音更町議会 平成19年第4回定例会 2007年12月11日
農家の経済対策について
2007年12月11日、音更町議会の一般質問で、宮村哲議員が「農家の経済対策について」質問し、町長 山口武敏、経済部長 川上雅二、副町長 寺山憲二が答弁しました。
- 質問者
- 宮村哲 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏、経済部長 川上雅二、副町長 寺山憲二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 9番 宮村哲
皆さん、おはようございます。先に、通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。一括方式でお願いいたします。農家の経済対策についてであります。農業情勢を取り巻く環境が目まぐるしく変わる中で、本町の基幹産業である農業をどのように守っていこうという考えをしているのか、お伺いするものであります。一つとして、本年度導入された品目横断的経営安定対策等による音更町における影響はどの程度かと見込んでいるか、その点についてお伺いするものであります。二つ目として、国に対し、この対策の基本的な見直しを求める必要があると考えるが、どうか。三つ目として、町として、農家の経済対策を行う必要があるというふうに思いますが、どのようにお考えか、お伺いするものであります。以上、3点について、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
農家の経済対策に関する御質問についてお答えをさせていただきます。初めに、品目横断的経営安定対策等による本町における影響と見込みについてでありますが、今年度から導入された品目横断的経営安定対策につきましては、麦、大豆、てん菜、でん粉原料用馬鈴しょについて、これまでの各対象作物ごとの交付金制度から、過去の生産実績に基づく支払いと、毎年の生産量・品質に基づく支払い、さらに対象作物に米を加え、その年の販売収入の合計額が最近の平均収入額を下回った場合に、差額の9割が交付金で補てんされる、収入減少影響緩和対策へと、その仕組みが大きく転換されたものであります。今年度、これまでのところ、12月までとされていた、過去の生産実績に基づく支払いにつきましては、既に11月中旬に行われております。しかしながら、交付金全体のおおむね3割に相当する額と言われております毎年の生産量・品質に基づく支払いにつきましては、一部が12月末までに支払われる見込みとなっているものの、その大半につきましては、来年3月までに支払われることとなっております。これら交付金の各市町村ごとの交付金額につきましては、現時点では公表されない見通しとなっており、さらに農業生産状況を図る指標の一つとされる、十勝支庁が毎年独自に公表してきた「管内農業産出額」の推計が、国の行財政改革に伴う統計業務の見直しの影響等により、今年度は独自算出を見送ることから統計データが得られないため、本町の農業産出額等の把握が難しい状況にありますが、現状を推計いたしますと平年より若干、下回るものと想定しております。次に、国に対する本対策の基本的な見直しの要請についてでありますが、今年度は品目横断的経営安定対策が導入された初年度であり、加入手続から交付金の支払いまで一連の作業が完了していない段階でありますので、本対策に対する具体的な見直しに言及することはできませんが、各作物の品質・収量の向上など、これまでの成果が反映され、生産者が意欲を持って営農に取り組めるよう必要な対策を求めるなど、地域の実情を反映した実効ある品目横断的経営安定対策の実施について、北海道を通じ、要請しているところであります。現在、国において品目横断的経営安定対策の一定の見直し作業が進められているとの報道もありますので、今後の動きを注視してまいりたいと考えております。最後に、町として、農家の経済対策についてでありますが、品目横断的経営安定対策の導入に合わせ、今年度から新たな担い手育成・確保支援対策が国から示されているところであり、本町では、これら担い手に対する各種支援策の実施と地域農業における担い手の重点的な育成及び確保を推進することを目的に、農業関係機関・団体で構成する「音更町担い手育成総合支援協議会」を本年4月に設立し、地域の受け皿として「担い手経営革新モデルの実践事業」や「特定対象農産物の生産支援事業」など各種支援策の推進を図ってきたところであります。農業制度資金関係につきましても、音更町農業金融制度総合推進会議として、農協など融資機関と連携し、農業経営基盤強化資金、いわゆる「スーパーL資金」や農業近代化資金の無利子化措置、クイック融資制度につきましても事務を進めているところであります。また、町内の農協では、来年3月まで収入とならない、毎年の生産量・品質に基づく支払いへの対応策として、低利による「信用事業の融資」や「販売事業での一時的な仮渡し」を行っているところであります。農家の経済対策につきましては、今後とも関係機関と連携をとりながら推進してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上で答弁とさせていただきます。
質問 9番 宮村哲
今、町長から一定の答弁というか、いただいたわけでありますけれども、今回の1番目に求めたものにつきましては、十勝支庁の独自の公表がないとか、あるいは、管内の農業生産の算出が見込めないという、あるいは、データを得られないという中で、現状の推測の中では平年作を若干下回る程度のというような予想とのことでございました。2番目につきましても、この品目横断的安定対策について、導入が初年度であるから、加入手続、それから交付金の支払いが、まだ一連の作業を完了していない段階の中で、国に具体的な見直しはできないんだというようなものがあったわけでありますし、それから三つ目に、経済対策を町として何かできないかというようなことを申し上げたんでありますけれども、これは、品目横断的安定対策導入について関連の中で来た担い手関係の、あるいは、金融関係につきましても今まで行ってきた中身であって、特別な、町としてできるような、何かしたいというような声には聞けなかったわけであります。例えば影響額がどうなんだといったときに、これは大した難しいことではないというふうに思うんですよ。農協のいろんな話を聞いて、相対的な金額はつかめるだろうと。それに対して、やはり何かしなきゃいかんのかというようなことを考える必要があるんだろうと。全くそのような連携プレーがとれているような、自発的なことはないというふうに私は思っているわけなんです。例えば私が聞いた中では、木野農協については聞いておりませんけれども、音更農協は、おおむね18億程度というような今回の金が入ってこないものがというようなのがあったわけであります。特にそのうち小麦単品だけを作っている者については、50戸、52戸と言われておりますけれども、単純に300万、400万といくと、大体2億ぐらいが年内に生産されるだろうと。そうすると16億ぐらい。そのうち組合員が、農協に融資的な、一時的な借り入れを申し入れたのは約11億近い。これは、音更農協は1.5%、木野農協は1%ということでありますから、これはやはり何らかの方法で、本当に厳しい内容でありますから、何らかの方法で町として何かできないか、これくらいのことはできるかなという、3番目に答弁としていただきたかったわけでありますけれども、全くそういうことはなかったわけであります。本当に残念でというふうに申し上げるしかないわけであります。この品目横断の見直しということについては、道議会も強く求めているわけであります。これはやはり小麦については、平均価格を求めたという中で、小麦の政策転換前について大幅な減収になったという中で、このことを、意見書を採択されて求めているわけであります。ですから、もう一つは、品目横断的対策、農家の評価ということの中で調査した団体があります。これはやはり不満というものは77%あったと。それから、2万ちょっとやった中で約9千の回答があったわけですから、その中の10%程度が減るというのが32%、20%以上減るというのが30%、15%程度が減るというのが20何%あったというふうに聞いております。これはやはり農民は、抜本的な見直し、新制度を求めるというのが大半の意見であったようでございます。それから、水田農業全国集会の中で1千人集まった中、過去の実績がない、支援が受けられないと、現況の対策では新規就農に対しても、一生懸命農業に取り組もうとしてもチャンスを失ってしまうんだというような、そういう内容。それから、中央会やホクレンが、小麦の緑ゲタの今年の19年産について補正を強く求めていると。それからまた、ホクレンオホーツク農協組合長会、そしてまた、十勝の地区組合長会の懇談がありました。それは、ある党の現地調査ということで入った中での、このことについても、小麦の緑ゲタの補正をということで強く求めています。十勝の副会長は隣の士幌の森本組合長でありますから、この北海道の要求、実現しないと今後の農業の展望はないという、そして担い手の育成が低くなってしまうと、そういう談話が載っていたことで、強く改善を求めていたということであります。先ほどについても、道議会のことについても若干申し上げましたが、これについても小麦の緑ゲタの補正と、そしてまた、12月8日の勝毎でありますけれども、地元出身であります中川副大臣がこういうことを言っていますよね。品目横断的安定対策の導入が農家の減収を招いたことに触れて、来年度については、期待した所得が得られるような制度に切りかえていくという考えを示していますし、今年の過去の実績を下回った分については、これもやはり共済金の数字を使ったことだと。これからはやっぱり統計調査による数字を使うべきでなかったのかというような言い方の中の報道をされているわけでありますし、その中で、これは北海道のものだと思いますけれども、畑作関連の中で90億程度というような補正をするんだという中で、どうもある議員にいたしますと、これを北海道の生産の出荷量と、この金額を、56億か7億ですから、割り返すと、1俵に500円程度が補てんされるんではないかというような同僚議員からの話もあるわけです。それから、ある党の委員長でありますけれども、2008年度からは販売価格が生産を下回った場合、差額を補てんする仕組みの導入に強い意欲を示したと。このようなことがそれぞれあるし、そういうことは、経済の担当者、あるいはそれぞれの方が、町長を初め、副町長もこのことは理解をしているんだろうと私は思うんですよ。その中で、加入手続や交付金が支払っていない中で、一連の作業が完了していない段階で見直しはできないんだと、そういうことで本当にこの十勝、音更の農業を守っていけるのかどうか、このことについてもう一度。それから、きょうの道新ですよね。道農政事務所の算定ミスで、音更の農家、春まき小麦の生産が中止になったと。これはどうなんですか。これは木野農協分ですけれども、春先からこのことを知っていたんじゃないですか。知らなかったんですか。ただ、本当に知らなかったということは大変なことだろうと。このことはやはり農協でありながら、経済がありながら、行政と連携をとりながら、こういう大変だということを常に大きく、いつも品目横断の見直しをせよということが出ているにもかかわらず、本当にきょうのこの新聞を見て驚いたところですよ。過去の農協のハレユタカについては2万幾ら出ているのに、音更の町については1万2千円と、疑問に思わなかったのかどうなのか。そして、11月ですか、町長の中では生産実態をお聞きして回ったということで、11月上旬にこれを出したというようなことでありますけれども、19年度についてはこれ以上のことはできないと思いますけれども、このことは議会としても、これから私の質問があった後、提出するだろうと思いますけれども、こういう新聞報道、我々、素人でもそういうことはわかるわけですよ。その中で今、実施中だからできないんだというようなこと、本当にそれでいいのかどうか。改めて、こういうことは考えられるというようなことがあったら、ひとつ答弁願います。
答弁 経済部長 川上雅二(経済部長は2009年3月まで)
今回の制度の品目横断の見直しの要請でございますけれども、先ほど議員がおっしゃったとおり、北海道に対しまして、我々も見直しの要求をいたしておりますし、また、JAグループ北海道からも見直しの要請をいたしております。ただ、国としましては、この緑ゲタの見直しにつきましては、WTO農業交渉の国際規律との整合性を図る必要があるということを言っております。我々としましても、今後とも、道に対しまして見直しの要請をしてまいりたいというふうに考えております。それから2点目の、音更町に、道新に出ました春まき小麦の関係でございますけれども、これにつきましては、本年、木野農協さんと協議いたしまして、町からも見直しの要請文を出したところでございます。見直しの要請につきましては、農林水産大臣あて11月2日に町長名で提出しております。また、北海道知事あてに10月31日に町長名で提出をいたしたところでございます。この春まき小麦の単価につきましては、平均の6割程度ということでお伺いしております。余りにも低い数字ということで要請をしたところでございます。以上でございます。
質問 9番 宮村哲
今回は、一括の質問でありますから、数多く質問することはできないわけでありますから、それは後でということにいたしまして、スタンドに私、燃料を入れにいったんですよ。そうしますと、北海道、中央会、北海道町村会、この中で北海道農業・農村確立連絡協議会と、そして皆の意見を聞こうという、そんな「日本の「食」が危ない」という中で、そんな資料があったものですから、私、コピーをちょっともらってきたんですよ。これは今話題になって、最も我々の神経がとがっている「日豪EPA交渉に注目」という中で、漫画的に入れて、わかりやすく出ていたわけであります。これをちょっと、日本の食の自給率は40%、イギリスは70ですよ、ドイツは84ですよ、フランスは122、アメリカは128、オーストラリアは237あると。そんなことの中で、まず、日本の食料自給についてのそういう説明、そして、日豪EPA交渉についての内容等、それから、わかりやすく日本の影響、この関税がゼロになったときどうなるかという中で、オーストラリアとの日豪ですから、日本のこれは1,881倍があるんだと。その中で、関税がゼロになったら食料はどうなるのか、自給率はどうなるのかといったら12%ということが出ていましたから、びっくりしているところでありますけれども、そういう中で、本当にこの十勝、あるいは、音更農業をしっかり守っていく必要があるわけであります。それからもう一つは、国際フォーラムが東京であったわけです。その報道の内容でありますけれども、今、穀物在庫が一番低い水準にあるんだと、これは15%だというようなこと、それから、一番、世界的に穀物危機があったときの37年前の水準と同じだと。そして、人口がふえて、消費量が増加しているわけですから、これも大変なんだよという内容。それから、燃料向けの中で、需要拡大の一途の中で、非常に穀物の在庫が減っているというようなものでありますから、この食料の多くを他国に依存している日本、一方では、地球規模で温暖化が進んで、異常気象があるわけです。砂漠化している、生産の低下、そういう不安定な食料生産が進んでいる中で、今、日豪の貿易交渉が進む中で、一番関心のあるオーストラリアについても、干ばつで、主要穀物の小麦の生産が42%だというようなことが出ていたものですから、本当にこれは十勝の農業を守るために、町を挙げて、組合員の農家の方を少しでも支援する必要が一番あるんだろうと、そのことを私は強く求めておきたいわけであります。それから、さきの一般質問の中で触れましたが、品目横断と農地・水・環境が両輪でありますから、このことについても少し申し上げたいと思いますが、十勝は、鹿追地区がモデル地区で18年にやりました。しかし、19年からは帯広市を含めて9カ町村ということになっていますが、その中でいろいろ話を聞いている中で、どうも音更町は19年と20年は実行しないんだということを道に申し入れたというふうな話もあるんですが、それから、交付税と特別交付税が入ってくるというような話があったから、19年度から実施するような方向転換したというような話もあるんですが、その点についてはどうですか。
答弁 経済部長 川上雅二(経済部長は2009年3月まで)
本町におきましては、前回の一般質問の方にお答えさせていただきましたけれども、音更町としましては、平成20年度から取り組みたいということを北海道に申し入れておりますし、19年度から実施できなかったといいますのは、いわゆる制度的内容等が詳細な内容が出てきませんでした。したがいまして、地区の皆様方に詳細説明ができない中での取り組みにつきましてはかなりの負担がかかるということで、私どもとしましては、要綱・要領が定まった時点で皆様方に説明をさせていただきました。本町といたしましては、今現在取りまとめておりますけれども、平成20年度からこの事業に取り組みたいというふうに考えております。
答弁 副町長 寺山憲二(副町長は2008年12月まで)
議員の方から、音更の農業をどのように守っていくかというような御質問かというふうに思いますが、御指摘のとおり、穀物在庫につきましては、バイオエタノールの関係、それから、オーストラリア等の干ばつでもって、在庫が過去最低になっているというような情報がございます。日本の食料自給率はそういうような中で39%まで下回っているというような状況でございますが、音更町が音更町の農家のことを考えるときに、日本の食料自給率まで考えてやる必要はないのではないかというふうに思っています。音更町の農家がいかに所得を上げる政策をとっていくかというのが、地域農業の視点としては大事なんだろうというふうに思います。そうした中で、今回の品目横断につきましては、生産量、品質がいいものを農家がつくれば、それが所得に反映されるような要望をこれからしていきたいというふうに思っておりますし、それから、緑ゲタで保証されている分は保証されている分としていただきながら、他の高収益作物等への転換についても、関係機関とともに考えていかなければならないだろうというふうに思っております。以上でございます。
質問 9番 宮村哲
済みません。議長の配慮で最後にしますけれども、この農地・水・環境について、19年度から実施できるにもかかわらず20年ということで、各町村がやっているにもかかわらず、音更町は、国からの説明の内容が来ないから、わからないからできなかったというふうにはならないわけですよ、これは。帯広市を含めて9市町村がやっているわけですから。そのことを、そんなことにならないということだけはきちっと申し上げておかなきゃいかんし、そして、音更は10地区があるよと、これをやるんだというふうになったわけですよ。しかし、実際に今、説明と事務を進めるに至って、やはり事務手続が非常に難しいという中で、1地区がどうもリタイアするような状況にあるというようなことで、このことについては、言っていることはこういうことじゃないですか。初めのスタートラインから1年は20日間以上出なきゃいかんような話、会計検査も伴うんだよと。今まで国から来たお金で、会計検査を伴うものが一銭か来たんですか。そのような説明をして、今実態はどうですか。話を聞くと、煮詰めていくと、今までのいろんな環境整備等に含めた中、そんなに多くは求められていないんだよというようなことがあるわけですから、説明もきちっとしていなかったということは間違いないわけであります。今、この農地・水・環境の中、ある農協が、元松岡大臣の地元でありますけれども、九州の熊本、天明というところに、18年からモデル地区でやっている地区へ研修に行ってきたところです。そこでは、4,600万の事業に対し、人件費は550万ちゃんと認められて実施している。そして、土地改良区の横に、課の横にですよ、協議会の中に3名の臨時を雇って、その中できちっと実施しているんだよというようなことの中で、やはり私は、ちょっと座談的に町長に申しました。そういうモデル地区にやっぱり出向いて、どのような内容かということを、研修を積み重ねて、一般町民にそういう説明をする必要があったんだろうというふうに思っていますし、これからでも遅くないですから、そういうようなこともしっかりとやってほしいし、それから事務的にも、あの1階のどこかに机2つくらいを設けて、場所くらいは提供してもらってもいいんではないか。人件費は、どうこうのというものは求めるものではありませんけれども、事業費の中で総体な事務を手伝ってもらう、それをすると。そして、その前にやっぱりわからないところがあったら、そういう課で聞いて、そしてそこに、その横でやはりそういう事務を行ってもらうということは大事だろうというふうに思っています。そのことを強く求めておきたいと思いますし、それから、支援の関係の中で士幌農協のことが出ていましたよね。土づくりと減化学肥料、そしてまた減化学農薬の中で、3つの中で取り組んだよと。その中で士幌の農家の286戸ですか、全部、クリーン、エコファーマーの認定を受けたという中でやっているということの中で、私はやはり、音更農協の、あるいは木野農協の組合員、おおむね700ちょっとあると思いますけれども、この農業者の、行政の指導の中でしっかりと農業を守っていく、その姿勢が必要であるというように私は思っているわけなんです。ですから、余りどうこうのとは言いません。建物には2千万出してもいいけれども、ほかの事業に対する金利程度の若干でも応援する姿勢が私は欲しかったわけですけれども、非常に残念でならないわけであります。しかし、今現在、軽油が年間30%、ことし上がったということでありますから、灯油も上がっています。全ての生産資材が上がっている中で、2008年の品目安定対策についてしっかりと改善を求めていく必要があるんだろうというふうに思っています。販売価格が生産に下回った場合、差額を補てんする仕組み、そういう導入も考えているんだと先ほど若干申し上げましたけれども、そういうのがありますので、いま一度見直し、今回見直しをしたら7年も8年も10年も要らないんだという、そういう見直しをしっかりと国に強く求めていく必要が、そのことが音更農業を守っていくことになるだろうということを、これは要望として求めて、議長の配慮があったことに感謝して私の質問を終わります。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
いろいろと御意見なり、あるいは、議員独自で考える一つの発想といいますか、意見をちょうだいいたしました。私どもも実務的に実際に携わって、特に品目横断、あるいは環境・水問題、こういったことについては、ことしが初めてのスタートというようなことで非常にじれったくもあり、あるいは不安要素があり、あるいはさらに訂正の上にさらに改善という、今、品目横断的なことについても、先ほどの私ども、そういう一つの情報の中でありますけれども、さらに年明け臨時国会において補正予算90億円相当がさらに上積みされる。やはり今回のそれぞれ品目横断的な価格保証というようなことにつきましても、非常に訂正に訂正を加える。それぞれ同じ一つの日本という中に、画一的に1カ所というわけにはなかなかいかない、それが生産力につながり、それぞれ農家経済に影響を及ぼす、こういうようなことがございますし、また、農地・水・環境対策、これらについても今、議員からいろいろお話をいただきました。また、私どもも、実践地区といいますか、既に8町村が本年度からというようなことでおりますし、本町でも来年からということに実質的にはなりますけれども、作業的にはそれぞれ意向調査もやって、やはり音更は音更流でいかないと、全国画一的にやられたんでは、なかなかやはり私の町に合うものと合わないもの、合うといいますか、そういう中で道路愛護組合、河川愛護組合、森林愛護組合、こういうふうにして音更町の場合に、各事業ごとにそれぞれ、町からの少ない予算でありますけれども、地域の農家の皆さん方のボランティア精神といいますか、自分たちの地域は自分たちでも美しくするんだ、よくするんだ、こういう意気込みの中で音更町が今日あるわけでございます。そういう観点からいたしますと、議員の意見も十分わかりますし、私どももやはりむだなことはしたくない。今、音更の中にあるべき姿をさらに助長させるような、こういう事業であれば、やはり町も積極的に取り組んでいかなければならない、そのように思っておりますし、また、議員からのちょっとお話をお伺いいたしますと、単に一時的なものだけではないんだと、これがそういった取り組みというものを町が積極的にやれば、非常にいいメリットがあると、こういうような御意見もいただいております。私ども、今申し上げましたように、それぞれの地域の希望なり、協力なり、理解なりがなければこの事業はできません。また、この事業を行っていくということで、音更町内全地域がやるということになれば、音更単費だけでも約6千万、これだけの事業費が必要だというようなことになっております。既に国は何とか国の予算、あるいは道の予算、あるいは町としても、これを国の施策として実行していくためには財源的な裏保証が要ると、国だけが保証されても、道なり、町村なりと、そういったことも今となっては形として見えてまいりました。そういった点で御意見は御意見として尊重いたしまして、私ども、今申し上げたような考え方を基本に置いて、このまちづくり、あるいは農村景観、こういうものを整備していきたい、そのように考えてございますので御理解を賜りたいと存じます。