小樽市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月11日
消防について
2018年6月11日、小樽市議会の一般質問で、山田雅敏議員が「消防について」質問し、市長 森井秀明が答弁しました。
- 質問者
- 山田雅敏 議員
- 答弁者
- 市長 森井秀明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 23番 山田雅敏
それでは、3項目め、消防についてお聞きいたします。消防署所の統廃合などについてお聞きいたします。市内の消防施設は小樽市消防長期構想に従って、平成 22 年に朝里出張所の建てかえを行い、昨年には長橋出張所と塩谷出張所を統合したオタモイ支署が誕生いたしました。一方、手宮、高島地区の手宮出張所と高島支署は建設してから 50 年近く経過しているため、設備など相当傷んできているとお聞きいたします。最初に、手宮、高島地区の消防施設の状況をお聞かせください。また、この地区は大きなタンクがあり、それに備える特殊な資機材があると聞きます。どのようなものかお聞かせください。次に、大型はしご車について伺います。近年、本市における建物も高層階のマンションなどがふえ、高層火災が起きたときの対応も危惧されます。30 年前は高層階の建物は少なかったと認識しています。では、この当時、消防本部で所有していたはしご車は何階まで届いたのか、性能などについてお答えください。また、はしご車の更新状況、さらには現在の大型はしご車の性能をお聞きし、過去5年間の出動件数は何件あったのか、お答えください。次に、いかに高性能な機能があっても、自在に操るには日ごろの訓練が欠かせません。では、過去5年間において、大型はしご車を活用した地域の方々や消防団を含め、行った訓練等の実績をお聞かせください。さらに、高速道路網の整備により、北後志地区から救急車の乗り入れが多くなると予想されます。そこで、救急車のほかに北後志地区との消防連携の一環として、大型はしご車による人命救助の要請があった場合、どのような対応をとるのかお聞かせください。次に、消防団についてお聞きいたします。消防庁では、消防団等充実強化等を踏まえ、さまざまな消防団員確保の全国的な運動を展開してきているとお聞きします。しかし、消防団員数は年々減少しており、本市の消防団においても同様であり、そのような状況の中、本市消防団は知恵を絞り、幅広く活動を行っているとお聞きします。では、本市消防団では団員の報酬はどのようになっていますか。年報酬や火災、警戒出動、退職など、各支出項目をお聞かせください。次に、活動内容についてお聞きいたします。本市の消防団では、それぞれ地域の事情や要望、過去の活動もさまざまで差があり、また、活動内容にばらつきがあると聞きますが、どのように統一された活動が望まれるのか、見解をお示しください。以上、3項目めの質問を終えます。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
ただいま、消防について御質問がありました。初めに、消防署所の統廃合等についてですが、まず、手宮、高島地区の消防施設の状況につきましては、手宮出張所が昭和 45 年、高島支署が昭和 47 年に建築され、いずれも老朽化が著しく、新耐震基準を満たしておりません。特に高島支署は、最新の津波ハザードマップでは津波浸水区域に立地していることで、万一の際、災害拠点としての活用が厳しい状況にあります。これらのことから、現在、同施設の統廃合による新庁舎の建設を計画しております。また、大型タンクに備える特殊な資機材としましては、化学消防ポンプ自動車、化学消火薬剤や耐熱服を配備しております。次に、30 年前、当時のはしご車の性能につきましては、最高到達点が 31.8 メートルで、11 階まで届いておりました。更新状況等につきましては、平成 24 年に最高到達点が 40.9 メートルで、13 階まで届くはしご車に更新しており、当該車両はコンピューター制御による各種安全装置のほか、傾斜地でも車両を水平に保ち、はしごの角度を水平より下向きに伸ばせる性能を有していることから、河川や海の救助活動にも対応が可能です。また、平成 25 年から 29 年までの出動件数は 65 件となっております。次に、大型はしご車を活用した地域の方々や消防団を含めて行った訓練等につきましては、火災予防を周知するための防火教室、市民の皆さんに消防の仕事を知っていただくための消防フェア、毎年実施している火災予防運動期間中の消防訓練など、平成 25 年から 29 年までの5年間で 82 件実施をしております。次に、北後志地区から大型はしご車による人命救助の要請があった場合の対応につきましては、平成3年に締結した北海道広域消防相互応援協定に基づき、大型はしご車を応援出動させることになるものと考えております。また、後志4消防本部では、毎年合同訓練を行い、連携体制の強化を図っているほか、消防車両に地図情報の端末装置を装備していることから迅速な対応が可能と考えております。次に、消防団についてですが、まず、消防団員の報酬につきましては、小樽市消防団条例に基づき、年報酬、出動報酬、訓練報酬、警戒報酬及び機械係報酬を支給しております。年報酬は、消防団員の階級に応じた額を2回に分けて、出動、訓練及び警戒報酬は消防団員が出動し該当業務に従事した場合に1回または日額で、機械係報酬は機械係に指名された団員に月額で、それぞれ定額を支給しております。また、消防団員が退職した場合は、小樽市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例に基づき、5年以上勤務して退職した者に、その者の勤務年数及び階級に応じた額を個人の口座に支給をしております。次に、消防団の活動内容につきましては、本来の消防団としての活動は統一されているものと考えております。しかしながら、消防団の活動は各地域の実情に応じ対応していかなければならない場面も多々あると考えておりますので、各分団で活動に多少の違いが生じることはやむを得ないものと考えております。なお、消防団の活動につきましては、今後も分団長会議等で協議をしてまいります。