音更町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月14日
新たな負担増をもたらす後期高齢者医療保険制度について
2006年12月14日、音更町議会の一般質問で、真田健男議員が「新たな負担増をもたらす後期高齢者医療保険制度について」質問し、町長 山口武敏、民生部長 山川光雄、住民保険課長 高士和久、助役 藤井勉が答弁しました。
- 質問者
- 真田健男 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏、民生部長 山川光雄、住民保険課長 高士和久、助役 藤井勉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 真田健男
通告いたしました三つの問題につきまして、一問一答方式で質問をさせていただきます。まず、第1の問題は、新たな負担増をもたらす後期高齢者医療保険制度についてでございます。6月14日、医療制度改革法が国会で可決、成立いたしました。この法改正のねらいは、国民に新たな負担増を押しつけると同時に、保険証の使える医療を大幅に縮小する、そして公的医療保険の役割に重大な変質をもたらすものになるのではないか、このように私は考えます。今回の制度改定の概要を申し上げると、まず第1に、今年10月から、70歳以上の方で、いわゆる現役並み所得と言われる方々の窓口負担が3割に引き上げられました。第2に、2008年4月からは、低所得者も含めて、70歳から74歳の窓口負担が1割から2割に引き上げられます。第3には、入院で、この10月から療養病床に入院する70歳以上の患者さんの食費、居住費の負担増が行われました。住民税課税の人で1カ月3万円もの負担増でございます。第4には、入院や手術で医療費が高額になったときに適用される高額療養制度、これも10月から大幅に引き上げが行われました。第5には、長期療養を必要とする患者が利用いたします療養病床、これを現在の38万床から23万床削減して15万床とする、高齢者の病院からの追い出し。更には、第6に、現在の日本は国民皆保険という建前になっておりますけれども、保険診療と保険のきかない診療、いわゆる混合診療の本格的な導入でございます。第7には、都道府県に医療費適正化計画を策定させ、目標達成が困難な都道府県には診療報酬等を引き下げる、こういうペナルティも盛り込まれました。そして第8には、市町村などの自治体を保険料の取り立て、給付の切り捨ての機関にするような、あたかも国の出先機関にするような改悪だと私は思っております。これは今回の法改正の主要な一部分でございますけれども、これらの法改正は、政府や財界が求める医療費削減路線に基づくものでございます。より正確に言えば、保険給付費の削減であります。医療費の負担は、国や地方自治体の公費と、事業主の保険料、国民の保険料、それに患者負担で賄われております。国民の保険料と患者負担のいわゆる家計負担がふえればふえるほど、公費や事業主の負担が減ることになるわけでございます。1980年度と2004年度の国民医療費の負担財源を比較してみますと、国の負担は30.4%から26%に減少しております。事業主は24%から20.6%に、これも減少しております。その一方で、地方自治体は5.1%から8.8%に増加をしております。そして、家計負担、国民負担は40.2%から44.6%に増加をしているわけでございます。つまり、国と事業主の負担が減って、地方自治体や国民の負担がふえていることが明確でございます。今回の法改正の一環といたしまして、健康保険法等の一部改正並びに高齢者の医療の確保に関する法律、これによって後期高齢者医療保険制度が創設されたわけでございます。後期高齢者医療保険制度は、来年、2008年4月からスタートいたします。これは75歳以上を対象とした独立した医療制度でございます。運営主体は都道府県でございます。全市町村が強制加入する広域連合でございます。これらの内容につきまして、次の点をお聞きいたします。まず第1に、この後期高齢者医療保険制度の財源、これがどうなっているか。そして、保険料の賦課と徴収の方法がどのようになっているか。2番目には、予想される保険料の金額、更には、これらの保険料の軽減策や、滞納となった場合のペナルティがどのようなものであるのか、明らかにしていただきたいと思います。3番目には、現在、75歳以上の方でも、いわゆる雇用保険、健康保険の扶養家族となっていらっしゃる方もいらっしゃると思います。音更町においては、それらがどの程度の人数になっているのか、明らかにしていただきたいと思います。4番目には、この医療制度創設によって、国民健康保険への影響がどのような内容が想定されるのか、明らかにしていただきたい。最後に、この後期高齢者医療保険制度が2008年4月にスタートするわけでございますけれども、スタートまでのスケジュールがどのようになっているのか、明らかにしていただきたいと考えます。次に、二つ目の質問といたしまして、帯広市のスケート場建設と音更町とのかかわりについてお聞きをいたします。11月20日、山口町長は、砂川敏文帯広市長、岩野洋一北海道とかち帯広屋内スピードスケート場建設促進期成会会長とともに、帯広市が来年度着工を計画している屋内スピードスケート場の財政支援を求め、道や道教委などを訪問、要望を行ったと報じられております。この建設自体は帯広市のことであり、とやかく言及するものではございませんが、この計画をバックアップしている十勝町村会の代表として山口町長は行動されたものと理解をしているところでございます。しかし、後援するからには、その内容等を掌握しているものと思われますので、次の点をお聞きいたします。一つは、計画の概要と、その財源等についてでございます。二つ目は、この計画推進に当たって、音更町の負担は全くないものなのかどうか、この点を明らかにしていただきたいというふうに思います。町村会の役員さんとして活動されているわけですけれども、これらの町村会の活動に町費等のいわゆる持ち出しというものはないものなのかどうか。陳情や請願等でも、音更町独自の要請活動もあるでしょうし、町村会の要請の折に、音更町の要請や陳情、こういうこともあると思われますけれども、これらの費用負担等がどのようになっているのか、お聞きをしたいというふうに考えております。また、他の自治体の問題について行動されるときに、町村会としてのいわゆる行動原則といいますか、それはどのようになっているのか、これについてもお聞きしたいと考えております。三つ目の質問でございますが、来年度の予算編成と町民の暮らしについてお聞きをいたします。来年度の予算編成に向けて作業が進んでいると思われますけれども、次の点についてお聞きをいたします。一つは、予算編成会議に示された編成方針の骨子、これはどのようなものが示されているのかどうか。二つ目は、来年度に予定される新たな町民負担増、あるいは行政サービスの縮小や廃止、こういうものがあるのかどうか。あるとしたならば、どのような事業か、これを明らかにしていただきたいと思います。そして、三つ目として、これらの予算編成、あるいは予算執行、こういう中で、行政が町民の暮らしを守る、こういう視点があるのかどうか。あるいは、予算編成等でこれらの視点がどのように盛り込まれているのかどうか、このあたりについてお聞きをいたします。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
1点目の、後期高齢者医療保険に関する御質問についてお答えをさせていただきます。本年6月の健康保険法等の改正により、後期高齢者医療制度が平成20年4月から施行されることとなりました。制度創設にあたっては、高齢化の進展に伴い、老人医療費の増大が見込まれることから、後期高齢者の適切な医療の給付等を行うことを目的に、都道府県を単位に、全ての市町村が加入する広域連合を設立し、広域化による財政の安定化を図ることとされたところであります。初めに、保険制度の財源、保険料の賦課と徴収の方法についてでありますが、後期高齢者医療制度の財源につきましては、医療機関の窓口での患者負担を除き、加入する高齢者の方の保険料が1割、国、都道府県、市町村の公費が5割、74歳以下からの支援金が4割で賄われるものであります。保険料の賦課につきましては、広域連合の全区域にわたって均一の保険料により、高齢者の方一人ひとりに対して保険料を賦課することとなりますが、離島その他の医療の確保が著しく困難である地域については、地域単位で不均一保険料の設定を認めることとしております。また、1人当たりの老人医療費が広域連合内の平均医療費に対し、一定割合以上低く乖離している市町村については、経過措置として、6年間は不均一保険料を設定も認めることとしております。保険料の賦課の構成につきましては、国保の基準を参考とし、応益割と応能割とで設定しており、応益割は被保険者の均等割とし、応能割は所得割とするものであります。この構成割合は、50対50を標準としております。徴収方法につきましては、介護保険と同様に、年額18万円以上の年金受給者の方は、介護保険料と合わせた保険料額が年金額の2分の1を超えない場合に、年金から特別徴収することとしております。保険料の賦課に関する事務は広域連合が行い、保険料の徴収などの事務は市町村が行うこととなります。次に、予想される保険料の金額、保険料の軽減策、滞納へのペナルティについてでありますが、保険料につきましては、国から具体的な保険料算定基準や試算方法等が示され次第、市町村等から必要な情報を入手した上で、広域連合が試算することとしておりますが、国では、75歳以上の高齢者の全国平均収入が厚生年金208万円の場合、年額7万4千円と試算しております。また、北海道が国の試算を参考に独自で算出した額は、全道平均1人当たり年額8万5千円となっております。保険料の軽減につきましては、低所得者の方は、世帯の所得水準に応じて応益割の均等割額を軽減することとしており、軽減の基準につきましては、国保と同様としております。また、これまで被用者保険の被扶養者として保険料を負担してこられなかった方につきましては、激変緩和の観点から、制度に加入したときから2年間、保険料の5割を軽減することとしております。保険料を滞納した場合につきましては、被保険者間の負担の公平化を図る観点から、国保と同様に、通常と比較して有効期限の短い被保険者証を発行することとしており、滞納発生後1年を経過した場合には、特別の事情のない限り、被保険者証の返還を求め、資格証明書の交付を行うなどの措置を講じることとしております。次に、75歳以上で健康保険の扶養家族となっている人数についてでありますが、現在のところ正確な人数を把握しておりませんが、本年11月末現在の75歳以上で老人保健制度の対象となっている方は3,923人となっております。このうち、被用者保険の加入者の方は567人であり、このほとんどの方が扶養家族となっているものと考えているところであります。次に、国保への影響についてでありますが、国保に加入している75歳以上の方が後期高齢者医療制度に移動した場合、国保財政がどのように推移しているかでありますが、制度の詳細は政省令で示されることになっており、現時点でははっきりと申し上げられる段階にはありませんが、制度の対象となる方の大半は国保の加入者であることから、歳入においては保険税が減少となり、歳出では現行の老人保健拠出金にかわり、国保の加入者に応じて負担することとなる後期高齢者支援金が導入されるものであります。いずれにいたしましても、今後、国から示される国保税算定基準や医療制度改革に伴う国保制度の改正部分も含めて、国保全体の財政フレームの検証が必要であると考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。最後に、スタートまでのスケジュールについてでありますが、制度の運営母体となる広域連合につきましては、本定例会において議決をいただいた後、知事への設置申請を行い、平成19年3月の設立を予定しております。その後、広域連合は、7月に関係条例等の制定、11月には保険料関係条例の制定とともに、被保険者の資格管理や保険料の賦課業務を行うこととしており、市町村は平成19年10月を目途に、保険料徴収システムや住民情報提供システムを構築し、広域連合への被保険者の基本情報の移行業務を行うなど、制度の円滑なスタートに向けて準備作業を進めることとしておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、2点目の、帯広市のスケート場建設と音更町のかかわりに関する御質問について、一括してお答えをいたします。帯広屋内スピードスケート場建設計画の概要につきましては、建物の構造は鉄筋造一部コンクリート造の2階建てで、内部には400メートルダブルトラックリンクのほか、トレーニング室、ランニング走路、控室、中地広場にはフットサル3面、またはテニスコート6面、スタンドなどが計画されており、整備スケジュールにつきましては、本年度内に実施設計を終え、平成19年度から建設工事に取りかかり、平成21年秋ごろには竣工予定と聞いております。事業にかかる建設費につきましては、総事業費は60億円で、内訳は、実施設計に約1億円、建設工事に約57億円、解体工事などで約2億円となっており、建設財源としては、国と北海道からの補助金等を42億5千万円見込み、残り17億5千万円程度が帯広市の負担と聞いております。なお、屋内スピードスケート場の建設に当たり、帯広市からは、建設費に対する負担の要請は一切ありませんし、また、音更町として、負担する考えは持っておりませんことを御理解賜りたいと存じます。なお、先ほどの御質問の中で、これらに陳情、要請に行く事業費といいますか、旅費等の扱いにつきましては、私はあくまでも町村会の会長という立場で代表してまいりました。菅原市長さんは市長として、あるいはそれをバックアップしております岩野商工会長さんというふうな、それぞれの機関、団体の方から支給をされております。ただ、私どもも、このスケートリンクにつきましては、町村会としては、金銭的な支援、後ほどのそういう保証的なものもできない。しかしながら、十勝は何と言ってもスケートのメッカの国である。そういうことからすると、是非十勝にそういう施設があったに越したことはないということから、町村会としても、それは帯広に是非決まることを強く町村会としても要請をしようではないかというようなことで、一定の要請の中での1項目になっております。3点目の、来年度の予算編成と町民の暮らしに関する質問についてお答えをさせていただきます。初めに、予算編成方針の骨子についてでありますが、さきに国が示した経済財政運営と構造改革に関する基本方針によりますと、国は平成19年度予算を、今後5年間の新たな改革の出発点とする重要な予算と位置づけており、新規国債発行の抑制に加え、平成23年度までにプライマリーバランスの黒字化を目指し、5年間で最大14兆3千億円の歳出削減目標値を示すなど、国、地方、双方の改革実現のために、徹底した歳出削減を目指しております。更に、今国会で地方分権推進法が可決され、3年後には新たな地方分権一括法が施行されるスケジュールになっており、本町の主要な一般財源である普通交付税の大幅な削減が懸念されるところであります。このような国の動きの中の平成19年度予算編成となることから、去る11月の24日に予算編成会議を開催し、部長、課長に対し、依然として地方財政を取り巻く財政環境が厳しい状況であることを再認識してもらい、予算要求に当たっての共通認識として、平成17年度に策定した財政健全化5カ年計画及び主要事業の実施計画を最大限の目標とし、一層の歳出削減、地方債残高の抑制、そして一定程度の基金残高の確保を目指すこととし、事業の実施に当たっては、今以上の選択と集中による事業の吟味を念頭に置いた予算要求を行うことを指示したところであります。次に、町民負担増と行政サービスについてでありますが、現時点で想定されるものとしては、保育料の国の基準に沿った段階的改定を引き続き実施してまいりたいと考えております。全体的な調整につきましては、財政健全化5カ年計画に基づき、今後の予算査定の中で検討することとしておりますが、負担増を伴う制度の変更に当たっては、町民の皆さんに十分な説明をし、御理解を得た上で実施してまいりたいと考えております。最後に、行政が町民の暮らしを守るという視点はあるのかとのことでありますが、もとより、地方公共団体の使命は、全ての町民の暮らしを守ることが最大の役割と考えております。このため、第4期総合計画にも、基本計画の大きな柱として、やさしさに満ちた健やかなまちを掲げ、各種施策を進めております。しかしながら、国、地方の行財政改革がますます進められており、主要な財源である地方交付税が削減されてきている状況にあって、行政を執行していく上で、町民の暮らしを守るために、真に行政の温かい手を必要としている方々に施策を集中していくことが大切であろうと考えております。また、町民の安心して暮らせる持続可能な財政運営を念頭に置き、町政の執行に当たってまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。先ほども、特に町民に対する直接的な行政サービスといいますか、そういう御質問もいただきました。今のところ、まだ予算査定がこれからで、主要事業、あるいは先ほども申し上げましたような財政健全化5カ年、やはり財政の健全化があって行政があり、音更が発展していくと、こういうことを基本理念としながら、今取り組んでいるところでもございます。昨年の17年度予算の当初予算を見てもおわかりのように、福祉予算が突出して、民生費5.1%の伸び、金額にして、16年度との差額については2億円、こういうようなこともございます。それから、先ほど御意見いただきましたように、国保会計等についても、やはり生活苦というようなことから、滞納者もふえてきている。しかし、払うのも大変だろう、そういうようなことで、町の一般会計の中から、17年、18年、この2年間は、ルール分以外に1億円ずつの補正をさせていただいていると。こういうようなことで、町民福祉、医療、こういったこと、あるいは教育、少子化対策、こういったものにやっぱり重きを置いて、19年度の大筋の予算の流れになるのではないかなと、そのように考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。
再質問 8番 真田健男
それでは、再質問をさせていただきたいと思います。まず、第1の後期高齢者医療保険ですけれども、まず、保険料がどの程度のものになるのか。これは道が道議会の答弁等で、全国よりも高く、年8万5千円ぐらいになるのではないかという答弁されていると思います。先ほどの答弁もそのとおりだったと思うのです。全道均一保険料ということになれば、月7千円ぐらいになるのかなというふうに思われるわけです。ただ、国民基礎年金だけの収入等の場合には、これは先ほど言った減額の中身で、1千円前後ぐらいになるのではないかというようなことも言われておりますが、7千円というのは、これは平均ということではなくて、均一と、今言ったように1千円等のものもあるとしても、北海道全体の均一の保険料が設定されるというとらえでよろしいでしょうか。その平均が7千円ということではなくて、基本的には7千円なのだと。それで、一部低額の人もいるというような押さえでいいかどうか、まずお答えいただきたいと思います。
答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)
8万5千円という数字ですが、これは国の試算をもとにした計算方式で、道が試算したものでございます。それはあくまでも平均ということと、それから、全国の7万3千円というのは、先ほど申し上げさせていただいた年金収入が208万円の場合というような方を想定して試算したものでございます。
再質問 8番 真田健男
今のお答えでは、もちろん今、予想の金額しか出ないと思いますが、7千円というのは平均なのか、全道均一の料金なのか、要するに平均ということになれば、1万円もあるし、1千円もあるし、それらの平均が7千円ですよというとらえ方になると思うのですね。そうではなくて、基本的には7千円という均一の保険料が予想されるという受けとめでいいのかどうか、その確認です。
答弁 住民保険課長 高士和久
今の御質問にお答えします。今の平均の試算額については、前段で真田議員が申し上げていたとおり、1万円もあれば5千円もあると。その中の全道の平均を試算したところ、全道で8万5千円、月に7千円ぐらいとなると。それから、保険料の額につきましては、保険料率を全道平均に、例えば5%にしますよということですから、今まで全道の市町村は保険料率がさまざまですので、それを率を一つにしますよということでございます。以上でございます。
再質問 8番 真田健男
そうすると、平均が7千円と仮定したら、1万円という場合もあり得ると。ところが、これは年金から天引きをすると。年間18万円というのは、月額1万5千円ですよね。1万5千円の方々で、その方が最低の1万5千円かどうかは別といたしまして、介護保険料と合わせたら、本当に、今後は住民税も年金から天引きというようなことも今準備されておりますよね。前提条件として、受け取る年金の2分の1以上になった場合にはまた徴収を変えるということにはなっておりますけれども、これは大変な負担になるのではないのかな。今、国民年金の平均は5万円までいっていませんよね、月額。だからそういう中で、そしてまた、法律によれば、2年ごとの保険料の見直しが想定されていますね。介護保険は3年ですけれども、見直しと言いますけれども、引き下がるということは考えられない。引き上がる。2年ごとに引き上がるということになると思うので、まず保険料の金額というのが大きな負担になってくるのではないかなというふうにまず思います。そして、こういう保険料を賦課するのが広域連合の議会、この広域連合の議会はどういう構成になっているのでしょうか。
答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)
広域連合の組織につきましては、議会の構成ということですね。定数は32というような数字でございまして、その内訳といたしまして、市長8人、町村長8人、市議会議員8人、町村議会議員8人というような内訳で構成されるということでございます。
再質問 8番 真田健男
全道180自治体ですか、今。市が35ぐらいですか。その中から市長さんが8名、場合によっては助役さんなどというケースも、助役という言葉がなくなるかとは思います。副市長ということになるのか、それと、市議会議員、町村長、町村議会議員8名。ですから、市長、あるいは町村長で、市議会、町村議会、恐らく議会議員の方、これの選挙等もいろいろ手続はあるのだろうと思いますけれども、全道で、例えば町村議会議員で言えば、現在まだ、定数はかなり減っていますが、2千人以上いらっしゃると思うのです。そこから8名を選ぶ。市長にしても市長会、市議会にしても市議会議長会、町村も同じように、そういうところでの推薦、あるいは選挙ということになるのだろうと思うのですが、恐らく議会議員で言えば議長さんなどが大半を占めるのだと思うのですが、そこで本当に住民の声が届いて保険料を決めるような論議になるのだろうか。2年ごとに、これだけの医療費がかかりましたから、これだけ足りません、だからこれだけまた上げますというような、かなり実際の住民や市民と遠いところでこういう保険料が決まってくるおそれがあると思うのですが、それらについては何の心配といいますか、持っていらっしゃらないのですか。この辺についての保険料を決定する仕組みについて、あなた方はどういうふうに思われているのですか。これは国が決めた仕組みや組織だから、何もそのとおりにやるだけなのですという考えなのか、果たして住民の声が届くような広域の議会になるというふうに思われているのかどうか、その点について答弁をお願いします。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
今お話ございました。制度的に新しいということからいきますと、一歩からと、こういうようなことの、ことの始まりかなと思います。ただ、こういう発言はちょっと私としては慎まなければならない、本当に今やっている議員さんが本当に十分というようなことは、やはり議員さんはそれぞれ広くオールマイティの方々が多いわけでありますから、そういう中で運営されるということでもございます。ただ、議員がおっしゃったように、現実的にはどういう選抜をされているのか。例えば十勝の町村会であれば、それぞれ四つの委員会に分かれて、ただ全体、全体主義だけではなくして、四つの委員会制度に分かれる。例えばそういう中に、福祉、医療、そういう関係する委員会もあるわけでございます。そういう中から、特にそういう関心の強い、日ごろ御意見のある、そういう方が選ばれているというのが実態であろうと思います。ですから私は、今なられているそれぞれの方々が見識を持って、そして北海道民を代表して、それにかわる審議が十分なされて、ことが決まっていくものと、そのように信じております。
再質問 8番 真田健男
模範回答でしょうけれども、実態はそんなことにはならないというか、十勝町村会から必ず1人出ていくなどという保証もなければ、どこから出てくるかわからないわけですよ。全道、さっき言った130幾つの町村会から8人なのですから。まずそういう意味では、まず今の国保制度が行き詰まった中で、滞納者もふえてきている、その反面、給付費はふえるというような中で、この制度が編み出されてきた。それから、先ほど言いましたように、国等の負担を減らすために、地方自治体、今朝のニュースで見ると、もう医者にかかれない、行き詰まる国民健康保険という、NHKスペシャルをやっていましたけれども、もう国の自助努力でやってくださいと、厚生省の課長補佐は言われていましたね。だから、国だとか国民に負担を押しつけて、どうにか高齢者医療を賄おうとする仕組みがここに如実にあらわれているのではないのかと。地方の側からちゃんとそこに、実態を踏まえた上でやっていく必要があるだろうと私は思います。そこで、特に心配なのが、滞納者の問題ですよね。今の国保でも、今年の税制改正で国保税が上がった、介護保険料が上がった、もう払い切れないというのは、今、全国的な運動というか動きになっていますよね。そういう中で、今度新たなこれだけの保険料を賦課されて、今の滞納者はまた引き続きこちらでも滞納になるのではないか。そのときに、今、国保で言えば全国で32万も資格証明書が出ております。道内も一万二、三千出ていると思いますけれども、これがこの制度でもそっくりまた出てくる心配があるのではないかというふうに思うのです。そういう、この12月議会で規約の承認が議案として出されておりますから、その折にもまた論議になるのだろうとは思いますけれども、その辺の新しい高齢者の保険制度ができるけれども、滞納等の問題は、今より改善されるというような思いがあるのかどうか、これについても答弁をいただきたいと思います。
答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)
今度の制度におきましては、特別徴収ということで、先ほども答弁の中でございましたが、年金から天引きをさせていただくというような制度が設けられてございます。それで、後期高齢者の医療制度の中で、年金受給者が約9割ぐらいいるだろうというふうに見てございまして、国の方では99%の徴収ができるだろうというようなことであります。それとあわせまして、65歳から74歳まで前期高齢者の負担割合も平成20年4月から変わります。この制度の中でも、年金天引きというような制度を設けていくというような形でお願いをするというような形になっております。今現在も介護保険でもそのような形でさせていただいております。そのようなことから、徴収率についてはある程度確保できるものというふうには思っております。
再質問 8番 真田健男
ですから、それは計算上はできると思うのです。ただ、実際に年金から天引きされて、今でも少ない年金なのに、これ以上引かれて、生活できないというような声があなた方には届いていないのですか。音更だけ問題にしたところでこれは始まらないのですが、今、本当に全国的にそういう状況になっている、そういう心配があるということで、私は是非対応をしていただきたいなというふうに思います。この問題ではもう1点だけ。現在、介護保険料といいますか、40歳から64歳まで人が払っている方々、今度は74歳までになると思いますけれども、支援金、これが国保税と一緒に徴収することになりますよね。これは別枠というか、今はこれは何のためという目的、何に使われるとはっきりしないけれども、今度はきちんと後期高齢者用の徴収が行われると思うのですが、これについての金額等の試算は出されておりますか。どの程度の支援金になるのか、お答えいただきたいと思います。
答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)
国の方の試算が現在出ておりまして、年額3万9,500円というような数字が出ております。
再質問 8番 真田健男
そういうことで、どの分野でも負担が今まで以上にふえる。その反面、収入は減るというような、特に高齢者にとってはそういう状況なので、先ほど言った住民の生活を守るという問題とも関連をするのですが、本当にいざというときのための保険であるのですが、その保険料を払うこと自体が生活を圧迫するような状況になってきているという問題点も押さえて、この問題ではちょっと対応をしていただきたいというふうに思っております。それからもう1点、昨日、佐藤英議員の一般質問の中で、ゆうゆう検診の問題が取り上げられましたけれども、今度の法改正の中で、自治体検診は今までと違ってきますね。今後は保険者ごとの検診をすると。音更町は国保の保険者ですから、国保の人を対象に保健事業を進めていくことになると思うのです。健保は健保でやるし。ですから、その辺、どのように法改正が行われたのか。従来のような形でのゆうゆう検診は変わるのではないかと思いますので、そのあたりについても説明をいただきたいと思います。
答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)
今回の法改正の中で、三つの柱がございまして、医療の確保と予防の重視というようなことと、医療費の適正化、また、超高齢化社会を展望した新たな制度というようなことの3本柱となっておりまして、今おっしゃられましたのは予防の重視というようなことでございます。生活習慣病対策の取り組みというようなことが目標となってございまして、現在、市町村が実施しております基本検診につきましては、ゆうゆう検診ということで、国の制度で40歳以上でありますが、本町は35歳以上ということで実施をしているところでございます。それで、今度の制度によりまして、今お話ございましたように、それぞれの保険者が実施するということになります。そのそれぞれの保険者が実施する内容につきましては、特定健康診査というような名称になります。そして、特定保健指導というものがそれぞれの保険者に義務づけられてございます。それで、これに基づきまして、現在行っておりますゆうゆう検診を、この検診項目を、一部新しい方法によりまして、音更町としても進めてまいりたいと思っております。それで、現在は内容的には血液検査、尿検査、血圧測定など、そのほかにがん検診なども一緒にさせていただいておりますが、今度につきましては、まず質問事項等がございます。それから、身体測定、身体診察、血圧測定、血液化学検査、それから、肝機能検査、腎機能検査、それからヘモグロビンA1-C検査、血清、尿酸検査などが検診項目となっているところでございます。それらの結果を見まして、医師が必要と判断した場合については精密検診を行うというようなことでございます。
再質問 8番 真田健男
そこで、自治体で検診をやっていますが、またこれも今回の法改正の中身で、検診の受診率が上がらない、あるいは目標とした成果が得られないという場合に、支援金をふやさなければならないというようなペナルティがここの中に入っているのではないかと思いますが、その点はどうでしょうか。検診がきちんと行われて、私もちょっとまずいあれになるかもわかりませんが、特に今のいう成人病的なところが重視されてくるわけですけれども、検診が目的どおり、あるいは目標とした数値が達成できなかった場合のペナルティ等も出てくる。これも後期高齢者とのかかわりもあるのでないかと思うのですが、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)
その件につきましては、今度の制度におきまして、平成25年からとなってございまして、医療保険者、国保とか被用者保険者ごとの達成状況に応じまして、支援金の加算、減算を行うというような連絡をいただいておりますが、中身につきましては、まだ詳細が出ておりませんので、以上のような情報しか入っておりません。
再質問 8番 真田健男
この問題では最後にいたしますが、確かにこれは国の制度として、法改正に基づいて設置されるものですけれども、今よりも高齢者や住民にとって負担ばかりがふえるようなものにならないような対策というか、これも制度がスタートしてからでも努力していかなければならないのではないかということを意見として申し上げて、この問題については終わりたいと思います。二つ目の問題ですけれども、市町村会等の問題で、先ほど山口町長は、町村会等で動いたときには、全て町村会の費用で動いているというふうに言われたと思います。それから、今後、帯広のスピードスケート場建設、今のところは考えていないということなのでしょうけれども、私は、いずれ支援要請等が町村会等にもあるのかなというような心配をしたところなのですが、それはないということなので、そのように受けとめておきたいというふうに思います。ただ、スピードスケート場については、町村会としても是非十勝に設置してほしいというようなことで要請行動をしたと、そのこと自体はわかるのですが、他の自治体、首長さんの施策等については、町村会というのは、基本的に尊重するということで動いているということなのでしょうか。例えば、これは建設自体は帯広市の問題ですけれども、本当に十勝はスピードスケート王国といいますか、スケートなどで言えば、だからそういう施設があっていいと、それは一般的にわかるのですけれども、本当にそれをやるのであれば、やっぱりこれは国の事業といいますか、日本を代表するような選手を育成するというようなことであれば、そういうことにもなると思うのですが、山口町長自身は、町村会の役員だから帯広の施策についても賛成をするのだということなのか、なかなかよその町村のやることに対してああだこうだというのは言えないのだろうというふうにも思うのですが、帯広のスピードスケート場建設については、さきの市長選の結果に見られるように、本当に市民世論を二分しているような側面もあると思うのですが、町村会として行動するときに、その辺の問題というのは特に考える必要はないというか、御本人がそう思っているのであれば、それ以上のことはないと思うのですが、基本的によその自治体がやることに対して意見を言うということには恐らくならないからそうなのかなという気もするものですから、そのあたりについてはどんな考えをお持ちでしょうか。参考までにということになるかもしれませんが、お聞きします。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
これは実は帯広市で是非建設をしたい、既に今お話のように、第3選目の大きな一つの政策項目ともいうことになったわけでございます。問題は、町村会というのは、あくまでも全体のための町村会でありまして、1市、1町のためではないということでございますけれども、ただ、考え方としては、たとえそれが1町村の問題であっても、やっぱり町村会として、是非あそこのまちのために支援をしよう、まさに十勝は一つだと、こういうようなことになれば、そういう形で支援をする場合もあるだろうと。例えば、十勝に町立病院、そういうのが9町村ございます。そういう医療機関を持っているところは大変な財政運営で迫られているというようなことになりますと、それは単に9町村の問題だけではないだろうと。十勝民のために病院が必要だとするのであれば、やはり町村会挙げて支援をしようではないかと、こういう場合もあります。そんなようなことで、実際にまたやってもいるわけです。それで、このスケートについては、先ほど言ったことに尽きます。なお、帯広市長さん、わざわざ音更にもおいでになって、だいぶ前ですけれども、そういう金銭的な支援とまで言いません。是非十勝に、それで帯広市としては更なる道立で、あるいは国立でというようなことをできれば願っているわけですけれども、そう世の中甘くないといいますか、道においても国においても財政難であるというようなことからして、なかなかそこまでトントン拍子とはいかないわけでありますけれども、そういう町村会に出て、また是非そういう考え、今申し上げたような考え方を示されたという経緯がございます。そんなことで、決して今も気持ちは、私自身は変わりませんし、一銭なりとも助成をしてまで是非ともというようなことにはなりません。私どもは隣町村として、年間維持管理だけでも2億円ぐらいかかるそうです。出来上がった立派なものを安く使わせていただければ、町民も大喜びで利用していただけると、そういう利活用の面で側面的に協力もし、多くの町民に御利用もいただく、こんな考え方でおります。休憩(午後 3時05分)
再質問 8番 真田健男
それでは、町村会の関係でもう1問だけといいますか、先ほども言いましたけれども、中央だとか道営の要請行動等というのは、町村独自の問題もあるでしょうけれども、町の問題とも絡めてというようなケース、その逆のケースもあるのかもしれないのですけれども、そういう町村会でのそういう行動、会合等というのは年間どれぐらいあるものなのか。恐らく管内でやるときには、公用車等は、それは町のあれで使われる程度のやつは特に問題ないとは思うのですが、基本的にそれぞれの町村会の仕事であればそちらの費用負担で行うと。町費は絡んでいないというふうに先ほど答弁いただいたと思うのですけれども、いろいろなケースがあるのではないのかなと。それと同時に、町長は、開発公社もそうですし、消防もそうだと思うし、改良区だとか、いろいろ公職、いっぱいお持ちだと思うのですが、それらの行動も同じような関係なのかな。基本的には全然費用等は、町費の使用はないというふうに受けとめていいのかどうか。年間の、町村会に限って言えばどの程度のそういうものがあって、それらの会計処理は町費の持ち出しにはなっていないということの確認でいいのかどうか、再度そこをお願いします。
再質問 8番 真田健男
通告じゃないですが、答弁お願いします。
再質問 8番 真田健男
それでは、そこのところは省略をいたします。それから、3番目の問題ですけれども、確かに来年度予算の編成に当たっては、今まで以上に一層の選択と集中というようなこと、言葉としてはわかる気がするのです。ただ、今年と来年とでどういうふうにそれが事業なり政策決定に反映してくるかというのがほとんど見えない。18年度の予算編成においても選択と集中は編成方針の大きな柱に掲げられたと思うし、今年初めて出てきたものではないと思うのです。だから、基本的には財政健全化5カ年計画に盛られた内容を恐らく淡々と実行するというようなことが基本なのではないのかなというふうには思うのですが、計画には盛り込まれていないもので、何をするというものがあるのかどうか。あるいは、計画に盛られていたけれども、それはやらなくなったというものがあるのかどうか、まずその点についてお聞きします。特に選択と集中の中身、来年度の場合、どんなことを想定して、そういう表現になっているのか、そのあたりについて説明をいただきたいと思います。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
先ほども話をさせていただきましたけれども、大つかみの中での計画という段階でございまして、これから主要施策、あるいは経常経費的な予算査定というのはこれからの段階でございます。そういう中で、不安定要素があるのが、来年度の事業ということになりますと、交付税の行方はどうなるのか、あるいは税収がどの程度伸びるのか、少なくなるのか、そんなようなことがある程度の見込みといいますか、その辺のところについては確かな数字に近い考え方を持って予算編成をしなければならないというようなことでございます。その中で、先ほどもお話ししたと思いますけれども、まずもって今やらなければならないのは、やはり自主自立を目指したこの音更町、この財政を揺るがぬものにしなければならない、そういう考え方からいたしますと、財政健全化5カ年計画、まずもってこの3年目を迎えるわけでありますけれども、これは確実に議会においても特別委員会をつくっていただいて、やはりあるべき姿というものを出していただいておりますから、私としてはそれを受けて、できるだけ音更町の将来といいますか、そういうものを見据えた中でやはり取り組んでいかなければならないだろうと。そのことに第1に掲げているのが、この5カ年計画であろうと。それらの数値等についても、今のところ計画以上にといいますか、そういうことがある程度数値の上でできているわけでありますけれども、それとても、来年度、19年度以降、ある程度の交付税相当額については18年度並みというものの、三位一体等の考え方からいたしましても、19年度以降、20年度、こういったものについてまだはっきりしたものが出てこないというようなことでありますから、やはり私どもは、今ここで甘い考えを持つことがどうなのか。ただし、先ほど御意見ありましたように、さりとて、ただ財政、財政ということだけで、一般の施策そのものが全然進んでいかないということにもならないだろう。先ほどもいろいろ一般質問の中でも、児童・生徒がふえる、そのことによって、これは喜ぶべきことだと基本的に思うわけでありますけれども、現実的には財政的な負担というのも伴う形であります。そんなことからすると、やはり学校の新築、あるいは耐震というものもやらなければなりませんし、また、駒場、あるいは音中の建設というようなことで、ある程度抑えれば抑えるほど後送りになってしまい、それが二重、三重になってしまう、そういうものがございます。ですから、私どもといたしましては、やはりこの音更町の今人口増というようなことによる保育所の問題、あるいは学童保育所の問題、こういったものもあわせ持ってやはり考えていかなければならないというのが現実的なものでございます。そういう当座の5カ年の健全化というものを一義的に、まず基盤というものをしっかりしたものをつくっていきたい、そういう考え方でございますし、その後に来るのが、何と言いましてもやはり総合計画だろうと。5カ年終わって、あと新しく5年が始まる、こういうときでございますけれども、全体的には、私が見る限り、エゴを除いて、本当に今つくっていただいた町民参加の中で総合計画をつくっていただいておりますけれども、今のところ人口の伸びもある。これが全てだとは思いませんけれども、やはり人様が住んでいただけるというのは、そこに音更町の、我々目に見えない、わからないかもしれませんけれども、多くの町民の方々が音更を選定して住んでいただく、それに私どもは当然行政サービスとしてこたえていかなければならないという義務があると。そんな点からいたしますと、やはり総合計画というものを十分見据えていかなければならないし、そういう中に、集中という言葉が出てくるかと思いますし、あれもこれもというわけにはいかないとするならば、そこに選択というものも当然出てくるわけでございます。こういう考え方の中で、総合計画の中でも、やはり教育というようなことを言えば、やはり増改築もしなければならない、あるいは耐震の整備をしていかなければならない。少子化といえば保育所であり、また学童ということも当然考えていかなければならないという、福祉面についても、いいことばかりではなくして、ある程度福祉の保育料というのは国の基準によって決められておりますが、音更町の場合には相当国の基準より遅れた保育料をいただいている。そういうようなことからして、大変な負担どきでございますけれども、少しでもその辺の、子供さんを持つ家庭ということになるわけでありますけれども、町民の皆さん方の御協力もいただかなければならない、そういうふうに思いますし、最後には、医療という問題がございます。非常に音更町内、おかげさまで医療機関もふえてきているというようなことで、非常に結構でありますけれども、昨日お話ししましたように、高速から北側に病院がなくなってしまったと。これらあたりも非常的なものとして、私どもも診療所が閉鎖になりましたけれども、おかげさまで医者も今、何とか協力していただけそうだというようなことからすれば、来年、是非開業できるような手はずをとっていきたいなと、そんなふうに思っております。今、一つ一つのものは出ませんけれども、5カ年計画と、それと総合計画にのっとった、今までかなり後送りになっているという、少しひずみが出ております。こんなことについても、この辺は最終的にこれから主要事業の選択をどうするか、あわせ持って財政という問題もございますから、その辺のバランスを考えながらやっていかなければならない。ただ、私の気持ちとしては、確かに健全化も大切でありますけれども、やはり多くの町民にこたえていく施策としては、やはりそういう町民の皆さん方に直接かかわり合いのある事業というものも当然取り組んでいかなければならないのかなと、そんなふうに思っております。予算全体といたしましても、まだ何とも言えませんけれども、今、全会計を入れましても、昨年の場合の当初でもおよそ300億円、こういう形になっております。一般会計につきましては、昨年並みの予算編成ができればなと、そんなふうにも考えてございますので、詳しく一つ一つというわけにいきませんけれども、今、大雑把なつかみでございますけれども、そんなことを考えながら19年度の予算編成に当たっていきたい、そのように思っているところでございます。
再質問 8番 真田健男
19年度予算とのかかわりで、今、総合計画、あるいは5カ年計画ということを言われましたけれども、そこに盛り込まれている大きな事業として、火葬場の改築計画があると思うのですが、5カ年計画の事業調書では、19年度で4千万円、20年度で2億4千万円、21年度で5億6千万円などという計画といいますか、内部的な検討なのだろうと思うのですが、文章になっているものがあると思いますけれども、事業調書で。現時点では、これについてはどのような考えなのか。19年度で4千万円計上されているのではないですか。20年度で2億4千万円、21年度で5億6千万円。これ、まだ場所の問題やら地元の問題やら、全然クリアしていないのでないかと思いますが、どのようになっているのか、説明をいただきたいと思います。休憩(午後 3時32分)
答弁 助役 藤井勉
今お聞きした数字でございますけれども、これにつきましては、総合計画策定時に、一定の大型事業についての考え方といいますか、配分といいますか、そんな形で私ども内部でつくった資料でございます。その後、財政健全化計画の策定に当たって、見直しをさせていただきました。その中で、でき得れば今の総合計画の中の期間中にというようなことで考えておりますけれども、具体的に19年にどうしようという考えには現在なっておりません。財政健全化計画で、いわゆる当時、こんなことでどうだろうとつくった数字でございまして、財政健全化計画の時点で、その数字といいますか、年次については、後送りしたといいますか、そんなような状況になっておりまして、具体的に19年に何を着手するという考え方は今のところ持っておりませんけれども、ただ、いずれにしても、音更町の懸案の大事業でございますから、どんな手法で、どんな形で、どうするのだということについては、逐次研究していかなければならないなというふうに思っておりますので、そのように御理解いただきたいなと思います。
再質問 8番 真田健男
過去に検討された数字ということですけれども、今、5カ年計画で公表されているのは、事業等名までは含まれていないものでして、でも実際に担当のところで進めている5カ年計画というのは、施策まで含めて実行されているのではないのですか。あの議会に出した5カ年計画だけでは事業やっていけないでしょう。具体的なそれぞれの所管ごとの事業計画に基づいて進められているのではないのですか。それはどの年度にどの事業にどれだけ予算計上するかというのは変更するとしても、トータルの部分では生きているわけでしょう。そういう関係があるのではないのですか。全く検討のための一資料で、もう生きていない資料なのですか。その点だけ確認させてください。
答弁 助役 藤井勉
財政健全化計画で私どもが示している建設事業というのは、その年、その年の総枠で、その総枠の範囲内で事業を進めるという考え方で数字を示させていただいておりまして、ですから、その年、その年の建設事業の必要な一般財源を数字として皆さんにお示しをさせていただいておりまして、それがどの建設事業で幾らということは示させていただいておらないはずですから、その範疇の中で、私どもはその年度、年度で、種々優先度、緊急度を当てはめていくと、そんな考え方で進めさせていただいておりますので、そのように御理解をいただきたいと思います。