは、これは久野議員のおっしゃるとおりだというふうに思っておりますし、私どもといたしましても、先ほど企画部長のほうから答弁させていただきましたけれども、どの辺でもって不公平感が解消されるのかというような問題もございますので、今は国の施策どおり助成をしていきたいというふうに考えておりますけれども、これの実施に当たりましては、ひとり暮らしの方、そして、いろんな方々、お年寄りの方々にも制度の周知を図りながら、再来年の7月25日以降は今のテレビではテレビ受信できませんので、そういったことも周知しながら、速やかな地デジ放送への移行について、町としても十分考えて行動していきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。