音更町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月15日
(1)音更町におけるインフラ整備について/(2)人材の育成について
2009年6月15日、音更町議会の一般質問で、小野信次議員が「音更町におけるインフラ整備について」「人材の育成について」について質問し、町長 寺山憲二、商工観光課長 宮浦崇、建設水道部長 川上雅二、経済部長 西坂賢二、副町長 赤間義章が答弁しました。
- 質問者
- 小野信次 議員
- 答弁者
- 町長 寺山憲二、商工観光課長 宮浦崇、建設水道部長 川上雅二、経済部長 西坂賢二、副町長 赤間義章
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 15番 小野信次
生活感のあふれる久野議員の質問の後で自信はありませんが、質問を通告いたしましたので、それに従って2問ほど質問をしたいと思います。一つ目、音更町におけるインフラ整備について。我が町、音更町の近年の発展は、町民も、そしてまた町を支える職員の皆さんも含めて著しい限りだということはお互いに認めるところであります。人口目標4万5千人を超えて、まさに成熟度が認められる時代に入ってきたと考えます。次代を担う人々のために、さらに先を見据えたインフラに対する展開が寺山町長に期待されていると思いますが、今後のインフラ整備について、次の点について町長の考え方をお伺いいたします。一つ目、町長は基幹産業、農業、商工、観光に強い思いを持っておりますが、これを生かすために人々の関心を内側の大切さだけにとどめず、外からも呼び込むことができないものか。特にインターチェンジについて、本町側とともに十勝川温泉、長流枝付近のスマートインター構想はどうなっているのかをお伺いいたします。2つ目、また、その効果について、どう考えられているのかもお伺いしたいと思います。3つ目、道立公園エコロジーパークもあり、近隣町村を初め関係機関との話はされたことがあるのかをお伺いいたします。大きな2問目、人材の育成について。トップに問われることの一番は人づくりであります。まちづくりは人づくりと言われ続けておりますが、人を育てるための投資も時には必要なことと思います。特にタイミングが大切と考えるところでもあります。そこで、次の点についてお伺いいたします。一つ目、人事評価について、その上げられた成果をどのように分析し、生かそうとしているのか、お伺いいたします。二つ目、財政健全化計画も、本年度、平成21年で最終年であります。これを機に、乾き切った議論も大切だと思いますが、人と人の心が触れる機会をつくることも大切ではないでしょうか。そこで、町長は「現場目線で」と意欲を持たれている点、職員の人材育成、発掘のためにどのように考えられているのかをお伺いいたします。以上であります。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
1点目の音更町におけるインフラ整備に関する御質問については、関連がありますので一括してお答えいたします。長流枝パーキングエリアのスマートインターチェンジ化に関しましては、かねてより、十勝川温泉地域へのアクセス面の利便性向上などの視点から、地元経済団体等からの検討要望を受けており、NEXCO東日本帯広工事事務所などの関係機関とも協議を行っております。スマートインターチェンジは、高速道路の利便性の向上と地域生活の充実、さらには地域活性化に寄与することを目的とするもので、通常のインターチェンジに比べて施設が簡易であり低コストで導入できるメリットはありますが、一方、施設設置後の管理運営等に要する費用や、ゲートは全てETC搭載車のみの利用に限定される問題もありますので、現在整備中の翠柳大橋を通過する道道北五線道路からの圏域環状線を有効活用した十勝川温泉地域への導入ルートなどとの費用対効果の比較検討も行っているところであります。スマートインターチェンジ設置等のインフラ整備に関しましては、国道、道道とのアクセス道路網としての効果はもちろん、十勝川温泉地区だけでなく、隣接する十勝エコロジーパークや周辺自治体市街地、各種施設等への利便性向上面からの需要度も重要な要素となりますので、行政界を越えた広域的な諸要件の整理が必要と考えております。しかし、当面は、本町の町道東和3号道路、通称十勝中央広域農道を利用する北側ルートと、北5線の翠柳大橋を渡り、圏域環状線を利用する南側ルートの既存道路の活用を念頭にした、わかりやすい統一デザインでの十勝川温泉地域への案内標識設置や車載ナビゲーターへの優先情報提供の充実を図るなど、ソフト的な整備も重要との判断から、関係部署とこれらの実現に向けた協議等を取り進め、順次対策を講じてまいりたいと存じます。いずれにいたしましても、十勝川温泉地域は本町観光振興の中心であり、昨今の地域農業との連携や北海道遺産でもありますモール温泉の知名度向上に向けた新たな素材づくり、また道立公園との共同事業の開催など、恵まれた地域資源を活用した取り組みも活発に展開されているところであります。また、去る6月3日には、平成23年度に帯広、十勝と札幌圏域が道東自動車道で結ばれることを踏まえて、管内の観光や物産等の関連団体などが連携して道央圏、道外圏などへ情報発信を行うことなどを目的とした道東道とかち連絡協議会が発足しております。町といたしましても、今後も地域関係者並びに関係機関などによる取り組みを継続して支援してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2点目の人材の育成についてお答えいたします。初めに、人事評価の成果の分析と活用についてでありますが、人事評価のねらいは、能力、実績を評価することにより、一人ひとりのやる気や動機づけの増進を図り、職員の能力を最大限に引き出し、組織全体の士気高揚を促すとともに、人材を育成し、公務の効率化、合理化を推進することにより、町民サービスの一層の向上を図ることをねらいとしております。平成20年4月から9月までの6カ月間を評価期間として実施した試行につきましては、人事評価制度がどのようなものであるかを体験し、認識することを目的に実施したところであります。制度の導入についてはほとんどの職員が異論を持っておりませんが、結果としては、課長職以上の評価者間で、被評価者となる部下職員に対する評価にばらつきが見られたところであります。また、アンケートでは、評価者から部下職員への説明が足りなかったことや職員個々の業務量を把握していないなどの問題点がありましたので、今年度においては、これらの問題点を改善するとともに、評価項目の見直しや、評価技術に関する研修を実施するなど、より納得性の高い評価制度を目指して、本年7月から12月までの6カ月間を評価期間として、2回目の試行を行うこととしております。このような状況にありまして、今のところ重立った成果は出ておりませんが、評価者、被評価者双方の意向を踏まえ、今後、試行錯誤を繰り返しながら、本町に合った人事評価制度づくりを進めたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、職員の人材育成、発掘についてでありますが、御質問にありますように、平成17年度から21年度までの5カ年計画で財政健全化に取り組んでおり、職員にかかわることにつきましても、定員適正化計画のもとでこの5年間に24名の職員を削減したことのほか、期末勤勉手当の役職加算について独自削減を行うなど、人件費の抑制にも取り組んでまいりました。職員研修について申し上げますと、財政健全化に取り組む以前から国内に限定して、現在は研修実施計画に基づいて、市町村アカデミーや市町村研修センターなどの委託研修を中心に行っているほか、専門研修においては、民間が実施する研修にできるだけ派遣するように努めているところであります。職員を育て、個々の能力を引き出し、仕事に対する意欲を高めるためには研修は必要と考えておりますが、一方では、現場重視、町民目線のまちづくりを進める上で、職員が町民と積極的に交流することが極めて大切であると考えております。職員が町民と交流することにより、町民が何を求めているのか、何を必要としているのをじかに把握し、課題解決に向けて工夫し、努力することも、職員にとっては大変重要なことであると考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
質問 15番 小野信次
1点目のインフラの件ですけれども、全体の話を聞く前に、今までの経緯というか、そういったことの中で、NEXCO東日本との協議を行ったというふうに、今、説明されましたけども、率直なところ、協議の内容を細かくというよりも、行った協議の印象をわかりやすく、特にスマートインターに関しての印象をどう受けられてきたのか、お聞きしたいと思います。
答弁 商工観光課長 宮浦崇(商工観光課長は2009年6月まで)
この件に対しては、私のほうから答弁させていただきたいと思います。平成19年8月に地元観光振興団体のほうから、こういったスマートインターチェンジの設置要望が出されました。秋口に私どもと、それから団体の方を含めまして、NEXCO東北海道のほうに協議に行ってまいりました。これは事前打ち合わせというような段階で、正式な協議というよりも内容を把握し、それから地元の要望をじっくり聞いていただくというようなことで伺ってまいりました。その段階の印象でございますけれども、トマムまでもまだその間には開通していなかったということもございますし、あくまでもこの件に関しましては、経済効果だとか、あらゆる面で状況をまず認識して把握した中で取り組まなければ、後々の負担が非常に大きいということから、スマートインターチェンジ設置そのものというよりも、道東道の全線開通とまではいわなくても、トマムまでの間を開通させた中で道央圏からの集客といいましょうか、道東道の利用状況の実態をまず把握し、それから地元協議会並びにもろもろの手続きの状況等については調査してはいかがかというような、逆に打診を受けたような状況でもございまして、要望をいただいてから、それから調査に取り組むというような状況までの経緯について確認をさせていただいたというような状況でございました。以上です。
質問 15番 小野信次
今、課長が言われたのが本心なんだろうなというふうに受けとめますけれども、答弁をされている内容からすると、協議をさせていただいたということだから、多少なりとも、NEXCO東日本との感触が何かの方向性が見えたのかなということを思って質問をさせていただきましたけれども、今、言われた状況にあるということなら、それでよろしいでしょう。しかし、音更町としての考え方をちゃんと伝えているのかどうか。現実性があるかないかということよりも、音更町としての考え方を伝えているのかどうかという中で、音更町が考えられている構想ということ、将来に向けてはそうかもしれないけどという答弁の中で、現時点での考え方は、環状線との比較による判断と申されておりますけども、率直に今の課長の答弁から見ても、今のところ余り積極姿勢は感じないなというふうに思いますし、ETCの話、そのほかの話あるいは維持管理もちょっと触れておりましたけども、事によっては余り深追いすると、インフラといっても、私もインフラって何かなと今さら感じたわけじゃないけども、なじみ切っている言葉なので、どういうものなのかなというと、都市構造の基盤となる施設と書いてある。ということは、音更町は4万5千を配したと言っているけども、4万5千で終わりなのか、5万まで目指すのか、あるいは十勝圏においてどんな夢を描いているのかということから考えたら、そのことを夢を持って考えるのか、あるいは、事によってはこの基盤になる施設も維持管理に町の手出しが多くなって迷惑施設になりかねないのかなと心配をされての結果で、今はっきりせいとは言わないけれども、そういう将来の構想というか、夢を描き切っていないのかなというふうに思うんです。その点はどうですか。
答弁 建設水道部長 川上雅二(建設水道部長は2011年3月まで)
ただいま御質問がありましたスマートインターチェンジの建設に対して積極性がないというようなお話でございますけども、私どもとしましては、先ほど町長からの答弁にございましたように、この設置に当たりまして連結道路管理者が建設をしなければならない、それから、後々の維持管理についても各自治体でというお話もありました。ただ、私どもとしましては、御答弁させていただきましたように、このインターチェンジの設置後の経済効果が期待できるということから、NEXCOにも行きましたし、それから、本年の建設省からのアンケート調査に対しましても設置を要望するというようなところで回答もしております。ただ、建設に当たってのさまざまな費用対効果、経済性、それから採算性が問われておりますので、その辺も研究しながら、設置に向けての要望は今後ともしてまいりたいというふうには考えております。
質問 15番 小野信次
ありがとうございました。今、川上部長から、「いや、積極性がないわけじゃない」というようなお話をいただきました。効果として、今、確固たるデータを持ってということでなくても、将来の上でそういった効果はあると踏んでおられるというお話だと思いますので、私も同じように考えますし、音更十勝圏をさっきも話されたように、僕も話したように、十勝の中の音更という位置ばかりじゃなくて、その周辺を見たときに長期的な展望から推しはかった場合に、ただ単に近隣町村の観光のみならず、例えばわかりやすく言うんだったら、幕別町、これは池田だって根室だって帯広だって、それは今あるからいいけども、高規格は別にしても、幕別なんていうのは白鳥大橋もあって、これは絶好の機会だと僕はとらえるわけだし、はっきりいって幕別の人も言っているわけだから。だから、わかりやすく言ったら、今だってスマートインターがあそこにあればなと言われているのは、例えば家畜市場が北十勝にも音更にもあるけども、幕別市場もあるわけだ。みんなどこを通るかといったら、士幌の人、上士幌の人は、皆さんわかるように白鳥大橋を通って行っているんだよ。あるいは本別から来る人だって、いろんな意味でそういうことを言っているわけ。それは、単に音更だけのことを考えたらもちろんそうだと思う。だけど、今ある音更町内を通過している人たちのものから見れば、温泉はもちろんだけども、物流的なものから見ても、その位置というのは貴重な位置にあるということは事実だということはあなた方も認めているわけだから。だから、私もさっき、今後にあって前向きなそこの姿勢を持っていないのかなと思って、本当に音更町として効果が余りないのかということをもう一回聞こうと思ったんだけど、今の答えが得られたから、それは今後とも冷静に判断をしていっていただきたいと思います。その次に移らせていただくけれども、今、話の中にも出てきたけれども、6月に入ってから道東道の十勝連絡協議会、あれやらこれやら、どうとかこうとかと言っているけども、大くくりの中で経済界、それから農業者団体は入っているんだと思うけども、入っているのかどうか。それと、答弁の答えになかったけれども、まだ先の話だから、音更は音更で環状線を使って十勝川温泉に行けるんだから、ゆっくりでもいいわと考えているのか。答弁の中で近隣町村との話はされたことがあるのかどうかということに関しては答えていない。その辺はどうなのか、お聞きしたいと思います。
答弁 経済部長 西坂賢二(経済部長は2012年3月まで)
お答えさせていただきたいと思いますけれども、初めに、スマートインターチェンジに関しまして、十勝スカイロード利用促進協議会という組織がございます。これは、帯広商工会議所の高橋さんが会長をやられていまして、その中では北海道自動車道の早期完成だとか利用促進、そういった活動を進めさせていただいています。その要望の中に、一つの利便性の向上促進ということで、ETCの設置だとかICの追加設置だとかという要望項目を上げております。場所は特にどこという指定はしておりませんけれども、そういった要望をしております。また、十勝圏活性化推進期成会、これは管内の市長さんと議会議長さんで組織している組織でございますけれども、この組織の中におきましても、十勝の場合、19町村が分散しているというようなことから、地域間を接続するには高規格道路を含めて道路網の整備が必要だという位置づけを持っております。それで、高速道路の追加のインターチェンジの設置要望もこの中ではされております。そして、またインターチェンジの設置基準が非常に厳しいものがあるわけなんですけれども、その設置基準の緩和だとか、あと、連結したときの整備費だとか、後の維持管理費への財政支援制度の創設の要望だとか、また、高速道路の案内標識に周辺の観光地だとか、そういった表示を付記する要望というのは進めております。ですから、そこの部分については、管内が一致してやっているというふうにとらえているところでございます。以上でございます。
答弁 経済部長 西坂賢二(経済部長は2012年3月まで)
失礼いたしました。道東道十勝連携協議会、先ほど御質問があった団体の組織の中身なんですけれども、こちらには管内の観光協会等が入っております。農業団体等については中には入っておりませんけれども、あと、NEXCO東日本とか、そういった団体が構成されています。これにそれぞれの観光協会等が加盟されておりますので、近隣町村ともかかわっております。申しわけございません。失礼しました。近隣町村との関係については、スマートインターチェンジに関する協議はしてございません。申しわけございませんでした。
質問 15番 小野信次
これでよく見えてきたなという感じがするんですが、答弁にもあるように、私が質問していることは、純粋に町としてどう取り組もうとしているのかというところに、あるいはどういう考え方を腹を据えてやっているのかどうかというところに質問の内容が行っているわけです。それで、今もどうしても最後、絞り切れないでいる。皆さん方のところに行くと、十勝圏でいろんなことを考えるということは大事だということは、僕は最初から言っている。だけども、その中で一番そこに近いところ、例えば今さっき話されたような近隣町村あるいは市町村でもいい、そういう町村、直接行政間でもって、幅広くやることはもちろんやっていったほうがいいと思う。それは当然、経済界なりがその中心になってやっていくと、これは大いにやるべきだと思うけれども、行政として、これは何回も出てきているように、あそこには物流もさることながら、北海道が自信を持ってやっている道立のエコロジーパークがあるわけで、今後、その施設にこれからお金をかけるということはもうないと思うけども、しかし、あれだけすぐれた環境があって、アキアジ通らないからってウグイ通すぐらいの努力までしているんだから、そういうところに音更町初め、道に対して、なぜこれだけの資産価値のあるもの、そして、先ほどの久野議員の話にもあるように、環境、そういったことを深く、小さな子供さんからゆっくり休んでいただく高齢者の皆さん方にも利用価値を深めていただくためには、全道規模の働きかけが必要だと思うんです。全道に言えということではなくて、道に対してそういう働きかけを近隣町村はやるべきだと思うんですよ。そのことが最終的には音更の観光資産の付加価値も上がっていくわけだし、あわせて物流に関しても、当然、温泉と直接関係ないといったって、十勝圏域の中でまだ過不足となっているようなインフラの町があるわけだから、そこに道はどう考えているんだというくらいな気持ちで、こういう厳しい時代だから、道も金は出さないと言うかもしれないけれども、そうじゃなくてあそこに道の資産があるんだよ。そういうことをしっかりと訴えて、そしてあわよくば十勝川温泉というものもあるわけだから、この機会に、余り時間なさそうだけども、今後にあってそういうことについての町としての考え方をお伺いしたい。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
今の小野議員の御指摘のとおり、音更のインターから池田のインターまでが25キロぐらいあります。この間というのは極めて長くて、その真ん中にインターがあってもおかしくないような地理的条件にあります。そうした中で、今、長流枝パーキングエリア周辺にスマートインターチェンジを要望すべく、私どももこれから動きたいなというふうに考えております。おっしゃるとおり十勝川温泉もございますし、それから、隣の幕別町には広尾に延びるところにしか高速道路はございませんので、どちらが近いかというと、こちらにスマートインターをつくったほうが近いという地理的な条件もいいところだというふうに思っておりますし、それから池田の町民も青山のほうまで行くよりはこちらに乗ったほうが近いというような、いろんな地理的有利性がございますので、これから一生懸命、北海道等に働きかけをしていきたいというふうに考えているところでございます。
質問 15番 小野信次
音更が余り言うと我田引水と言われかねないかもしれない。でも、今、町長が言われたように、いろんな意味がここに存在しているということをね。これは政治的な力関係もきっとあるのかもしれない。それはなぜかといったら高規格道路もあるわけだから。だけど、そこでエポックというか、そういった町村もあるのであって、是非そういう方向の中で力を発揮してもらいたい。そして、僕はこの答弁の中で、十勝川温泉がこうだ、こうだ、こうだ、こうして、こうして、そして、一生懸命されようという気持ちはよくわかりますよ、十勝川温泉に対する思い入れは。だけど、町として、これは余分なことになるかもしれないけども、あえて言わせてもらうけども、今回、この定例で、言ってみれば十勝川温泉の利用促進に対して2千万ほど金を出すと、これはこれでいい。だけど、これは一過性のものだから、将来展望に立ってやっていくとしたら、こういうところをちゃんと見据えて、そして、そこに住む人たちにしっかりと目標をちゃんと持ってもらいたい、温泉の人たちにも。その上でこういう構想も持つよと。そのことは単に音更町が一過性の金をここに投下しようとはしていないよということも含めて皆さん方も知恵を出してもらわんと困るよぐらいな話をして、これからインフラの整備に関しても、これを用いてでも、そういう環境にしてほしいなというふうに思っております。インフラの質問になったかならんかは別にしても、僕は短期的なことと長期的なことの中で、長期的なインフラに関しては相当広い意味で価値のあるものかなと思います。ただ、あえて先ほども言わせてもらいましたけども、余りこれを追い込むと音更だけがという見方もされるので、そこで私は何度も話をするように、道に対してこれをしっかりと認識をしてもらうだけの努力をしていってほしい。そして、そのためには近隣町村との連携というものを、まだ話したことないという話で、観光協会は話している、あの人は話しているという話を、行政がそんな話したことない、聞いたこと、見たことがあるだけの話で構想を練ったのでは、僕はこれは難しいと思う。近隣町村とのしっかりとした道立公園も含まれた中での仲間意識というのもしっかり持っていただいて、これに当たっていただくことを期待して、この分の質問は終わります。休憩(午後 0時00分)
再質問 15番 小野信次
人材の育成についての再質問をさせていただきます。先ほど伺った答弁内容から見ますと、一つ目の人事評価についてはまた始めたいという意向ではありますけども、答弁の内容から見ると、余り期待ができないかなというのが率直な私なりの印象です。人事評価のねらい、目のつけどころといいますか、それは毎回、随分昔から言われているようなこと、もっともらしく聞こえるわけですけども、先ほどの答弁の説明にもありましたように、評価をする側、それからされる側、評価をされる側の職員さんがやる気を持ってやっていても、その評価が働く人の意欲だとか、それから動機づけになかなか至っていないと思うわけです。これを一番感じるのは、これもよく人事評価について言われることですけども、まず仲間内での人の評価は難し過ぎないかと。いろんな事情があって1回目もお話のとおりだったんだろうと思うんですけども、本来どこまで突っ込むのか、また改めて研究したいと言っているけども、外部評価ならまだしも、評価というのは相当シビアであるべきではないかと思います。そしてまた、当然、人事に大きく影響のあるほどの緊張感のあるものでなければならないなというふうに思いますし、また、そうでなければ、このことをやり続けると、ただ一律な業務姿勢ができ上がってしまうのではないかなという危険性を私自身は持つわけです。そういうことが心配でもあるなというふうに思いますし、その点も率直な考え方を聞かせてもらいたいのと、そのことを答えていただく前に、あわせて、まず寺山町長就任後の人事、短期間の中でそのことを語れというのは難しいかもしれないけども、短期間の中できょうまでの職員さんに係る人事をした結果、この2カ月余りやってみて、自分での印象は率直なところ、どういうふうに感じられているかというのもあわせて、つけ加えてお答えいただければと思います。
答弁 副町長 赤間義章(副町長は2012年3月まで)
私のほうから、1点目の今回執行した人事評価に対する率直な考え方を申し上げたいと思います。お話がありましたように、非常に難しい問題だとは思っております。ただ、今まで私ども含めて職員、自分の日常の業務に対する評価を自分自身も考えたことは、分析したことは多分余りなかったのではなかろうかと。ましてや第三者から、上司から具体的に面接を通して、当初は目標設定の段階から何を掲げてそれに向けて努力するのか、具体的なやり取りをやりながら、しかも中間では、その後どのようになっているのか、さらに6カ月経過して一定の期間を過ぎた時点では、その成果はどうだったのかと。それを実際に自分自身のことを考えながら、振り返りながら、さらには上司も客観的にほかのことをよく見ながらやり取りをしたというのは、それだけでも私は相当な効果があったんだろうと思っております。答弁申し上げましたように、一番難しいのは評価する側でございまして、いかに均衡ある評価ができるのか、評価者それぞれが違うわけでありますから、最終的には町長になりますけれども、その段階を踏む過程では課長から入っていきますので、課長、部長を見る目が皆さんそれぞれ同じような視点でとらえられているかどうか、その辺のところのばらつきがいろいろありまして、それをいかに均衡あるものにしていったらいいのかということで、ことし、これから7月以降、もっと的確な評価ができないか、その辺の取り組みもさらにしていかなければいけないというふうに思っているところでございます。いずれにしても、評価につきましては実際に道職員はやっておりますし、国においても進めていることでありまして、公務員制度上、そのようなこともしなきゃいけないということもありますので、これは、今後は組合ともさらに詰めてお互いに納得のいけるような仕組みを、音更町のやり方をどうしていくのか、評価そのものが即人事に絡むとか昇格に絡むとか、そういうことではなくて、いかに自分自身、職員の資質を高めていくのか、意欲を高められていくものにできるかどうか、その辺のところで、まずは再度取り組みを進めていきたいと、そのように考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。その辺につきましては、職員もほとんどの者が同じような考え方を持っております。ただ、今のままでは見直しをする点があるであろうと、アンケート結果から見てもそのような答えが出ておりますので、今後、研究しながら、さらによいものをつくり上げていきたいと、このように考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
5月1日に人事異動をさせていただきました。今、職員には一月半ほど経過したわけでございます。私は4月10日に就任してから、職員個々から出されている人事に対する希望等を読ませていただいて、できるだけ個人のしたい仕事のほうに異動させてやりたいというふうに思っておりますけれども、組織としては、それを100%かなえるというのは当然できないことでございます。5月1日の辞令交付のときにも、希望どおり異動した職員には、その場所でもって存分に働いていただきたい、また、希望どおりいかなかった職員には、そこの場所で自分なりの工夫をして自分なりの仕事のやり方を見つけてほしいというような訓示をさせていただきました。今、1カ月半ほどたちましたけれども、各職員にはそれぞれの部署で一生懸命頑張っていただいているというふうに認識をしているところでございます。以上です。
再質問 15番 小野信次
今、副町長、そして町長からお話をいただきました。人事の評価というのは極めて難しい、ましてそのことを行う上司にあっては、今、副町長からの説明があったとおりかとは思います。また、こういう方法が公務員制度という中で自分たちの士気を高めていく上での制度だということもよくわかってはおるつもりであります。ただ、それはどういうふうな効果に結びつけていくかというのは、今、副町長もお話しされたように、今後の課題というよりも、音更に合った方法というのをおっしゃっているので、是非それを明確に、研究課題であるかもしれないけど、これから打ち出していってほしいなというふうに思っております。繰り返しになるかもしれないけれども、今の状態でやられると、自分の評価というものを、評価の中身については理解できるけども、自信を持ってそれを受けられるのかどうかというのが相手の考え方だと思いますし、それをどうやって生かすかということは、私自身も、「じゃあ、あなたはどうなの」と聞かれたときには大変難しい話ですけれども、その辺が課題かなというふうに思いますので、是非その辺の研究をされないと、わからないまま1年の評価をされたというだけで、業務に携わる職員さんの士気が上がるならいいけれども、皆同じような状況に陥ってしまうのではないかというのがとても心配をするところであります。また、今、町長からお話を聞くことができましたし、大きくは新しいトップにかわったということへの期待感もおありになったと思うし、そういうこの1カ月半の中で、去年、特に人事ということよりも縦割り、そういう中で人の配置というのは、これから相当考えるべきだということは各議員の中からも出ておったと思います。しかし、人事というのは、人がかわれば世の中も明るく見える場合もあるわけで、そういう面では特に現場に近い部署、そこの状況というのは、この5月、6月の中でいろんな行事あるいは地域行事もあったりして、そこに赴いてこられている職員さんも随分いらっしゃいました。何が違うかというと、よもや役場の人たちが来るなんてことは一般の町民はなかなか考えられない状況にある中で、そうやって来ていただいて、直接触れると、本当に親近感というよりも、こんなに一生懸命やっているんだということを若い人も、それからそういうことを企画している人たちも、とても理解を示すということを何回か目の当たりにさせていただきました。是非そういうことを一つの題材にとって、これから研究をしていっていただきたいというふうに思います。あともう1点は、今、2回をやって研究を重ねていくという中で、これは何と言いますか、精神論になってしまうかもしれないけれども、今の現場の様子をつけ加えて話した内容に触れると思うんですけども、答弁の中で人事評価のねらい、そして我が町の状況を見るときに、合理化、効率化、こういったことの成果をねらっているということはよくわかるんですけども、真の町民サービスということは、答弁の中でも触れられていましたけども、心と心の触れ合いだなというふうに思います。特に特別なサービスを町民は望んでいるわけではないと思うんです。世の中のルールをそれぞれ知っているわけですから。だけど、我々住民は直接サービスの受け手にはなるかもしれんけど、サービスを提供する側の人たちが人間らしさを失ってほしくないなというのが恐らく今のみんなの願いだと思います。そのためにはどうするかということを、一つの評価とは言いながらも、そういった面での助言をこれから是非課題の中に入れてほしいし、一生懸命やられていることはわかるんだけども、近年、業務に対するチェックの欠落とか、またあるいは緊張感の欠如ということをよく言われます。そういう中で人事評価と相まって、このことの改善に全力を注いていただきたいという点を、この分について要望しておきます。それからあと、次の質問に移らせていただきますけども、人材の育成と発掘ということですけども、その点については、財政健全化の中でこんなに汗も血も出して数の削減をした、人件費の抑制もした、あれもこれも努力してこんなに頑張ったのにという下りをさっきの答弁書で話されているのを聞くと、どうも一生懸命やっているということを、これはよくこちらからというか、あちらからというか、町長、前回の平山議員の一般質問の中で窓の外から、また窓の中からという話があったけれども、窓の中から見ていると、正直なところ乾き切った論議に見えちゃう。だから、そんなことが我が音更町の最近の危機管理に多少のひずみを感じる点であります。寺山町長が自分でも今の道を築き上げてきたことを振り返れば、人材の育成とか発掘はそんなに難しい話をしなくて済むと思うんです。そこで町長に伺いますけども、先ほど僕がいろんなこの1カ月半の中で、新しい人事のもとで、そこに職員さんもかかわる場面があったという中で、今時点で、町民との意思疎通と具体的な将来目標を掲げる若い職員の対応に怠りないように努めているかどうか、この辺をお聞きします。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
今の役場の体制の中で、若い人たちがデスクワークにかかわる時間が長くて、なかなか表に出ていけないというような面は多々あるかと思います。ただ、若い職員もなるべく表に出て、人と人と接して、そこから得るものは大きいと思っております。また、机に座って事務をとる時間は大切だとは思いますけれども、ただ、表に行って、時間は無駄かもしれませんけども、そこで時間を費やしたことが、後々、人間関係の中で事務処理が極めて楽になるとか、そういったことも多々ありますので、若い職員にはなるべく時間を割いて表に行って人と会うようにというような指導はしていきたいというふうに思っているところでございます。お答えになっていないかもしれませんが、申しわけございません。
再質問 15番 小野信次
言わんとすることは多分僕と変わらないといいますか、あと、僕もそういうことを、この間も音更の家畜祭りもありましたね。そのほかに若い世代の人たちが音更町をどうしたらいいかということで集まって、そしてお祭りを兼ねた催しものをやっている、そんなところに呼ばれたりして行くと、活気のある職員さんというのは現場に来ていますよ。それは職務だから行くんだと思うけど。でも、そこでお互いに声をかけることができる。従来、申しわけないけども、仕事忙しそうだから声をかけたら失礼かなと思うぐらい気を使ったのも事実です。しかし、今回そういうところに出て、それも一つの士気が上がっているのかなというふうに思いました。好奇心、研究心のある上司は、常にそういうところに部下を連れていっているという姿もあって、今回特別そうだとは思いませんよ、思いませんけども、そういうふうにしてトップの気持ちが通じている面もあるのかなということを伺います。日常生活も含めて、今、町長が話されたように、社会に溶け込むという姿勢がこの時代、とても求められているところだと思います。いろんな知見、町だけじゃなくて国もそうですけども。だから、そうやって眺めてみると、人がかわってそれだけ人が動くということは、うちの町の庁舎内にも、あるいはほかにも、あるいは町民の中にも決して人材不足ということではないということだけは、これは言えると思うし、その面の自信はお互い持っていきたいなというふうに思いますし、そういったことで、どうやって人を生かし切るかという点について、これは町長もよく言うことだけど、官も民もそこは関係ないんだね。今、特に問われている国政の話も午前中出ていたけども、麻生さん、公明正大に出しても大丈夫だと思うけども、その人はやっぱり民間人。今、問われているのは官とか民ということよりも、トップになった人の決断力、そういったことが人材をどう生かし切るかということにかかっているということが唯一かなと思います。そういうことからして、町長は、今後こういうことに当たるに当たって、自分でここだけ一番大事にしていきたいという点があったらお伺いします。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
初心忘れるべからずということで、私、このたびの町長選挙に立候補するに当たりまして、町民の皆さんの目線に立つ、それから現場を大事にしたいということをもう1点、公正中立というようなことも挙げましたけれども、前の二つの町民の目線と現場を大事にする。現場を大事にするということは、人と人との触れ合いを大事にするということにほかならないだろうというふうに思っております。そういったことで、これらについては、今後も私自身も含めて職員にも指導していきたいというふうに思っております。また、先ほどお答えするのを忘れておりましたけど、さきに商工会の青年部の総会に行ってまいりました。そのときに、商工会の青年部のことしの活動目標の中に役場職員との交流というふうに書いてありました。商工会の青年部にも是非役場職員に声をかけてくださいということでお願いをしてきました。こういうところでも、役場の若い職員が同じ世代の人たちとひざを交えて話し合うということが必要だというふうに考えておりますので、こういった機会を通じながら、人の輪を広げていっていただきたいなというふうに思っているところでございます。以上です。
再質問 15番 小野信次
人にかかわる問題ですから、そんなに長々やるべきことじゃないかなと思いますので、この辺で控えさせていただきますけども、私、以前にも話をしたかと思いますけども、僕がなぜ町長の姿勢をあえて聞くかというと、やって見せて、言って聞かせて、させてみてという話。あとはほめてやらないと人は動かない。それは認めてあげなきゃならないということです。これは、山本五十六の言葉ということで皆さんもよく使う言葉ですけども、こういうことを人事評価も含めて、人材の発掘も含めて、そういうことは何か照れるかもしれないけれども、そういう人間らしさをどこかに埋め込んでいかないと、システムだけを幾ら何回使ってみても効果が出ないんじゃないかなと思います。あともう1点、是非申し上げておきたいのは、研修のあり方をさっきの答弁の中でも言われていましたけども、何々町村の何だか研究セミナーとか、いっぱいあると思う。その研修のあり方も僕は別に否定するわけじゃない。当然、公務員は公務員としてのものがある。ただ、もう少し広い意味でいろんな町民の人たちと触れ合って、そしてその仕事を一つなし得ていく過程で、その人たちと行動をともにしなければならないという事態は、現場主義というけども、そういうときには、まま起き得ることなんです。そういうときに、その職員さんがともに行動できるような、そこの決断というのかな。配慮ではないと思うんです、それは当然のことなんだから。そういうことに事例先例を用いないで、そこはしっかりとしたトップとしての決断をこれからしていってほしいなということをつけ加えておきます。それはそれとして、要望の一つとしておきます。それともう1点は、最後ですけれども、4万5千人の町として、言ってみれば人事評価もそうだし、人材育成もそうだし、4万5千人になったという基礎があるから、余り深くは入らないけれども、ふさわしいというのは4万人あるいは3万5千人のときと変わってくると思う。そして、さっきも話したように、意識の欠如だとか改革だとかと言葉では出るけれども、それがこの町を支えてくれる職員さんのありよう、そして職員数を含めて今の実態を、当然そういう研究はされていると思うけども、ただ非は非として認めていくことも大事だけども、そういうことも含めて勇気を持って、早期にこういった研究課題に取り組む時期に来ているのではないかなというふうに思っています。今の音更町として、町としての今の時点での、今私が言った点での町長の見解はどうかということを伺って終わりたいと思います。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
私も職員時代、企画の部分が長かったわけでございますが、隣の市を見ていると、我々町村の先々をやるような施策を研究もしているし、打ち出してもいるというふうに常々思っていたところでございます。音更町も4万5千という形で、他の町村から比べれば人口規模は倍以上あります。そういった中で、これからはそういった新しい施策の先取りを研究するだけの力を持たなきゃいけないなというふうには思っておりますし、これから、今までの従来の町役場としての感覚でなくて、もう一歩殻が抜けたような、そういった施策に挑戦するような職員も育てていかなければならないなというふうには、職員時代も含めて、今も私自身思っているところでございます。