音更町議会 平成14年第4回定例会 2002年12月16日
さきに通告にいたしました二つの問題について
2002年12月16日、音更町議会の一般質問で、坂本武三議員が「さきに通告にいたしました二つの問題について」質問し、町長 山口武敏、教育長 宮野章三、企画部長 中田道明が答弁しました。
- 質問者
- 坂本武三 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏、教育長 宮野章三、企画部長 中田道明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 坂本武三
さきに通告にいたしました二つの問題について、質問をいたします。第1の問題は、地方自治制度の今後のあり方をめぐる最大の課題に市町村合併問題はなっていると思います。全国各地でさまざまな議論が行われております。十勝の各市町村でも十勝町村行政あり方検討会、十勝の各ブロック会議での議論も深まってまいりました。一方、現行の市町村合併特例法の期限、2005年、平成17年3月以降は、小規模市町村の強制的な合併に進むのではないかというキャンペーンも強められております。そのため、各地の市町村に大きな波紋を広げているところであります。特に、9月以降、自民党地方行政調査会の小委員会は、人口1万人未満を小規模市町村として事務を窓口サービスだけに限定するなど、権限を縮小する方向が打ち出されております。総務省は、合併特例法の期限後には、小規模市町村の権限を縮小したり、知事の勧告などにより強力に合併することがまじめに検討されている、そのように報道されております。総理大臣の諮問機関である地方制度調査会の西尾副会長は、一定の人口規模を法律で示して、それ未満の市町村の解消を目指して合併を推進し、それでも残った小規模市町村は、権限を縮小するか、それとも合併するかというふうに迫るとする私案が提起されております。これは、事実上の合併を強制する内容になっております。こうした動きに対して、直ちに厳しい反対や懸念が表明されているところであります。10月の17日には、全国町村会と全国町村議長会が共同して緊急重点要望を提出して、合併の強制や小規模市町村の位置づけ、権限の縮小制限を行わないように強く要求をしております。全国町村会が11月12日の常任理事会でこのような西尾私案について、人口規模の少ない町村を切り捨てるという横暴極まりなき論旨であり、絶対容認できないとする決議を行い、反対を明確にしたのは当然のことであります。こうした合併を強制するくわだては、憲法がうたう地方自治の本旨、地方自治の原則を真っ向から否定するものと言わざるを得ません。今、住民の意思と自主性を尊重し、地域住民がともに考え、行政と議会を含めた幅広い合意を目指すことが非常に大事になってきております。そういう立場から、私の6月の議会で質問をいたしましたが、それを踏まえて再度質問をいたします。一つ、町の町村合併検討委員会の取り組みが今まで行われておりますけれども、今後の取り組みを明らかにしていただきたい。二つ、本町の市町村合併問題について、町民の合意づくりに取り組んできましたが、その到達点はどの程度と認識しているのか、また、これからの取り組みも明らかにしていただきたい。三つ、十勝町村行政あり方検討会北ブロック会議のこれからの検討課題は何かを明らかにしていただきたい。四つ、市町村合併について、町長の基本的な態度は町民に対して広報おとふけで既に明らかにしておりますが、その後、変化はないのかどうか、その点について伺いたいと思います。五つ、西尾私案について、町長の見解についてお伺いをしたいと思いますが、先ほどの真田議員に対して、一定の見解表明がございましたが、再度お伺いをいたします。第2の問題は、パークゴルフの有料化についてであります。さきの後藤議員の質問がありましたが、別な角度から質問をしたいと思います。町民の健康維持、そして増進と、楽しく、だれもが、気軽に参加できるスポーツとして、パークゴルフ人口も年々増加をしております。このパークゴルフの有料化が町教育委員会から提案されておりますが、町教育委員会は協会の役員と懇談し、協会全体でも意見を吸い上げたいという話もいただいている、一定の町民理解を得た上で、スタートしていき、そのためには来年度有料化は極めて難しい状況にある、これは総務文教委員会で教育部長から表明されたところであります。そしてそれが大きく新聞にも報道されました。それが一転して、パークゴルフ場6カ所の有料化を前提にして、平成15年からひばり野コースを先行して有料化する、こういう提案が再度されましたが、このひばり野を先行して有料化なぜするのか、公平性を欠くのではないか、地元住民初め多くの町民が強く反対をしているところであります。そこで、一つ、平成15年度の有料化の見送りからひばり野の先行有料化になぜ変わったのか、これは町民にわかりやすく説明をする必要があると考えます。町民に理解できるように説明をされたい。それに対する見解をお伺いをいたします。二つ目、地元の同好会は、ボランティアで維持管理にいろいろな形で協力をしてまいっております。教育委員会は、協会や同好会のいろいろな意見を汲み上げる、こういうふうに今まで言ってまいっております。既に同好会のいろいろな要望意見、町教育委員会としては聞いているというふうに伺っております。それに対して、そういう要望をどのようにこれから具体化していくのか、対処していくのか、その点についてお伺いをしたいと思います。先ほどの後藤議員の質問にもありましたが、ひばり野を先行して有料化する、その点については、町民の理解は今の段階で得られていない、そのように考えます。したがって、ひばり野先行有料化については、撤回をされたい、この点についての見解をお伺いしたいと思います。以上であります。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
1点目の市町村合併についての御質問にお答えをいたします。まず、市町村合併問題等研究会の今後の取り組みについてでありますが、市町村合併問題等研究会は、町民に合併問題について理解と関心を持っていただくために、情報の整理や提供を目的に設置したものであり、合併の是非を検討する組織ではありません。したがいまして、今後も国の動向や北十勝4町、帯広圏1市3町の協議内容などについてわかりやすく整理し、広報誌等を通じて町民にお知らせしてまいります。次に、町民合意の到達点の認識とこれからの取り組みについてでありますが、町では町内五つの会場で住民説明会を開催したほか、七つの団体の依頼により出前講座を実施し、合併問題の背景、合併の効果、課題、合併特例法の概要について説明してまいりました。参加者からは、具体的な財政シミュレーションや合併のメリット、デメリットを示してほしいとか、行政と議会が一定の方向性を示すべきなど、多くの御意見を伺いました。こうした御意見のもとに、道や北十勝4町で作成した財政シミュレーションや合併したらどうなるQ&Aなどを広報誌を通してお知らせしたところであります。しかし、どれほどの町民の方がどれぐらい合併問題に対する認識が構築されているか、正直なところはかりかねている状況であり、現在、無作為に抽出した1,000人の町民を対象に実施しておりますアンケート調査の結果などを参考に、今後の取り組みについて検討してまいりたいと考えております。次に、十勝町村行政あり方検討会議北ブロック会議のこれからの検討課題でありますが、北十勝町村行政のあり方検討会議は、合併問題について複数町村で協議検討していくことが確認され、各ブロック内での協議経過や住民の意向などについて意見交換を行っております。さらに、今月24日に開催が予定されている会議にあてっては、帯広市長にも参加を求め、十勝地域の目指す姿と市町村のあり方について検討することといたしております。また、北ブロック会議は、事務レベルの北十勝4町市町村合併問題研究会を併設し、自立した場合や合併した場合の課題など、調査研究を行い、年度内に報告書を作成することになっております。次に、広報誌で明らかにした私の基本的な考え方でありますが、市町村合併問題は地方分権の時代の中にあって、町の現状と将来を見きわめ、自助努力で自主自立の可能性があるかどうかを探りながら考えていかなければなりません。合併の基本は、町民の幸せと町の発展が望めるかどうかにある、合併は町民との合併形成ができたときに初めて実現するものなど、ほかに何点か挙げておりますが、これらを基本的な考え方に変わりはありません。次に、西尾私案についてでありますが、第17次地方制度調査会の西尾副会長が合併特例法の期限後に新たな第2次合併を展開し、現在の町村を廃止して全国を最低一般市並みの基礎的自治体に再編すべきとの私案が示されたところであります。先般、全国町村長大会が開催され、私も上京し、全国3,200あまりの町村長とともに、小規模町村の強制合併や権限縮小に対し反対の緊急決議を行ってまいりました。西尾私案は、市町村の人口を一定規模以上の基礎的自治体に強制的に集約していく考えであり、地方分権の本旨である自己決定、自己責任、個性の発揮という理念を放棄していると言わざるを得ない内容であります。私は、合併するしないは行政議会、町民の合意形成により自主的に判断されることであり、決して強制的な合併であってはいけないものと思っております。なお、議会で設置されております市町村合併等調査特別委員会の論議を踏まえた中で、選択をしていくべきと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。2点目のパークゴルフについては、教育委員会から答弁させていただきます。
答弁 教育長 宮野章三(教育長は2003年3月まで)
パークゴルフ場の有料化についてお答えをいたします。初めに、平成15年度の有料化の見送りから、ひばり野の先行有料化に変わったのかということでありますが、さきの後藤議員の質問にもお答えいたしましたが、町財政が一層厳しさを増す中、行財政改革の一つとして、受益者負担の原則に立った使用料などの負担をお願いしていかなければならないということから、管内市町村の状況も踏まえながら、パークゴルフ場の有料化について検討してまいったところであります。その検討の中で、全コースの有料化は、一定の町民理解を得た上で実施をしなければならないだろうということと、料金徴収に係る初期投資やコース状況など、種々課題があるということから、平成15年から全コースの有料化は難しい状況にあるととらえてはおりましたが、新聞報道の見出しのような来年の実施は見送るという決断をしていたものではありません。しかしながら、地方交付税の削減に加え、景気低迷における町税の伸びも期待できず、従来のような歳入確保は困難な状況にあるということから、条件の整っているひばり野コースを先行して有料化するという方針を立てさせていただいたところであります。次に、2点目、3点目について一括お答えをいたします。パークゴルフ場の維持管理に当たりましては、地域パークゴルフ愛好会の方々の御協力をいただきながら、管理をしているところであり、心から感謝をいたしているところであります。同好会の意見としては、先ほどから何回も申しておりますが、1カ所のみの有料化は反対、全コースであればよい、管理費の縮減、業者委託の縮小等であり、先ほど後藤議員の答弁のように、それらについて検討中であります。したがいまして、ひばり野先行有料化の撤回ということにつきましては、16年度から全コースの有料化を含め、もう少し関係団体と話し合いが必要と考えており、今、撤回するという明言はできませんので、御理解を賜りたいと存じます。以上です。
再質問 9番 坂本武三
ただいま答弁をいただきましたので、再質問をさせていただきます。町村合併研究会の今後の取り組みについての答弁がありましたが、この取り組みをもとにして、町民の理解感心を深めるために、大変努力をされていることについては、敬意を表したいと思います。町長が言っておりますように、この研究会は合併の是非について云々する研究会ではないということ、そのとおりだというふうに私も理解をしているところでございます。そこで、再度質問したいのは、いろいろな取り組みをしてまいりましたが、住民説明会、これは広報でも明らかにされておりますように5会場、それから出前講座という形でいろいろな団体等に出かけていっていろいろ説明をされている。7団体というふうに今答弁にありましたが、これら全体を含めまして、町民に対して何人ぐらいの方々が参加されているのかということについて再度質問をいたします。それから、この取り組みの中で、町民の間にどの程度の理解が深まったのだろうか、これは大変難しい質問を私いたしましたが、答弁では、はっきりそこがつかめていないというのが実情だというふうに受けとめました。しかし、ここのところを相当正確につかみませんと、町民合意を得る上では極めて不十分なことになりますので、この後、アンケート調査を行うということでございますが、これは極めて大事な手法だと思います。しかし、母集団が1,000名ということです。この1,000名で十分かどうかという問題もあろうかと思いますが、今回はきちんとしたアンケート調査方法を用いているというふうに聞いております。きちんとしたランダム方式でやるという、これは極めて大事な住民の意識をはかる資料になるのではないかと考えております。それで、このアンケートは、いつまで集約をして、この結果の発表はいつになるのか、その点についてお伺いをしたいと思います。それから、町民合意を得る上で、まず私は今の町職員の中でどの程度議論が進められているのかなと、ある町では、きちんと町長が町職員に対して説明をする、そういことも行われております。そういうことを本町では行われているのかどうかということを質問すると同時に、やってないとすれば、庁内でもきちんとした説明、そして議論をする、町職員が外からいろいろな情報を得るのではなく、中でもしっかり説明などを町長行って、理解を深めるということも必要ではないかというふうに考えております。それから、広報の9月号でいろいろな疑問に答える、Q&Aで特集を組んでおります。その中で、いろいろな情報を提供するときに何回にも分けて報道するよりは一つにまとめて報道した方がいいのではないかという、そういう質問があります。そういう点については、今後考えたいということを回答しておりますけれども、いろいろやはり工夫は必要だと思います。この点についてどのように考えておられるのか。それからもう一つ質問で、住民の総意をつくっていく上で、住民の総意、これを汲み挙げる方法、手段は単なる説明会でいいのだろうかと。もう少しいろいろな方法を考えてもらいたい。それに対する答えとして、最終的に住民投票、あるいはアンケート調査かについては決めてないが、皆さんの意見、要望を集約していきたいので、より多くの情報を逆に提供してほしいというふうに答えているのですけれども、この中でアンケート調査をやるということになりましたが、やはり住民投票、先ほど真田議員が質問いたしましたが、さらに町民に対してのこういう住民投票などについても検討したいと、こういうふうに答えておりますので、さらに先ほどの質問に答える形で検討をお願いしたいと思います。十勝の町村行政あり方検討会議北ブロック会議のこれからの取り組みですけれども、先ほど町長が答弁された方向でひとつ取り組んでいただきたい。次に、町長のこの合併問題についての基本的な態度については、変化がないというふうに答弁がありました。広報に示された町長の基本的な態度というのは、私は今の憲法や地方自治法、そういう精神にマッチした考え方であるというふうに私は受けとめておるのです。極めて大事な視点が町民に対して私は表明されているというふうに考えております。その点で、今のいろいろな状況の変化の中で、やはり何よりも大事なことは、住民が町民がどのようにこの合併問題について考えているのかということをいかに正確に把握するのか、そのためにどういう責任を町長として果たすのかということが問われているというふうに私は考えております。先ほどの答弁の中で、特別委員会等でも議論をしておりますが、北十勝の4人の町長で議論をして、その中で新聞報道等でいわゆるこれからの議論の仕方として、議会と一体になって議論を進めていきたいという表明があったと、これは特別委員会で町長の方から経過説明がありました。それから、新聞でもそのことが報道されました。よくその後、議事録等も精査いたしましたが、既に特別委員会の議会だより、いわゆる議会短信ですね。その中でも、議会と一体となって意見交換の場をつくるのはどうかというふうにまとめられております。その点で私は間違いないというふうに考えておるのですが、特別委員会の中で、ちょっとそういう懇談、話し合いの場を持ってその先町長はどのように考えて経過説明されているのかという点について質問したい、そういう懇談会だとか懇話会だとかを持ちながら、それを発展させて任意協議会だとか法定協議会につながる方向性を町長は今の時点で考えているのかどうかということをお伺いしたいのです。それから、西尾発言については、真田議員に対しての答弁、そして今の答弁をいただきましたが、この点については、私は町長の答弁、当然ではないかというふうに受けとめました。今度の11月27日の全国町村長大会は、新聞報道等を見ますと、例年にないこの雰囲気の中で行われたと、これは時事日報などで報道されておりますが、本当に直接参加された町長もそういうふうな感じだったのかどうか、わかりませんが、非常に大事な決議をしておりますし、私は山本会長の開会のあいさつ、そして終わった後の記者会見、これは大変重要な内容を含んでいるというふうに考えております。特に、これも終わった後の記者会見で山本会長は、人口規模の小さい町村を切り捨てるという方向、横暴極まりない、非民主的なファッショ的な考え方ではないかと、極めて厳しい発言をしておりますが、この西尾発言、これが随分全国各地の市町村長に影響を与えていると言わざるを得ません。この後のいろいろな新聞報道で町村長がいろいろな発言をしておりますが、道新の特集へ厳しい批判をする町村長さんがたくさんある一方で、こういう流れになってくると非常に厳しい、非常に苦悩をしているという、そういう状況も一方で生まれているということでございますので、今後どうするか、このことが非常に大事になってきているのではないかと思います。さて、パークゴルフの問題ですけれども、第1点目の平成15年度の有料化の見送り、これは私は総務文教委員会で議論しているわけですから、教育部長は大変難しい状況だというふうに説明されました。ですから、これは難しいので平成15年度は見送らざるを得ないという、そういう理解もできるわけです。しかし、そのことが新聞報道になったという、町民はそれを見て多くは理解しているわけです。ですから、そういう誤解があるとすれば、なおさら私は町民に対して誤解を解くようにきちんとしたやはり説明が求められているというふうに考えているのです。そういう意味で広報などを通じて、経過を説明し、理解をしてもらうという、これが必要ではないかと思うので、見解をお伺いしたいと思います。それから、地元の同好会の協力ですね。いろいろ維持管理に協力をしていることについては、感謝をしているという答弁がありましたが、私も本当にそうだと思います。特に、同好会の方々があそこのコースはすばらしいという評判が広がっておりますけれども、なぜそういう立派なコースになっているのか。もちろん土台がしっかりしていることは明らかですけれども、毎日維持管理のためにやっている、トイレの掃除も当番を決めてきちんと行っている、駐車場の管理なども自主的にやっている、観光ツアーで来る方々がバスを降りてどっと入り込んで、かかとの高いくつでゴルフを行う、そういう方々をきちんと指導している。コースにたばこのポイ捨てがひどいと、そういうときにきちんと一人で指導するとまた何が起こるかわからないから、集団、複数でもってきちんと相手にわかるように指導をしている。そうやってあのコースは本当に十勝の誇りのコースだと、我々の誇りのコースだと、こういう気持ちで維持管理をしているわけです。ですから、そういう同好会の方々の気持ち、そういうものを踏まえて本当に同好会の方々の意見を聞いて、そしてそれにこたえるような施策を講じていただきたい、同好会としていろいろな要望意見は上げているはずなのです。たとえ有料化になった場合にはこうしてほしいというような要望も上がっておるはずなのです。ですから、そういうことにこたえるような対応をしていただきたいということで、このことについてちょっと答弁をいただきたい。それから、ひばり野を先行して有料化することについては、今すぐ前向きの回答は得られないという答弁でございますが、これは先ほどの後藤議員に対する答弁を超えることはできないということは、今の時点ではできないのかなというふうには思いますけれども、方向性だけちょっと答弁していただけますか、これからの方向性、この有料化についての方向性、先行有料についてのこれからの方向性。これについてちょっと答弁をいただきたい。以上です。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
何点かの再質問をいただきました。一つには、アンケートの状況でございますけれども、締め切りが今月20日をもって締め切ると、対象は無作為で1,000人というような対象にして行ったわけでございます。今のところ25%ぐらいの回収というふうに聞いておりますけれども、20日になってどのぐらいあるかわかりません。これらの調査につきましては、できるだけ北十勝4町が一つになるということに決めたわけではございませんけれども、できるだけ町村間のそういう内容等についても、同一の内容でひとつ調査しようと、一部二、三つけ加えた町村もあるようですけれども、基本的には同じ項目でひとつ北十勝ということを前提にしているわけではございませんけれども、4町が一緒にやろうと、こういうようなことで、結果がどういうふうになるのか、また回収率の問題もございます。これできればこの結果については、特別委員会なり、あるいは広報で町民に知らしめると。当然、そのようなことをやる予定でおります。西尾私案というようなことで、いろいろ御批判といいますか、私どもも当然のごとく全国の町村が口をそろえてとんでもないやつだと、こういうような本当に地方分権と言いながら、すべて国が押さえ締めつけてしまうのか、ましてや小さな町村、特に北海道あたりは1万人を切るところが85%でございますから、ただ、そういう中にありましても、一応1万という数字が3,000なのか、1万なのか、5,000なのかといろいろ数字が飛んでおりました。私どもとしては、それに決めつけられたら、ある程度人口によっては反発があるわけでありますけれども、やはり目標値がなければ、そしてこれは単なる財政上の事情だけではなくして、やはり分権というようなこともある、少子化のこともある、高齢化のこともある、いろいろな制度改正的な構造改革的なものが基本になっているというようなことでございますから、だから私どもとしては、何らかのいろいろな示されればそこに抵抗を感じながらも、何かの目安というものさしがなければ、今後どういうふうに変わっていくのかと、やはり国の意向、そういったものを無視して単独でいくというわけにはいきませんから、やはりそういう意味合いでは、やはり異口同音にして管内の町村長も、だめならだめでいいけれども、そういう一つの標準値を求めていくと、こういうこともやはり今後の中に必要ではないか、こんな意見も出ているところでもございます。一方、町民に対するその温度差といいますか、その理解度、そういったものがどの程度かということは、なかなか計り知るものがないわけでありますけれども、ただ、私といたしましては、議会も同じだと思いますけれども、今音更の町民、住民の思いは何かと、このことをやはり音更町の将来なり、あるいは住んでいる方々なり、こういう方々をやはり基本に置いて物事考えていかなければならないのかなと、そんなふうに思います。ただ、こういう一つの是が非かというような場合に、単に町民だけに問うて、その数字だけで本当にいいのか、極端な話の一例でございますけれども、懇談会の結果の中について、私ども報告をいただいているわけでありますけれども、場合によっては音更を二分してここからひとつ木野方面は帯広に合併して、それから北側の方は北十勝4町になったらいいのでないか、こういうような話が多少の飛躍した話かもしれませんけれども、やはりそういうようなことがあってはならない、やはりただ町民の例えば住民投票というようなことで仰ぐ場合には、しっかりやはり町民の方が多少時間をかけてでも、その中身について正しく認識理解をしていただいた中で、この住民投票というのをもしやるとすれば、そういうようなことを真剣に考えてやっていかなければならないのではないかな。それから、議会の関係についてでありますけれども、やはり私どもも行政を預かる北十勝4町のものだけで進んでいいのか、事務レベルでシミュレーションだとか、そういったものをいろいろな想定をしながらやっておりますけれども、やはり行政とやはり議会は一体でなければならない、そういう中でいろいろと意見の食い違いがあるにしても、最終的な一定の方向づけが行政と議会がこれまちまちということはあり得ない話でございますから、また、あってはならない、そういう方向からいって、できるだけ議会とも特別委員会、最近になってそれぞれ4町が特別委員会方向づけがなりましたので、その辺が私ども行政側だけではなくして、議会側にも相談をしながら、例えば北十勝4町でどうなのか、あるいはもっと初めから大きくしないで隣とどうなのかと、こういうようなやはり議会間のそれぞれの話し合いというものもやはり今後必要ではないだろうかということが私ども4町の町長同士の中で、やはり住民にも、議会の方にも、そして我々自身も、やはりこの三位一体的な考え方をそれぞれ町村の中でできるだけ公平といいますか、平行線を抱くように、同じような認識を持った中でやはり取り組んでいく必要があるのではないかな、そんなことを確認し合っているところでもございます。一応、そんなようなことでございます。
答弁 企画部長 中田道明(企画部長は2006年3月まで)
住民説明会、あるいは出前講座等の参加人数について問い合わせがありましたので、お答えいたします。住民説明会につきましては、5カ所で開催しておりまして151名の参加をいただいております。次に、出前講座でございますけれども、これにつきましては、7カ所で今のところ実施しておりまして236名の御出席をいただいております。そのほか、先般実施いたしました合併シンポジウムでございますけれども、全部では241名の参加がございました。そのうち音更町の参加人数につきましては190名ということで押さえております。以上です。
答弁 教育長 宮野章三(教育長は2003年3月まで)
先ほども答弁で申し上げましたけれども、15年度の有料化見送りということに関しては、取り方もあるわけでございましょうけれども、先ほど申しましたように、教育委員会としては見送ったという判断ではなくて、難しい状況にあるというようなことで、委員会での答弁をしたわけでございます。それに対して、反論的に広報で釈明をするということはいかがなものかなと、このように思いますし、また、報道関係者も来ておりますので、どのような報道になるのか、あるいはこの議会だよりにおける一般質問の答弁というようなことで処理ができればなと、あえてその反論的なものを広報でやるということはいかがかと考えているわけでございます。御理解をいただきたいと思います。それから、いろいろと同好会、御協力いただいていること、本当に感謝をしております。先ほど大事なところを申し上げませんでしたので、関係団体との話の中において、まだこの辺が大事なところだなと思っておりますので申し上げますけれども、愛好者として協力できるものは協力するので示してほしいということも言われてございます。そのほか、同好会の方との話の中において、やはり地域だけは無料のシーズン券の発行を考えられないかとか、そのような話も出ているわけでございますけれども、いずれにしましても、状況において先ほどから話ありますように、1カ所のみの有料化は反対だと。全コースであればよいというようなところ、管理費の縮減、そして愛好者として協力できるものは協力してもらうために、どの部分をお願いしなければならないのか等々、もう少し関係団体と話し合う必要があるだろうと、このように思っております。出した以上は、本当は御理解をいただきながら、ひばり野先行有料というふうに思っているわけでございますけれども、もう少し話し合いを進めていきたいと、こう考えるところでもございます。方向性はどうだというようなことでございますけれども、今、この場で明言はできないというのは、ただいま申し上げたような経緯もあるということでございますので、方向性についてはここで明示をするわけにはいかないと思いますので、御理解をいただきたいと思います。
再々質問 9番 坂本武三
再々質問をさせていただきます。町民の間で合併問題がどの程度理解が深まっているのかという点については、この把握は大変難しいということは答弁でも、私自身もそう思っております。だからこそ、いかに理解を深め、共通の認識をどうつくり上げていくのか、これは賛否両論があるということははっきりしていると思うのです。ですから、やはりいろいろな議論も一方ではしなければいけない、その場をどれだけ多くつくっていくのかということが大事なのだろうと思っているのです。大変努力をされながら、住民説明会、出前講座、こういうものに取り組んでまいりましたが、数字を今聞きましたけれども、まだ1,000名に達していないという到達点なのです。それだけでなく、このやはり5会場、それから7団体ということで、数もやはり決して多くはないという状況だと思うのです。そこで、これからやはりどうするかという点では、私は第4期の総合計画をつくるときに、全町で行政区ごとに懇談会を持ちました。まちづくり懇談会ですか。やはりああいう規模でのやはり取り組みが必要ではないかというふうに考えているのです。その点について答弁をいただきたい。そういうものを基本にして、そしてその他いろいろな団体に呼びかけをして、やはりこちらからやはり行政の方から呼びかけを積極的に行って、そして参加をしてもらって議論を深める。やはり議論を深める必要がある。実は、出前講座の一つとして、宝来の連合町内会が11月の22日でしたか、そこで議論をいたしましたが、(発言する者あり)議会は議会として、一方でやる必要があって今やっているわけで、一方は住民にどれだけ理解をしてもらうかという、この重要な課題があるから、私は今提言をしているわけで、その点について答弁を願いたいと思います。それから、二つ目は、西尾私案について答弁がありましたけれども、この西尾私案は、個人の案という形でばーんと花火のように打ち上げましたけれども、これが打ち上げられる背景というのは、既に早くからあったわけです。総務省の中に私的な任意の研究団体、地方制度の将来像について研究をするという研究会があって、その中で議論されて、西尾私案のような内容は既に固まり、それが総務省の市町村課の担当者などは全国で講演などをして歩く中では、こういったことが既に報道されておりました。そういうことを踏まえて、地方制度調査会の小委員会の中でばーんと打ち上げられる。しかし、これはあくまでもこれから中間報告が来年の3月を目途にされるわけで、これから議論されるわけですね。そして、その後、(発言する者あり)その後、この中間報告に基づいて、秋までに本報告がされるという、そういうスケジュールになっておりますから、これからこれについてさらに議論を深め、今、言われましたように、全国的に反対の声、批判の声が上がっておりますから、そういう声をもっと上げていく必要があるのではないかというふうに考えております。具体的な質問として、こういう西尾私案について、あるいは現時点で今の状況を町民にわかるように町長の立場でやはり町民に表明をするということも必要ではないかなというふうに考えております。例えば、浦幌の広報、広報うらほろでは、この西尾私案が出た直後に町民に対して町長のコメントがきちんと出されております。こういうことも必要ではないかなというふうに私は考えておるのですけれども、町長の見解をお伺いしたい。一方、我々議会としても、町民に対してどれだけの理解を深めるかという立場でやる必要がある。そしてまた、特別委員会で議論も深める。私は、9月議会後、地域で議会報告をやりましたが、本当にこの合併問題、それから大口滞納問題、二つについて報告をしながら議論しましたけれども、この合併問題ではなかなか議論が深まらないです。そういう到達点なのですから、ですからもっともっと議論を深める必要があると、そのように私は考えているのです。さて、パークゴルフの問題ですけれども、同好会と協会等からいろいろな意見が出されているというふうに教育長答弁されましたけれども、私はその点で具体的に本当にあのコースをこれから有効に活用していく、その場合に、仮に有料化された場合等には特に、このことが大切だというふうに要望が寄せられているのです。サブコースをつくって、そして本コースの芝を休ませるというような、そして休みを設けないでフルに使えるようにするというような考え方はどうだろう。サブコースをあそこに多目的広場がありますから、だからそんなに費用をかけないで、サブコースを整備して、さらにこういう多くの方々に利用されるようなことをやってもらえればという、そういう要望もありますので、その点ひとつ検討をしていただきたい。それから、これだけボランティアとして自主的に誇りを持って協力をしてくださっている同好会の方々に対しては、やはりいろいろな要望、具体的には例会だとか大会等がありますね。そういうときには減免をするというような、そういう措置も考えていいのではないか、考えてほしい、そういう要望も寄せられておりますので、その点についてこれから検討することになりますけれども、今の時点でどういうふうに考えているか答弁をお願いしたい。以上でございます。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
先ほどからお話が尽きているのかな、そのように思いますが、再々質問をいただきましたので、お答えをさせていただきます。私どもの仕事の中に音更の方向性、そういうものは当然先ほども話しましたように、町とやはり町民が幸せであり、町がより以上発展する、そういうことを願っての考え方でございます。やはりそういう中には、当然町民の皆さん方にもくまなくこの合併とはという、あるいはメリット、デメリット、そういう点で一応広報という一つの手段の中でやらさせていただき、一部説明会、こういうことで今の段階では終わっているわけでございますが、先ほど議員がおっしゃったように、やはりこれは音更町としてこれは合併してもしなくても、相当な構造改革というものをやっていかなければ、国が大きく今変化をしようとしております。私どもは一方でそういう大胆な発言を私案といいながらもいただいたものについては、やはり反対するものは反対、当然していかなければならないと思っておりますけれども、一方で私どもは反対していて、それだけでいいのかという気づいたときには、もう音更だけが孤立していた、これではまた現実の問題、私といたしましてもやはり問題ありきということになりますから、そういう意味合いにおきましては、最終的なこれをもう一歩進めていくためには、今までのようなシミュレーションを示した中で、さあ皆さんどう考えますと、こういうことではなしに、先般の特別委員会でもいろいろ議員さんのそれぞれの論議の中にもございましたが、やはりある程度のところで音更町としては今後単独でいくのか、あるいは北十勝という形でいくのか、その辺の手法はいろいろ組み合わせがあるわけでありますけれども、やはり17年という一つの期限がございますし、逆計算をいたしますと、もう来年早々ぐらいに一定の判断を下さなければならない、そういう時期にありますから、そういう点では私どもも議員さんと一緒になって、この音更町のあるべき姿というものをやはり追究していかなければならない、そういうふうにも思いますし、また、それぞれ町民の皆さん方には、先ほど言った町内会を24ブロックに懇談会をやるときにはそういう単位でやっておりますから、最終的にやはり一定の判断をするという時期になれば、この町民の懇談会は何はさておいても一通りやはりやって、町民の皆さん方の考え方を聞いた中で、最終的なこれまた選択肢の中で生かしていかなければなりませんし、また、そんなような状況判断については、また議員さんにもお知らせをした中で、また議会は議会としての意見、考え方というのがあるわけでありますから、そういう中で、また議会の立場で御論議をいただく、そういうひとつ形をとっていきたいなというふうに思っております。西尾発言に対して、浦幌さんは即敏感にというようなことでございますけれども、そのときにたまたま新聞社がおられて、すぐそこで記録を書いたのではないかなと、そんなふうにも思いますし、本家本元のその決議そのもののときに、東京でやったときに私もおりましたし、これはもう全国的にそういうものに対して市町村長はやはり反対をしておりますから、久しぶりのねじり鉢巻きで参加をさせていただきました。いずれにしましても、日本の国というのが一人の意見によって左右されるものでは私はないと思います。やはり音更は音更という一つの主体の中で議会と一緒になって、やはりこれは最終的な判断をしていかなければならないのではないかなというふうに思っておりますので、その辺のところで御理解をいただきたいと存じます。
答弁 教育長 宮野章三(教育長は2003年3月まで)
芝の部分にまた新しいコースをというようなお話でございます。これもあったことは事実でございます。ただ、管理している教育委員会としましては、先ほどから申していますように、新たな経費をかけるのではなくて、ある程度使用者の負担、一部負担というような中において、今の状態の中において、使用料を考えていきたいと、お願いをしたいというようなことでございます。ただ、先ほど後藤議員の質問もありましたように、管理費を縮減したとしても、コース状態を維持するようなことで話がございました。そういうことで、コース状態を低減させないようにしながら管理費の縮減、これについては考えていきたいと思いますけれども、新たにコースをつくるというところまでは、現状考えていないところでございます。検討の余地があるとすれば、今後の中において話し合いの中でも、そのようなこともこちらの考え方も示しながら、御理解をいただかなければならないだろうと、このように思っております。それから、減免措置ということでございますが、今、やはりいろいろな施設における減免規定、これの見直しもしないとならないのではないかというようなことも言われております。そのような検討もしているわけでございますけれども、改めて今の状態の中において、有料化になったときには減免措置をしますというようなことも、今明言するわけにはいかない、このように考えております。今後において、関係団体との話の中において、どうしても16年になってしまうのか、あるいはいろいろな要求等に応じた中において、やむをえない15年ということになるのか、それはちょっとわかりませんけれども、今その減免措置というようなことで、この場においても明言することはならないと、いかないということでございますので、御理解を賜りたいと思います。