みんなの議会

音更町議会 平成15年第4回定例会 2003年12月11日

学童保育について

2003年12月11日、音更町議会の一般質問で、佐藤和也議員が「学童保育について」質問し、町長 山口武敏、民生部長 吉井隆徳、助役 藤井勉が答弁しました。

質問者
佐藤和也 議員
答弁者
町長 山口武敏、民生部長 吉井隆徳、助役 藤井勉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 3番 佐藤和也

おはようございます。通告に従い、一般質問をいたします。まず、最初に学童保育について質問いたします。共稼ぎなどによる留守家庭児童の福祉増進を図るため、音更町立学童保育所を設置すると条例により設置されている学童保育所は、現在、音更町には7カ所あります。対象は小学1年から3年までの児童であり、学校のあるときは午後5時半まで、土曜日や夏休み・冬休みなどは午前8時半から午後5時半までがその保育時間であります。長引く不況のもと、子供を置いて働く親が増えています。また、厳しい経済環境は、リストラなどもあり、一人当たりの労働量、時間は前にも増して増えています。9時から5時まで、週休2日という環境は、公務員や大企業を除きなかなかないというのが実態です。以前は、子育てをしているからと寛容であった企業も、逆に子育てを口にするとリストラの対象になりかねないという話も聞きます。そのようなことで、5時半までに子供を迎えに行けないという親が増えつつあるのが現状です。また、テレビ・新聞などで報道される小中学生の連れ去り事件の続発を見るとき、小学校低学年の児童を一人で帰すことに心配を感じる親も多くいます。音更町においても、今年4月からだけでも36件の不審者や変質者の通報が青少年センターに寄せられています。昨年あたりから急激に増加しており、まさに、どこでもいつでも事件に巻き込まれる可能性があるということです。子供たちを守ろうという動き始めている地域もありますが、まだまだ全町的ではなく、時間もかかるものと思います。そのようなことから、保育時間の延長ができないかについて質問いたします。次に、その運営についてであります。音更町学童保育所条例第6条において、「町長は、学童保育所の設置の目的を効果的に達成するため必要と認めるときは、その業務の執行を公共団体に委託することができる」とあり、現在は親の会に委託しております。働いている親が自分たちで運営していくことは大変なことであり、指導員の募集、賃金の計算、支払いなど、だれでもできるものではありません。また、各学童保育所でその運営がばらばらという状態が望ましいものなのか疑問があります。音更町としては、現在の運営形態が望ましいものと考えているのか、お伺いいたします。また、直営やほかの形態を考えられないかについても、併せてお伺いいたします。次に、大きな二つ目として、鈴蘭保育園の移転改築の進捗状況についてお伺いします。町長は、昨年12月定例会の十勝療養所跡地の利用見通しについての一般質問に対する答弁の中で、鈴蘭保育園の移転改築の考えのあることを示されました。また、先ごろ、そのために国立十勝療養所跡地の購入を決定したということが新聞報道もなされました。現在、すずらん台への入居者が増加し、1年前とは格段に状況が変化しています。鈴蘭保育園がいっぱいで抽選に漏れた場合、兄弟が別々の保育園に通わなければならない状態もあると聞いております。建設年次も含めた、より具体的な計画の進みぐあいについて示していただきたいと思います。もう1点、移転した後の鈴蘭保育園跡地利用について、その考え方もお示し願いたいと思います。以上です。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

1点目の学童保育所の保育時間の延長と運営形態のあり方についてお答えをいたします。本町におきましては、両親の共稼ぎなどにより昼間留守になる家庭の小学校1年生から3年生までの児童を対象に、放課後の適切な遊びと生活の場を提供することによって、健全な育成を図るため、町内7カ所に学童保育所を設置しております。保育時間でありますが、日曜日・祝祭日及び年末年始の休日を除き、平日は下校時から午後5時30分まで、更に、平成14年度からの学校5日制に合わせて、土曜日についても完全開設を行い、午前8時30分から午後5時30分まで開所しております。また、運営に当たりましては、学童保育所に設置されています運営委員会との打ち合わせ会議などを通じて連携を図りながら、保育環境の向上に努めているところであります。御質問にありますように、全国的に子供に対する憂慮すべき事件が多発しており、保育というよりも教育の延長としての子育てを支援するという視点からも、学童保育所の意義、役割が深まることは私自身も認識しているところであります。保育時間の延長、運営形態等については、現在、通所児童保護者に対しアンケート調査を実施しており、その結果を踏まえながら今後の学童保育所に対するニーズを把握した上で、充実に向けた取り組みを検討してまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと存じます。今、少子化というようなそういう対策の一環として学童保育、あるいは学校教育の5日制というようなことに伴いまして、全校生徒放課後活動事業、こういう形で、特に大都市周辺ではそのような形で進められているように、先般も教育雑誌の中で拝見させていただきました。そういう中で、我が町の場合、古くはかぎっ子対策というのが始まりで、この学童保育所が始まったわけでございます。以来、民間といいますか、保護者の方々で運営委員会をつくり、その中に一定の指導員というような方を委嘱をして運営しているというのが本町の形でございます。ただ、この全国的な傾向の中では、単に働く親の子供ということがこの保育の大原則になるわけでありますけれども、最近では、先ほどもいろいろな子供に対する憂慮すべき事件が起きているというようなことからいたしますと、この放課後の活動事業につきましても、全校生徒を対象にしているというような形もあるようでございます。ただ、そうなりますと、確かに理想としてはすばらしいことでありますけれども、今までの学童保育所のような手厚い保護なり育成なり、そういうものができないという施設の難点もあるようでございます。いずれにしましても、これらのいろいろな運営管理については、いろいろな全国のパターンがあるようでございます。一挙に議員がおっしゃるような、どのような形の中で運営形態を持っていけばいいのかということでございますけれども、町は財政上の事情というようなこともございますし、問題は子供さんにとって一番理想的な姿は何かということが一番大切なことではないかな。そのように思ってございます。先ほども申し上げましたように、現在、今、実態調査といいますか、アンケート調査をやってございます。子供の立場、あるいは親の立場、そういうものから、今の学童保育所を見て一つのあるべき姿はどう思っているのか、あるいは、先ほども時間的なことがございました。朝を早くした方がいいのか、夜を遅くした方がいいのか、その辺のところのアンケートも今とってございますので、いずれにしましても、今の形というのは運営委員会方式をとってございますので、そういう中で、特に保護者の御意見、そういうものを尊重し、また、議員がおっしゃるような一つの課題、こういうものを含めて、十分今回のアンケートの中で生かすものは生かす。できることであれば、来年4月から実施をする。こういう一つの前向きな考え方の中で改善すべきことに取り組んでいきたい。そのように思いますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、2点目の鈴蘭保育園の移転改築計画の進捗状況についてお答えをいたします。鈴蘭保育園の主な通園区域は、中鈴蘭、南鈴蘭、北鈴蘭及びその周辺でありますが、平成12年度から行われているすずらん台の宅地造成事業は、平成14年度から一部分譲が開始され、現在、152戸が新築され、既に人口の張りつきが進んでいる状況にございます。これに伴い、保育児童数も増加しており、今後、特に低年齢児の入園希望の増加が予想されております。昭和46年に建設された鈴蘭保育園は老朽化が進み、更に敷地面積も2,049平方メートルと狭隘なことから、移転改築することとし、今定例会に国立十勝療養所跡地約5千平方メートルの財産取得について提案しているところであります。なお、建設に当たっては、補助事業の導入を図りながら進めてまいりたいと思いますが、事前協議、実施設計、補助申請、許可という手続きを踏むことになります。特色ある保育ニーズに応えられる民営化の対応を含め、国の動向もありますが、4年程度の期間が必要となるところであります。また、保育園移転後の跡地利用につきましては、現在、利用計画を持ってはおりませんが、売却して他保育所を整備するための財源に充てることも案としており、今後、十分検討してまいりたいと存じます。非常に今、住宅造成でどんどん進んできている。子供さんの数も増える。これから先4年間もかかるのか。こういうような御意見があるのかなと思います。しかし、全道でも、この保育所の補助事業というのは非常に狭き門でございまして、ちょうど柳町、駒場建設当時は、全道で7カ所ぐらいしかない、こういうような状況でございます。一応の目安はということで4年というふうに考えてございますけれども、一年でも早くなるように、さらなる努力はもちろんのこと重ねていきたい、そのようにも思いますし、本町の場合、まだ0歳児、1歳児という扱っていない、扱いたくてもそういう施設機能を持たなければならないという、そういう規定がありまして、まずは私どもの考えといたしましては、0歳、1歳をまず対象にする。そして、できることであれば、子育て支援センターもそれぞれの街区ごとにといいますか、木野、音更、あるいは中間の地点と。こういうようなセンターあたりもやっぱり考えてもいきたい。それから特に、最近の声といたしましては、一時預かり所、こういうようなことについてもあるわけでございます。これからのことについては、今まだどこというようなことになりませんけれども、一挙にはなかなかできませんけれども、これも来年あたりから一部取り入れていきたい。そういう考え方でおりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上でございます。

再質問 3番 佐藤和也

再質問させていただきたいと思います。先に町長の方から、再質問の分まで何か含めてお答えいただいたような気もするのですけれども、まず1点目、学童保育について再質問したいと思います。先ほど町長の方からは、今アンケートをとっているのだということで、それを見ながらだということのお話がありました。そして、4月1日からでもやっていきたいのだということなのですけれども、実は私のところにもそのアンケート回ってまいりました。確かこれは町がこの学童保育のために、ではアンケートをとろうかということでとったものではなくて、多分国の方から来ているアンケートだと私は理解していたのですけれども、実は私のところは6年生ですから、学童をいくら質問されても全く関係ないことでありまして、その意味では、本当にアンケートとして有効なのかとどうかということが疑問だなと思っております。それから、考え方として、やはり先ほど町長も言われましたけれども、学童保育という保育という方に目がいくのではなくて、やはり放課後、児童がどう過ごすか、健全育成なのだというふうにいくということは、これは児童福祉法が1997年にそういったことで、学童保育という名前ではなくて、放課後児童健全育成事業ということで認めたわけですから、そういった形でいくことは当然だろうと思います。ただ、先ほど町長のお話の中で、いろいろなことをしていく中で、今現在、学童が手厚く運営されているのだというような趣旨のお話があったのですけれども、どうもその辺認識が私と違うのかなと思っています。学童といいましてもいくつかありますので、すべてがそれに該当するとは思いませんけれども、例えば、先ほどから話出ております人口が増えているところ、例えば鈴蘭の学童を例に挙げますと、今現在65名行っております。1年生が32名、2年生が23名、3年が10名と。この65名を2人の指導員と1人の代替の方で見ているということです。この65名をこの人数で見られるのかなと。実際に行って、非常にもう建物といいますか、中も狭くなっています。その数でいきますと。そして、ある学校の先生に話を聞きますと、とてもその人数で自分だったら見れないという言い方もされる先生もいらっしゃいます。そういった環境が手厚いということになるのかどうか。それは今いびつになってきているせいかもしれませんけれども、鈴蘭とか、それから宝来の地区ですね、増えているところにおきましては、どんどん悪化するのではないかなと。現実に鈴蘭小学校の児童がこれから先増えていくということがわかって、小学校についてはもう増築の計画ができて来年度ということで話を聞いておりますけれども、当然、学童の方もそれに伴って増えるわけでして、今の65名からどれだけ増えていくのだろうかと。先ほど言いましたように、1年と2年だけでももう55名、それに新しい1年生が入ってくれば、70、もっと超すだろうとなと。そういったことで、実は聞いておりましたら、学童に定員が何かあるようなないような話を聞きましても、はっきりしていないような話をされます。指導員の方に聞いても。運営する方に聞いても。その辺のところで本当に手厚くなっているかどうか、その辺のところの認識が違うような気がしますので、その辺も含めてお話をもう一度伺いたいなと。それから、確かに財政が厳しいことはわかりますけれども、やはりこれだけ、治安と言うと言い方悪いでしょうけれども、不安な状態が起きているときに、親だけに任せておくわけにはいかないのではないかなと。実は、この質問を取り上げましたのは、相談もあったこともあります。その家では、ここはたまたま母子家庭でしたけれども、どうしても働きに行くと5時半には間に合わない。6時ぐらいになってしまう。ところが、1年生の子供。この冬の時期になりますと大変暗くなってしまう。そして、そういうニュースをいっぱい聞いていますから、心配でとっても一人では帰せない。近所に同じような子供がいれば一緒に帰ってくるということもあるのでしょうけれども、それすらできないということで、その母親は御両親にお願いしていると。ところが、その御両親は近所に住んでいるわけではなくて、隣町の更に隣。そこから毎日孫を迎えに来ていると。こういう状況が続いている。今はまだいいけれども、冬道になって、そして、両親も高齢だから心配なのだということを言われております。そのお母さんに言われたのですけれども、「音更町というのは、子供を育てながら働くことに関しては優しくない町なのだろうか」と言われたときに、非常にショックでした。今、少子高齢化と言われています。どんどんそれが問題でいろいろな問題も出てきている中、働きながら子供を育てる親を支援することは大変必要ではないのだろうかなと思っています。先ほど、子育て支援センターという話もありましたけれども、それに関しては、後の小野議員の質問の中で入っておりますので、譲りますけれども、いずれにしましても、そういった実態を踏まえて、もう一度その辺についてお答え願いたいなと。できれば、あとわずかでも延長できないのかなということをお伺いしたいと思います。そして、運営についてですけれども、確かに運営の会議があってやっていますけれども、実際に先ほど申しました母親、親といいましても母親が中心なのでしょうけれども、指導員の賃金とか、そういったものを自分たちで計算する。たまたま聞きましたら、「いや、私は、金融機関に勤めているので、その辺は慣れているから大丈夫だよ」と。ただ、その親が替わってしまったときに、全く慣れていない親が来たときに、過去においては、現在ちょっと確認とれていませんけれども、支給日に支給が間に合わなかったというようなことも聞いております。そういったことも含めて、やはりしわ寄せが親の方、または指導員の方に行っているのではないかなと。私は町長が言っていらっしゃるパートナーシップというのは非常にいいことだなと思っていますけれども、それはやはり少なくとも五分五分程度のパートナーシップであって、過度に親の側、そういったところに、運営する側に負担を強いるのはちょっと酷ではないのかなということを考えております。その意味で、今アンケートをして考えるのだということですから、いろいろこれから考えていただけると思いますけれども、例えば帯広市のように保育協会をつくって運営していくことも一つかもしれませんし、いろいろな形が考えられると思います。どうか発足の当時の、どうしてもやむにやまれず親が面倒を見ていたと、親が集まって見ていたと。そこにお金を出していったというその辺はもう捨ててしまって、全く新しい形で考えていただけたらうれしいなということを申し上げて、学童保育についての再質問は終わります。保育園についてなのですけれども、先ほども4年ほどかかると言われて、くぎを刺されたような気もするのですけれども、この時間がかかるのであれば、なぜ正直、もっと早くからできなかったのかなと。すずらん台の宅地開発は、その前に宝来地区もやっております。そこで子供たちがどんどん増えていくということはわかっていたのではないかな。すずらん台はその前に北蘭ニュータウンもありました。現実にどんどん増えていっていることはわかっていたわけですから、もう少し早くから手をつけていくべきではなかったのかなということを思っています。その辺どのように、先ほど計画の進捗状況と言いましたけれども、全くこれから白紙でもってどんどん進んでいくのだよということなのか、もう少しちょっと踏み込んでお話伺いたいなと思います。ちょっと先ほども出ていたようなのですけれども、例えば木野南保育園のように運営を民間に委託する、したわけですから、では鈴蘭保育園はどうなるのだということは、通わせている親も心配ですし、また、その方がいいのかどうか、そういったことも含めてお教え願いたいなと。あともう1点。これは更に先に進んでしまうのですけれども、PFI、プライベート・ファイナンス・イニシアチブということで、平成11年7月にできた民間資金などの活用による公共施設等の整備などの促進に関する法令というもので、民間の資金や技術的経営ノウハウを積極的に活用して、効率的で質の高い行政サービスを達成することを目的とするのだということでございます。こういったものを何か考えることはできないのだろうかと。財政が厳しいなら厳しいなりに違う形も探っていくべきではないのかなと思うのですけれども、その辺について再質問させていただきます。以上です。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

ただいま再質問をいただきました。その中で、決して初めからくぎを刺してにっちもさっちもいかないと。こういう考えで意地悪いお答えをしたわけではございませんので、御理解をいただきたいな。そのように思います。学童保育所が手厚いのかどうかというようなことで、先ほど、私申し上げましたのは、一般的に放課後活動事業と学童保育というものを比較すると、どちらかというと放課後の方は数を扱い、まだ学童保育よりも扱いが非常に放任的だといいますか、そういうような意味合いで申し上げまして、確かにそういう点は、確かに人数だとかそういう面での違いというのがあるかもしれませんが、いずれにしましても、今、アンケート調査をやっているということでございますけれども、アンケートの中に保育所運営管理からすべてのことがうたわれているわけではございません。どちらかというと、この学童保育所の開始と至るという、その時間、何時から何時までというような希望がどこに一番集中するのかというようなこういうものを知るためのものと。非常に簡単なものでございます。これらのことにつきましては、今、このアンケートに出たものだけではなしに、やはり今、お話ありましたように、特に学校教育においては、週5日制というものだけは出発したけれども、また本筋は、できるだけ土曜、日曜、親子で触れ合うようなそういう一つの家庭環境、親子関係を結ぶというようなことが一つのねらいでございますけれども、そういう社会基盤そのものができていない中に一方だけが前へ進んだ。そういうことによる、共稼ぎ家庭による、そういう子供たちだけが犠牲になると言ったら大げさでございますけれども、そういう実情に合わないというようなことでございます。ですから、これは単に教育行政だという考えだけではなくして、やはり音更町の子供と、こういうような見方、考え方の中で、一貫性のある考え方を持っていかなければならないだろう。私どもはそのように思っておりますし、今後、今のところ幸いと言っていいと思いますけれども、音更町、人口が増えてきている。学校も増築しなければならない。と同時に、やはり保育所も、あるいは学童保育所もと、こういうような関連性があるわけでございます。ただ、そういう中で、現象論として一時的なものも場所によってはある。今後ますます増えていくところもあるだろう。あるいは一時的に、ここ2、3年の山場を乗り越えるために施設充実がなかなか間に合わないとするならば、一時的なそういう一つの区域変更もしながら、一時を逃れていくという考え方もやはり町としては持っていかないと、軒並み増築増築というわけにもいかない。あるいは、学童保育所についても同じようなことが言えるのかな。そのときに、やはりこういう時代でございますから、今までのような考え方でいいのか。単に働く親の子供と、こういうようなことに限っていいのか。先ほど、本州方面の教育雑誌的なものも見た段階では、やはり先ほど言ったような放課後の活動事業という形になってきております。それらの運営につきましては、それぞれの自治体の直営方式もある。あるいは、NPO的なそういうボランティアのお力を借りてやっているところもある。あるいは、株式会社の中に入ってもやっている。また、これらの保育料につきましても、約1万2千円から1万5千円の会費といいますか、学童保育料をとってやっているというようなところも資料で拝見をさせていただきました。音更町、およそ今の学童保育の中の運営費全体で3千万円。保育料としていただいているのは、およそ1千万円弱でございます。そういうような形でございますから、運営管理方式の理想的なものもありますけれども、これが行政の負担と。あるいは当事者の負担。こういったものもやはり考えていかなければならないのかなと、そのように思います。これらのことにつきましては、やはりその対象になる子供さんなり、あるいは御両親がいらっしゃるわけでありますから、その辺のところ一挙に改善はできないにしても、あるべき姿というものはやはり当然考えていかなければならないのかなと、そのように思っているところでもございます。それから、保育所の考え方でございますけれども、言われるとおりでございますけれども、何といっても先ほど言いましたように、ある程度市街地といえども、何とか面積が少なくても5千平米というようなことで、たまたまあの近くに国療の用地があるというようなことで、これらにつきましても、およそ2月ごろの契約で売買契約をすると、こういうような今運びになってございます。非常にこの保育所の関係もそうでありますけれども、やはり一時的に、これも学校の関係と同じように、一時的にやっぱり増える地域、だけれど、増えるけれどもあとは下降になっていくという。ある程度小学校3年生までであれば、0歳からおよそ9年間というのが推計といいますか、だけではなくして、実際に出生されている方でございますから、数字もつかむことができません。そんなようなことで、特にこの保育園の関係につきましては、やはりこれからの0歳から就学前と。そういう中に一時預かりなり、あるいは支援センターなり、そういうものもやはり完備したものを考えていきたいなと、そのように思っております。これらの手法については、PFIというようなことで、議員さんの方からもこういうものを取り入れていったらどうだというようなことでございます。こういうのが本当に果たしていいのかどうか、この辺のところも是非検討の一説というようなことで検討したいと思います。それと、民間に委託するという方法はどうなのだというようなことでございます。私ども恥ずかしい話でございますけれども、その民間による経営ということが今のところそういう悪評的なものを聞いてございません。また、民間に移ると同時に子供たちの入園式は日曜日にやる、こういうようなことを即実行されております。今まで私どもどちらかというと平日にやるというのが、そうなりますとやはりそういう働くお母さんの立場というものを十分理解されていない、こんなところに一つのことでありますけれども、反省をするところでもございます。こういう一つの利点もありますし、また、民の力というのは、ある程度その判断さえ正しければ、即その場で変えることができるという非常に良さがございます。そんなことで、これらのすずらん台の関係につきましては、やはり途中からなかなか民営化するというのは非常に難しい点もあります。あるいは、民と公という違いで、その責任の度合いということで、やはり父兄の方にとっては非常に心配される一面があるようでございます。こんなようなことからすれば、今後やはり出発点といいますか、改築をするとか、新たにするとか、そういうようなことのときが一番、何が何でも民にするということではございませんけれども、タイミング的にはいい時期ではないかなというふうに思っておりますので、その段階でそれらのも含めて私ども考えてまいりたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと存じます。あと事務的なこともございますので、担当部長の方から説明をさせていただきます。

答弁 民生部長 吉井隆徳(民生部長は2004年3月まで)

それでは、事務的なことにつきまして、私の方からお答えさせていただきます。まず、アンケート調査の関係でございますけれども、今、国から調査が来ているものと、町独自でやっているものが二つあるわけで、議員さんの最初の質問の関係については、国の計画をつくるためのアンケートでございまして、私どもでやっているのは、1年から3年生までの保護者に対して実施しております。これにつきましては、具体的なアンケートでございまして、学童の閉所時間等の希望、あるいは学年の延長、あるいはその他具体的な何項目かに絞って具体的なアンケートを実施しているところでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。次に、指導員の関係でございますけれども、うちの方の要綱としましては、学童保育所の指導員については、20人以上50人まで2人、それから、それ以上については3人、50人以上は3人ということでやってございます。御質問にあります鈴蘭については、当初56名でしたので2名ということで、途中で増員になったというふうに思っておりますけれども、特に指導員の方から、何とかということでそのままでいっているのではなかろうかと思いますけれども、事情によりましては、そういうことも当然対応していきたいというふうに思っております。それから、運営につきましては、なかなか指導員についても、長くやっていらっしゃる方もいらっしゃいますし、それから、途中でなられた方もいらっしゃるわけでございまして、私どもは運営会議をやってございまして、いろいろな情報交換をしながら、それぞれの経理とかそういうことにつきましてもいろいろな協議をさせていただきまして、不便のないようにといいますか、遺漏のないような関係を築いているというふうに思いますが、まだ不十分であれば、今後十分指導員、運営委員、会長さんとも会議を開きながら、そういう連携を密にしてやっていきたいというふうに思います。保育園については、町長から答えてございますけれども、若干、PFIについては、現況の中で規制緩和されておりませんので、保育園については導入ができないということでございますが、これから規制緩和があればそういうこともあり得るだろうというふうに思いますけれども、現状の中では、PFI導入はできないというふうな形で答えをいただいておりますので、一応そういうことで御理解を。ということでございますので、以上でございます。

再々質問 3番 佐藤和也

再々質問、最後の質問なのですけれども、アンケートについて私の方がちょっと誤解をしていた部分があったと思いますので、それについてはよろしいのですけれども、ただ、ちょっと私聞いておりましたのは、そうであれば、実はそういったアンケートを行われるということが運営委員さんの方が全く知らなくて、直接親元さんの方に行っているということで、先ほど運営委員会とは意思疎通を図りながらやっているということであれば、ちょっとその辺配慮が欠けていたのではないのかなというふうに思います。そして、やはり問題を聞いていますと、実は直接現場へ行って親の話を聞きました。指導員の話も聞きました。運営委員の方の話も聞きました。やはり町が何を考えているのか、どうしたいのかという部分が見えない中でやっているという部分が、ちょっと皆さんやっている方々の不安があり、こういった形でいろいろ挙がってくるのではないかというところを感じておりますので、質問ではないのですけれども、その辺、今後十分気をつけてやっていただきたいなと思います。それから、先ほど、町長の方で民営にすることについて、私が反対のような形で聞こえたとしたら、それは違いまして、逆に私は民営にすべきではないかなと思っております。ただ、その民営にするとかしないとかという話も早目早目に親の方に伝えないと、要らない心配があるのではないかということを申し上げたわけでして、私は民営にしていって、先ほど言われたとおりいいことがあるのではないのかなというふうに考えております。質問としましては、最後の質問ですので、学童保育の方について一つ、二つ。実際にそういう形でもって増えているけれども、これはある程度の期間ではないかというお話もあります。そんな中で施設の分ですね。実際に手狭になっているものについて、ではプレハブでも建てるのか、でも、それは何年かたったらまた減るかもしれないよということがある中で、例えばなのですけれども、学校施設を利用させるというようなことはできないのかなということをお聞きしたいなと思います。それからもう1点、先ほどからずっと1年から3年ということで話をしているのですけれども、これは概ね10歳未満というようなことは、確か児童福祉法にあったと思いますけれども、例えばこれが、子供というのはどうしても発達の過程、発達の部分で、早かったり遅かったりありますので、その辺少し弾力的には考えることができないのか。財政のことが絡みますから、あるのかもしれませんけれども、その辺をもう1点と。それから、保育園につきましては、ちょっと私聞き忘れておりまして、鈴蘭保育園の跡地について、先ほど売却というような話もありましたけれども、実は、街区の公園ですね、あそこないのですね。中鈴蘭公園と名前がついているので、私もてっきり中鈴蘭にあるのかと思いましたら、違いまして、南鈴蘭の方にあるのが中鈴蘭公園と言っているものですから、あの辺には確か公園は、青葉が、小さいものがありますけれども、そういった意味で、今までは国療があったので結構あそこの木がいっぱい植わっていたり、見るからに開放感があってよかったのですけれども、これが今後どんどん売却、払い下げになっていったりしていきますと、ちょっとあの辺どうなのかなと思いますものですから、そういったことも先ほど町長の方は、厳しい財政の中で売却した後で次のということもありましたけれども、その辺もう一遍お聞きして、最後の質問としたいと思います。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

施設の関係でありますけれども、やはりその地域の発展方向といいますか、今後やはり微増ながらもやっぱり増えていく地域と、今が一つの何年かがピークになってその後減少していく、そういう地域に分かれようかと思います。施設の有効活用、今までどちらかというと、児童福祉と、要するに教育というのが分離されていたというのが実態でございます。そんな中で今、幼保一体型と、こういう言われる時代にも入りましたし、そんなようなことから、やはり今後、今一番私どもある程度手直しだとかそういう必要性は出てまいりますけれども、できることであれば将来的には、学校の空き教室というのが出てまいります。本州方面もどちらかというと、大都市ほど生徒がいない、減少しているというのが実態でございます。言ってみれば有効活用という言葉になるかもしれませんけれども、ほとんどが学校の施設を使って、この学童保育なり、あるいは放課後活動事業というものが進んでいるように見受けます。そんな点からいたしますと、本町のことを考えますと、わりと学校から分離して独立した一つの形になってございます。これから、今すぐ全部すべてと言いませんけれども、これからやはりそういうものに取り組んで拡張しよう、あるいは対象者も1年生から3年生と、こういうことでございますけれども、本来的には、やはり子供という対象には変わらないとするならば、0歳から、これ学校の3年生までがいいのか、あるいはもう1年上げて4年、5年までいいのか。本州方面のように、これも自主的にやっているところでございますから、全校生徒、全児童を対象にして放課後活動事業というようなことでやっているところもございます。どの形が一番理想かわかりませんけれども、私どもできるだけこの少子化というものの中で、学校の教室が空いていくとするならば、一時的にやはりそういう利用だけではなくして、そういうものを合体させた中でやっぱり取り組んでいきたい。しかしこれ、教育委員会の立場もございますし、どちらかというと、学校教育は福祉とあまりなじみたくないという、そういう施設管理の問題がありますから、そういう一面もあるのかな。その辺は同じ町のことでございますから、福祉と相談をしながら取り組んでいきたい。先ほどちょっと申し上げましたけれども、いずれにしても、この学童、あるいはそういうものが今3年生というようなことでございますけれども、働いていなくても子供たちの一つの遊びの場、そういうようなことから言えば、やはり健全育成ということになると、親がいてもいなくても一緒にというのが一番理想的なのかな。しかし、言葉では簡単に言いますけれども、それなりの人数を対象にしていくということになれば、まずは働く両親の子供さんと、こういうことがやはり第一歩ではないかな。そのような形の中で、絶対的な考え方ではございませんけれども、今、議員がおっしゃるようなことも含めて、今後の取り組みを一つの課題ということにさせていただきたいと思いますので、御理解をいただきたいと存じます。

答弁 助役 藤井勉

2点目の保育園の関係でございますけれども、民営化につきましては、先ほど部長からお話ししましたように、PFIそのものは今のところ無理だということでございますけれども、社会福祉法人であれば、完全民営化も可能でございます。今、いろいろ先ほどもお話出ましたけれども、我々としてはいろいろな手法をやっぱり検討する必要があるだろうと。特に保育のあり方というものは、民間でいろいろな特色のあるあり方を探って実際に活動されている福祉法人もございますので、そういう勉強もしてみたいなというふうに思いますし、場合によっては、時間的に間に合わないとすれば、今、南保育所でやっているような委託方式も一つだろうと。それぞれの方法を十分検討して、地域の方の御意見も聞かないと、特に民営化に対しては先ほど町長からもありましたように、不安視する傾向もございますので、そこら辺十分煮詰めていきたいなというふうに思っております。それから、跡地利用の関係につきましても、限定して売却するという考え方ではないのですけれども、そういう方法もあるということでございます。おっしゃるように、あの地域には公園が比較的ないというようなことで、公園を担当している方からもそのような御意見も出ているような状況でございますけれども、幸か不幸か、あの辺は国有地がたくさんありまして、国も売れなくて困っているようでございます。そこにまた療養所の跡地が出てきたというようなこともありますので、恐らく国とて一気にあれを何かに利用するとか、仮に民間に売却するにしても、すべてが一気に解決するということにはならないというような状況になると思いますので、そこら辺の動向と併せて考えていく必要があるだろうというふうに思っておりますので、そのようなことで御理解いただきたいと思います。

出典:音更町議会 平成15年第4回定例会 2003年12月11日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる