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小樽市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月11日

イベントについて

2023年12月11日、小樽市議会の一般質問で、平戸理史議員が「イベントについて」質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。

質問者
平戸理史 議員
答弁者
市長 迫俊哉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 平戸理史

続いて、大項目2、イベントについてです。まず、中項目1のイベントへの職員参加について質問します。皆様御承知のとおり、本市では1年を通して様々なイベントが開催されます。真夏のおたる潮まつり、真冬の小樽雪あかりの路には、小樽市内外を問わずたくさんの方が足を運び、1年の中で最も小樽市が活気づくときであり、参加者やスタッフにとっても毎年の思い出が刻まれているものかと思います。そのほかにも市内では大小様々なイベントが開催され、小樽市を盛り上げようとする熱い情熱を感じます。私も今年のうだるような暑さの中で、大汗をかき、たくさん水分補給をしながら、おたる潮まつりの潮ねりこみ、ふれこみをしたことは、とてもいい思い出となっています。各種イベントが及ぼす影響は、来場者による経済波及効果もありますが、来場者に小樽市の魅力を知ってもらうこと、また、小樽市に住んでいる方たちが小樽に誇りを持つことにもつながっていると感じています。観光振興室で所管する、こうしたイベントの開催には、実行委員会の事務局になるなどして協力していると思いますが、そのほかにはどういった協力をしていますか。また、市として協力をするイベントに基準等はありますか。日々の生活を送っているだけでは、なかなかまちの魅力に気づくことも難しいかもしれませんが、スタッフとして祭りやイベントに関わると、主催者の熱い思いに触れたり、新たな人とのつながりが増えたり、イベント終了後の疲労感と達成感を同時に味わったりと、ふだんの生活とは違った非日常を体験できますし、何より本人の成長につながります。祭りやイベントには得られるものが多く、積極的に関わることを強くお勧めしたいのですが、こうしたイベントには、イベントが始まる何か月も前から会議を重ね、資金調達を行い、当日のボランティアスタッフを集めるなど、イベントのにぎわいの裏にはとてつもない労力がかかるのも事実です。また、特に大きなイベントには、本市が実行委員会事務局として関わっているものや、実行委員として市職員の方が関わっていることも多いと感じます。そこで質問です。観光振興室で所管するイベントは、土日に行われることも多いと思いますが、実行委員会事務局を担当している方は、勤務として扱っていますか、ボランティアとして参加していますか。また、担当課以外の方でもイベントにスタッフとして関わっている方がいると思いますが、その方たちはボランティアで活動しているのでしょうか。話は少し飛びますが、日本全体が抱えている人口減少問題、そして人材不足について少し考えたいと思います。本市が直面する一番の課題とも言える人口減少については、人口減少段階が、現在で、若年人口の減少が加速化するとともに老年人口が維持から微減に転じる時期とされる第2段階から、令和7年には早くも、若年人口の減少が一層加速化し老年人口も減少していく時期の第3段階に入ると推測されています。様々な面で将来への心配事が尽きませんが、人材確保の面に関しても早めの対策が肝腎と思います。人材は、成長に年単位の時間が必要となってくるものであることに加えて、一度失った人材を取り戻すことはほぼ不可能に近いです。今の20歳代、30歳代は、20年後には40歳代、50歳代となり、本市を支える力強い存在となってもらわねばなりません。こうした20歳代、30歳代の若手の層に魅力的な職場と思われなくなってしまっては将来的に取り返しがつかなくなってしまいますので、特に早急な対策が必要です。現在の本市が取り組んでいる職員のモチベーションを上げるような取組があれば、お示しください。これまで公務員、役所というと終身雇用を前提に、安定していることが強みとされてきていたと思いますが、価値観というのは常に変化していくものです。そこで、ぎりぎりZ世代に分類されている私から、Z世代に効果的と思える施策について提案をしたいと思います。まず、Z世代とは、1990年中盤から2000年代に生まれた世代を指し、幼少期からインターネットが身近にあり、デジタルデバイスを使いこなし、SNSを利用してコミュニケーションをする世代だそうです。おおむねそのとおりだと思います。Z世代の働き方、仕事に対する考え方として、プライベートを充実させたい、自分に合わない職場なら転職するべき、社会に貢献している実感や自己の成長などにやりがいを感じるといった特徴があるそうです。これまでの話をまとめますと、人材確保、人材流出防止につながる策として、地域のイベント参加が有効と考えます。今の20歳代や新規で採用されるZ世代にとっては、地域のイベントに参加し、自分も地域のにぎわいをつくる一員なのだと思ってもらうことが本市の行政を担う職員にとっての働きがい、やりがいにつながるのではないかと思います。しかし、プライベートを充実させたいZ世代です。イベントは土日に行われることが多く、プライベートの充実とは捉えられないかもしれません。そこで提案ですが、市職員がイベントの実行委員会やボランティアスタッフとして運営を手伝う場合は、勤務日とすることはできないでしょうか。人材確保、流出防止策としても、職員の資質向上の場を用意する意味でも検討してみていただきたいと思います。続いて、小樽運河の管理についてです。今年は、小樽運河誕生100周年ということで、市内有志が小樽運河100年プロジェクトを立ち上げ、様々なイベントが開催されています。また、やはり小樽市の観光の目玉といえば運河であり、運河なしに小樽を語ることはできません。本市の発展に大きく寄与したのが運河であり、本来の役割を終えてからも本市の大切な観光資源として大きな役割を担っています。そんな運河の管理について、小樽運河散策路、中央橋街園は道が主体で管理を行っていると伺っていますが、観光案内所のある浅草橋街園は市が管理をしていると伺いました。改めて、小樽運河散策路、中央橋街園、浅草橋街園について、管理主体をお示しいただき、なぜ浅草橋街園のみ市が管理しているのか、お聞かせください。その中で、浅草橋街園については、観光案内所もありますし、運河の写真撮影をする方でにぎわっている姿を多く見ます。また、イベントのセレモニーで使われたりと、活用されている姿も目にします。しかし、もう一方の中央橋街園は、ぽつぽつとベンチが置かれているだけで、浅草橋街園と比べると少し寂しい印象を受けます。これはプラスに捉えると、本市が管理していることが、にぎわいをつくり出しているとも考えられます。すると、現在、道が管理している小樽運河散策路、中央橋街園についても、もし市が管理主体となれば、さらなるにぎわいを生み出せるのではないかと期待してしまいます。散策路や街園に給電、給排水設備が設置されれば活用の幅が大きく広がりますし、常設の店舗スペースがあって、運河を見ながらゆったりすることができたらと理想の姿をつい思い浮かべました。観光資源としてさらに輝くことでしょう。小樽運河散策路や中央橋街園の管理主体を道から市に変えることを検討されてはいかがでしょうか。一筋縄にはいかないと思いますが、運河周辺は、第3号ふ頭周辺の整備や旧北海製罐第3倉庫などとともに、これから新たなにぎわいをつくっていく過程にあり、本市としてもこれまで以上に総合的な観点で積極的に100年後を見据えて、運河を考えていってほしいと思います。以上で、第2項目めの質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

ただいま、イベントについて御質問がありました。初めに、イベントへの職員参加についてですが、まず、観光振興室が所管するイベントにつきましては、実行委員会の事務局を担うおたる潮まつり及び小樽雪あかりの路のほか、委員として参画するものとそのほかのものがあります。委員として協力する内容は、関係機関への各種申請手続の支援、周知協力、会場設営や当日の現場対応などであり、その他の場合は主に会場設営や当日の現場対応であります。また、協力するイベントの基準等につきましては、特に明確な定めはありませんが、公共性の有無に加え、観光客の誘客効果や地域の経済活性化などを考慮しております。次に、イベントへの職員の関わり方につきましては、まず、おたる潮まつりにつきましては、観光振興室の職員全員が勤務扱いとしており、小樽雪あかりの路につきましては、事務局を担当する職員のみを勤務扱いとしております。また、観光振興室が実行委員会に参画しているイベントについては、職員は基本的に勤務扱いとしており、そのほかの場合はボランティアとして参加しております。なお、観光振興室所管のイベントに観光振興室以外の職員がスタッフとして関わっている場合については、ボランティアとして参加しております。次に、職員のモチベーションを上げるような取組につきましては、現在、業務改善などの職員提案を募集し、表彰することで、職員の能力開発やモチベーションの向上につながるような取組を行っておりますが、仕事のやりがいがモチベーションを上げるといった職員の雇用を意識しながら、さらなる取組に努めてまいりたいと考えております。次に、市職員がイベントの運営を手伝う場合の取扱いにつきましては、イベントのうち、市が実行委員会事務局を担っているものや、市職員が実行委員会委員となっているものについては、業務の一環と位置づけ、勤務扱いとすることは可能ですが、それ以外のイベントに職員がスタッフとして関わる場合は、どこまでを業務の一環とするかの線引きが困難であるため、一律に勤務扱いとすることは難しいものと考えております。次に、小樽運河の管理についてですが、まず、運河散策路や街園の管理などにつきましては、小樽運河散策路と中央橋街園は、道道の道路区域であるため北海道が管理しており、浅草橋街園については、市の行政財産であるため本市が管理しております。次に、小樽運河散策路や中央橋街園の管理を北海道から本市に変えることにつきましては、道路法におきまして、国道または都道府県道の路線またはその一部の区間を市が管理行為全てを行うことは可能となっておりますが、管理の一部を行うことはできないとされております。したがって、道道の一部となる小樽運河散策路や中央橋街園の管理を市が行うという検討はできないものであります。

出典:小樽市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月11日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる