みんなの議会

音更町議会 平成14年第1回定例会 2002年3月7日

機構改革について

2002年3月7日、音更町議会の一般質問で、真田健男議員が「機構改革について」質問し、町長 山口武敏、助役 藤井勉が答弁しました。

質問者
真田健男 議員
答弁者
町長 山口武敏、助役 藤井勉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 8番 真田健男

通告いたしました二つの問題について質問をさせていただきます。第1の問題は、機構改革についてでございます。行財政改革の一環として、この機構改革の論議・検討も内部では、庁内では進められていると考えます。その内容として、私が改善する必要のあるものの一つとして考えているのは、退職予定の役職者や職員の職務内容、業務内容と処遇、こういう問題があるのではないかと、このように考えているところです。具体的な内容で言いますと、予算編成等で退職予定者の部長、あるいは課長もそれなり大きな役割を果たしていると思いますけれども、退職する部課長が予算を編成をしている。そしてまた、予算委員会等では答弁も行うということが行われているわけですけれども、この予算が執行されるときには、その方はもう在職していないという状況があるわけでございます。長年、このような形で業務執行されてきておりますので、この内容を見ると、本当に責任のある予算編成と言えるのかどうかという点で、疑問を持つわけでございます。長年の慣行やこういうシステムを変更するということは、相当な論議が必要であろうというふうにも考えますけれども、ぜひ一考を要する課題ではないかと、このように考えているところでございます。そこで、以下、3点について具体的にお聞きをしたいというふうに思います。まず第1点目は、退職する部課長との事務引き継ぎが、どのように行われているのかという問題でございます。事務引き継ぎの内容について、具体的に説明をいただきたいと考えます。二つ目は、各所管ごとにそれぞれ懸案事項や難しい課題、これらがいろいろあるであろうというふうに考えられますけれども、担当部局の共通の認識になっているのかどうかという問題であります。つまり日常的には、それぞれの部長さんにしても課長さんにもして個人ファイルに、それらの問題がつづられていると、それぞれの担当全体の共通認識になっているかどうか、退職に当たってはそれぞれがそのファイルを持ち帰るといいますか、個人ファイルですのでそれは当然だろうと思うのですが、そこに問題はないかどうかという問題です。各担当ごとに、共通のファイルを私は整備すべきであろうというふうに考えるわけです。日常業務等におきましても担当職員が休暇等で不在であれば、担当者がおりませんというようなことで、町民との行政サービスにも支障来すような事例を幾つか聞いているところでございます。担当者がいなくてもきちんと基本的な問題は、町民と対応できるようなシステムにすべきではないかと、このように考えますけれども、答弁をいただきたいと思います。3点目は、具体的に提案をいたしますけれども、退職が予定されている部長さんと、これ待遇上の問題はいろいろ配慮しなければならないというふうに考えますけれども、3月いっぱい退職まで部長職であり続けるというところに問題があるのではないかと。早期に、次の部長さんなり課長さんまで広げるかどうかは別としても、特に予算編成との関係で言えば、あるいは予算執行との関係で言えば、部長さんについてはあらかじめ12月定例会終了、あるいは1月新年迎えてからでもいいと思うのですが、3月を待たずに任命するようなことが必要ではないかと、このように考えるわけでございます。この問題は、よく山口町長が口にされます行政は継続である、あるいは町民サービスに一瞬たりとも停滞があってはならない、このようにも言われておると思いますけれども、これとの関連でこの問題を取り上げたいと、このように考えているわけでございます。したがいまして、今年も二人の部長さん、あるいは次長さん、さらには係長さんと何人か退職を予定されている方おりますけれども、だれかれという個人の問題ではなくて、システムの問題として提案をするものでございます。明確な答弁を求めたいと思います。二つ目の問題といたしまして、ワークシェアリングの考え方についてお聞きしたいと思います。戦後最悪と言われる経済不況、昨今若干株は上がっているようでございますけれども、本当に大変な経済不況が続いております。その中で、雇用の確保、拡大、これが今、国民的な大きな課題になっていると思います。そういう中で、民間企業では徐々にではありますけれども、多くの人々に雇用の場を提供するというワークシェアリングの取り組みが広がってきているのではないかと、このように考えるわけでございます。雇用の拡大そのものは国全体、あるいは産業界全体の課題でもありますし、一地方自治体で打開、解決するという点では限界はありますけれども、今、地方自治体としても検討する必要性があるのではないかと、このように考えるところでございます。そこで、このワークシェアリングというのは一定の費用を、1人でやっていたものを2人でやるというような、仕事を分け合うということが基本になるわけでございます。地方自治体で考えた場合には、一方では超過勤務も行っている、それが若干の程度であればそれは当然だろうと思いますけれども、音更の実態、年間で見れば、大変多額の予算を投資しているであろうというふうに考えるわけでございます。言うまでもなく行政ですから、臨時職員に機械的に分担するというふうにはいかないというふうにも認識もするところでございますけれども、機械的に当てはめれば、どの程度の雇用の拡大になるのか、その試算を明らかにしていただきたいと考えます。具体的には5点ほど出しております。まず1点目は、昨年度、これは平成12年度決算ということになると思いますけれども、昨年度の全体の超過勤務の時間数とその予算、決算額ですね、これを示していただきたい。トータルでは決算書にのっている内容でございますが、その特徴等についても説明をいただきたいと思います。2点目は、そういう中で職員1人当たりの1カ月平均の超過勤務の時間数と費用、当然、管理職には超過勤務という考え方はないと思いますので、一般職で出していただきたいと思います。その中で、もちろん固有名詞等は要りませんけれども、最も多い職員がどれぐらいの時間と超過勤務手当になっているか、できれば上位五つのケースぐらいを示していただきたい、このように考えます。三つ目は、超過勤務の月別及び担当部署別の特徴があるのかどうか、それらの傾向についても説明をいただきたい。四つ目は、超過勤務手当を機械的に臨時職員に換算したら何人分に相当するのか、この試算を示していただきたい、このように考えます。最後に、五つ目といたしまして、音更町としてこのワークシェアリングの考え方、あるいは運用、これを採用すべきであるというふうに考えますけれども、これについての見解を求めたいと思います。以上でございます。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

1点目の機構改革についてお答えをいたします。初めに、退職予定の部課長との事務引き継ぎについでありますが、予算編成につきましては、各所管内でそれぞれの懸案事項や課題などを部内・課内で協議した上で、最終的には私の判断のもとに議会に予算案として提案させていただいており、改めて申し上げるまでもなく、部課長個人の意向によって予算編成されるシステムにはなっていないことは御承知のとおりでございます。例年4月の人事異動につきましては、おおよそ1週間前には内示を行い、この間において速やかに各事務引き継ぎを行い、新年度早々には発令を受けた部署で執務を行うことといたしております。また、3月末では、退職する部課長においては内示を受けた後任者と、所管にかかわる懸案事項・課題などについて、事務引き継ぎ書によって引き継がれております。次に、文書管理につきましては、各所管にて懸案ごとにファイルを整理しております。ただ、実態として必ずしも担当者以外で全て即答できる文書管理のシステムにはなっておらず、御意見のとおり、システム化は重要なことと思っているところであります。他町村優良事例の調査、研究を行い、統一し、システムにより管理を進めているところでございます。特に、これらにつきましては、十勝管内の本別町あたりが相当進んだ事務処理、特にこういう情報化社会になりますと、即そういう公表できるような事務処理体制、だれもがわかる事務処理、御説のとおりだと思いますし、私どもも一挙にということにはなりませんけれども、こういった文書管理について簡素化する必要があると。特に、一つの担当部課内であれば同じ書類を持っていると、こういうような無駄の多い処理ということは好ましくもないし、一つの係に一つの事務処理というような事務分掌処理規程というのがあるわけでありますけれども、それにのっとって所管の中における書類とするファイルは一つにすると、こういうような形をとるべきだというようなことで、実は私自身も本別町の事務処理を見てまいりました。帰ってきて、即、助役以下にぜひ今すぐとは言わなくても近い将来、これらの事務処理に沿うような形をとるようにということで指示をさせていただいたところでもございます。次に、退職予定者の後任の任命時期についてでありますが、退職予定者の処遇上の問題、あるいは業務内容、職階級等機構の問題などが難しいものと考えており、いずれにいたしましても行政が滞ることのないように、さらに各所管内での連携を密にすることや次期後任者との事務引き継ぎがスムーズにできるよう配慮してまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。これらのことにつきましては行政改革というようなことで、本当に今、議員がおっしゃるような問題も正直言って起き得ることでもございますし、この年度区切りをどういうふうにすべきかというようなことで、内部的にも過去に協議した経緯がございます。時期的に言えば10月ごろがいいのかなと、そういうようなことも検討した経緯がありますけれども、ただ、音更町だけが年度変わり、こういう一つの節目をどこに置くかということは、それぞれ上級官庁との整合性の問題もございますから、なかなか音更町だけがというようなわけにはいかないだろうというふうに思っております。いずれにしましても御意見にありますように、私どもは一つの事業といいますか、行政というものは先ほどお話ございましたように、継続性ということが当然でありますから、その辺の引き継ぎ等については十分意思統一を図り、完全なる引き継ぎが行われていくようなことが必要だろうと思っております。特に、それぞれ所管の中で事務処理だけではでき得ないといいますか、非常に難しい問題もございますし、対議会とのこういう一つのやりとりの中での事後措置というものもございましょうし、住民対行政というようなことでの引き継ぎ的なものもあろうかと思います。特に、いずれにしましてもこれらのことが完全に引き継がれるということが、事務引き継ぎ要項の中で定められておりますので、手抜かりのないように十分その辺の連携を図るようにしていきたいと思いますし、さらにこれらのことが完全に行われるようなシステム化といいますか、こういうものも当然考えていかなければならないと、こういうふうに思っているところでもございます。次に、2点目のワークシェアリングの考え方についてお答えをいたします。初めに、超過勤務の実態につきましては、関連がありますので一括してお答えをさせていただきます。平成12年度の時間外勤務の状況は、一般会計、特別会計及び企業会計の月額臨時職員を含めた全会計で、総支給人数が336人でございます。総時間が6万3,084時間、決算額1億3,609万円となり、職員1人当たり1カ月平均時間数と支給額は、それぞれ15.6時間、3万3,754円となっております。年間時間数につきましては、多い者から順に980時間、866時間、779時間、742時間、719時間となっております。御質問にありますように一応5段階といいますか、多い者から5番目までの数字でございます。年間支給額については同様に、226万円、208万円、198万円、192万円が2人となっております。年間を通しての月別状況では、時間数が最も多い月は補助事業業務などにより4月となっており、最も少ない月が8月となっております。部署別の主な業務内容は、企画部では国勢調査業務や総合計画策定業務、総務部では予算編成業務や100年記念事業、なお総合計画策定業務と100年記念事業については、各委員会などを時間外に開催したことも要因となっております。民生部では、平成11年度に比べ減少しているものの、介護保険制度業務にかかわるもの。経済部では、口蹄疫関係業務や道営事業会計検査業務。建設水道部では、すずらん台区画整理事業立ち上げなど新規事業や除雪業務。教育委員会では、会計検査業務。在宅介護支援センターでは、介護保険制度の開始によるものなどとなっております。平成12年度の時間外勤務手当を機械的に臨時職員に換算した場合、約74人分に当たります。平成14年度では、厳しい財政状況の折、人件費の抑制の一環として時間外勤務手当を平成12年度決算額の14%削減し、また、臨時職員を10人削減することといたしております。次に、町としてワークシェアリングを採用すべきではないかとの御質問にお答えをいたします。ワークシェアリングは、雇用の拡大に有効な手法の一つと考えておりますが、担ってもらう業務が限られており、また、各部署ごとでどのような対応ができるかを含めて、先行して実施される道などの手法を調査・研究してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。今、道などが14年度を目指してやるというようなことでございますけれども、問題は本当に一時的な雇用というようなことで、その後、どのような取り扱いになるのかということが、まだ私どもに十分伝わってきていないわけでありますけれども、そういう一時的な雇用から今後継続的にされるというようなことにはならないわけでありますから、その雇用の後の措置がどのようにされるのか、こういうことが一番懸念もされることでもございますし、特に今年の求人というものを見ますと、まだ高校生も60%の就職率に至っていないという、そういう実情にもございます。特に、ある程度御年輩の方ということであれば、一時的な仕事ということもよろしいわけでありますけれども、特に将来のある若い方が一時的な仕事でその後どうなるのかと、なかなか雇用といいましても一様に増えるというようなわけにもまいりませんから、その辺で消極的ではございますけれども、こういう一つの自治体の中におけるワークシェアリングの手法というものがどういうふうに行うことが一番望ましいのか、特に道あたりも今年手掛けてみるということでございますので、こういった点を十分参考にさせていただきたいと、そのように思っている次第でございます。

再質問 8番 真田健男

それでは、再質問をさせていただきたいというふうに思います。まず、退職部長さん方との引き継ぎですけれども、先ほどの答弁では、町長さんが引き継いでいるという答弁かと思うのですね、引き継ぎ書に署名をしていただいて、これこれこれの課題があるというような内容ではないかと思うのですが、要するに部長さんと部長さんの引き継ぎというのはないということですね。1週間前に内示はありますが、その段階では後任の部長は決まって、部長として引き継ぎをされているかどうか、形だけの引き継ぎだろうというふうに思うわけですね。この点については、実際に退職された部長さん方のお話も伺っているわけですけれども、ある部長さんはいろいろ問題があったからでしょうけれども、関係文書を全部焼却処分をされて、文書は一切なくて大変だったということを言われている部長さんもおりますし、あるいは退職されてから役場へ来られて、短時間の引き継ぎ的なことをやった方もいらっしゃるようですし、退職後は一切もう役場の人間でないから行っていないという方もいらっしゃいましたけれども、この間、国会で田中さん、外務大臣の事務引き継ぎをめぐって問題になりましたけれども、要するに実体的な引き継ぎがなくても、行政は回るという構造に私はなっているだろうと思うのですね。だから、そこに本当に町民が求めている機能を果たす上では、やはり障害になっているのではないかなと、内示を受けて所管ごとの課題をまとめるなり、次の方に引き継ぐといっても本当に問題はさまざまであろうと思うのですね。特に、懸案事項というか、地域との関係だとか、あるいは行政、道役人との関係、町民との関係、いろいろあろうと思いますけれども、私はやはり一定の期間に在職中にきちんと引き継ぎをすべきだろうと。そして、やはり行政の継続ということを一点の曇りもなく次につなげていくべきであろうと思うのですね。ところが、その種の課題、行政課題待ったなしといいますか、それぞれの部署にいろいろな問題あると思うのですが、あの部長さんはあと何カ月だよと、あと何日だよと、今、ここでその問題迫っても酷ではないのというふうになるのが一般的だろうと思うのですね。あるいは予算編成上ででも執行する理事者は変わらないから、それは大丈夫だという考えがあるかもしれませんけれども、予算査定でヒアリングするのは部長さん方なわけでしょう。そこで、この問題については来年度以降こうやりたいと思うと、こんなことを考えているというヒアリングを通して、どの施策が採用になるか、見送りになるか決まるわけでしょう。それは確かにそのときの所管の考えがまとめられているというふうには思いますけれども、おのずと退職する部長さんが責任を持って、別にそっちを見たからといったらそういうことではないのです。やはり熱意といいますか、どうしてもこの課題はやるのだと、これまでの町民との関係、あるいは道役人との関係からいってもこれはやるという熱意に、あと3カ月で退職します、あと何日でという個人の感情、恐らく退職までその人はその人なりに精いっぱい勤めているとは思うのですけれども、そこに問題全くないのかと。先ほど一定の検討はされている、10月ごろなんていうような言葉も出ましたけれども、やっぱり引き継ぎがはっきりしなかったら、そこに一定の時間的なエアポケットは私できるだろうと思うのですね。ですから、あらかじめ次期予定者といいますか、ただ前任者も退職するまで、部長という肩書きで退職したいという心情は恐らくあるだろうと思うのですね。だから部長業務を変えるか、あるいは部長という肩書きはそのままでもやる内容を変えるだとか、こういうことは必要なのではないのかなと、だからこれは特に予算との関係で、私は大きな問題あるのではないかなというふうに考えるわけです。それから、部長さんにしても課長さんにしても新しくなられますと、新しい仕事だから当分勉強ですと、今、勉強中ですというようなことをよく聞きます。しかし、町民から見たら役場の職員、特に役職者なんかはプロなわけですよね、今からこの分野について今勉強していますなんていうことで、本当に切れ目ない行政が行われているかと言ったら、そうではないだろうと思うのですよ。やはりなったときにはちゃんともう全力、エンジン全開になるようなちゃんと仕掛けをつくらないといけないと思うのですね、それがやっぱり今行政、あるいは公的な組織に求められていることではないのかなと。長くそういうしきたりでやってきたけれども、本当に財政的にも大変だ、人の問題でも大変だ、大変なことがいっぱいある中で、本当に持っている力をフル回転させようと思ったら、その辺の仕掛けを内部努力で改革できるわけですから、私は検討すべきだろうというふうに思うわけです。町長がよく言われる意識改革のこれは一つのあらわれだと思うのですよ。あの人がとにかく退職するまでは、この問題どうしようもないのだというようなことでは、職員の士気にも影響するだろうと思うのですね。あの人がかわったら頑張るだとか、組織全体、町職員全体の持っている力をきちんと発揮させて、常に緊張感もあり、一定期間はやむを得ないのだなんていう受け止めが若干でも出たらそれだけマイナスなわけですから、ささいな例として先ほど言いましたけれども、町民が電話をしてきましたと、担当者いませんと、そこで内容どういうことですかと、いやそれは大方こうではないかという対応ができればいいですけれども、担当者いませんということで、あしたにしてくださいというケースだって聞いているわけです。それと同じようなことが、私は言えるのではないかというふうに思いますので、部長、課長さんまで全部と言うと、なかなかやり方大変かとは思うけれども、予算編成に大きくかかわる部長さんのところは、さらに検討を深める必要があるのではないかと、こういうふうに思いますので、役場組織の活性化や意識改革とも絡めて再答弁をお願いをしたいというふうに思います。それから、二つ目のワークシェアリングの問題ですけれども、これは先日、1月の完全失業率が発表されました。これは全国的なデータで5.5から5.3に若干下がったと、しかし、これは仕事をしたいと、求職活動をあきらめた人が相当数にいるので、数字は下がったという見方が一般的で、好転したというようなことではないと。対前年度で失業者自体は増えているわけですから、そこの中で特に北海道の場合ですけれども、年々悪くなっているのですね。97年3.7、98年4.8、99年5.0、2000年5.5、そして2001年5.8と、全国5.3に対して北海道は5.8と、ただこれは数字以上のものがあるだろうと思うのですね。これ完全失業者ですから、ハローワークに通って引き続き職を探しているというようなことで、ハローワークに通えないといいますか、周辺部だとか、先ほど言ったもう探しても無理だと、あきらめた人なんかはここには入ってこないわけで、恐らく仕事したいけれども、仕事につけないというのは今これの倍ぐらい、10%、10人に1人と、こういう状況だろうと思うのですね。そこで、自治体でのワークシェアリング、民間のワークシェアリングはワークシェアリングでまたこれいろいろ問題はあるというふうに思いますけれども、今朝のNHKのテレビでもやっておりましたね、道はもちろん17の市と九つの町ですか、26市町、村は入ってなかったと思うのですが、いうところでやると。先ほどの答弁では、道のやり方を見ながら研究したいと、だからそこにずれというか甘いというか、今、本当にこれだけ深刻な状況だから、自治体としてもやれることはないかということでこういう提案がされて、ある自治体では取り組もうとしているわけですよ。どうしてそこをそのスピードといいますか、今の雇用情勢の大変な状況を理解して、自治体としてやれることをやろうとする意識に立っていないから、そういう答弁になるのではないかなと、そこのところを問題にしたいわけですね。それで、確かに試算でも臨時職員に換算しても74人しか増えない、これ現に雇用するとか何とかではなくて、だから今の雇用危機からいったらほんの焼け石に水かもしれません。しかし、行政として応えられるところに全力で当たっているとは言えないのではないかと思うわけですね。それから、だから超過勤務の中身そのものも、私は今後改善する必要はあるであろうと思っているわけですよ。どういう形で超過勤務が発生しているのか、決して不必要なものが多いなんていうふうには思っていませんよ。だけれども、本当にそれだけのものがあるのであれば、ちゃんと職員配置することも含め、何よりも業務管理がどうなっているかという問題ですね。例えば、先ほどこれは私の聞き方も悪かったのですが、部署別の特徴はどうかと言ったら、それぞれの部でこういう問題でと答えられたけれども、庁内見たときに、どの部が超過勤務が多いのか、なぜそうなっているのかということをお聞きしたかったわけです。それぞれ超過勤務出ているわけですから、それの理由なり原因はあるだろうと思いますけれども、だからそこで本当に減らすことが、合理的に減らす努力だって必要でしょうし、どうしてもそれだけの時間外が必要だということなら、職員の手当も考えるべきだろうというふうに思うわけです。ですから、これは結論1点だけなわけですけれども、道のやり方等見て検討するというようなことでは、従来型の行政ではないでしょうかと。本当にその辺、現状把握をきちんとされて、自治体としてやれるところ、そこで私は追求すべきではないかというふうに思いますので、その点、再度答弁をいただきたい。それから、一概にこれ時間と金額だけで言うわけにはいきませんけれども、年間980時間や800時間、こういう事態はやっぱり異常だと思うので、なぜこうなっているのかということも、もっと解明される必要があるのではないかというふうに思います。金額にしても200万円からの手当になっている、これは上位5人ということですから、そういうこともあるのか、しかし、その中身はもっとはっきりさせる必要があると思いますけれども、これらのケースについてもコメントができれば、どういう内容でこういうことになっているのか出していただきたいと、このように思います。以上、それぞれ再質問とさせていただきます。

答弁 助役 藤井勉

再質問にお答えを申し上げます。まず、部課長というふうに表現されておりますけれども、引き継ぎの関係でございますけれども、その時期によって多少異なるかもしまれせんけれども、一定の方法としては、例えば部長職が退職して次の部長ということでございますけれども、御答弁申し上げましたとおり、1週間程度前に内示をさせていただきます。したがいまして、その時期に次の部長は内示を受けておりますので、退職される職員から、次の内示を受けた職員に事務を引き継いでいただくというのが、一定の原則になっておるところでございまして、場合によっては時間不足でそれを越えて引き継ぎをする場合もございますけれども、一定の場合はそのように引き継ぎを行い、いわゆる私どもで言いますと、管理者の決裁を受けるというような形をとらさせていただいております。場合によって、変則的に後任の部長が判明しない場合は、その上司に引き継ぎをいたしていくというような格好になっております。したがいまして、部長職でございますと、助役にその事務を引き継いでいただくというような形をとらさせていただいておるところでございまして、事務引き継ぎにつきましては、先ほど極端な例をお話されたのだと思いますけれども、私は過去、そのような形で事務引き継ぎをしないで、書類を焼いて捨てたなんていう話は今までは聞いたことがございません。それは中の書類の一部で、いわゆる担当のファイルがあって、自分も同じように資料として持っているものを焼却したということはあろうかと思いますけれども、自分の公的資料を焼却したというようなことについては、初めてお聞きしますけれども、あったとすれば大変な間違いであり、そのようなことはないようにさらに厳重に通知をさせていただきたいし、そのように指導をしていきたいなというようなことを思っておりますし、今、お話ししたようなことで事務引き継ぎについては、完璧を期してまいりたいというふうに思っております。それから、それぞれのファイルの関係でございますけれども、これにつきましては、町長からもお話ございましたとおり、若干、本町の事務文書管理システムそのものが統一化に欠けているのかなという部分が、常日ごろ考えているところでございますけれども、現実にはそれぞれ事務をやった者の決裁を受けたものについては、それぞれの担当係でそれぞれのファイル持って処理をさせていただいておりますし、会議の議案等についてもそのようなスタイルをとらさせていただいております。例えば、会議の議案等ですと、その担当係だとすれば、担当係が全て同じ書類をそれぞれが自分のファイルで持って、常日ごろの仕事に充てているというような部分等がちょっと複雑といいますか、重複しているといいますか、そういう部分がございますので、先ほど町長の答弁でも申し上げましたとおり、統一したファイルのきちっとしたものの考え方をしなければならないだろうということと、ファイル方式の統一化を図らなければならないと、常日ごろから思っているようなことでございますので、その辺についてはそのようなことにして、今後、改善をしてまいりたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。それから、退職者の人事異動に絡むお話がいろいろございました。この件につきましては、私も役所へ入ってかなりの年数になりますけれども、入ったときからいろいろ論議をされているような経過がございますけれども、現在のような状況になっているということでございまして、組織が比較的中規模の組織でございますので、中途半端と言ったら変ですけれども、いわゆる中間管理職を本町の場合なるだけ置かないというような形で、今まで進めさせていただいています。一時期中間管理職を一定度配置して、その辺の潤沢性を持たすべきだというようなことで、そういう時期もございました。しかし、組織をわかりやすくスリム化するという意味では、中間管理職をやはりある程度制限していくべきだろうというようなことで、最近につきましては、中間管理職をなるだけ置かないような組織の体系をとらさせていただいております。そんな関係で、部長職がやめたときにすぐ課長職にという、いわゆるやめて次の引き継ぎということがございます。例えば、次長職があるとすれば、その次長職が補佐をして引き継ぎをといいますか、その連携プレーをとるというようなことも一つの方法論なのかなというふうに思っております。そんなようなことで、いろいろ過去にも論議をさせていただきましたけれども、確かに退職される方の御意見を聞きますと、異口同音にやはりその辺は、非常に心情的には大変つらいものがあるというようなことをお聞きしております。過去にもいろいろ先輩からもお聞きしておりますけれども、しかしながら一方では、それでは異動した後、先ほど話ありましたように、どういう処遇でどのようにお仕事をしていただくのかという部分については、非常に難しいものがあるのかなと。心情はわかりますけれども、やはり在職中は精神の全てを職務に集中していただいて、完璧を期していただくという気持ちの中で、あとは組織があるわけですから、組織を有効に活用して事務の遺憾なきをするというような形で、今のところ考えているところでございます。ただ、方法論として別にないかと言えば、ある方法もあるのかなというふうに思いますので、その辺については今後十分職務の執務に支障のない方法があるとすれば、そういう方法も考えていく必要があるのかなというふうなことで、今年度も町長ともちょっと相談させていただいたのですけれども、例えば次長職を一定の期間補佐的に兼務でもいいから置くというような方法も一つの方法なのかなということを話し合いさせていただいておりますけれども、御意見のことを参考にしながら検討させて、来年度以降についてその辺のことを十分相談をしながら、進めさせていただきたいなというふうに思っているところでございます。それから、ワークシェアリングでございますけれども、最近の新聞紙上では雇用関係の悪化から、いわゆる労働組合側も経営側もこの辺のことについて非常に関心を持って、新聞紙上でもたくさん提案されているところでございます。自治体においては、時間外勤務を削除してその分を臨時職員に向けるというような方法が、今、具体的には示されているような状況でございまして、一定の町村ではそのようなことで進めているようなことでございます。ただ、私どもとして今考えるのは、政策的に雇用対策をとるという部分を先行するというようなことの中で、自治体の業務で臨時職員を配して、正職員の仕事をやっていただくというような部分は、非常に限られてくると思います。したがいまして、臨時職員を採用した分だけが、突出して経費として出てくるという心配がございます。確かに、その方を仕事についていただくという部分ではよろしいかと思いますけれども、自治体の人件費、あるいはコスト面を考えた場合に、その部分がまた突出することにならないのか、そこら辺が懸念されるところでございまして、それらのことについても十分考えた結果、今年度については、そのような方式をとらないというようなことでやらさせていただいております。政策面では、これは国の事業ともつながっておりますけれども、臨時雇用対策等の中で、それらの政策的なものの中でカバーをしていきたいというのが、現在の考えている状況でございます。それから、特に時間外勤務の中身について、これは過去にも何回か御指摘をいただいておりまして、それぞれ分析をさせていただいたりもしております。ただ、具体的に数字が改善の数字としてあらわれてこない部分が、私どもとしては非常に厳しい状況でございますけれども、やはり仕事の仕方を今後は変えていかなくてはならないだろうというようなことで相談をさせていただいておりまして、今後についても適正な人事配置ということがまず非常に大切なことであろうというふうに思いますし、さらには場合によっては、年度途中であっても何らかの事情で急激に事務量が増大するようなことになれば、年度途中であっても異動するなり、近隣課・係の応援をするなりその辺を十分考えながら、健康管理の問題もございますので、十分にこの辺を練っていきたい。職員ともどもこの辺については研究をしながら、数字にあらわれる改善をしていかなければならないだろうというふうに思っておりますので、そのようなことで御理解をいただければと思います。以上でございます。

再質問 8番 真田健男

先ほどの答弁で、その引き継ぎでは内示を受けて一定のものがきちんとされていると、あるいは組織もあるのだということですが、内示で引き継ぎと言うけれども、それはあくまでも内示なのだと、あんたどんな立場で引き継ぎやろうというのというような実態があって、きちんと引き継ぎがそれぞれの部署でやられているとは考えられないと。きちんとされているところもあるだろうと思うのですが、だからそのあたりを仕組みとして検討し、検討という言葉は使われてはいるのですが、さらに一歩進める必要があるだろうと。特に、組織の問題でも私はこれもよく言われる無責任体制といいますか、これはあの人が決めた施策だと、やろうとした施策だと、あるいはやはりやる人と決める人と、できるだけそれは一致した方が望ましいわけで、その方向に持っていくことがこれから地方分権だ、議会も含めてそれぞれの責任が問われるときに、組織改革、機構改革というものをそういう視点から進める必要があるのではないのかなと。だから、検討されるということですから、それ以上ここでやるかやらないかと言ったって平行線だろうと思いますから、それ以上申しませんが、本当に従来の考え、さらには枠といいますか、考え方から一歩突っ込んで真剣に検討をしていただきたいというふうに思います。それから、ワークシェアリングの方の問題でも前回再任用制度の条例化、音更では通りましたけれども、我々も賛成しましたけれども、否決された自治体だとか条件をつけた自治体だとかいろいろありますけれども、それはやはり今の雇用状況といいますか、これを反映しているわけでしょう。確かに、労働組合なんかの調査によれば、ワークシェアリングに消極的な回答の方が多いですね、自分たちの収入を削ってまで、雇用を広げるというふうになっていないのが現状だと思うのです。だから、再雇用の問題等も含めて、本当に町民や住民から信頼されるような自治体になっていくためにもこういう問題で何といいますかね、新たな取り組みをすることが、今、まさに求められているだろうというふうに思いますので、そのあたりを再度申し上げ、要望ということになりますけれども、改善に向けて努力をしていただきたいということを申し上げて、質問を終わります。

出典:音更町議会 平成14年第1回定例会 2002年3月7日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる