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小樽市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月1日

市長の政治姿勢と財政について

2021年3月1日、小樽市議会の一般質問で、中村吉宏議員が「市長の政治姿勢と財政について」質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。

質問者
中村吉宏 議員
答弁者
市長 迫俊哉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 15番 中村吉宏

令和3年第1回定例会に当たり、自由民主党を代表して質問いたします。初めに、新型コロナウイルス感染症に罹患された方々へ、お見舞いと早期の御回復を御祈念申し上げ、また、罹患により亡くなられた方々へ衷心より哀悼の意を表します。また、検査や罹患患者の方々への対応に、我が身に感染の危険が及ぶ現場で日々御尽力を賜っている医療従事者、介護従事者の皆様には、心より敬意を表し感謝申し上げます。さらには、昨年末退職された貞本前保健所長には、多くの集団感染が発生した本市において、早期の収束に御尽力をいただいたことに感謝いたします。昨年、同時期より、本市でも新型コロナウイルス感染症が蔓延し、職員の方々も感染されました。感染状況は落ち着いてきましたが、いまだ予断を許さぬところであります。様々な政策に優先し、この対策に時間と労力、予算を費やしてきましたが、この戦いはまだ継続しております。我々は今後もこの疫病に決して屈してはならないものと考えます。そのような中で、新年度を控え、事業の内容や予算の審議を行う今定例会であります。新型コロナウイルス感染症対策も含め、自由民主党として小樽市に実施していただきたい政策の要望書を、本年1月13日、市長に手交をさせていただきました。その内容も含め、今後の小樽市に必要な政策に関する議論を行うべく、以下質問いたします。初めに、市長の政治姿勢について伺います。御就任当初からこれまで、前市長の施政下での混乱収束に向けた取組のほか、北海道胆振東部地震による全道停電や昨今の新型コロナウイルス感染症の対応、また、市内では小樽看護専門学校の募集停止・閉校に関する問題や、今、浮上している北海製罐株式会社小樽工場第3倉庫存廃の問題など、市民生活、小樽市の今後にとって、緊急性、あるいは時間的猶予が少ない案件に対応しなければならなかった状況下でしたが、我々はそのような中でも迫市長は真摯にこれらの問題に対応し、市民や議会の意見にも耳を傾けながら必要な政策を進めてこられたことと思います。激動の状況での市政運営でしたが、そのような中でも市長がこれまで取り組まれて実現された政策を市長公約を踏まえ、お示しください。令和4年8月に任期満了を迎える市長におかれましては、現任期後半を迎えた中での予算提出となりますので、今後のことについて伺います。次年度予算案の提案に当たり、市長の公約に関連し、次年度必ず実現させなければならないとお考えの政策は何かお示しください。さらにその先、任期満了時までに実現させたい政策についてお示しください。引き続きのリーダーシップ発揮に御期待申し上げます。次に、財政について伺います。令和3年度予算については、新型コロナウイルス感染症の市内経済への打撃により、税収の減少等が危-23-惧され、予定される歳出に見合った歳入の確保が可能なのか心配しておりました。提案された小樽市一般会計予算を見ると、新型コロナウイルス感染症の影響で、歳入減の状況下、財政調整基金の取り崩し等を行っての予算編成であります。令和3年度予算編成後の財政調整基金残高は8億3,500万円とのことでした。令和元年度末財政調整基金残高が25億9,200万円と説明されておりますが、まず伺います。令和2年度の年度末財政調整基金残高は幾らになる見通しか、お示しください。新年度以降も、新型コロナウイルス感染症の緊急的財政出動が必要になる可能性や、あるいは災害などの発生により急遽対応しなければならない場合を考えると、財政調整基金に一定の余裕が必要と考えます。緊急時の備えを財政面でどのようにお考えか、お示しください。次に、本市のふるさと納税による歳入増への取組について伺います。令和2年度末を待たずに、ふるさと納税の寄附額が根室市で100億円突破、紋別市も100億円突破見込みと本年1月5日に報道されておりました。根室市の令和2年度一般会計予算は191億円余りで、寄附額が前年度予算の半分強を占める額となっております。紋別市は、令和元年度が192億円余りだったところ、令和2年度には265億円以上となっております。両市とも、これまでも堅調にふるさと納税寄附額が増加してきたものと考えます。両市に共通する点を探してみましたが、ホタテやイクラなど海産物の人気が高い模様です。本市も今後のさらなる歳入増を目指し、返礼品のラインナップを再構成し、本市財政強化につなげるべきと考えます。見解をお示しください。以上、1項目めの質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

中村吉宏議員の御質問にお答えをいたします。ただいま私の政治姿勢と財政について御質問がありました。初めに、私の政治姿勢についてですが、まず、公約で実現した政策につきましては、私はこれまで、市民の皆さんとの対話や日々寄せられる御意見などを通じ、市民ニーズや市政を進める上での課題を把握しながら、その政策の実現に向け、真摯に取り組んでまいりました。政策分野ごとにその一例を申し上げますと、子ども・子育てに関する政策分野では、おたる子ども未来塾の開始や、子育て世代包括支援センターの開設。学校教育に関する分野では、学校施設における耐震補強工事の実施や、専門的な知識を持った外部人材の登用。市民生活に関する分野では、除雪対策本部の早期設置をはじめとする除排雪体制の整備や、防災行政無線などの整備といった防災力の強化などが挙げられます。また、新年度の機構改革に合わせ、福祉分野に関し、一元化した相談窓口の設置に向けた準備を進めております。次に、来年度または任期満了までに実現しなければならないと考える政策につきましては、来年度は公共施設の再編に関して、市民サービスに大きく関わる本庁舎別館と総合体育館の整備方針や建て替え時期を示す個別施設計画の策定に取り組むほか、北運河地区のシンボル的な施設である北海製罐株式会社小樽工場第3倉庫の保全活用についても、市民の皆さんや経済界などオール小樽で取り組み、活用方策を見いだしてまいります。さらに、市長任期までに実現させたい政策といたしましては、小樽港第3号ふ頭及び周辺地域の再開発、北海道新幹線新駅と新駅周辺の整備、JR小樽駅前広場の再整備に当たって将来への道筋をつけてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、新型コロナウイルス感染症が市民生活や経済活動へ大きな影響を及ぼしている昨今の状況を踏まえ、まずは感染拡大の防止と地域経済の再生に向け取り組み、その上で私が掲げた公約が一つでも多く実現につながるように進めてまいります。-24-次に、財政についてですが、まず令和2年度末の財政調整基金残高につきましては、見通しの立たない部分もありますが、3年度予算編成後の財政調整基金残高は約9億7,700万円でありますので、今後の決算における剰余金を考えますと、財政調整基金残高は増加するものと考えております。次に、緊急時の備えを財政面でどのように考えているのかにつきましては、今後も新型コロナウイルス感染症や災害対応のほか、緊急経済対策などへの対応が生じる可能性があることから、これらに対する国の支援策が見通せない中での財政運営においては、緊急時の備えとして、不測の財政需要に対応するための財政調整基金を一定額確保していくことが極めて重要であると考えております。次に、ふるさと納税の返礼品につきましては、現在、本市の海産物の返礼品としては、主にウニやホタテなどがありますが、時期により提供できる量に限りがあることなどから、季節限定品として提供しているところであります。新たな海産物の返礼品の発掘は、寄附額の増額につながることから、令和3年度においては、返礼品調達事業者と協力しながら返礼品の拡充に努めてまいりたいと考えております。

出典:小樽市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月1日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる