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小樽市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月8日

教育について

2025年12月8日、小樽市議会の一般質問で、松岩一輝議員が「教育について」質問し、教育長 中島正人、市長 迫俊哉、保健所長 田中宏之、生活環境部長 鈴木健介が答弁しました。

質問者
松岩一輝 議員
答弁者
教育長 中島正人、市長 迫俊哉、保健所長 田中宏之、生活環境部長 鈴木健介

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 松岩一輝

教育について。初めに、子供のSNS利用についてであります。SNSを通じたいじめやトラブルの事案は全国的に発生しておりますが、インターネットやSNSは匿名性が強く、24時間発生し、精神的被害が大きいことも指摘されています。私も保護者から日常的に相談を受けているので、学校現場の負担も大きく、難しい問題であると推察します。本市では教育委員会が中心となり、インターネット利用等に関する小樽市のルールとして、おたるスマート7の取組が積極的に行われているものと承知していますが、そもそも各種SNSは13歳未満の使用を禁止、または制限している場合が多く、LINEも利用推奨年齢が12歳以上となっていることに加え、保護者が使用を認めているスマートフォンなどからのアクセスによってSNSは利用することができていることから、学校での児童・生徒への指導には限界があり、基本は家庭の責任であることを明確にし、保護者への啓発が欠かせないと考えます。小・中学生のSNSによるいじめやトラブルを防ぐための保護者への啓発について伺います。次に、学校の予算の充実についてであります。以前、とある学校の家庭科室を訪問した際に、私が生まれる前に製造された古い電化製品が置かれていました。担当者に聞くと、当時は実習の教材として使用していたと推察されるが、新しい製品を買う予算がなく、仕方なく使用可能な製品を活用し実習を行っているとのことでした。これはほんの一例ではございますが、市内の小・中学校を訪問すると、理科や技術・家庭、音楽などで使用する教材の多くは古いものが多く、ICT教育も進む中、子供たちの学習に影響がないか心配になります。学校が子供たちの学習のために使用する予算の充実について、見解を伺います。次に、教職員の欠員についてであります。どの業界にも共通した課題ではありますが、全国的に教員の成り手不足が問題になっています。例えば、文部科学省は令和4年に、いわゆる教師不足について全国初の実態調査を行いました。その結果、臨時的任用教員等の確保ができず、実際に学校に配置されている教師の数が各都道府県・政令指定都市の教育委員会において学校に配置することとしている教師の数を満たしておらず、欠員が生じていた状況が明らかになりました。市内の小・中学校において欠員が生じることや、産前産後休暇や育児休業の取得、病気休職等による教職員が生じた際に、代替として任用される期限付教員等の確保ができず、教頭や主幹教諭等も含め、やむを得ず学級担任や校務分掌等も担当することで、学校全体の教職員の負担が増加している状態があるのか伺います。一時的な欠員等であれば、臨時教員等を確保しなくとも学校現場の混乱は少ないと推察しますが、欠員が長期に及んでいるにもかかわらず、臨時教員等の確保が行われない状態が長期化すると、教職員の業務負担は増加し、新たに心身の不調を訴える教職員が出始め、その方が休職や退職をされると、さらなる悪循環となります。欠員等が生じることで教職員の負担が増加している学校では、教職員の負担を軽減する取組が求められると考えますが、見解を伺います。次に、学校教育支援室の指導主事の業務についてであります。指導主事は地方教育行政の組織及び運営に関する法律に定められ、文部科学省は設置学校の営む教育活動自体の適正・活発な振興を促進するため、校長及び教員に助言と指導を与えることを職務として教育委員会事務局に置かれる職であり、教育課程、学習指導、生徒指導、教材、学校の組織編制、その他学校教育の専門的事項の指導に関する職務を行うとしています。以前、適正な指導主事の職員配置について質問した際に、北海道内他都市と比較しても少ない人数ではないが、学校教育の様々な課題への対応が必要な部署で、近年、指導主事の業務が増加する傾向にあることから、業務量と職員数について適正な配置となっているのか、今後も検証したい旨の答弁がありました。最近では、ICT教育、いじめや不登校、熊などの鳥獣対策など、教育現場の新たな課題に加え、小・中学生と保護者や家族と関連する他の部署や業務では、現場の教員を経験している指導主事に対して相談や業務の振り分けが多く、業務量が増加しているのではないかと容易に推察されます。教員の不足が問題になっている状況で、指導主事を増員させることは難しいため、指導主事が多く配置されている学校教育支援室の業務を整理し、指導主事が本来の業務に注力できるようにすることで、働き方改革と教育現場の課題解決に寄与すると考えますが、見解を伺います。次に、通学バス運賃助成制度についてであります。これまで何度か助成対象の距離基準の緩和を求めて質問してまいりました。本市におけるバス通学児童・生徒に係る通学費助成事業は、国が定める豪雪地帯の基準を適用し、特別交付税として事業費の8割を交付されており、残り2割を本市が負担する内容です。そのため、本市の基準を変更することは難しいという理由で実現に至っておりません。スクールバスも含め、北海道の地域性に応じた新たな助成制度の創設について、引き続き、北海道都市教育委員会連絡協議会を通じて、北海道や国に対して財政措置などについて要望していきたいとの答弁がありましたが、要望の状況について伺います。距離基準を緩和することにより、国の特別交付税措置を受けられない分の全額を市が負担する形で運用することは、財政上の理由以外でどのような課題があるのか伺います。以上、再質問を留保し、会派代表質問を終了します。(拍手)

答弁 教育長 中島正人

ただいま、教育について御質問がありました。初めに、子供のSNS利用についてですが、小・中学生のSNSによるいじめやトラブルを防ぐための保護者への啓発につきましては、市教委では、インターネット利用等のルールであるおたるスマート7を周知し、家庭でのルールづくりなどについて啓発するとともに、SNS等を利用するときは言葉の選び方に注意すること、ネット上で知り合った人とは会わないことなどについて注意喚起する各種資料を学校に提供し、保護者に啓発するよう指導しているほか、市教委主催の保護者向けネットパトロール体験会を開催し、ネットトラブルの具体的事例を説明するなどして、保護者への啓発に努めております。次に、学校の予算の充実についてですが、学校が子供たちの学習のために使用する予算につきましては、各学校には、学級数や児童・生徒数などに応じて配当している予算があり、その中で学習に必要な教材などを校長の裁量で計画的に購入することとなっております。厳しい財政状況ではありますが、必要な教材などの購入ができるよう、適切な予算の確保に努めてまいりたいと考えております。次に、教職員の欠員についてですが、まず、教職員の欠員等による補充や代替の教職員の配置ができない場合の学校の状況につきましては、近年は、教員不足により、欠員等の補充や代替の教職員の配置が難しい場合もあり、欠員等が発生している学校では、補充がされるまでの間は、教頭や他の教員など、学校全体で協力し、授業や校務などを行っており、教職員の負担が一定程度増加しているものと考えております。次に、欠員等が生じている学校の教職員の負担を軽減する取組につきましては、市教委としては、欠員等の補充が早急に行われることが重要であると考えておりますので、任命権者である道教委に対し強く要請するとともに、教員免許保持者の情報収集や退職教員等へ任用に向けた働きかけを行っているほか、学校においても、教員同士のつながりなどを活用して、教員の確保に向け、協力いただいております。また、時間講師を複数校に派遣し、授業を行うことで負担軽減を図る取組も行っておりますが、早期に欠員が解消されるよう努めてまいりたいと考えております。次に、学校教育支援室の指導主事の業務についてですが、指導主事の働き方改革が教育現場の課題解決に寄与することにつきましては、学校教育支援室の指導主事は、学力向上や生徒指導、特別支援教育、ICT教育の推進などの業務を担っており、業務量が年々増加する傾向にあるため、指導主事の働き方改革を進めていく必要があると考えております。学校における様々な課題を解決していくためには、指導主事による学校訪問や授業参観などにおける助言や指導が大切であることから、一層業務の効率化や改善を進めてまいりたいと考えております。次に、通学バス運賃助成制度についてですが、まず、北海道や国に対しての財政措置などの要望状況につきましては、市教委は北海道の地域性に応じた新たな補助制度の創設について、北海道都市教育委員会連絡協議会を通じて、北海道や国に対して要望しております。次に、距離基準の緩和における財政上の理由以外の課題につきましては、本市の通学路の基準である通学距離が小学生は片道2キロメートル以上、中学生は片道3キロメートル以上の基準を緩和した場合、乗車を希望する児童・生徒の増加が予想され、同様の基準で運行している市内スクールバスの対象校が増えることにより、バス事業者が運転手やバスを確保することが課題であると考えられます。(「議長、12番」と呼ぶ者あり)

再質問 12番 松岩一輝

再質問いたします。まず、第1項目、市長の政治姿勢について、一つ目に質問したのが約7年前の市長公約と市長の現在の考え方は変わったのかということ、二つ目に質問したのが新総合体育館整備事業の一定の先送りについての結論の方向性ということですが、約7年前の公約については変えるつもりがないという答弁がありました。結論の先送りの行く末については、まだいろいろと考えることがあるので結論を先送りにしたのだという答弁だったと思うのですけれども、市長が強いリーダーシップの中で市長公約として掲げられたことですので、そこを変えろということではないのですが、市長が公約を変えないのだということを前提とした結論を今模索しているのか、市長公約は変えるつもりはないけれども、今後、先送りする中で、実態に合わせた市民ニーズとか状況に合わせた検討を考えていくのか、この考え方について、また、それも含めてまだ検討するのだということであれば、そういった答弁でも構いませんので、そこについて再質問したいと思います。続きまして、補正予算について、消防庁舎の空調設備整備事業費について確認しました。市内の消防職員が勤務する庁舎の執務室の空調整備の設置状況について確認したところ、8か所の消防関係の庁舎のうち、手宮支署のみが整備されているということが分かりました。市全体の空調設備の優先順位を考慮して、その中で決まっていくものだということの答弁だったのですが、私は前段で、消防業務は災害対応の観点とか市民生活に直接影響する生命と財産を守るような活動をされているので、優先順位が高いのではないかと事前に発言した上で質問に入っています。そこの観点が市内全体の他の公共施設と比較して一律な優先順位で考えているのか、消防は優先順位が高いということを踏まえた上で全体のバランスを見ているのか、その辺りの答弁をいただきたいと思います。続いて、ふれあいパス事業費について、答弁の中で、今後も持続可能な制度にしていきたいと考えているということでした。ただ、この制度は、バスや電車に乗るということがそもそもの趣旨ですので。(「後押しをするのですよ。乗ることではなくて後押しをするのですよ。」と呼ぶ者あり)今、市長からありましたけれども、バスや電車に乗ることを後押しすると。その後押しする、乗るためのバスや電車が減っていっているという状態があるわけです。私は、その前にも言っているとおり、制度の趣旨を否定するものでもないし、この制度をやめるべきだという立場にも立っていませんけれども、ただ、バスについて減便や廃止が目の前で起きている地域の方々からすると、使い勝手がだんだん悪くなっていっているのではないかという不安もあるわけです。その中で、持続可能なものとしていきたいという答弁があったのですけれども、この点について再質問に適さないのかなと今、私は判断したので、取りやめたいと思います。続いて、合同墓拡張整備事業についてですが、土葬について確認したところ、市内の墓地については土葬の状況がないという確認でしたけれども、そもそも市営墓地で土葬ができるのかをまず一つお聞かせいただきたいのと、民間での場合については把握していないという答弁であったと思うのですが、市が把握しないでも保健所などの運用等で、本市でそもそも土葬が民間においてできるのか。それとも、例えば市に届出がないと基本的にはできないような仕組みになっているのか、状況についてお聞かせいただきたいと思います。続いて、ふるさと納税に関する専門部署の設置についてですが、現在、十分な体制であるとして特段設置を考えていないということなのですが、これについてはもちろん設置することが目的ではなくて、小樽市中長期財政収支計画において記されている推進強化が取り組めるのかということの観点で伺いました。小樽市中長期財政計画に書かれている推進強化を現在の体制で達成できるという前提で組まれているのか、それとも、それ以上に市として寄附額を増やしていきたいという中で、今後、人員のやりくりも考えられているのかを答弁いただきたいと思います。続いて、観光振興室について、一つ目の質問の中で、オーバーツーリズム対策の担当の職員配置の状況について、いろいろと御答弁いただいたのですけれども、現在、観光振興室には担当職員を配置していないという状況ですが、結果的に担当職員の配置を考えているのか、それとも、そういった配置はしないで、推進協議会といった中での対応をしていくのか、もう一度確認したいと思います。次に、青少年課と男女共同参画課の統合と若手管理職の登用について確認しましたが、統合については考えていないという答弁だったのでいいのですが、若手管理職については、十分な能力のある職員であれば、若くても登用していきたいという趣旨の答弁だったのかと思うのです。これについては、基本的に一般的な人事の際に、二、三十歳代の若手職員も登用しようという視点で、市がこれまで人事を配置していく中で、たまたまそういう職員が配置できなかったのか、それとも今回の質問を踏まえて、今後そういうことも視野に入れていこうという考えなのかをお聞かせいただきたいと思います。続いて、市政の諸課題について、一つ目に、小樽市公共施設長寿命化計画の見直しについての質問をしました。その中で、手宮保育所の建て替えの先送りの件を確認しました。先延ばしにしたというのは、市として手宮地区における保育所の重要性は考慮されているという趣旨の答弁だったと思うのですけれども、先送りにするということは、具体にまだ交渉段階で示せない部分はあるのかもしれませんが、ある程度めどが立っていたり、候補があった上で、そういったことも含めての第2期建て替えということなのか、その辺りをもう少しお聞かせいただきたいと思います。続いて、子供や若者の市政参画についてですが、三つ目にふるさとまちづくり協働事業の充実について質問しました。予算の増大や事業の実施期間を分けるなどについての見解を伺いましたけれども、事業の予算については、今が適正であると考えているということでしたので、この点は再質問しません。事業のやり方、在り方については、事業報告会で確認していくということだったのですが、3月に事業報告会が毎年行われていますけれども、そこで市民の意見が初めてあって考えることなのか、市としてそもそも年間を通して事業が実施できたほうがいいと考えているのか、この辺について、前提をお聞かせいただきたいと思います。

答弁 市長 迫俊哉

松岩議員の再質問にお答えいたします。1点目は、市長の政治姿勢について、小樽市新総合体育館と公約との関係でお尋ねがありましたが、私としては、松岩議員がお考えになっているように、次の世代に大きな負担を残すことはできないという大前提に立っておりますが、公約に掲げた事業でありますので、公約に沿って進めさせていただきたいと思っております。この間、入札参加事業者がいないということで浮き彫りになっている様々な課題も見ながら、いろいろな角度から検証を加えていきたいとは思っているところでございます。2点目につきましては、消防庁舎の空調設備整備事業費についてお尋ねがありました。私からは、市の庁舎全体の中で優先順位を検討した上でということで答弁させていただきましたが、松岩議員からは、消防施設の重要性を鑑みまして、優先順位が高いのではないかというお尋ねであったかと思います。確かに、市民の皆さんの安全で安心な生活を支えているという観点からいたしますと、優先順位は高いとは思います。一方で、議会議論の中で、能登半島地震ですとか、あるいはこの夏にあったカムチャツカ沖地震などを踏まえまして、避難所、つまり体育館の暑さ対策も早急に進めるべきではないのかという御意見もいただいているところであります。そういった意味からいたしますと、やはり市全体の優先順位を考え、バランスを取りながら、消防施設での空調設備整備事業を進めていきたいと思っているところでございます。次に、組織改編の中でのお尋ねであったかと思います。観光振興室の体制強化についてお話がありましたが、先ほど答弁申し上げましたけれども、今年3月にDMOのガイドラインが改正されております。この中で、観光地域づくり法人、いわゆるDMOが地域の観光地域づくりの司令塔として機能を最大限に発揮できるように、権限と責任を付することですとか、あるいは観光地域づくり法人と地方自治体の役割を明確にする必要があることなど国からも示されているところでありますが、一方ではDMOに観光地経営戦略の策定を義務づけているところであります。これについてはビジョンの策定やデータの活用方針、あるいは旅行商品の造成といった行政の観光施策と重複するところもあると認識しております。そういった中で、先ほど申し上げましたとおり、今後、DMOと地方自治体の役割をしっかり考えていかなければなりませんので、体制について考えていきたいという趣旨で答弁させていただいたところでございます。それから、若手職員の登用についてでありますが、かねてから私からも職員課には若手人材の登用については指示しているところであります。この間、なかなか実現できないで来ているわけでありますけれども、先ほど答弁も申し上げましたが、やはり十分な能力の実証が得られた職員につきましては、若手職員の意欲ですとか、モチベーションといったことを考慮いたしますと、決してありきではありませんが、年齢を問わずに適材適所で管理職に登用していきたいということで、これから人事編成になりますので、引き続き、職員課とは協議してまいりたいと考えております。それから、手宮保育所についてであります。私どもといたしましても、手宮保育所の老朽が著しいということで早期の建て替えというのは望んでいる、重要な課題であると思っているところでございます。答弁申し上げましたとおりに、近隣に適地を確保することが非常に難しい状況であるということですとか、あるいは、松岩議員からお示しのありました別の方針を示すことができないのかというお尋ねもありましたが、別の方針を示すこともなかなか容易ではないということで、第2期ということにさせていただいたものでありましたので、これにつきましては御理解いただきたいと思っておりますし、私どもも、くだんの適地が確保できるような形で努めていきたいと思っているところであります。それから、ふるさとまちづくり協働事業の充実について、通年での事業実施についてのお尋ねでありました。募集を行って、審査会を開いて、実際に事業に着手できるのは、やはり6月に入ってからだということで担当からも伺っております。私どもといたしましても、できるだけ早い時期にスタートを切れるような形で今後、考えていきたいと思っているところでありますし、そういった事業者の皆さんの御意見も踏まえながら、事業報告会の中で御議論させていただければとは思っておりますけれども、できるだけ早く事業がスタートできるような形では考えていきたいと思っているところでございます。それから、ふるさと納税の推進体制の強化についてであります。現在、主幹と主査を配置させていただいておりまして、答弁させていただいたように、専門性の高い分野については業務委託により進めさせていただいているところであります。私どもといたしましては、もちろんこれからもふるさと納税を大事な財源として確保したいとは思っておりますけれども、一方では、国から様々な考え方が示されておりまして、これからの進め方というのは大変難しい状況にあるとは認識しております。そういったことも踏まえましても、現在では十分な体制が整っていると考えておりますので、現状の体制で進めさせていただきたいと思っているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 保健所長 田中宏之

松岩議員の再質問にお答えいたします。土葬の関係でお答えいたします。埋葬方法に関する法規といたしましては、墓地、埋葬等に関する法律がございまして、小樽市では、法律に定めるもののほかに、小樽市墓地、埋葬等に関する法律施行細則を設けて、具体の許可申請があった際の対応を行っているところでございます。この細則の中では、土葬に関する規定は特に設けていないということではありますが、一般に、私ども保健所として、墓地の経営を行いたいという御相談があった際には、公衆衛生上の問題が生じないかどうか、衛生環境面への配慮、それから地下水の汚染防止などの対策が講じられているか、また、近隣住民の生活環境への配慮などが行われているかといったことで、墓地を新たに設けることになると、住民との合意形成には相当な時間が費やされることが想定をされているところでございます。こういった問題点をクリアできるかを、既に許可を受けている墓地であっても保健所に相談をしていただくことが望ましいとは考えております。現在、既に土葬の許可を受けているところで厳密に法的にできるかについては、直ちにお答えするのは難しいのですが、実際、保健所でいろいろな相談に乗って、そういった許可を行う際に必要な、こちらで確認している条件がクリアされているかは改めて確認させていただくことになろうかと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 生活環境部長 鈴木健介

松岩議員の再質問にお答えいたします。土葬に関係して、市営墓地ではどうかという御質問だったかと思います。市営墓地は14か所ございますが、現実として、土葬で行った過去の経過はありません。今、保健所長から、法律を見れば云々というお話をしたとおりでありまして、市営墓地でそういうお話が来た場合には、土葬の許可、埋葬の許可、しかも埋葬するためには2メートル以上掘り下げたところにというのは法律上、出てくるということで、市営墓地は区画ごとに各お家というか、墓地が建っている現状で、隣等の環境など、なかなか市営墓地でというのは考えにくい状況でございます。

出典:小樽市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月8日 議事録 PDF(49ページ) 間違いを知らせる