小樽市議会 令和5年第2回定例会 2023年6月19日
市長の政治姿勢について
2023年6月19日、小樽市議会の一般質問で、中村吉宏議員が「市長の政治姿勢について」質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。
- 質問者
- 中村吉宏 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 15番 中村吉宏
令和5年第2回定例会に当たり、自由民主党を代表し質問いたします。初めに、市長の政治姿勢について伺います。昨年7月に行われた小樽市長選挙において、迫市長は2期目の当選を果たされました。以降、小樽市の現在と未来にとっての重要課題解決に向けて積極的に取り組まれております。本年4月の統一地方選挙では、小樽市議会議員選挙が行われ、市民の皆様から選ばれた25名の議員による新しい議会の構成となりました。まず伺いますが、市長におかれましては、改選後の議会についてどのような所感をお持ちか、そして、議会に対し期待することなどがあればお示しください。これまで迫市長が進められた施策について、特に、防災に関するものは実現を見てきたものと思います。防災無線の整備やFMおたるの難聴地域の解消など、しっかりと対策が講じられてまいりました。そして、今、本市の重要課題である人口減少対策に取り組んでおられます。人口減少に関しては、国立社会保障・人口問題研究所の日本の地域別将来推計人口によると、全国の移動率が今後、一定程度縮小すると仮定した推計によれば、本市の2045年の人口は6万423人、2065年の人口は3万2,280人と予測されております。この状況を踏まえると、このデータを覆す将来的現実を実現するために、さらに有効な人口減少対策が必要と考えます。このデータが示す将来像についての市長の所感をお聞かせ願うとともに、有効な具体的対策を講じていくことについて、市長のお考えをお示しください。人口減少対策の一つの重要な課題として、子育て支援策の充実を図ることについて、迫市長は一生懸命に取り組まれております。現に、これまで幾多の施策を実施されてこられました。しかし、この子育て支援策は、全国どこの自治体でも競うように取組が行われており、近隣はもとより全国他都市と比較して、子育てしやすいまちとして認識され、さらに移住者増につなげるためには、しっかりとした戦略に基づいた施策の実施が必要になるものと思われます。これまでの子育て支援策を踏まえ、今後、他都市と差別化が図られるような施策展開について、市長のお考えをお示しください。さらに、人口減少対策は子育て支援策のみではなく、定住者たる市民へのサービスのさらなる向上や企業誘致、移住促進に向けた政策の実施が必須です。市民サービス向上に関しては、本市でも多くの取組が行われておりますが、千葉県松戸市では昭和44年に発足した、すぐやる課が住民ニーズに応え続けて50年を超えます。企業誘致に関しては、千歳市では半導体製造企業が進出し、今後大きくまちが発展することに期待が寄せられております。移住促進については、全国各自治体が移住者に対し移住支援金や無償住宅を用意するなどの取組を行っております。人口減少対策は、他都市でも必須の課題であり、それぞれに工夫を凝らした施策を用意し必死に対策を講じようとしております。今後の人口減少対策について、定住者へのサービスの向上や企業誘致、移住促進の施策に関し、本市におけるこれまでの取組をさらに上回るような今後の取組を行うことについて、市長のお考えがあればお示しください。以上、1項目めの質問を終わります。
答弁 市長 迫俊哉
中村吉宏議員の御質問にお答えをいたします。ただいま、市長の政治姿勢について御質問がありました。初めに、改選後の議会に対する所感につきましては、初当選の方が9人と多く、世代交代を感じるとともに、議会構成としては、会派の数が増えたことも一つの変化と思っております。また、議会に対しましては、人口減少をはじめとした課題が山積する中、市政を進めていく上での車の両輪として、共に活力と持続力のあるまちづくりに取り組んでいくことを期待しているところであります。次に、人口推計のデータが示す本市の将来像への所感と有効な人口減少対策につきましては、国立社会保障・人口問題研究所が、平成27年、国勢調査の結果を基に推計した人口推計は、本市にとって大変厳しいものと認識をしており、地域経済の縮小や労働力の減少、まちの活力や生活利便性の低下をもたらすことを強く懸念しております。この推計結果は、高齢化率が高く、子供を産み育てる世代の人口が少ないことが大きな要因の一つと考えており、子育て世代の移住・定住の促進とともに、妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援体制の充実、公園や教育環境の整備など、子育て世代を中心とした社会減対策を着実に進めてまいります。次に、他都市と差別化が図られるような子育て支援の施策展開につきましては、選ばれるまちを目指す上でも重要なことと考えており、隣接している札幌市などの施策を意識しつつも、本市の子育て世代のニーズをしっかり把握をし、人口戦略推進本部等で協議をしながら、求められる施策を着実に進めてまいりたいと考えております。次に、これまでの取組を上回るような今後の人口減少対策につきましては、人口戦略推進本部などによる庁内議論において、今後の取組を検討することに加え、おたる移住・起業「ひと旗」サポートセンターを中心に、不動産業者や金融機関などの関係機関による意見交換会や、本市へ移住された方々による移住者ミーティングの開催を予定しておりますので、民間の皆さんの知見と協力もいただきながら、子育て、仕事、移住の3本の柱を軸に取組を進めてまいりたいと考えております。