みんなの議会

小樽市議会 令和3年第3回定例会 2021年9月15日

市民生活について

2021年9月15日、小樽市議会の一般質問で、酒井隆裕議員が「市民生活について」質問し、市長 迫俊哉、建設部長 松浦裕仁、生活環境部長 松井宏幸が答弁しました。

質問者
酒井隆裕 議員
答弁者
市長 迫俊哉、建設部長 松浦裕仁、生活環境部長 松井宏幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 酒井隆裕

一般質問いたします。市民生活についてです。第一に、手押し式信号機のある交差点の停止線について伺います。張碓町の和宇尻山の上線と国道5号が交差する交差点に手押し式信号機が設置されています。和宇尻山の上線を国道5号を横断して通行する歩行者に利用されているほか、これまで自動車で山側の春香町から札幌方面に右折する場合にも重宝されていました。というのも、この路線は非常に交通量が多く、かつスピードが速いトラックなどが頻繁に通る道路であり、札幌方面に右折するために歩行者用信号機を利用することがよくあったからです。しかし、今年に入って突然、停止線の位置が変わりました。それまで和宇尻山の上線の札幌側手前に表示されていたのが、和宇尻山の上線を過ぎた横断歩道の手前になったのです。こうした停止線の位置変更によって地域住民に大きな影響が出ています。しかも町内会など地域の声を聞かないまま工事をしてしまっています。市長に伺います。こうした市道をつなぐ国道の停止線の変更には、警察が地域住民や町内会など地域の声を聞く必要があったと考えませんか。歩行者からは、自動車が突然止まったり、信号無視して突っ込んだりしてくる例が増え、恐怖を感じる。とても横断できない。運転者からは、車長が長いトレーラーが停止すると左折すらできない。安全に右折できなくなった。とても困っていますなどです。地域住民からは、なぜ地域に相談もなく停止線を変えたのか。冬季になればスキー場を出入りする車も増える。これでは事故になりかねないと不安の声です。こうした市民の声に市長はどのような所感をお持ちになられましたか。春香町の地域は、国道に出る道路が細い道路を除くと2本しかありません。安全に別の道路を選択したくても定周期式信号機そのものがないわけです。こうした地域事情についての所感も同様にお伺いいたします。市道の考え方についてです。-92-国道を挟んで別の市道になっているわけではありません。同じ名称です。となれば、地域を結んでいると考えるのが普通ではありませんか。今回のケースは、地域分断につながりかねないと思いませんか。当該地域だけの問題ではありません。例えば私の住む新光・朝里地区を結ぶ朝里東10号線も同様に、朝里と新光を国道5号と交差しています。手押し式信号機ですが、一定周期で歩行者信号が青になるため、新光方向からは安全に自動車が朝里方面に直進や、札幌方面に右折できます。朝里方向からも同様に新光方向へ直進や、小樽方面に右折できます。こうした交差点は市内に幾つもあります。もしここも含む市内全ての手押し式信号機のみの交差点で停止線が横断歩道の手前に変えられると、大変なことになると思いませんか。地域住民が小樽警察署に、なぜ張碓町の和宇尻山の上線と国道5号が交差する交差点の停止線を変更したかと聞くと、地域の方からの要望があった。法を遵守しているから問題ない。むしろ今までが例外だったとのことです。小樽市として、以前の当該交差点の停止線は違法だったという認識でしょうか。いずれにしても信号機や停止線を管轄しているのは、北海道公安委員会です。今回のケースでは、小樽警察署に状況を聞く必要があります。また、町内会のお話を聞き、小樽市が仲介して、場合によっては停止線の再変更も必要です。まずは小樽市が地域の話を聞く考えはありますか。街路樹についてです。先日、桂岡町の住民から相談がありました。桂岡ニュータウン大通線に植えられている街路樹を何とかしてほしいというものです。樹木はイヌエンジュ、マメ科の落葉広葉樹です。季節になると落葉や豆ざやが道路を覆います。そのため、地域住民はボランティア袋などを使って掃除をしていました。しかし、どのニュータウンも一斉に高齢化の問題に直面しています。それまではボランティアで清掃できたのが不可能になっています。市に連絡すると、袋に詰めておけば持っていきますと言いますが、袋に詰める人がいないわけです。住民は街路樹を植えたからにはしっかり管理してほしいと述べています。まず、本市の街路樹管理の基本的考えを示してください。他の地域でも特にプラタナスの葉が大きな問題となっている例があります。これまでどのような街路樹の相談があり、どのように対応してきましたか。桂岡ニュータウン大通線では、小学校側の幾つかの街路樹は伐採されました。しかし、多くはそのまま残り、市に相談してもらちが明かないため、やむを得ず自宅前の街路樹を無断で伐採している例や、自身で強剪定した例があります。なぜこのようになったと考えますか。市に剪定をお願いすると、お金がないからと回答されたそうです。どちらにしても当該地域の町内会とも相談して、街路樹の今後の在り方について話し合っていく必要があるのではありませんか。市道の植樹桝についてです。かつては沿線住民が花を植え、目を楽しませていた植樹桝が雑草だらけになっています。特に十万坪線の一部はひどい状態です。地域によって差がありますが、まちづくり団体や老人クラブ、町内会等が管理できている植樹桝はよいですが、そうではない路線では大きな差があります。銭函地域の町内会長にお話を聞くと、雑草を除去するだけで精いっぱい。正直コンクリートで埋めてほしい。隣が花を植えるから植えなければならないけれども、負担が大きいといったものです。きれいで心を潤し目を楽しませる植樹桝は必要ですが、その管理が大きな負担となってはなりません。こうした事例を機会に、市道の花を植えている植樹桝は誰が管理しているのか、放置されている例がないかを調査し、それらについて対応を検討してみてはどうでしょうか。また、今後十分な管理ができないのであれば不要と考えますので、新たな道路を整備する際に植樹桝が必要かどうか、各町内会等の意向を聞いてみてはいかがですか。それぞれについて、その必要性とお-93-考えを伺います。市道の除草についてです。道道天神南小樽停車場線は、定期的に除草を行っています。しかし、その延長上にある市道入船南線は、除草の要請をしなければ除草しません。要請がなければ除草しないということでしょうか。市道の除草の基本的考えについて述べてください。また、なぜ道道と市道でこれほどまで除草状況が異なっているかについてもお答えください。北海道は、定期的に除草しています。それは計画しているからです。市も毎年地域から要請が来るような路線をピックアップし、しっかり計画し、実施することが必要ではありませんか。その必要性と今後のお考えを問います。最後に、北海道新幹線トンネル残土について伺います。トンネル掘削に伴う残土が大問題になっています。これまでは、ヒ素や鉛、セレン等の有害物質が問題の大きな争点でしたが、全国の土砂災害を受けて盛土も大きな争点となっています。小樽市でも朝里川温泉地域の残土処分場候補地での説明会で、住民から、砂防ダムがあるようなところに残土を搬入することはあり得ない。地滑りの危険があるといった趣旨の発言に対し、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、コンサルタントに調査を依頼した結果、当該地域に地滑りの危険はないと発言されました。小樽市として当該地域は地滑りの危険がない安全な場所であると断言できますか。全国各地で地滑りによる貴い命が失われています。市民の命を守る立場から、朝里川温泉地域の処分場については白紙撤回し、機構に断念させるべきではありませんか、お答えください。以上、再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 迫俊哉

酒井議員の御質問にお答えいたします。初めに、市民生活について御質問がありました。まず、手押し式信号機のある交差点の停止線についてですが、和宇尻山の上線と国道の交差点における停止線位置の変更につきましては、市ではこの件に関し、小樽警察署から意見照会を受けてはおりませんが、こちらから確認をいたしましたところ、このたびの変更は以前より問題のあった交差点であり、停止線の位置が横断歩道から大きく離れていたため、黄色信号で直進し、赤信号で横断歩道に突き進んでくる車両が多いことから、横断歩道を渡る歩行者、特に登下校の子供たちの横断に危険が生じていると、改めて地域の方から改善要望があったことを受け、現地調査の上で総合的に判断して実施したものである。小樽警察署としては、地域の要望と受け止め対応したということでありました。市といたしましては、交通安全施設に関する案件は、基本的に地域住民の皆さんの御意見や要望を聞いていただきたいと考えておりますが、このたびのことは地域の要望を踏まえ、北海道公安委員会において十分な検討の下で総合的に判断された結果であるものと承知しております。次に、地域住民からの不安の声につきましては、これまでの停止線の位置に慣れている方にとっては、国道への進入に御不便を感じられているものと思いますが、このたびの変更は、横断歩道を渡る歩行者の安全確保が目的であると聞いておりますので、御理解をいただきたいと考えております。次に、春香町の地域事情につきましては、当該地域は交通量の多い国道に接していることから、交通安全の確保には配慮が必要なものと考えております。次に、市道の考え方につきましては、市道名は地域の結びつきを示しているものではないため、停止-94-線の位置変更で地域分断につながるとは考えておりません。次に、市内全ての手押し式信号機のみの交差点で停止線が横断歩道手前に変更されることにつきましては、小樽警察署からは停止線の位置は横断歩道手前が基本であるが、個々の状況によって判断をしており、横断歩道の停止線が店舗の出入口に当たるような場合、状況を勘案して停止線の位置を離すこともあると聞いておりますので、全ての停止線が変更されるとは考えておりません。次に、当該交差点の以前の停止線につきましては、小樽警察署からは、当該交差点の横断歩道については、本来、停止線を引く位置で車両が頻繁に出入りする状況があったため、停止線の位置を札幌市側に離していたものであり、特に違法な状態であったものではないと聞いております。次に、停止線の再変更につきましては、このたびの変更は横断歩道を渡る歩行者の安全確保が目的であり、地域の要望を踏まえ北海道公安委員会が十分な検討の下で判断した結果であるものと承知しておりますので、市として地域のお話を聞く考えはありません。次に、街路所や植樹桝、草刈りなどについてですが、まず街路樹管理の基本的な考え方につきましては、樹木の枝が伸び、通行や市民生活の支障となっている場合は、剪定を実施し、立ち枯れた木や倒木のおそれがあるものなどは伐採を行っております。このほか中心市街地のプラタナスのある路線については、観光面などに配慮し、定期的な剪定を年1回行っております。なお、市民の皆さんが収集した落ち葉につきましては、御連絡をいただいたものについて市が回収をいたしております。次に、街路樹に関する相談とその対応につきましては、主に越境している枝や立ち枯れた木の処理などについての相談が多く、剪定や伐採などの対応を実施してまいりました。このほか電線に接触している枝の連絡を受けた場合は、電線の管理者に対応を依頼しているところであります。また、市民の皆さんが収集した落ち葉につきましては、御連絡をいただいたものについて市が回収しております。次に、市民の方が自ら選定などを行った理由につきましては、倒木のおそれや生活環境への影響がないため、伐採や剪定は実施しないという説明に納得されなかったためではないかと推測いたしますが、市民の方がこのような作業を行うことは、御自身や第三者にも危険が及ぶ可能性がありますので、お控えいただきたいと考えております。次に、街路樹の今後の在り方につきましては、町内会に話合いの場を設ける必要があるかどうか伺ってまいりたいと考えております。次に、植樹桝の管理などにつきましては、植樹桝の数は大変多く、草花を植えている方も町内会やまちづくり団体など多様であることから、管理されている方などの調査は困難と考えておりますが、緑化活動を行う団体に対する助成制度がありますので、こちらを活用し、持続的に活動いただけるように制度の周知に努めてまいりたいと考えております。一方で、十分に管理が行き届かないのであれば、植樹桝は不要ではないかという考え方もあると思われますが、街路樹には景観形成や環境の保全などの機能があることから、これを植える植樹桝は基本的に必要な施設であります。このため、必要性について町内会等に確認することはいたしませんが、設置の位置などについては意向を確認し、対応を検討してまいりたいと考えております。次に、市道における除草の基本的な考え方につきましては、例年市民の皆さんから御要望をいただいている路線などを選定し、原則年1回の作業を業者に委託しているほか、必要に応じ直営作業でも除草を行っております。また、道道天神南小樽停車場線と市道入船南線における除草状況の違いについては、その作業実施時期の違いによるものと考えております。-95-次に、市道除草の実施につきましては、市民の皆さんから御要望をいただいている路線などを毎年原則年1回、5月から7月にかけて計画的に実施しているところでありますが、今後も道路パトロールなどにより効果的な作業に努めてまいりたいと考えております。次に、北海道新幹線トンネル残土についてですが、まず、朝里川温泉地域の地滑りの危険性につきましては、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構では、現地において地質調査を実施し、安全性について解析を行っております。その結果として、地滑りの危険性が想定される滑り面などの地下での動きは確認されていないことなどから、機構としては、発生土受入れに当たっての安全性に問題はないものと判断しております。本市といたしましては、機構から当該調査及び解析結果の説明を受けており、安全性に問題はないとの機構の判断は信頼できるものと認識しております。次に、朝里川温泉地域の発生土受入れ候補地につきましては、先ほども申し上げましたとおり、本市といたしましては、安全性に問題はないとの機構の判断は信頼できるものと認識しておりますことから、機構に断念させることは考えておりません。(「議長、8番」と呼ぶ者あり)

再質問 8番 酒井隆裕

再質問を行います。まず、手押し式信号機のある交差点の停止線についてであります。どうもかみ合わないですね。地域の方からの要望だというのだったら、なぜ地域の方から逆に問題だと。いきなりやってきて、いきなりやられたのであって、一部の方からの要望だったのではないでしょうか。私が聞いているのは、警察の言い分そのまま持ってこいと言っているわけではないのですよ。市としてどう考えているのだということを聞いているのです。しかし、言っていることは警察の言っていることそのままなのですね。私はすごい問題だと思っています。例えばこの停止線について、離れているから逆に黄色信号で突っ込んできたり、赤信号を無視したりということが出てきているのだという言い分ですけれども、実際にそこの手押し式信号機を利用されている歩行者の方は真逆のことを言っているのですよ。今まで離れているから余裕をもって停止してくれていたのだけれども、いきなり横断歩道の手前に止まるものだから、止まり切れなくてそのまま突っ込んでしまう例がどんどん増えていったのだと。真逆なのですね。それで、例えばこれまで慣れていたトレーラーなどは、その停止線が変わってしまったことによって、急ブレーキでキーと止まってしまう。それでもうおっかなくて渡れなくなったのだと言っているのです。それについてどのようにお考えですかと言ったのだけれども、安全のためだと言っているのですよ。小樽市として本当に安全だと考えているのですか。警察の言い分ではないです。改めてお伺いいたします。それから、春香町のこの細い道路を除くと2本しかないというところなのですけれども、地域事情についてどうお考えですかと聞いたのですが、配慮が必要なものと言っているのです。どんな配慮が必要なのですか、何ができるんですか。出られなくなって非常に危ないと言っている、本当に危機を感じている市民の方々について配慮が必要だという、具体的にどんな配慮が必要だとお考えでしょうか。それから、今回のケースがほかのところにも広がったら大変だと言っているのですけれども、これについても基本であると言っているのですよね。いや、かなわないですよ、本当に。一つの例で私は出しましたけれども、新光と朝里のセブンイレブンのあるところですが、あんなところが、もし横断歩道は手前に停止線を置くのが基本なんだといったら、地域から総スカン食らいますよ、こんなこと。だからこそ、私はそういった話について、一方の言い分だけを聞くのではなくて、地域の皆さんなどのお話を-96-しっかり聞いた上で、どうあるべきかということについて、やはり一方の市道を管理しているのは小樽市なわけですから、そういったことも含めて意見を出していくとかということも必要ではないかと。改めてこの停止線について伺いますけれども、地域の話を聞く考えはありますか。ありません。これはやめてください。ありませんではなくて、その必要性があるかも含めて、これから検討してまいりますぐらいのことはなぜ言えないのか。言い直してください。それから、街路樹の問題であります。これも、人ごとなのですよね。剪定などを行ってきて、立ち枯れや倒木などがないからいいわ、切らないのだという話なのですけれども、相談を受けた皆さんのところでいうと、だんだん上のほうから伐採し始めたから、次にうちのところでも切ってくれるのだなと思って待ち構えていたけれども、一切そこからやってくれないと。市に問い合わせたところ、立ち枯れや倒木のおそれがないから切る予定はありませんというふうにばっさりやられてしまったのですね。それを聞いて地域の住民の方はかなり怒って、それだったら、もう自分で金を出して切るわと言って、業者を頼んで切ってしまったのです。これは、先ほどお控えをと言ったけれども、せっぱ詰まってやってしまっているのです。そういった状況について、なぜこういうようになったとお考えですかと言っているのです。なぜこんなふうになったのですか。お控えをではないです。お聞かせください。それから、植樹桝についても同様なのです。私は、植樹桝はあったほうがいいし、花を植えてくれるボランティアの団体とかいろいろなものがあれば、それは本当にいいことだと思うのです。でも、そうはいっても、実際に現場に行って見てください。ススキがぼーぼー伸びていて、切る人が誰もいないのです。本当にみっともない状況になっている。でも、それで地域の方を責めるわけにいかないのです。管理できないから仕方ないのです。そういった状況も踏まえた上で、基本的には、植樹桝は用意しなければならないけれども、場合によってはつけないこともあり得るぐらいのことは、言っても悪くないのではないでしょうか。必ずつけますというふうに言っているのです。それについてもお伺いします。それから、道道天神南小樽停車場線についての話なのです。時期の違い、年1回やっているという話なのです。だけれども、時期が違うといっても、雪が解けてそんなに伸びていない状況で5月ぐらいに切ってもらっても、何もうれしくないのです。地域の方たちが何と言っているかといったら、やはり道道がきれいに伐採するのですね。そこからどう見たって道路は同じように見えるのだけれども、交差点のところまでは道道で、そこから先は市道だから、そこから先は伸び放題なのです。道道の時期というのは5月にやっているわけではありません。大体8月の末ぐらい、9月の頭ぐらいでしょうか、大体そのぐらいにやっているというのは毎年のことなのです。毎年要望しています。ですから、時期についても5月に行うということではなくて、道が行うのが大体8月末ぐらいなものですから、それの後にやるとか計画的にやってくださいということを私は言っているのです。年1回やっていますということを聞いているわけではないのです。そういったことをやる考えはありますかということをお伺いいたします。最後に、北海道新幹線についてであります。これも鉄道・運輸機構の言いなりなのですね。住民の方が、地滑りの危険があると言ったら、そうしたらコンサルタント会社を使って、ここは地滑りの危険はないのですと。地滑りの危険がなかったら何で砂防ダムを造るのかと、その答えにも答えないで、この地域だけは安全なのですと言い続けるのです。その鉄道・運輸機構を信じ続けるという、この信頼できると言っているが間違いではないですか。他の地域でどんなことが起きているのか、今まで北斗市の問題などもありましたし、そういった問題も含めて、本当に信頼できると言えるのでしょうか。最後にお伺いいたします。-97-

答弁 市長 迫俊哉

酒井議員の再質問にお答えいたします。最初に、春香町の停止線の位置の変更について、改めて地域の意見を聞くことはしないのかというお尋ねでありますけれども、さきの答弁の中にも触れておりますが、今回、警察では、地域の要望を聞いて、それをもって直ちに判断したわけではないというふうに認識しております。答弁の中にも触れておりますけれども、このたびの変更は、警察としても以前より問題のあった交差点だという認識が一つあるわけです。ですから、要望を聞いた上で、以前から問題のあった交差点だという認識のあった上で、地域の住民から要望もあって、さらに現地での調査も行ったと。そういう上で総合的に判断して警察としては地域の要望を受け止めたというふうに私どもとしては認識しておりますので、改めて地域の皆さんの御意見を聞く、そういうことについては考えてはおりません。それから、停止線の位置のお尋ねがございましたけれども、これも先ほどの御答弁の中で触れさせていただいておりますが、停止線の位置につきましては、それぞれの地域の事情によって、ケース・バイ・ケースで判断するというのが基本でありますので、全ての停止線が変更されるというふうには私どもも考えてはおりません。それから、発生土の問題についてでありますけれども、今回の判断につきましては、私どもとしては鉄道・運輸機構の考えを尊重したいというふうに考えております。ただ、安全性に問題ないとしている以上、鉄道・運輸機構には丁寧に地域の住民の皆様に説明すべきであるというふうに考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 建設部長 松浦裕仁(建設部長は2025年3月まで)

酒井議員の再質問にお答えいたします。私からは、街路樹の影響について少しお話しさせていただきたいと思います。まず、街路樹につきましては、やはり第7次小樽市総合計画の中でも、「花と緑にあふれ、潤いのある安らぎのまちづくり」ですとか、緑を育み、緑と親しむ機会の充実を図るといったことも書かれております。こういった意味からも、やはり街路樹というのは道路には必要なものと考えておりますけれども、市内には約4万本ぐらいの街路樹がございまして、基本的には、これを全て管理を行き届かせるというのはなかなか困難ではございます。基本的な考えといたしましては、先ほど市長が答弁いたしましたとおり、倒木のおそれ、そして、生活に影響がなければ基本的に剪定は行わないという考え方ではございますけれども、やはりその位置ですとか、生活に支障になる部分については、今後も地域住民の方々とも相談しながら、その対応に当たっていきたいと考えております。それと、植樹桝の考え方についてですけれども、これも議員のおっしゃられていた草だらけだということでございますが、この植樹桝につきましても、市内にはかなり多くの数の植樹桝がございまして、これも市が全て管理するというのはなかなか困難でございます。やはりこういった管理を、市民との協働の中でどういった管理をしていくかというのは一つの課題と考えておりますので、これにつきまして今後引き続き検討していきたいと考えております。もう1点、道道、北海道が管理している道路と市道の違いによる除草の時期でございましたけれども、これも議員おっしゃられたとおり、市については5月、北海道については7月から8月に実施されておりますので、これはなるべく差がないように、北海道の完了の時期に合わせるということも今後検討し-98-ていきたいということで考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 生活環境部長 松井宏幸(生活環境部長は2023年3月まで)

酒井議員の再質問にお答えいたします。私からは、交通安全の確保に配慮が必要なのはどういうものかということでございますけれども、答弁にもございますが、こういった交通量の多いところにつきましては、例えば道路の進入に際しては、右折とか横断等については十分な安全確認を行ってから行う必要がありますので、今回、停止線の位置の変更についても歩行の安全確保を行われたものについては配慮を行えたものというふうには考えてございます。(「議長、8番」と呼ぶ者あり)

再々質問 8番 酒井隆裕

再々質問を行います。この手押し式信号機の問題なのですけれども、警察は、問題があった交差点で地域の方から要望があったから停止線を変更したのだという言い方なのです。私が聞いているのは、地域の多くの方々からこの話を伺って、私たちに何も相談なく勝手に決められたのだと、非常に憤っているのです。だからこそ私は、小樽市として警察にどういった事情があるのかということも含めて、地域住民の言い分も聞いて、その上でどうしていくかということについて仲介するとかという考え方はありませんかと言っているのです。それすらも考えるおつもりはないというお考えなのでしょうか。それから、ケース・バイ・ケースだと言っていたのですね。だったら、これもケース・バイ・ケースではないですか。何というか、本当に警察の言い分だけで物事が決められている、私の言っていることと真逆なのです。私は、地域の方からは危なくなったと言われているのです。警察は安全になると言っているのです。この違いは一体何なのだろうということ。それで、先ほど配慮が必要なものは一体何ですかと言ったのですけれども、その配慮というものについて一切先ほどの答弁では出てきていないのです。改めて私は、この通れなくなっているのはどうするのですかという話を聞いているのです。だから配慮が必要だというのだったら、どういったことが配慮になるのですかと聞いているのです。安全確認してくださいといっても、ビュンビュン車が走っている中で安全確認も何もないではないですか。だからこそ言っているのです。改めて配慮とは一体何でしょうか、お聞かせください。それから、街路樹の相談についてなのです。これも電線が接地している場合とかそういうふうに言っていますけれども、私が相談を受けた家の1件は、電線にもう街路樹がついているのです。でも、市に相談したら何と言ったかといえば、これは感電のおそれがないですから大丈夫ですよと話されたと。何かでたらめ言っていませんか。電線に接地されているとか、それを全部確認した上でやっているのかと、私は、何かどうも擦れ違ってしようがないのですね。それで、こうした街路樹について年1回剪定しているというのだけれども、改めてお伺いしたいのが、こういった地域の実情とかいろいろなものがあって要望があるのであれば、例えば一般的なきれいな剪定ではなくて、強剪定を行って丸裸にしてしまうということもあり得る話だと思うのです。そういったことも含めて、これから一遍にはできないけれども、年1本ずつぐらいだったらできますよとかという話とかというのを、御相談を受ければお話を受けるとかということはないのかどうかということについてお伺いいたします。除草については、時期を合わせていくということで、ぜひ進めていただければと思います。

答弁 市長 迫俊哉

酒井議員の再々質問にお答えさせていただきます。最初に、御質問がございました、仲介に入らないのかということでございますけれども、これは先ほどの答弁の繰り返しになりますが、警察についても以前から危険な箇所という認識があったということで、それをもって今回対応したわけでありますので、改めて地域と警察の仲介に入るという考え方はございませんので、御理解をいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 生活環境部長 松井宏幸(生活環境部長は2023年3月まで)

酒井議員の再々質問にお答えいたします。配慮がどういうものかということの再々質問でございますけれども、繰り返しになりますが、横断歩道を渡る場合に危険な部分については、先ほど言ったように、停止線の位置の変更などにつきましては、警察で総合的に判断して行ったものと思われますし、当然、運転するドライバー側としましても、こういった交通量の多いところにつきましては、例えば道路に進入するということであれば、そういった道路をふさがないで止めるですとか、進入しやすいことをするですとか、そういったようなことも考えていくということも一つの配慮になるのかというふうには考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 建設部長 松浦裕仁(建設部長は2025年3月まで)

酒井議員の再々質問にお答えいたします。私から街路樹の件についてお答えさせていただきますけれども、先ほどの強剪定という話がございましたが、この街路樹の持つ意味といたしましては、やはり大気汚染ですとか、騒音の緩和といった意味もございますので、極力、我々としては強剪定は避けたいということは考えておりますけれども、電線に引っかかっているといった危険な状態になった場合には、我々としてもその電線の管理者に報告して何らかの対応を求めることは可能だと考えておりますので、その場合は相談には応じたいということで考えております。

出典:小樽市議会 令和3年第3回定例会 2021年9月15日 議事録 PDF(110ページ) 間違いを知らせる