みんなの議会

音更町議会 平成16年第4回定例会 2004年12月14日

パークゴルフの有料化と老人医療費の関係について

2004年12月14日、音更町議会の一般質問で、真田健男議員が「パークゴルフの有料化と老人医療費の関係について」質問し、町長 山口武敏、教育長 高橋晃が答弁しました。

質問者
真田健男 議員
答弁者
町長 山口武敏、教育長 高橋晃

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 8番 真田健男

おはようございます。通告いたしました三つの問題について一般質問をさせていただきます。第1の問題は、パークゴルフの有料化と老人医療費の関係についてでございます。今年度から町内のパークゴルフ場の使用が有料化されました。これにつきましては、昨年来いろいろな議論の末に、現在のパークゴルフ場の維持管理費6千万円を超えると言われる維持管理費を賄うため、更には受益者負担というような考え方から導入されたわけでございます。そして、5月から11月までということで一シーズンを終えたところでございます。その実績といいますか、実態、更には問題点等についてお聞きをしたいというふうに考えております。このパークゴルフの有料化につきましては、私ども日本共産党といたしましては、多くの町民に愛好されているパークゴルフが、有料化によってパークゴルフを楽しむという方々が減るのではないか。そしてまた、このパークゴルフは、予防医療といいますか、あるいは介護予防、こういう観点からいたしましても、大変有効な取り組みであると思いますので、パークゴルフをやる方々が減少することによって医療費が高くなる、結果として医療費がふえる、こういうことになるのではないかというふうに心配したところでございます。その意味で四つほどの質問をしたいというふうに思います。このパークゴルフの有料化後の実態といいますか、実績といいますか、これらについては先日十勝毎日新聞にも大きく報道もされておりますけれども、それらのことも踏まえてお聞きをしたいというふうに思います。まず、一つ目は、有料化後の利用者数をどのように掌握されているのかという問題でございます。年間のトータルとしての利用者数と今回は5カ所ですか、コース別の利用者数、更には月別の利用実態等を明らかにしていただきたいというふうに思います。そして、その利用者数について、有料化以前とどのような違いがあるのか、どのように評価されているのか、それについても明らかにしていただきたい。有料化論議の中で教育委員会は、「有料化しても利用者は減らないであろう」と。これは各地の有料化を実施している先行地等のことを参考にそのように言われていたわけですけれども、どのような評価を持っているか、これを明らかにしていただきたい。そういう意味では、利用者数、更には次の収支決算もそうですけれども、当初計画した内容と実態との違い、これをどのように見ていらっしゃるのか、明らかにしていただきたいと思います。二つ目の問題としては、収支についてでございます。当初の計画では、収入が2,800万円強、そして、支出は1,300万円台、差し引き1,500万円程度の残額が残るというような計画ではなかったかと思いますけれども、全体の費用総額と使用料収入、これを明らかにしていただきたいと思います。ただ、この費用総額では、従来コースの維持管理にかけていた部分、これが当然あるわけでして、それらを入れると6千万円からの費用になろうかと思いますが、有料化することによって新たにかかった費用と使用料収入の関係について明らかにしていただきたいと思います。これについてもコース別の収支も明らかにしていただきたい。これが2点目でございます。そして、3点目は、この間の高齢者医療、老人医療費ですね。これの推移がどのようになっているのか。単純にパークゴルフの有料化と医療費の推移というのが単純に比較できるものではないというふうには思います。医療費もいろいろな要因によって増減がありますけれども、傾向として、5月から11月ということであれば、一定の傾向、これは明らかにできるのではないかなというふうに考えておりますので、この医療費の伸び率、あるいは給付費の推移、これを明らかにしていただきたい。そしてまた、平年ベースとの比較。ただ、14年度には高額療養費制度の導入であるとか、医療費にかかわる制度の変更もございますので、これも一概には単純に比較はできないというふうに思いますけれども、平年ベース、通常対前年比何パーセントぐらいの伸びであったものが、この有料化後、つまり15年度と16年度の比較でどのような変化や特徴があるのか。この点について明らかにしていただきたいと、こういうふうに考えるわけでございます。最後に、4番目の問題といたしましては、先ほども言いましたように、このパークゴルフというのは、高齢者のみならず、若い人も含めて多くの町民、国民の健康増進にとって有効な施策であろうというふうに考えられます。そういう意味では、行政としては、多くの方にこれを楽しんでもらう、そういう施策が必要だろうというふうに思うわけです。そのことが条例、音更町パークゴルフ場条例第1条に目的として掲げられている内容が実現できるように施策を進めていく必要があるのではないかなというふうに考えます。これは答弁をいただいてからのことになりますけれども、当初の目的どおりにこの有料化が推移したのかどうかということを考えますと、私は有料化の場所、箇所数の問題、あるいはパークゴルフ場のコースの維持管理の考え方等について、見直しも必要なのではないか。ただこれは1年度だけの実績で判断することはできないと思いますので、一定の経過を見ながらこういう見直しということも必要ではないかというふうに考えますので、これらについて見解をいただきたいというふうに思います。二つ目の問題ですけれども、三位一体改革と来年度予算編成ということでお尋ねをいたします。政府の三位一体改革によりまして、昨年度は地方交付税が対前年度で2兆9千億円、12%も削減されました。それによって地方自治体の予算編成にも重大な影響を及ぼしたところでございます。地方交付税の削減というのは、現在の地方自治の根幹を揺るがすものであると考えます。地域住民の福祉施策の充実や産業振興策など、行政需要に応える上でも重大な障害になっている、このように考えるわけでございます。この三位一体改革の内容については、大変流動的でございます。毎日のように変わっているのが、あるいは新たな合意が進んでいるというのが実態であろうというふうには思いますけれども、11月26日に合意されました来年、再来年、2006年度までの三位一体改革の全体像、これらについて、そして、これが音更町の来年度予算にどのような影響を及ぼすというふうに現時点でとらえているかどうか。その点について明らかにしていただきたい、このように考えます。三位一体改革の一つの柱であります国庫補助負担金の削減、これはどのような内容、例えば、国庫補助負担金では民生費関係、あるいは教育費関係、これで全体の約7割というふうに言われておりますけれども、義務教育の問題、あるいは国保の問題、生活保護の問題、更には先日決算で出ましたか、農業委員会、これは国の交付金が少ないから持ち出しが多いのだというような議論もあったところですけれども、こういうものに対しても減額、削減しようというような動きもあるようですけれども、この国庫補助負担金、これはもともと法律等によって国が地方に出さなければならないお金でございます。これが削減されようとしているわけですけれども、どのような内容が削減されようとしているのか。それが音更町の場合にどのような影響があるのか。この内容について明らかにしていただきたい。特に、義務教育にかかわる国庫負担金の削減、これがどのようになろうとしているのか。どのような影響があるのか。この点についても明らかにしていただきたい。このように考えます。二つ目の問題は、税源移譲の問題でございます。どのような税源移譲、一般的には、都市部等においては税源移譲されてふえる部分があるけれども、地方都市あるいは多くの町村においては、税源移譲されても実際に歳入がふえる見込みのものというのはそうないのではないかというふうに思いますけれども、どのようなものが予定されるか。そしてまた、どの程度の金額が予想されるのか。この点についても明らかにしていただきたい。このように考えます。三つ目の問題は、地方交付税交付金の削減でございます。これについても大変流動的な要素はあるわけですけれども、確実に国としてはこの部分を減額をしようとしていることは明らかだと思いますので、この地方交付税交付金の動向についても明らかにしていただきたい。このように考えるわけでございます。四つ目の問題としましては、来年度予算でございますけれども、町長選挙もございます。そういう意味では骨格予算になるわけでございますけれども、予算編成で一通りの予算編成は行われるだろうというふうに思うのですね。明日が各担当からの要求提出の期限というふうにも聞いております。それで年度内ヒアリングも行って、1月に助役査定、2月町長査定というようなことも報じられているところですけれども、骨格予算、多くのものは継続事業、あるいは恒常的に支出されるものが組み込まれるというふうに思います。今の財政状況のもとで新たな施策、いわゆる政策予算と言われる部分はそう多くはないのかなというふうには思いますけれども、町長選が終わって一挙に検討して予算が組まれるということではないだろうと。現時点で一定の見込みを持って予算編成が行われるであろうと。ですから、この政策予算に充てる留保財源、どの程度になるというふうに現時点で思われているのか。その点についても明らかにしていただきたい。このように思います。三つ目の問題は、自治基本条例の制定でございます。これにつきましては、11月中旬、私ども会派研修に出ていたのですが、そのときに庁内でまちづくりについての講演会といいますか、開かれております。そのテーマがこの自治基本条例についてでございました。この自治基本条例の問題につきましては、きょうも見えておられますけれども、宮原前議員もこの議会で取り上げ、町長も前向きに制定の検討を約束された課題、このように私は受けとめております。この自治基本条例をつくるということが今の厳しい財政状況の中で、住民と行政と議会が共通の目的を持ってどのようなまちづくりを進めるのか。行政は町民からどの程度まで信託、委託を受けて行政を行うのか。施策を決める場合、住民がどのように参画していくのか。そしてまた、行政の持っている情報をどのように住民に公開をしていくのか。こういうことが大きな柱になってくるだろう。今後は補助金の削減や、あるいはこれまで行ってきた施策を合理化するようなことも出てくるだろうと思うのです。そのときに行政と住民と一体となって対応できるような自治体になるべきだろうというふうに思うわけです。昨日の議論で、後藤議員からの質問もありました。住民とのパートナーシップ、住民との協力、協働、これらの集大成としての中身がこの自治基本条例だろうというふうに思うわけです。そしてまた、この自治基本条例は、単につくりましたということでは意味をなさないだろうと思うのです。どのようなまちづくりをしていくかということを住民の側も、行政の側も、議会も、それぞれが論議をしていく、この条例をつくり上げていく過程が一番大事なのだろう。それをやるためには当然意識改革、これは町民にとっても、役場職員にとっても、議会議員にとっても、求められる課題ではないのかな。こういう内容だろうというふうに私は考えております。私も以前、住民投票条例とのかかわりで、この自治基本条例に触れたことございますけれども、庁内で講演会が開かれたというのは、町としてもそのような前向きの位置づけ、評価で開催したのかな。私ども参加できなかったわけですけれども、そういうこともあって、この条例の制定に向けての現時点での基本的な考え方と今後のスケジュール等について明らかにしていただきたい。このように思います。答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

一点目のパークゴルフ場利用の有料化と老人医療費についてのご質問にお答えいたします。まず、私の方から老人医療費の伸び率についてお答えいたしますが、先に守屋議員のご質問の中でもお答えしておりますので、簡潔に申し上げます。前年対比につきましては、医療給付費の5月診療分だけが前年対比1・3パーセントの減で、その他の月は2パーセントから5パーセントの伸びとなっております。ただ、給付件数はほぼ前年度並みに推移しております。また、介護保険制度導入の平成13年度以降の医療費の伸びは増加傾向にあるものの、給付件数は減少傾向となっております。なお、パークゴルフ場有料化の実績と問題点等に関する質問につきましては、教育委員会の方からお答えをさせていただきます。二点目の三位一体改革と来年度予算編成に関するご質問に一括してお答えいたします。国は、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」、いわゆる「骨太の方針」に基づき、地方分権の推進と国の財政再建を目指し、去る11月26日、平成18年度までの補助金削減を柱とする三位一体改革の全体像を決定しました。それによると、国庫補助負担金の削減総額は、平成17、18の両年度で、2兆8380億円とし、地方への税源移譲額は、平成16年度までの6560億円を加え、2兆4160億円程度としました。しかし、骨太の方針の目標額である三兆円規模の税源移譲には達しておらず、不足分については、今後の調整としております。また、地方交付税の改革については、平成18年度までは地方自治体の安定的な財政運営に必要な一般財源の総額を確保するとされております。ご質問の本町の平成17年度における国庫補助負担金の削減額と税源移譲の内容でありますが、唯一中学校教職員に対する給与費相当額に対する義務教育費国庫負担金を暫定措置として、平成17年度に4250億円を都道府県に税源移譲すると明記されているのみで、現時点で削減額を予測することは極めて困難な状況にあります。また、義務教育費国庫負担金の削減がどのような事態を招くかにつきましては、市町村には負担義務がありませんので、金銭的に影響が出てくるものではないと理解しておりますが、平成17年度秋を目途に中央教育審議会で義務教育のあり方について、一定の結論が示されることとなっておりますので、その動向を十分注視していく必要があろうと存じます。いずれにしても、今後どのような形での権限移譲になろうとも、教育水準の維持向上を図っていかなければならないと考えております。税源移譲の内容につきましては、所得税から個人住民税への移譲によって行うものとし、個人住民税の所得割の税率をフラット化することを基本として実施することとなっておりますが、その適用税率についても具体的数値が示されていない状況にあり、金額につきましても、予測できる段階にありませんので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、地方交付税交付金の削減についてでありますが、先に申し上げたとおり、平成十八年度までは地域の必要な行政課題に対し国は適切な財政措置を行い、地方自治体の安定的な財政運営に必要な地方交付税、地方税などの一般財源の総額を確保することとしております。しかし、一方で国、地方双方が納得できる形で歳出削減に努め、平成十七年度以降も地方財政計画の合理化、透明化を進めるとしており、さらには、地方財政計画と決算の乖離を是正し、適正計上を行うとの表現も盛り込まれていることから、改革の全体像には、なお地方交付税削減の余地が残されているものと考えております。先般、財務省が示した地方財政計画に7兆から8兆円の「過大計上」があるとして、地方歳出をスリム化し地方交付税の削減を図るとする基本的な考え方は変わっていないことから、今後、どの程度のペースで削減がなされるか現段階では極めて不透明な状況にあります。このような状況下において、来年度予算編成における政策予算に充当できる一般財源につきましては、12月末に判明する国の予算編成の状況を見極めなければならないこと、さらに、町の予算編成もこれから積み上げるところでありますので、現時点で具体的な数値を申し上げられない状況にありますが、予算編成に当たっては、当初予算に計上する経常経費の一層の削減を図り、政策予算の確保に努めたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。三点目の自治基本条例の制定に向けての基本的な考え方と今後のスケジュールについてのご質問にお答えいたします。平成12年4月の地方分権一括法が施行となって以来、「ニセコ町まちづくり基本条例」を皮切りに、名称はそれぞれ行政基本条例であったり、自治基本条例だったりとまちまちですが、全国各地で制定若しくは制定に向けた取り組みが行われています。私は、現在の自治のシステムは、町民が首長や議会議員に対し、行政・政治の信託を行い、その信託の相手先を選ぶ行為が選挙であり、そして、信託料として税金が納められていると考えております。この信託の内容を明らかにするものが自治基本条例であろうと存じます。スケジュールについては、私の任期との関係もあり明確にお答えできませんが、現在、役場内に若手職員による調査研究会を立ち上げております。また、11月16日十勝ふるさと市町村圏北ブロックの広域事業として、「自治基本条例の必要性とそのあり方」と題し、町民をも対象に講演会を開催したところであります。自治基本条例は、町民にとって住み良いまちづくりを進める一つの道具であって、制定そのものが目的であってはならないことは当然のことであります。このため、町民、議会、行政の三者が条例の必要性について共通認識を持ち、制定に向けた気運を醸成していくことが重要であろうと思っております。その上で、町民の皆さんに参加をいただき、さらに、議会とも十分な協議を重ねながら、音更の実情を反映した独自の内容の条例が制定できればと考えております。ご理解を賜りたいと存じます。なお、計数等の御質問もございました。確かに今、御答弁させていただいたとおり、非常に不鮮明な中での17年度をどういうふうに国の予算、あるいは地方の予算を組み立てるか。非常に今、苦慮しているところでもございます。せっかくの御質問でありますが、私ども、そうしたら来年度の予算をどういう総枠をつかんでいるか、こういうようなことも質問にまたあろうかと思います。いずれにしましても、今、教育の国庫負担、その中でも義務教育というようなことでございますけれども、これは中央教育審議会の方での一定の結論を待ってということでございますけれども、私ども声を大にしている一番重要なことは、やはり教育制度そのものは国の責任において堅持すべきだ、このことがやはり基本だろう。地域の財政的な浮き沈みによって教育がゆがめられていく。これはあってはならないことでありますし、こんなことが歴然と行われるということになりますと、地方の格差というのは極端な形の中で、それぞれの地方、あるいはそれぞれの市町村、それによってやっぱり差が出てくるというようなことになりますと、やはりこれは問題があると。やはりある程度画一的というような批判も出るかもしれませんけれども、やはり教育だけは平等な形で国の責任において行うべきだと。そういう考え方が一つと。それから、今国庫負担の補助削減と。こういうことで3兆円というような形が17、18の中に出ているわけでございます。これは地方六団体というようなことで国に対して強く要請を現在しているところでありますけれども、これとてもやむなしというようなことで、やはり国の、あるいは地方を合わせても727兆円ぐらいですか、そのぐらいの借金があるわけでございますから、ただ、これはある程度補助金削減やむなしというようなことで3兆円という形をとっているわけでありますけれども、そこに削減をした分については、税金移譲をしてもらう。もう一つは、それに更に足りない分には、地方交付税で穴埋めをしていただく。だから、税源移譲と交付税とこの削減というものが一体として今取り組まれておりますし、その穴埋めをするということを大前提にして国の補助金を削減やむなしと、こういうことが前提条件になっているところでもございます。そういう中で、苦しいことはもう間違いないわけでありますけれども、具体的にちょっと参考まで申し上げますと、16年度の地方交付税、音更町にとりましては臨時財政対策債、これらも一つの交付税ということで元利償還は国が行うということになっておりますから、そういう見方をしても音更におきましては8億4千万円が16年度において15年度よりも下がっているという事実がございますし、全体の予算といたしましては、最終的には普通交付税、特別交付税、そういうものがあると思いますけれども、56億8千万円ぐらいが16年度の地方交付税、あるいは17年度はと。今16年度を申し上げましたけれども、本来国は16年度で地方交付税12%削減するよ、17年度は3%ぐらいにとどめます、こういうような話でございますけれども、これも総務省と財務省の話を聞いたら天と地の違いがございます。そんな関係で、私どもは一応17年度予算を組むと、総枠でどのぐらいのものを考えるか、こういうことを検討したわけでありますけれども、大体6.7%ぐらい落ち込むだろうと、そういう交付税の見方をしてございます。なお、国は、17年度3.7%という数字を一時出されたことがありますけれども、今の情勢、国においても、今日も定率減税等の話し合いがされて、まだはっきり数字が決まっていないというようなことでございますけれども、私どもは更にもう一歩安全策というようなことで、6.7%で17年度は約52億9千万円から53億円前後だろうと、こういう見方を立てさせていただいております。なお、ついででございますから、18年度以降、17年、18年、18年度は17年度の3億8千万円ぐらい、これまだ減るだろう。そういう一つの推計のもとに現在やっているわけでございます。最終的には18年度は大体50億円程度に下がってしまうのではないか。こういう見方を立てさせていただいているわけでございます。一応こういうようなことを念頭に置きながら、17年度の予算編成、当初は骨格予算になるのかな。そのように思います。ただ、議員から言われておりますように、政策予算はどのぐらいだと。正直申し上げて、政策予算はマイナスゼロでございます。そういう中でいかにして今、5カ年の健全化計画を立てて取り組んでいくかということに全精力を使い、そしてそういう中で安定した5年後の音更の財政というものを安定の線まで持っていきたい、そういう考え方でございます。これらを実行していくということになりますと、先ほどのまちづくり基本条例、これと同じように、やっぱり財政の安全化を図るのもやはりまちづくりの基本になるのではないかな。そんなふうに思うわけでございます。こういう苦しいがゆえにそういう考え方をきちっとまとめて、そして議会、町民、あるいは行政と、三者一体となったやはり考え方でこの難局を何としても乗り越えていかなければならない。そのことを申し上げまして、少し余計な道も入ったかもしれませんけれども、ひとつ御理解をいただきたいと存じます。

答弁 教育長 高橋晃(教育長は2007年3月まで)

初めに、パークゴルフ場の利用者数からお答えを申し上げます。今シーズンのパークゴルフ場は、11月3日をもって終了いたしましたけれども、有料化している5カ所全体の利用者数は14万3,305人、1日平均で885人の利用者数となっております。コース別で申し上げますと、ひばりが丘が4万1,501人、柳町が3万4,865人、音更リバーパークが3万2,291人、すずらん台2万2,978人、駒場が1万1,672人となっております。月別で申し上げますと、5月が2万328人、6月が2万5,577人、7月が2万3,689人、8月が2万612人、9月が2万4,805人、10月が2万6,262人、そして11月が3日間でございますけれども、2,032人となっております。6月が一番多くて、次に10月、9月となっておりますけれども、真夏の7月、8月は幾らか少な目に推移している状況になっております。また、有料化以前との比較につきましては、昨年は正確な利用者数は把握しておりませんので、正しい比較はできませんけれども、全体的に見て減少傾向にあったと思っております。また、有料化に向けての当初の試算との比較で見ますと、シーズン券の利用者はほぼ推計どおりでございましたけれども、比較的町外者が利用すると考えておりました回数券並びに1日券の利用者数の数が推計の3分の1程度になっております。全体的には町内の減少もあろうかと思いますけれども、町外の利用者の減少、あるいは大会等の団体利用者の減少が多かったようにも見られますし、この夏の猛暑といいますか、これらの利用者の減の要因の一つにもなっているかと思っております。また、他の町の状況を聞いても、一時期よりブームのピークが過ぎたのではないか、あるいはパークゴルフ愛好者が固定化した傾向にあるのではないか、これが減少の主な要因でないかというふうにも考えているところでもございます。次に、全体の経費と使用料収入との関係についての御質問でございますけれども、パークゴルフ場その周辺の緑地管理も一括委託管理をしておりましたので、有料化のパークゴルフ場5カ所のみの管理費で申し上げますと、概算で約4,320万円となっております。有料化による収入は1,601万2千円となっております。また、コース別の1日券、回数券のみの収入、シーズン券はそれぞれのパークゴルフ場で販売しておりませんので、1日券と回数券のみのそれぞれのコースでの収入の状況でございますけれども、ひばりが丘が344万3,200円、柳町が138万400円、音更リバーパークが154万6,600円、すずらん台が128万600円、駒場が79万7,800円となっております。パークゴルフ場の有料化は、利用者からかかる経費の一部を負担していただくというような趣旨から、御理解をいただきまして進めてまいりましたので、ことしの結果を十分精査をしまして、来年に向けて改善できるものは改善するべく検討してまいりたいと思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いを申し上げたいと思います。

再質問 8番 真田健男

一定の説明、答弁をいただきました。再質問をさせていただきたいというふうに思います。まず、パークゴルフの関係ですけれども、聞きたいのは、パークゴルフを有料化して、それが医療費にどんな影響があったのだろうか。所管別といえばしようがない。パークゴルフの中身は教育委員会、医療費は町長部局、この関係というものを考える答弁が一切ないのですね。これが今の縦割り行政の弊害でもあろうというふうに思いますけれども、それはさておき、内容に入りたいと思います。まず、利用者数ですけれども、先ほど私言いましたように、有料化によってそんなに愛好者、利用者数が減るということは考えられないというのが当初の教育委員会の考え方、説明だっただろうと思うのですね。確かに人数の上では14万人からの利用となったという実績は実績としてわかるのですが、この間、パークゴルフ場、私もそんなにたくさん行っておりません。お金払ったのはひばりが丘一回だけでございますけれども、見る分には、それはプレーしたことですけれども、そちらこちら見ております。本当に従来と比べるとがらがらだったなと。確かにパークゴルフをやる方にとっては、すいていて気持ちよくプレーできたのではないかというふうに思うわけですけれども。この有料化がブームになっていたパークゴルフを下火にさせることにもつながったのではないのかなというふうに思うのですね。14万円ということですけれども、1日券あるいは回数券を使った利用、あるいは団体の利用、これ先ほど答弁ありましたように、予想より少なかったと。シーズン券を買った方がこの勝毎の報道によると1人当たり65回もプレーをされた。これ平均でしょうから、シーズン券を持っている方が1,400人余り。こういうことで多くの町民にパークゴルフを楽しんでもらうという点では、やはり予想を下回ったのではないのかなというふうに思うわけですね。特に、私としてはこれが町民の健康づくりとの関係、あるいは病気の予防、介護の予防、後で収支にも触れますけれども、わずかの収益金のかわりに医療費がどかんとふえたということでは、元も子もないのではないのかな。確かに利用者数のところでは、昨年まではそういう意味では厳密な利用者数把握されていなかった。だから、正確な比較はできない。これはわかりますけれども、各パークゴルフ場の状況を見る、あるいは受付等の方々の声を聞きますと、例えばひばりが丘ですと、多いときの半分あるいは3分の1というような日も結構多いというようなことも聞いておりますけれども、当然教育委員会、担当のところでは、それらの状況というのはもっと細かに押さえられているのではないのかな。ですから、それは町外の人であろうが、町内の人であろうが、パークゴルフ場でプレーをする方が減ったのは紛れもない事実なのではないのかなということが、まずこの利用者数との関係で私は思うわけですけれども、その点について、もしそういうことではないということであるならば、再度答弁をいただきたいというふうに思います。それから、収支の関係ですけれども、先ほど言いましたように、実際に入った使用料は1,601万円、計画は2,849万8千円。6割程度というふうに言われております。それに対して経費の方は、先ほど4,320万円というお答えもありましたけれども、これは有料化に伴う新たな支出だけではなく、経常的な費用も含んだ数字だろうと思うのですね。有料化に伴うものだけですと、計画では使用料徴収に当たる受付の業務の人の人件費、これが1,100万円ほど。そして、使用料徴収にかかわる消耗品費ということで、利用券の印刷関係で300万円ほど。それから、パークゴルフ場に設置されたプレハブ、これの購入が215万円というようなことで、1,619万円ほどの新たな支出、有料化に伴う支出を見ていただろうと思うのですね。ただ、このうち、これは有料化を決定するときの昨年8月21日の総務文教常任委員会に出された収支の見込みといいますか、計画書なのですけれども、これから白鳥コースが取りやめになりましたので、ここに277万円ほど見込んでおりましたので、そうすると1,600万円から引くと1,342万円。当初の計画では2,849万円の収入、そして1,342万円の支出、差し引き1,500万円残ると。決して私、たくさん残すべきだと、利益を出すことが目的ではないというのはわかるわけですけれども、町民から1,600万円もの負担をお願いをして、そして400万円切っているようですけれども、400万円弱の益金を生んだと。来年度以降、今年は初年度だから初期投資があるからという考えあるかもしれませんが、来年度これから減るのはプレハブ購入等の200万円ぐらいなのですよね。今年と同じ状況を仮定すれば来年は600万円の差引残高が残るということになるわけですけれども、それで当初予定したパークゴルフ場の維持管理費の費用を生み出したい。そのために受益者負担という考え方でやるというような所期の目的が果たされているのだろうか。その一方で医療費ですけれども、私、13年から16年までの医療費の支出一覧、担当からいただいております。それで今年の有料化後の医療費を比べますと、医療費は診療月から支払い月まで2カ月の差がございます。ですから、今年の5月の診療費は7月に支払われるということで、7月から先月末、11月末に払ったのが最新ですから、これが9月分になりますけれども、平成14年はこの7、8、9、10、11の5カ月間、今年度5カ月分しかまだ出ていませんから、5カ月間で比較しますと、14億178万円。そして、15年度は14億4,615万円。これに対して本年度16年度は15億5,215万円。14年から15年の給付費の伸びというのは4,400万円です。これに対して15年から16年は1億600万円です。これ先ほども言いましたように、これがすべてパークゴルフの影響だとは考えません。しかし、この数字を見ますと、やはり影響は出ているのではないかと。考えざるを得ないわけですね。400万円の利益を生み出すために昨年より6千万円以上の医療費がふえたということになれば、これは元も子もないのではないのかな。これに対してこの同じ期間、健康保険、社会保険の方の伸びはほとんど変化がない。もちろん社会保険の方は人数的に少ないですよ。金額も少ないです。国保の方が多いですけれども。そういうことを見ますと、私は一定の影響が出ていると見ざるを得ないと思うのですね。先ほどの答弁で件数が減っているということも言われました。確かにこれは老人保健法の改正等で対象年齢が引き上げられている。それによって人数が減っているということもあります。しかし、件数が減っているにもかかわらず医療費がふえている。1件あたりの医療費が上がっているということは、医療費担当では、やはり病気の重症化といいますか、そういうとらえ方をするわけですね。件数が減っているにもかかわらず医療費はふえている。ですから私は、この点でやはり有料化というものが高齢者の予防医療、あるいは介護予防という点では、一定の関係があるのではないかな。先ほども言いましたように、1年間だけで結果を云々することはできませんけれども、これを経年的に見れば、ここで町民の負担をお願いするよりは、医療予防、介護予防という施策としてパークゴルフの無料化といいますか。ただ、今の流れからして有料化は一定度やむを得ないのかなということも理解できます。ですから、その5カ所ではなく、どうしてもいいコースでプレーをしたいという要望も強いわけですから、そこはほかよりもコース管理をよくする、グレードを上げる。しかし、今厳しい財政難の中でパークゴルフ場の維持管理費に費用がかかり過ぎている、大変だということであるならば、ほかの無料のところはグレードを下げると。具体的には芝刈りの回数だとか、肥料だとか、いろいろな問題あるのだろうと思うのですが。有料化の箇所は、例えば、これは有料化導入するときも提案しましたけれども、ひばりが丘とリバーパーク2カ所ぐらいにしてはどうかと。それは地域との不公平とか云々ということはありますが、それは政策、政治の問題だと思うのです。全体を見たときに有料化やむなし、ここは有料の場所にしますよ。しかし、あとは多く無料でやっていただいて、楽しんでいただくと同時に予防医療、介護予防等の位置づけで実施をするというようなことがあってもいいのではないかというふうに考えますので、その点答弁をお願いしたいと思います。パークゴルフだけで時間なくなってしまいました。失礼します。次に、三位一体の改革の問題でございますが、先日、町長さんも議長さんも東京で、11月17日ですか、開かれた大会に出ていらっしゃると思うのですね。これは5月に開いた危機突破大会に続くものですが、今度は質が上がりまして、地方自治確立対策協議会というようなことで、地方六団体が今の地方自治を守ろうという運動に発展してきているだろうと思うのですね。この三位一体改革自体が、小泉さんの言葉を借りれば、地方分権を進めるためというふうにかけ声としてはかけられているわけです。ところが実態は、国が先ほど言いましたように大変な財政事情であることは周知のとおりですけれども、国の財政対策として国の負担を減らす、その部分を地方自治体や国民に負担を求める、こういう中身になっているのではないかというふうに思うわけです。この全国大会、武道館に知事さん、市町村長、あるいは各議長さん方1万人を集めたこの大会で確認された緊急決議、これでは補助金改革と税源移譲の一体的確実な実施、これ柱だけ言いますけれども、更には地方交付税による確実な財源措置、国庫補助負担率の引き下げと負担転嫁の排除、国による関与、規制の見直し、地方六団体との継続的な協議の実施、そして第2期改革というようなことで述べられているわけですけれども、各町村長さん、こういうところではこれは異議なしと。大いにその方向で頑張ろうということで参加されるわけですけれども、いざ地元に帰ってきますと、そうはいってもなかなかそうはならないのだと。従来の、例えば音更の財政考えても、国からの補助金がないとやっていけないのだ。交付税にも頼らなければならない。もちろん交付税というのは、これ地方固有の財源であるということははっきりしているわけですけれども、この精神を貫くことが第一だろうというふうに思うのですね。この三位一体改革の中では、この大会で会長をされております梶原さん、岐阜県知事ですけれども、この方のあいさつの中に、今三位一体改革に対して、地方自治体あるいは住民、国民がどう対応しなければならないのかという大事な中身があるというふうに私見たものですから、若干引用させていただきたいと思うのですね。「本大会は、全国町村議会議長会の提唱により地方六団体が一致協力し企画したものであり、全国の自治体、住民の負託を受け、ここ日本武道館に知事、市町村長、議会議員が1万人規模で集結いたしました。去る5月の財政危機突破大会に続き、全国3千の自治体、議会のトップが自ら参加し、地方分権、三位一体改革の推進に関し、我々全国自治体の確固とした決意を示す大会であります。大会のねらいは、従来の陳情、要望の決起大会を超えて、地方から日本を変える、地方が国の形を変える、地域に自由を、市民に権利を取り戻す。発展途上国型中央集権から先進国型の地方分権へ云々」と。「官僚政治から市民政治へ転換する平成の自由民権運動、平和デモクラシー、平和維持の総決起大会である」と。この大会で確認した精神というものを山口町長はどういうふうに受けとめて、これを今後の音更町政に生かそうとされるのか。ここのところをお聞きしたいのですよね。梶原さんもちろん保守系の人です。これまでも国の政治に協力といいますか、その中央集権の中でやってきたけれども、今もうこの時期に至っては、国に対して住民の生活を守るという立場に立ったら、反旗を翻すこともあり得るのだということで、この三位一体改革に対応されているということだと思うのですね。ですから、この大会等で確認された内容、これについて山口町長の見解をお聞きしたい。それから具体的な中身に入りますけれども、先ほど削減される内容、あるいは裏返して言えば税源移譲の対象ということになるわけですけれども、これに対して、義務教育国庫負担金ももちろんそうですし、学校設備整備費、あるいは教員研修事業費、地方スポーツ振興費、こういうものが全て対象になりますよ。ただ、これだって後で国は補てんするという約束にはなっていますが、今年だって、例えば公立保育園の運営費削減されました。それは交付税で措置しますよということにはなっていたけれども、交付税総額そのものは減らされてきている。道内ももちろんそうですけれども、全国各地の市町村で保育園の運営費自体が縮小、削減されるという結果を生んでいるわけです。ですから、こういうことが今年度もまた起きるだろうというふうに心配します。それから、先ほど言いました国民健康保険、これについても国の国庫負担分は確実に減らします。これは11日までに厚労省、総務省、財務省で一致した中身では、現在国が負担している40%、これを34%ですか、に削減するということがはっきり決まりましたし、それから、今度は都道府県に財政調整基金といいますか、これを導入をする。これはとりもなおさずまた国民の負担になるわけです。それから、基盤安定資金、これもこれまでは国が2分の1、都道府県4分の1、町村4分の1になっていましたけれども、国の分は全くなくしてしまう。そして、都道府県が4分の3に引き上げる。これも住民負担のところになってきます。このようなことが児童保護費、更には医療施設の運営費、各種のもので予定されている。だから、これに対して、従来型の受けとめではだめだと思うのですね。当面、予算的に影響はないと思う。現に国の負担は減って、それが地方自治体や国民負担になるわけですから。ここのところでやはり受けとめを、本当に地方自治体にとって必要な予算は何なのか。独自事業でやっている敬老祝い金だとか、それらのものは全部むだな支出と国は見ているわけですから、それに対して自治体の首長としてそうですかということで行政をやっていくということはできないのではないかというふうに思いますので、これらについても再度明らかにしていただきたいというふうに思います。まだまだいろいろありますけれども、ちょっと省略します。それから、三つ目の自治基本条例ですけれども、先ほどの答弁では、今、庁内に若手による研究チームを発足させました。これいつ発足したのですか。先ほども言いましたように、宮原議員が提言したのは何年前ですか。検討しますと言って、ずっとそのままにしていて、最近発足させたのですか。自治基本条例の中身だとか目的だとかというのは十分わかっていらっしゃると思うので、これを本当に動き出すかどうかが求められているのだと思うのですよ。そこのところでいつごろまでにこの作業を、だから先ほど言いましたように、つくる過程が大事なのですから、もちろん庁内で若い人たちで始めた、それは結構。それをどうしてもっと町民が参加したり、議会でも論議できるように、そこへ持っていくということがこの自治基本条例の精神ではないかと思うのですよ。この庁内での検討がいつから始まっているのか。そして、いつごろまでにどうされようとしているのか。そこを再度お聞きしたいと思います。以上です。休憩(午前 時 分)

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

再質問にお答えをさせていただきます。今も休憩時間にちょっとお話をさせていただきましたが、三位一体ではまだ言い足りないと、こういうことでございますけれども、御意見として伺いましたが、私どもも今この三位一体そのものを説明するには、まだ計数等、あるいは国自体も今検討中というようなことで、考え方はまとまってはいるものの、ある程度この計数的なものがまだ地方までに示されていない、こういうことでございます。さきに三位に関連して出ております。結論的に申しますと、今この三位一体という表に出た言葉かもしれませんけれども、現実の問題といたしましては、都市と地方との一つの葛藤だと。こういう言い方もございます。ある程度規模が大きいところについては、例えば税源移譲、そういう道も開けてくるわけでありますけれども、地方においての税源移譲といいましても、多くの人口を有するわけでもない。大企業があるわけでもない。そうなってきますと、やはり地方というものが今置き去りにされてしまうのではないかという一つの危機感を考えているところでもございます。これらの三位一体の改革については、総決起集会と。新たなこのために開いて、先ほどの決議文の内容も御紹介あったところでもございますけれども。私どもは、今この三位一体の中で国が一方的に押し切ろうとして進めているものに対して、我々市町村を代表する者は、それに対する一つの逆行とも言える考え方を持ってこの決起集会に臨んだ。そして、また異様な私どもも今までのいろいろな総会、大会というような陳情的なものでありましたけれども、やはり今全国の市町村がいかに生き延びるかというようなことで必死な考え方が、この大会に私も参加して感じたところでもございます。例えば、一般財源化の中でも地方交付税というのは、地方にとっての大きな財源でもございます。昨年、16年度の交付税の中には、保育料の措置費についてはもう一般財源化されたというようなことでございますけれども、実際に今までの措置費等の計算をしてみましても、どうも交付税の中で十分それが賄われているかどうか。そして、それが一方的に押し切られてもう法制化されてしまっている。そして、16年度は交付税の中身で来ているというような私ども反省に立ちまして、今回国に対する強い要望といいますか、考え方を持って臨んだところでもございます。先ほど、一つに申し上げましたけれども、どうもやはり都市にとって有利、地方にとって不利、これをやはり解消しなければならないという考え方が一つ。それから、今まで国において法制化する、いろいろなこの改正なり、新しく新設をする、こういう計画等を行う場合に、どちらかというと国会という国民から選ばれた席で全てが決まっていたと言っても過言ではないかと思いますけれども、今回の三位一体の考え方の中に、地方六団体のやはり現場の声を聞こう。地方分権という中において、それなくして一方的に押し切ると、ややもすると国会の自体が危うくなる。こういう危機感をひしひしと感じたのがお国をあずかる官僚であり、あるいは国会議員の先生方ではなかったかな。そういう点からしますと、非常に今までから見ると、一方民主的な手法が選ばれた。協議会をつくって、その六団体と話し合いをし、補助金削減、こういうような道も選ばれたというようなことからすると、今までよりは私どもといたしましては、やはりそういう集会をやった成果が上がったのかな。あるいは、今後これが一つの範例となって、国もそういう民主的なルールなり、あるいは地方の意見、国民の声、そういうものを聞いた上で、ある程度今後国の政策展開がされていくのではないかな。そんなふうに思っているところでもございます。いずれにしましても、今申し上げましたように、やはりこれは単なる一つの現象論というよりも、大きな構造改革という中で国は動いておりますから、一地方の意見ということよりも、やはり私ども市町村を挙げて、やはりこういうような問題については今後真剣に取り組んでいかなければ、我が町そのものも消え失せてしまう、こんな危機感を感じておりますので、これらの問題については特に基本的な問題でございますので、今後なお一層慎重に考えていかなければならないというふうに、これからもこれらの状況判断といいますか、こういうものをじっくり見て取り組んでいかなければならないというふうに思います。しかし、国も借金を超えてこれ以上の借金をしましても、また国自体も破産をしてしまうという事情にございます。これは人ごとではなく、やはり国が滅びてしまうということになれば地方も滅びてしまうわけでありますから、そういう点ではやはりある程度今までの国の歩みというものを、やはり方向転換していく今時代でございます。それに相まって我が町もやはりそういう方向を当然のごとく考えていかなければならない。また、これらのことが一方的に進んでいきますと、第2の市町村合併問題というようなことも私は近い将来出てくるのではないかな。これは一つの伺いということだけではなしに、今のこの国から来る地方財政としても、今のところやっぱり自主自立とは言うけれども、財源まで自主自立というところまで正直言っていかないのが地方の悩みでもございますので、この点は十分今後ともそういうことを予測しながら、ある程度の問題についても常に対応できるような、適応できるような、そういう力を、底力をやはり音更は音更なりの財政力も含めて考えていかなければならないというふうに思っておりますので、何でもはいはい主義ではなくて、特にこういう市町村を揺り動かすような問題については、やはり言うべきところはしっかりと地方の意見として物申していく、こういう姿勢で臨んでいきたいと思いますので、具体的な中身について触れませんけれども、そういう基本的な考え方を持って私は今後地方自治をあずかりたいと、こういう考え方でございますので、御理解をいただきたいと思います。なお、医療費の関係とパークゴルフの因果関係といいますか、議員もおっしゃっているように、なかなか1年、2年でははっきりした計数が出ません。過去においてゲートボールが非常に盛んになったころに、一時国保医療費が下がった経緯がございます。これはやはりうかうか病院へ行っていたら、5人で1チームをつくりますから、仲間はずれにされる、だから病院へ行きたくても行かなかった、こんなような話も聞いたことがございますけれども、その後必ずしもゲートボールが医療費にプラスになったと、いや、マイナスになったといいますか、そういうことはどうなのかな。いずれにしましても、今すぐどうするこうするではないけれども、そういう関係についてはなかなか目に見えてまいりませんので、議員もおっしゃるようなことも一つ今後の参考として、いろいろとまた行政的にその必要といいますか、そういうのが出てくれば考える必要があるのかなと思いますけれども、この辺についてはちょっと目に見えませんので、ある程度御理解をいただければなと、そのように存じます。それから、最後になりますけれども、まちづくり基本条例、名称はともかくといたしまして、いずれにしても先ほども申し上げましたように、やはり今後こういう時世でありますからなおさら、また今までの単なる流れではなくて、今度は地方自治そのものが大きく転換をしていかなければならないという時代でありますから、やはりまちづくりの根幹をなすのは、やはりこういう基本条例、こういうものがやはり心の支えなり、あるいは一つの音更町の進む指針であったり、そういうものでなければならないというふうに思いますし、また、私ども行政だけ、あるいは議会だけではなくして、一番町民主体である、やはり町民の皆さん方にも御理解をいただかないと単なる条文化しただけではどうなのかと。これらについては先輩の議員、宮原議員さんからも提言が平成14年だったと思いますけれども、御提言をいただいて、ある程度前向きに取り組んでいきたいと言ったことは私本人でもございますし、その後また後藤議員からも、そういった関係についてもやはり進めるべきだ、どうなっている、こういう御指摘を得たわけでございます。正直言って、決して軽く見ているわけではございませんけれども、最近そういう何でもかんでも条例化するというような傾向にございます。すぐ飛びつくということは簡単でありますけれども、実効が上がらなければならないし、それが町民生活なり音更町の行政の中で平準化していくといいますか、そういう音更町の町の中に溶け込んでいくような、そういうこともやっぱり一方で私どもやる者にとっては考えていかなければならない。例えば、町民の生活安全条例、これは10項目の項目を一つに安全条例という中でやらせていただきました。これだけのものをつくっているのは、多分よその町にはあまりないのではないかな。例えばポイ捨てだとか、そういったものの10項目の規制事項をつくって、一つの条例の中に絡めて行っているという例がございます。それとこの条例を一緒にするわけではございませんけれども、やはり先ほども答弁させていただきました。おくればせということでございますけれども、9月に一応まず内部からと。そういうようなことで9月にそういう委員会制度を職員の中でつくって、そして、そういう中から是非ひとつ講演会、町民の方々も一緒になってそういう講演会をやろうというのが先般行った講演会でございます。そういうことで、私どもも一つその必要性も感じておりますので、置き去りにすることなく、ある程度この度合いといいますか、そういうものを考えながら進めていきたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。

再質問 8番 真田健男

1点だけ。今、自治基本条例について、先ほどスケジュール等を伺ったのですが、やっと9月ごろまでに庁内でという話がありましたけれども、14年12月に宮原議員がこの問題で質問をした際に、町長は、2004年度の制定を目指して検討を進めたいという答弁をされたのではないかと思うのですが、9月までに庁内で云々では到底間に合うような状況ではないと思いますけれども、過去のこの答弁との関係について、再度明確にお答えをいただきたい。現時点でどれぐらい先に制定する意思があるのかどうか。ここのところを確認をさせてください。以上です。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

何月何日というような時期の問題かと思いますが、先ほどもちょっと触れさせていただきました。私がここで言えばそのとおりになる、こういうようなことでありますし、また、議会の方ともこれらの骨子について十分なる協議も私は必要だろうと。やはりできることであれば、行政も、あるいは議会も町民も、一体となったやっぱりこの基本条例という精神を貫いていくためには、十分つくる前での理解を求めていかなければなりませんし、そのためには若干の時間が要るのかな。先ほども言いましたように14年にそういう御意見をいただいて、少し延べ送りになったという点は十分反省をいたしますけれども、今ようやくそこまで至っておりますから、これ来年にと、こういうことも簡単に言えるわけでありますけれども、その辺の論議もこれからしていかなければなりませんので、一定の方向づけをし、町民の皆さん方の、またパブリックコメントあたりで御意見をいただいて、最終的なまとめをするということになれば、まだ若干の時間が必要ではないかな。そんなふうに思いますけれども、とかく来年というようなことを目標にして進めていきたいと思いますけれども、その辺の成り行きについては、今申し上げたことを基本的に考えて条例化したいというふうに思いますので、その辺でひとつ御理解をいただきたいと存じます。

出典:音更町議会 平成16年第4回定例会 2004年12月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる