音更町議会 平成14年第4回定例会 2002年12月16日
生活道路に対する要望採択の透明化について
2002年12月16日、音更町議会の一般質問で、後藤良勝議員が「生活道路に対する要望採択の透明化について」質問し、町長 山口武敏、教育長 宮野章三が答弁しました。
- 質問者
- 後藤良勝 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏、教育長 宮野章三
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 25番 後藤良勝
おはようございます。それでは、通告に従いまして、3問にわたって質問をさせていただきます。1問目は、生活道路に対する要望採択の透明化についてお伺いいたします。今、厳しい財政事情から、公共事業の見直しが進み、国では高速道路の凍結が議論を呼んでおりますが、財源の有効活用が求められるのは、身近な生活道路も例外ではなく、限られた道路予算を住民ニーズにあわせ、公平に使わなければなりません。舗装のやり直し、維持補修、拡幅や側溝整備の改良工事などは、行政区が中心となり、陳情書を提出したり、あるいは議員を通したり、生活道路に対する町民の要望はさまざまな形で上がり、それを明確な基準がない中で現地を見て個別に判断し、予算化しているのが実態であろうと思います。町民から見れば、道路行政には不透明さがぬぐえない面があります。こうした課題に対応するために、まず一つには、全行政区から要望書の提出をしてもらい、機会の公平性を確保すること。二つ目に、要望書に基づき、区長ら立ち会いのもとに現地調査を行うこと、三つ目に、あらかじめ作成した評価基準により、点数化し、優先順位リストを作成して、来年度からの予算に反映させる。そして、四つ目に、採択の結果は内部にも透明性を明らかにし、行政区へ通知するとともに、すべてに開示する、このように要望対策のルールをつくり、透明性を図るべきと思います。町長のお考えをお伺いいたします。次に、パークゴルフの有料化についてお伺いいたします。人生80年、急速に進む高齢社会、現役を退いてからの人生が長くなり、加えて核家族化の時代を迎え、健康管理や余暇の過ごし方、家族や地域との交流が大きく問われ、いわば第二の人生をいかに健康で楽しく生きるかを考えなければならない時代へと変化してまいりました。こうした状況の中で、パークゴルフが急激に普及し、今や高齢者に限らず40代以降の稼働年齢層、女性、職場や町内のレクリエーション、若者の間にも浸透してまいりました。一方、競技志向が強くなり、コースやコースの管理に対する要求もますます高まり、また、一方では競技人口の底辺の広がりとともにマナーが乱れたり、健康づくりや楽しみを求める人との間に摩擦が発生するなど、新たな課題も生まれてきております。今、まさに愛好者も行政もよりよいパークゴルフのあり方を求め、その方策を探るべきときにあると私は思います。こうした現状、課題を念頭に置いて、次の2点についてお伺いいたします。1点目は、11月18日に開催されました総務文教常任委員会において、15年度から当面ひばりが丘緑地のひばり野コースに限り有料化し、その状況を見て将来的には全コースの有料化を図りたいと提案されました。試行的とはいえ、ひばり野コース1カ所の有料化ということは、特定の地域住民に対する負担度合いが高くなることは明白であります。受益者に負担を求めるならば、公平な負担を求めるべきだと思います。その後のパークゴルフ協会との協議、さらに総務文教常任委員会での審議を踏まえて、教育委員会としての意向を改めて伺うものであります。2点目は、同じく総務文教常任委員会において、有料化の目的は得た収益を維持管理費の軽減に充てるとする点であります。ますます厳しくなる財政状況から、町民にも一部負担を求める手法として、有料化を行おうということだと思いますが、町民にのみ負担を求め、維持管理費そのものの見直しを行わないのはなぜでしょうか。財政が厳しいからこそ、行政も経費の削減に努力しますので、町民の皆さんにも一部負担をお願いしますという、この姿勢が当然であり、有料化と町の維持管理費の削減努力は同時進行であるべきと考えます。多くの町民が有料化もやむなしと理解を示す根底には、行政の経費削減努力が求められているということを忘れてはいませんか。維持管理費の削減について考えをお伺いいたします。3問目に、小中学校へ入学する障害を持つ児童生徒の受け入れについてお伺いいたします。去る11月1日に就学指導委員会が開催され、新学期から小学校に9人、中学校に4人の障害を持つ児童生徒が新たに入学することとなりました。この新入学児童生徒13名を受け入れるべく教育委員会の技師が対応できる玄関の段差解消、ドアの改善、手すりの設置などについては、既にとりかかっており、入学式までには改善されるようでありますが、車いすやおむつを使用する児童生徒が入学する木野東小学校、柳町小学校、音更中学校においては、トイレ、シャワー、手洗い、通学路の舗装など新年度予算での対応を考えているということであります。そこでお伺いいたします。1点目は、入学してから教室の改善が終わるまでの間、どう対応するのかお伺いいたします。2点目に、業者に発注しなければならない工事費として、先ほどのトイレ、シャワー、手洗い、通学路の舗装など、3校合わせて735万円ほど新年度において予算要求するようでありますが、これを3月中に対応できないものでしょうか。あるいは、入学式までに対応できないのかお伺いいたします。3点目として、なぜこうした状況が発生したかといえば、障害を持つ児童生徒の進路を判定する就学指導委員会が11月1日という遅い時期に開催されたことに原因があるのではないでしょうか。就学指導委員会の開催日を当該年度内に予算措置等が可能な時期に早めるべきと思いますので、教育長のお考えをお伺いいたします。以上、3問について御答弁をよろしくお願いいたします。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
1点目の町道整備の優先順位についてお答えをいたします。町道の整備順位に透明化を図るべくルールをつくってはとの御質問でありますが、維持補修工事につきましては、毎年春先のパトロールによる現地調査で緊急性のあるところを優先して補修するほか、年間を通じたパトロールの強化はもとより、行政区長あるいは町民の方々からの情報をもとに、その都度現地調査を行い対応しているところであります。また、宅内道路の再整備につきましては、平成9年度より計画的に進めてまいりましたが、特に傷みのひどい緊急を要する箇所については、おおむね整備を終えたものと思っております。予算化に向けた整備対象路線の決定につきましては、毎年各行政区長とも区域内の優先する路線について協議をしながら、また、一方では行政区ごとのバランスを考慮しながら、偏らない配分ができるように努めているところであります。毎年春先には、凍上被害の状況や土地利用の変化、あるいは交通量の変化により、その都度対応が変わってくることから、あらかじめ順位をつけておくということにもならない面がありますので、御理解をいただきたいと思います。具体的には、一般道路補修というような考え方で従来から行っているわけでありますけれども、特に、平成9年度から今日5年間の昨年までの道路整備状況でございますけれども、全体的には改良事業でございまして、再整備ということでございます。全体といたしましては、およそ町内に60キロの距離があったわけでありますけれども、この5年間でおよそでございますけれども、その20キロを終え、現在では40キロが残っているのかな、この20キロの整備につきましては、特に悪路と申しましょうか、あるいは凍結によって車体がずれるというようなこともございます。そういう第一義的に整備をしなければならない道路整備についての20キロをおよそ終えたものというふうに考えているところでもございます。また、御意見にありましたように、改良工事でございまして、一般的には本来的な整備ということになりますと、今ではもう90センチから1メーター以上の道路整備をしなければ完全凍結は妨げられないというようなことでございますけれども、なかなかそいう整備がいかない道路について、この宅内道路整備事業というような、新たな項目をおこして一定の整備をいたしているところでもございます。また、町内の均衡を保つというようなことで、町内を大きく5地区に分けまして、それぞれの地区の中で、特に行政区の連絡協議会会長さんあるいは行政区長さんとも十分相談をさせていただき、それぞれの5地区のその年、その年の整備計画といいますか、そういうようなものについては、特に地元の御意見等を十分尊重しながら、あるいはある程度の予算を伴うものについては、そういう各5ブロックの中の優先順位をつけた中で取り組まさせていただいているということでございますので、御理解をいただきたいと存じます。
答弁 教育長 宮野章三(教育長は2003年3月まで)
パークゴルフ場の有料化の手法についてお答えをいたします。初めに、ひばり野コース1カ所による試行的有料化についてでありますが、町財政は地方交付税の削減など、一層厳しさが増しており、歳出の削減と歳入の確保を図る必要があることは周知のとおりであります。このような状況のもと、行財政改革における歳入確保として、受益者負担の原則に立った施設使用料などの負担をお願いする必要があるということでありまして、パークゴルフ場の有料化についても、その一つとして検討してまいったところであります。その結果、今まで無料開放したきたものを一気に全コースを有料化することは、町民に理解を得ることは困難であろうと考え、コース状態が整っているひばりが丘緑地パークゴルフ場1カ所を平成15年度から先行して有料化し、有料化後の状況を見た上で、他の5コースの有料化も行おうということにする方針を立てたところであります。先般、関係団体とも話し合いをさせていただきましたが、町の財政状況を考えると、有料化はやむを得ないとしても、1カ所では公平性が保てない、有料化を行うなら全6コースでやるべきだという意見もいただいておりますので、先延ばしをするかどうかは、もう少し検討の余地をいただきたいと存じます。次に、維持管理費の削減についてでありますが、本町のパークゴルフ場は、町民の方々に快適にプレーをしていただけるよう維持管理に努めているところであります。教育委員会といたしましても、先ほど申し上げましたが、町財政が厳しい状況にありますので、委託業務の内容、回数、範囲など、維持管理経費の節減、合理化を図れるものはないのか検討中でありますが、適正なコースとして維持するには、現在行っている芝刈り回数や肥料散布は落とすことができないということもあり、厳しい面もありますが、愛好者の方々の協力を念頭に入れながら、管理費の縮減に努力してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。3点目の小中学校における障害児の受け入れについてお答えをいたします。初めに、平成15年4月に先ほども申されましたように、木野東小学校、柳町小学校、音更中学校に入学予定の肢体不自由の児童生徒の受け入れ体制が整うまでの対応についてでありますが、特殊学級につきましては、視覚、聴覚、知的、情緒、病弱、言語、肢体不自由等障害の種類により開設しているところであります。特に、肢体不自由児学級につきましては、保護者並びに校長の意向を尊重して開設しておりますが、障害の程度によって階段昇降機の設置あるいは電動階段昇降車の購入のほか、洋式トイレやシャワー、手洗い等の設置が必要となってまいります。しかし、これらの備品購入、改修工事は従来から新年度予算で対応しており、入学してから工事完了までの約1カ月半程度の期間は、児童生徒はもとより、保護者、教職員には御不便をおかけする状態を招くことになりますが、ただ、トイレはどうしても必要となりますので、暫定措置として開設予定の教室内をカーテンで仕切り、シャワー洗浄と温風乾燥脱臭センサー機能を有した洋式ポータブル水洗トイレを配置し対応してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、教室の改造など3月中にできないかとのことでありますが、現在、障害に応じた施設や教材の整備等を新年度予算で対応するため、予算編成作業に取り組んでいるところでありますが、備品購入を除く3校の設備改修等に要する費用は、約850万が必要となっており、今後、整備費の補正が可能であったとしましても、騒音等により授業に支障を来さないように工事を行おうとすれば、春休み1週間ぐらいしか工事期間がとれず、新学期に間に合わすことは不可能でありますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、就学指導委員会の開催を早めるべきとのことでありますが、障害のある子供で新しく就学する児童の手続につきましては、学校教育法施行令で市町村の教育委員会は10月1日現在においてその市町村に住所を有する新入学者について、学齢簿を作成した後、11月30日までに新入学者の健康診断を行い、中学校の方にも準用でありますけれども、小学校入学が適当と判断された場合は、その保護者に対し就学通知をすると定められております。この政令に基づき、これまで一連の事務作業終了後の11月上旬に就学指導委員会を開催していたことから、新学期に間に合わないという事態を生じておりますので、今後は、新入学児童の健康診断の日程等を見直すなど、遅くとも10月中旬には就学指導委員会を開催し、委員会での判定結果を保護者に通知するとともに、保護者の意向及び当該校長の意見を参考にしながら、その内容に沿った設備改修等の費用を積算し、12月定例会に補正予算を提案、冬休み中に改修工事を行い、新学期に間に合うように取り組むようにいたしたいと思っておりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上です。
質問 25番 後藤良勝
1点目の生活道路に対する要望採択の透明化についてでありますけれども、パトロール等によってその都度補修等を行っているということでありますけれども、町民に対して行政がいわゆる住民サービスを行うと、その住民サービスを行う上で最も大事なことというのは公平性を保つということだろうと思うのです。大原則だと思うのです。先ほど町長の答弁の中で偏らないような配分にしているということでありますけれども、ではその基準となるのは何なのですか。基準がその都度動いているのではないですか。私が申し上げているのは、評価基準というものをきちんとつくった上で、そして要望の上がってきた行政区等に対してきちんと説明責任をとれる、そういう内容のものを、そういうシステムを確立すべきだと、そういうことを申し上げているのです。とかく声の強いところに早く改修がされたり、あるいは議員の影響を受けたりと、こういう実態がないとは言えないと思います。私は、やはりそういうことでまちづくりをするのではなくて、町民全体がきちんと納得のいく形で道路行政をやるべきだと、こういう基準を設けて住民に説明できるということは、部内職員も仕事がやりやすいと思うのです。新たな要望が上がってきてもきちんと説明できるし、議員が来てもきちんと説明できるわけですよ。今は、途中からいろいろな声が入ってくると、せっかく予算立てて、計画立てて、途中から強い声が挙がってくると、そこでまた悩むわけでしょう。そんなむだな神経使わなくて済むわけですから、職員の仕事そのものもやりやすくなるのではないかなと、そう思います。実際にそういう手法を取り入れているところ、担当課長に資料はお渡ししたわけですけれども、私そこに直接電話をかけてどういう状況か聞いてみました。担当課としては、明確な評価基準を設けたことで、市民の理解が得られていると、そして、これは自治会長さんのお話でありますけれども、地域を先頭に立ってまとめ、陳情する人がいなかったので、要望を市に直接伝えることができたのは非常によかったと。あるいは別な自治会長さんは、行政に面と向かってなかなか言いにくいものがある。そういう意味では非常にいい試みで、これならば議員さんにお願いする必要もないと、非常に住民に対して、あるいは担当職員もいい評価を得ているという実例があるわけですから、ひとつ照会なりその後の状況の問い合わせなりするなどして、ぜひ検討する選択肢の一つに入れていただきたいと、そうお願いして、この件については質問を終わります。次に、パークゴルフ場の有料化についてでありますけれども、どうも1カ所について固執するという教育長の答弁、説得力がないのです。これは2年前に実はパークゴルフ協会で会員1,038名の方々からアンケートを徴集しました。748名の方々から回答をいただいております72%ほどですけれども、そのアンケート結果から御紹介しますと、パークゴルフ場に行く交通手段として、自分の車で行くという方が53.5%です。それから、友達等の車に乗せてもらうという方が13.8、合わせて67.3%です。一方、歩いていくと、あるいは自転車で行く、こういう方が18.8、交通の手段がないので遠くへは行かないと、近くにしか行かないと、そういう方が11.8です。つまりそういう方々は近くのパークゴルフ場にしか行かない、こういう方が合わせると30.6です。3割以上の方がその限った地域にしか行ってないということです。つまり、この3割の方々が特定の地域を有料化すれば高い負担を被ると、これは全体、駒場ができていないときの調査ですから、4カ所と鈴蘭の18ができているときの調査ですから、若干、ひばり野コースについての数字ではありませんので、若干の前後はするかもしれませんけれども、この3割という数字は非常に大きく、また重い数字だと、私は思います。この有料化に当たって、教育委員会ではひばり野コースの町民の利用人数を推定しておりますけれども、約1万5,000人ですよね。これはひばりを有料化すれば、ほかのコースに少しは散るだろうと、つまり減るだろうという30%低めに見ている数字、これが1万5,000人です。30%というと4,500人です。年間。これだけの方々に特定の負担をさせると、これが不公平と言わないで何というのでしょうか。有料化は均等にすべきだと思いますので、もう一度御答弁をお願いしたい。それから、維持管理費の削減努力でありますけれども、総務文教委員会で私も傍聴していたわけですけれども、教育長にお伺いしたときに、有料化してその収益を維持管理費の削減に充てたい、考え方全然私は違うと思う。有料化は有料化ですよ。それをそこの上がった収益を維持管理費に充てる、それは理屈はそうかもしれないけれども、維持管理費の削減というものは、また別な努力です。これ一緒に考えるところがおかしい。言葉は悪いけれども、人のふんどしで相撲をとるのと同じですよ。町民の多くは、有料化やむなしという認識でおります。ついでですから、これもアンケートの結果で御説明させていただきますと、これは先ほど言いましたように2年前ですから、その後、不況等財政の厳しさがますます増して、2年間の間にますます増しているという状況を加味すれば、もう少し数字は変わっているのではないかなと思いますが、2年前で有料化にすべきだという方が27%、有料化はやむを得ないけれどもまだ時期が早いと、そういう方が52%ですよ。つまり、有料化についてやむなしとしている方は、合わせると79%ですよ。2年前で、このときに有料化反対だとおっしゃった方が15%いました。つまり80%近い方がやむを得ないだろうという認識でいるわけです。そのやむを得ないという背景には、維持管理費に年間13年度で5,150万、これだけの維持管理費がかかっている、この部分も町としては何らかの方法で努力していただけるのだろうなと、しからば我々も一部負担してもやむを得ないと、こういう認識なのです。使用料のみ有料化の手法だけを強調するやり方に住民は納得できないと、こう思います。そういう観点から、この2点についてもう一度教育長の答弁をいただきたいと。そこで、維持管理費の削減努力に関連して町長にお伺いしたいのですが、第4期総合計画の大きな柱に行政と住民のパートナーシップでもってまちづくりをしていこうと、こういう大きな柱を町長は掲げていらっしゃいます。私は、先ほどから申していますように、このパークゴルフ場の管理ひとつをとってみても、住民に負担をしていただく、行政としては維持管理費については若干の努力はされるでしょう、それは総務文教委員会の中では教育長は人件費をと言ったのだけれども、そういう小手先の努力といえるかどうかわからないほどの小さなことではなくて、もっと先ほどから言っていますように、抜本的に管理費のあり方を検討すると、こういう行政も努力する、町民も負担していただくという、これも一つの町長のおっしゃるパートナーシップだと思うのです。そういう意味から、このパークゴルフ場の有料化の手法というものは、私は町長がおっしゃるパートナーシップという考え方にそぐわないだろうと、今とろうとしている手法ですね。そういう観点から町長にも御答弁いただきたいと思います。それから、障害児の新入学児童生徒の問題ですけれども、就学指導委員会を早めるということは、いろいろ調べてみますと、その前段の作業があるわけで、そういうこれは札幌の特殊教育センターが7月から9月末まで全道一斉に調査をするとか、あるいはその判断に時間を要する、その後、親等の意向を確認する、こういった作業があるということからすれば、さほどは早めることは無理なのかなという気がしますけれども、今回のこの3校に入学する主に肢体不自由児の児童生徒、なぜ新年度で対応しなければならなくなったのかな、よく考えると、11月1日に就学指導委員会があって方向性が出ました。この11月の1カ月間、この間で対応できたのでないかなと。そうすれば、この12月の定例会に補正予算を組んで、冬休みという期間に教室等の改造を行って、必要な備品を備えて、4月8日の入学式にさあどうぞいらっしゃいと、こういう受入体制が楽にとれたのではないかなと。私はそういう1カ月間の空白というものを教育委員会は真摯に受けとめていただいて、今回の4月以降の対応については納得がいかない、まだ3月31日まで時間があるわけですから、可能な限り予算措置をして努力していただきたい。車いすやおむつを使用する子供が入学することに対して、親の心情を思うとき、私は何とかすべきだと、できる余地はまだあるわけですから、今日は16日、最終日の20日、最終日に補正予算を組むこともできるでしょう。場合によっては臨時議会という手法もあります。3月定例会の初日に先議案件で補正予算を組んで、春休みの期間中に対応する方法もあるでしょう。あるいは債務負担行為という方法もあるでしょう。幾つかの可能性が残されている、時間も残されている、この中でしっかりもう一度努力していただきたい。あんに4月から入学する子供だから新年度予算でいいという短絡的な事務処理の仕方はしてほしくない、この辺についてもう一度教育長、御答弁お願いします。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
町側への御質問がただいまあったところでございます。議員もおっしゃっているように、私ども今後やはり受益者負担という国の一つの流れ、こういう中でどうしても町民の皆さん方にある程度の御協力をいただかなければならない、そんな時代に入ってございます。私どもといたしましては、単に受益者負担というようなことで町民の皆さんからそれぞれの負担をいただくというものの前提に来るのは、お話にありましたように、これらの維持管理費の削減、そういうものも考えなければなりませんし、また、職員みずからの姿勢として、こういう世知辛い経済情勢の中において、やはり認識を新たにした取り組みというものももちろんあるわけでございます。教育委員会サイドの中でも、決して維持管理についてはそっちのけ、町民負担だけを仰ぐという考え方は基本的に持っていないと、やはりそれらは一体的なものとして考えていると思いますし、常日ごろ新年度の予算編成、あるいは14年度の予算執行、こういう中にありましても、常にそういうことの協議をした上でやっておりますから、それは一定の考え方として御理解をいただきたいなと、そのように思います。また、私もこの13年度からスタートいたしました町の総合計画の中で、パートナーシップという一つの横文字を使わさせていただいております。これは言いかえれば、やはり共に歩む、共に考える、共同経営というようなことを考えてのこういう言葉遣いをさせていただいたわけでございます。単に行政だからといって、行政だけの一方的な交通ではなくて、やはりこれらの取り組みについては、町民のやはり知恵、力、理解、こういうものをいただきながら、やはり今後のまちづくりを進めていかなければならないというふうに考えてございます。そういう中で、パークゴルフについての考え方でございますけれども、やはり何といいましても、これらの維持管理費、議員もおっしゃったように5,100万ほどの全体の経費がかかっているわけでございます。それらを全面的に利用者の皆さん方から負担をいただくなんていう考え方は持っておりません。やはり利用者の皆さん方の負担をいただく前に、やはり町といたしましても、これらの実情、状況というものも考えていかなければならないのは当然のごとくでございます。そういう中にありまして、何といいましても、やはり利用者の御協力をいただく、このことが必要であると思いますし、とりわけパークゴルフ協会という大きな組織があるわけでもございますし、また、先ほど議員がおっしゃっていたようなアンケート調査も出ているわけでございます。これらの協会に加盟している方々、あるいは利用者の皆さん方のやはり協力ということを、やはり維持管理の中で考えていかなければならない、あるいは駒場のように、有料ボランティアといいますか、地域の人方が何人かが一つのグループになってその維持管理について御協力をしていただく、それは決して無料ではなくして、本当に一般の業者が請け負うような金額でもないというようなことで、一面、そういうボランティア的な精神を生かしながら、その安い費用の中で維持管理をしていただいていると、こういうのもやはり今後の維持管理の中では当然一つの手法として考えていかなければならないというふうに思っております。また、NPOといいますか、そういう一つのボランティア組織が今たくさんできつつございます。こういう中で、行政と町民が一体となったそういう取り組み方ということもやはり考えていかなければなりませんし、町としても単にこのパークゴルフ云々だけではなくして、福祉全般あるいはまちづくりに御協力をいただく、共に築いていくというような考え方からすれば、やはりNPOあたりもどんどん音更町内に育て、そういう中のまた御協力をいただきながら、この公共事業的なものの一部支えをしていただく、こういうことも当然考えていかなければならないのかな、そのように思っております。また、今、全部このパークゴルフ場、駒場を除きまして、それぞれの維持管理についてそれぞれ業者の方々にお願いをしているというようなことでもございますし、それらの歩掛かり的なことについても調整をさせていただいているわけでありますけれども、ただ方法論としては、やはりそういう専門的に、あるいは危険の伴う機械力を必要とする、維持管理の中にそういうものもございますから、維持については芝生の管理も含めて業者の方々にやっていただき、あとその管理の方については、町民の皆さん方のどういう組織になるかは別にいたしまして、そういうことも今後一つの維持管理費を少しでも減らす、安くするというような考え方の中で、こんなことも一つの方法論として取り組んでみたい、そのように思いますし、この辺のところについては、教育委員会とも十分連携をとりながら、言ってみれば教育委員会といえども町の施設でありますから、町民の皆さん方の御協力をいただくものはいただくと、町のやるべきものはきちんとやると、こんなひとつ考え方で取り組んでいきたいというふうに存じますので、御理解をいただきたいと存じます。
答弁 教育長 宮野章三(教育長は2003年3月まで)
先ほども答弁で申し上げましたけれども、いろいろと関係団体と話し合いをさせていただいたというようなことでございます。私が申しましたのは、維持管理費の一部の負担をお願いせざるを得ない財政状況にあるというふうなことでございまして、人のふんどしで相撲をとるというような考えは毛頭ないわけでございます。そのようなことで、今もう少しその先延ばしするかどうかは、検討させてくれというふうに申し上げましたけれども、これにつきましても、今後藤議員がおっしゃられたように、その有料化だけではなくて、管理費そのものの縮減を図らないと町民の理解が得られないのだという関係団体の、あるいは愛好者の方々の御意見がありますので、今、町の公共事業の関係においても、単独事業については単価の見直し等をやっております。パークゴルフ場についても、その見直しを今やっているところでございますし、なおかつ予算編成時期でもございます。結果的には歳出における管理費をどれだけ削減するかというような、できるかということも今検討しておりますので、有料化とあわせておっしゃられるように、維持管理の見直しも図っていかないと、例えばの話、15年度は皆さん方の御理解を得られないと、そしてなおかつ15年度において管理費の縮減を図ったというようなことの理解の中において、おっしゃるように公平性を保つためには、16年度から一気に有料化に持っていくというような方法を考えていくべきであろうと思いますけれども、まだ関係団体とのその話、これが残っているということでございますので、先ほど申し上げましたように、この場において明言することはできないということでございますので、御理解をいただきたいと思います。それから、新入学児の関係でございますが、おっしゃられるように、11月1日に就学指導委員会があって、この定例会に補正予算を出せば間に合ったのではないかというようなことでございます。言われればそのとおりだったかなというふうに今改めて反省をしているところでございます。過去の流れからこのような状況で新年度対応ということになってきていたというようなことで、今御指摘がありまして、なるほどそのとおりだったなという反省をしているところでございます。ただ、この1カ月半ぐらいかかるという予測をしております。おっしゃられるように、3月の春休み、1週間ほど14年度中、あるいは1週間ほど15年度中ということになりますので、この債務負担をしない限り、新学期には間に合わないというような状況でございますが、ただ、12月定例の最終日に補正を出せば、そのようなことはないだろうとの御意見でございます。工事期間のその見直し等を含めまして、やはりこの12月定例では、ちょっと補正の追加というのも無理であろうというふうに考えておりますので、3月定例においてこの工事期間を見直した中において1週間でできないかというような検討をさせていただきたい、このように思います。そのようなことで、新年度でよいという短絡的な考えを持っていたわけではございませんが、過去の流れからして、このような措置になっていたということに対しては、おわびを申し上げたいと、このように思います。以上です。
質問 25番 後藤良勝
パークゴルフ場につきましては、一定の御理解をいただいたと理解しておりますので、これ以上申し上げるつもりはございませんが、やはり一つ念頭にしっかり置いていただきたいのは、経費を削減するイコールサービスの低下につながるということのないように、これだけは念頭に置いていただきたい。経費を削減すれば月4回の芝刈りを3回にするとか、肥料を1回少なくするとか、こういう質の低下を招くということはもうはっきりしていますから、質を上げてくれとは利用者は言っていません。質だけは下げていただきたくない、こういうことを念頭に置いて削減努力を行っていただきたい。それからもう一つ、これはさきの総務文教委員会でも申し上げましたけれども、利用者団体の方から課題はまだ体制固めをするという課題はあるにしても、できることは協力したいという意思表示があったということを申し上げた記憶があるわけですけれども、利用者側にもそういう意識が芽生えているわけですから、今後、協議をするということでありますけれども、その協議の中において、そういうことも念頭に置いて協議をしていただきたいと、そう申し上げて、この件については質問を終えます。それから、障害児学級の件でありますけれども、教育長非常に理解を示していただいたなというふうに思います。時間があるとは申しましたけれども、さほど時間があるというわけでもない。その中でやはり精一杯の努力、可能性がある限りやはり努力はしていただいて、新年度予算で対応するというのは、やはり最後の手段です。そういう意味で私は理解を示していただいたと、こう思いますので、3問について、質問をこれで終わらせていただきます。