新ひだか町議会 令和2年第3回定例会 2020年6月24日
議事録に件名の記載なし
2020年6月24日、新ひだか町議会の一般質問で、田畑隆章議員が質問し、農政課長 及川敦司、ライディングヒルズ静内施設長 大久保信男、まちづくり推進課長 中村英貴、ライディングヒルズ静内主幹 村井弘、町長 大野克之が答弁しました。
- 質問者
- 田畑隆章 議員
- 答弁者
- 農政課長 及川敦司、ライディングヒルズ静内施設長 大久保信男、まちづくり推進課長 中村英貴、ライディングヒルズ静内主幹 村井弘、町長 大野克之
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質問 11番 田畑隆章
それでは、こちらの席から一般質問をさせていただきます。題は、産業振興策の評価と課題でございます。地域の産業は、雇用を生み、生活を支え、地域を支えている。当町も国や道の施策と相まってその産業振興策を立案し、実行し、その産業に携わる人や関係する団体と連携して、産業全体の振興に関与していると認識している。そこで、各生産者、団体に対する振興費(かかる職員給与等間接費と直接費総計)に対し、その産業の戸数とその産業人口、売上等収入、これらの経年変化、5年、10年といった間隔で変化を見ると、その政策によってどのように成果が見られたのか、あるいは伸びはないが、下支えしている等が分かる。そこで、以下お答えいただきたい。まず、上記に示したデータがあれば提示いただきたいということで資料を頂きました。誠にありがとうございました。1番目、我が町の産業振興策に関し、評価あるいは効果評定はどのように行われているのか。2番目、軽種馬産業は、地域の重要な基幹産業と言われるが、支援策は。3番目、NAR、地方競馬全国協会(地全協)へより強い生産地支援を管内各町と話し合い、日高の要望を伝えることはできないか。これは、公営競馬の経営が中央競馬に比べ、過去において非常に苦しい状況にありましたが、近年は各方面の努力が実り、すばらしい状況が続いている。しかし、生産地支援についてJRAに比べると見劣りする。公営競馬で生産者賞を出してほしいという声もある。町長は、全国の公営競馬の運営あるいは畜産振興に一定程度責任を持つNARについて詳しいと私は理解している。生産地の要望を積極的に伝える意思を確認したい。4番目、コンサイナー委託費について支援はということで、市場セールに出すときのコンサイナー委託費について支援してほしいという高齢化が進む軽種馬農家の要望にどう応えられるかお聞きしたい。5番目、コロナ禍の中でロマンロード号が運行された場合の除菌衛生支援は。「競走場のふるさと」として、ファンサービスの一環であり、充実した牧場観光の目玉としてロマンロード号が運行されている。しかし、新型コロナウイルス感染症対策で市場の開催が危ぶまれたりしている中、ロマンロード号の運行も危ぶまれているが、開催できたとして除菌器具の設置やトイレ除菌等新型コロナウイルス感染症対策を町として支援できないかということでございます。続いて、6番目、乗馬施設ライディングヒルズ静内の運営について。乗馬施設ライディングヒルズ静内は、馬産地新ひだか町で馬を理解し、馬に親しむことができる施設としてオープンしました。当時浦河町・新冠町に後れていた馬術や乗馬環境を改善するため、少年団や同好会が結成され、現在に至っています。小さな1番目として、開設以来の軽種馬業界に対する後継者人材育成・雇用振興対策等を含めた事業効果はどうなっていますか。2番目、軽種馬生産振興会や農協、農業高校、静内高校からの評価はいかがでしょうか。3番目、馬を見たり、乗りたいという観光客のニーズに対して観光協会等の評価はいかがでしょうか。4番目、同好会や少年団、障がい者乗馬大会実行委員会などの利用者・利用団体の評価はいかがでしょうか。5番目、事故のない安全な職場を土木建築業界だけでなく全ての産業団体が求めています。軽種馬生産育成の安全研修に利用できないかをお聞きします。6番目、運営について軽種馬生産振興会、農協、同好会、少年団、観光協会、障がい者乗馬など関係団体と話し合う運営協議会の設置を求めたいと思うが、いかがでしょうか。7番目、毎週利用し、ボランティアで行われている同好会・少年団についてしっかりとした話合いの下、意見を取り入れ、運営に生かしていく必要があると思うが、いかがでしょうか。8番目、関係する部や課が複数あります。担当の教育委員会のみで抱えるのではなく、関係部課の連絡調整も必要と思われますが、町長の見解をお聞きいたします。壇上から質問させていただきます。
答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)
田畑議員からのご質問の産業振興策の評価と課題について、私からは大きな項目の1点目から5点目までご答弁申し上げたいと思います。ご質問の1点目の我が町の産業振興策に関し、評価あるいは効果評定はどのように行われているのかについてでございますが、当町の産業振興策の実施に当たりましては、国・道の施策や各関係団体からの要望等に基づき、担当部署にてそれらの有用性、波及効果を財源となる費用対効果を含め協議し、実施しております。また、事業規模の大きなものにつきましては、町の行政評価にて全庁的に事業評価を行い、取り進めているものでございます。これらの効果評定についてですが、関係機関や受益者と都度十分に協議や検証を行い、社会情勢の変化や目的の達成度合いに応じましてこれら実施している事業内容を見直すとともに、当初の目的がある程度達成されている事業については、休廃止や新たな施策の取組を検討するなど、限られた予算の中で効果的に事業が推進できるよう努めているところであります。2点目の軽種馬産業への支援策についてでございますが、議員のおっしゃるとおり、町といたしましても軽種馬産業は地域において最も重要な基幹産業であると認識してございます。これまでの軽種馬産業に対する町の支援内容でございますが、他の農業振興団体同様に生産者組織であります軽種馬生産振興会運営への助成、新冠町との連携によりAiba祭等を実施するホッカイドウ競馬支援事業の実施や生産者が独自に取り組む軽種馬販売対策事業への補助などを行っているところであります。このほかにも軽種馬農協等からの要望により、日高地域の軽種馬の生産・販売の中核的施設であります北海道市場の整備や拡充のための助成を実施しておりまして、当町のみならず日高地域全体の軽種馬産業発展に寄与しているものと考えております。3点目のNAR、地方競馬全国協会へより強い生産地支援要望についてでございますが、畜産振興事業や競走馬生産振興事業につきましては、地方競馬及び中央競馬の馬券売上金の一部を原資として交付されているものでございます。平成30年度における地方競馬の売上げ合計約6,033億円に対して中央競馬は約2兆7,950億円と大きな差があり、それぞれの団体における交付金等の制度や基準の違いがあるものの、あくまでも売上金が交付金の原資となっていることから、地方競馬全国協会がJRAと比べ助成が少ない状況となってございます。生産地支援におきましては、日高管内の軽種馬関係団体の統括組織であります日高軽種馬振興対策推進協議会にて強い馬づくりや軽種馬経営の持続的発展に資するため、中央官庁や国会議員への要請活動を行っておりますが、引き続き馬産地活性化のため地域の問題を掘り起こし、集約を行い、地方競馬全国協会からのさらなる支援等も含め、日高管内全体で要請活動を行ってまいりたいと考えてございます。4点目のコンサイナー委託費の支援についてでございますが、コンサイナーにつきましては専門的な技術、知識等によって生産馬の馴致や宣伝等を行い、その価値を高めて有利販売するための重要な制度であります。コンサイナーの利用に対する生産者への助成としましては、日本軽種馬協会が事業主体の軽種馬流通活性化事業にて所定の条件によりコンサイナー利用の2分の1の範囲で、1歳馬で上限7万円、2歳馬で上限14万円が交付される助成制度が設けられており、昨年度の日高軽種馬農協開催の市場においては、当町の上場馬のほとんどに当たる788頭の助成申込みがあり、助成額の合計は4,777万円となってございます。町といたしましてもコンサイナー制度は、現状軽種馬農家が市場販売を行うに当たっては欠かすことのできない制度であると認識してございますが、現段階においてはこれら競馬会からの助成事業の活用を基本としていきたいと考えてございます。次に、5点目のコロナ禍でロマンロード号が運行された場合の除菌衛生支援についてでございますが、観光周遊バスロマンロード号は、新ひだか観光協会が平成6年から二十間道路桜並木沿線の牧場見学を中心に町内の観光スポットを巡る周遊バスとして毎年夏の観光シーズンに運行しているもので、昨年は9日間の運行で道外客を中心に過去5年間で最高の延べ183人の利用がありましたが、今年度の運行につきましては新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止する観点から、観光協会において中止の決定がされたところでございます。
答弁 ライディングヒルズ静内施設長 大久保信男(ライディングヒルズ静内施設長は2021年12月まで)
田畑議員の大きな項目の6番目、乗馬施設ライディングヒルズ静内の運営についてご答弁申し上げます。最初に、1点目の開設以降の軽種馬業界に対する後継者人材育成・雇用振興対策等を含めた事業効果の評価はについてと2点目の軽種馬生産振興会や農協、農業高校、静内高校からの評価はとのご質問について併せてご答弁申し上げます。現在当施設で活動しております静内乗馬同好会では静内高等学校、静内農業高校の生徒が参加しておりますし、静内乗馬スポーツ少年団では軽種馬産業に従事している家庭の子どもたちが多数含まれており、乗馬の技術を習得することにより将来に向けての後継者人材の育成や雇用振興対策の効果があるものと考えております。また、一般の利用者や町内小中学校に学ぶ子どもたちが当施設の出前授業や施設での体験学習などにおいて馬に触れ合う機会を持つことにより、軽種馬産業等への理解を深めることにつながっているものと考えております。また、静内農業高校ではインターンシップ事業で継続的に当施設を活用しており、将来への後継者人材の育成や雇用振興対策等に寄与しているものと考えております。なお、軽種馬生産振興会、農協や静内高校などからは現在意見や要望はありませんが、今後当施設の運営や利用に対する要望等があった場合には十分検討しながら、積極的に対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解願います。次に、ご質問の3点目、馬を見たい、乗りたいという観光客のニーズに対して観光協会等の評価はについてと4点目、同好会や少年団、障がい者乗馬大会実行委員会などの利用者・利用団体の評価はとのご質問についてを併せてご答弁申し上げます。観光協会等から評価や意見等は出されておりませんが、新ひだか観光協会が実施しております観光周遊バスロマンロード号の運行経路には当施設が組み込まれており、また過去にはマスコミにも取り上げられ、報道されておりまして、観光協会には当施設の運営にご協力いただいているところであります。また、同好会は週1回、少年団は週2回継続的に活動を実施しており、また障がい者乗馬大会については平成29年度から毎年6月に実施されております。今年度は、新型コロナウイルス感染症感染予防対策により障がい者施設の担当者から中止願いたい旨の要望を受け、残念ながら開催を見送ったところでありますが、障がい者やその保護者も毎年楽しみにしている行事でありますので、次年度以降も開催を継続していきたいと考えております。次に、ご質問の5点目、事故のない安全な職場を土木建築業界だけでなく、全ての産業団体が求めている。軽種馬生産育成の安全研修に利用できないかとのご質問についてですが、軽種馬生産育成の安全研修については、研修開催の場所としての要望等は受けていないところですが、使用したい旨のお話があれば検討の上、対応したいと思います。次に、ご質問の6点目、運営について軽種馬生産振興会、農協、同好会、少年団、観光協会、障がい者乗馬などの関係団体と話し合う運営協議会の設置を求めたいが、いかがかから8点目の関係する部や課が複数ある。担当の教育委員会のみで抱えるのではなく、関係部課の連絡調整も必要と思われるがとのご質問について併せてご答弁申し上げます。ライディングヒルズ静内の運営につきましては、昨年6月の町議会定例会においても川端議員より一般質問で取り上げられたところでありまして、教育施設という位置づけではありますが、収支バランスの改善が急務となっておりますことから、今年度におきましては教育や観光という区分にはとらわれず、抜本的な経営改善を進めていかなければならないと考えているところであります。このことを強く認識しているところではございますが、まずは今後改善を検討していく上で現在の事業を継続しながら、さらにどんな事業を盛り込んでいけるのか他の自治体や民間が経営する乗馬施設を調査するとともに、役場内の関係部局とも連携し、意見を伺うほか、町内の軽種馬産業の方をはじめ関係機関、団体等からできる限り意見を伺いながら、施設運営の改善に向けて努めてまいりたいと考えているところであります。ご質問にあります各関係団体と話し合う運営協議会の設置については、現在のところは考えていないところでありますが、調査を進めていく中で多くの関係者からご意見をいただくことが大切であると考えており、田畑議員からいただきましたご意見を参考にしながら、広い視野で施設運営の改革について十分検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いします。以上、答弁とさせていただきます。
質問 11番 田畑隆章
結構です。
質問 11番 田畑隆章
この質問で訴えたかったのは、政策を預かる者は経営者として長期、短期の戦略、戦術を持って経営運営に当たっていただきたいとの希望からです。少ない予算を有効に使って、最大限の効果を目指していただきたい。そのためのそれぞれの評価として出していただきました。これからの項目で、今回は目標を求めませんでしたが、政策目標に対してどう評価されるのか。その政策目標自体が町民に理解と希望を与える、そうなればいいなという町民の感情、そして町民が一体となって頑張ってください、頑張りましょうと言えるものを進めていただきたい。これらについて順次聞きたいけれども、時間がないので、この資料を研究させていただき、次回から質問させていただきます。資料の1ページ下段の水産のようにその年の気候によって大きく左右されることもあります。町長は、現場視察や懇談で生産者に寄り添い、できれば目標とするところを語り合うことも大事だと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)
町長の現場視察ですとか懇談に関して、生産者に寄り添って語り合うことも大事ではないかということでございますけれども、町長が自ら生産現場で語り合うということも非常に大事なことだと思っております。ただ、まずは我々職員が生産振興会ですとか農協等の方々と意見交換をして、意見集約をして、そして上のほうに報告し、議論していくということが大事なのかなと、まずは重要なのかなというふうに考えております。ただ、必要に応じては町長も現場に出向いて、農業者の意見等もこれまでも聞いておりますし、今後もそのようなスタンスで進めていきたいなと考えてございます。
質問 11番 田畑隆章
この表にありますように本当に漁業に関しては、一生懸命やられても寸前の台風だとか、そういったことで難しい場面にぶち当たることもあるので、ぜひその辺は町長よろしくお願いしたいなと思っております。2番目に入る前に、この資料を見て、軽種馬に関する資料の確認をいたしたいと思います。市場取引額と取引頭数、生産頭数とその推定販売額をどう考えているか教えてください。多分この数字というのはすばらしい数字ではあるのですけれども、半分ではないかと思っています。それでも、生乳・肉用牛・軽種馬の部分を令和元年度から22年を引くと34億6,000万円ぐらい10年前から増えている。やや倍に近い、こういうことが地域に富をもたらしているのだな、感謝しなければならないなと思うのですけれども、この辺についてもう少し詳しく教えていただきたい。
答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)
平成22年から令和元年の部分の馬に関する内容についてもう少し教えていただきたいということでございます。まず、市場取引額でございますが、平成22年の畜産物の41億9,900万円ほどございましたが、このうちの軽種馬販売額は22億4,800万円ほどございます。また、令和元年度76億円ほどの販売額がございましたが、そのうちの軽種馬販売額が48億円ほどございます。それで、取引頭数でございますが、令和元年度の部分だけ申し上げさせていただきますと、これは両農協の取引額の合わせた金額になるのですが、取引頭数が595頭ということで、販売額が48億円ほどになると。それで、1頭当たり平均は大体800万円ぐらいになるというような計算になってございます。そして、今後の推定販売がどれぐらいになるのかということでございますけれども、この数字というのはあくまで日高軽種馬農協の市場取引、そして日本競馬協会が行う取引だけを集約した、積算したものになってございます。それで申し上げますと、このほかにも庭先取引というものがございまして、それがどれぐらいになるのかというような話になるのですが、本当に単純な机上の計算になるのですけれども、1頭当たり昨年の市場取引が800万円ほどの価格で取引されております。それで、当町の軽種馬の生産頭数というのが大体1,700頭ぐらいございまして、そのうち競走馬登録をする馬というのが大体9割ぐらいあるというような想定で考えますと、大体1,500頭ぐらいが競馬登録にされるというような考えになります。そうなると、1頭当たり800万円に対して1,500頭ということで、市場の取引と庭先取引合わせて120億円ぐらいになるのかなと考えてございます。ただ、昨年は非常に右肩上がりで、馬の販売単価も高くなってきているということ、なおかつこの120億円という中には生産者がオーナーとして馬を買うというような部分がございますので、実際のお金の取引というものはないことにはなるのですけれども、仮にそういうものもお金の取引があるというふうな想定であれば120億円ほどになるのかなと考えてございます。
質問 11番 田畑隆章
この表に出ない隠れた部分というのは、そういったことが推計される。しかも、これは馬1頭1頭が取引された価格をおっしゃっていらっしゃると思うのですけれども、そのほかに種つけ料で動くとか、それから馬運車を雇うだとか、従業員の数だとかもろもろ加えていくとかなり裾野の広い産業だなと。まさしくこの地域を支えてくれているというふうに思っています。そうすると、逆に言うと10年前の以前というのは何だったのか。何でこんなに安かったのか。大変な苦しい状況というものが見られたのか。私は、私は公営競馬が競馬場がなくなって縮小になっていく中で生産した馬が過剰になっていく。経済的に需給が緩んでしまった。それが計画的に縮小できなかった。結果的に自然に減って、そしてこういう状況になってきているのではないか。だから、いいぞ、いいぞ、殖やせ、殖やせとやると、前のようになる可能性もあると思うのですが、私の見解というのは間違っていますでしょうか。もし10年前のことについて何か検証されているのだったら教えてください。
答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)
検証というところまではしっかりしてはいませんけれども、やはり馬の市場というものは景気に非常に左右されるものだと思っております。それで、平成22年は22億円の取引から今は48億円の取引までなっているその要因としては、やはり需要が高まったというのがまず一つあると思います。ただ、需要が高まっても景気がよくなければ1頭当たりの馬の単価というものは上がらないと思っております。ですから、需要が高まったプラス景気回復があって、馬の価格もせりがさらに上がって、単価が上がって販売額につながっていくと考えております。また、加えてここ数年はIT関係の馬主さんが増えてきているというふうに聞いてございます。このIT関係の馬主さんというのは結構若い方も多くて、従来のような庭先取引をしていなく、市場での購買をされている方が多いと聞いておりますので、こういったことも一つの要因になっているのかなと考えてございます。
質問 11番 田畑隆章
そういったわけで、市場からは目が離せないというか、とても大事なことなのだなということが理解できると思っております。そして、3番目のそういったことで地全協等々に対して要望活動というのは、牧場にも大きい牧場もあれば、夫婦でやられている牧場もありますので、そういったところが何とかしっかりとやっていくために、ぜひぜひ町長の力を発揮していただければと思っております。また、今年は新型コロナウイルス感染症の関係でせり自体の開催が困難になったとき、そんなことはないと信じておりますけれども、これはもう本当に町長にすがってお願いしなければならないと思いますが、そのときはひとつ力を存分に発揮していただきたいなと思っております。続きまして、4番目のロマンロード号の件で、これは残念だったのですけれども、これを利用している観光客は、普通の私がどこか行く観光客と違って、飛行機賃をかけてくるような、馬産地を見て歩きたいというような人というのはもしかしたら馬主さんかもしれないし、将来馬主になりたいなと思っている人かもしれないし、また一口馬主の人かもしれない。そういう人たちに対して観光協会がやっているからいいのだよということでなくて、もっと積極的な、馬を買っていただく人たち、お客様に対してもっと馬産地としてあるべき態度というのが必要なのでないかなと。一般的な観光客であればこれでもいいのかなと思うのですけれども、そういったことがありますので、ロマンロード号はなくなったけれども、ふるさと案内所を経て、そして牧場に向かうような場合に、ある程度衛生面の消毒とかで支援が必要なのでないかなと思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。
答弁 まちづくり推進課長 中村英貴(まちづくり推進課長は2023年12月まで)
ロマンロード号と、それから競走馬のふるさと案内所の関係になりますので、私のほうからお答えさせていただきたいと思いますけれども、まず競走馬のふるさと案内所、今年度新型コロナウイルス感染症の関係もありまして、夏場の馬産地観光シーズンに向けて受入れしていただく牧場との調整を今していると聞いているのですけれども、その感染症に関する対策については、もともと各牧場家畜伝染予防対策のこともありながら各種の牧場においてきちっと対応を、対策を講じられていると思いますけれども、馬産地観光も重要な観光の要素でありますし、ファンあっての競馬ということもありますので、今後も新型コロナウイルス感染症の問題も含めてふるさと案内所などと連携し、情報交換しながら、馬産地観光に対する牧場側の要望とか意見の収集に努めていきたいと考えています。
質問 11番 田畑隆章
ありがとうございます。そこで、そういうお客さんたちが来られて、我が町に宿泊されるということなのですけれども、例えば公営競馬の馬主になりたいよと単純に思われていたときに、中央競馬よりかは比較的その条件が緩やかですので、そういう人もいるかもしれないのですけれども、その場合にホテルの人にどうすればいいのと聞いて、ホテルの人が分からなくて役場に聞いたとすれば、どういうふうに答えますか。
質問 11番 田畑隆章
せっかく我が町に馬主になって馬を買いたいというお客さんが来て、馬主登録、そういう言葉も分からないような人に馬を売るためには馬主登録も必要ですよと、今のところ門別の競馬事務所に行って手続してくださいよというのが一般的かなと思うのですけれども、郵送でもいいみたいなのですが、馬産地としてそういったサービスってあってもいいのではないかなと思うのですけれども、ホテルの人あるいは農協と話合いをしながら、そういうサービスって考えられないのかなと思ったので、お聞きしたいのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)
馬主登録の関係のご案内をどうすべきかというようなお話だと思います。それで、まず馬主登録に関しましては、中央競馬会と地方競馬、2つございまして、どちらも中央競馬であればJRA、そして地方競馬であれば地全協にその方がそれぞれ申込みをするというような手続になります。そういう問合せが当町には直接ございませんが、軽種馬農協のほうにはそういった問合せもあると聞いております。そういった場合には、それらのJRAなり、地全協へ申請するというようなアナウンスをしていると聞いております。それでよろしいでしょうか。
質問 11番 田畑隆章
私の意見です。そういったサービスに応えられるような町になっていただきたいと思っております。そういうことで、ファンサービスという意味で我が町の軽種馬はこれだけ売れる環境ができると、我々の財政も豊かになるし、町民も豊かになると、そういった意味でお聞きしているわけなのですけれども、このファンサービスの中で大事なことは、ネット中継、今回は我が町ようやっとネット環境整備できる牧場になるということで、全国のファンの人たちが我が町の子馬が生まれた、そして乳を飲んでいる、青草をはむ、そういった場面を見たいわけです。そういう場面が今回我が町の政策で進められるということになれば、そういったことを北海道あるいはJRAと連携していただきたいと思っております。ファンサービスをぜひぜひ一生懸命進めてほしいなと思っております。続きまして、ライディングヒルズ静内のほうに移らせていただきます。ライディングヒルズ静内の小学校低学年、少年団入団からスタートして、同好会などを経て家業の生産牧場の育成に携わっている人たちが育っています。牧場の後継者育成等を考えたとき大変に評価すべきだと思いますが、後継者育成という大きな課題である農業政策推進上、農政課としてもっと積極的な少年団・同好会の支援を考えるべきと思いますが、同好会や少年団と話し合い、進めていただきたいと思っています。さらに、軽種馬産業振興策として同好会や少年団を支援して、馬術日本一を目指す、さらには騎手を目指して、あるいは調教師を目指して、競馬学校を受験する子どもたちがどんどん育つ、そんな施設にしたいと私は思うのですけれども、さすが馬産地の乗馬施設は指導者もすばらしいし、指導者が育っているという目標を高く持って、同好会・少年団と話し合い、強力な支援から始まると思っていますが、ライディングヒルズ静内の運営について産業振興策として捉えることはできませんかという質問なのですけれども、よろしくお願いします。
答弁 ライディングヒルズ静内主幹 村井弘
積極的な少年団・同好会の支援を考えるべき、少年団・同好会と話合いを持ってはどうかと、騎手・調教師を目指す子どもたちの支援をとのことでございますけれども、壇上でもご答弁申し上げましたけれども、少年団や同好会などから評価や意見をいただいたことがないところですけれども、同好会や少年団には乗馬指導者もおり、その方の考えにより必要な指導をされているところでございます。ライディングヒルズにおきましても毎回ライディングヒルズの乗馬指導者がついておりまして、必要に合わせて指導を行っているところでございます。
質問 11番 田畑隆章
また、夏場に馬を見たい競馬ファンサービスとしての乗馬愛好家たちは少なくてもホテルなど観光業にも貢献しているわけなのですけれども、もっと積極的に町外に対してPRすべき、日高連携でPRすべきと考えるわけなのですけれども、町民対象の社会教育、新ひだか町社会教育の推進といったところの最後のページに出ておりますけれども、町民対象としても大切なのですけれども、町外の人たちが来て、こちらのホテルに泊まって、いろいろ消費していただく、場合によってはその馬を買っていただく、そういった人たちに対するPRなどをまちづくり推進課の積極的な関与を求めたいが、いかがでしょうか。
答弁 まちづくり推進課長 中村英貴(まちづくり推進課長は2023年12月まで)
まちづくり推進課ということですので、私のほうからちょっとお答えさせていただきますけれども、おっしゃるとおりライディングヒルズは教育的な目的、これが設置目的の大きな目的でございますけれども、実際観光客についても多数訪れていると。まちづくり推進課のほうでもライディングヒルズとはいろんな面で連携をさせていただいています。これは、教育的な部分もあれば、観光的な部分もありまして、我々は教育だ、観光だというふうに分けているわけではなくて、今よく関係人口という言葉もありますけれども、町内、それから町外の方も含めてライディングヒルズに多くの方が利用していただいて、馬産地の人づくりでありますとか馬産地観光につながるような施設として活用できないかということで、日々ライディングのスタッフとも話をさせていただいて取り組んでいるところですので、今後もこういった活動は続けていきたいと思っています。
質問 11番 田畑隆章
6番目に移ります。6番目の(5)軽種馬生産育成の安全教育について、私は産業育成上、危機感を持っています。共通認識を得るために、町の産業全般の軽種馬が占める事故件数や比率についてご存じであれば教えてほしいのですが。
答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)
当町の産業全般の軽種馬が占める事故件数の関係でございますが、令和元年の浦河労働基準監督署の数字でございますけれども、これは日高管内全体の全産業で163件の労災があって、そのうち畜産関係は101件、率としては62パーセントほどになってございます。それで、次は農業に関する中での畜産がどれだけなのかと、当町に関するものでございますけれども、当町におきまして令和元年度56件の農業関係の事故がございました。そのうち軽種馬関係の事故が47件ございまして、大体率としては軽種馬が8割、83パーセントぐらいの事故率となってございます。
質問 11番 田畑隆章
大変多いということと、もう一つ心配なのは、私たち厚生経済常任委員会で毎年秋に建設協会が主催していただいて、安全パトロールというのを行っています。非常にたくさんの注意事項等々を我々も一緒に勉強させていただいているのですけれども、この軽種馬に関してはこれというものがなかなかない。浦河労働基準監督署のほうとしても難しいということが言われているわけなのですけれども、ただ私たちの施設、ライディングヒルズは馬を扱っているし、それから小学生をはじめとした子どもたちも扱っている。ここで事故があってはいけない。しっかりとした安全教育の下で進められているということはお聞きしています。関係者の努力というのは大変な努力だと思っています。この努力、その技術、それらを十分に研究して、広めていくということも必要ではないかと。そのためには十分に同好会や少年団の皆さんと施設側とが話し合って、あるいは農政課さん等々も話し合って研究していくことが求められているような気がするのですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
答弁 ライディングヒルズ静内主幹 村井弘
同好会・少年団・農業高校に安全研究と研修、安全講座をとのご質問かと思いますけれども、先ほど同好会・少年団についての対応をご説明したところでございますけれども、これらにつきましては研修や講座ということで時間を設けて対応しているものではありませんけれども、乗馬の指導の中で指導員がついておりますので、必要な状況に応じて指導員の判断において事故なく安全な対応ができるよう指導等しているところでございます。
質問 11番 田畑隆章
要するにライディングヒルズ静内では、同好会・少年団の非常な献身的な活躍によって輝いていると私は思います。彼らがもっともっと活躍していただけるように願いたいところなのでありますが、十分に議論をしていただけるということなので、安心なのですけれども、できれば町長も入って話し合っていただきたいなと思っています。希望を述べて質問を終わりたいと思いますが、町長、いかがですか。
答弁 町長 大野克之
田畑議員から特に軽種馬、それと乗馬に関して種々ご議論をいただいたところでございますけれども、実は私就任してから毎年春先に関係部の部長さんと対対で、その部が持っている懸案事項について意見交換をして、今年についてはこういうことをやってもらいたい、こういうことを取り組んでもらいたいというのをやっておりまして、実は今年も4月の中からだと思いますけれども、担当の課長も入っていただいて、各部各課の懸案事項、あるいは私が進めたいことについて2時間から3時間ぐらい意見交換をそれぞれのところとやってございます。その中で1つお願いしたのは、ライディングヒルズについて様々なご意見が町の中でもあります。ライディングヒルズについては、かなりの赤字が出ているということで、そんな施設やめたほうがいいのでないのかというご意見も聞きますし、一方ではいやいや、町のシンボルなのだと、軽種馬の町としてこの機能というのは残さなければならないのだと、そういうご意見いただきます。そういう中において、決して赤字のまま甘えたような施設運営というのはいかがなものかと思いますので、そこは教育とか観光とかいろんな各課のしがらみをなくして、一度真っさらの状態でどのような形にすれば経営がよくなって、もっともっといいものになるのかということはこの4月の打合せのときにも特にお願いしているところでございまして、その検討の経過がまとまった段階におきましては皆様方にもご紹介できるかなというふうに思いますけれども、なかなか乗馬施設の運営につきましては、かなりどこの市町村でもご苦労されていると考えてございます。決して簡単な課題ではございませんけれども、そのようなお願いもしてあるものですから、その辺の検討結果については機会があればご紹介したいと思っているところでございます。いずれにいたしましても、軽種馬の産業につきましては、この町、この管内にとって大変重要なものでございます。裾野も広くて、関連産業も多いところでございます。ただ、コロナ禍の影響の中で今後その馬の売買がどのように変化するのか、そこについてはちょっと危惧するところもありますけれども、そういうものを十分注視しながら、町の産業の基幹でございますので、できるものを取捨選択しながら、国なり、道なりと一緒になって応援していければなと思っているところでございます。
質問 11番 田畑隆章
ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。質問を終わります。