小樽市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月8日
市政の諸課題について
2025年12月8日、小樽市議会の一般質問で、松岩一輝議員が「市政の諸課題について」質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。
- 質問者
- 松岩一輝 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 松岩一輝
市政の諸課題について。初めに、小樽市公共施設長寿命化計画の見直しについてであります。令和3年2月に策定された本計画は、計画策定後5年を経過することから、第1期計画の後半以降の整備方針や時期の見直し案が示されました。手宮保育所については、私も視察に伺ったことがありますが、老朽化が著しく、当初の計画どおり、令和6年度に建て替えの計画を早急に実施してほしいと考えていたところ、周辺に代替地がないことから先送りとされておりました。見直し案では、第2期に建て替えということで、最大15年先送りされることになります。代替地がないというのは物理的に建て替えを行うことができない状況であるため、本市が手宮地区における保育施設の重要性を考慮されるのであれば、先送りではなく別の方針を示す必要があると考えますが、第2期建て替えとした理由を伺います。消防署オタモイ支署蘭島支所は機能をオタモイ支署に集約し、令和6年度末で廃止することを消防本部が判断していました。しかし、地域住民の説明会での意見や要望を受け、市長の判断で廃止を凍結し、当面の間、存続と決定したものと理解しております。そのため、見直し案では、令和7年度に長寿命化改修を第2期へ先送りとしております。消防本部は、市内全域へ消防機能を効率的かつ効果的に提供していかなければならない中で、消防資源にも限りがあるため、蘭島や忍路地域の出動体制も考慮した上で、廃止を判断されました。一方で、地域住民の要望を踏まえ、まちづくりの観点から検討の時間を確保するために凍結と判断された市長の思いには一定の理解をするものの、いつかは市としての政治判断をしなければなりません。蘭島支所の廃止の判断を凍結したことについて、今後どのように取り扱うのか伺います。旧高島魚揚場については、耐用年数を過ぎており、コンクリート片の剥離が起きるなどの事案が発生しているため、これまでも地元漁業者を中心に早急な対応を求めていました。見直し案では、令和10年度に除却ということで、3年から4年以内に具体的に動き出すことになったことについては、地元漁業者から安堵の声を聞いておりますが、除却中の漁業者の作業場の確保や除却後の岸壁の整備についてはどのように考えているのか伺います。次に、国際交流についてであります。本市とロシアのナホトカ市は、長年にわたって姉妹都市として交流を続けてきましたが、ロシアのウクライナ侵攻の影響により、令和元年10月に本市の公式使節団がナホトカ市を訪問して以降、交流事業が事実上停止している状況にあります。本市のホームページには、ナホトカ市の紹介とともにナホトカ市のホームページのURLがありましたので、開いてみると、トップページには武装したロシアの軍人の写真とともに、志願兵募集の記載がありました。また、小樽市議会は、令和4年第1回定例会において、「ロシアのプーチン政権によるウクライナ侵攻」を強く非難し、断固抗議する決議を全会一致で採択しています。しかしながら、国家間の紛争と民間の交流は別であり、直接的な相互交流は難しくとも、ナホトカ市を知る取組は重要であると考えますが、見解を伺います。姉妹都市以外の交流や国際理解についての見解を伺います。姉妹都市に訪問する交流では、市長や市議会議長、友好団体の関係者が参加する場合が多いですが、市内の子供や若者が参加する機会は少ないです。直接の訪問は国際交流において最も効果的な手法であると考えますが、見解を伺います。次に、SNSの乗っ取りやなりすましの対策についてであります。SNSの登場により、個人が気軽に情報を発信、収集することができるようになりましたが、何者かによる乗っ取りやなりすましによって、詐欺や誘拐など事件に発展する例があります。私のインスタグラムアカウントもこれまでに8個のなりすましが確認されており、私のフォロワーに対して偽のアカウントからDMを送るなど被害に遭っており、運営しているメタ・プラットフォームズに削除依頼の通報をしても削除されない場合があります。本市では様々な部署でSNSを運用しておりますが、乗っ取りとなりすましの状況を例示の上、どのような対策を講じているのか伺います。次に、公共施設での国旗及び市旗の掲揚についてであります。国旗及び市旗の掲揚を行っている主な市の庁舎について伺います。本庁舎では、掲揚の時間、設置場所、管理責任者、破損時の交換基準など掲揚に関する取組が整備されているのか伺います。小樽市議会本会議場には国旗及び市旗が掲揚されておりません。様々な式典では、国旗とその団体の旗が掲揚されているのが一般的です。市長が議案を上程し、市議会の議決を得る議場は品位を保持しなければならないなど、会議規則が定められております。本会議場を含む庁舎全体を管理する総務部は、国旗と市旗を掲揚する必要があると考えますが、見解を伺います。以上、第4項目の質問を終了します。
答弁 市長 迫俊哉
ただいま、市政の諸課題について御質問がありました。初めに、小樽市公共施設長寿命化計画の見直しについてですが、まず、手宮保育所の建て替え時期につきましては、現在地での建て替えは難しく、また、現時点で近隣に適地を確保できるめども立っていないため、第1期中の整備時期を明示できないことから、第2期としたものであります。次に、蘭島支所廃止凍結の今後の扱いにつきましては、社会構造や災害対応などの変化を考慮した上で、本市全体の消防力を効果的かつ効率的に整備する中で、蘭島支所についても判断してまいりたいと考えております。次に、旧高島魚揚場につきましては、除却の時期のめどは立ちましたが、具体的な方法等については、今後、小樽市漁業協同組合と協議してまいりたいと考えております。また、岸壁につきましては、これまでも地元漁業者の要望を聞きながら、作業に支障が生じないように機能保全に努めてまいりましたが、今後につきましては、当該地の利用状況も踏まえ、整備に関する地元の皆さんのニーズを把握してまいりたいと考えております。次に、国際交流についてですが、まず、ナホトカ市を知る取組につきましては、本市とナホトカ市は1966年の姉妹都市提携以来、青少年や市民、代表団の相互訪問など、長年にわたり様々な交流を通じて友好関係を築いております。現在は、国際情勢により人的交流は困難ですが、市民の皆さんに姉妹都市としてのナホトカ市を知っていただく取組は大切なものと考えております。次に、姉妹都市以外の都市との交流や国際理解につきましては、本市では、現在、姉妹都市以外の都市との継続的な相互交流は実施しておりませんが、中国や台湾と交流を行う市内の国際交流団体においては、継続的な交流が行われております。海外の様々な国との交流を通じて、市民の皆さんが異なる文化に触れることは、本市における国際理解の推進に寄与するものであると考えております。次に、子供や若者の姉妹都市への訪問につきましては、本市では姉妹都市と青少年の相互派遣を実施しており、本年度は7月から8月にかけて、本市からソウル特別市江西区へ青少年交流団を派遣いたしました。姉妹都市を直接訪問することは国際交流を推進する効果的な方法の一つであり、今後も青少年の相互派遣を継続してまいりたいと考えております。次に、SNSの乗っ取りやなりすまし対策についてですが、乗っ取りにつきましては、例えば不正に取得したID及びパスワードを利用してログインし、投稿やプロフィールの改ざんなどをするものであります。対策として、職員はIDを他人に利用させず、パスワードは十分な長さとし、秘密にすることとしております。また、なりすましにつきましては、例えば第三者が本市を詐称して市のSNSのフォロワーへメッセージを送信するものであります。対策として、市のホームページにおいて、SNSの公式アカウントの一覧を掲載いたしております。次に、公共施設での国旗及び市旗の掲揚についてですが、まず、国旗を掲揚している主な庁舎につきましては、本庁舎、教育委員会庁舎、消防庁舎、消防署庁舎であり、市旗を掲揚している主な庁舎は、本庁舎となっております。次に、本庁舎の国旗及び市旗の掲揚に関する取決めにつきましては、掲揚の時間は休日を含む毎日7時50分から17時20分まで、設置場所は正面車止めの屋上、管理責任者は庁舎管理者である総務部長ですが、破損時の交換基準等その他の事項につきましては定めておりません。次に、小樽市議会本会議場の国旗及び市旗の掲揚につきましては、小樽市議会事務局規程第3条において、議場その他議会関係各室の管理は議会事務局総務係の事務分掌として規定されておりますので、見解を述べる立場にはありません。