小樽市議会 令和5年第3回定例会 2023年9月13日
(1)築港駅前のバス停問題について/(2)健康ポイント事業について
2023年9月13日、小樽市議会の一般質問で、小貫元議員が「築港駅前のバス停問題について」「健康ポイント事業について」について質問し、市長 迫俊哉、建設部長 松浦裕仁、保健所長 田中宏之が答弁しました。
- 質問者
- 小貫元 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉、建設部長 松浦裕仁、保健所長 田中宏之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 小貫元
一般質問します。最初に、小樽築港駅前のバス停問題についてです。何度か質問してきましたが、早期の改善を求め質問します。2019年の第1回定例会、2021年の第3回定例会でも質問してきました。2年前の答弁では、市営若竹住宅3号棟前にバス停を設置、北海道開発局、北海道公安委員会、バス事業者と協議を終えた。バス停は新設ではなく移設とのことでした。この移設とすることについて再質問で、住民の声がもう一つのバス停というような声が多数ならば、再検討を求めたところ、建設部長が、地域住民の方、町内会の方、利用者の方に意見を聞きながら、新設もしくは移設を含めて検討すると答弁し、2021年10月28日、第1回小樽築港駅前の交通環境検討協議会では、バス停は移設ではなく新設とし、現在のバス停を残すことはできないのかとの意見も出され、その後、バス停の新設で小樽市も動いてきました。最初に報告を受けたときは、今年度から着工、利用開始と説明されてきました。そして、昨年12月の建設常任委員会では、各種調査を終え、関係機関との協議を引き続き行っているところとの答弁がありましたが、いまだに動きが見えません。どうして予定どおり進んでいないのか、その理由と協議の経過と現状について説明してください。現状についての市長の気持ちもお聞かせください。歩道橋の撤去については、住民理解が得られているとの認識ですか。バス停の移設ではなく、増設を求めてきました。現在も増設の方向で協議をしていると思いますが、増設方針に変わりがないということでよろしいでしょうか、お答えください。山の手小学校前の横断歩道に信号機が設置されたとき、市内のほかの場所から移設する方法を取りました。道警は、信号機については新設を渋っています。その状況の中で、小樽築港駅のバス停設置に合わせて市道水産学校東通線と国道5号との交差点にある横断歩道を当初、現在の札幌方面のバス停箇所に移設する計画でした。それに伴い、信号機は移設となるのか、増設とするのなら、市内のほかの場所からの移動で対応すべきではないと考えるが、現時点での市の考えを示してください。若竹町の住民からは、いつになったらバス停は設置されるのかと首を長くして待っています。現時点でいつから新しいバス停を使えるようになるのか、見通しを示してください。当初の計画から大きく変更になっています。関係住民への説明会の開催などは予定していないのか、住民周知どのように図っていく予定なのか、お答えください次に、健康ポイント事業について質問します。小樽市では、国保のたるトク健診で、受診した方にクオカードをプレゼントする取組を行っています。福祉保険部によると昨年度の受診率は速報値で30.4%、この取組を始める前である2019年度が19.6%でしたから、プレゼントキャンペーンが功を奏しているとも言えます。受診率向上におけるクオカードプレゼントの効果について、市長はどう評価していますか。この事業のほかに小樽市の事業で、市民にプレゼントなどを付与する健康づくりの制度はほかにどのようなものがあるのか、紹介してください。そこで、このたるトク健診のプレゼントキャンペーンをほかの取組にも広めて、市民が取り組む健康づくりを応援することを求めます。第2次健康おたる21では、健康づくり施策としてウオーキングの推進を掲げています。40歳から50歳代の運動習慣を有する者の割合の増加を掲げましたが、2011年度34.5%が、2016年度は34.1%と悪化してしまいましたが、2021年度では36.5%になりました。この結果について分析をお示しください。中間評価後、特に推進するために力を入れたことがあれば、お示しください。例えば、宇都宮市では、健康ポイント事業という事業を行っています。歩く、自転車に乗るといった運動や体重の計測、健診の受診の自己管理、健康づくりの成果としての体重の適正化といった活動にポイントが付与されます。このポイントをプレゼント交換するという事業です。宇都宮市の場合は、18歳以上の市民を対象にしています。ただし、対象年齢をどうするのかは類似の事業を実施している自治体によって異なります。このように多くの自治体で健康ポイント事業に取り組んでいますが、把握している主な事例があれば紹介してください。また、小樽市ではどのような検討がなされてきたのか、お答えください。歩くということでは教育委員会が主催している、市民歩こう運動があります。コロナ禍前の2019年度は300人を超え、昨年度でも年間183人の方が参加しています。そのうち、60歳以上の方は171人で9割を超えます。高齢者にとって歩こうという意識が高いことがうかがえます。この取組は重要だと思いますが、年に数回だけでなく、日常的に歩く意識づけする取組が市民の健康づくりにとって求められています。第2次健康おたる21では40歳から50歳代をターゲットにしていますが、高齢者が年齢を重ねても元気に歩くことは、市民の健康維持にとっても重要です。小樽市も健康づくりポイント事業を導入した場合、ポイント交換の内容として何か商品券と交換できるという内容ではなく、ふれあいパスのバス券購入に利用できる、スポーツ施設を利用できる、オタルンカードのポイントに交換できるなど、さらなる健康づくりや地域経済に還元できるポイントの交換方法を考えることにより、この事業が重層的効果を持ちます。小樽市もただいま紹介している運動と健康管理を一体とした健康ポイント事業の導入を検討することを求めます。お答えください。以上で質問を終わります。なお、再質問は留保します。(拍手)
答弁 市長 迫俊哉
小貫議員の御質問にお答えをいたします。初めに、小樽築港駅前のバス停問題について御質問がありました。まず、予定どおりに進んでいない理由等につきましては、当初案では関係機関との協議においてバス停を札幌側に移設することに伴い、市道水産学校東通線と国道との交差点にある横断歩道も駅正面に移設することとしておりましたが、この横断歩道の移設についての協議に時間を要したものであります。また、現在は、歩道橋撤去跡へのバス停と横断歩道の新設について関係機関と協議を進めておりますが、私といたしましても市民の利便性と安全性の向上が図られると考えますので、早急に協議を進めてまいりたいと考えております。次に、歩道橋撤去についての住民理解につきましては、当初案策定時に小樽築港駅前の交通環境検討協議会や地域住民、市民から御意見を伺っており、その中では一定の理解を得られているものと考えております。次に、バス停の移設、増設につきましては、小樽駅方面へのバス停につきましては増設する方向で関係機関と協議をしております。また、信号機につきましては、本市としては市内の他の信号機を移設するのではなく、新設していただくことを望んでおりますが、現在その手法も含めて関係機関と協議を行っているところであります。次に、新バス停の利用開始時期につきましては、現在、関係機関と協議中であり、お示しはできませんが、本市といたしましては、来年度の利用開始を目指して協議を進めております。次に、当初案の変更に関する住民周知につきましては、関係機関と協議が調い次第、交通環境検討協議会を開催するとともに、市民や地域住民への周知を行いたいと考えております。次に、健康ポイント事業について御質問がありました。まず、たるトク健診の受診率向上におけるクオカードプレゼントの効果につきましては、令和2年度よりクオカードプレゼントをはじめとする受診促進キャンペーンのほか、未受診者への受診勧奨の強化、3年度には自己負担料の無料化など継続して受診率向上対策を実施してきました。私といたしましても、この3年間で受診率が10ポイント以上向上しているのはこうした取組の成果であり、クオカードのプレゼントも一定程度、寄与しているものと考えております。次に、市民に対するプレゼントつきの健康づくりの制度につきましては、たるトク健診受診者へのクオカードのプレゼント以外では、たるトク健診を3年連続で受診した方に対して抽せんで脳ドック受診券をプレゼントしているほか、特定保健指導利用者に対して塩分計などの健康グッズをプレゼントしておりますが、これ以外には本市の健康づくりの施策として、プレゼントつきの取組は行っておりません。次に、40歳から50歳代の運動習慣を有する者の割合につきましては、中間評価の時点でこの割合が減少し、最終評価の時点で増加した要因について、その差は2ポイント程度と僅かであり、詳細な分析は行っておりません。働き盛りの世代で運動習慣のある人が約3人に1人にとどまっていたことから、中間評価後におきましても、引き続きの取組として市民にウオーキングを普及させるウオーキングサポーターの養成や活動支援、市民に対する健康教育などを実施しております。次に、健康ポイント事業に取り組んでいる他都市の事例につきましては、茨城県や福岡県、愛媛県伊予市などでは、スマートフォンのアプリやポイントカードなどを活用した健康ポイント事業に取り組んでいると伺っております。ポイントの対象となる健康づくりの行動は、検診の受診、日々の歩数、血圧等の健康状態の入力など様々であり、ポイント交換できる経費も商品券やクーポン券など自治体によって異なっております。本市における検討状況といたしましては、他都市の導入事例やアプリの機能などについて情報収集を行ってきたところであります。次に、運動と健康管理を一体とした健康ポイント事業の導入につきましては、対象とする市民の年齢やスマートフォンなどの活用する媒体、ポイント付与の対象とする運動や健康管理の項目、地域経済への還元を含めたポイント交換の内容など検討項目は多岐に及びますが、地域の企業等との連携も視野に入れながら検討してまいりたいと考えております。(「議長、6番」と呼ぶ者あり)
再質問 6番 小貫元
まず、小樽築港駅の問題から再質問いたします。まず、歩道橋の撤去ですけれども、市長は一定の理解が得られているということでした。やはりこのバス停問題というのを解決してほしいという中で、歩道橋が今、別に利用者がいないわけではないので、やはりここの理解というのが必ず必要だろうと思うのですけれども、ただ、一定の理解というところはどの程度を、実行するにはこれで十分だと思われているのか、例えば、もし今後、理解をさらに進める必要があると考えているのだったら、どのような対応を考えていくのか、その辺をお答えください。あと、これからのことで、いろいろ協議の途中だけれども、来年度の利用開始ということを目指していきたいみたいな答弁がありましたけれども、心配になるのは実際に工事が完了したと。ただ、中央バスの場合、夏ダイヤ、冬ダイヤというダイヤの変わる時期があるのだけれども、そこまで場合によっては先延ばしということになるのか、直ちに開始できるのか、そういう点で工事が完了したら直ちに運行を開始できるよう事業者と協議してほしいのですけれども、これについて答弁をお願いいたします。あと、健康ポイント事業に関連してですけれども、クオカードの関係については一定程度、効果があったのだと。ところが、国保の事業ではそういった事業をやっているけれども、そのことがほかの事業に波及していないというような答弁だったと思います。このままでいいのかなというところで、保健所としてこういった運動習慣を有していくということについて、やはり今も進めているとは思うのですけれども、先ほど答弁でいろいろありましたけれども、そこからさらに一歩広げていく必要があると思っているかどうか、お答えをお願いします。あと、小樽市での導入については、いろいろ検討していくけれども、検討しなければいけない問題が多岐にわたるということだったのですけれども、これについてどの程度検討していく期間を設けていくのか、その辺のめどというか、そこはまだ持てないような状況なのか、この辺までには少し実際に手をつけられるかどうかというところも含めて、判断していきたいというような終わりのところは何か設定を考えられているのか、お答えいただきたいと思います。以上4点になると思いますけれども、再質問といたします。
答弁 建設部長 松浦裕仁(建設部長は2025年3月まで)
小貫議員の再質問にお答えいたします。私から小樽築港駅前のバス停について、2点、答弁させていただきたいと思います。まず、歩道橋の撤去につきまして、一定の理解とはどの程度かというお話がありましたけれども、これまで協議会、そしてホームページ、町内会等の意見を聞いたところ、全体的な移設全体に関する反対の声は2件ほどございましたけれども、その際には歩道橋の撤去についても御説明いたしたところでございます。撤去について反対だといった意見がありませんでしたので、これについては一定の理解をいただいているものと考えております。また、今後についても、新たなバス停、そして信号機の移設について全体的な計画が変わってきますので、これも今後、ホームページですとか、地域の住民の方々へ改めて説明が必要だと思っていますけれども、この際に、また歩道橋については御理解を求めていきたいということで考えております。あともう1点、バス事業者のダイヤ改正についてお話があったかと思いますけれども、これにつきましてもスムーズにダイヤ改正が行われる、バス停の位置が少し変わってきますので、時間も若干変更になると思います。これもスムーズに行われるように現在バス事業者とも進めているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 保健所長 田中宏之
小貫議員の再質問にお答えをいたします。健康ポイント事業につきまして、今後この事業を進めていく考えはあるのかという御質問だったかと思いますけれども、国保で行っている健診でクオカードに一定の効果があったという市長からの御答弁もありましたけれども、健康づくりは、やはりいろいろな形で進めていくということが求められていると思いますので、保健所として市の関係部局全体での健康づくりは多岐にわたっておりますけれども、それらの取組の中で、さらに市民にインセンティブが与えられるような手法として、このポイントというものを取り入れることができないかという観点で前向きに考えていけないかというふうに思っております。もう1点、検討期間のことですけれども、保健所においては、先ほども御答弁いたしましたとおりに、まだ情報収集の段階にとどまっているというのが正直なところですけれども、恐らくこの事業の取組を始めるとしても少しずつモデル的な取組から始めて、拡大させていくという展開になっていくのではないかというふうに思いますので、いつまでも検討にとどまるということではなくて、何かできないかという観点で少しずつその取組を広げていくと。広げながら市民の反応を見て、また新たな取組も考えていくということで、これはなるべく早く着手し、そして少しずつ拡大させていくということができないかというふうに考えております。(「議長、6番」と呼ぶ者あり)
再々質問 6番 小貫元
再々質問をいたします。健康ポイントに少し絞って質問しますけれども、すみません、少し再質問でうまく伝わらなかった部分で、ポイント事業を検討するという中での前提として、保健所として現在の運動習慣を有する人というのをもっと増やしていくということで、何か施策をさらに広げていく必要性というのを持っているのですねという確認の再質問のつもりだったので、そこについて、前提部分になるのでお答えをいただきたいと思います。もう一つ、実際に検討する上でモデル的なところから始めていきたいというような答弁がありましたけれども、私はあえて宇都宮市は18歳以上だけれども、自治体によって異なるという文言を本質問で入れたのは、18歳以上となると相当事業費としても大きくなるということもあって、今重要だと思うのは、特に、市民歩こう運動の例を示しましたけれども、やはり60歳以上でそういう意識が高いということがあるので、健康づくりとの一貫では、やはり60歳以上というところが一つのきっかけになるのかと思いますので、宇都宮市の今の後期高齢者に話を聞いたら、やはり習慣づくりにはなったということで、実際に話していましたので、ぜひ参考にして、モデル的にというところで、まず私は高齢者からというところが一つターゲットになるかと思いますので、そういったことも検討していただければと思います。
答弁 保健所長 田中宏之
小貫議員の再々質問にお答えをいたします。保健所として健康習慣を有する人の割合を増やしていく具体的な取組を考えているのかということですけれども、保健所の事業についてはウオーキングサポーターの養成を行っていると、活動支援を行っているということでお答えいたしましたけれども、これに加えて何かできないか、これは保健所だけではなく、運動習慣を進めていく庁内での様々な取組もございますので、そういったものを改めて私ども集約して、さらに一歩できることがないかという観点で、そこは今、検討を行っているところでございます。それから、二つ目の、特に運動習慣を身につけてもらうというか進めていく、その対象となるターゲットの年齢層を若い世代だけではなくて、むしろ高齢者から始めるべきではないかという、小樽市の特性を踏まえた取組を進めていくべきではないかという御提案もございましたので、それにつきましては、私ども十分議員の御質問の趣旨、御提案の趣旨も踏まえて今後、検討していきたいというふうに思います。