みんなの議会

音更町議会 平成18年第2回定例会 2006年6月14日

特に地震対策について

2006年6月14日、音更町議会の一般質問で、坂本武三議員が「特に地震対策について」質問し、町長 山口武敏、教育長 高橋晃、総務部長 赤間義章が答弁しました。

質問者
坂本武三 議員
答弁者
町長 山口武敏、教育長 高橋晃、総務部長 赤間義章

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 坂本武三

さきに通告しました、地域防災計画の現状と、特に地震対策について、一問一答方式で質問をいたします。昨日、地震がございましたが、大きな地震でなくてよかったと思います。ところで、一昨年、2004年、平成16年、我が国は記録的な集中豪雨の連続で、10度に及ぶ台風の日本列島襲来と、大水害の発生、その間、夏期における猛暑、そして10月の23日の新潟県中越地震の発生などによって、全国各地に甚大な被害をもたらし、我が国の災害史上に特筆すべき年になりました。その特徴は、1995年、平成7年の阪神淡路大震災や、2000年の東海豪雨水害のときのような大都市地域だけではなく、地方都市や中山間地方において大きな被害を発生させた点にあります。こうした災害の実態は、現代社会の災害脆弱性が従来から言われてきておりましたが、大都市のみならず、地方都市、中山間地域においても同様であること、すなわち日本国土全体が全般的に災害に対して脆弱になっている現実を直視しなければならないと考えます。阪神淡路大震災の直後、1995年、平成7年6月に制定された地震防災対策特別措置法に基づく地震災害緊急事業5カ年計画の第2次計画が、2005年、平成17年に終了しました。しかし、学校、病院など、公共施設の防災に欠かせない施設の耐震化の進捗水準の低調ぶりは、防災対策の厳しい実態が浮き彫りになっています。例えば、2005年、平成17年7月に、文部科学省において実施した耐震改修状況調査によりますと、公立小中学校のうち、耐震性のある建物は、すなわち耐震化です。全体の51.8%にすぎません。北海道の場合は40.6%。また、耐震診断の実施については、対象になる1981年、昭和56年以前の旧耐震基準で建てられた建物のうち、56.3%にとどまっております。北海道の場合は33.1%であります。このように、耐震化の取り組みが十分進んでいるとは言えません。先日、文部科学省が実施した耐震化率、そして耐震診断、これが公表されましたが、若干数字は上がりましたけれども、依然として全国的にも、あるいは北海道でも、進んでいない現実が明らかになりました。音更町の場合はどうでしょうか。後で具体的に質問したいと思いますが、災害の危険から町民の生命、身体、財産を守り、安全で安心して生活を営むことができるまちづくりが求められていると思います。そのために、本町の地域防災計画について、町民の理解を深め、連携、協働しながら実践をする、更に見直し、充実させていくことが重要ではないかと考えます。また、災害発生を予防、抑制する事前対策に重点を置くことと、自らの身の安全は自ら守ることが防災の基本であることを踏まえて、平時から災害に対する備えに、行政の支援、援助が求められていると考えます。今までこの問題について、私は一般質問で取り上げました。それらの経過を踏まえて、具体的に次の点を質問いたします。第1点は、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域と大綱の決定を受けて、どのように対応するかという問題です。平成18年2月、中央防災会議は、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震の被害軽減策を盛り込んだ大綱を決定して、地震に伴う津波で被害を受ける可能性のある防災対策推進地域に十勝管内19市町村を指定するよう答申し、政府はそれを受けて正式に決定しました。これに伴って、一つは、本町の地域防災計画を見直す必要が生じないのかどうかという点であります。二つは、大綱で三つのポイントが挙げられております。その一つに、積雪寒冷地特有の問題での対応が求められております。緊急輸送道路や避難所へのアクセス道路の除雪体制の確保、飲食料や生活必需品の備蓄、暖房設備の整備なども盛り込まれておりますが、既にできております地域防災計画との整合性をどのように考えるのか。2点目は、地震ハザードマップの作成についてであります。平成16年第3回定例会で、地震ハザードマップの作成の考えについて質問をいたしました。それに対して、国が全国15のモデル地域を選び、それぞれの地域の地震マップを作成して、地震ハザードマップのガイドラインを策定し、自治体の自発的マップづくりにつなげたいと考えている。国のガイドラインが示された段階で検討したいとの答弁がありましたが、その後の経過と、地震ハザードマップの作成について、現在どのように考えておられるのか、明らかにされたい。第3点は、活断層についてであります。十勝平野には、十勝平野東縁断層帯、別名十勝平野断層帯とも言います。これが活断層であります。音更町も含まれております。活断層について、町民の間では、それぞれいろいろな認識があります。地域の活断層の位置、そしてその性格、活断層の性格、それらの認識、これを深めなければならないと考えます。そのために、いろいろな認識のある中で、正しい知識の普及が必要ではないかと考えます。それについての見解を伺いたいと思います。第4点は、小中学校の耐震診断と耐震構造化についてであります。今まで実施した耐震診断の結果と、今後の耐震化に向けての計画を明らかにされたい。5点目は、自主防災組織についてであります。この自主防災組織が、一つは、どの程度できているのか。二つは、今検討しているところはどのぐらいあるのか。把握されている範囲で答弁をお願いしたいと思います。三つ目は、これから自主防災組織を組織するところに対しての支援策をどのように考えているのか、明らかにされたい。以上についての答弁を、よろしくお願いをいたします。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

地域防災計画の現状と、地震対策に関する御質問についてお答えをさせていただきます。初めに、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域と大綱の決定を受けての地域防災計画の見直しと整合性についてでありますが、御承知のとおり、この日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震による災害から、国民の生命、身体及び財産を保護するため、平成17年9月1日に、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震にかかる地震防災対策の推進に関する特別措置法が施行されたことに伴い、内閣総理大臣は、中央防災会議の答申を受けて、平成18年2月20日、北海道、青森、岩手、宮城、福島の1道4県の130市町村を、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域として指定いたしました。このうち、道内では46市町村が、また、十勝管内では全市町村がその指定を受けたところであります。指定された地域においては、地方公共団体や民間事業者等が、中央防災会議で決定した海溝型地震対策大綱や、国の防災対策推進基本計画に基づき、地震に伴って発生する津波からの防護や、円滑な避難確保に関する事項などを定めて、防災対策を進める地震防災対策推進計画を策定しなければならないこととなりました。ただ、本町におきましては、地震防災計画の中に地震災害対策編を設けており、地震に関する事項については、既に計画化されている状況にありますので、新たな計画は策定せず、現行の地域防災計画に必要な事項を加える手法により、計画づくりを進めたいと考えております。なお、新たに盛り込む事項としては、御質問にある積雪寒冷地域特有の問題への対応として、緊急輸送道路や避難所へのアクセス道路の除雪など、冬期道路交通の確保に関する事項のほか、施設の耐震化に関する事項などを考えております。また、大綱では、食料や生活必需品、暖房設備、燃料などの備蓄、調達について、強化、充実を図るとされておりますが、本町においては、備蓄に要する費用を考慮し、必要最小限の備蓄にとどめる方針としておりますので、地域防災計画には、取り扱い業者との協定により対応することを盛り込んでおり、今後もこの方針に沿って取り組みを進めてまいりたいと考えております。大綱と町の計画とは、若干ニュアンスの違いはありますが、目指すところは、物資を迅速に供給できる体制を整えることにありますので、本質的には整合性が図られているものと思っております。次に、地震ハザードマップについてでありますが、この地震ハザードマップにつきましては、平成15年に、内閣府が全国15地域をモデル的に選定し、大規模な地震が発生した場合、それぞれの地域で想定される予想震度や液状化の危険度などを色分けやグラフ化して、地図上に表示するもので、当時、既に名古屋市や鳥取市などにおいてマップの作成が進められていたと聞いております。内閣府としては、これら先進地における耐震化の促進効果を十分検証、評価した上で、地震ハザードマップのガイドラインを作成し、地方自治体のマップづくりにつなげたい意向でありましたが、国からは、まだモデル地域の分析結果やガイドラインは示されていない状況にあります。確かに住民の方々が地震の危険性を認識することは、被害を軽減する上で重要な要素になると思われますので、国のガイドラインが示された段階で検討したいと考えております。次に、活断層についてでありますが、平成17年4月13日に、地震調査研究推進本部の地震調査委員会が、全国98の活断層帯について、長期評価の公表を行ったところであります。公表によりますと、道内には8カ所に活断層があるとされており、十勝には十勝平野の東縁を南北に縦断する十勝平野断層帯があり、この断層帯は、十勝平野断層帯主部と、光地園断層から成るとされております。十勝平野断層帯主部は、足寄町から音更町、帯広市を経て、旧忠類村に至る長さ、約84キロメートルの断層帯で、ほぼ南北方向に伸びており、断層の東側が相対的に隆起する逆断層であるとされております。また、光地園断層は、大樹町から広尾町に至る断層で、長さは約26キロメートルとされております。本町には、この十勝平野断層帯主部を構成する断層として、稲穂断層と音更川・札内川断層、旭断層の三つの断層があるとされ、過去の平均活動間隔は1万7千年から2万2千年程度で、1回当たり上下に6メートルから7メートルのずれがあった可能性があると推定されております。また、将来の活動として、マグニチュード8程度の地震が発生する可能性があり、そのときには、断層近傍の地表面が6メートルから7メートル程度高まり、段差やたわみが生じる可能性があるとされております。地震が発生する確率は、今後30年以内で0.1%ないし0.2%、50年以内で0.2%ないし0.3%、100年以内では0.5%ないし0.6%と推定されております。ただ、十勝平野断層帯は、活動履歴に関する資料が不足しているため、過去の活動が明らかでなく、最新の活動時期が特定できていないことから、通常の活断層評価とは異なる手法によって地震発生の長期確率を求めるものであり、その信頼度は低いことを公表しております。このようなことから、将来の活動を明確にするためには、今後、精度の高いデータを集積し、平均活動間隔や地下深部の形状などを明らかにする必要があるとしております。一方、北海道地質研究所が平成13年度から15年度までに行った調査の結果では、本町の3断層と言われる稲穂と音更川・札内川の2カ所については、活断層が存在しないことが報告されております。また、旭については、活断層がないとは言えないが、過去1万4千年間に断層が活動した形跡がないことが報告されております。このように、見解が分かれている状況もありますので、活断層の位置の正確な確認と正しい知識の普及については、慎重に検討しなければならないと考えておりますが、日ごろから地域や家庭で地震に備えた取り組みを進めていただけるよう、今後とも啓発活動を行ってまいりたいと存じます。次に、自主防災組織についてでありますが、現在、自主防災組織についてでありますが、現在、自主防災組織が結成されているところは、音更中央連合町内会の雄飛が丘地区で1カ所、宝来地区連合町内会で3カ所、木野中地区連合町内会で2カ所、共栄地区連絡協議会で1カ所の、合わせて4地区7町内会になっております。また、宝来地区連合町内会などの3カ所では、自主防災の設立に向けて準備が進められていると伺っております。このほか、昨年度から市街地の全地域を包含する10連合町内会と郡部の2地区において、自主防災組織の必要性について説明させていただいておりますが、現在、数地域から、再度説明会の開催要請が来ております。また、ある連合町内会からは、傘下の全単位町内会が防災組織の設立を検討しているとお聞きしておりますので、防災に対する意識は徐々に高まっているものと受けとめております。町といたしましては、地域住民の方々が自らの意思で防災組織づくりに取り組んでいただくことを期待しているところでありますが、組織づくりを進めるためには、町民一人ひとりの自覚と連帯意識が重要となりますので、今後も引き続き防災の啓発活動に努めるとともに、地域の要請に応じて、組織づくりのアドバイスを行ってまいりたいと存じます。なお、今年度から、自主防災組織を支援するため、潤いと思いやりの地域事業の中に、地域防災組織活動事業を補助メニューとして加え、防災に関する広報誌の発行や、チラシ、マップの作成、更には防災に関する研修会や講習会、防災訓練等に要する経費について、20万円を限度に助成することといたしておりますので、御理解をいただきたいと存じます。なお、小中学校の耐震構造化に関する御質問につきましては、教育委員会の方から答弁をさせていただきます。以上でございます。

答弁 教育長 高橋晃(教育長は2007年3月まで)

小中学校の耐震化についてお答えをさせていただきます。耐震診断につきましては、建築物の耐震改修の促進に関する法律で努力義務が課せられていた、昭和56年以前に建築され、床面積1千平方メートル以上で、3階建て以上の学校とされていたものが、平成18年1月の法改正で2階建て以上の規模となり、そのことにより、駒場小学校、駒場中学校、そして下音更中学校の3校が新たに該当となりまして、診断が必要なのは全部で7校となっております。平成17年度に木野東小学校の耐震診断を実施しましたが、その結果、耐震判定指標の基準値を下回っており、補強が必要であるとの診断結果がなされたことから、国の補助を受けまして、本年度、実施設計を行い、来年度、補強工事を計画したところであります。なお、実施設計に当たりましては、本定例会に補正予算を提案させていただいておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。また、今後の計画につきましては、本年度は柳町小学校の耐震診断を実施いたしますが、以後、計画的に進めてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。休憩(午前11時58分)

再質問 9番 坂本武三

それでは、再質問をさせていただきます。第1点目の、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域と大綱の決定を受けて、どうかという質問をいたしました。この表題、大変長うございますので、これは省略をさせていただいて、これから質問いたします。日本海溝型地域、あるいは大綱、あるいは特別措置法と、こんなふうに表現をさせていただきたいと思います。本来は、千島海溝、これは正確に地図帳などを見ますと、千島海溝ではなくて、千島カムチャッカ海溝と、こういうふうに地図帳などでは出ておりますが、今回はそれを省略しておりますね。それにならってといいますか、省略させていただきますので、よろしくお願いします。それで、1の答弁については、今回、日本海溝の対策推進地域が指定され、それに伴って、対策大綱が決定されたと。その経過がきちっと答弁の中で触れられておりました。私は、この大綱の中身、それから、この大綱が決定される前、中央防災会議が専門調査会をつくりまして、専門家14人が2年にわたっていろいろな研究をし、論議をし、報告を出しております。それを踏まえて、中央防災会議はこの大綱を決定するわけです。それらをずっと目を通していきますと、大変な内容になっております。そして、その終わりの部分を見ますと、これを踏まえて、しっかりした対策をとってほしいと、こういう訴えになっております。そこにその決意があらわれているなというふうに感じました。それで、先ほどの答弁では、確かに立派な本町の地域防災計画がございます。それで、これを見直さなくても、不十分なところはこれにつけ加えるという形で、必要な部分は加えていきたいと、こういう答弁でございました。私は、必要な部分を加えていくという点で、それでもいいのかなというふうに思いますが、次の点、どうなのか、質問したいと思います。次の2番目の問題とも関連するのですが、私は今度の防災会議の調査報告を読みながら、ここに新たにやっぱり加える必要が出てくれば加えるということなので、その場合、私なりにやっぱり加えてほしいという部分もございます。その一つは、先ほど答弁ありましたように、地震編、別枠になっておるわけです。それで、地震編の第1章の5節、音更町の概況、その概況には、1、面積、河川、そして地勢と、こうなっておりますが、この地勢の中に、1、2、3と分かれておりますが、これにやはり活断層について、(3)に加えるか、あるいは(4)、一つ起こして、是非入れてほしいというふうに思います。先ほど随分正確にいろいろな説明が答弁の中でありましたが、そういうことも含めまして、必要ではないかということと、それから、具体的に積雪寒冷地特有の問題への対応、これはこの防災計画の中に触れられております。しかし、今回出された大綱に基づいて、もっと補強をすべきではないのかというのが私の見解なのです。そういう点。それから、食料や生活必需品の備蓄については、この防災計画では、先ほどの答弁にありましたように、しっかりと関係機関や業者と連携をとりながら、協定を既に結んでいるわけですね。それで対応するということなので、その点はいいのですが、ここに指摘しております、生活必需品、あるいは暖房設備の整備、これらについてはもう少し補強すべきではないのかと、こんなことを考えまして、必要に応じてつけ加えるというのが、具体的にどうなのかということを明らかにしていただいて、私が今述べた点、これはつけ加える、そういう意味では、若干やっぱり見直すということになるのかなと、そんなふうに私は考えますので、答弁をお願いします。

答弁 総務部長 赤間義章(総務部長は2007年3月まで)

まず1点目の、活断層の関係でございますけれども、先ほど御答弁申し上げましたように、その調査機関によって答えが違ってきている、見解が分かれているのです。その根っこになるのは、やはりデータ不足であるということがありまして、それで、推測の推測みたいな、確たるものを持たない中でいろいろとそれぞれの専門の方々が考えて答えを出しておりまして、一概にどちらがどうだとかと言えない状況にあります。道で調査したもの、それともう一方は、東大の方々の研究グループだろうと思うのですが、あの文献を見ますと。その方々がどう見るかによって全く違う。道の調査では活断層はないという、そういうことがはっきり言われて、それもいろいろなところの説明会でも述べられているという状況がありますので、お気持ちはわかるのですが、計画としてはっきり入れるかどうかというのは、ちょっと慎重に判断をさせていただきたいなというふうに思っております。いずれにしても、地震に対する対応でありますから、どんなところで地震が発生しようとも、対応の仕方というのは変わらないだろうというふうに思っていますので、そのようなことで、非常に入れるのは難しいのではなかろうかなというふうに思っております。それから、積雪寒冷地の対応の関係ですけれども、御指摘のように、全く今の計画の中にないわけではないのですが、今回示されたものの中では、もっと具体的に、より範囲も広げた内容になってきておりますので、それはそのような形にすべきだろうというふうに思っております。今回示された内容につきましては、現行の計画そのものを全部1回ぶつけてみる必要があるだろうと。恐らく今盛り込まれている内容につきましても、やっぱり当時とは状況が変わってきているということで、修正を加えなければ、見直さなければいけないところが多々出てくると思っていますので、それは、今回国から示された、まだモデルの段階でありますけれども、それに沿った形でうちの計画も見直していきたいというふうに考えております。それから、3点目の、暖房機、暖房設備の関係でございます。現在の計画の中でも、備蓄をするというようなことを書かれております。全く手をつけないということではありませんけれども、この暖房機器につきましても、業者とも協定を結んでおりまして、そういう事態があった場合にはすぐ対応していただけるような仕組みになっておりますので、できれば協定の中で対応したいと。たくさん備えるのもいいのですが、ほかの方法もありますし、管理をどうするかというのもあるし、いろいろな問題がありますので、要はそういう事態が起こったときにすぐ対応できるような手はずを踏んでおけばいいだろうというような考えを持っておりますので、そのようなことで御理解いただきたいというふうに思っております。

再質問 9番 坂本武三

最初に質問しました、活断層を地勢の中に加えてはどうかと。私、今日初めて、活断層はこの十勝、この音更などにはないという見解もあるのだというのを初めて聞きました。先ほど、そのないという見解が、平成13年から15年までの、町長の答弁では道立の地質研究所が検査した結果、ないという、そういう見解が出され、あるかないかについては意見が分かれると、こういう答弁だったというふうに私は受けとめたのです。ところが、私はこの道立地質研究所の平成13年から15年、この調査研究報告書、それを私は見ているのです。直接研究所に連絡をとりましたところ、各市町村の図書館等には配布しているというものですから、図書館に行きまして、その部分を私はコピーをしてまいりました。貸し出してはもらえませんでしたので。その報告書の中には、十勝の活断層、具体的に調査研究をいたしまして、そして、この音更は旭断層、それから音更川・札内川断層と、この存在をはっきりと報告書に載せているのです。ですから、赤間部長の答弁では、東大の研究所あたりが否定しているのではないかという、そういう答弁でしたが、その辺、ちょっとはっきりさせていただきたいと思います。いずれにいたしましても、活断層がこの十勝、音更にはないという見解が正しいのであれば、この地勢の中に入れるわけにはいかないのだろうと思います。だけれども、この防災会議では、何という河川がある、それから、山脈がある、それから、十勝岳、恵庭岳、そういうところから噴出した火山灰で覆われていると、こういう表現です。ここに活断層があるということを記述することが、今の段階、ちょっと難しいのかというと、そうではないのではないかと。そして、次のページは、この活断層については、北海道が平成7年から15年にかけて調査を行う。ですから、それを待たなければならないと、こうなっているわけです。ですから、もういろいろな調査研究が進んでいるのです。ですから、その結果を踏まえて、ここのところは書きかえなければならないのではないかというふうに思うのです。そういう点で、私は、北海道が出しました活断層についての調査のあらましというのがございます。これなどを見ますと、まだこれは平成13年です、出されたのが。この最後のところを見ますと、まだ十勝の場合はこれから調査をしなければならないと、こうなっているのです。しかし、大事だなと思ったのは、活断層や地域の地層について調べるためには、たくさんの情報が必要です。工事などで地盤のずれや地割れなど、活断層や地震の痕跡と思われるもの、ちょっとでも気のついた場合にはすぐ連絡してくださいと、こうなっているのです。ですから、我々自身も注目をしなければならないのです、地表の変化というものを。何か変だなと思ったら連絡をして、調べてもらう、こういうことが必要で、これを道は求めているわけです。だから、そんなことも踏まえまして、今の到達点を明らかにして、防災計画の中にもきちっと位置づける必要があるのではないかと私は考えますので、ちょっと答弁をお願いします。

答弁 総務部長 赤間義章(総務部長は2007年3月まで)

私どもの持っている資料も、これは北海道の総務部防災消防課の依頼しているところですけれども、道立ですから、道の機関ですけれども、地質研究所、ここの見解が、まず平成12年に出ております。12年9月に、北海道の防災会議地震対策専門委員会に出している資料、これでもないということになっております。その後に、平成16年の3月25日に説明があったのですが、これも北海道の地質研究所地域地質部という、廣瀬研究員という、この方が説明をされたのですけれども、ここでは、調査期間をはっきり平成13年度から平成15年度まで調査をやった結果ですよという説明の中で、ないと。活断層は、稲穂と音更川・札内川については、活断層は存在しないと。旭地区については、断層はないとは言えないけれども、過去1万4千年間に断層が活動した形跡がないと、そういう結論であります。先ほどの御質問の中で、平成7年から15年までの調査結果を踏まえて書き直す必要性があるというお話がありましたけれども、私どもの持っているデータのちょっと前のデータではなかろうかなと、推測で申しわけないのですが、私どもの持っているのは、15年まで終わった結果ということで持っておりますので、一応私どもの持っている資料としてはそんなようなことだったものですから、このような答弁をさせていただいております。

再質問 9番 坂本武三

この問題は、そういうふうにある、ないという問題ですから、ここで結論が出る問題ではありませんので、これはここで打ち切りたいと思うのです。それで、ただ、この防災計画の中で、私が言っているのは、防災計画の第1章の7節のところで、今後、北海道の活断層調査、平成7年から15年を待たなければならないという表現になっているので、ここはやっぱり書きかえないといけないのではないですかという質問なのです。だから、今言ったようないろいろな見解がありますから、そのことを踏まえて、やっぱりここは正確に、今の到達点を踏まえてやっぱり書かなければいけないのではないかと、こういうことですので、再度答弁願います。

答弁 総務部長 赤間義章(総務部長は2007年3月まで)

確かに現行計画の中では、活断層の調査、その結果を待たなければならないというような表現になっております。ここのところは、現行をある程度一定の見解が出てきておりますので、ちょっとどういった表現にしたらいいのか、その辺のところは検討させていただきたい。このままではいかないだろうというふうに思っております。御理解いただきたいと思います。

再質問 9番 坂本武三

最後に、必要に応じて書き加えなければならない、訂正しなければならない、補強しなければならないという見解ですので、一応了解いたしますが、この防災計画については、災害対策基本法の中で、42条、市町村の地域防災計画について規定されておりますが、これは毎年検討して、必要に応じて修正しなければならないというふうに定められているのです。ですから、こういう災害対策基本法の条文に基づいて、この視点で是非検討していただきたいというふうに思います。以上で1問目は終わります。次は、活断層の問題についてはもう既に触れられておりますが、私が質問した趣旨は、ごめんなさい、2番目の地震ハザードマップの作成、これは答弁のとおり、まだ国がモデル地域の結果に基づいたガイドラインが出されていないということですから、だからもう少し時間を必要とするのかなというふうに受けとめました。そして、これは町独自でつくるというわけにはまいりませんので、やっぱり国のいろいろな支援が必要だというふうに考えますので、ただ、いろいろなガイドラインが出たとしても、音更町独自でつくるというのは大変難しいと思うのです。ですから、これは町村会などで議論していただいて、やっぱり十勝全体のハザードマップをつくるような働きかけが必要ではないか。そういうことで、今から少し議論をしておいていただきたいということを要望したいと思います。次、活断層についてですが、私はこの問題を取り上げた趣旨は、地域の中で、やはりいろいろな考え方があるということがわかったので、まずは、全く存在を知らないという方がおります。活断層って何と、こういうことです。それから、活断層はあるということは知っているけれども、この音更にはあるの、あるとすればどこにあるの。それから、活断層の性格というのはどんなものなの。今度は、大阪の阪神淡路の大地震、この現場を見てきている人、それは活断層が地震の原因になったわけですね。そして今、淡路の北西部で、野島断層というふうに名づけられて、140メートルに及ぶ断層が、今、ドームに覆われて、いつでも見れるようになっているわけです。こういうのを見てきている人がいるのです。そうしますと、活断層というのは恐ろしいと、こういう認識があるのです。ですから、いろいろなとらえ方がありますので、私は、正確な情報を町民に提供する必要があると、こういうことで取り上げました。先ほどの答弁で、非常に正確な、いろいろな説明がありました。それを私は町民の皆さんに是非知らせてほしいと、こういうことでございますので、そういう手立てをこれから考えてもらいたいということなので、その点についての答弁をお願いします。

答弁 総務部長 赤間義章(総務部長は2007年3月まで)

見解が一つであれば、そのようにお伝えしたいわけでありますけれども、見解が分かれている中で、どのようにしたらいいのか、きちっとした確たるものがないものを住民に周知して、不安をあおるだけで、かえって逆の方向に状態がいってしまうのではないかということがありますので、もうちょっと期間を置いて、またいろいろな研究もされるでしょうから、その辺で、また新たな見解が出てきたときに、必要があれば住民の方にはお知らせしたいと思いますけれども、現状の中におきましては、むしろ触れない方がよろしいのではないかなというふうに思っております。御理解をいただきたいと思います。

再質問 9番 坂本武三

私は、見解が分かれている、その場合、どういうふうに分かれているのかということをやっぱり知ってもらうということが大事ではないかということなのです。活断層は恐ろしいという認識があるとすれば、やはりその認識は、私は正しくないのだと思うのです。だけれども、正確に、ないという見解もあるわけですから、しかし、あるかないかはきちっと調査してもらわなければならない。だけれども、調査する場合、いろいろな調査の方法がありますね。ボーリング、それから、断層のそばを溝を掘る、いわゆるトレンチ法。そういうのをやりながら、北海道の活断層も明らかになってきているわけです。ですから、そうやって地層を調べれば、いつ活動があったのか、その年代がわかれば、次にどのぐらいの間隔で活動が起こるのか、こういうことがわかると、そこまで地震学は進んでいるわけです。ですから、そういう状況だというようなことも含めて、活断層についての知識というのは、町民の間にやはり広げていくということは必要ではないかなというふうに思いますよ。それでないと、変な誤解を招くことが一番まずいというふうに考えている、そういうことです。

再質問 9番 坂本武三

いや、結構です。

再質問 9番 坂本武三

次に、小中学校の耐震診断と耐震構造について、これも平成16年の第3回定例会で、私、取り上げました。そこで答弁をいただいているわけで、耐震診断をやり、計画的に構造化を図っていくと、こういう答弁でして、その流れで、昨年、木野東小学校の耐震診断を行ったというふうに私は理解をしております。その当時と比べまして、先ほどの答弁で、耐震基準が平成18年の1月に変わって、更にふえたと、こういうことでございます。それで、来年、平成18年度は耐震診断を、柳町小学校をやると、こういう計画が先ほどの答弁でありましたが、私は、既にある程度の実施が行われておりますけれども、やはり遅れているなという率直な感じなのです。それで、来年の柳町小学校の耐震診断、この計画はわかりましたが、その後の計画がちょっと明確ではないので、まだそういう計画がないのかどうか、その点について質問いたします。

答弁 教育長 高橋晃(教育長は2007年3月まで)

先ほどもお答えさせていただきましたけれども、全部で7校、診断を必要とする学校は7校あるのですけれども、その学校の中には、改築計画を持っている学校も入っています。そんな中で、今、補助事業を使って、これから補正をお願いして、木野東小学校の実施設計をすることになるのですけれども、補助事業を使ってやる場合、診断と、それから実施設計と、それから補強工事というものを連続して3年間でやらなければ補助対象にしないというような今の制度でございますので、木野東小学校は去年診断をして、今年実施設計をして、来年補強をすると。柳町は、今年診断をして、来年設計をして、次の年に施工すると、こういうサイクルになるのです。そんな学校整備計画の中でも御承知のように、駒場小学校の改築問題もあります。時期はまだ定まってはおりませんけれども、そういうものを見きわめながら、いずれにしても、耐震診断は進めていかなければならないというふうに考えておりますけれども、そういうものを見きわめながら、手をかけると連続してやらなければならないというようなこともありますので、財政面も考えながら、計画的に進めてまいりたい、こんなことで御答弁させてもらいましたので、御理解をいただきたいと思います。

再質問 9番 坂本武三

非常に今、財政事情が厳しいですから、長期的な、なかなか計画をきちっと立てるというのは大変難しいのだろうと思うのです。しかし文科省も、全国的に見まして、大変耐震診断、それから耐震化、これが遅れているということで、それで、やっぱりそれらを公表するということを今回行ったわけです。ですから、私、最初、質問のときに、全国、全道の耐震診断、耐震化率、これを述べましたけれども、平成18年4月1日現在の調査結果、これも発表になりましたでしょう。その前に、文科省は、公立学校設備耐震化の促進についてという通知を出しまして、これは道教委に文科省が出し、道教委は各市町村へ、きちっと指導をしてほしいという通知が出ているのです。そしてその中に、平成17年度末までに耐震診断を終えていない建物がある場合は、遅くとも平成18年度中に完了することと、こういう通知が文科省から来ているわけです。だから、こういうことを踏まえて、やはり計画を立てて実施をしてほしいということなのです。ただ、財政的には大変厳しいということもわかりますから、もう少し、それでも長期的な計画、それが見えないのです。ですから、その点について、もう一度ちょっと答弁をお願いいたします。

答弁 教育長 高橋晃(教育長は2007年3月まで)

御指摘いただきましたように、特に北海道の耐震化率は全国的に見ても進んでいないというような数字的なものが示されておりますし、また、文科省からも、今おっしゃられたような指導が来ていることも事実でございます。ただ、いずれにしても、こういう御時世でございまして、各自治体もなかなかそこまで手が届かないというような状況にあろうかと思いますけれども、私どもは、木野東小学校を着手したのに続いて、いわゆる計画的に進めていきたいというようなことで、ただ、教育としては、耐震以外の施設整備も抱えている状況がございますから、そういうものも見きわめながら、できるだけ早い時期に全部の調査を終えるように努力したいと思っていますけれども、今の時点で、何年にどこの学校、何年にどこの学校というところまでは、まだ整理できていない状況にありますので、その点、御理解をいただきたいなというふうに思います。

再質問 9番 坂本武三

今の答弁は、大変今の財政事情を考えると、やむを得ないのかなというふうには思いますが、相当文科省は財政的な措置、これは私も十分でないと思うのです。補助事業というふうに言っても、2分の1ですね。もっと財政的な支援をやはり国はすべきだというふうに思います。そういう点で不十分だと思います。だけれども、やはり何を優先するかという点で、道新が6月の11日の社説で、今度の文科省の発表によると、北海道が極めて遅れている、極めて不十分だと。それで、北海道の子供たちや住民の安全を守るためには、これを最優先すべきだという、そういう主張がありましたね。それと同時に、私、最初に取り上げました、千島海溝特別措置法、それをつくるに当たっての中央審議会の報告、それによりますと、やはり公共施設の耐震化については、数値目標を明らかにして耐震化の促進を図ることと、こういうふうになっているのです。だから、こういうことも踏まえながら、やはり財政が厳しい中、計画的にこれから努力をしていただきたいと、これは町長にもよろしくお願いしたいということで要望して、この件は終わります。

再質問 9番 坂本武三

次に、最後、自主防災組織についてです。先ほど答弁がありましたので、町内における事情はよくわかりました。ただ、やっぱり感想としては、相当取り組みが始まってはおりますけれども、組織の立ち上げはこれからかなというふうに感じました。それで、いろいろな財政的な支援も行うということで、潤いと思いやり予算、これを有効に活用していただいて、組織を広げていくということが求められているのではないかと思います。その点で、自主防災組織の活動マニュアルが、地域防災計画の中の地震編、ここを使ってコンパクトにまとめられておりまして、この活用が非常に大事ではないかというふうに考えております。それで、これがどの程度活用されているのか、これをまず最初にお聞きしたいと思います。

答弁 総務部長 赤間義章(総務部長は2007年3月まで)

マニュアルの活用状況ということでございますけれども、このマニュアルにつきましては、昨年の行政区長会議のときに、まず区長さん全員の方にお配りして、自主防災組織づくりを進めていただきたいとお願いした際にお配りをしております。そのほかに、地域でそれぞれ組織の設置についての説明をこれまでもやってきております。現在まで21回ほど、地域で説明をしております。市街地域については、連合町内会単位でありますけれども、全地域に説明をさせていただいております。その際に、出席していただいた方には全員マニュアルを差し上げて、参考にしていただきたいということでお願いしております。実際に、今のところ配布されている部数については700部ほどになるのではないかというふうに思っております。これを活用していただきながら、既に組織を立ち上げていただいているところは、それに沿った形で進めていただいているというような実態にございます。以上です。

再質問 9番 坂本武三

私は、宝来地域で各町内会が自主防災組織を立ち上げる、私の町内会では既に立ち上がっているのですが、そのほか、先ほど答弁がありましたように、3カ所で今できているわけですけれども、連合町内会として積極的に取り組もうという、そういうことで取り組んでおりまして、もう3回にわたって工藤参事においでいただいて、そしてこの自主防災組織をどうつくるかということを中心に据えるのではなくて、やはり防災意識といいますか、それがいかに大事かということに重点を置いたお話をしていただきまして、また、それがもとになって、町内会での取り組みが進んでいるという、こういう経過があります。それで、私は、この地域防災計画の中に、防災意識を高めるという計画があるのです。ですから、それをもう少し具体的にすべきではないかというふうに考えておりますので、それら、これから具体化する計画があるのかどうかということをお聞きしたいと思います。と申しますのは、実際、取り組んでおりますと、こういうものは必要ないのではないかという考え方も必ず出てくるのです。そういう中で、釧路沖の地震の経験をされた方、あるいは大阪からこちらに来られて、阪神淡路大震災を実際に経験された方が、そういう経験を話しながら、こういう組織は大事なのだよということで、組織化が進んだと、こんな経験も聞いております。ですから、宝来の連合町内会としては、さらにそういう防災教育といいますか、防災にかかわる意識を高めるという取り組みを引き続きやると同時に、自主防災組織がどんなふうな取り組みで行われたかというようなことを出し合うというような取り組みをしようではないかという議論が今進められております。そういう点で、また御支援をお願いしたいなというふうに思います。そこで、そういういろいろな取り組みの計画、この防災計画に基づいた具体化、これがどんなふうになっているのかということについて、答弁をお願いします。

答弁 総務部長 赤間義章(総務部長は2007年3月まで)

実際には、今御質問がありましたような内容になるわけでありますけれども、それぞれの組織づくりにおきましては、やはり地域に出向いて、現状の必要性を訴えるというところがまず必要だろうと思います。それと、住民個々に対しましては、やはりタイミングというものがあると思いますので、そのタイミングを見はからりながら、まずは広報でそういう事態に備えた取り組みをふだんからしていただけるような、そういう意識の啓蒙活動、そういったものを進めていきたいというふうに思っております。地域に出向いた際には、できるだけ多くの方々に集まっていただいて、私どもの話を、説明をさせていただいて、その中でそれぞれの方が受けとめていただいて、行動を起こしていただければというふうに思っております。何せ実際に災害に直面していないということがありますので、なかなか浸透しにくい部分はあるのですけれども、いろいろと実際に防災会議の構成員になっていただいております地域の代表の方々、それから、いろいろな組織の代表の方々も加わっていただいておりまして、その人たちを核として、今、順次そういう体制づくりも進められておりますし、地域にも浸透してきておりますので、この形をさらに進めていきたい、皆さんの協力をいただきながら進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

再質問 9番 坂本武三

最後に、今の答弁に関連いたしまして、要望意見を述べて終わりにしたいと思います。実際に宝来の自主防災組織のメンバーを見ますと、町内会の役員と兼ねるというケースがほとんどなのです。それに民生委員の方の協力を得ていると。これですと、町内会の役員は年度で交代しますよね。そうしますと、自主防災組織が安定しないという面があるのです。ですから、もちろん町内会の役員の方々に入ってもらう必要がありますけれども、中心になる方が継続して自主防災組織をきちっと運営していくということが必要ではないかということを痛切に感じております。そういう点で、全国的な先進地域の例を、私、この間調べてみますと、やはり自主防災組織のメンバーを育てるといいますか、そういう取り組みが行われているということがわかりました。それはやっぱり行政が中心になってやっておりまして、それで、一、二、例を挙げますと、東京都の国分寺市では、市民の防災まちづくり学校というのをやっておりまして、年間を通していろいろなプログラムをつくって、そしてそれに参加をしてもらうと。そうしていろいろな意識を高めるとか、例えばプログラムの中の一例をちょっと申し上げますと、住まいの安全対策、災害事例と災害の危険、災害対策の現状、我が町の災害の現状を知るなどというようなテーマでずっと組むのです。そしてそこに参加をしてもらうと。そういう中で、阪神淡路大震災のビデオなども見てもらう。それから、神戸市では、福祉・安全まちづくり学校、府中市では防災まちづくり講座などというようなことをやりながら、そこに参加してもらって、そこに参加してもらった方々が自主防災組織の中で活躍をしていると、そんな事例があるということでございまして、そんなことなども参考にしていただいて、これからいろいろな取り組みをお願いしたい。以上です。終わります。

出典:音更町議会 平成18年第2回定例会 2006年6月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる