音更町議会 平成19年第2回定例会 2007年6月18日
産業振興策と表裏一体、リンクした
2007年6月18日、音更町議会の一般質問で、真田健男議員が「産業振興策と表裏一体、リンクした」について質問し、町長 山口武敏、企画部長 寺山憲二、建設水道部長 安藤正和、副町長 藤井勉、経済部長 川上雅二が答弁しました。
- 質問者
- 真田健男 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏、企画部長 寺山憲二、建設水道部長 安藤正和、副町長 藤井勉、経済部長 川上雅二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 真田健男
おはようございます。通告いたしました働く場の確保、雇用促進の支援強化、この問題で、一問一答方式で質問をさせていただきたいと思います。雇用問題は、産業振興策と表裏一体、リンクした問題であるというふうな問題意識を念頭に質問をしたいと考えております。今、日本経済は戦後最長の好景気、このように言われております。これまででしたら好景気の時期には、企業の業績が上がるのと同時に、勤労者等にもその恩恵、収入や所得がふえるというようなことが一般的に見られたことだというふうに思うんですが、今回は、確かに一部大企業や大都市部では、その景気回復といいますか、業績回復等が行われておりますけれども、こちらにも格差といいますか、地方にはなかなか景気回復の波が押し寄せていないというような状況があるんではないかというふうに思われます。本当に愛知を初めとして東海地方、東京や大阪、近畿圏等では、求人倍率も、愛知の2を初めとして1を超えているような状況ですけれども、北海道や東北、あるいは九州地方においては0.5前後というような状況にあるんではないかというふうに思います。確かに、今言いましたように、一部では回復してきておりますけれども、それは言われるように、この間の政治の反映であるのではないかというふうに思います。特に大企業等が業績回復した大きな要因としては、優遇税制の問題、これが一つあるだろうというふうに思いますし、人件費を削減するための雇用形態の規制緩和、こういうものが大きな要因になっているだろうというふうに思います。特に働きたくても働く場がない、片や、過労死や長時間過密労働も生んでいるという現象が起きてきているわけでございます。その点で働く場の確保、雇用促進、これらは今の国の政治といいますか、これとの関係で見る必要があるのではないかというふうに考えております。先ほど申しましたように、雇用形態の変更といいますか、従来、終身雇用や年功序列賃金等が一般的な労働慣行として行われていたわけですけれども、これが能力給の導入や、あるいは成果主義賃金というようなことも含めて、ワーキングプアと言われるように、働いても働いてもまともな生活できる賃金が、給与が得られないという状況でございます。何よりも、正職員を減らして、身分も収入も不安定な非正規雇用、これがふえてきている。これは都市も地方も同じような状況になってきているんではないかというふうに思います。確かに景気回復で雇用が一定度回復したと言いますけれども、中身を見れば不安定雇用の労働者がふえているということであって、これでは将来に対する確実な景気回復につながるというふうには考えられない状況ではないかというふうに思います。特に働いている人の3人に1人はこういう状態になってきている。青年や女性では、2人に1人がこういう不安定労働、雇用形態。最近では、若い人たちが、もちろんこれはまだ都市部でございますけれども、部屋を借りることもできない、それだけの収入を得られていない、その日その日の仕事にありつくのが精いっぱいというような現象も起こってきていて、ネットカフェ難民と呼ばれるように、泊まるところがなくて、一晩600円とか800円というインターネットを利用できる部屋、そこに寝泊まりをする。そして、自分の荷物等はコインロッカー等に入れておいて、職探し、あるいは仕事に行く。安定的な仕事のない状況が広がっている。ネットカフェ難民以上にさらに深刻なのは、今度はバーガー難民といいますか、ハンバーガー等のお店で、コーヒー1杯だけ頼んで一晩を過ごすというような現象も出てきているということが、大きな、雇用問題を考える上では大事なのではないかというふうに思います。この貧困と格差の拡大は、一般的にも多くの方が認める状況になってきておりますけれども、これはやはりこの間の小泉内閣の構造改革政治、あらゆる分野で構造改革、構造改革というようなことでやってまいりました。そして、それが今、安倍内閣の成長戦略、こういう政治になっているわけですけれども、この恩恵を受けているのが一部の大企業なり都市部であるという、この大企業中心の政治、これが一番の根源ではないのかなというふうに考えます。政府のあらゆる審議会や委員会等でも、以前でしたら国民各層の代表者が入って、国民の政治を実現するような審議、政治が行われたと思いますけれども、特にバブル経済が崩壊して以降、国際競争力を名のもとに大企業支援の政治が続くと、財界があらゆる審議会に参加をし、財界の要求を政治に実現をするという状況が続いているんではないか。これは800兆円とも言われるような国家財政の破綻、このもとで、やはり国民と、そしてまた地方自治体に負担を強いるような政治が特に強まってきているんではないかというふうに思います。国民所得が8年連続で下がってきておりますけれども、このほど世帯単位で見ても、この20年来で最低を記録する1世帯平均で563万円というような数字も明らかになっているわけでございます。このようなもとで音更町での雇用確保、あるいは促進の支援、こういうことを考えていかなければならないのではないか、こういうふうに思うわけでございます。山口町長はよく、「音更町は住むところはあるけれども、働くところがない」、ないというよりは少ないといいますか、この人口規模であればもっと働く場があっていいという意味だろういうふうに思いますけれども、そのためにも働く場の確保に努力をしていきたい、このようにたびたび言明されているところでございます。そこで、雇用の問題、基本的には国政の問題だというふうに思いますけれども、地域経済、先ほども言いましたように、産業振興策、これをどのように強めるかということとかかわってくるのではないか、こういうふうに考えます。ですから、自治体行政の中で、言ってみれば、雇用の創出というようなことでは大変限界があるのも事実だと思います。確かに国も道も新たな雇用をつくるというようなことで計画を出しておりますけれども、本当に今、生活するために働かなければならない、幾つも仕事をかけ持ちしながら、あるいは、仕事をしたくても何カ所も、あるいは10何カ所も当たったけれども、なかなか職が見つからないというような、この状況の中で、先ほど言ったような問題意識でこの問題について質問したいというふうに思います。そういう意味で、7点ほど具体的な質問をしたいと思います。まず、第1点目は、町内の産業別、分野別といいますか、従事者数の推移がこの10年来どのような変化をしてきているのか、10年前、5年間、そして現在というようなことで、なかなか難しい問題だとは思いますけれども、産業構造の変化に対応した振興策というものを検討、追求していかなければならないのではないかと、このように考えております。2つ目といたしましては、管内の失業率や求人倍率の状況がどのようになっているのか。3つ目は、今申しました、産業構造の変化に対応する振興策、そしてまた、雇用の支援策をどのように考えているのか。4つ目といたしましては、特に音更に限らず、この十勝、農業が基幹産業というふうになっておりますけれども、さらに振興させるために、農産物素材を単に生産し提供するだけではなくて、付加価値をつけた産業として育成する必要があるのではないかというふうなことが長く問題意識には上ってきておりますけれども、これらの可能性、あるいはその問題点、これらについてお聞きをしたいというふうに思います。5つ目といたしましては、具体的に町としてこれまでどのような支援策を分野別に行ってきているのか、この間の取り組みについてお聞きをしたいというふうに思います。6点目といたしましては、季節労働者への新たな支援策といいますか、これまで行われていた制度が18年度で廃止になりましたけれども、その後の問題についてお聞きをしたい。新たな支援策の内容についてお尋ねをいたします。最後に、7番目として、これらの問題意識を持ちつつお聞きをしたいんですが、役場退職者の雇用の実態、これについても説明、答弁を求めるものでございます。以上です。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
働く場の確保、雇用促進の支援強化に関する御質問についてお答えをさせていただきます。初めに、町内の産業別従事者数の過去10年間の推移についてでありますが、国勢調査の数値をもとに、男女の総数についてお答えをさせていただきます。まず、平成7年度の就業者数は、第1次産業が3,308人、第2次産業が4,360人、第3次産業が1万1,559人、分類不能が24人の、合計で1万9,251人となっております。平成12年度は、第1次産業が3,007人、第2次産業が4,432人、第3次産業が1万2,359人、分類不能が61人の、合計で1万9,859人となっております。平成17年度は、第1次産業が2,945人、第2次産業が4,098人、第3次産業が1万3,687人、分類不能が152人の、合計2万882人となっております。この10年間の推移といたしましては、第1次産業及び第2次産業が減少傾向にあるのに対し、第3次産業は、平成7年度と平成17年度を比較して、2,128人の18%増と大幅な伸びを示している状況にございます。次に、管内の失業率や求人倍率の状況についてでありますが、最近の国内経済は、平成14年2月に始まった景気回復が、これまで戦後最長だったいざなぎ景気の57カ月を昨年11月に追い抜き、今なお持続していると言われておりますが、御指摘のとおり、ここ十勝ではそのような状況にないものと実感いたしております。本年3月期における完全失業率を見ましても、全国では4.0%と、前年同月に比べ0.2ポイント改善されているのに対して、北海道は、前年同月と同じ5.5%と、全国の数値を大きく上回っております。管内における調査は行われておりませんので正確なところは不明でありますが、北海道の失業率と同様に、厳しい状況にあるものと認識いたしております。また、十勝における月間有効求人倍率は、ことし3月に、対前年比で26カ月ぶりに前年同月を上回る0.56倍となったものの、4月の倍率は0.46倍で、前年同月と同ポイントながら、月間有効求職者、有効求人数ともに減少するなど、今後も低調に推移し、雇用情勢は引き続き厳しい状況が続くものと予想しているところであります。次に、分類別の産業振興策、農産物の2次加工の可能性及び本町における雇用促進支援の現状につきましては、関連がありますので一括してお答えをさせていただきます。雇用に関する対策につきましては、基本的に国や道の施策によるところが大きいものと思われますが、今の経済情勢では、即効性のある対策はなかなか見つからないのが現状であります。本町といたしましても、働く場の確保のために、雇用創出や新産業の創出につながる国の制度の活用なども検討してまいりますが、雇用に直結し、産業の振興につながる企業立地の促進が何よりも一番重要であるものと考えております。近年の全国における民間企業の設備投資計画を見ましても、製造業においては順調に増加を続けており、ものづくり産業につきましては、元気のある印象を持っております。こうした中、道内における食料品製造業は、逆に、農畜産物を道外に移出し、食料品の製造を道外に依存している状況にあると言えます。農業を基幹産業とする本町といたしましては、特に農畜産物の製造加工に関する企業の誘致が重要であるものと認識しておりますが、このような経済情勢下にあっては、なかなか思うようにならないのが実態であります。しかしながら、雇用増に伴う助成や事業所立地奨励金などの優遇支援措置は、道外における他の自治体と比較いたしましても優位な条件で設定しておりますので、工業立地促進条例のPRに一層努めるとともに、町商工業振興資金融資制度の継続や中小企業退職金の掛金助成など、間接的ではありますが、今後とも雇用の促進を支援してまいりますので御理解を賜りたいと存じます。次に、季節労働者への新たな雇用支援策についてでありますが、これまで季節労働者対策として厚生労働省が実施してきた通年雇用安定給付金制度のうち、季節労働者を離職させる際に翌春に雇用を約束し、冬期間に一定日数以上就労させた事業主に対して賃金の一部助成を行う冬期雇用安定奨励金、及び通年雇用化に必要な知識や技能を習得させるための冬期技能講習を行った事業主など及び受講してきた季節労働者に対して助成金を支給する冬期技能講習助成給付金の暫定2制度が、平成18年度をもって廃止されましたが、通年雇用奨励金の支給は継続されると聞いております。また、今年度は、季節労働者の通年雇用化に向けた新たな対策として、季節労働者を通年雇用したものの休業させざるを得なくなった場合や、一定の条件を満たして新分野への進出に伴う施設を整備する場合の助成、さらには通年雇用対象者への職業訓練に対する助成などのほか、今年10月から通年雇用促進支援事業の開始が予定されております。特に積雪、寒冷の度が高い北海道においては、全市町村がこの通年雇用促進支援事業の対象地域となっており、本町におきましても、季節労働者対策は重要な課題であると認識しておりますので、当事業につきましては積極的に取り組んでまいりたいと考えております。この事業の内容といたしましては、地域内の季節労働者数がおおむね1千人以上であって、季節労働者の通年雇用の促進に自発的に取り組む地域の協議会に対して、厚生労働省が事業を委託することとなっております。道内においては、予算の範囲内においておよそ40地域が選定される予定であり、事業規模として1千万円の事業経費を想定した場合、800万円を上限として委託され、残りの経費を地域の協議会と北海道で負担することとしており、北海道は、40協議会に対し4千万円を予算措置する予定であるとお伺いをしております。なお、本町においては、平成18年度の季節労働者数が1,057名を数え、単独での事業実施が可能ではありますが、北海道がたたき台とした構成では、十勝管内で3協議会の設立を予定しており、本町を中心とした枠組みでは、士幌町、上士幌町、幕別町、新得町、清水町、鹿追町、芽室町の合わせて8町の構成となっております。また、協議会の構成は、地域内のすべての市町村のほか、区域内において活動する経済団体を含めなければならないとされておりますので、本町においては商工会を含めた協議会を設立する方向で検討しております。具体的な事業内容につきましては、今のところ白紙の状態でありますが、この事業が実施されることとなった場合には、協議会に対する負担金等の予算措置が必要となりますので、改めて協議させていただくこととなりますが、いずれにいたしましても、本町における季節労働者の通年雇用化に向け、新たな対策を講じてまいりますので御理解を賜りたいと存じます。最後に、役場退職者の雇用の実態についてでありますが、ここ3年間で34名の職員が退職いたしておりますが、これら退職者の雇用につきましては、現在は9名を1年雇用の日額嘱託職員として採用しており、それぞれの職員が、長年養った経験と知識を生かして専門的業務に従事しているところであります。以上で答弁とさせていただきます。
質問 8番 真田健男
なかなか難しいといいますか、範囲の広いテーマであることは私も思いますけれども、確かに雇用問題、国と道も含めてですけれども、そちらが基本的で、地方自治体、市町村でどの程度のことができるか、その限界はあるというふうには思いますけれども、自治体によってはそれなりの努力といいますか、研究も含めてですけれども、取り組んでいるんではないか、その姿勢を改めて強める必要があるんではないかというふうに考えております。そこでまず、お聞きいたしますけれども、先ほどの産業従事者数等が国勢調査をもとに数の上では明らかにされました。今回の最新の国勢調査をもとに、十勝支庁が、どの地域の人がどこで働いているかという分類を出しているというふうに思いますけれども、それによりますと、現在、音更町で働いている人は、これは5月30日の勝毎に載っている内容ですけれども、2万882人いると、音更町で実際に働いている人ですね。それで、そのうち、音更に住んでいて音更町内に職場を持っている人が1万1,638人。残りは帯広市が7,129、芽室町が511、士幌町で454、幕別町で447、鹿追が115、その他588というようなことで、音更の町民といいますか、住民が、他の町村で働いている人が合計で9,244人だそうです。その一方で、音更で働いているのは、音更町民だけじゃなくて、よそからも来ているわけですけれども、音更町内で働いているのが1万5,709と。これに対して、他の町から音更に来て働いている方が4,071というのが、十勝支庁が平成17年の国勢調査から分析した、働く人の居住地と職場の関係の人数のようでございます。ですから、音更に住んでいながら他のところに職場を求めているというのが9千人余り、よそから来ているのが4千、半分以下ですよね。もちろんこれは、例えば職場が帯広にあって、住むところということで音更を選んだというような人もいるだろうし、逆のケースもあるだろうというふうに思いますけれども、それと同時に、帯広市のベッドタウンとして音更の人口がふえてきたという側面も当然あるだろうというふうに思いますけれども、こういう状況のもとで、やはりできることであるならば、音更で働く場があれば、仕事の内容にも当然よると思います、やはりその努力というのが私は必要ではないかというふうに思うんですが、まず、こういう国勢調査を、町としてどこまで分析なり活用、検討をしているのか。単にこれは調査ですから、実務的にやって集計を報告しているということなのか、この結果を分析して何らかの活用をしているのかどうか。まず、そのあたりについてお聞きをしたいと思います。
答弁 企画部長 寺山憲二(企画部長は2007年10月まで)
ただいま町長が発表させていただいた国勢調査につきましては、速報値でございまして、まだクロス集計等々ができていない段階でございますので、17年度の統計についてはそういうことで御理解をいただきたいと思いますが、その他につきましては、総合計画等をつくるときに、いろいろとクロス集計をしながら施策の検討をしているということでございます。以上です。
質問 8番 真田健男
総合計画にも当然、この産業振興という問題が分野別に述べられておりますけれども、ここに4期総を持っておりますけれども、いわゆる総論だけですよね。それを実施計画等で進めていくわけですけれども、そういうところに反映させている、あるいは検討していると言われたら、そうですかと言うしかないわけですけれども、雇用の拡大、あるいは産業振興、特に農業分野等であれば、町が独自にやっているそういう分析なり、施策なり、本当にあるのかな。もちろんそれは一町村で、音更の規模でという前提はあると思うんですけれども、さらに突っ込んだ、やっぱり模索といいますか、その努力というのは私は必要なんではないのかと。もちろん町長の毎年の町政執行方針にも、これらは項目として上げられていきますけれども、それを受けた具体的な作業がどこかでされているのかなと思うんですが、そういう点ではどうでしょうか。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
先ほど一定の見解といいますか、答弁をさせていただきました。なおかつ今、議員の方からも、いろんなケース等のお話ございました。私どもも当初から、およそ音更、基本的にやはり住むところと働くところ、やっぱり一体型でいくべきだ。やっぱり働くところも、勤めるところも、場所も、やはり音更の中ですべてが満たされる、こういう一つのまちづくりを考えていかなければならない。しかし、都市近郊であるというようなことからすれば、以前からおよそ音更に住みながら、帯広に、町外におよそ9千人、正式に、それらのことについて約2千人近くがよそから音更に入ってくるだろう、そういうようなことを立てて、例えば道路網の整備というようなことになりますと、御承知のとおり、すずらん大橋だとか、ああいったものが、やっぱり帯広との流れをよくするために政策的にも進めた経緯があるところでもございます。いずれにしましても、私は一つの理想として、やはり住むところ、働くところがやっぱり一緒であるというようなことでございますし、今日まで、そういった点はおかげさんで今では4万4千人まで人口が上がってきた。それぞれ住所を居するところに、その本人の働いた収入も音更町に税金として入ってくるということも確かでありますから、まずは住んでいただく、次の段階では、そこで働く場をどう今後見出していくのかな、こういうようなことをまちづくりの基本に据えながら、おかげさんで人口も、微増ではございますけれども、およそこの21年度までの10カ年計画ですか、総合計画の中で何とか4万5千人を目指してまちづくりを考えていこう、その項目の一つとして、先ほどから論議いただいております、やはり働く場、住むところ、こういうものを今後充実していかなければならないというようなことでございます。いずれにいたしましても、音更町も、やはりよそから引き込むというようなことも必要でありますけれども、今ある一つの産業を高めていくということも考えていかなければならないし、と同時に、ちょうど北海道の音更町は、農産物というようなことだけではなくして、十勝管内のちょうど中枢の場にいる、こういうようなこともございますから、私どもといたしましては、やはり音更町をさらなる発展に結びつけていく一つとしては、雇用の場を見出しながら、それともう一つは、横断道を一日も早く全線開通をしていただきたい。そのことが、およそ15社ほどIC工業団地に入っておりますけれども、そういう人方も非常に早く開通することを望んでいるというようなところにも、将来の可能性と、そういうものも秘めているのかな。そんなふうにして、この雇用対策云々というような数値目標まで掲げてやっているのかと、こういう御意見もありましたけれども、まだそこまでは至っておりませんけれども、今は一つの考え方として、この雇用の場ということは、やはり人口増に伴う、さらなるまた可能性を求めていく上には、そういう考え方をやはりきちっと持った中で取り組んでいかなきゃならないのかな、そんなふうにも思っております。
質問 8番 真田健男
なかなか一般論でしかしようがないのかなというふうにも受けとめるところですけれども、この国勢調査の分析や検討にしても、あるいは、それが具体的な施策となってという点では、そう目に見える形の施策がなかなか難しいんだろうなということも感じながら質問をするんですが、それへの努力がどの程度されているのかな。先ほども言いましたように、この種の問題、それぞれの分野ごと、農業なら経済だとか、医療、福祉関係は民生だとか、みんなそれぞれの所管ごとに対応していて、音更町全体の今後の産業振興だとか、雇用の拡大とかという問題、私、それらを総合してやっぱり考えるところは恐らく企画部なのかなというふうには思うんですが、これまで10年来見てきた感想から言わせていただくと、余りそういう問題意識があるようには見えていないんですね。とりあえず当面の対応をしなきゃならん課題への対応で精一杯で、長期的な視点に立った上での検討、今、財政難という状況のもとで、まず、行革だ、職員もそんなに多く抱えられないという中で業務が行われているんではないかな。しかし、財政難だからこそ、産業振興、あるいは、税収の確保も含めてやっていく場が、きちんと今まで以上に確立される、強化する必要があるんではないかなというふうに思うんですね。町内でやっぱり最大の雇用者が役場だと思うんですね。直接、雇用している職員数は300人、臨時も入れても400までいかないかもしれませんが、町の予算でいろいろな事業を起こすことによって雇用している、あるいは、それによって生計を立てている人を考えたら、やっぱり町内では役場が一番最大の雇用者であるし、発注者なんではないのかな。だから、そういう意味で言うと、どういう施策なり振興策をやるかということによって、雇用等の問題も改善、あるいは、そういう方向で仕事をしているのかどうかというようなことが判断できるんではないかなというふうに思うんですが、そういうことで、それらを検討する部署、私は企画だというふうに今、申しましたけれども、そういう機能を今後、今まで以上に強めるような必要があるんではないかと私は考えますが、それに対してはどのようなお考えでしょうか。
答弁 企画部長 寺山憲二(企画部長は2007年10月まで)
議員のおっしゃるとおり、町としても今、財政健全化に取り組んでおりますが、必要な時期には財政出動というのも必要だろうというふうに思っておりますが、今の段階として、公共事業が必ずしも景気浮揚につながっていかないというような最近のデータもございますし、今の段階で、まず、役場としては財政再建に取り組んで、まず、そのぜい肉を外してから財政出動に取り組んでいかなければならないだろうというふうに思っておりますし、特に農業にあっては、ことしから品目横断という形で取り入れられれば、農産物価格は確実に価格が下がっていくというようなことからすれば、農協等と対応しながら、1.5次産業といいますか、そういった施策も講じていかなければならないのではないかというふうには考えております。以上です。
質問 8番 真田健男
この課題については、是非引き続き検討をしていただきたいなということで要望しておきます。それで、具体的な振興策等について若干お聞きをしたいというふうに思いますが、農業問題、後で質問しておりますので、まず、商工業関係といいますか、商業関係の問題でお聞きをしたいというふうに思います。恐らく商業統計等も、あれは4年に一度でしたか、されていると思うんですが、事業者数等もかなり減っているんではないのかな。特に地元の商業者といいますか、商工業を町内で考えるとき、やっぱり一番大きな問題は、地元商業者がちゃんと営業、経営が続けられるのかどうかという問題も一つあるだろうと思うんですね。その観点で言うと、やはり大型店の問題を、地元商工業を守るという点では考えなければならない問題でないかというふうに思うんですが、大型店の関係では、最近動きがあったやにも聞いているんですが、以前、イオングループの音更への打診があったのは五、六年前ですか。その後、帯広なり、幕別なりという動きになったようですけれども、このときには町としてはどんな対応をされたんでしょうか。5年前ですか、6年前ですか、そのことも含めて、最初にまず、お聞きをしたいと思います。
答弁 企画部長 寺山憲二(企画部長は2007年10月まで)
4年ほど前に、イオングループというのかどうかわかりません、ブローカーの方から、音更町にそういった候補地がないかというような照会はございましたけれども、それがイオングループなのかどうかというのは定かではございません。以上です。
質問 8番 真田健男
イオングループかどうか、それははっきりしないということで、それはそれでいいんですが、ただ、その後、帯広稲田地域やら、幕別に計画をして、しかし、道が難しいというようなことで今、消えているんでないかというふうに思うんですが、ここ10日ちょっと前ですか、これも不確かであればそれで結構ですけれども、帝繊跡地への進出といいますか、そういう話が町に入っているかどうか、まず、確認させてください。
答弁 建設水道部長 安藤正和(建設水道部長は2009年3月まで)
先ほど企画部長がお話しされたとおりでありまして、ここしばらく、帝繊跡地を何にするかという相談はいろいろと町からも要請はしておりますが、大型店が出てくる、何が出てくるというのは正式にはまだ何もありません。
質問 8番 真田健男
町から要請というのは、どこに要請されているんですか。
答弁 建設水道部長 安藤正和(建設水道部長は2009年3月まで)
町の中では帝繊跡地というのは大きな土地でありまして、まちづくりの一環として土地利用を図っていただきたい、そのような要請を帝繊本社の方にもさせていただいております。
質問 8番 真田健男
わかりました。それでは、現時点ではそのような話は具体化はしていないと、あるいは正式に、この種の話というのはどこまでが正式なのかあやふやなところがあるんではないかと思いますけれども、今の時点ではないということで確認をさせていただきたいと思います。それからもう一つ、関連するかもしれませんけれども、やっぱり地元商店街が、先ほども言ったように、時の流れでだんだん少なくなってきているというのはいたし方ないのかな、あるいは、商店の側からの自主的な努力というのも今まで以上に必要なのかなというふうに思いますが、特に音更中央通商店街、ここのところでは、やはり依然としてプロスパ問題も未解決でございますけれども、今度の定例会で、塩田議員の一般質問に対して、信金さんといいますか、金融機関さんの出方待ち、あるいは、そこへの相談というふうにも答弁されていたかと思うんですが、この件について私も一般質問をして、現状では金融機関の管理下にあると。しかし、まだ事業者も法的な決着が見たわけではないとは受けとめておりますけれども、多目的広場の活用を初め、町として一定のプランを持っている、あるいは、これ、一般的には金融機関が競売なり、自主的に処分の動きが出てくると思うんですが、そこで町の方から、そのようなときには、まず、町の方に相談をさせてほしいというようなことで、事態がとまっている状況があるんではないかというふうに思うんですが、町ではそういう動きはとっていないかどうか、再度確認をさせてください。
質問 8番 真田健男
不都合ですか。
質問 8番 真田健男
はい。そうしたら、取り下げます。
質問 8番 真田健男
私には不都合には思えないわけですけれども、通告外という受けとめであれば、それは遠慮いたしますけれども。そういう商店街、これは音更だけじゃなくて、木野の商店街についても対策が必要な状況ではないかと。そういう中で、特に在来の商店にとっては、やっぱり大型店との対応というか、これが今後のことを考えたらやっぱり大きな問題。もちろんそういう大型店なんかが出てくれば、雇用の創出という点ではプラスの面、当然あると思いますけれども、町全体、まちづくりの観点、商業者等の観点で、それらへの考え方、特に十勝のそれぞれの町村の商工会等では、これは帯広ではだめ、幕別ではだめ、それと同時に、十勝全体に必要ないというような判断を商工会等はされているんではないかというふうに思いますけれども、改めて今の時点で大型店に対する町の考え方、聞かせていただきたいと思います。
答弁 副町長 藤井勉(副町長は2007年9月まで)
今の御質問は、超大型店といいますか、そういう進出に対応する場合に、既存の商店街との絡みをどう考えていくのかという御質問かと思います。イオンがあちこちの物色をした結果、最終的に幕別というようなことで、そこで事業化に向けて進めていたわけですけれども、結果的にはそれが没になったというのが実態でございます。先ほどもお話がありましたように、これはイオンから直接ではございませんけれども、例のああいう大型店とか、そういう企業が進出する場合、いろんなところからいろんなうわさ程度に入ってきたり、直接かかわる、いわゆる企画業者が入ったり、いろいろあるわけですけれども、私どもとしては、十勝全体の商業者が危機に陥るような大商店街というのは、十勝では必要ではないだろうというような考え方を持っておりますし、今後もその考え方で進めたいと思います。ただ、中小といいますか、その町に不足するような商店として、町の活性化、あるいは、消費者の利便性のために必要なものについてはまた個々に考えていく必要があるだろうし、まちづくりの一つの町全体の活性化といいますか、開発といいますか、そういうものとの整合性も図る場合もあると思いますけれども、十勝全体の商工業者に影響を及ぼすようなものについては、現在のところ誘致する気持ちはないというのが実態でございます。
質問 8番 真田健男
今の段階からあらかじめ手を縛っておくようなことはしないということなのかなと。両方の可能性、ケース・バイ・ケースで、そのときになった段階で検討するということなのかなというふうに受けとめますけれども、絶対認めないということでもない。もし欠けている分野、あるいは、活性化というような視点から、必要性も場合によっては認めるというようなことなのかなというふうに受けとめますけれども、架空上のことを議論しても始まらないと思いますから、これはこの程度にとどめます。次に、農業の振興にかかわって、農産物の2次加工の問題ですけれども、これもこの間、何度もそういう議論なり、検討はされてきているんではないのかなというふうには思うんですが、それら、どのような検討がされて、なかなか新たな一歩につながらないのは、何が大きな原因、ネックになっていると考えていらっしゃるのか。恐らく必要性は一定度共有されているんでないかというふうに思いますので、この間、この問題での検討内容、そして、そのネックとなっている問題は何なのか、これについて説明をいただきたいと思います。
答弁 経済部長 川上雅二(経済部長は2009年3月まで)
農産物の2次加工の関係でございますけれども、本町におきましては、作付が一番多いのは小麦でございますけれども、小麦等につきましては、製粉につきましては札幌近郊で、町内に加工工場があれば最もよいんですけれども、一応コストの関係でなかなか工場ができないということもございます。また、芋関係につきましても、一括、士幌町で取り扱う。先ほどの小麦につきましても、ホクレンが一括で取引するということになっておりまして、その辺の2次加工工場につきましては、コストの問題が最大のネックとなっているところでございます。
質問 8番 真田健男
若干の例が出ましたけれども、最大の要因はコストであると、採算がとれるかどうか。これも単に、町が、町だけで検討して判断をしているということではないんでしょう、当然。農協サイドなり、あるいは、それ以外の方々も論議されているんでないかなというふうに思うんですが、先ほど答弁にもありましたとおり、その品目横断等、今後の日本農業、あるいは、十勝の農業を考えたときに、恐らくこの問題というのはまた出てくるといいますか、このままにしておいて、基幹産業を発展させるんだということにならないんではないのかなというふうに思うんですが、その辺の、再度になりますけれども、必要性等についてはどんなふうに考えているのか。現段階では難しいだろうという判断は、それはそれなりに理解するところですけれども、その資金だとか、ノウハウだとか、いろんなネックがあるのかなというふうにも思いますけれども、この課題そのものについての考え方、これについてはどうなんでしょうか。
答弁 副町長 藤井勉(副町長は2007年9月まで)
この必要性といいますか、課題といいますか、この解決するための行政、あるいは、いろんな機関の中で長年言われてきたことでもあるし、それが進んでいって、町の経済なり、十勝全体の経済を潤すということになれば、これは大変な経済効果ですから、この必要性を認めない人は一人もいないんでないかなというふうに思いますし、私ども、行政を進める上でも大変重要な課題であるというふうに認識はしております。今いろんな、北海道自体も、北海道経済の活性化のために、新規、あるいは既存の企業の拡大といいますか、そういう部門でいろいろ制度をつくって、あるいは経済界、あるいは農業界とマッチングして、帯広でも、いろんな形でも、畜産大学を中心としたり、それから、産業振興センター等の中でそういう論議が今いろいろなされているところでございます。大きな答えとして今、大きく上がっておりませんけれども、それぞれの方々がそれぞれの分野とあわせて総合的に、それぞれの分野の人間が集まって、これらのことの検討がなされ、小さなものでは最近、ちょこちょこといろんなものが発見されたり、試験的な程度のものから一部販売されるようなものまで出てきているのが実態で、新聞等でも皆さん御承知のことと思いますけれども、やはりそういう芽が大きく開かれていって、その地域の経済活性化につながることが一番大切だろうというふうに思いますけれども、ただ、小さな芽であっても、ものが拡大されて、その地域に根づくだろうということがあるとすれば、行政としても、できるだけの手助けが必要な場合はしてもいいんでないかなというふうに思っているところでございます。
質問 8番 真田健男
なかなか農業、奥深いと思いますし、素人がなかなか具体的な形での提言というのは難しいんですが、いずれにしても国の政治、大きく農業政策についても変わろうとしておりますし、産業構造の転換といいますか、それに対応する対策というのがどの分野でも恐らく求められる。そういう意味で、この農業関係の振興をさらに進めていかなければならないんでないかというふうに思います。それから、十勝、音更もそうかもしれませんが、基幹産業、農業と言っていますけれども、農業と同時に建設関係も基幹産業の一翼ではないかというふうに思っております。御承知のような経済情勢、あるいは公共事業に対する考え方等で、確かに仕事が少なくなっているのは事実だと思うんですね。そういう中で、業者も相当、今後どの程度のスパンですか、あれですけれども、かなり減るんではないか、減らざるを得ないんではないかというような見方がされていると思いますけれども、先ほど出していただいた平成7年以降の、あるいは、これはもちろん商業調査の方に中心的にかかわるのかと思いますけれども、業者数の変更と、建設関係、建築、土木、あると思うんですが、大ざっぱな流れ、傾向というのはどのような状況でしょうか。
答弁 経済部長 川上雅二(経済部長は2009年3月まで)
建設業者の動向でございますけれども、音更町の企業統計調査で申し上げさせていただきます。11年につきましてはおよそ220事業所、それから、13年につきましては203事業所、それから、16年までの資料でございますけれども、16年につきましては189と、減少の傾向にございます。
質問 8番 真田健男
これは全国、全道、特に北海道はそういう傾向が強いのかなというふうにも思いますけれども、公共事業そのもののあり方というのが従来型と変わってきているというのは時代状況だろうと思うんですね。ただ、これも地元商店街等の問題と同じことですけれども、一定度大型の公共事業は少なくなっても、生活関連の事業というのは引き続き必要なんだろうと思うんですね。そういうふうにシフトをしていく必要があると。そういう中で、行政として、例えばこれも一般質問で取り上げたこともありますけれども、小規模修繕の登録制度であるとか、あるいは、住宅のリフォームに対する助成であるとか、一定度行政として取り組める、あるいは検討できる課題というのはあるんではないのかな。帯広なんかでの小規模修繕を例にとれば、確かに1件30万以下ですけれども、トータルで見たら1億以上の事業をしている内容になっておりますね。あるいはまた、この3月定例会、帯広市ですけれども、中小企業振興基本条例ですか、こういうものも制定されて、分野別への対応、さらには首長、市長としてのこれに対する責務なんていうようなことも決められているわけですけれども、そういう意味で、何度も言うように、厳しい財政下のもとではあっても行政としてとり得る施策、対策はあるんではないか。今の状況の中で、例えば今言った小規模修繕だとか、建てかえ助成だとか、こういうものに対する考えは支援策として有効ではないかというふうに考えますが、見解を求めたいと思います。
答弁 副町長 藤井勉(副町長は2007年9月まで)
公共の小規模修繕そのものについての御質問と、一般、民間の修繕と両方含んでおるという理解でいいんでしょうかね。公共で行う一般修繕につきましては、本町のいわゆる登録業者といいますか、そういう方々につきましては、小規模の方も登録されておりますので、その中で、登録されている中で、それぞれの規模に応じてお願いをしているというのが実態ですし、今後もそのようなことで進めたいなというふうに思っております。それと、いわゆる民の、例えば家屋の修繕だとか、いろんな形があると思いますけれども、現在のところでは、介護保険等でのいわゆる修繕とか、そういうものについてはそれぞれの保険対応の中でやっておりますけれども、改めて制度を設けて、民間の方の修繕等に助成をして、それらを促すというようなことについては、現時点では難しいことでなかろうかなというふうに思っております。
質問 8番 真田健男
時間の関係で先へ進みますが、次に、季節労働者の関係についてお聞きをしたいと思います。この問題については、小針議員の方からも出ておりますので、1問だけといいますか、一番大きな問題は、今まで行われていたものが基本的に廃止をされて、予算額等も恐らく3分の1ぐらいに減りますよね。例えば昨年度で言えば通年雇用奨励金37億、冬期雇用安定奨励金44億、冬期技能講習23億、こういう予算で実施されてきていると思いますけれども、新しい施策ではこれらが大体3分の1、32億ぐらいに減るんではないか。これは道の説明ですけれどもね。そういう中で、特に今度の施策では、事業者への支援策といいますか、これはこの32億の予算の大半なんですね。そして、季節労働者本人に対する支援というのは、相談であったり、紹介であったりということで、直接、季節労働者に現金給付的なものは全くなくなったと。これで本当に手助け、改善になるのかな。予算も削られ、中身も変更されというようなことですね。例えば先ほどの答弁にありましたように、十勝で、音更の場合は8町で協議会をつくって、分担金、恐らくこれは多く見積もっても二、三十万なわけでしょう、音更町としての。国が800万で、道が100万、残りの100万を地元でというようなことで考えたら、恐らく二、三十万なのかな。従来、これらの施策に対する取り組みからすれば、大幅に後退する内容でないのかなというふうに思いますが、町としてのその辺の考え方、評価、これについてお聞きをしたいと思います。
答弁 経済部長 川上雅二(経済部長は2009年3月まで)
北海道におけます季節労働者の方、ほとんどが建設業になってございます。およそ6割強が建設業の関係でございまして、今回の施策につきましては、国としましては、季節労働者を通年雇用化に向けての施策を打ち出しております。なお、今年度から季節労働者に対します直接支給金はなくなります。ただ、今年度から始まります事業の中で、資格取得、例えば通年雇用に通年雇用のための資格取得をみずからとった場合に、その受講料の一部が支給されるというものがございます。町としましても、町長から答弁させていただきました8町で協議会を設立する予定でございますし、その中で、季節労働者に対しまして通年雇用化の促進を図っていきたいというふうに考えております。
質問 8番 真田健男
いや、ですから、今後の施策の中身は一定度理解するわけですけれども、これまで音更町がこれらに、季節労働者に対する支援というのは、どの程度、予算額で言ってあったのか。そしてまた、今後やろうとしているのは、恐らく多く見積もっても二、三十万かなという勝手な理解をするんですが、やっぱり施策、具体的な支援としては予算の問題になるんでないかというふうに思うんで、これまでどれぐらいこの分野に予算が使われていたのか、そして、新しい制度になったら幾らぐらいになるのか、その結果についてどういうふうに考えるのかということを再度お聞きいたします。
答弁 経済部長 川上雅二(経済部長は2009年3月まで)
今まで季節労働者に対しましては、冬期技能講習というものが行われておりました。町としましては、1人当たり2千円のテキスト代ということで助成をしてまいったところでございます。なお、平成18年度につきましては、受講者数が164人ということで32万8千円の助成額となっております。17年につきましては、204名に対しまして40万8千円の助成となっているところでございます。なお、受講者数につきましては、年々減少傾向にあるところでございます。また、新たな事業の関係で、町の支出金額ということなんですが、これから8町の協議会で負担金割合を決定することといたしておりますので、今のところ数字は出ないのかなというふうに思いますが、ただ、概算予定をしておりますのは、均等割、また、労働者数での割ということで、50・50といたしましても、平成18年、32万8千円の約半額程度の持ち出しになろうかなと思います。その成果といいますか、それに対しましては、とにかく季節労働者を多くの通年雇用に向けた事業でございますので、特例一時金に頼ることなく通年雇用化を図るということでございますので、私どもとしましては、この事業に全力を挙げていきたいというふうに考えております。
質問 8番 真田健男
最後の問題にいたします。役場退職者の雇用の問題ですけれども、この3年間で43人が退職をされて……。
質問 8番 真田健男
34名、反対でしたか。34名のうち9名が1年契約の日額臨時嘱託というか、扱いになっているということで、その方々について、私、問題ありというふうには思わないんですけれども、今、町民が、本当にこのように仕事がなくて、幾つも仕事を探している状況の中で、何で役場のOBだけ、また仕事できるの。いや、町民感情から言えばね。先ほどの答弁では、専門的な知識云々という話がありましたけれども、本当にその方々でなければできない仕事なのか。それ以上に、今、退職してもまだ満足に年金が当たらないと、それまで働かないかというような意味合いが本当にないのか。今、国も天下りというか、人材バンクセンターをつくろうなんていうような動きもありますけれども、そういう町民の受けとめなんていうのは全然判断根拠には入っていないのかどうか。その業務をこの人がやっていることについてどうのこうのじゃなくてね。役場OBだからまた仕事につけたんだねというふうな町民の受けとめというのは、やっぱり一定度あるわけですよ。これらの問題に対してどんな考えで採用されたのか、そのあたりについてお聞きをしたいと思います。
答弁 副町長 藤井勉(副町長は2007年9月まで)
役場の職員ということについて言えば、町も雇用主という立場もございます。もう一方では、行政機関という一つの機関としての対町民という問題がございますので、私どもはできれば全員を、日額であっても何か仕事をしていただくようなことがないかというようなことを考えるわけでございますけれども、そうはいかないということでございまして、すべて役場の職員だけをそういうふうにということにはならない。広く、やはり再雇用であっても、そういう窓口を設ける必要があるだろうというようなことで、退職者の雇用については、町役場職員だけでなくて、いろんな角度からの雇用をさせていただいております。申し上げますと、国や道の機関で10名、学校職員等で7名、それから、他の市町村の職員1名、団体職員2名、民間の方で6名、退職者の再雇用をさせていただいておりますので、その辺は役場の職員だけで独占しているという状況ではございませんので御理解をいただきたいと思います。
質問 8番 真田健男
いや、そういうことではなくて、本当にその部署のその仕事が必要であるという場合には、どうしてそうしたら町民に対しても公募をかけないんですか。内々で雇用をするというところに批判があるわけであって、どうしても今の職員体制では業務に支障を来すと。だから、人を補充する必要があるんだと。確かに職員であったから、その人方の人となり、あるいは、業務についての説明等も一般の人よりは少なくて済むかもしれない。しかし、今の深刻な雇用状況の中で、役場がそういうことをやって問題ないのかという声に対して、どのように考えているかお聞きしたいということです。再度お願いします。
答弁 副町長 藤井勉(副町長は2007年9月まで)
特定の職務といいますか、専門性の比較的広範囲に行えるようなものについては公募形式をとっておりますけれども、特に在職中の専門的な知識を活用できる分については、今まではそれぞれ直接に対応しているというのが実態でございますけれども、その辺については、今後十分検討させてもらいたいなというふうに思います。
質問 8番 真田健男
最後にいたします。この産業振興、あるいは雇用の拡大という問題は、やはりこれからの自治体も……。
質問 8番 真田健男
そうですか。そうしたら……。
質問 8番 真田健男
はい。今まで質問した対応を是非検討して、さらに努力をしていただきたいという要望を述べて終わります。