訓子府町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月10日
訓子府消防の体制について
2025年3月10日、訓子府町議会の一般質問で、谷口武彦議員が「訓子府消防の体制について」質問し、町長 伊田彰、総務課参与 髙橋誠、総務課長 硯見康之が答弁しました。
- 質問者
- 谷口武彦 議員
- 答弁者
- 町長 伊田彰、総務課参与 髙橋誠、総務課長 硯見康之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 谷口武彦
では、次の質問に移ります。訓子府消防の体制についてということです。消防職員や消防団員の皆さんはかけがえのない住民の生命や財産を守り、安全で安心して暮らすことができるまちづくりのため、重要な責務を担っています。令和6年度には高規格救急自動車が配置され、より新しい整備なども導入されましたが、今後の消防体制について伺います。1、訓子府消防団の構成および課題は。2、消防団員と消防職員の関係を保つための取り組みや自主防災組織との連携など、これからの考えは。3、訓子府支署における救急業務体制の現状と救急救命士の配置状況および課題は。町長に伺います。
答弁 町長 伊田彰
ただいま「訓子府消防の体制について」3点のお尋ねがありましたのでお答えをいたします。1点目の質問につきましては、消防団員は日頃からほかに本業を持ちながら権限と責任を有する非常勤特別職の地方公務員として、自らの地域は自らで守るという精神に基づき、消防、防災活動や平常時の訓練に取り組んでいただいておりますことに敬意を表するところであります。訓子府消防団は、北見地区消防組合消防団条例に基づき、5分団、団員定数105名、うち女性団員定数15名で構成され組織をされています。現在、実員は91名、うち女性団員13名で、充足率は87%となっております。団員の年齢構成は20代19%、30代34%、40代26%、50代以上21%で、平均年齢が41歳で比較的均衡が図られていますが、全国的には30歳未満の団員が減少する一方、40代や50代の割合が増加するなど、高齢化が進行している状況であります。また団員の職業構成は、かつて自営業者などが中心を占めていましたが、非雇用者である団員の割合が増加しており、現在では7割弱に達している状況であります。全国的に見ても消防団員数の減少と高齢化が懸念されており、適正な規模の活力ある消防団の確保をいかに図っていくかが課題となっており、訓子府消防団、消防署訓子府支署、町がより密接に連携し取り組んでまいりたいと考えております。2点目の質問につきましては、本町のような小規模な消防では、消防署と消防団が密接な連携を持って災害活動に対応することから、訓子府支署では、独自の取り組みとして、分団担当職員制度を設け、各分団に職員数名を配置、会議・行事等に参加し、団員との交流を図り、顔の見える良好な人間関係づくりに努めているところであります。また、消防団互助会主催の家族慰安会では、職員や団員のみならず、家族を含めた親睦行事を4年ごとに開催し、家族間交流を実施しているところであります。次に、近年、全国各地で地震や台風、豪雨などの自然災害が頻発し、甚大な被害が発生し、尊い命や貴重な財産が失われています。災害から自分や家族を守り、地域でお互いに助け合うことを目的として、現在町内では9自治会で自主防災組織が結成されているところであります。災害発生時は、消防署・消防団は、公に対して活動することから、自主防災組織との連携は難しいものと考えておりますが、自主防災組織の防災力を高めるには、行政との連携・協力が効果的であることから、平常時に訓練教育を要請された場合には、訓練施設のある消防庁舎で初期消火訓練や救護訓練などの指導をさせていただくなど、自主防災組織との連携を図ってまいります。3点目の質問につきましては、令和6年11月26日に全国共済農業協同組合連合会北海道本部さまから高規格救急自動車の寄贈を受け、併せて救急救命処置を資機材の備品を整備し、消防力の強化を図ったところであります。令和6年の救急出動件数は259件で、消防署訓子府支署職員17名で、最低人員を4名として、消防隊・救急隊の乗り換えに運用し、消防救急事案に対応しているところであります。救急救命士の配置状況ですが、職員17名のうち、救急救命士の有資格者は10名、常時2名の救急救命士常務体制を目指して計画的に採用を進めてきたところであります。また、消防署訓子府支署の救急隊は一体運用となりますことから、別事案発生時には北見救急隊、置戸救急隊と相互に連携しながら対応しているところですが、時間的な差異が生じることが課題となっております。以上、お尋ねのありました3点につきましてお答えをいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
再質問 7番 谷口武彦
何点か再質問させていただきます。全国的にも、どの自治体でも消防団のなり手不足というのは本当に苦労していると聞いています。本町は役場職員の方がかなりの人数が入っているというところで組織づくり大変助かっているという話を聞いておりますし、役場職員の方が採用の際にも消防団に入ってもらいたいというお話をしているという話も聞いておりますので、そのような形で入っているのかなというところも思っております。しかし、訓子府消防団には女性分団のくるね分団があります。そちらもなかなか新しい団員さんが入ってくれないという声もありますので、ぜひ女性職員の方は採用する際にも声をかけてほしいなという声もありますが、現状のこの女性職員についての考えなどもお聞かせいただければなと思います。
答弁 町長 伊田彰
今、役場職員の消防団員としての部分というか、特に女性団員の関係についてご質問をいただきました。いろいろありまして、先代町長が団長との密約というか、そういうところもあって、非常に採用条件の一つとして男性は私が引き継ぎを受けたときには、女性はやってないからという話は受けました。ただ、意志ある女性職員も出てきましたんで、そういった意味では、1人ですか、入る予定になっていると今聞いてますんで、あくまで意思確認は男性も強制的ではないんで、意思確認は必要だと思うんで、そういった意味では、少しそういう地域に根ざした活動も大切だということを理解してもらえるような環境づくりと体制を構築してまいりたいというふうに思います。
再質問 7番 谷口武彦
ほかの地域自治体にはない本当に素晴らしいことだと思っておりますので、ぜひ本当に男性女性に関わらず、強制ではないですが、お声掛けをしていただいて消防団組織のために入団していただきたいなと思いますのでよろしくお願いいたします。また、団員さんと職員の関係ということで、例えば第3分団というと農家の方が多いのかなと思いますし、先ほど言ったくるね分団であれば、主婦の方や子育てしている方が多いのかなということで、家庭の時間などを見ながら消防団活動をしていただいていると思います。役場職員の団員の方も仕事の合間だということで、そういうこともあると思いますが、それぞれの立場があって、それを超えて出動なりをしていったり訓練をしていただいていると思いますが、消防職員の方が理解をしていろいろやっていただいていると思うんですけども、例えば団員さんの要望を話し合う時間、先ほどの答弁では、いろいろ独自の取り組みとして分団に担当職員がつく制度があって、そちらの方でコミュニケーションを図っているということがありました。いろいろ辞めていく団員さんも多いという中ですが、担当職員制度の中での団員さんとの付き合いはあると思いますが、全体的なコミュニケーションというのを団員と職員の中の要望などを聞く形はどのように進めているのか伺いたいと思います。
答弁 総務課参与 髙橋誠
ただいま、団員さんからの意見だとか、聞き取りという部分でご質問ありましたけども、分団の担当職員派遣しているほか、各分団、幹部さん集めての幹部会議など、そこでいろんな意見を聞き取り、団員さんとの関係を深めてるというところでございます。
再質問 7番 谷口武彦
団員さんあっての消防だと思いますので、やっぱり団員さんの考えも聞いていただいて、よりよい消防体制を作っていただきたいと思います。また、災害の対策としては、自分自身や家族で備える自助、それから地域で助け合う共助、行政が行う公助、この三つがあります。自主防災組織ですが、できていると思いますが共助としての活動をどのように行っていくのか分からない組織も多分9個の自主防災組織の中で多いのかなとその中でも多いのかなと思います。行政として消防としてですが、しっかりその自主防災組織を支えていくために、指導することも必要だと考えますが、要請があれば指導するという答弁ありましたけども、行政として再度、自主防災組織の関わり、要請があればするだけではなく、どのように自主防災組織を生かすも殺すも行政なのかなと思っておりますが、そちらの方のお考えを聞かせていただきたいと思います。
答弁 総務課長 硯見康之
自主防災組織の関係のご質問だったかと思います。先ほど議員おっしゃられましたとおり共助の関係、自分たちの地域は自分たちで守るという、いわゆる共助の精神に基づいて自発的に作成している防災組織ということでございます。自主防災組織を組織していただいた後の行政の役割といたしましては、自主防災組織が自主的に実施される活動の支援に回るということが行政がやるべきことというふうになっておりまして、直近で言えば、うちの町で言えば3月1日にある自主防災組織が1泊で冬期防災訓練を実施しました。町に協力の要請がございましたので、職員3人を派遣して、オブザーバーとして一緒に訓練に参加して、あとは訓練の経費の助成とか資材の提供なんかをするというような支援活動を実施してまいりました。このように町としましては、これをしてほしい、あれをしてほしいという、町からお願いするんじゃなくて自主防災組織が自ら取り組むものに対して相談に乗りながらさまざまな支援をしていきたいというふうに考えておりますのでご理解いただきたいと思います。
再質問 7番 谷口武彦
いろいろ何をしたらいいかわからない自主防災組織もあると思いますので、今のことを聞いていただければ分かるのかなと思いますので、ぜひ町からもこういうことができるんだよというのを少しPRも含めてしていただければなと思いますのでお願いいたします。また、緊急体制です。現在は119番に電話をして北見地区消防組合本部から指令で出動していると思います。大きな自治体では救急安心センター事業というのがありまして「♯7119」にかけると救急車を呼んだ方がいいのか、今すぐ病院行った方がいいなど専門家からアドバイスを受けることができます。残念ながら北見地区消防組合の方では導入してないということですが、本町ではいまだに訓子府支署に普通に電話をかけてきて相談してくる方もいらっしゃるということです。先ほどの村口議員の質問でもありました救急車を呼んだ方がいいのかどうなのかという連絡をどのようにしたらいいのかというのがやっぱり分からないという方が多いので、本町はそういった場合どちらに連絡をしたらいいのか伺いたいと思います。
答弁 総務課参与 髙橋誠
ただいまの119番かそれとも相談の電話かというご質問でございますけれども、まず、これが救急事案になるものかという部分の相談につきましては、一般電話の「2419」で相談いただきたいと思います。それ以外につきましては119番、うちの一般加入電話、事務でも使っていまして、不通になるときもございます。そういった部分とあと位置情報の関係、一般電話から電話していただきますとピンポイントに住所が特定されて、そのまま出動しやすい体制が構築されておりますので、そういった部分でもできるだけ119番の通報をお願いしたいと思っております。
再質問 7番 谷口武彦
やはり分からない町民の方多いと思いますので、そういった周知も含めて、どこにかけたらいい、こういうときはどうしたらいいというのを分かるようにしていただければなと思います。また、救急救命士の配置の状況を伺いました。消防職員の特殊勤務手当の内容、また、北見地区消防組合のなかだと、北見市、置戸町があると思うんですけども、職員の報酬、給料ですね、など手当の差はあるのか、また、現在本町において救急救命士を持っている方と持っていない方の給料の差などはあるのか伺いたいと思います。
答弁 総務課参与 髙橋誠
ただいま、手当の差はあるのかというご質問でございますけども、北見市の職員、救急出動に当たった場合、機関員手当が400円、その他のものが300円、また、救急救命士が活動した場合は300円、救急救命士でない救急隊が活動した場合は200円となっておりまして、訓子府支署におきましては、救急事案300円の支給となってございます。
再質問 7番 谷口武彦
手当の方の差は組合の中でも違うということもありますんで、いろいろこれからの話の中でも出てくると思うので、そこは分かりました。今回2名の方が新しい方、救急救命士の試験を受けると聞いています。ぜひ受かっていただいて、現場で活用してほしいと思っていますけども、救急救命士として現場に出るまでに研修などはあると思いますが、どれぐらいの期間が必要なのか。また、北見にはあると思います救急ワークステーションなどでの研修、ほかの方の救急救命士の方も含めて毎年どれぐらい研修をされるのか。さらに今年は1月から合わせて3名の新入職員が採用されるという話を聞いておりますし、その方たちが消防学校などに行くには、その間、消防学校に行く間は定員が少なくなると思うんですが、その間の職員不足が発生しないのか、合わせて伺いたいと思います。
答弁 総務課参与 髙橋誠
ただいま、救急救命士の教育とその期間の体制確保についてご質問がございました。まず、消防に採用になってすぐに北海道消防学校の方に5カ月間、時間にしますと800時間の初任教育課程を卒業する必要がございます。その後に救急救命士じゃない高校から卒業された方につきましては、今度は救急課程というものに入校しまして、そこで250時間の教育が必要になります。また、採用時に救急救命士の資格所有者につきましては、採用されまして先ほど言っております初人教育、この5カ月間の800時間には修了する必要がございまして、その後に北見のオホーツク圏のメディカルコントロールで定められている教育が必要になりまして、北見赤十字病院とワークステーション合わせまして10日間の研修、その次に北見市の2次病院になりますけれども、五つの医療機関で各2日間、計10日間、合わせまして20日間の研修が必要になります。この初任教育とこの今説明いたしました就業前研修、これを終了しまして、北海道のメディカルコントロールに登録して認可を得まして、初めて救急救命士としての活動ができるようになります。また、現在、訓子府支署には10名の救急救命士がおりますが、1名はまだ有資格者でそういった就業前研修は行っておりませんが、その他、救急ワークステーションでは10年未満の救急救命士の生涯研修、この研修が毎年2週間の研修が必要となります。また、10年以上経験を持つ救命士の場合は1週間の教育が必要となっております。そのほか救急救命士として各自、自己研修会だとか、いろんな研修に参加しているところでございます。そしてまた、この救急救命士が研修中で勤務に就けない場合の体制でございますけれども、現在、訓子府支署、日勤者おります。その日勤者がその勤務を穴埋めするような形で対応しているということでございます。
再質問 7番 谷口武彦
救命士の方は本当にたくさんの研修を受けてるんだなというのが今よく分かりました。今は病院でも救急救命士が働ける時代になっているということになっています。今、現場では10年という話もありましたけども、10年たってからが本当の応急処置ができる知識がつくと言われていますが、本町では30代の職員が今いなくなってしまうという現状が起きているというお話を聞いています。若い新人の皆さんが頑張っておりますし、問題はないとは思うんですが、今後の職員定数の増や定年退職、行政職に異動する場合もあると思いますし、その場合、定員の変更がある場合もあります。行政では専門職採用の場合、課長がどのポジションの人が欲しいかと町長と協議をするという話も聞いておりますし、新卒者だけではなく消防職員も経験者などを含めた適材適所の職員を採用する考えを伺いたいと思いますし、また、訓子府支署の女性専用施設、職員用も団員用もそうですけども、ほかの署にはない施設になっています。ですが最近はほかの消防署でも女性専用の化粧室や休憩室、シャワーなどの整備が進んでいます。早くから学生などは就職先と現地視察としていろいろ下見をしているという話も聞いておりますので、女性を採る男性を採るということは別としても訓子府の新しい施設をより早くPRして採用に向けて働きかけていただきたいと思いますが、考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 伊田彰
今、消防の職員の中途退職の関係でご心配されてるところかなというふうに思います。ただそういった意味では、新人3名入りますけども、残された14人の中で一定程度、齟齬そ ごのないような体制を組みながらやっていくというところかなというふうに思っております。ちょっとあまり聞き取れなかったんですけど、あまり支署長とか課長とかとはお話はする機会はないかなというふうには思ってます。一定レベルは、ある一定レベルはきちっとした体制でやってくれということで、人事権はそんな形でなるかなというふうに思ってますし、定数増というのはなかなか、今回女性の1名を採るときに1増かけてますんで、そういった意味では、先ほど来言われてますけども、せっかくの施設、1人は使ってますけど、なかなかいないというか、消防勤務が先ほど議員もおっしゃいましたけど病院の救急救命士が病院勤務が非常に増えてる。大きい病院ですけどね。増えているというのは実態としてあって、なかなかだいぶ1年も2年も前から学校とはいろいろとやり取りはしていると思うんですけども、なかなかそういう対象の方がなかなか現れない。もっと広い意味でやった方がいいかというのは含めて新卒ばかりではなくて、いろんな部分あるんで、いろんなアンテナ張りながらやっていこうかなというふうに思っております。以上です。
再質問 7番 谷口武彦
今ありました病院でも救急救命士が働いているということもありますので、訓子府消防から特に本当に救急救命士がいなくならないようにこれから訓子府町でもいろいろ考えていっていただきたいと思いますし、本当本町の子どもが一番なりたい職業は消防士さんだと言われるような組織にしていっていただきたいと思いますし、職員の給料は採用した市町で決定するということですんで、他自治体の消防局や消防組合との給料、手当の差についての考えを検討していただいて、少しでも大きく払えるのであれば、そのようにしていただきたいと思いますし、必要な人材確保、また新たな資材や車両の更新時期において、今、北見市が大変不透明な時期になっていて財政的にも不透明になっていると思いますが、北見地区消防組合の一角として本町のこれからの考えを最後にまた町長に伺いたいと思います。
答弁 町長 伊田彰
そういった意味では、わが町だけが給料うんぬんというところはなかなかできないと思うんですけども、消防職員も町職員と同じ体系で給与関係をやってますんで、そういった意味では、隣町のようなことはないけど、逆に言うと先代のときはうちの町だけ給与削減をやってたとかということは、現実的にはあり得る話なんで、そこは優遇もしないけど、地域の自賄い方式で職員と合わせてやっていくというのが実態かなというふうに思っております。そういう意味では、いろいろ車両更新等々ございますけども、きっと消防車両については、本部の車両は絶対的なものなんで、きちんと耐用年数が経過したときに必ず更新はされていくかなと思います。逆に言うと各支署の方は結構使っていただいてるというのが、走る距離が全然違うということもありますけども、そういった意味では、有事にそういった事故なり、故障なりがないような整備の体制も含めて、きっちりと安全安心を守っていきたいというふうに思ってますんで、ご理解をいただきたいと思います。