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小樽市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月10日

財政・政策について

2024年9月10日、小樽市議会の一般質問で、白川貴城議員が「財政・政策について」質問し、市長 迫俊哉、病院局長 並木昭義、教育長 中島正人が答弁しました。

質問者
白川貴城 議員
答弁者
市長 迫俊哉、病院局長 並木昭義、教育長 中島正人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 白川貴城

令和6年第3回定例会に当たり、公明党を代表して質問いたします。まず、令和6年度小樽市一般会計補正予算案について伺います。公共施設等再編経費が第2回定例会では3億4,723万2,000円だったのが、補正後では7億4,944万円と4億220万8,000円の増額となっております。その理由と内訳について御説明ください。本年第2回定例会の予算額から倍以上になっており、物価高騰などの影響があるとはいえ、一見かかり過ぎではないかとの印象も持ってしまいます。本年2月21日の市長記者会見記録では、賃料が年間で1億5,000万円、改修費が10年分の分割として1億5,000万円、合計3億円を予算計上したとのことでした。また、移転する機能を収めるための施設を造ることになった場合と、何年間かウイングベイ小樽に入居して賃料を払っていくことを比較させ、遜色ないという結果が出ているので、移転することが過大な負担になるとは考えていないこともおっしゃっておりました。今回の補正予算について、なぜそれが今定例会での上程となったのか、その理由をお聞かせください。そして、移転までの間に新たに施設改修が必要となり、追加費用が発生することも考えられるのでしょうか、その可能性についてお答えください。12月に迫った保健所等移転の補正予算がここまで増えることを考えたとき、新総合体育館整備事業費についてはどのように予想されているのか。今後、事業費などが増額するとした場合、どういった理由での増額が可能性としてあるのか、見解をお聞かせください。過去に建設部や教育委員会が現在の場所に移転した際、困難となってしまったサービスなどはあったのでしょうか。もしあれば、どのようなサービスがあり、それに対してどういう対策を講じたか、お聞かせください。また、そのときの反省が今回の移転にどのように生かされているか、御説明ください。会見に話を戻します。市長は、当時の今後の課題として、ワンストップでサービスができるかどうかということを整理していかなければならないと思っているとのことでしたが、この件について整理された内容について説明していただき、現在の進捗、移転までに実現が可能なのか、お示しください。やはり、お金をかけるなら、その分、これまで以上に広く市民の皆さんに使ってもらえるようにすべきと考えます。本年第1回定例会で我が会派の横尾議員の質問に対し、民間の施設を活用することで行政機能がより身近に感じ、今まで以上に市民ニーズに応えることができるとともに、民間事業者との連携が深まることで新たな行政サービスが生まれるなど、行政サービスの在り方について考える機会になるとの答弁でしたが、その方向性について変化はないかを含め、改めて現在の市長のお考えをお聞かせください。続いて、病院事業会計の令和5年度決算について伺います。令和4年度に比べ、入院収益、外来収益が共に増加したことにより、収益は120億370万2,517円となり、対前年度比0.8%の増となっておりますが、延べ患者数については入院患者で11万9,587人、外来患者が19万4,204人となっており、こちらは前年度比較で、入院患者は6,524人増加し、外来患者は1万5,073人減少とのことでした。収益120億370万2,517円の内訳となる入院収益と外来収益をお示しください。入院患者数が増加する分、入院収益が増加したことで、外来患者数が減少しても外来収益のマイナス分をカバーして入院・外来収益合計で収益増となったということであれば理解できるのですが、外来患者数が減少したにもかかわらず、外来収益が増加したことについて御説明ください。地域医療支援病院に承認されたことにより、本年4月1日から初めて受診される際には、かかりつけ医からの紹介状が必要となっておりますが、市民への周知の状況と現場での混乱などの課題はなかったか、お聞かせください。紹介制を試行していることで収益、費用、延べ患者数にどのような効果が現れているか、お示しください。次に、市内小・中学校のエアコンについて伺います。市長が早い段階で手を打っていただいたことで、市内小・中学校で2学期からエアコンが使用できる環境となったことは、昨年の夏を思い返せば、すばらしい判断だったと考えます。その後、我々公明党小樽市議会議員団として、市内小学校へ視察に伺いました。そこでは、昨年のような下敷きをうちわ代わりにして仰ぐなどの集中力低下につながる要因がなくなり、集中して授業を受けられているとのことでした。ただ、教室内の人口密度や教室の位置によってはエアコンの効き目に差があったり、席の位置でエアコンの冷気が当たりやすい場所、そうでない場所があったり、また、廊下との温度差が大きいことから一部ドアを開放したりと、それぞれの現場で新たに必要となった対応があることも分かりました。ほか、ある学校では、放課後児童クラブで使用している教室でも構造上の問題からエアコンの冷気が届きづらいところもあると伺いました。市教委として、エアコン設置完了後の学校のフォローなどは予定としてあったのでしょうか、お聞かせください。設置したエアコンが効果的に稼働するように、現場の状況を把握し、問題があれば対策を講じる必要があると思いますが、これまで市教委から各現場に対してどのような形で現状把握をされているのでしょうか。設置されて稼働してからまだ日が浅いこともあるため、今後、決まっている予定などがあればお示しください。エアコンの保守点検について、メンテナンス計画はどのようになっているか、お示しください。次に、行政評価について伺います。行政評価は、限られた財源で最大限の効果を生み出すことが目的であると考えます。令和5年度予算編成方針の基本方針では、四つ目の項目に、事業開始後、長年経過している事業、費用対効果の低い事業については、行政関与の必要性や緊急性を踏まえ、重点的に徹底した見直しを行うこととありました。また、原則として新規事業の創設や既存事業の拡充に必要な財源については、スクラップ・アンド・ビルドにより捻出することとするともありました。この見直しを行う上で、行政評価は非常に重要になると考えます。調書の中に施策を推進するための事業費、職員の人件費の推移が分かれば、評価の妥当性が出せると考えますが、見解をお聞かせください。第7次小樽市総合計画の市政運営の課題にもあるように、人口減少、少子高齢化の進行など、社会情勢が変化し、市民ニーズや行政課題が複雑、多様化する中、市民や団体が参加、もしくは協働によるまちづくりの推進が必要です。他市でも実施しておりますが、行政評価の中で、施策の進め方に行政が主だって進める、行政と市民の協働で進める、市民の協働を拡大して進めるといった区分を設けることで、協働によるまちづくりの進捗が見えやすくなると考えますが、見解を伺います。また、行政評価のサイクルとして、例えば本年実施した事業については来年度評価を行い、その翌年度に改善策を組み込む3か年を要するPDCAサイクルかと思います。この1サイクルに3か年を要することの妥当性について御説明ください。事業を実施して見つかった改善点を生かすのが2年後となれば、その間に新たな課題が発生し、予定している改善策が効果を生まない可能性があると考えますが、これについて見解をお伺いします。以上、1項目めの質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

白川議員の御質問にお答えいたします。ただいま、財政・政策について御質問がありました。初めに、令和6年度補正予算案についてですが、まず、公共施設等再編経費が増額になっている理由と内訳につきましては、主な理由としましては、検査、診察、相談機能の整備などにより各区画の変更が生じた結果、改修費が増額になったものであります。また、電話、パソコンの各執務室への配線等工事や什器備品の整備については、設計が確定した後に予算計上することとしていたものであります。内訳につきましては、改修費の増額分3億3,780万8,000円、事務机等什器備品調達分3,087万7,000円、電話・パソコン配線分3,352万3,000円であります。次に、補正予算の上程が今定例会となった理由につきましては、最終的な詳細レイアウトの確定が5月中旬となり、それに伴い、設計変更や関連工事の再積算を行ったほか、什器備品の配置や各種配線経路が確定したため、結果、追加予算の確定が7月となり、今定例会に補正予算として提案したものであります。次に、移転までの間に新たな施設改修の必要が生じ、追加費用が発生する可能性につきましては、詳細設計は確定しておりますので、施設改修に係る追加費用の可能性はないと考えております。次に、庁舎移転に伴う行政サービスの提供につきましては、過去の建設部や教育委員会の移転では提供が困難となった行政サービスはないものと考えております。次に、ワンストップサービスの整理につきましては、保健所の手続で申し上げますと、手続で必要とする書類には、住民票や所得課税証明書があり、市役所本庁舎等でこれらを取得の上、保健所窓口にお越しいただいておりますが、現在、これらの書類の添付を必要としない方策について検討を進めているところであります。次に、移転により、行政サービスが市民の皆様にとって身近に感じていただけることや、新たなサービスが生まれることなどにつきましては、行政機能の集約化や民間事業者などとの連携による新たな行政サービスの提供や在り方などの検討を進め、移転後、若者や子育て世代、障害者、高齢者等、様々な市民の皆さんが集い、活動できる多世代交流拠点となるよう取り組んでまいりたいと考えております。次に、行政評価についてですが、まず、調書に事業費・人件費の推移を示すことにつきましては、費用対効果の検証には有効なものと思われますので、作業量も踏まえながら採用について検討してまいりたいと考えております。次に、行政評価の中で、市民との協働などの区分を設けることにつきましては、今後、評価の観点を整理していく中で検討してまいりたいと考えております。次に、行政評価のPDCAサイクルに3か年要することにつきましては、本市の行政評価では、主に施策の進捗状況を点検しており、施策の効果が現れるには時間を要することから、おおむね妥当なものと考えております。次に、改善点を生かすまでに新たな課題が発生した場合につきましては、行政評価で見いだした改善点は翌年度に反映することとなるほか、個々の事業の見直しは毎年度の予算編成作業の中でも行われることから、その中で新たな課題に対応できるものと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 病院局長 並木昭義(病院局長は2025年3月まで)

白川議員の御質問にお答えいたします。ただいま、財政・政策について御質問がありました。初めに、病院事業会計の令和5年度決算についてですが、まず、入院収益と外来収益につきましては、入院収益が70億8,539万2,807円、そして、外来収益が31億736万1,963円であります。次に、外来患者が減少したにもかかわらず、外来収益が増加した要因につきましては、紹介制の試行により外来患者は減少しましたが、診療単価の高い専門的な治療を必要とする患者の割合が増えていることが挙げられます。また、令和5年度から一部診療科の医師を増員し、診療体制の強化を図ったことに加え、外来での化学療法など高額な薬品を使用する治療が増加したことも主な要因であると考えております。次に、地域医療支援病院の承認に伴う4月1日以降の状況につきましては、当院では、令和4年10月より消化器内科において初診時に紹介状の持参をお願いする紹介制の試行を開始し、その後、試行する診療科を順次拡大して、混乱が生じないように準備を進めてきたところであります。市民の皆さんに対しましては、広報おたるの特集記事や病院広報誌、市民公開講座などを通して、受診方法の変更や役割に応じた医療機関への受診についての理解を求めてきたものです。本年3月には、地域医療支援病院の承認に伴う変更について、リーフレットの新聞折り込みや回覧板による周知を図ってきたところであります。また、職員に対しましては、紹介状を持参せずに来院した場合の対応として、患者の病状の程度を確認した上で、当院での診察、あるいは地域医療機関への紹介を判断するよう、紹介制試行の段階から取り組んでおりました。これらの取組により、4月以降も窓口などでの混乱はなく、診療に当たっております。次に、紹介制を試行したことによる効果につきましては、紹介制導入の目的は、地域の医療提供体制維持のため、医療機関の機能分化と連携強化を推進することです。日頃の健康管理や軽症の患者の受診はかかりつけ医が行い、専門的な治療が必要な患者の診療は当院が担当するという医療機関の役割分担を行い、連携を図るものであります。それらの効果を数字的にお示しすることはできませんが、取組を継続することで、効率的な医療の提供のほか、医療従事者の負担軽減、患者にとって待ち時間の短縮につながるものと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 中島正人

白川議員の御質問にお答えいたします。ただいま、財政・政策について御質問がありました。初めに、令和6年度小樽市一般会計補正予算案についてですが、小樽市新総合体育館の整備事業費につきましては、小樽市新総合体育館の設計費や建設等に係る事業費については、令和6年第4回定例会で債務負担行為の議決をいただいた後、令和7年1月に入札公告を予定しており、それに向け、現在、精査をしているところであります。事業費につきましては、物価高騰分の時点修正等により算出することになりますが、昨今の原材料費や人件費の高騰により、ある程度、上昇する可能性があるものと予想しております。次に、小・中学校のエアコンについてですが、まず、エアコン設置後の現場へのフォローにつきましては、市教委では、普通教室に新たに設置する空調設備の操作や温度設定等について記した、小樽市立小中学校空調設備運用ガイドラインを本年5月に改訂し、各学校へ周知したところであります。次に、エアコンの稼働状況の把握につきましては、市教委職員が学校を訪問し、稼働状況を確認するとともに、校長から児童・生徒の反応などの聞き取りを行ったほか、8月末に学習環境への効果や児童・生徒の体調などについて各学校へ調査を行い、状況の把握に努めているところであります。また、ガイドラインで温度設定等を示しておりますが、温度の状況は学校の立地や教室内の人数などによって異なることから、各学校における温度設定については、児童・生徒の体調や室内温度を考慮し、校長の判断で調整するよう、改めて通知しております。次に、エアコンのメンテナンスにつきましては、エアコンを大切に長く使うためには、フィルター清掃が必要であることから、ガイドラインには稼働期間の開始前と終了後の清掃の実施について位置づけており、その清掃方法の資料を各学校へ配付し、周知しております。また、フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律では、業務用エアコンの簡易点検が管理者に求められているため、各学校から市教委へ3か月ごとに報告書を提出するよう依頼しております。

出典:小樽市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月10日 議事録 PDF(78ページ) 間違いを知らせる