みんなの議会

小樽市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月13日

本市の諸課題について

2022年6月13日、小樽市議会の一般質問で、面野大輔議員が「本市の諸課題について」質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。

質問者
面野大輔 議員
答弁者
市長 迫俊哉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 面野大輔

次に、本市の諸課題について伺ってまいります。初めに、新型コロナウイルス感染症について伺います。コロナ禍は新たな局面を迎えたと感じます。政府の方針では4回目のワクチン接種については対象者を縮小、外国人観光客の入国制限の緩和、加えてマスク着用の緩和についても有識者や政府高官の意見が述べられ始めています。本市は、市民の生活圏に加え、通勤・通学、観光客などの来訪を含む交流人口の多い自治体となっていますが、本市では今後、規制強化や制限緩和、協力要請などについてどのように決定し、市民や観光客に対してそれらを発信していくのか御所見を伺います。国の令和3年度補正予算による本市の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付限度額は約6億6,153万円です。令和4年度当初予算で計上された33事業で、事業費総額は約4億6,040万円となり、令和3年度予算に充当された1億円を除き、充当残額は約1億2,226万円となりました。また、本年4月には、コロナ禍において原油高騰や物価高騰の影響を受けた生活者や事業者の支援を主たる目的に、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(コロナ禍における原油価格・物価高騰対応分)が創設され、本市の交付限度額は約5億351万円となっております。国の令和3年度補正予算による新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の充当残と、コロナ禍における原油価格・物価高騰対応分については、市内コロナ禍と物価上昇などの影響に鑑み、必要に応じて効果的な事業費へと充当されると理解しておりますが、効果的な事業をどのように選択されていくのか御説明ください。感染状況や重傷者数、死亡者数など、コロナ禍が始まった当時とは大きく変化し、それに伴い、私たちの生活も少しずつ日常を取り戻しているかのように感じているところです。しかし、政府からは6月末と-30-されていた雇用調整助成金の期限の延長に関して方針が示されました。コロナ禍で影響を受けた業種は多岐にわたり、また、影響の度合いも業種や事業規模によってまちまちであると聞きます。本市の基幹産業の一つである観光業の中でも客層によって消費するものや場所が異なってきます。今後の影響や業績の回復はさらに細分化され、これまでどおりの大きな枠組みでの支援が効果的に発揮するかは分かりません。ぜひ市内の感染状況、経済動向、市民生活の変化を的確に捉え、効果的な支援につなげていただきたいと思います。次に、人口減少について伺います。本市は、人口対策会議などの議論を基に総合戦略を軸として人口減少対策を進めてきたところです。若年層や子育て世代に対する仕事、子育て、移住を重点項目として様々な事業を推進し、直近ではひと旗プロジェクトが始動され現在に至っています。しかし、本市が令和2年度に改訂した小樽市人口ビジョンでは、現在、年齢3区分別の人口増減に着目した人口減少段階によると、年少人口及び生産年齢人口が減少し、老年人口が維持、微減しているいわゆる第2段階とされており、3年先の2025年頃には年少人口、生産年齢人口及び老年人口の全ての年齢区分が減少する第3段階に入ると示されています。近い将来、フェーズが変わることを示唆していることと考えます。本市の人口は11万人を切り、いまだ人口減少に歯止めがかからない実情を抱えていますが、現在の人口減少段階は人口ビジョンと比較してどのような状況になっているのか、お示しください。令和2年度に改訂された小樽市人口ビジョンでは、自然動態、社会動態など様々な観点から数値的に分析されており、人口推計については、これまでの推計がほぼ正確に推移されていることだと感じます。そして、人口ビジョンの終盤では、人口減少が将来に与える影響について触れられており、その中で本市の財政状況への影響、歳入・歳出に関する事項が示されております。しかし、歳入・歳出いずれも過去の実績値で、税収減や扶助費増についてまとめられていますが、今後の具体的な数値については示されていません。他自治体の人口ビジョンを拝見したところ、千葉県市川市の市川市まち・ひと・しごと創生総合戦略人口ビジョン編では、将来の市財政状況について、税収の減少ポイントや扶助費の中でも増加する経費、減少する経費について過程値を定め算定し、一部具体的な数値を示しています。人が減れば税収が減る、高齢化が進めば扶助費が増える、イメージ的には誰しもが想定できることですが、具体的に税収が何割減ってしまうのか、扶助費が何割増えることになるのか、そういった推計方法について、今後、改訂の際には検討していただきたいと考えますが、御所見を伺います。今年度、小樽市役所に採用された方が新卒であれば2040年頃には40歳ぐらいで人口推計どおりに推移した場合、小樽市の人口は7万人を割り、年齢構成も大きく変化しています。今は新しい職場で慣れない業務をこなすことで目いっぱいかもしれませんが、異動を繰り返し、各部署で人口減少の影響を目の当たりにすることになると思います。そういったときに、具体な数値が頭の片隅にでもあればその時々の効果的な事業や政策に結びつくかもしれません。具体的な数値化が直接的な人口減少対策に結びつくことはありませんが、市民の皆さんをはじめ、市役所で働く皆さんの意識的な備えになることと考えますので、将来的な市の財政状況への影響に関する具体な数値化の検討をお願いいたします。次に、職員の配置について伺います。本市では、職員定数条例に定められている配置数以内で職員を各部局へ配置しています。例年、新年度を迎える頃には人事異動が実施され、その都度、慢性的に欠員の話を耳にします。そこで今年度、市長部局、教育委員会、水道局、病院局、それぞれの欠員数をお示しください。次に、本市ではノー残業デーを設けるなどして、極力時間外勤務削減の取組を行っていますが、就業時間を超えた時間に市役所前を通ると電気がついている執務室を度々見かけるなど、なかなか全ての部署で-31-時間外勤務の削減が進んでいないように推測いたします。加えて、コロナ禍を迎え、本来業務のほかにコロナ対策などの業務が追加されている部署も昨今では増えていることと考えます。コロナ禍以前、以後で1人当たり平均の時間外勤務が多い上位3部署をお示しください。次に、時間外勤務の命令をする場合、労働基準法第36条、いわゆる三六協定が必要となります。市長部局、教育委員会、水道局、病院局のうち、公営企業職員等については全般的に労働関係法が適用されますので、水道局、病院局については三六協定が締結され、法令が遵守されていると思いますが、昭和23年に出された通達によると、地方公務員は三六協定が不要とされています。しかし、別表第1に掲げられた事業は非該当であり、三六協定が必要となります。市長部局、教育委員会における三六協定締結が必要な部署をお示しください。非現業の地方公務員一般職については、三六協定は不要ですが、幾らでも上限なく働かせてよいというわけではありません。2019年4月1日から働き方改革関連法によって、時間外労働時間に上限が設けられたように、労働者の超過勤務が健康にもたらす悪影響は社会問題となっています。法の適用がないからといって過酷な超過労働の末に職員の未来を奪い、組織や地域の発展が閉ざされていくこととならないよう、職員に対して十分に配慮し健全な運営が行われることを強く要望いたします。次に、公務員の定年を65歳に延長する関連法が可決されました。本制度は2023年度から段階的に開始されると伺っています。本市においても条例や規則の改正スケジュール、職員団体との交渉、新規採用の考え方など様々な点で準備を進める必要があると考えます。初めに、定年が65歳までに延長される目的、概要について、法改正の背景と本市の御見解についてお聞かせください。次に、定年引上げを実施するに当たり、対象者の把握や条例・規則の改正、職員団体との交渉、新規採用の方針など、準備、調整の取組が必要になってくることと考えますが、現在想定している取組とスケジュールについて御説明ください。次に、総務省では、法改正の概要として60歳から65歳まで2年に1歳ずつ段階的に引き上げられると示しています。10年をかけて段階的に定年引上げを実施されることと考えますが、本市の対象職員数の推移について傾向をお示しください。次に、定年の引上げ経過措置の期間は2年に1度で、定年退職者がゼロになる年度が存在します。その結果、2年に1度、正規職員数が減らないという現象が起こります。その年度の新規採用についてどのようにお考えかお示しください。次に、60歳を超えた時点で役職や報酬、手当などの待遇はどのようになるのか、お示しください。定年延長に関する大まかなスケジュール、制度の概要は今お聞きしましたが、定年延長の制度設計については基本労使協議事項ですので、十分な協議時間を確保し、しっかりと労働組合と協議をしていただきたいと考えます。また、年金制度の社会保障制度の改正、健康寿命の延伸など、社会情勢が一昔前と比較しても大きく変化しています。そのような背景を踏まえ、公務員だけではなく、民間企業でも働く期間や環境に変化が生まれています。社会情勢に合った働き方を計画的に進めていただきたい反面、人件費や人材育成、配置なども踏まえた上で、労働環境の向上を目指していただきたいと思います。次に、ふるさと納税について伺います。山形県笛吹市では、旅先で行えるふるさと納税の返礼品として、e街ギフトを活用した通称旅先納税を導入しました。ワイナリーに併設されているショップのレジ横のチラシにあるQRコードを読み取ると、笛吹市のふるさと納税サイトにジャンプし、スマートフォンで申込みをして、5分ほどで返礼品の電子商品券が届くそうです。その電子商品券はお土産用のワインの支払い-32-に利用できるという仕組みです。そのほか、フルーツ農園や土産物店、温泉旅館などのおよそ60か所で商品券が利用できるそうです。この旅先納税は現在後志の俱知安町や伊達市などを含む全国五つの自治体で導入されていて、1,000万円近くの寄附金があった自治体もあると報じられていました。今後の地域振興の起爆剤としても注目され、他都市でも導入が広がっていくとも言われています。既存のシステムでは、返礼品の恩恵を受けられる事業者はメーカーや小売店など、商品のラインナップも限定的ですが、旅先納税であれば飲食店や体験型コンテンツアクティビティなど、恩恵を受けられる事業者の幅が広がると考えられます。ぜひ旅先納税の導入を前向きに検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。次に、静岡県藤枝市では、昨年末頃から全国初となる民間設置型ふるさと納税自販機を設置、実際に来訪した方をターゲットとして、共感納税というふるさと納税本来の趣旨に即したスタイルを目指し、民間事業者が市内商業施設に自販機を設置して運用を開始しました。現在、23台の自動販売機が稼働しており、県外から訪れた方が立ち寄りやすい駅とホテルから直結した場所に設置し、地場産品や地元施設に魅力を感じた県外の方がその場で返礼品を選定し、納税する仕組みとなっています。返礼品の中には、市内ホテルの宿泊券やゴルフ場の利用券などもそろえられており、再来訪の期待度も高まっているようです。本市の観光入込客数はコロナ禍以前には、およそ800万人の方が訪れている統計が示されています。中には、外国人観光客や納税非対象者など、ふるさと納税の対象者ではない方もいらっしゃることとは思いますが、小樽に訪れたときに、その場でふるさと納税を活用できることは自宅などのインターネットでセレクトすることとは別の満足感が得られることと思います。さきに述べた旅先納税を含めて、小樽へ来訪し、その場でふるさと納税ができる仕組みの導入について、考え方をお示しください。次に、JR小樽駅前広場再整備基本計画について伺います。小樽駅前地区市街地再開発事業の完了から40年以上が経過し、自家用車の普及、観光客数増加などの社会変化によって、JR小樽駅前広場の利用状況が変わり、歩行者と車両の輻湊や車路を歩行者が乱横断するなどの安全上の課題が基本計画の冒頭に示されております。初めに、JR小樽駅前広場の再整備を検討している土地の所有者と管理状況について伺います。現在のJR小樽駅前広場の面積は7,400平方メートルで、土地所有区分はJR北海道が2,892.11平方メートル、小樽市が4,507.89平方メートルとなっています。JR小樽駅前広場の管理運営主体と市の土地における占有者について、どのような状況を担っているのか、お示しください。次に、現在再整備案が3案示されています。プランの中には、現状の面積から増える案も示されております。プランの中の建物一体型については、現状のJR小樽駅前広場の面積から大幅に増える案となっておりますが、増加分の所有者はどなたになるのか、お示しください。次に、再整備に係る全体費用についてです。基本計画では、安全性や交通利便性について整理されていることについては読み取れますが、再整備に係る費用については記載されていません。理想的なJR小樽駅前広場の再整備は望むところですが、再整備に係る費用、工事中の代替施設にかかる経費などを算出し、さらに本市の財政状況や将来負担など、財政面での検討も重要な側面であると考えます。計画策定に当たり、検討委員会の中で、整備事業費などは検討されてきたのでしょうか。また、財源として有用な補助制度などを含め、想定されていることがあれば御説明ください。次に、基本計画の中では、完成図が3案示されています。最終案の選択の考え方、決定主体について、御説明ください。次に、最終案が選定された後、工事実施に当たり、利用団体、JR北海道などの地権者や関係者とはどういった内容の協議、調整を想定されているのでしょうか。御見解をお示しください。-33-以上、第2項目めの質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

ただいま、本市の諸課題について御質問がありました。初めに、新型コロナウイルス感染症についてですが、まず規制緩和など、対応の決定と情報の発信につきましては、本市における新型コロナウイルス感染症対策は、これまで国や北海道の対策に沿って決定をしており、そのことをすぐホームページやSNS、FMおたるなどで発信してまいりました。今後につきましては、これまでの発信方法に加え、観光客の増加も考えられますことから、観光施設に対しては、観光庁が作成をした感染対策の多言語多様リーフレットの掲示を促すとともに、関係団体のホームページにも市の取組を掲載してもらうなどの依頼をしてまいりたいと考えております。次に、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の効果的な事業の選択につきましては、現在コロナ禍において、原油価格や物価高騰の影響を受けた生活困窮の方々や子育て世帯などの生活支援、中小・小規模事業者の負担軽減に資する事業について、市内の実態を把握した上で、また国や北海道が実施する事業を踏まえた上で、支援対象の絞り込みや速やかな実施に向けた検討を担当課に指示をしているところであります。限られた財源を有効に活用し、効果的な事業を選択してまいりたいと考えております。次に、人口減少についてですが、まず現在の人口減少段階と人口ビジョンの比較につきましては、令和元年から年少人口及び生産年齢人口の減少に加え、老年人口の減少が始まり、令和3年末の老年人口は前年比446人の微減となっている状況にあります。つまり、年少人口及び生産年齢人口が減少し、老年人口が微減の状況にありますことから、人口ビジョンでの推計どおり第2段階となっております。次に、人口ビジョンにおける財政収支推計の掲載につきましては、財政収支の推計は期間が長くなるほど、特に歳入については今後の社会情勢の変化や制度改正により、見通しの精度が低くなることから、財政状況の全体を示すことは難しいものと考えております。しかしながら、他の自治体の人口ビジョンを見ますと、一定の条件を下に、個人の市民税などの将来推計値を示していることから、どのような推計方法なら掲載が可能なのか、今後研究をしてまいりたいと考えております。次に、職員の配置についてですが、まず今年度の各部局の職員の欠員数につきましては、6月1日現在で市長部局が34人、教育委員会が7人、水道局が4人、病院局が12人となっております。次に、コロナ禍以前と以後で、1人当たり平均の時間外勤務が多い上位3部署につきましては、令和元年度と令和3年度の実績で申し上げますと、令和元年度が多い順に財政部、病院局、産業港湾部。令和3年度が多い順に会計課、保健所、建設部となっております。次に、市長部局と教育委員会における労働基準法別票第1に掲げる事業に該当する部署につきましては、市長部局においては、保育所、葬斎場、清掃事業所などのいわゆる現業職員が勤務する部署、教育委員会においては、小学校、中学校、図書館、博物館などの教育研究に関わる部署が該当するものと認識をしております。次に、定年を65歳まで延長する法改正の背景と本市の見解につきましては、少子高齢化が進み、生産年齢人口が減少する中で、複雑、高度化する行政課題へ的確に対応するため、高齢期の職員の能力と意欲を最大限活用し、次世代にその知識、経験などを継承していくことが必要とされ、国家公務員においては、定年を段階的に引き上げ、管理監督職の勤務上限年齢制などを導入するための法改正が行われ、地方公務員においても、国家公務員に準じて、定年を引き上げるなどの条例改正を行うこととされております。本市におきましても、法改正の趣旨を踏まえ、国家公務員に準じた定年の段階的な引上げなどを行っていか-34-なければならないと考えております。次に、定年引上げを実施するに当たり、想定される取組とスケジュールにつきましては、国家公務員と同様に段階的に定年を引き上げていくことや管理監督職の勤務上限年齢制を導入することなど、定年引上げに関する制度の設計を行い、庁内での協議、職員団体との交渉を経て必要となる条例の改正案について、本年の第4回定例会までには提案できるよう準備を進めてまいりたいと考えております。次に、定年延長の対象となる職員数の推移につきましては、最初に対象となる令和6年度末で61歳にて定年退職となる職員は30人程度ですが、その後、令和8年度から令和14年度までは2年置きに定年退職となる職員が発生し、各年度の対象職員数は50人前後で推移する見通しであります。次に、定年退職者がゼロとなる年度の新規採用につきましては、本市の財政状況等を考えますと、必要数以上に職員を新規採用することは難しいため、年度によって、採用者数が一定程度増減することはやむを得ないものと考えておりますが、職員の年齢構成の平準化に配慮しながら各年度の新規採用の必要性について判断をしてまいりたいと考えております。次に、60歳を超えた時点の役職や待遇につきましては、国家公務員においては、組織の新陳代謝を促進する観点から、原則として管理監督職は60歳に達した年度末をもって非管理監督職となる。管理監督職の勤務上限年齢制が設けられ、給与については基本給と基本給を基礎として算定される時間外勤務手当などは60歳に達した年度末に受けていた金額の7割の額となります。次に、ふるさと納税についてですが、まず旅先納税の導入検討につきましては、本市では既に導入している自治体に対し、旅先納税のメリットや課題について情報収集を進めているところであり、今後それらの検証結果を踏まえ、導入について判断をする必要があると考えております。次に、その場でふるさと納税ができる仕組みの導入につきましては、本市を訪れた観光客がその場で電子マネーなどの返礼品を受け取ることができることにより、寄附者の利便性の向上や寄附額の増加につながる可能性もあることから、費用対効果も含め、本市にとって効果的な仕組みについて研究をしてまいりたいと考えております。次に、JR小樽駅前広場再整備基本計画についてですが、まず現在のJR小樽駅前広場の管理運営につきましては、土地所有者である市と北海道旅客鉄道株式会社が行っております。また、市の土地における専用車は有償で使用しているのは北海道中央バス株式会社と小樽ハイヤー協会で、無償で使用しているのは小樽市駅前広場駐車場の指定管理者である小樽駅前ビル株式会社となっております。次に、建物一体型によって、JR小樽駅前広場の面積が増加した場合の所有者につきましては、駅前広場の面積増加分はバス乗降施設として整備するものであり、この増加分につきましては、小樽駅前第1ビル周辺の再開発事業で生まれる保留床を道路管理者が取得し、所有者になると考えております。次に、JR小樽駅前広場再整備基本計画検討委員会における整備事業費の検討等につきましては、同委員会はJR小樽駅前広場の課題等を解決する配置計画案の作成を目的としていることから、現時点では整備事業費についての検討は行っておりません。なお、整備事業費の財源につきましては、現段階では社会資本整備総合交付金の活用等を考えております。次に、最終案選択に対する考え方などにつきましては、市、小樽駅前第1ビル周辺地区再開発準備組合、道路管理者及びバス事業者で配置計画案の3案について、実現の可能性を協議した上で、市がその協議結果と安全性や利便性、にぎわいの創出などを総合的に勘案し、配置計画を決定してまいりたいと考えております。-35-次に、工事実施に当たり想定される関係者等との主な協議につきましては、公共交通事業者とは乗降場の代替場所に関わる協議、土地所有者とは造成や管理区分に関わる協議、再開発準備組合とは隣接して行われる再開発事業との工事工程の協議を想定しております。工事の実施においては、駅を利用される方々や公共交通事業者の作業の安全を確保しながら円滑な工事実施が図られるよう、協議、調整を行っていく必要があるものと考えております。

出典:小樽市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月13日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる