みんなの議会

置戸町議会 令和5年第7回定例会 2023年9月14日

降雪時の除排雪の対応について

2023年9月14日、置戸町議会の一般質問で、石村吉博議員が「降雪時の除排雪の対応について」質問し、町長 深川が答弁しました。

質問者
石村吉博 議員
答弁者
町長 深川

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 石村吉博

それでは通告にしたがいまして私から質問させていただきます。私からは降雪時の除排雪の対応についてということを質問させていただきます。現在、町内大通り流雪溝設置箇所の降雪時の除排雪は各個人に委ねられているのが現状です。深夜大通りに除雪車が入り、道路を削った固雪を歩道側に寄せていきます。湿った雪は朝方には凍り、とても重たくなり、堆積した雪を流雪溝へと捨てる作業はとても大変な作業になります。どんなに大雪が降った日でも高く積み上がっている雪をすべて捨てなければならず、一度役場に問い合わせたことがあるのですが、どんなに降っても個人でやるのがルールですとの回答をいただいたことがありました。皆さん、深夜や早朝、まだ日が昇らないうちから作業をしています。流雪溝の排雪時間にはもちろんルールもありますが、その時間にやっていては仕事の方や子どもを学校に送ったり、保育園に送ったりする時間には間に合わないからやらなければいけない作業もあると思います。高齢な方だけの家庭ではより大変な作業を強いられているのが現状です。子どもや高齢な方がいる家庭では早朝などに体調が優れず病院に行ったり、緊急の場合は救急車を手配しなければいけない場合もあるはずです。そのような場合を想定すると、歩道の除雪と同時に歩道の切り下げの場所だけでも開けておくべきだと思います。また、大きな雪山も空き家や空き店舗周辺では放置されがちで視界を妨げられ、子どもたちの登下校時などでも安全面でも危険かと思います。今後ますます高齢化が進むなかで、町道などでも除排雪の方法を改めていかなければいけないと思いますが、町長の考えをお伺いいたします。

答弁 町長 深川

降雪時の除排雪のまぁ流雪溝に対する考え方について問われたわけですが、あのこの種の質問は近年多くなって、いろいろな議員さんからもあの質問が寄せられてきた経過もあります。あの冬の北国の生活において、除雪はそこに暮らす人にとって大きな課題でもあるし、宿命だとも思います。もちろん都市型のマンションにいけば、その不安っていうのはないのかもしれませんが、このような市町村においては、これはあのどこでもつきまとう問題です。本町の流雪溝ですが、沿線自治会や商店など関係者の皆さんのご協力により、現況としては児童生57徒の登下校時の安全確保や市街地区の道路交差点での視界確保などを目的とし、安心安全な冬の生活を送るための魅力あるまちづくりの一つのアイテムとして、平成11年より供用開始をして、本年24年目を迎えております。置戸市街地を道道、町道を含めて延長4.3キロメートル縦断しているこの流雪溝でございます。当時は1970年代頃から日本国中でこの流雪溝が敷設をされていましたが、そんなには多くありませんでした。これは莫大な費用がかかることと、沿線、そこの線の住民の合意が得られなければできない事業だったからであります。当時ではですね、夢のインフラと言われて、本町におきましてはちょうど街並み整備事業と合わせて当時の一大プロジェクトとして、先ほどのダムも約200億円ぐらいの事業費でしたが、この街並み整備関連事業といたしましては、官民合わせて、北海道も含めてですね、186億円のビッグプロジェクトとなりました。それを決断するには、そこに住まわれてる住民、町、商工会、そして自治会とも協議をして進めたと承知をしております。その時と大きく変わったのは、開設当時はこの利用者が210戸参画して流雪溝が始まっておりますが、現在は137戸と、先ほど議員もおっしゃられましたが、空き店舗や空き家が増えてきています。また当時から見ますと24年経過しておりますので、当時は雪投げは便利だねと一生懸命投雪、排雪をされてた方々も24歳年をとられて流雪溝への投雪作業が大変だという歳になってきたことも事実であります。一方で町内には流雪溝がないところもたくさんあります。そのところはやはり流雪溝があるところは便利でいいなと羨ましいと感じてると思っていると思います。流雪溝の有無に限らず、除排雪作業は北国に暮らす私たちにとっては切り離すことができないことで、自分でできる間は自分で、できなくなると身内や近所の方、あるいは公的サービスを利用したり、業者へお金を払って委託をしたりと方法は違えど、やはり自分で何とかしなければなりません。この流雪溝を設置当時は北海道と置戸町と利用組合で協定、覚書を交わしております。それにつきましては費用の負担については道と国が行うと。しかし、労力については住民の協力をお願いすると。どこまでの拘束力があったかはちょっと定かではありませんが、その協定が結ばれており、それ以降北海道もこの維持費に経費を負担しております。昨年でいきますと、この流雪溝を維持するために1,100万円ほど経費がかかっており、北海道は約75%、置戸町は25%、まぁ北海道でいけば800万円、置戸町でいけばこの流雪溝に対して300万円の維持費がかかっております。もちろん修繕箇所はもう増大してきておりますし、修繕費用もこのなかに含まれますが、ほかの地域に暮らす方よりも費用をかけてるのも事実であります。議員から質問のありました歩道の除雪や歩道の低くなってる場所、住宅や車庫への出入り口などと、まぁそれを特定しておっしゃられておりましたが、その箇所を除雪してはどうかというお話ですが、やはり自宅の前は自分で管理することを基本に自助共助で対応を願わなければならないのが現実であります。先ほど除排雪にいろんな方に歳をとって作業が大変になると、委託をしたりする場合もあるということですが、実際には町内にそれを請け負ってくれる方はごくわずかになってきています。もちろんその業者の方も幹線道路の除雪作業にあたっていたり、役場も優先的に通学路だとか、ほかの場所を58除雪しなければなりません。そんななかでここまでの対応を現段階でやりますということはお答えできないこともご理解いただきたいと思います。なお、空き家や空き店舗、公園など、公共用地につきましては雪山にしておくと先ほど流雪溝の効用で申し上げたとおり、交差点の見通しが悪いなど安全上の理由から令和3年度、2年前から道路の除雪が最優先ではありますが、時間をかけて後ほど町で対応している箇所もございます。流雪溝の利用方法に限らず、除雪の課題は高齢化に伴い、将来に大きな課題となっているのも本町に限らず多くあります。除雪業者につきましてもオペレーター不足や高齢化によって確保が難しくなるなか、現時点で有効な解決策は見つかっていません。議会議員の皆さんや流雪溝利用協議会の皆さんとも情報を共有しながら、何とかこの流雪溝の活用を続けていきたいなというふうに考えております。先ほど具体的な例といたしまして、朝の時間に流雪溝に投雪時間を設定されてもなかなかできない人もいるというお話もありました。そのような時間帯の工夫だとか、以前はですね、投雪しづらいので開け口を反対にしてほしいということで部分何箇所か開け口を反対にして、あぁ便利になったというような改善もありました。そんなこと含めてですね、今後の検討課題としていろいろ協議をしていかなければならないと思いますが、役場がすべてを、この除雪サービスをやるということになりますと、住民同士、地区ごとの公平の観点、そして費用の増大の観点からもなかなか難しいというふうに、その部分については明確にお答えをしていきたいと思います。

質問 4番 石村吉博

はい答弁ありがとうございます。役場の皆様や民間業者の方々に頼るのにはやっぱり限界があるとは思います。そこで町民所有の土地を有効活用させてもらい、雪捨て場にできないだろうかという考えもあります。ある町での取り組みでは、住宅密集地の空き地を雪置き場として活用させてもらい、対価として固定資産税の減免などを行っている自治体もございます。また、農家さんの農業用機械や重機、または除排雪機を所有している方々に協力していただき、身近な道路や困っている方の住宅の除排雪などをしてもらい、機械損料、機械燃料費など相当分をお支払いするという制度を構築している町も現在あるようです。このような制度を置戸町でも活用していけば、民間だけに頼らず町民一体で協力して何かできるとは思うんですが、その辺りいかがお考えでしょうか、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 深川

まぁ、あのちょっと私も勉強不足でそのような自治体があるというのもちょっと知り得ませんでしたが、まぁあの流雪溝がある場所についてはやはり流雪溝を使って一時堆積をするということもあるのかもしれませんが、流雪溝区域についてはやはり流雪溝を使い、そして流雪溝がない地域については公共用地等を雪捨て場にして地域の住民が使ってる例もあります。そんなことで、まぁあの現実にどのようなところにあればいいのかっていうこともニーズも把握してませんが、社会福祉協議会では高齢者と除雪が困難な人につきましては各地区ごとで業者さんや団体の方と提携を結んで、まぁ除雪をやっていただいてるという事例もあります。今でですとですね、勝山でいきますと勝山温泉ゆぅゆ、境野でいきますと地元の業者さん、それから置戸市街でも一部の業者さん、ここと令和4年度も50万円程度の折半をしながらですね、サービスをやってるところも59ありますが、このニーズは年々増えているのも実態だと思います。あの流雪溝があるなしに関わらず、冬の生活、そして住民の利便性を高めるということでは、やはりこれからも研究していくことが必要だろうと思います。あの議員がおっしゃるとおり、高齢化をしていくのは目に見えています。そのなかでやはり朝早くから作業するっていうことが困難になってきている事実も理解しております。地域の方々が協力をしながら助け合ってる姿も見ます。先ほどボランティアだとかっていうお話もあったかと思うんですけども、そんなことも考えながら、あの今後のあり方については各利用組合や業者さん、そして先ほど言いました社会福祉協議会もそうですが、自治会の方々とも協議をしていきたいと思いますので、まぁあのご理解いただきたいと思います。あのしつこいようですが、役場が全部サービスを行っていくということは議員も求めておられませんでしたが、なかなか困難だということをご理解いただきたいと町民の皆様には申し上げます。

質問 4番 石村吉博

はい、人口2,600名ほどの小さな町ですので、これから皆さん協力し合って困ったことを助け合って、打開できる策を考えていかなければいけないと思ってまいります。みんなに優しいまちづくりのためにも雪が降る前にもう一度いろんなことを考えてもらって、誰もが安心して生活できるような環境を整備していただきたいと思います。よろしくお願いします。私からの質問は以上になります。

出典:置戸町議会 令和5年第7回定例会 2023年9月14日 議事録 PDF(57ページ) 間違いを知らせる