みんなの議会

音更町議会 平成17年第4回定例会 2005年12月12日

農業を続ける意欲がある農家が、全て今後も営農継続できるそういう政策を求める件について

2005年12月12日、音更町議会の一般質問で、山川秀正議員が「農業を続ける意欲がある農家が、全て今後も営農継続できるそういう政策を求める件について」質問し、町長 山口武敏、経済部長 早川芳夫、助役 藤井勉、総務部長 赤間義章、教育部長 笹本悦夫、民生部長 山川光雄が答弁しました。

質問者
山川秀正 議員
答弁者
町長 山口武敏、経済部長 早川芳夫、助役 藤井勉、総務部長 赤間義章、教育部長 笹本悦夫、民生部長 山川光雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 山川秀正

おはようございます。通告に従いまして、2問について一問一答方式において質問を行いたいと思います。1問目といたしまして、農業を続ける意欲がある農家が、全て今後も営農継続できるそういう政策を求める件についてでございます。10月27日に、農水省から「経営所得安定対策等大綱」が出されました。これは平成19年から、品目横断的安定対策の導入に向けて、今後、担い手育成確保の取り組みを一層強化・加速していく必要があり、そのためには特に今週以降の農閑期の間に各地域における説明会、集落座談会、戸別訪問等を計画的に実施することにより、本対策の内容の現場での正確な周知、本対策の対象者要件を満たす担い手の育成を効果的に進めることとその目的が書いてあり、今年、これから12月から3月に向けての農閑期に、農家の皆さんが準備しなければならない課題がたくさんございます。そういった点から質問をさせていただきたいと思います。今年の3月に閣議決定された食料・農業・農村基本計画において、重要施策の一つとして2007年、平成19年から品目横断的安定対策、品目横断的というのは、従来ビートや小麦・大豆・でん原用馬鈴しょなど、作物ごとに経営安定資金等支援をしていたこの内容を今度は、農家単位に変更するものであります。この経営所得安定対策大綱が発表され、大綱は第1に品目横断的経営安定対策、第2に米政策改革推進対策、第3に農地・水環境保全向上対策の3本柱で構成されています。また、11月9日に、北海道も来年3月の制定を目指した第3期農業振興計画の骨子と、10年後を目標に酪農・肉用牛生産近代化計画素案を発表いたしました。そこで二つの計画の整合性も含め、本町の農業振興にかかわって、次の質問をしたいと思います。まず1点目といたしまして、大綱についての評価と現在までの対応、更に今後、本町農業振興を図る上で、改善を求める点はないか明らかにされたい。2点目、品目横断的経営安定対策の加入対象者の要件を満たすことができないと想定される戸数、その対応策について明らかにされたい。3点目、2007年、平成19年スタートまでのタイムスケジュールを行政と農業者の立場から明らかにされたい。4点目、道の振興計画では、現在の食料自給率192%を2015年に242%に引き上げる目標を掲げているが、大綱では過去の実績に基づく支援だけのように見えるが、どう理解しているのかお伺いをいたします。5点目、大綱では、酪農・畜産この部門については触れられていませんが、今後の支援の動向についてお伺いをいたしたいと思います。6点目、本町の農地と現況地目ごとの面積をお伺いいたします。7点目、農業者への大綱の説明等が必要と考えるが、見解をお伺いします。続きまして第2問、町民の利益と個人情報保護についてであります。社会の発達に伴い、情報の伝達が迅速かつ広域化し、その悪用防止が差し迫った課題として取り上げられ、個人情報保護法が改正されました。それを受けて、本町でも今年の6月に音更町個人情報保護条例が全面改正され、約半年が経過いたしました。個人情報保護法は、個人情報を扱う事業者がずさんなデータ管理や、個人の情報の不正な流用をしないように利用目的を明示し、本人の了解を得て取得することや流出や、盗難、紛失を防止することがなどの義務を定めた法律であります。しかし、この法律施行以後、地方自治体等の公的機関だけではなく、民間や個人を含め、その対応に戸惑った場面に幾度か出会いました。また、全国紙等にも過剰反応等についての報道や国民生活情報センター、これに持ち込まれている相談内容等が報道されております。そうした点から、次の点についてお伺いをしたいと思います。1点目といたしまして、本町役場窓口等で個人情報に関する苦情・相談等の受理件数と対応についてお伺いをしたいと思います。2点目、本町の個人情報保護条例第8条利用及び提供の制限、第19条裁量的開示等の事例の発生状況について明らかにしていただきたいと思います。3点目、実施機関が公益上必要があると認めたときとは、どんな場合を想定しているのか、お伺いをいたします。4点目、交通遺児支援や歳末支援等、個人や世帯の特定が必要な情報の提供は可能かどうか、この点についての御判断もお伺いをしたいと思います。以上、2問について、御答弁よろしくお願いを申し上げます。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

1点目の農業についての御質問に、一括してお答えをさせていただきたいと思います。御質問にありますとおり、今年3月に見直しされた新たな食料・農業・農村基本計画に、平成19年産から品目横断的経営対策の導入が明記されたことを受けて、去る10月27日に、経営所得安定対策大綱が決定されました。この品目横断的経営安定対策は、これまで全農家を対象とし、品目ごとの価格に着目して講じてきた政策から、担い手に対象を絞り、経営全体に着目した政策に転換するという戦後の農政を根本から見直す大きな改革であると考えております。この基本計画が決定されて以来、町としては、この対策の対象となるための最低条件が認定農業者と明記されたことから、まずは多くの方々が認定農業者になっていただくことを早急の課題ととらえ、両農協と連携して農業者に周知してきた結果、今年3月末現在の認定農業者544戸は、11月末現在で693戸まで増加しております。大綱が決定されたことを受けて、また、認定農業者になっていない方々に対して、今後も認定を働きかけていきたいと考えております。品目横断的経営安定対策の骨格は、品目別ではなく担い手の経営全体に着目し、市場で顕在化している諸外国との生産条件較差を是正するための対策を導入するとともに、販売収入の変動が経営に及ぼす影響が大きい場合に、その影響を緩和するための対策を実施するとされており、具体的には「生産条件較差是正対策」、「収入変動影響緩和対策」の2本立てとなっております。大綱によりますと、「生産条件較差是正対策」は、対象品目が麦・大豆・てん菜・でん原用馬鈴しょの畑作4品目とされ、「収入変動影響緩和対策」には更に米が加わり、農業者の皆さんがこれらの対策の対象となるには、個別に加入手続が必要となってまいります。農業関係者が一番気になっていた、この対策に加入できるかどうかの要件につきましては、まず認定農業者、または集落営農組織であることとされ、かつ経営規模条件として、認定農業者が北海道で10ヘクタール以上、都道府県で4ヘクタール以上、集落営農で20ヘクタール以上とされております。今年度の営農実態調査に基づき対象品目を作付している農業者に限って推計してみますと、対象品目を作付している農業者が約680戸で、このうち経営規模10ヘクタール以上が610戸であり、これらの方々は加入の要件を満たしていると見込まれます。したがって、差し引き70戸が経営規模要件においては、満たしていないと見込んでおります。ただし、国の説明によりますと、この経営規模の確認はあくまでも農業委員会の農地基本台帳の「田」と「畑」の合計面積によることとされておりますので、今、お示しした戸数は、あくまでも営農実態調査に基づく推計であることから、今後、農業者の皆さんは、各自の台帳の確認作業が必要になってくるものと思われます。なお、本町における農業基本台帳の田と畑の合計は、2万1,439ヘクタールとなっております。このほか、対象となるための特例が設けられており、経営規模が10ヘクタールに満たなくても一定の農業所得を確保し、対象品目の収入、所得または経営規模が農業収入、農業所得、または経営規模のおおむね3分の1以上であれば加入対象となります。先ほどの推計の10ヘクタール以上という要件を満たしていない農業者につきましては、この特例により相当数が加入対象に入ることができるものと考えておりますが、個別の農業所得確認ができないため、この特例による対象者については推計しておりません。また、新しい対策の支払いは、先ほど申し上げました「生産条件較差是正対策」においては、過去の生産実績に基づく支払いと、当該年の生産量・品質に基づく支払いによることとされております。また、第3期北海道農業・農村振興推進計画の骨子案が先月示されました。これは、本道の農業・農村をめぐる情勢の変化や課題、期待される役割などを踏まえ「北海道農業・農村振興条例」に基づき、農業・農村の振興に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、平成18年から22年までの5カ年間を計画期間として算定される計画の骨子ですが、議員がおっしゃるとおり、この中に北海道における供給熱量ベースの食料自給率について、平成15年度の192%が、平成27年度には242%と試算されております。これは、国が3月に決定した基本計画で、供給熱量の食料自給率を現行の40%から、10年後には45%とする目標を掲げたことから、国産供給熱量の約20%を供給している北海道が、我が国の食料自給率の向上に最大限寄与していく姿勢を示すとともに、農業生産に関する北海道全体の生産努力目標を設定し、これをもとに試算されたものであります。これは品目横断的経営安定対策の導入により、専業的な担い手農家への生産比率が高まってくると推測されることから、北海道の自給率が高くなる試算になると考えられます。品目横断的経営安定対策の対象となるための要件につきましては、特例措置を設けられ、本町でも当初予想されていたよりも多くの農業者がクリアできるものではないかと思いますので、一定の評価はできるものではないかと考えておりますが、詳細の要件がまだ示されておりませんので、加入できる・加入できないの判断が現時点では不透明な方々や対象とならない農業者の方々の対応、更には、大綱の改善を求める点につきましては、今後、関係機関と検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。各農業者の加入手続は、国の説明では来年の夏から秋ごろとされておりますが、具体的な加入手続の開始時期・締め切り時期は、今後の検討とされております。なお、町内農業者への品目横断的経営安定対策の説明につきましては、まだ詳細な内容が明らかになっていない中でも、現時点での制度の周知は町としても是非必要と考え、今月22日に北海道農業事務所等の職員を招いて説明会を開催する予定となっておりますので、御理解を賜りたいと存じます。酪農・畜産振興につきましては、食料・農業・農村基本計画の中で、品目別施策で対応することとして位置づけられており、現在、北海道において平成27年度を目標とする酪農・肉用牛近代化計画を作成中であります。素案の段階ではありますが、酪農においては国産乳牛・乳製品需要が安定的に拡大することを前提に、経産牛頭数や1頭当たり乳量の増大が計画されております。また、肉用牛については、国の基本方針でも本道に大きな期待が寄せられており、このことを踏まえて本道の基幹産業として振興していくという基本的な考え方のもとに、意欲的な目標を設定し、「安全・低コスト」の肉用牛生産を基本に、平成15年度対比1.5倍の頭数となっており、これらの達成に向けて積極的な推進をしていく計画となっております。いずれにいたしましても大きく変化する農業情勢において、将来を見据えた本町農業の確立を図るためには、両農協及び関係機関との連携を一層密にして対応してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2点目の町民の利益と個人情報保護についてお答えをさせていただきます。まず、窓口等における個人情報保護に関する苦情等の受理件数と対応についてでありますが、本町におきましては町の実施機関が取り扱う個人情報については、それぞれの所管課と総務課が連携して対応することとしており、また、事業者が取り扱う個人情報の保護について、住民から苦情処理のあっせんなどがあった場合には、広報広聴課と総務課が連携して対応することとしておりますが、現在のところ苦情等は寄せられていない状況にございます。次に、利用及び提供の制限と裁量的開示等の事例及び実施機関が公益上必要と認める場合、並びに交通遺児支援や歳末支援等に必要な個人情報の提供につきましては、関連がありますので、一括してお答えをさせていただきます。実施機関が保有する個人情報については、個人情報保護条例第8条で「利用及び提供の制限」を規定しており、実施機関は取り扱い上の目的を超えて内部で利用することや、実施機関以外のものに提供してはならないこととされております。ただし、「本人の同意があるとき」や「法例に基づくとき」、「個人の生命、身体又は財産を保護するため、緊急かつやむを得ないと認められるとき」、さらには「実施機関が公益上の必要があると認めたとき」については、例外的に内部で利用することや実施機関以外のものにも提供することができることとなっておりますが、その場合においても本人や第三者の権利利益を不当に侵害することのないようにしなければならないこととされております。なお、「公益上の必要があると認めたとき」の判断に際しては、個人情報を利用する目的や、利用することによって生ずる本人の権利や利益への影響などを慎重に考慮するとともに、公共の利益や本人の利益による合理的な理由があり、かつ権利や利益を侵害するおそれがのないことが認められるやむを得ない場合に限定して、対応しなければならないことといたしております。そのため、交通遺児の支援や歳末支援等に必要な個人情報の提供につきましても、公益上必要があるか否かを判断することとなりますが、国や地方公共団体等については、法令などにより個人情報の保護について規定されておりますので、これらの公共団体が実施する住民等の支援事業については、個人情報を提供できるものと考えております。また、民間事業者については、個人情報のデータ数によって、個人情報保護取扱事業者になるか否かは、個人情報保護法で定められており、データによって識別される人数が5千人を超えるものについては、個人情報保護取扱事業者として法の適用を受けることになっておりますが、5千人以下の小規模な事業者は、保護の適用外となりますので、その事業者が個人情報保護取扱事業者に該当するかどうかを初め、個人情報の保護に関して適切な措置がなされているかなども考慮した上で、民間事業者等が実施する支援事業等に当たりましては、個人情報を提供するか否かを判断することになるものと考えております。なお、町の実施機関内部で利用した事例といたしましては、高齢者表彰式の対象者や百歳以上の長寿者、交通安全対策啓発事業の対象となる高齢者などを把握するために、住民記録情報として登録されている、氏名・住所及び生年月日等の情報を利用しております。また、実施機関以外に提供した事例といたしましては、国営地域整備方面検討調査において、士幌川流域地区の地区調査移行に伴う受益者面積調書を作成するために、農業委員会の土地台帳に登録されている土地の所在番地や登記面積、所有者等の情報を農業委員会から町に提供していただいております。なお、条例第19条では、実施機関が保有する個人情報について「裁量的開示」を規定しており、開示請求に係る個人情報の中に不開示情報が含まれている場合であっても、個人の権利利益を保護するために特に必要があると認めるときは、開示請求者に対してその個人情報を開示することができることとしておりますが、現在のところ、この規定による開示の事例はない状況にございます。いずれにいたしましても、町の実施機関が保有する個人情報の保護につきましては、今後とも適切に対応してまいりたいと存じます。以上で答弁とさせていただきます。

再質問 6番 山川秀正

それでは、一問一答で再質問をさせていただきたいと思います。まず1点目の経営所得安定対策大綱に関してでございますけれども、私の設問の1番目、大綱の評価という部分ですか、この点について理事者の判断が述べられていなかったので、まずその点についてお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

詳細についての答弁はなかったかと思います。御承知のとおり、これからの農業というのは、単に日本農業という考え方だけではなくして、やはり国際化の中における農業の生き残り、こういうようなことから先ほどもお話させていただきましたように、今までの50年間の流れの中で大改革と称されるような価格補償から、経営安定対策というようなことから所得補償に、今、切りかわったというようなことでございます。これらの詳細については、まだ十分な算定なりそういったものがまだ示されていないわけでありますけれども、特に北海道・十勝という日本農業の食料の生産基地であるというようなことから、将来ともにこれらの日本農業という言葉の中にはありますものの、国際農業に太刀打ちできるようなこれからの経営を考えていかなければならないというのが、これからの農業に残された大きな課題でもあり、そこに生き残っていけるかどうかというような、非常にこの基本計画そのものが、いよいよ19年からそれらの考え方が始まるということでございます。私といたしましては、やはり北海道の中の十勝は食料生産基地だとそういうようなことも言われておりますし、十勝の生産額にしても北海道の自給率だけ言えば、おおよそ200%の生産力を持っているとも言われておりますし、また、十勝だけを見ますと、おおよそ240%とも言われる食料生産の能力を持っているわけでございます。ただ、こういう中で私どもも今ままで価格補償から経営補償と、所得補償というようなことで、この算定方式がどういうふうになるのか、今までの形がいいかどうかという、ただこれは日本的な考え方だけではなくして関税等の限度と、こういうようなことから相当世界から厳しく押さえつけられているといいますか、そういうような傾向に今あるのかなと、そんなふうに考えております。いずれにしましても、これらのことが具体的に示されてこなければわからないわけでありますけれども、ただ、私ども全般的に日本農業のあり方というのは全国画一的な、先ほどお話ししましたように、これからの担い手、やる気のある農業者の皆さんには国は思い切って協力しましょう、支援をしましょうというような形で言われております。そんなことからすると、やはりこれからの農業というものはやっぱり経営でありますから、経営安定というようなことを前提で考えるということが必要だということと、もう一つ欲を言えば、やはり何といっても北海道は専業農家でありますから、兼業農家とそういうものをどうしても全国画一的に扱うと、比較的本州の農家の経営面積というのは少ない。中山間、ああいう一つの政策がどちらかというと、本州向きの政策として言っているわけでありますから、どうしてもそういう兼業農家とあるいは専業農家の違いというものがありますから、私どもはいつも言っていることは、やはり北海道は北海道に合ったひとつ日本の食糧基地として、十分農家個々が生き残っていけるような、あるいは価格についても経営が成り立っていくような、そういう一つのメニューというものが必要ではないかと。そんなことを常日ごろ言わさせてもいただいておりますし、陳情要請活動にもそのことが必ずつきものとして、強く今も要請をしているというようなことでございます。大綱でございますから、今は総体的なことを申し上げさせていただいたわけでありますけれども、そういうようなこれからの考え方を持ちながら、国へ対して強く要請するなり、あるいは北海道一丸となってそういうことに可能性を求めて追求をしていく、こういうような考え方で今後ともそういうことを前提に置きながら取り組んでまいりたいと、そのように思っております。

再質問 6番 山川秀正

北海道の経営形態に合った農業政策を求める、それはまさにそのとおりだというふうに私は思うのですけれども、ただ、今、北海道全体で言いますと、農家戸数が5万2,500戸、そのうち、今、町長答弁にもありました主業農家といいますか、農業を主になりわいとしている農家戸数が3万8,200、そのうち10ヘクタール以上をクリアしている人が2万7,900ということで、先ほど答弁にもありました今回の経営支援を受ける部分での認定農家であって、10ヘクタール以上をクリアしているという部分からすると5万2,500、これに掛け算すると、残念ながら55%ぐらいしかいないのですよね、北海道全体の農家戸数で言うと。音更町は、先ほどの答弁では4品目を作付けしている農家が680で、そのうち610戸が10ヘクタールをクリアしていると。そういった点で言えば、畑作専業地帯といいますか、個々の経営規模の大きさが、そういった点で割合的には非常に高くなっているということはわかるのですけれども、ただ、全体として見たときに、やはり北海道で言えば45%ぐらいが今回の支援からはじかれる、音更は70戸ですから全体のという部分では、本当に1割程度ということになると、率が少ないからいいのだというふうに言ってもいられないのではないかという気がするのですよ。だからそこら辺で、まず、次にお伺いをしたいのは、おおよそ70戸が10ヘクタール未満と、そういう状況の中で先ほど答弁にもありましたいろいろな所得による特例とか、それから農地が少ない場合の特例、こういったことが述べられているのですけれども、そういった部分で救済される農家もあるのかなという気はするのですけれども、ただ、町として是非考えてほしいなと思うのは、やはり70戸の農家を今後とも営農を続けれるような指導・援助といいますか、そこら辺についてどう考えているか。認定農家が、今年の11月末で693戸ということですから、当然、認定を受けた農家の中にも面積要件クリアしていない方がいらっしゃるということは、83戸ですか、いらっしゃるということは間違いないので、そういったことでこの面積要件をクリアできない農家・地域というのは、音更町で言えば水田が遅くまで残っていた下士幌地域が中心になるのかなという気がするのですけれども、そういった部分の中でどうやって、せっかく認定を受けて農家をやりたいという人が693いるわけですから、その人たちをどのように今後、指導・援助していくかという点でお考えをお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

これは先ほども申し上げましたように、農業政策の中においても価格補償という従来からやってきた一つのパターン、また、生産者皆さんもやはり政府勧奨作物、こういうようなことで重きがおかれた、そのことによってまたいろいろな弊害もあることも確かなのかなと、そのように思います。先ほどもお話ししましたように、確かに残り70戸の農家の方々が10ヘクタール以下でも救われる、これはその経営内容というか、そういう農業所得そのものの分析された一つの取り扱いにされるのではないかなと思いますけれども、今のところ文言として4ヘクタール、10ヘクタール、中央で20ヘクタールこういうような形でございまして、この20というのはどちらかというと、本州向きであり、水田農家の経営面積の少ないそういう方々がこういう分類の中に入ってくるのかなと、そのように思います。いずれにしても70戸の中から、1件でも多く救われるような手だては今後農協さんとも十分連携をとりながら、考えて取り組んでいかなければならないと思いますし、また、この22日にこういった方面の話も少し深まるのかなと。ただ、今のところは10の一定の基準ではあるけれども、それ以下のものでも救われるのだと、こういうような部分的な話で、私どもの方に担当から聞いても、具体的なものはまだその段階まで至っていないと、こういうようなことでございます。これは一定の基準でありますから、70戸全てをというようなわけにはいかないのかなと思いますけれども、今、議員がおっしゃるように1件でも多くのやる気のある担い手の方々のためにも、10ヘクタール以下でも救われるというような道が残されているようでありますから、最大限その辺については努力をしてまいりたいなと、そのように思います。

再質問 6番 山川秀正

最大限の努力をするということですから、そこは是非、せっかく認定農家になってという部分での本人の意欲が、そがれることがないように求めておきたいなという気はします。ただ、やはり具体的にといいますか、先ほど質問の中でも冒頭述べましたとおり、タイムスケジュール的には来年の6月、何ぼ遅くても秋まき小麦の播種が9月ですから、そういった点からすると、播種前に契約を済ませていないと、支援の対象にはならないというのが今の小麦の作付けですので、そういった点からすると、幾ら遅くてもそこまでにそういう方に対してといいますか、例えば一つの手だてとしては集落営農というスタイルがあると思うのですけれども、そういう集落営農これも、今、町長が答弁したとおり、20ヘクタール以上ということなのですけれども、いろいろと細かい要件を探っていくと、何といいますか、条件不利地、この場合の特例、それから集落で農地が少ない場合の特例というのもあるのですよね。ですから、例えば下士幌地域、だから集落という単位が実は私もこの間見えてこなくて非常に困っているのですけれども、先月、北海道に聞きますと、北海道では6,900の集落があって、その集落の平均耕作面積は160ヘクタールですよというのが、今、それこそ大綱の中の部分で明示されている面積なのですよね。だから、そういった点からすると、一つは集落という単位が例えば音更町の場合、一つ一つの行政区こういうふうに見ることができるのか、はたまた小学校校下単位なんていう話になってしまうのか、そこら辺が見えてこないと、なかなかそういう集落営農の対応もできないのかなという気はするのですけれども、そこをまず早くつかまないとといいますか、例えば私の行政区は今農家やっている方が13戸いて、それこそ行政区という単位で見たら、160ヘクタールという面積の3倍近い面積があるのではないかなと思うのですけれども、そういう形で一つ一つの集落の単位が早い段階で明確にしないと、この対応が遅れるのではないかなという気が率直にするのですけれども、是非その点を国や道に早急に明らかにするように求めたいなという気がするのですけれども、それと合わせてタイムスケジュールの話で、何ぼ遅くても来年の9月という話ししたのですけれども、今、農水省が出している品目横断的経営安定対策のポイントという発信を見ますと、平成17年には経営所得安定対策等大綱の決定ということですから、今、示されている内容だというふうに思います。それで、18年は関係法令等の整備ということなのですけれども、これは新年度の通常国会に関係する法案をどんどん提案していくと。この点については、農水省のホームページのQ&Aでも明快に述べているのですよね。そういった状況の中で、例えば今の進めようとしている政策の中で、一つはWTOの中で「緑の政策」と言われている面積にべたづけといいますか、これに対する支援、これが緑の政策というふうに言われているのですけれども、この面積にべたづけする部分と、それからこれは「げたの政策」というふうに言われていて、それにプラス経営全体の収入の増減額これに対する補てん、俗に「ならしの政策」と言われているのですけれども、この部分と両方走るというふうに言われているのですけれども、このタイムスケジュール見ていて非常に私不安に思っているのは、例えば今年ビートの本精算が来年の1月31日、初めて年明けの本精算ということになるのですけれども、このイメージ像を見ますと、「当年産の出荷販売量などを確認してから」ということですから、このイメージ図には生産条件格差是正対策交付金の交付は年内、平成19年度からスタートすれば、19年度の末には支払うというようなイメージ図にはなっているのですけれども、実際問題として出荷販売量などの確認この作業ということになると、本当に年内支払いがちょっと私は難しいのではないかなと思ってこの図を見ているのですけれども、それと合わせて、収入下落のあった場合の収入変動影響緩和策、これについては最初から年内支払いでなくて、翌年度支払いという内容になっているのですけれども、今の農業経営というのは出来年単位といいますか、1月1日から12月31日、農協の組勘制度もそうですけれども、そういった形で行われている状況の中で、支援を含めての決済といいますか、これがその年中には残念ながら行われないような状況があるのではないかという気がして非常に不安なのですけれども、そういった点で確かな情報といいますか、そこら辺がおわかりでしたら教えていただきたいのと合わせて、こういった部分についてはやはり年内に支払うように、最大限努力するというような働きかけをしていただきたいなというふうに率直に思っているのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)

今、お話ありましたように、タイムスケジュールといいますか、冊子によって示されてございますけれども、本当に今お話あったように、大まかなイメージといいますか、そういうスケジュールでございまして、詳細なスケジュールはまだ決まっていないというようなことで、私どもの方も確かな情報といいますか、そこまではつかんでいないということでありますので、御理解をいただきたいというふうに思います。

答弁 助役 藤井勉

今、部長から答弁申し上げましたように、おっしゃるとおり、まだ法律も整備されていない状況でございまして、特に支払いの部分については、まだ情報が入っていない状況でございます。私どもといたしましても常に情報の収集に努め、それによって少しでも早くそういう精算ができるようなことについて、関係機関と連絡をとりながら要請するものは要請をしていきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。

再質問 6番 山川秀正

情報が定かでないのでという部分は十分理解をしていますので、そういった点では、私それこそ農業の問題取り上げるたびに、何回も理事者の皆さんに要望申し上げているのは、畑作農業の情報の発信、それから政策の決定等について正確な実態・実情を反映できるのは、十勝管内の音更町は、その一番大事な部分を占めているというふうに私は率直に思っています。そういった点で、是非今要望した点についてもそういう方向で、制度決まってしまったら、それは残念ながら5年間ぐらいは固定するというのが今の報道されている内容ですから、そういった点からすると、決まる前にそういった部分を強力に是非年内決済ができるような内容にするとか、そういった部分で働きかけていただきたいなというふうに思っているわけです。それと合わせて、そういった部分で要望しておきたい点について述べておきたいと思いますけれども、一つは、今、報道されています、大規模経営支援といいますか、農家単位の経営支援になる基礎数字ですか、これが実績中心なのですよね。それで、今日も来る前にインターネット見ていましたら、農水省から、農協とか、大豆・小麦・ビート・でん原用馬鈴しょ・でん粉用馬鈴しょを扱っているJAとか業者の皆さんに、「12年度以降の実績を保持しておいてください」と、そういう何といいますか、お願いといいますか、依頼の文書が明快に出ているのですよね。だから、当然、その文書を見ると、12年以前の実績は、一つも緩和されないなというのが読み取れるのかなという気がするのですけれども、ですからそういった点からしたときに、例えばならしの政策で言えば10年、18年とか、いろいろ言われているわけですけれども、そういった点で実績オンリーでいくと、先ほど町長が今後、担い手が規模拡大をして経営を発展させていくという部分で、実績がない農地、この移動が非常に難しくなるのではないかというふうに私は率直に思っているのですよね、これは農業委員会にとっても大きな問題だと思うのです。過去に、ビートや米も含めて5品目を作付けをした実績のある農地については、売買になって新しく取得した人は、その実績を活用して面積をふやすことができる。しかし、野菜とかその支援の対象になっていない豆類とか、それから酪農家の飼料作物等々がつくられていた農地については、そういう実績がないから残念ながら規模の拡大につながっていかない。それで、残念ながらこの点については非常に明快なのですけれども、国は、北海道の見解でもそういう部分で面積が拡大できるといいますか、そういう部分ってあるのですかと聞いたら、新規就農者、18年度以降の新規就農者とあとは離島だけですと、明快なのですよね。ということは、音更町はそういった部分、要件に当てはまらないから、土地を買って面積をふやそうとしても、支援を受けた作物はつくられないというそういう可能性も非常に高いという懸念があるので、そういった点についても担い手を育成するという観点、それから若い農業者後継者はそれこそ父親を超えて農業経営を発展させていく、そういった視点から見たときに、そういった実績中心だけで本当に農業の発展、それから自給率の向上という部分が図れるかどうかというのは私疑問を持っていますので、その点についても是非働きかけていただきたいということを要望しておきたいと思います。それで、この問題の最後なのですけれども、北海道の基本計画この点についてちょっとお伺いをしたいと思いますけれども、先ほど答弁ありましたとおり、2015年には北海道は自給率を242.50%に引き上げるという明快な目標を持っているのですけれども、そういった点では逆に言えば今の経営安定対策で出されている実績中心の部分と、どうも私自身は整合性がとれないのではないかというふうにとらえているのですけれども、その点については、どのようなお考えをお持ちかという部分をお聞きをしたいと思います。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

一つの流れといいますか、国が一つの政策があり、そして国の政策にのっとって北海道の農業のあり方というものが具体的に示されていくのかな、確かに国は今カロリー計算でも40%を45%にすると、この話も何回かお聞きしているわけでありますけれども、それが北海道に対して、その分のうちのどの程度を農業として生産を上げていくかというような一連のつながりといいますか、そういうものが過去においてなかったと。北海道は北海道独自と、こういうようなことでいくにしましても、今までの流れというものがなかったのではないかなと、そんな気もしているところでもございます。いずれにしても先ほども申し上げましたが、やはり北海道は日本の食糧基地であると、これは自負するだけではなくして、その実績が到達するような考え方というものをしっかり持ってやっていかなければならないのかなと、そういう気もいたします。しかし、これからの農業政策というのは、確かに食糧であるがゆえに経営安定というようなことでそういうものが補償されたり、今までは作物別に補償されてきたわけでありますけれども、また、農業者自身も新たな生き方というものも一面私は取り入れる必要があるのではないかなと。価格だけで経営安定していこうといっても無理だと、日本の農業国十勝としてもある程度、単なる1次産品という原料供給だけではなしに、私もよくお話をさせていただきますけれども、1.5次産業化、2次化していく、これは生産者の皆さん方も農協のある程度指導、行政と一体となってやっていくということも必要でありますけれども、やはりそういうことも付加価値を上げていく、そして農業者の皆さん方も今よく言われているように、安全・安心・安定・安価で、そういうようなものも当然生産者としても考えていかなければならないのかな。ただ、つくればいいという農業だけではなくして、消費者に喜ばれて、そして売れるもの、そういうものをつくっていくということも特に必要ではないかなと。農業政策的なもの、その骨子として当然今御意見にありましたとおり、それを考え、そして実践をしていく、これは単なる政策論だけではなくて生産者の皆さんとともに、お互いの協働の力といいますか、そういうもので一つ一つ達成していく。と同時に、自分自らもやはり生産者として今申し上げたようなことも考えていかなければなりませんし、農協さん自体もこれからの向こう3年間安定した供給ができる、毎年毎年の生産物を取り扱うだけではなくして、北海道の不利な条件といいますか、そういうようなものからある程度蓄えて、そして向こう1年、2年なり必ず安定供給ができる、こういう農協さんの姿勢というものが特に最近伺われますし、やはり私はそうあるべきだと、そういうふうに思っておりますし、そういう面では生産者の方にいじめるというわけではないですけれども、そういう面が少し生産者は足りなかったのではないかなと。ですから、そういう面でこれからも生産者等の皆さんも消費者動向という、産地直送だとか、地産地消だとか、そういうことでどんどん条件的に生まれてきておりますから、そういう面でやはり北海道の農業振興条例までつくっていて、そういう中で取り組んでいくという一定の数値目標が掲げられておりますから、私どももやはり今後、音更町の基幹産業といったらたこできるように、皆さんお聞きになっておりますように、やはり広い意味での関連的な一つの産業からとらえてみれば、やはり工業生産が金額的には見た目は、農業生産の倍以上でいっていることは確かでございますけれども、それらの関連性といいますか、そういうようなものから言うと、やはり今のところ音更町も農業が基幹産業というようなことでございますから、農業が一方でよくならなければ町もよくならないと。極端な話、そういうことも考えられるわけでありますから、今申し上げたようなことも念頭に置きながら、私なりにも力を入れていきたいと、そのように思っているところでもございます。

再質問 6番 山川秀正

あと、農業の部分については2問目もございますので、要望をしておきたいと思いますけれども、もう一つ、酪農・畜産に一つも触れないでということにもなりませんので要望したいと思いますけれども、それこそ道が10年後を目指した、先ほど町長が答弁されましたとおり、肉牛で1.5倍、乳量で100万トンふやすと、そういう骨子といいますか、そこを出たのですけれども、それを受けてといいますか、その後、途端にと言ったら表現悪いのですけれども、北海道の農協酪農畜産対策本部委員会、生乳受託販売委員会、これが開かれて今の生乳といいますか、加工原料乳だぶついているという状況を受けて、AタイプとBタイプに分けて減産の方向打ち出したのですよね。道の計画は10年なのですけれども、この減産計画は18年から22年までの5年間ということで、本当に残念としか言いようがない、せっかく道がそういった方向で延ばそうといった矢先に、なかなか売れ行きが悪くて減産せざるを得ない、農協としてはそういう方向を打ち出したと。しかも今回の減産、前回の減産のときには酪農家一律といいますか、そういう考え方だったのですけれども、今回はAタイプ・Bタイプと。Aタイプは、昨年実績掛ける101%プラスマイナス2%、Bタイプは基準年掛ける90%、1割減産、この両方のここでまた酪農家がどっちを、酪農家自身は本当に好んで10%減産の方を志向するなんてことは私は到底考えられないのですけれども、そういった減産の方向が出された状況の中で、北海道としては延ばしていきたいのだという方向が出ているわけですから、それこそ行政というのは、そういった点では先ほどから町長も強調されていますとおり、農業団体等とも当然協力・協働の関係、それから北海道あたりは農協を指導するという部分でのそういう権能も持っているわけですから、そういった部分で、是非そういった点で酪農・畜産の部分での農業振興につながるように、この減産が逆に言えばいっときでおさまるようにといいますか、そういった部分も含めて協力・協働の関係からもそういう方向で努力を求めて、農業に関する質問は終わりたいと思います。音更町が、それこそ先ほど冒頭町長の答弁にありましたとおり、3月末から11月末の部分で認定農業者をふやしているといいますか、この制度の取り組みを早くやって一定努力されているという部分、それからほかの町村に先んじて、今月の22日にそれこそ文化センターの大ホールという一定構えも大きく説明会も開く、そういった点については、私は高く評価をしているわけです。そういった点で、今後とも農業振興、基幹産業と常々言っているわけですから、そこの農業振興という部分でより一層、それこそ農家の皆さんと力を合わせて、農業団体とも力を合わせて邁進していただくように強く要望して、1問目については終わりたいと思います。続きまして、2問目の町民の利益と個人情報保護についてでございますけれども、(1)の設問が、ちょっと私自身も苦情等はあったかというような「苦情等」というふうに書いたのですけれども、苦情等はないということだったのですけれども、そういった部分で苦情ではなくて相談件数といいますか、窓口に対して、こういった点は個人情報保護法と照らして、音更町の条例と照らして、どうなのだというような相談件数等について把握されておりましたら、まずその点についてお伺いをしたいと思います。

答弁 総務部長 赤間義章(総務部長は2007年3月まで)

相談ということでございますけれども、相談につきましても1件もないという状況にございます。以上です。

再質問 6番 山川秀正

それではちょっと具体的にお伺いをしたいと思います。例えば、私どもがPTA活動をやっているころは、学校とか学級の連絡網等の名簿というのは、PTAの皆さんには配られていたのですけれども、そういった学級や学校の連絡網等というのは、それこそ今現在はどういう対応されているのでしょうか。それぞれの学校の判断なのでしょうか、それとも教育委員会としては一定の考えがお持ちなのか、この点について具体的な問題としてお伺いをしたいと思います。

答弁 教育部長 笹本悦夫(教育部長は2007年3月まで)

その件につきましては、基本的には学校現場において対応しているということでございます。ただ、そういうような諸問題につきまして、当然、個人情報の関係もございますから、校長会等には教育委員会として考え方を述べさせていただいておりますが、それをもとにして各学校現場で対応しているという実態でございます。

再質問 6番 山川秀正

学級・学校の連絡網は、そういうことで校長会には一定の教育委員会の判断といいますか、考え方は示しているけれども、最終判断はそれぞれの学校単位でということなのですけれども、そういった部分で例えばもう1点具体的に、今度はそれこそ総務部の関係になるかなと思うのですけれども、町内会これも今までは、それぞれの町内会単位での連絡網とか一覧表とかという部分が配布されるケースの方が、圧倒的に多かったかなと思うのですけれども、そういった部分での対応といいますか、これについてはどんな判断をされていらっしゃるのでしょうか。

答弁 総務部長 赤間義章(総務部長は2007年3月まで)

町内会の方から、具体的にその町内会に入っている方が、行政区域内に住まわれている方がどういう方というようなそういった請求もございませんし、相談もされていないと、それはそれぞれの行政区、町内会の中で対応をされているというふうに思っております。

再質問 6番 山川秀正

先ほど、冒頭の質問のところでも言いましたけれども、そういったといいますか、今、具体的な事例として二つほど挙げたのですけれども、それ以外でも例えばそれぞれ小中学校には同窓会があって同窓会名簿の作成だとか、それぞれの地域が例えば記念誌の作成をしているとか、いろいろの場面が音更の中でも想定されるし、今後とも出てくるのではないかなと思うのですけれども、そういった部分で残念ながらといいますか、私自身も率直に思うのは、個人情報保護法ができて過剰反応といいますか、従来こういうのがあったら便利だよなと。例えば、今回の全国的に今大きな社会問題になっている小学校児童の刺殺事件等々についても、地域全体でとかそういった部分を見たときに、片方で個人情報保護法があってという部分と、もう片方では地域全体で子供を守ろう、地域で子供を育てようなんていう部分と、そこら辺の整合性とるのが非常に難しいのではないかなという気はするのですけれども、ただ、私の設問の中で4番目に質問いたしました例えば交通遺児の問題、それから歳末での支援等々については、先ほど町長の答弁では、今年は対応したといいますか、そういうふうに受けとめたのですけれども、そういった点で私が一番懸念するのは、それぞれの担当部署の部分でここまではいいよとか、そういう判断がそれぞれ個人の担当部署の裁量に任されてはちょっとやはりまずいのではないかと。一定の例えば町として、だれが対応しても同じ結果が出るような細則とかそういった部分を、一定対応マニュアルといいますか、そういった部分はつくっておく必要があるのではないかなという気がするのですけれども、先ほど相談件数は一つもないということだったのですけれども、今年の部分でいいますと、交通遺児の支援とか歳末の募金に対する支援、それから歳末法外援護費等々の支援等々もあると思うのですけれども、そういった部分は求めに応じてスムーズにといいますか、そういった部分では相談でなくて、こういう要請があったからそのままスムーズに、これは出してもいいよという判断になったというふうにとらえていいのでしょうか。

答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)

交通遺児支援、それから歳末支援等の関係につきまして、私の方の事務でございますのでお答えをさせていただきますが、社会福祉協議会、それから民生委員さん等からの情報ということでございまして、これにつきましては広域的上必要があるというようなことで出させていただいてございます。

答弁 助役 藤井勉

判断基準のマニュアルをつくって、取り扱いに統一をというような御意見かと思います。一つ一つ対応する中で、非常に難しい問題があることは、今、御質問にあったとおりでございます。広域上必要があると認めるとき、あるいは権利や利益を侵害するおそれがある・ない、この辺は文書表現上は簡単にできるわけですけれども、実際にそれでは取り扱うときにどう判断するかと。その使用目的といいますか、そういうものによっても違うものがあるのだろうなと思いますけれども、ただ、それぞれ判断材料としては非常に難しいところがございます。お話にありますように、同窓会の名簿だとか、記念誌だとか、そういうものがつくられるときに、情報として流すようなものがあるとすれば、非常につくる方は助かる。そして利用する方も、非常に便利がいいということは言えるわけでございますけれども、一方考えてみると、知らない人から電話が入ったり、ダイレクトメールが送られてきたり、迷惑をこうむることもある、これも事実でございます。仮に、同窓会の名簿がつくられるとすれば、それは同窓会以外の人にも触れるわけでございますから、その辺の取り扱い非常に面倒でございますし、統一したマニュアルそのものもなかなかつくりにくいのかなと。セキュリティに関しては、セキュリティ対応についてはマニュアルをつくりまして、事例集もつくって全職員に配ったわけでございますけれども、これも大変難しい状況でございまして、あれでございますけれども、何かいい工夫があれば統一した見解ということもなろうかと思いますけれども、具体的にはそういう疑義があるそのような情報を提供してくれという案件がある場合には、所管だけでなくて横の連携をとって、これを公表することによって、あるいは開示しないことによってどういう弊害があって、どういうことが予想されるかというようなことを連絡をとりながら、お互いにいろいろな角度から検討して取り扱いをしていきたいなというふうに思うところでございます。

再質問 6番 山川秀正

基本的には、今、助役さんの答弁でそういった方向で取り扱っていただきたいというふうには思うのですけれども、やはり広域上の利益という部分では是非、それぞれ広域上の利益という判断もいろいろといいますか、ケース・バイ・ケースだというのは十分わかるのですけれども、そういった点では最大限配慮を求めておきたいと思います。それで、独立行政法人の国民生活センターですか、そこに4月から9月の半年間で約3,500件の相談が寄せられていると。それで、それの新聞記事等の部分、それから独立行政法人の担当者が語っている部分で、最後のまとめとして「十分な検討や工夫を講じないまま、個人情報保護を理由に従来の活動をやめてしまう傾向があると、例外規定を含めて一つ一つの事例を積み上げるとともに、広く社会のコンセンサスを得ていく努力が不可欠だ」というふうに述べられているのですけれども、行政にもこの努力を是非今後とも継続していくという部分と、拡充していくという部分を求めて、私の質問終わりたいと思います。以上です。以上で、6番議員山川秀正君の質問を終わります。休憩(午前11時18分)

出典:音更町議会 平成17年第4回定例会 2005年12月12日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる