小樽市議会 令和5年第1回定例会 2023年2月28日
会計年度任用職員について
2023年2月28日、小樽市議会の一般質問で、川畑正美議員が「会計年度任用職員について」質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。
- 質問者
- 川畑正美 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 21番 川畑正美
第4項目めの質問です。会計年度任用職員についてです。会計年度任用職員制度は2020年4月から始まりました。会計年度任用職員の任用期間は1会計年度となり、非公募の更新回数は、多くの自治体では総務省の事務処理マニュアル(第2版)で国の期間業務職員は再度の任用を原則2回としていることから、国に倣っている自治体が少なくありません。2020年度の調査では、道内35自治体が2回となっています。本市では、再度の任用が何回と制限されているのですか。また、どういった職種が会計年度任用職員となっているのですか。性別での状況、そして、昇給はどうなっているのかをお知らせください。継続して働ける環境こそ必要です。労働契約法第18条では、有期労働契約の契約した期間が5年を超える労働者が、当該使用者に対して期間の定めのない労働契約の締結の申込みをした場合には、期間の定めのない労働者として承諾したこととみなすとしています。本市での会計年度任用職員はどうですか。少なくとも、雇い止めはやめるべきであります。このままでは公募に落ちたら無職となってしまいます。当面は任用の最終年度を迎えた会計年度任用職員の再度の任用については、本人の継続の意思確認の上に、公募によらず勤務実績に基づく能力の実証による任用とすべきであります。市長の考えを示してください。最後に、私は、2011年の統一地方選挙の市議会議員選挙において議席を与えられました。それから3期、12年が経過し、私の市議生活は今期で終わります。市長、議長、同僚の議員、説明員の方々をはじめ、お世話になった歴代の関係者の皆さんに厚く御礼を申し上げます。この間、私は中松義治氏、森井秀明氏、迫俊哉氏と3代の市長と議会で対応させていただきました。中松市長は、5者体制の下で市長選挙において後援会関係者がパーティー券事件を引き起こす結果となりました。そして、森井市長は、後援会の声に振り回されて議会でも大混乱を引き起こし、結果は辞職しております。このように一部の声をもとに進められた市政では、いかに重大な問題が引き起こされ、決して市民のためにならない結果が起きることが明らかになりました。私は、市長も議員も広く市民の声を聞き入れて行政を進めることが、いかに大切であるかということを痛切に感じ取りました。迫市長は2期目に入りました。公約においても、市民の願いを謙虚に聞き入れる姿勢を示しました。しかし、大型公共工事を優先する市政が推進され、一方で、ふれあいパス制度を制限してきたことは、利用者の実情を把握したものとは受け止めることができず、疑問を感じているところであります。さきに述べ-61-たように、一部の市民の御意見を優先させた市政は、市民からの支持が離れることになります。高齢者や弱い立場に置かれている方々をはじめ、より広い市民の御意見をもとに市政運営を進めていただくことを期待いたします。以上をもって、再質問を留保し、質問を終わらせていただきます。(拍手)
答弁 市長 迫俊哉
ただいま、会計年度任用職員について御質問がありました。初めに、本市における再度の任用の回数につきましては、令和2年度の会計年度任用職員制度導入時においては、国の例に準じ、公募によらない年度ごとの再度の任用は2回、トータルで3年までとしていたものであります。会計年度任用職員の職種につきましては、一般的な事務補助のほか、保育士、看護師などの免許資格職、放課後児童クラブの支援員、生活支援課の就労相談員や図書館等の館長などがあります。性別の状況につきましては、2月1日現在で男性16%、女性84%となっており、昇給につきましては12か月の経験を得て再度の任用時に1号俸高くなり、最大で6号俸まで高くなります。次に、労働契約法第18条の会計年度任用職員への適用につきましては、労働契約法では同法第21条において、会計年度任用職員を含む地方公務員については同法の適用は除外されております。このことから、現行法上、会計年度任用職員の任用期間が通算5年を超えた場合に、任用期間の定めのない職員となる規定はなく、任用はあくまでも年度ごとの更新となります。次に、任用の最終年度を迎えた会計年度任用職員の取扱いにつきましては、国からのマニュアルで示されている考え方を踏まえ、十分な能力実証が得られない場合には公募する必要があるものと考えますが、3年を経過する職員全てを公募対象とすることで相当数の会計年度任用職員が入れ替わる可能性があり、行政の継続性や安定したサービスの維持に支障が生じるおそれがあることなどを踏まえ、今後3年を経過した全ての会計年度任用職員を公募対象とするのではなく、勤務成績が良好な職員については再び公募によらず再度の任用を可能とするよう、運用の見直しを検討しているところであります。(「議長、21番」と呼ぶ者あり)
再質問 21番 川畑正美
再質問を3点ほどさせていただきます。最初は、軍拡政策に関連しまして、平和の取組も果たす点のことでありますけれども、今、ロシアがウクライナを侵略して、核使用が懸念されている状況にあります。そしてまた、北朝鮮がミサイル発射を繰り返しておりますし、中国の台湾周辺での行動など、このアジア地域は不安な状況があると思います。先ほど、市長も平和の問題についていろいろと取り上げられてきておりましたけれども、核兵器廃絶平和都市宣言をしている小樽市長として、今できる身近な問題として、核搭載可能な米国艦船の小樽港寄港を認めない、こういう平和の取組が私は必要ではないのかと思っているわけですが、この点について市長の考えを聞かせてください。二つ目ですけれども、ふれあいパス制度の問題であります。ふれあいパスについては、これまで中央バスに対して支援金が相当な額がされています。具体的には、令和2年度に市内路線のバスロケーションシステム導入でもって6,000万円、令和3年度では、3年度以降5年度まで生活バス路線市の補助金、これが3年度が1億6,499万円、そして4年度が6,700万円、そして、今年5年度は8,550万円、合わせると3億円を超えているわけであります。-62-一方で、中央バスには運転者の不足だとか、利用者の減少を理由に大幅な減便がされています。令和2年から今のところを見ますと、平日の減便数だけでも276便と大幅な減便です。市民から、大金を支援しながら大幅減便するのは利用者を大切にすべき公共交通機関として問題だという声が上がっているのは当然のことではないでしょうか。ふれあいパスの制限をやめて、高齢者にバス利用を促進させること、そして市民が利用しやすい制度にすることでバス事業者の補填にもなりますし、そうすることが、ふれあいパスの利用者も納得できることではないかと思うのですが、その辺についての見解をお聞かせください。三つ目は、函館本線並行在来線の問題であります。先ほど、市長答弁では、国や道に対して市長が直接申入れをしていないということでした。後志のブロック会議の中では話されたということですけれども、この在来線の存続のために、青い森鉄道のように国や道が鉄道インフラを保有管理させることを国や道に申し入れていただきたい。これが、市民が納得するようなことではないかと思うので、ぜひそのことをしていただきたいと思います。その3点について、見解をお聞かせください。
答弁 市長 迫俊哉
川畑議員の再質問にお答えをいたします。まず1点目の、平和都市宣言をしている市ができることとして米国艦船の寄港を認めないでほしいという要望でございますけれども、これにつきましては、従来から商業港としての安全性の確保ですとか、核搭載の有無などを確認する、いわゆる三つの原則を満たした場合については、我々としては寄港を認めてきているところでありますが、基本的にはこの考え方を変えるつもりはございませんので、御理解をいただきたいというふうに思っております。それから、ふれあいパスの件で御質問がございましたけれども、いわゆる生活路線を支援するためのフィーダー補助の関係で御質問がありましたが、ふれあいパスを維持することとフィーダー補助を出すことは、基本的には別の考え方でございます。フィーダー補助につきましては、人口が減少して利用者が減少していく中で、市民の皆さんの公共交通を守るという観点からフィーダー補助を実施しているものでございます。一方、ふれあいパスは高齢者の皆様の外出を支援するという趣旨のものでございますので、基本的には別のものというふうに考えておりますけれども、ふれあいパスにつきましては、昨日も、今日もまた御答弁させていただきましたが、この将来にわたって制度が維持できるように、継続性と公平性を主眼に置き今回、制度改正を行ったものであります。現制度の内容を引き続き維持をしていく考えに変わりはございませんので、御理解をいただきたいというふうに思っております。それから、並行在来線の問題につきまして、国や道に申入れをいただきたいということでございますけれども、並行在来線の問題につきましては、様々な観点から沿線自治体の皆さんと協議を重ね、あるいは地域の皆さんに説明を重ねて、そういった中で並行在来線についてはバス転換をさせていただくことに決めさせていただいたところでありますので、改めて国や北海道に申入れをする考えはございませんので、御理解をいただきたいというふうに思っております。議長(鈴木喜明) 川畑議員の会派代表質問を終結し、この際、暫時休憩いたします。休憩 午後 2時06分――――――――――――――再開 午後 2時30分-63-