音更町議会 平成17年第2回定例会 2005年6月13日
パートナーシップと町民との合意形成について
2005年6月13日、音更町議会の一般質問で、真田健男議員が「パートナーシップと町民との合意形成について」質問し、町長 山口武敏、企画部長 中田道明が答弁しました。
- 質問者
- 真田健男 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏、企画部長 中田道明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 真田健男
三つの質問を通告しておりますけれども、一問一答方式で質問をさせていただきたいと思います。まず最初の質問は、パートナーシップと町民との合意形成についてであります。山口町長は、町政執行やまちづくりの基本にパートナーシップ、あるいは町民と行政の協働、こういう考え方をたびたび強調されております。これらの考え方には賛同するものでありますけれども、これらの理念を実効あるものにするためには、積極的な行政情報の提供とともに、町民の意思をくみ上げる、町民の声を聞く、そして町民との合意形成に努力をするということが大変重要であると考えます。そこで、一つ目ですけれども、日常的には、町の広報紙等で町政の現状や施策について周知を図られておりますけれども、町民に知らせる、知ってもらう活動は、ほかにどのような取り組みをしているのかを明らかにしていただきたいと考えます。また、行政区懇談会、町民説明会、各種団体との懇談など、昨年1年間の実態、概略で結構ですので、どのようになっているのか、説明をいただきたいと思います。二つ目に、パートナーシップとか協働の考え方、これは徐々に浸透しつつあると、このように受けとめておりますけれども、財政的に大変な時代を迎え、何が何でもといいますか、これまで多くのことを行政が何でも行ってきた、こういうふうに言われる従来の行政から、町民にも場合によっては負担を伴う参加を促進するという行政側の考え方、こういう色彩も感じられるところであります。町民合意、町民の納得と参加という点では、まだまだ不十分であると考えるものであります。町政に対する町民の声をくみ上げるために、どのような取り組みを行われているのか、これについても説明をいただきたい、このように考えます。三つ目として、役場の窓口での町民の要望や苦情、これらについては、担当者や担当所管のところで処理されていると思いますけれども、問題によっては理事者へ報告する問題もあるかと思います。それらの報告の内容、あるいは件数、これらがどのようなものであるのか、明らかにしていただきたい。以上、最初の質問では3点について答弁を求めるものであります。二つ目の質問です。給与削減の中で、職員のやる気をどう高めるかという問題であります。職員給与は毎年のように引き下げられております。職員の士気の低下が心配されるところであります。今年度の人事院勧告では、国家公務員で5%の引き下げ、このようにも報道されているところですけれども、これらは地方公務員へ波及、連動も予想されます。町の財政健全化計画でも、今年度から5カ年間、更なる給与の引き下げが計画されているところであります。そこで、四つほどお聞きしたいと思います。一つは、過去5年間の職員給与の平均改定率の推移はどのようになっているか。二つ目、職員数の抑制に加えて、地方分権で新たな業務の拡大など、従来の考えでは対応できない事態も今後予想されると思いますけれども、行政サービスの低下は許されない、このように考えます。そこで、職員の働く意欲をどのように高めるのか、それらへの具体的対応策等について説明をいただきたいと思います。三つ目は、山口町長は、最近、職員は積極的に地域に出るように、このように言っている、こういう趣旨の発言をされておりますけれども、以前よりも職員が地域に出ていっている具体例等について示していただきたいと思います。四つ目は、公務員制度の改革、これは国段階でございますけれども、こういう論議も始まっております。職員の公務員としての教育や研修の実態がどのようになっているのか、説明をいただきたいと思います。以上、答弁を求めます。三つ目の問題でございますが、職員の人件費の各種手当の問題についてであります。政府は、地方公務員給与の見直しを、今月中、けさのNHKの報道では今日にも発表されるのではないかというふうに報道されていたかと思いますけれども、経済財政運営と構造改革に関する基本方針、いわゆる骨太の方針2005といいますか、2005年版ですね、これに盛り込もうとしております。人件費の削減を通じて地方交付税を削減するねらい、このようにも報道されているところであります。今後、地方公務員給与の見直しが本格化していくだろう、来年度の予算に向けてこのような動きが強まるものと思われます。この問題に関連するというふうに私自身は受けとめているわけですけれども、毎年の予算や決算の論議を通して、人件費の中で給与総額と共済費を含めた諸手当総額、これがほぼ同じというような実態になっておりますけれども、このことの理解というのはなかなか大変といいますか、理解に苦しむものがあるなというふうに感じております。これは民間と公務員給与の体系の違い、このようにも考えますけれども、この諸手当等の中で、社会的な理解が得られないような手当がないかどうか、現時点で検討が必要ではないか、このようにも思います。この問題に関しまして、総務省は、全地方自治体に対して、給与にかかわる全ての情報の提供を求めるというような動きにもなっているところでございます。そこで、これらの問題に関連しまして、若干お聞きします。一つは、退職時特別昇給制度、これは多くの自治体で廃止をしておりますけれども、音更町はどのようになっているのか。廃止したとすればいつなのか。全国的には、もう1,600を超えているというふうに報道されております。二つ目は、特殊勤務手当の種類と名称、そしてその内容について説明をいただきたいと思いますが、先ほど申しましたように、社会的な理解が得られにくいのではないかというような、検討が必要なものがないかどうか、これについても率直な説明をいただきたいと思います。三つ目は、特別会計で一般会計にない手当等があるのかどうか、どのようなものがどのような名称であるのか、これについても説明をいただきたいと思います。最後に、退職金や公務員共済年金の公的負担はどの程度の割合になっているのか。これは国会議員の退職金といいますか、これらで問題になっているところとも通じるのではないかなというふうに考えます。以上について、答弁を求めるものであります。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
1点目のパートナーシップと町民との合意形成について、一括してお答えをさせていただきます。まちづくりは、行政と町民とがよきパートナーとして、それぞれの役割と責任を認識し、協働していかなければなりません。そのためには、行政の持つ情報を迅速かつ的確に、正確に、町民の皆さんと共有していくことが大切であろうと考えております。町民に知らせる、知ってもらう活動につきましては、第一義的には、御質問にありますとおり、毎月発行する広報紙を通して、予算の概要を初め重要な施策の制定や改正、検診や行事の内容案内、町内会や各団体の活動など、身近な活動、話題も含め、きめ細かな情報を提供しております。また、決算の概要を掲載した「まちの台所」の発行や、ホームページ上に各事業課の新着情報を掲載するなど、迅速な情報の提供に努めております。更に、新しく町民になった方には「町政のしおり」を配布し、納税の仕組みや福祉制度の概要とその手続など、転入時に必要な情報をお知らせしているほか、町内施設めぐりを実施し、町民生活にかかわりの深い公共施設を紹介しております。とかく行政文書は専門用語が多すぎるという指摘もあることから、できる限りだれが見てもわかりやすく、また正確な情報を迅速に提供していくことを心がけてまいりたいと存じます。なお、財政健全化5か年計画などの町の基本的な計画の策定や、ごみの有料化など、町民に負担を求めるような重要な施策の制定につきましては、説明会や出前講座を開催し、直接町民皆さんに町の考え方などを示し、御理解をいただくことにしております。昨年度、こうした懇談会や説明会、出前講座の開催は、28件、62回となっております。次に、町政に対する町民の声をくみ上げるための取り組みでありますが、昨年度から町の基本的な施策等の制定、改廃を行う際に、素案の段階から町民に公表し、意見を求め、提出された意見などを考慮して意思決定するパブリックコメント制度を導入し、これまでに指定管理者制度など、4件の意見募集を行っているところであります。このほか、広報紙の折り込みハガキや、町内6カ所の公共施設に設置しております声のポスト、ホームページを通して、苦情や要望、御意見が寄せられており、その都度対応しておりますが、投稿者の氏名などが明らかな場合は、直接本人に回答するようにしております。また、町民が主体となってまちづくりを進めるため、今年度、(仮称)自治基本条例を制定する考えでありますので、この中でも町民参加の町政を推進していくための仕組みの構築などについて検討してまいりたいと存じますので、御理解を賜りたいと存じます。なお、町民から寄せられた要望や苦情のうち、私に報告されているものは、昨年度で154件となっております。次に、2点目の、給与削減の中で職員のやる気をどう高めるかとの御質問にお答えをいたします。初めに、過去5年間における職員給与の平均改定率の推移でありますが、給与の改定につきましては、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じて実施しておりますので、国の数値で申し上げますと、基本給と職員手当を合わせた年間給与の平均改定率はいずれの年もマイナスで、平成12年度は1.1%、平成13年度が0.2%、平成14年度が2.3%、平成15年度が2.6%の引き上げとなっております。(発言する者あり)失礼しました。引き下げでございます。また、平成16年度は改定率は示されておりませんが、寒冷地手当の段階的な引き下げにより、職員1人当たり約3万円のマイナスとなっております。なお、基本給につきましては、この間で2度のマイナス改定が行われており、平成14年度が2%、平成15年度が1.1%の引き下げとなっております。ただ、本町においては、これらの改定に加えて、平成15年度と平成16年度の2年間については、町独自で期末勤勉手当を0.1カ月分それぞれ削減しておりますので、ただいま申し上げました国の改定率を上回る引き下げになるところであります。次に、職員の働く意欲を高める具体的な対策があればとの御質問でありますが、確かにここ数年は、職員にとって非常に厳しい状況に向かっておりますので、職員の士気が懸念されるところであります。しかし、給与の改定は国家公務員に準じて行うことを基本としながら、職員の理解と協力を得た上で、町独自の削減を実施しているところでもありますので、そのことが町財政の健全化を促し、ひいては自立したまちづくりや自分たちの職場を守ることにもつながることを信じて、職員の皆さんにはここしばらく辛抱していただきたいと願っております。ただ、働く意欲は、給与の影響を受ける一面はありますが、多くの職員は、単に経済的な面だけではなく、町民の幸せのために働くことに喜びを感じており、日々発展する音更町のまちづくりに自らが携わり、その努力によって一つ一つの目標を成し遂げる達成感や充実感が更に働く意欲をもたらし、誇りと自信を持って職務に励んでいることも事実であります。そうした職員を育てるためには、人事と職場の環境、そして職員個々の自己研鑽が重要となりますので、今後も自己申告制度を継続し、本人の希望や意欲を尊重した異動、配置に心がけるとともに、日常の努力や仕事に取り組む姿勢、能力などを十分見きわめた適正な人事を行っていきたいと考えております。また、職場の環境面では、職員のアイデアを反映する方策を更に取り入れる一方、先輩や上司からの愛情ある指導と期待が自己啓発の心を育み、意欲と能力のある職員づくりにつながるものと考えておりますので、そうした職場の人間関係にも意を用いるとともに、計画的に職員研修を実施し、優秀な人材の育成に努めてまいりたいと存じます。なお、財政健全化5か年計画でお示しした職員の削減数については、あくまでも予測可能な民間移行や事務、事業量の変化などを見込んだもので、やみくもに職員を減らす考えは持っていないところであります。今後、町行政を進めていく上で必要とする職員数は当然確保しなければならないと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、以前より地域に出ている具体例でもありますが、最近では、財政健全化5か年計画の策定に当たって、音更、木野、共栄、駒場の4カ所で地域説明会を開催したほか、自主防災組織づくりを進めるために、地域の要請に応じて、雄飛が丘、宝来、木野の町内会などへ説明に伺っております。また、今定例会に提案いたしております宝来本通土地区画整理事業に伴う町名の変更についても、地域の方々の御意見を名称に反映させるために、地元で協議を行ったところであります。更に、これまで実施していることではありますが、建設事業の関係では、各事業の計画立案段階や、計画の決定、事業の認可後においても、それぞれの関係地域で説明会を開催しているところであります。ただ、建設事業に関しては、毎年取り組み状況が異なりますので、以前より多く地域へ出向いているかどうかは一概に申し上げられないところであります。いずれにいたしましても、まちづくりを進めていくためには、町民の方々の御理解と御協力が不可欠でありますので、できるだけ職員が地域へ出向いて、地域の方々とひざを交えて率直に相談し合うことが大切と考えております。次に、職員の教育や研修の実態についてでありますが、本町では、平成15年から平成17年度までの3カ年を計画期間とする第8次職員研修計画に基づいて研修を実施しており、平成16年度においては112名の職員が参加しております。その状況を申し上げますと、北海道庁と北海道町村会へ1年から2年の派遣研修が3名、自治大学校、中央研修所、国際文化研修所、北海道自治政策研修センター、町村会、その他専門研修所で行う3日から3週間の委託研修が48名、町が実施するものは、新規採用職員、採用後6年目を迎える職員、管理職、臨時職員を対象とした職場研修が61名の参加となっております。これらの研修は、それぞれの目的を持っておりますので、研修内容は個々に異なりますが、いずれの研修においても、究極的には職員の意欲、能力と意識の向上を図るため、実施しているところであります。次に、3点目の職員の各種手当についてお答えをいたします。最初に、退職時の特別昇給制度と各種手当につきまして、一括してお答えをさせていただきたいと思います。本町におきましては、定年退職時の特別昇給制度は、平成16年度末をもって廃止したところであります。しかし、55歳以上の職員及び50歳以上で20年以上で勤務した職員を対象とする勧奨退職の特別昇給制度につきましては存続しているところであります。また、特殊勤務手当については、現在11種類ありますので、その名称と内容を申し上げますと、町税徴収及び調査従事手当を初め滞納処分従事手当、感染症防疫従事手当、野犬等取扱従事手当、用地取得等業務手当の5種類が1日につき500円となっているほか、行旅、旅人ですけれども、死亡した取扱従事手当が1日につき3,500円、いずれも出張を命ぜられて業務に従事した場合に支給されることとなっております。また、放射線業務手当が月額3,500円、医師に支給する医療業務手当が月額30万円、医師や看護士に支給する往診手当は、医師が往診料の100分の60、看護師が100分の15、医師が患者を時間外に診察したときに支給する診察手当は診察料相当額。保育士に支給する保育業務手当が月額3千円となっております。なお、このうち放射線業務手当、医療業務手当、往診手当、診療手当及び保育業務手当につきましては、平成17年度の検討課題になっております。次に、退職金や公務員共済年金の公的負担でありますが、退職金については給料の1千分の165を町が負担することとなっており、今年度の予算では、一般会計で2億488万5千円を見込んでおります。共済費の年金部分については、給料と期末勤勉手当額の一定率を町が負担することとなっており、給料では4月から8月までが千分の105.525、9月からは千分の107.7375にアップすることになっております。また、期末勤勉手当では6月が千分の84.42、12月が千分の86.19となっており、今年度の予算では、一般会計で2億2,803万9千円を見込んでおります。なお、共済費負担金の中には、このほか、共済短期、介護保険、福祉協会、公務災害などが含まれますが、共済費負担金の全体では、一般会計予算で3億1,336万8千円を見込んでいるところでございます。以上でございます。
再質問 8番 真田健男
それでは、再質問をさせていただきます。まず、最初のパートナーシップの関係ですけれども、6月号の、これは広報ですね。ここの冒頭部分、これは先日の町政執行方針の抜粋なのですけれども、ここに要約されているのですが、「まちづくりの主人公は町民一人ひとりであり、町民との協働によって進めなければなりません。このため、行政情報を計画段階から町民と共有し、多くの意見に耳を傾け、合意形成を図りながら、良好なパートナーシップのもと、各種施策を行います。」と。まさに今の山口町長が掲げる姿勢はここに凝縮されているというふうに考えるわけですけれども、理念としては本当にすばらしいといいますか、これをどう実現するか、あるいは現在の実態がそのようになっているかどうかというと、これはなかなか難しいといいますか、これを実現するということはね。そういう観点で若干お聞きしたいと思うのですが、この「行政情報を計画段階から町民と共有し」という内容ですけれども、先ほどの説明では、町にとって基本的な計画、財政健全化計画もそうですし、町民に負担を求めるようなものについては住民説明会も開きということですけれども、この計画段階というのは、町が計画を決めた段階ということでしょうか。それとも、音更町は今後こういう施策を考えていますと、いわゆる構想といいますか、その段階なのか。これまで町が計画を決めた、予算もつけたという段階で幾ら公表されても、町民の意思をそこに反映させるというのは難しいのではないかと。あくまでも町が計画しているものを説明し、理解してもらうという関係になると思うのですね。そういう点で、先ほど私、町民にも場合によっては負担が伴うような参加を促進するというような意味合いがまだあると。本来の地方自治といいますか、そこに住んでいる人たちがそこの問題を決めていくということでは、こういう合意づくりというのは当然なことなのですが、その当然のことに今近づく一歩の取り組みだろうとは思うのですが、まだまだそういうふうになっていないというふうに考えるわけですけれども、その計画段階というのはどういうものなのか、まず明らかにしていただきたいと思うのです。町が施策として決めた段階、一定度予算の計上も含めて決めた段階をいうのか、今後、町はこんな施策を考えていますよという構想段階なのか。そしてまた、同じようなことは補助事業などで出てくると思うのですが、庁内で企画し、補助もどうやら内定を受けたと、補助金がつきそうだという段階になって公表されるものがこれまでは一般的だと思うのですね。だから、補助事業などについての町民への計画段階からというのはどういうふうに考えていらっしゃるのか、まずその点を説明をいただきたいと思います。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
計画の段階から、言うなれば白紙の状態からそういう形をとって、特に道路だとか公園だとか、こういうものを整備する場合に、よくワークショップというような形をとらせていただいております。ですから、これは計画の段階とはどの段階からだと、こういうようなことでもございますし、また、こういう説明会、懇談会をやりましても、必ずしも100%合意が得れるかというと、それぞれ人様、いろいろな考え方を持っておられますから、だから私ども、やっぱり行政を展開する上において、単なる行政側の立場だけではなくして、それを利用し、そこに住む人方の、やっぱり地域住民の声を反映していくということが、やはり私は基本姿勢でもあり、ものによっては、一様にこれは全部ゼロからの出発だと言いましても、ものによっては、補助金だとか起債だとか、そういうものによって町民の皆さん方にはわからない規制が加わるということになりますと、その分まで町民というふうなわけにはいきませんから、ですから私どもは、これは一つの精神論として、常にやはりこれからの事業計画をする段階では、少なくともやはりその事業に、近くに住む人方、あるいは町民を代表するような人方、いの一番にやっぱりその辺は、例えば町民の代表であるということは、やはり議会議員の24名の皆さん方もやはりそういう立場にありますから、全部が全部、4万2千人全てというわけには、なかなかこれは、口では言いましても、正直言ってそこまでいかないというのが、現実的に難しいというのが事実だろうと思います。ですから私は、今、職員の中にもいろいろ道路整備だとか、あるいは公園整備一つにしても、できるだけこちらからも計画的なものを持っていっても、それでは地域の意見というのがそれに当てはめられてしまう、こういうようなことになりかねませんので、できるだけ話として、こういうものを今年やる、そういう中で、やはり予算を要求する以前、ですから1年前になるのでないかなと。そういうようなことを前提にして、できるだけ地域の意見というのを重んじながらやるべきだと。そういうようなこともありますし、いろいろなまた、これはちょっと横になりますけれども、いろいろなものを、地域要望が出てきた場合に、必ずその話だけで、テーブルの上だけではなくして、現場に出て生の声を、やっぱり姿を見てみる、声も聞いてみる、こういう形の中で、やはりこれから行政というのは取り組んでいかなければならない。とかく今後、こういう上で、この難局を行政として、町としてもやっぱり乗り切るためには、そういう中である程度抑えるものは抑える、そういう中で、やっぱり町民の御理解をいただくというようなことになろうかと思います。ただ、この合意形成、理解をいただく、協力をいただくと言いましても、やはり物価が上がっていくだとか、税金が上がるとか、使用料が上がるというようなことも、これはなかなか住民に御理解をいただくというのは難しゅうございますけれども、やはり私ども行政を預かる者として、財政全般の中から、やはり上げざるを得ないという、この事情をやはり説明する責任もあると思いますから、そういう中から、なかなか今、どの段階からというのは、やっぱりケース・バイ・ケースというのがございまして、なかなか言えませんけれども、ただ、その精神は、できるだけその素案、形をつくる前に、やはりそういう声を聞くという、そういうことを、やはり行政をこれから計画的に積み上げていく場合の一つの姿として、そういうことをやはりこれからの職員は十分わきまえた上で仕事に当たる、そういうような意味合いでありますので、御理解をいただければなと、そのように存じます。
再質問 8番 真田健男
説明を伺っていますと、ケース・バイ・ケースというところが実態なのだろうというふうに思うのですね。かなり町で具体化したものを理解してもらう、あるいは町民の要望等を寄せてもらうというのが、現時点では、この計画段階からの意味なのかなと。自治基本条例などについては、構想段階といいますか、まっさらの段階といいますか、それでも一定の案を持ちつつ提案だとは思いますけれども、ただ、やっぱりこれは町民に今の段階で話してもなかなか理解できないだろうからという立場というのは、今の行政の中でそういう側面があることは当然だし、わかるのですが、そういう表現はやっぱり誤解を生むと思うのです。まちづくりの主人公は町民一人ひとりであるということを前段でばんとうたっておきながら、いや、実はやっぱり行政がやらざるを得ないのだよということを言っているように聞こえてしまうわけでてすよね。現時点では、そう理想的な行政運営はできないけれども、本来は、やっぱりコンクリートされる前、予算づけが行われる前から出せるように、町民自身のレベルも、やっぱりこういうことを町民に提起しても、それを一定度理解していただくといいますか、全くわからないということではなくて、そういう意識レベルというのですかね、行政についての理解を高めてもらう努力も当然必要だろうと思うのです。一般という言い方をしていいかどうかわかりませんが、一般町民にはなかなかわからないから、これは行政なり議会で決めたというような考えというのは、徐々にやっぱり変えていく必要があるのではないかなというふうに思いますので、そのあたりも今後検討を是非深めていただきたいなというふうに思います。それから、二つ目の問題として、町民の合意や町民の意向をくみ上げる取り組みという点ですけれども、先ほど基本的な計画や町にとって重要な計画等については住民説明会をやったと。それらに類するものが28件、62回やったということも説明いただいたのですけれども、先日、17年度の行政区長会議ございましたよね。町内の行政区、170人以上いらっしゃるのでしょうけれども、町の計画を1時間以上にわたって延々と説明をいただきました。それで、その説明に対して、参加者から疑問や、あるいは要望や意見ということも従来求めていたわけですけれども、1時間半近くにわたる説明に対して、その参加者からの意見は30分以内でお願いしたいというような進行のされ方をしたわけですけれども、日常的にいろいろな形で町民の声、あるいは各団体の声を聞いていらっしゃるというのですが、そういうときこそ意見があればどんどんと聞くというような姿勢というのは、私、必要なのではないのかと。もちろんだらだらと長くやればいいというものでは当然ない。部長さん、全課長さんまで、40何人も説明責任、いらっしゃるので、これも、もし課長さん方から説明があるのであれば、発言する場があるのであればそれはいいと思うけれども、そういうふうにオールキャストで構えているものですから、そんな延々時間をとれないというようなことでの30分の設定なら、また出席者の改善だって私は必要なのではないのかなと。実際にあそこで発言するのは、理事者と部長さん方でしたよね、昨年も今年も。だから、そういう参加者を限定してでも、いろいろな意見があるのであれば、それはお聞きしますという姿勢というのはもっと、どうも30分でお願いしますという進行には、ちょっといろいろな意見を聞こうとする姿勢があるのかどうかということで疑問を感じましたし、今回、こんな質問をしてみようかなと思ったのですけれども、まだまだ、先ほどの説明では28件、62回という中には、どういう種類の意見を聞く場なのかがちょっとわからないのです。恐らく多くの町民にとっては、町は町民とのパートナーシップ、町民合意のもとに行政を進めて、を目指していますという説明されるのですが、私ら全然そんな相談もなければ話もないよという人が大多数だと思うのですよ。だから、町としては、どういう人方なり団体なりの話、意見交換をする中で、町民の意見をくんだというふうに受けとめておられるのかどうか、そこを知りたいのですよね。そういう絶好の場ではなかったのかなと、行政区長会議などというのは。昨年はちょっと社協問題があって、延々と延びた、だから参加者も帰ったなどという状況もありますが、ああいう場というのが、町の施策を説明をし、理解もしてもらって、そして意見をもらうという場ではないかと思うのですが、先ほどの説明では、ちょっとどういう種類のところで町民の意向をくもうとして努力しているのか、そこが伝わってこないので、先ほど説明された部分は結構です。もう少し、どういう場で町民の意向をくんでいる、町長の町政を行う姿勢としては、やはりみんなの声が反映する町政を目指すのだということも言われています。これもこの内容自体はだれも異論を挟まないと思うのですけれども、その中身をどれだけ、やっぱり地方自治にふさわしいものにしていくかだろうというふうに思いますので、ああいう行政区長会議のほかに、どのような会合といいますか、この28件、この中身について再度説明をいただくのと、行政区長会議等の運営の改善といいますか、もっと参加者の意向をくむ気があるのかどうか、そのあたりについて再度質問をしたいと思います。
答弁 企画部長 中田道明(企画部長は2006年3月まで)
ただいまの御質問にお答えを申し上げます。まず、28件、62回というような内容でございますが、これにつきましては、地域懇談会等が4回の6件、そのほか、地域の環境関係の懇談会、あるいはそれぞれ目的を持ちました会、例えば音更を明るくする会でありますとか、肢体不自由児の会、あるいは商工会、体育協会、社会福祉協議会、温泉旅館組合等々、それぞれ固有な目的を持った団体との話し合いも行ってございます。それから、市街地開発に関する懇談会、それからPTAとの懇談会、あるいはオストメイトの会との懇談、地域農業の関係との懇談、それから、保育園等の民営化、建設計画等に係る懇談、それから、自主防災組織の設置に関する説明会、あるいは市街化編入に対します住民説明会、それから、宝来地区の地権者説明会、そのほか開進地区、それから道道帯広浦幌線の歩道舗装の検討会でございますとか、道路関係では武儀幹線道路整備の期成会との打ち合わせでございますとか、そのほか公営住宅、それから市町村の合併、財政健全化計画、それから、ごみの有料化と分別というようなことで、昨年度は28件、62回の説明会、あるいは懇談会等を催しておりまして、その中で、地域の皆さんの御要望、御意見なりというものもお聞きしながら、それぞれの事業にその意見というものも検討の結果の一つとして取り入れながらものを進めているというふうに思っております。それから、もう一つ、行政区長会議の件でございますけれども、確かに御指摘のとおり、非常に膨大な議案がございまして、私どものかける時間が少し長いというような実態にあるのも間違いないのでないかというふうに思ってございます。我々の方としましても、今後、説明等の簡略化、あるいは会議の持ち方をどのようにしていくかというような検討をいたしまして、これらのことを勘案しながら、十分質問時間等に余裕を持たせた会議にしていきたいというふうに考えてございますので、御理解をいただきたいというふうに存じます。
再質問 8番 真田健男
今の懇談なり説明会の内容、種類等については理解いたしますけれども、町民に負担をお願いするような案件、例えば今後、財政健全化のかかわりで、いろいろなものが出てくるのではないかなというふうに思うわけですね。今定例会にも、下水道や国保税といいますか町税等の問題も出ていますが、これらについては、例えば今までですと、使用料等審議会等の審議をいただいたということで、もう町民の意見は聞いたのだ、あるいは合意ができたのだというような受けとめなのかどうか。元来、各種審議会というのは、諮問内容と全く違うというか、諮問に付帯意見等は出ることはあると思いますけれども、そういう方々に委嘱をしているという面もあるのでしょうから、ほとんど通るとは思うのですけれども、それで町民との合意ができたのだというようなことには、まだ不十分だろうなと。もっともっとやっぱり、それによって困ると言ったらいいのか、影響を受けると言ったらいいのか、そういう方々の意見も聞くような努力というのも、私は今後はもっと強めていくべきではないのかなというふうに思うわけですよね。それも意見として出しておきたいと思いますけれども、パートナーシップと町民との合意形成の問題でもう1点お聞きしたいと思うのですが、先ほども冒頭に言いましたように、町長はまちづくりは町民一人ひとりが主人公なのだということを強調されております。これは午前の久野議員の質問ともかかわるというか、行政についての評価、町民が主人公というからには、多くの町民の考えと違ったような行政をすることはできないということなのだと思うのですね。ですから、毎月広報紙も発行されているわけですから、そこの中に、今の町政なり行政の各施策等について、町民の声が反映できるような取り組み、先ほど各種の取り組みでその努力をされているということはわかりますし、これまでの行政というのはそれが一般的だったと思いますので、その点は理解したいと思いますけれども、より積極的に、町政の現状や施策について町民から評価といいますか、あるいは要望を寄せてもらうといいますか、そういう調査といいますか、あってもいいのではないのかなと。広報紙に折り込みハガキを入れまして、どの項目で聞くかというのはいろいろその時々によって違うと思うのです。例えば今回の引き上げの案件などばかり出すわけには当然いかないとは思います。窓口対応の問題であるだとか、あるいは、今日も午前中、論議になった観光振興であるとか、農業対策であるとか、いろいろな項目について、町民が今の町政に対してどんな見方をしているのか、評価をしているのか。それは多くは択一式だろうと思うのです。満足だとか、普通だとか、不満足だとか、まあまあ評価するだとか、しないだとかというような、やり方はいろいろ工夫したらいいと思うのですが、本当に町民の意向を町政に反映してもらう、そのことが町民の行政参加ということにもつながっていくだろうというふうに思いますので、本当に町民主人公という町政を今まで以上に強めていこうということであれば、そんなことも是非検討をしていただきたいと思いますが、これについて答弁、説明をいただきたいと思います。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
終局といいますか、これは行政をとる者についての永遠の課題とは言いませんけれども、ただ、やっぱり形、望ましいあるべき姿というのは、先ほどから御意見いただいておりますように、やはり町民が何と言っても主人公だというような、町民のためを思いながら、そういう計画実行していく、あるいは予算計上していく、また、議会の方もそういう立場に立って議決をしていくというのが、やっぱり議会も我々町政を執行する者も同じではないかなと。ただ、私どもも、そういう都合のいい言葉ばかり並べているけれども、具体的にどうするのか、もっとやっぱりそういう町民の意識を少しでも、1人でも多くやはり聞き取るという、そういう機運を高めていくということも忘れてはならないだろう、そんなふうに思いますし、もう一つは、こういう民主的な世の中でございますから、やはり昔と違いまして、本当に町民だれもが、音更町に住んでいる方であれば、やっぱり気安く、例えば議員さんにも、あるいは行政にも、いろいろな話がぶつけられるような、そういう雰囲気づくりといいますか、こういうこともやっぱり忘れてはならないなと。その一番いい例が、何か行政と地域なり、あるいは行政と住民なり、そういう近寄せる一つの作用としては、潤いと思いやりのある地域づくり事業、これはまさしく地域でも負担しよう、そしておれたちも労力を奉仕しよう、だけれどもこれだけしか金がないから、町の方からも支援していただこう、そこに一つの親近感、あるいは大きな意味では、やっぱり一つのまちづくりをなそうとする、そういう気持ちが働いてくる。ですから、私はやっぱりそういうことを特に大切にしていかなければならないだろうと、そういうふうに思いますし、先ほども御意見ありましたように、これらの考え方というのは、やっぱり行政を今後組み立てていく、執行していく者にとっての一つの基本的なことだというふうに思っておりますし、それが最終的には町民の一人でも多くの方々の意見を聴取した中で、行政を具体的に組み立てていく、これが私どもに課せられた大きな課題でもあり、そういう考え方をやっぱり念頭に置いて、全職員が一丸となって取り組んでいく、そういう形も必要だろうと。いろいろな行政を評価していただく、あるいは行政を計画していく段階で、調査だとかいろいろ先ほども御意見いただきました。物事には、やっぱりいろいろな審議会だとか委員会だとか協議会だとか、町民全てを対象にその都度するわけにはなかなかいかないということで、例えばこういう議会制度があったり、あるいはいろいろな諮問機関、委員会制度があったりというようなことで、必ずしも私どもそういうふうに仕向けて、何か先ほどもそういうやりやすい人だけ選んでいるのだというような、近いようなお言葉もいただきましたけれども、決してそうではございませんので、そういうようなことで、ときにはそういうアンケート、いろいろな調査というようなものも必要かと思いますけれども、そういう代表的な審議会制度、こういうようなこともやはり取り入れながら、やはり行政を進めていかなければならないのかなと、そんなふうに考えておりますので、御理解いただきたいと存じます。
再質問 8番 真田健男
スマートな答弁といいますか、婉曲な答弁といいますか、理事者なり町としては、そういう町民の生の声というのは、時として厳しいものが返ってくるかもしれません。しかし、そういう実態を押さえた上で町政運営するということが、これからの分権時代の地方行政ではないのかなというふうに思いますので、やり方はいろいろ工夫によってあると思いますので、少しでもやはり一人ひとりの町民が主人公だという視点に立てば、今以上に町民の意向を把握する努力、これを是非強めていただきたい、そのことを要望しておきたいと思います。それでは、2点目の問題に入りたいと思います。給与削減の中で、どう職員のやる気を高めるかということでお聞きをいたしました。この5年間、平均改定率、いずれもマイナスということで、1.1、0.2、2.3、2.6という説明でしたけれども、国家公務員においても7%から8%のマイナスになっていると思うのですね。それに準じているということだと思うのですが、通常、働いている人、一般的には、昇給だとか昇進だとか、それが頑張りの大きな要因になったりするわけですけれども、先ほどの町長の答弁では、そういう経済的な問題だけでなくて、町民のために働くということに喜びを感じていらっしゃる、あるいは誇りと自信を持って仕事をされているという説明をいただいて、そのようにあってほしいなというふうに私自身も考えますけれども、実態はそうでない声も聞くものですから、それがまた当たり前だろうなと思えるところもあるもので、ですから、これは経済的には確かに削減されても、本当に町民のためといいますか、公務労働というのがどういうものなのかということを、やはり職員一人ひとりが、理事者を先頭になんて言ったらあれですけれども、そうならない限り、働く意欲を高めるなどということにはならないだろうと思うのですね。先ほどの町長の説明では、具体的な対応はないと言われた。精神的な受けとめだけで、これに職員が対応できるかといったら、そうはならないだろうと思うので、やっぱり意識改革というところまで行くのだろうと思うのですが、ただ、一つ私、この問題で強調したいと思うのは、今、公務員は民間よりも高いから下げるのだと、あるいは国家公務員よりも地方公務員が高いから、地方公務員は下げて当然なのだというような受けとめが強いわけですけれども、民間と公務員などは本当にいたちごっこで、どんどんどんどんそれで引き下げていくと。それによって地域経済にも重大な影響を与える。その一方で、トヨタにしても、大企業は空前の利益を上げているわけでしょ。そういう構造の中で、地方公務員の処遇、給与という問題を是非考えていただきたいなと。人事院がこういう線を出したから従いますと。給与が上がっているときには、それも喜んで受け入れたかと思いますけれども、上がるときに受け入れたのだから、下がる勧告が出てもそれにも従うのだというのは考えとしてはあるかと思いますけれども、そのことによって住民サービスがどうなるのだ。今度公の管理などは相当指定管理になりますけれども、その指定管理の中では、最賃制に引っかかるような下請け、孫請けの中で、これまでの公がやっていた活動が担われるなどという問題もありますので、本当に下げればそれでいいと、先ほど町長も、やみくもに職員数の削減等については考えていない、特にこれから今までにない仕事もたくさん出てくるし、それなりの職員集団といいますか、層で対応しなければならないような事態になると思うので、それをやるためには、やっぱり職員の意識をどう今の現状にあって高めていくか、これが必要だろうと思います。それから、職員が積極的に地域に出るように、その内容を聞いたら、説明会等が中心ですよね。こういうのは当たり前のことであって、逆に今、職員はみんな一人ひとりパソコンに向かって仕事をするような仕事スタイルになっている。町民の顔を見ないで仕事をするスタイルになっていることこそが、私、問題だと思うのですね。だから、町長は地域に出るようにと言っているというから、その内容を是非聞いてみたいと思ったのですが、そこのところも私は改善する必要があるのではないのかなと。だから、町民の声と全く別の世界で公務員が仕事をし、生活しているなどということでは問題だろうというふうに思うので、これは研修などにもかかわってくると思います。先ほど研修内容についても一定度説明を受けましたけれども、本当に公務員、これは地方公務員だけでなくて国家公務員にも通ずることだと思いますけれども、公務労働というのは本当にどういう視点でどんな働きをするのかということを、もちろん専門でこれまでも検討はされてきたと思いますけれども、今の時点で、再度そのあたりは考える必要があるのではないかなと。だから町長として、職員の働く意欲、具体的な対応策はないというようなことではなくて、やっぱり一定のリーダーシップを発揮して、こういう点で職員をまとめていく、あるいは一部の幹部集団だけではだめなわけですよね。職員全体をどうまとめ、引き上げていくか、そういうことを是非今まで以上にやってほしいと思いますが、これについての答弁をいただきたいと思います。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
この不景気ということが全て影響するわけでありますけれども、職員にとりましても非常に今は試練のときなのかなと。しかし、よく聞く中には、今は確かに耐え忍ぶ、あるいは自己研鑚のとき、あるいは自分の能力を発揮するとき、こういう一つのプラス思考でこれを受けとめていかなければならない。一方では、やっぱり給与体系というのは、それが一つの生活給でありますから、どんどんどんどん下がっていくというようなことでございますけれども、これとても、やはり町職員であるという一つの自覚の上に立つということは、やはり行政改革もどんどんどんどんやっぱり進めていかなければならない。そういう中で、どうしても足りないものは町民の受益者負担でお願いをする、こういう姿勢になっております。やはりそうなりますと、音更町の職員でございますから、やはりこういうときにこそ我々はそういう知恵を出しながら、少しでも最小にして最大の効果が上がるようなことを今こそ考えていくのがこの時期だろうというふうに私自身は思っているところでもございます。いずれにしましても、この職員のいろいろな給与改定も、先ほどもここずっと四、五年、下がりっぱなしと。今も5%ということになっておりますけれども、ややもすると7%になるというような可能性も大でございます。そんなことから考えますと、更に職員の方には5%削減をしなければならないというようなことになってまいるわけでございます。いずれにしましても、これは音更町のみならず、全国的なこういう形になっているわけでありますから、私どもも、やはりこれは何と言いましても、やはり私もできるだけ職員に、やさしくというわけではないけれども、やはり声をかけたり肩をたたいたり、そういうようなこともやっぱり一つの励みになるというのではないかなというようなことで、やさしくそういう肩をたたく場合もあるわけでもございますし、各所管の方にも、単なるあそこに、私も町長室に座っているだけではございません。1階、2階、3階というようなところで、いろいろな仕事の話やら何やら、そのときにまた、各所管の中で、あの地域へ行ったらこういう問題があったとか、こういう問題はどうしたらいいだろうかとか、こういったような相談も正直言って受ける機会もあるわけでございます。いずれにしても、やはりやる気のある者が今一番望まれますし、こんなときにこそ職員一丸となってやっぱり取り組んでいかなければならない、そんな時期にあるのかなというふうに思っておりますし、私も、やはり町民から選ばれた人間としては、いろいろ町民の立場に立って最終的には一つの決断を下さなければならないというものがございますし、こういう時期でございます、大変だけれども頑張ってくれと、そういう支援もいただいております。そういうことを私も一つの励みにして、これからも町行政の推進役としてやはり私は取り組んでいきたい、そのように思っております。
再質問 8番 真田健男
相変わらずといいますか、今、厳しい時代だから、当分、しばらく辛抱しようよという後ろ向きの受けとめなのですよね。それを、確かに現実はそうだけれども、ここの中で、我々の仕事というのはどういうものなのだということを考えて、前向きにやっぱり対応する必要があると思う。今確かに言われたように、人事院は5%という、これは平均ですけれども、30歳代などは7%という線も含んでの、若い人は5%にいかないような中身での5%だと思うのですね。恐らくそういう線が決まるのでないかと思いますけれども、そうなったときに、今、給与のあれなどを見たら、それぞれ400万円とか500万円のあれの中で、これまでも7%前後の削減が行われている。今後も、今年の健全化計画でも、人勧が出してきた線には従うということですよね。とりあえず2%と出しましたけれども、5%という人勧が出れば、5%の水準に合わせるということですよね。それで現在の給与、言ってみれば通して1割ぐらいの減額になるわけでしょ。そうなったときには、しばらくよくなるまで待とうなどという、それも一つの、そう言わざるを得ないのかもしれないですが、もっと積極的に対応できないのかなと。そのことを、これも出しておきたいというふうに思います。公務労働というのは、別にそれによって富だとか経済価値はほとんど生まないわけですから、一部の収益事業は除いて、ほとんどは富の再配分によって、税金で賄われているのが公務労働なわけですから、それを是非前向きに私は対応していただくよう、この点については要望をしておきたいというふうに思います。それから、3点目の人件費の問題ですけれども、特に特殊勤務手当等で11種類出されました。説明の中でも検討課題というふうに言われている中で、やっぱり往診手当だとか時間外手当、これを本人がいただくなどということは、これは公的な施設だからこういう対応になっていると思うのですよね。ちゃんと通常の医療機関であれば、そのための手当というか、基本的なものは保障されているわけですから。(発言する者あり)こういうところは、やはり検討課題に挙げられているように、私は改善すべきだというふうに思いますし、今年の国の、総務省の調査、今まではこれは当たり前だと思ってきたけれども、今度は廃止になるもの、今回の退職時特別昇給だってそうだと思うのですね。本当に国がそういうふうな指導といいますか、国が言わない限り、今法律で認められているのだから、引き続きなどということではなくて、やっぱりこのあたりも検討をすべきだろうというふうに思いますし、それから、4番の公的負担、2億円、2億円で、5億円近いものがあるのだろうと思うのですが、人件費、24億円か25億円の中でのこの比率というのは、これで正常なのかなと。このあたりはなかなか見えないところなものですから、今までといいますか、きちんとこれを算出する根拠があってこれが出ているということは理解しますけれども、現在の音更町予算全体の中で、性質別に見たときに、一般財源等で人件費がトップなわけですよね。これまで民生だとか建設だとかがトップになっていたときもありますが、だんだんそこが縮小して、予算総額が圧縮すればするほど人件費のウエートが高まっていくような中身だと思いますので、このあたりでも、やはり私は是非改善のための検討というのが必要なのではないかなというふうに思いますが、勧奨退職、この問題と、2点について、再度答弁を求めておきたいと思います。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
今の御質問でございますけれども、議員がおっしゃったように、言われたからやるというようなもう時代ではない。ただ、昔と今と、そういうものを比較すると、ただ、現実にまだこういうものが適用されているというようなことで、やはり相手がいることでございますから、やはりそういう面では、ある程度職員組織と、そういうものと、また特異体質といいますか、そういう専門的な分野の取り扱いというのは、ちょっと一線を引かなければならないという難しさも一方でございます。いずれにしても、昔、やはりこういう医療関係という業務そのものが、医者不足というようなことで、いろいろな手段、方法がとられてきたというのも過去の経緯として偽らざる事実だと思っております。しかし、こういうときでございますから、随時医療関係についても削減をしている、改善をしているというのが実態でございます。しかし、先ほど申し上げましたように、各種特殊勤務手当的なものについては、やはりもう削減の時期にあるというようなことで、17年度、相当整理ができるのではないかなと、そんなふうに今のところ考えております。ただ、組合等の折衝とかそういうものがございますから、今、確たることは申しませんけれども、やはり改善の方向に向けていきたいというのが私の信条でございます。それから、勧奨退職でございますけれども、一般的な退職というものがないわけでありますが、今、各リストラだとかそういうもので、やはりある程度退職を希望する者、人の上積みをしながら退職しているというのが民間サイドでも一般的に行われているところでもございます。町としても、私どももこの制度的なものをどうするかというようなことはありますけれども、やはりある程度早目にやめて、後進に道を譲る、こういうようなことも、公務員の中といえども、やっぱり許されるべきではないのだろうかなと。そんな面からいたしますと、やはりそういう55歳以上、あるいは50歳からというようなことで、また20年以上勤務した場合とか、いろいろな勧奨の中には取り扱いがあるわけでありますけれども、だれでもかれでもというようなことにはならないと思います。そういう点では、やはりこの制度そのものは、正直申し上げて、やはり残しておくべきではないのかなと、そんなふうに思っているところでもございます。また、これらの制度的なものが、勧奨はなくしたというような町村は、私自身もまだ十勝管内でそういう話は聞いておりませんし、一般論として、そういう管内的にも一つの話題になるときがあるわけでありますけれども、やはりこういうものは、一応今申し上げたような理由をもとにして、これらあたりは少し残しておいてはいいのではないかなと。そうは言っても、その辺のところがやっぱり時代感覚にずれているのだと、こう言われるのかもしれませんけれども、そういう面も、一応職員の福利厚生といいますか、そういう面で考えていく必要があるのではないかなというふうに私は思っているところでございます。
再質問 8番 真田健男
ですから、なかなか身内には甘いというようなことになるのかもしれないのですが、健全化等で、問題は別なのです。町民にも一定の負担といいますか、今までのようにはならないから、値上げも含め、あるいは制度の縮小や廃止も含めお願いしていくわけでしょ。そういう兼ね合いとのかかわりでこういう問題も考えてほしいと。確かに法律や規則はそのままある。だけれども、今回廃止された特別昇給だって、国全体がそういうふうに流れたのでやっと廃止したわけでしょ。国は廃止しなさいという指導をしているのですから、今。それでやっと今年度からというか、16年度で音更町は廃止したわけですよね。全国1,600以上の自治体で廃止になりましたけれども、だから、やっぱり時代といいますかときといいますか、それに見合うような対応をこの問題でもすべきだろうというふうに私は申し上げたいというふうに思います。そういう中で、更に検討していただくことを要望として出しておきたいと思います。以上です。