小樽市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日
(1)民泊について/(2)外国人観光客受入に関する整備ついて/(3)高島地区の観光船事業に関するコンプライアンス委員会報告に基づく是正措置等について/(4)中央バス路線のダイヤ減便について
2017年12月13日、小樽市議会の一般質問で、中村吉宏議員が「民泊について」「外国人観光客受入に関する整備ついて」「高島地区の観光船事業に関するコンプライアンス委員会報告に基づく是正措置等について」「中央バス路線のダイヤ減便について」について質問し、市長 森井秀明、総務部長 前田一信、産業港湾部長 中野弘章、建設部長 上石明、保健所次長 犬塚雅彦が答弁しました。
- 質問者
- 中村吉宏 議員
- 答弁者
- 市長 森井秀明、総務部長 前田一信、産業港湾部長 中野弘章、建設部長 上石明、保健所次長 犬塚雅彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 14番 中村吉宏
一般質問します。正確な質問、それから発言に努めますので、市長、説明員の皆様は、正確な答弁の義務をしっかり履行してください。まず、民泊について伺います。来年6月 15 日、住宅宿泊事業法が施行されます。外国人観光客が増加の傾向にある中で、2020 年開催の東京オリンピックを控える我が国において、東京に限らず、全国的に観光客の増加が予想される状況であります。訪日外国人について、2016 年は約 2,404 万人ですが、政府では 2020 年に 4,000 万人、2030 年には 6,000 万人という目標を設定しているところ、受け入れ環境の整備が課題となります。その中で、外国人宿泊施設として、家族連れ、グループで割安に宿泊ができる民泊施設は、高いニーズが期待されるところであります。また、国内では、空き家対策など建物の利活用への期待も示されております。一方で、報道等でも指摘されているいわゆる違法民泊の問題、騒音やごみ等の問題について、しっかりとした規制、対応が必要になります。住宅宿泊事業法では、民泊事業を営む人は届け出が必要と規定され、民泊事業者や管理業者、仲介業者にはさまざまな規制も法令上予定されているところです。この民泊の制度運用について伺います。法令では、届け出は都道府県へとされております。そして、保健所設置市等については、都道府県にかわって事務処理をすることができる旨規定されています。この届け出を初め当市も保健所設置市であり、民泊事業等関係行政事務を処理できることとなると思います。北海道では、札幌市を中心に周辺の保健所設置市等との連携を図り、制度運用について整備を行っていくとのことであります。そこで伺いますが、本市において、住宅宿泊事業法施行に当たり、どのような事務執行状況であるのか、伺います。まず、北海道との情報交換や制度整備に関する状況を示してください。次に、本市における整備状況について、市民や町会への説明、意見交換などは行われているのか、示してください。今後においてどのような対応が必要になるのか、条例等の整備についても示し、現在の進捗を示してください。これまで本市では、いわゆる違法民泊や、それに伴う問題などは発生していなかったのか、把握していれば、それらの数、問題の内容を示してください。また、法令に基づく民泊事業が始まったら生じる問題について、現状で課題とされているものも含め、どのように対応するのか、示してください。次に、外国人観光客受け入れに関する整備について伺います。さきに述べたとおり、政府では、訪日外国人について、2020 年に 4,000 万人を目標に掲げております。北海道でも、来道外国人が 2015 年で 208 万人、2016 年は 230 万人と急増している状況です。これまで地道な観光誘致活動を行ってきた小樽市も、外国人観光客が増加している近年、生活様式や文化の違う国から来訪される外国人観光客の方々に日本の生活様式や文化を理解していただくことは、まちとして観光客を受け入れるに当たり非常に重要な課題となってくるところであります。生活様式では、食事や入浴、トイレの利用方法、まち歩きなどについて、違う文化を持った人々に日本様式を伝え、時には日本人と同じ場で、生活を含めた環境の中で、気持ちよくこの国、このまちでの体験を楽しんでいただくことが必要であると考えます。11 月1日、市議会経済常任委員会は、委員会視察で京都市を訪問しました。日本の伝統的都市である京都市では、凝縮された日本文化を体験、観光するため、多くの外国人観光客が来訪しております。その数、2016 年度で 318 万人ということです。その京都市でも、観光客について、まちの歩き方やトイレの利用方法、飲食店の予約の無断解約をなくすなど、マナーやルールに関する内容をお伝えするための施策に大変御苦労をされているとのことでした。京都市では、トリップアドバイザーや外国人インターンシップの協力を得ながら、マナーやルールを効果的に周知するツールを用意し、その告知を行っております。本市も、トイレの使用方法など、小樽観光協会が取り組みを行っているところ、今後においてこうした取り組みが重要になるものと考えます。もちろん、来てくださる外国人の方々に規制を強いる内容になってはいけません。ただ、外国人観光客が気持ちよく市民の中に溶け込んでもらえる環境づくりを行うため、我々の生活様式、文化をしっかりお伝えしなければならないことも、受け入れ側の責任として重要な課題であります。そこで伺いますが、本市において、今認識している外国人観光客受け入れの課題について、お示しください。その課題解決に向けてどのような考えを持っているのか、示してください。また、本市では今後においてどのように取り組んでいくのか、示してください。さらに、外国人観光客の方が市内広く行動すること、経済効果を波及させるべく、外国人の方々にこの小樽で消費を活発に行ってもらえるような施策展開が必要と考えます。宿泊を伴う観光客が市内で飲食の消費をしてくださるように、花園などの繁華街を含め、飲食消費を楽しんでいただけるような環境づくりが必要であると認識しております。経済効果が見込まれる外国人観光客に対し、周知等を含め、現状本市ではどのような取り組みを行っているのか、そして今後の方針などをお示しください。次に、高島漁港区における観光船事業に関連するコンプライアンス委員会の報告に基づく是正措置等について伺います。本年8月 21 日、高島地区における観光船事業者に対する市の一連の許認可への公益目的通報、公益通報について、本市コンプライアンス委員会が報告を提出しました。その内容は、いずれも通報対象事実ありというものでした。これを受けて市は、小樽市職員倫理条例に基づき是正を行うことを示し、今定例会に一連の違反に対する是正措置案を示しております。いずれも港湾法、小樽市港湾施設管理使用条例、小樽港の分区条例等関係法令に基づいてしっかりと対応されることを求めるものであります。そこで伺いますが、これら是正措置について、いつまでに開始するのか示してください。次に、今回の一連の法令違反の許認可という誤った行政運営について、市長は、みずからの処分とともに関係職員を処分すると示しました。市長本人の処分は、内容は別にして、給与の特例に関する条例案を示しております。しかし、職員の処分についてはいまだ示しておりません。職員の処分について、いつ、どのように行うのか示してください。最後に、中央バス路線のダイヤ減便について伺います。12 月1日より冬ダイヤによる運行を開始した北海道中央バス株式会社でありますが、このたびのダイヤ改正で、これまでより減便が行われたと認識しております。市民の方々からは、通勤通学や通院など日常生活への支障が生じることに不安の声が上がっております。そこで伺いますが、今回の減便について、減便前と比較し、市内近郊都市間の便数がどのくらいの割合で減便されたのか、お示しください。また、昨年度の冬ダイヤと比べての割合もお示しください。北海道中央バス株式会社は、本市の市民の生活利便性向上のため、公共交通機関としてその責務を果たすために、昭和 18 年3月に仮営業を開始した北海道中央乗合自動車株式会社の設立以降、本市と市民に寄り添いながら事業を進めてこられた経緯があります。その前身、小樽乗合自動車合資会社は大正9年に発足されました。長い歴史の中で、市民に親しまれながら、急坂路の多い小樽で路線を縦横にめぐらし、市民の移動手段として事業を続けてこられたわけであります。その北海道中央バス株式会社が、本市の人口減少などの影響で、平成 23 年度以来市内路線の収支が赤字に転じており、経営上その収支改善を検討、実施しなければならない状況にあったものと認識しております。一方、国は、全国的な人口減少の状況に鑑み、地方都市における地域公共交通網の維持を目指し、従来交通事業者に丸投げの状態にされていた地域公共交通を持続させる責務を地方公共団体に負わせる旨の法改正が行われたところ、同社からも本市に対し、公共交通維持のための協議の場を設けてほしいという要望が何度となく行われていた状況が確認できます。本年7月6日、建設常任委員会に示された資料では、以前より北海道中央バス株式会社から小樽市に対し、地域公共交通網形成計画策定に向けた法定協議会設立の要請が再三にわたり行われており、昨年8月 23 日には、中央バス社長と森井市長の直接対談が行われた旨記されております。その対談では、一向に進まない本市における法定協議会の早期設立に向けて、市長の積極的な取り組みを求められたとのこと。同社では、この点について市長より、協議会の準備は進んでいると思っていたが、進んでいなかった、これを機に進める旨の回答があったとされています。さらに、この対談では、同社社長より、ふれあいパス事業の事業者負担解消の進展についても積極的な対応をすることも求められておりましたが、この点に市長は何も示さなかったとのことであります。この対談以降、本市で何も進展がないため、同社より確認のため、本年1月 19 日、2回目のトップ会談を行った際、市長は同社社長に対し、法定協議会が進まない理由は、協議会での決定事項を経営としてやりたくない案件であっても受け入れるという中央バスの同意・確約の返答がないからであり、バス路線の維持は事業者の経営問題、民間企業の経営判断であり、市長はバス会社の経営者ではないので、市民要望を伝えることしかできないと発言し、同社からは市長に、自治体としての役割の認識がないという認識を持たれています。2回目の対談後、同社では、市に市内バス路線維持に向けた主体的取り組み姿勢が見られないため、同社が民間事業者として重大な判断が必要となる可能性が高い、つまり事業継続について独自の経営判断を行わざるを得ない可能性があるという予見のもと、3回にわたる質問文書による確認が行われました。その内容は、双方の同席者がいる中で、1回目のトップ対談の際、経営事項としてやりたくない案件でも受け入れるという事業者の同意・確約がないという市長の発言の点について、同社はそもそもそのような同意や確約を求められていないと、その発言の真意を問われております。これについて市長は、そんなことは言っていないと否定、そのほか公共交通の現状認識や維持に向けた具体策、法定協議会の早期設立を求められている中、市からの返答は抽象的であり、法定協議会の設立時期が明示されなかったと記されております。また、1回目の対談で、同社社長が求められていたふれあいパス事業の事業者負担解消の進展についての積極的な対応には、議会において市長が認識をしていなかったことにより、後に言及問題が発生し、以降、北海道中央バス株式会社と市長との信頼関係が破綻する結果となりました。本年6月 22 日付の北海道中央バス株式会社より小樽市長宛てに送付された北中バス本総発第 17 号という公式文書では、最後の項で、当社は、小樽市に本社を置く会社として長年市政に協力をしてきたと自負している、できる限りの協力は惜しまないという方針で協議してきたが、時間ばかり経過する、この間、事業改善やサービス向上も行ってきたが、いずれも収支改善につながるものではないとして、今後は民間企業としてでき得る小樽市内バス路線の改廃等抜本的な見直しを速やかに進めざるを得ないと考える、そして、実施の際には市の関係部局に通知するというものです。これまでの市長の対応による関係破綻が招いたいわば当然の帰結であり、民間事業者が経営を考える上で当然の考え方であります。この文書の最後に、当社の見解を取りまとめたので、異議などがあれば返答願いたい旨の記述があります。伺います。市長は、公共交通について、行政としての役割をどのように認識しているのでしょうか。特に事業者が民間企業の活動の中で行っているものだから、問題解決も全て事業者が行うべきであり、行政は市民ニーズを伝えるだけという認識なのでしょうか。そうでなければ、どのような認識を持っているのか、答えてください。この北海道中央バス株式会社の文書を受けて、市内バス路線の減便や廃止などが行われる可能性が高いことは容易に認識できるものであります。市長及び本市関係部署では、この文書を受けてそのような認識があったのか、示してください。この文書の前に北海道中央バス株式会社から3回の質問書が送付され、内容はともかく、市はそれに対し回答書を送付しています。この最後の文書に対し本市からは回答は行われたのか、示してください。回答されたのであれば、どのような内容だったのか示してください。もし何も行われていないのであれば、このような市民生活に大きな影響を与える内容について、市として何もしなかった理由を示してください。本市と北海道中央バス株式会社の関係破綻の状況は、今述べたほか、本年第3回定例会における議論経過からも明らかであります。この関係改善、修復に向けて、第3回定例会の市長の答弁では、北海道中央バス株式会社社長にお会いする機会を設けるとのことでした。その後どのような対応を行ったのか、伺います。まず、社長に面会をする機会の設定について、行動したのでしょうか。したのなら、面会を求めるに当たり何と言って面会を求めたのか、同社社長にお会いすることはできたのか。できたとすれば、どのようなお話をされたのか、できなかったとすれば、どんな理由か、そして今後どうするのか、明確にお答えください。いずれにせよ今回の減便については、市長の事業者に対する一連の対応の失敗に端を発しております。早い時期に法定協議会の設立を目指し、その時点で設立の時期を示し、それに向けて各事業者への情報提供や準備会合などを行うことで、事業者と信頼関係を構築しながら、しっかりとした協議会を設立できたものであります。このような行動をとらず、事業者からの要望に応えてこなかった市長の責任は極めて重いものであります。市長の失政の結果、市民の交通の利便性は縮小することになりました。市民の間には不安や怒りが広がっております。この結果に対する責任を市長としてどのようにとる考えなのか、示してください。そして、市民にとって肝心なのは今後のことです。市としては、今回の減便を受けて、北海道中央バス株式会社に対し今後どのような対応を求めていくのか、示してください。また、今後さらなる減便が行われることや、路線廃止などの対応が行われることはないのか、示してください。以上、再質問を留保して質問を終わります。(拍手)
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
中村吉宏議員の御質問にお答えいたします。初めに、民泊について御質問がありました。まず、これまでの北海道との情報交換や制度整備に関する状況につきましては、本年6月 16 日に住宅宿泊事業法が公布されて以降、北海道が開催した住宅宿泊事業法に基づく条例に関する有識者会議や道と保健所設置市で構成する事務連絡会議に出席し、住宅宿泊事業法の概要や道の条例制定の考え方、さらには他の保健所設置市の対応状況等について、情報交換を行ってまいりました。また、10 月 30 日に、道主催の第3回有識者会議において、道の条例による民泊の営業を制限できる区域等についての考え方が示されるとともに、12 月中に実施する予定の条例案のパブリックコメントに向けて、道内全市町村に対して制限区域の希望の有無について照会があり、本市としましては、北海道から示された制限区域の枠組みに沿って、小・中学校周辺と住居専用地域等の区域について、家主居住型を除く民泊の日数制限を希望することといたしました。このたびの道の条例において民泊の営業を制限できる区域を希望した理由は、家主不在型の民泊で不特定多数の人が出入りすることによる生活環境の悪化を防ぐためであり、現時点で実際の影響の大きさを推しはかることはできませんが、市民の生活環境を守る観点から、道条例の枠組みに沿って制限を設けることが適当であると考えたことからであります。次に、民泊に関する市民や町会への説明、意見交換などの実施状況につきましては、現在、北海道が条例案作成に向けて準備を進めている段階でありますので、本市が独自に市民や町会への説明などは行っておりません。次に、今後における条例等の整備を含めた対応につきましては、これまで北海道が開催する有識者会議や事務連絡会議に出席し、道や他の保健所設置市と連携を図りながら、道が進める全道一律の制限区域の枠組みづくりについて協議をしてきた経過を踏まえ、現時点では、本市が独自の条例制定や民泊営業の届け出受理などの事務代行を行わず、道条例の制限区域の枠組みに基づいて運用することといたしました。ただし、今後、道条例による運用で不都合が生じた場合については、市の独自条例の制定についても検討してまいりたいと考えております。次に、本市におけるこれまでの違法民泊やそれに伴う問題などにつきましては、現在、民泊の届け出等を規定する住宅宿泊事業法は未施行でありますので、旅館業法の無許可施設数をもとにお答えいたします。本年 11 月 20 日現在で、本市において民泊として紹介サイトに掲載されている施設は 83 軒あります。また、そのうち 11 施設から苦情が寄せられており、主な苦情の内容といたしましては、延べ数となりますが、ごみの出し方に関するものが4件、騒音に関するものが4件、外国人の出入りがあり、不安を感じているものが5件となっております。次に、法令に基づく民泊事業開始後の問題や課題等への対応につきましては、民泊営業の届け出の有無や営業日数などにより、住宅宿泊事業法に基づき処理すべき問題と、旅館業法に基づき処理すべき問題に分かれることになります。基本的には、住宅宿泊事業法に基づき届け出のある民泊に関する問題等については北海道が対応し、無届けの民泊に関する問題等については、旅館業法に基づき保健所が対応することとなります。いずれにいたしましても、北海道と緊密に連携をとりながら適切な対応をしてまいりたいと考えております。次に、外国人観光客受け入れについて御質問がありました。まず、現状認識している課題につきましては、これまでのところ、観光協会や観光関連事業者等からは、マナーやルール違反などによる大きなトラブルについては聞いておりませんが、平成 27・28 年度の小樽市まちなか観光にぎわいづくり調査の外国人観光客動態調査では、外国語を話せる人が少ない、案内看板や交通機関等の利用方法の掲示が不足しているなどの御意見をいただいており、これらが外国人観光客受け入れの主な課題と認識をしております。また、これらの課題については、好調にふえ続ける本市への外国人観光客の満足度をより高めていくため、解決に向け、観光協会や観光事業者からの情報収集に努めつつ、順次取り組みを進めていく必要があるものと考えております。次に、今後の外国人観光客受け入れの取り組みにつきましては、観光協会で年間 20 回程度開催している観光関連事業者向けの英語や中国語などの語学研修及び北後志6市町村で連携したインバウンド受け入れ研修を継続して実施するとともに、案内看板の整備、小樽商科大学や市内金融機関等と連携した小樽運河や中心市街地以外の観光スポットの紹介、両替・決済システムの周知など、外国人観光客が本市滞在中に必要とする情報提供の拡充に努めてまいりたいと考えております。また、世界各国に現地語サーバーを持つウエブサイトを活用した本市観光の宣伝や、ルール、マナー等の周知、多言語音声翻訳アプリの活用、手荷物預かり等による手ぶら観光の推進などについては、先進事例を参考に取り組みを進めてまいりたいと考えております。次に、外国人観光客の本市における消費の拡大に向けた取り組みにつきましては、今年度から英語版小樽観光ガイドマップを作成し、外国人観光客に向け、観光施設や店舗の所在地のみならず、営業内容、Wi-Fi や多言語メニューの有無などの詳細な情報発信を行っております。また、観光協会が作成している小樽ナイトマップでは外国人ウエルカムのマーク表示を導入し、市内における外国人観光客の回遊性を高める取り組みをしております。今後は、夜間観光に対するニーズが高い外国人観光客に向け、現地語サーバーを有するウエブサイトやSNSにより情報を発信するとともに、市内宿泊施設等と連携して、繁華街や飲食店エリアの紹介に努めるなど、より具体的で実効性の高い情報提供を目指す必要があるものと考えております。次に、高島漁港区の観光船事業に関するコンプライアンス委員会報告に基づく是正措置等について、御質問がありました。まず、是正措置を開始する時期につきましては、今定例会における御意見等を踏まえた上で、事業者への手続を進めることとしておりますので、今定例会終了後の来年1月中旬ごろには開始してまいりたいと考えております。次に、職員の処分につきましては、いわゆる一事不再理の原則がありますので、観光船事業に係る建築物に対する是正措置を行った後、市に損害賠償義務が発生するかどうかを見定める必要があり、その上で速やかに職員分限懲戒審査委員会に諮問し、その答申を受けて、懲戒処分や訓告などの措置を決定したいと考えております。次に、中央バスのダイヤ減便について御質問がありました。まず減便の割合につきましては、減便前と比較いたしますと、市内線については、平日では約 18%、土曜、日曜などの平日以外では約 19%、市内発着の都市間バスの高速おたる号においては、平日では約14%、平日以外では約 15%の減便となっております。また、昨年度の冬ダイヤと比較すると、市内線においては、平日では約 19%、平日以外では約 22%、市内発着の都市間バスの高速おたる号において、平日では約 14%、平日以外では約 15%の減便となっております。なお、近郊の路線については、削減前、昨年度の冬ダイヤともに減便はありません。次に、公共交通の認識につきましては、平成 25 年 12 月に交通政策基本法が制定され、平成 26 年 11月には地域公共交通の活性化及び再生に関する法律が一部改正となり、行政が主体的に交通政策基本法を踏まえた地域公共交通の目指すべき方向性の明確化、まちづくり等の地域戦略と一体となった総合的な地域公共交通ネットワークの形成や再編の実効性を確保する仕組みづくりを、関係機関と連携を図り取り組まなければならないものと認識しております。次に、減便や廃止などが行われる可能性の認識につきましては、このたびの減便については、これまでも利用者の減少により市内バス路線の減便を行っており、現状において市内路線バスの収支改善が図られず悪化していること、また、新たな問題として乗務員不足が発生していることも聞いておりましたので、市内路線バスの収支改善を図るために、一定規模の減便をする可能性があるものと認識しておりました。次に、6月 22 日付の中央バスからの文書に対する本市からの回答につきましては、これまでに銭函地区でのアンケート調査や利用実態調査、北海道運輸局へのセミナー開催の働きかけなど、法定協議会設立に向けた準備をしたところであり、設立の準備にめどがついたことから、平成 29 年 11 月 29 日付で、法定協議会設立や地域公共交通の認識、本市定例会での発言などを記載するとともに、できるだけ早い時期にお会いしたいことを文書にてお伝えしたところであります。次に、社長との面会につきましては、平成 29 年 10 月6日に中央バスの小樽事業部に面会の日程調整のため電話をしたところ、担当者が不在であり、改めて 10 月 10 日に電話で面会の要請を行いましたが、これまでの文書について整理ができていないとのことから、現在、面会することはかなっておりません。その後、法定協議会設立の準備にめどがついたことから、今後において私の真意を直接お伝えしたいと考えており、できるだけ早い時期にお会いしたい旨を 11 月 29 日付の文書においてお伝えしたところであります。次に、今回のダイヤ減便に対する責任につきましては、今回のダイヤ減便は、利用者の減少により路線バスの収支が悪化しており、収支改善を図ることや、新たな問題として乗務員が不足していることにより、バス事業者の経営上の判断で減便したものと認識しております。しかしながら、市民の皆様の移動手段として路線バスは重要なものであることから、私としては、現在、本市にふさわしい持続可能な公共交通ネットワークの再構築の実現に向けてリーダーシップを発揮し、バス事業者を初め市民の皆様と連携を図りながら取り組むことが私の責任と考えております。次に、今回の減便を受けて、中央バスに対し今後どのような対応を求めていくのかにつきましては、地域公共交通の維持のため、市内バス路線の収支改善や乗務員の確保に向けて取り組んでいただけるようお願いするとともに、本市にふさわしい持続可能な地域公共交通網の形成が図られるよう、法定協議会を通じて施策の検討を進めてまいりたいと考えております。次に、今後のさらなる減便や路線廃止などの可能性につきましては、今後につきましても、利用者の減少や乗務員の不足によりこれまで以上に経営が悪化した場合、さらなる便数の見直しが行われる可能性があるものと考えられますが、市民の皆様の移動手段として路線バスは重要なものであることから、法定協議会を通じ、本市にふさわしい持続可能な公共交通ネットワークの再構築に向けて取り組んでまいりたいと考えております。(「議長、14 番」と呼ぶ者あり)
再質問 14番 中村吉宏
再質問させていただきます。まず、民泊に関連してですけれども、いろいろな問題が出ている状況を確認しました。それで、市民の方や町会への説明などということは行われていないのかということなのですが、道の条例等の整備の途中で、まだ説明を行っていないということなのですけれども、先ほど答弁の中にもありましたが、ごみ問題ですとか、騒音の問題ですとか、外国人がいきなり居住地域にいてびっくりしたというような話があるという中で、住民の方は不安に思っているのではないかと思っているのですよ、市民の方たちが。こういうものについて、今、道が条例を進めていて、市がどうしていくのかということも含めての説明という機会はやはり必要なのではないかと思うのですけれども、今後においてそういうことをやっていただきたいといますが、いかがでしょうか。これは1点目ですね。そして、条例の制定については、今、道が検討していると、そういう御答弁で、必要があれば小樽市も条例の制定を検討するというようなお話だったかと思いますが、現実に北海道の対応といいますか取り組みの中で、これはどのレベルまで協議したのか、一応形式的なお話は伺いましたけれども、今、道議会でも、自民党の道民会議で第3回定例会で質問を上げまして、民泊に関しては道も条例を整備していくと。そして、保健所設置市とも連携してというお話も出ている中で、当然に小樽市も、これは道と情報連携しながら、小樽特有の問題も含めて条例の制定というのをしっかりと進め、規制するべきものは規制していく。市の所管をどうしていくのかということもあわせて、もう進めなければならない時期ではないかと思うのですけれども、しっかりもう一度よく考えていただきたいと思いますが、この点を含めてもう一回答弁いただきたいと思います。それから、ほかは、1項目めは予算特別委員会等でもまたやっていきますが。外国人観光客受け入れに関連してですけれども、今答弁いただいた内容ですと、小樽市が今問題意識を持たれているのは、外国語を話せるスタッフの人がいないですとか、案内表示の看板がないですとか、そういうようなものが挙がっている。これは恐らく、外国人の方がこの小樽を観光される際の不便さという観点かなというふうに思います。視点は逆で、小樽市の市民の方たちと、それから外国人観光客の方、視点は逆でというか、双方的な視点といいますか、こういう視点において、まちの中でどれだけ外国人を小樽は受け入れていけるのかというような観点で物を考えなければならない。先ほどの本質問の中でも、いろいろと文化や生活習慣の話をしました。現に、先ほど民泊の御答弁の中で、住民からの問題提起の中で、外国人が住宅の周りにいる、びっくりした、何でだろうというようなこともありました。また、テレビなどで私も拝見はしますけれども、やはり大勢の外国人の方が、違法民泊を含めたいわゆる旅館業法上の届け出がない施設の中で、騒音というか、騒ぎ過ぎて騒音問題を起こしたりというようなことも発生しているという状況の中で、これから小樽にいらっしゃっていただく外国人の方にどういうまち歩きの仕方をしたらいいですとか、それから、先ほどレストランのいわゆるドタキャン、無断キャンセル、こういった問題もありますけれども、こういった問題については、特に中華圏の方でしたら、自分の楽しみを優先させるので、たくさんのレストランに一度に予約をする、それで、特に解約のお電話はしないで、自分が行きたいと思うところに行く、そういう習慣があるのだということも、これもヒアリングしていく中で判明していくわけなのですよ。だから、こういう観点から、いや、日本はそうではないのだよ、一度予約したお店はしっかり準備して皆さんを待っているのだから、もし使わなかったら一報連絡してくださいねというようなところも、意思疎通、わかり合えるような、そういう対応が今後において必要なのではないですかという提言をさせてもらったわけであります。この点について、市ではどういう取り組み、何かされるのかということなので、御答弁いただきたいと思います。そして、もう1点、観光の件ですが、やはり繁華街へ外国の方をもっと御案内して、市民に対する経済効果を考えていただきたいということなのですけれども、具体的にホテルや旅館に情報を提供しながらも、具体的に外国の方にお店等の紹介をしたいということなのですが、具体的にというのはどういうことを指しているのか。今、小樽では、観光協会が小樽ナイトマップというのをつくって、日本人向けの夜の小樽の楽しみ方というガイドマップをつくっていますが、そういうものの外国語版を市がしっかりつくっていくのか、何かそういう手当てをしていくのかというところを具体的にお知らせいただきたいと思います。先ほど、いろいろ表記も英語というお話がありましたけれども、今一番多い方は中国、中華圏の方の観光客が多いようですし、続いて韓国ですかね。済みません、情報が正確ではないですけれども、韓国の外国人の方も多くなっているという中で、英語だけではなくて、中国語やハングル、韓国語対応のそういった表記というのも今後必要になるのではないかと思います。具体的にというところを、こういった観点も含めてお答えいただければと思います。それから、高島漁港区の観光船事業に関するコンプライアンス委員会の件ですけれども、一つ是正措置についていつまでに開始するのか、今定例会が終わって1月ということは確認しました。その次、職員の方の処分について市長どうするのですかとお伺いしましたけれども、一事不再理というのはどういうことなのでしょうね。本来、今回のコンプライアンス委員会の報告に基づいて市の行った許認可が条例違反だと。その条例違反の手続を行ったことについて処分をすべきではないのでしょうかね。その後、何か訴訟が起こるかもしれないとか、事後的なというか、後から出てくるまだ不確定な要素を巻き込んで一事不再理という話にはならないと思うのですよ。訴訟は訴訟でしょう。市の行った結果。しかも、損害賠償が云々と言っていますけれども、そういうことが起こるかどうかもわからないし、是正内容がわからない中で、そういう話にはならないのではないかと思います。ここで区切りをつけなければならないのは、今回通報対象事実ありとされました条例違反です。これについて、市が行ってきた行政執行が不適切だったということについての責任をしっかりとるというところでよろしいのではないでしょうかね。もう一回認識をお答えください。私は不可解でなりません。それから、中央バスの減便についてですけれども、いろいろ調べていく中で、本当に、私の個人的なこれは一つ感想ですが、中央バスは随分かわいそうだなというふうに思いました。法定協議会がもっと早い段階で設立されていれば、その協議の中で、いろいろな市内路線の対応、あるいは減便の便数ももっと減らせたのではないかなというふうに私は思うところであります。余りにも対応が遅過ぎる。6月 22 日に中央バスがこちらに送付してきた書類に対して、市長は 11 月 29 日にお返事しましたと、そういうことですよね、先ほどの答弁の内容だと。11 月 29 日に6月 22 日の中央バスからの書簡に対しての返信をしたという御答弁だったかと思いますけれども、余りにも対応が遅過ぎないでしょうか。それで、中央バスがダイヤ改正をするのであれば、12 月1日からのダイヤ改正で、この減便というのも、もう少ししっかりと中央バスと市長、それから関係部署が対話をして、市民のために何とか、あと中央バスのために何かできることはないのか、そういう実のある議論を早い段階で行われてきたならば、もう少しこの減便の率というのが減らせたのではないか、あるいは回避できたのではないかというふうに考えます。少なくとも6月 22 日の中央バスからの文書に対して、もう少し何とかなりませんかというような対応は一切なかったということですよね。その間、中央バスの社長との話もまだできていないということですから。もう一度伺いますけれども、私は本質問の中で、中央バスとの協議、対応の不手際、市長の失政という言葉を使って責任を問いますという話をしました。この中央バスとの対応について、どうしてここまで放置をしてしまったのかというのが一つ。関係改善を早くしてほしいと思います、市民のために。そのためにやらなければならないことは何なのか、そして、そのやらなければならないことをいつまでにやるのか。これは市民にとって、今後の小樽市内路線バスの非常に重要な問題になってくると思うので、お答えいただきたいと思います。それから、中央バスが今後どのような対応を求めていくのか、あるいは路線廃止が今後行われるのではないか、また減便や廃止路線なんかが出てくるのではないか、こういう懸念があります。市民の方たちも非常に不安に思っていますよ。今でさえ不便さを訴えていますから、皆さん。いただいた御答弁では、さらなる減便の可能性は認識されていますと、法定協議会を通じてネットワークの再構築云々と言っていますけれども、果たしてそういうことだけでできるのかなと。今一番肝心なのは、先ほどの再質問の中身とかぶるかもしれませんけれども、市長が中央バスにしっかりとした関係性の再構築をするところなのではないでしょうか。ネットワークの再構築の前に。これについてまず伺いたいのが一つ。それと、小樽市民にとって中央バスというのは、本当に生活の足という言葉を私たちは使いますけれども、みんな小樽市民はこの中央バスのおかげでいろいろと移動できているのです、まちの中。きょうもそうですが、この雪の多い小樽のまちの中で、私もバスには大変お世話になりましたよ。子供のころは親に手を引かれて、最上町から中心市街地にバスで移動しました。高校のときにはバス通学させてもらいました。毎日きちんと走ってくださって、我々の生活を守ってくれているのですよ。中央バスのおかげで私は高校へ行けた、きちんと通学できたと言っても過言ではないくらいだと思います。市長は小樽出身の方ではないですよね。恵庭市でしたか、北広島市でしたか、ごめんなさい、失念しましたけれども、この急坂路が多い小樽で、我々市民にとって非常に重要な移動手段なのです、バス。そして、それを守ってくれていた中央バス、そういう思いがあるのですよ。そういう思いの中で、今までの歴史的な市政の中で、小樽市と中央バスは互いに相互補完、協力関係を築きながらやってきたという歴史もあるのですよ。そういう認識の中で、もし同じ思いを共有できる市長であれば、もう少し血の通った答弁が返ってくるものだと私は思うのです。だから、例えばこの減便、もう終わってしまったものは取り返しがつかないですけれども、今後において減便が少しでも少なくなるように、中央バスと協力関係をしっかりと再構築しながら市民の皆さんの足を守っていきたいと、そういう答弁はできないのでしょうかね。これを最後に伺いたいと思いますが、小樽の市民が必要としているという観点のバス路線に対するニーズ、そして今申し上げたように、市長の血の通った答弁ができないのかというところを含めて、御答弁をもう一度いただきたいと思います。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
中村吉宏議員の再質問にお答えいたします。私が答弁したこと以外におきましては、各担当より答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。私からは、最後の御質問について答弁させていただきたいと思います。減便や、また路線廃止などの可能性についての御質問があった中で、血の通ったお話をきちんと言うべきではないかというお話であったかというふうに思います。中村吉宏議員からもお話がありましたように、私としても、中央バスとの関係性をしっかりと再構築して、今後において、法定協議会を通して減便や路線廃止ということにさらになっていくのではなくて、持続可能な公共交通のネットワークを、市民の皆様にとって活用しやすい環境づくりに向けて、市も、私自身ももちろんそうですけれども、一緒になって構築していきたいと思っているところでございます。(「あなたが頭下げてお願いする立場なんですよ」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)
答弁 総務部長 前田一信(総務部長は2018年2月まで)
私からは3点お答えさせていただきます。最初に民泊の関係ですけれども、1点目は、町会の方とか、市民の方とか、そういった方たちに民泊の関係について不安に思ったりしているでしょうから、説明すべきではないかという、そういったお話でございました。これにつきましては、先ほど来御説明しておりますが、現在、北海道の条例の枠組みに基づいて対応していこうということで考えてございますが、今、北海道は、この条例を作成すべく策定中ということでございますので、もう少しこの条例の内容がきちんと固まってきて中身が見えてから、住民の方にも説明してまいりたいというふうに考えてございます。それから2点目ですけれども、民泊について所管をしっかりと決めるべきではないかということだったと思いますが、こちらにつきましても、現在、庁内では関係部局で打ち合わせを行っておりまして、かなりいろいろ詰めてきておりますので、一定程度方向性が見えてきておりますけれども、できるだけ早く所管を決めて対応してまいりたいというふうに考えてございます。それから、3点目は分区条例違反の関係ですけれども、こちらは職員の処分の問題ですが、こちらにつきましては一事不再理ということでお話ししておりますけれども、これは実は顧問弁護士にも確認してございまして、この分区条例違反で職員を処分するに当たって、条例違反でもし何も、損害賠償が起きるかどうか実際わかりませんが、万が一、これは仮定の話になりますけれども、損害賠償が起きたという場合と、それから起きていないという場合で考えますと、損害賠償が起きない段階で、何もわからずにすぐに処分してしまいますと、同一事案については重ねて処分できないということですので、そういったことでいいますと、一定程度例えば是正策を行って、その推移を見て、損害賠償があるのかどうかというのを確認した上でなければ、一つの事案について重ねて処分できないという一事不再理の問題がございますので、それでその推移を見てから処分をするというのが適切ではないかというふうに考えているところでございます。(発言する者あり)(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 産業港湾部長 中野弘章(産業港湾部長は2018年2月まで)
中村吉宏議員の再質問にお答えいたします。私からは、外国人観光客受け入れの関係で、3点目の質問と4点目の質問についてお答えしたいと思います。まず3点目の質問でございますけれども、受け入れに関しましてマナーの問題ということで、視察のときの京都市の資料などもいただきましたので、ありがとうございました。京都市と比較いたしますと、京都市ですと宿泊延べ数だけでも 2,000 万人を超えるようなまちで、小樽市だと延べ数でも 80 万人、90万人で、そういったような違いはあるのですけれども、やはり京都でマナーの問題が一番重要視されるというのは、最初に来る日本というところもあるのかなというふうには分析しているところでございます。ただ、先ほど議員から指摘がございましたとおり、民泊の問題が出てくると、やはりマナーの問題というのは小樽でも非常に重要な問題だと考えておりますので、その辺につきましては、民泊につきましては、保健所と連携しながら対応していきたいと思っておりますし、また、今後、一般の観光客についてもそのようなマナーの問題、出てこないのが一番いいことなのですけれども、観光協会と連携しながら対応していきたいと考えているところでございます。それから、繁華街への外国人観光客の誘客につきましては、議員も観光協会のを引用されているので、よく御存じだったので、そういう質問をされたのかなと思うのですけれども、「もっともっとおたる」、一番メーンとなる観光ガイドですが、その英語化というのは、まずはやはり英語が一番よく使えるだろうということで、英語をまずしたところでございます。それから、中の地図につきましては、御承知だと思うのですけれども、中国語の繁体、簡体、ハングル、それから英語とタイ語に対応しているところでございます。それから、繁華街への誘導ということで、HANAMACHIのマップのこともお話しいただきましたけれども、今回、日本語なのですが、外国人対応できるようなバッジのサインをつけたところでございます。ですから、なかなか一気にはできない部分はございますけれども、一歩ずつまた取り組んでいきたいと思っておりますし、本答弁の中でも御紹介したような商大の言語センターとの連携でつくっているマップなんかも活用しながら、少しでもニーズに応えられるように今後も取り組んでいきたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 建設部長 上石明(建設部長は2019年2月まで)
中村吉宏議員の再質問にお答えいたします。まず減便についてですが、6月の文書から、11 月 29 日に文書を出させていただきました。その間、放置して何もしていなかったのかということですが、今回、中央バスとのやりとりの中で、問題が、法定協議会の関係とふれあいパスの関係がありました。文書をいただいた以降、ふれあいパスは、福祉部が動きましていろいろ調整を図ってまいりました。また私ども建設部としては、法定協議会について、第3回定例会の中で一応 11 月に設立をするという形は報告させていただきました。その間、夏は銭函のアンケート等の調査を図りながら、先ほど市長から答弁がありましたけれども、セミナー等を開催して、これまで準備を進めてまいりました。そういったものがやはりないと、中央バスからいろいろこれまで要請といいますか、お願いがあった部分は、なかなかクリアされていなかったと。そういったものをある程度私どもとしてお示しをしたかったと。そういったところで回答したいということもありましたので、少し遅くはなったと。ただ、確かに、期間が少し長くあいたことに関しては、申しわけないというふうに考えております。また、関係改善することといいまして、中村吉宏議員もおっしゃったとおり、中央バスとの関係改善というのが我々としても重要と思っておりますので、確かに市内の路線を維持するためには、では新たな企業が担えるのかというのは、現実的にそれはないと思っております。これからもやはり中央バスに担っていただく中で、ただ、経営が、人口減少で利用者が減っていく中で、確かに今維持することが大変なので、そういった中で、協議会の中で、どういった取り組みができるのかにつきまして一緒に検討していきたいと。その中で、先ほど御質問の中でいつまでというのはあったのですけれども、これにつきましては、今ここでいつまでとははっきりお答えはできませんが、我々としては、早期にこれから計画をつくって、市民の皆さんの足を確保していかないといけませんので、早急に改善を図ってまいりたいというふうに考えております。(「誤解させたのは市長ですよ」と呼ぶ者あり)繰り返しになりますけれども、今一番大事なのは、中央バスとの関係性の再構築ではないかという御質問でしたが、そのとおりだと考えております。やはり今、協議会を設立して、これから計画を作成いたしますけれども、市内路線バスの部分につきましては、中央バスの力なくして維持はできないと思っております。ただ、現実的に、中央バスの民間としての維持というのは、先ほど答弁させていただいたとおり、利用者が減っている中でなかなか本当に現実的に難しいと考えております。そういったものも含めて、民間事業者に任せ切りではなくて、協議会の中でしっかり我々がかじ取りをしながら進めてまいりたいと考えております。(「議長、14 番」と呼ぶ者あり)
再々質問 14番 中村吉宏
再々質問をさせていただきます。まず、民泊の条例の件ですけれども、先ほど私が伺ったのは、道議会でも条例をつくって、保健所設置市とも連携をしてということは、保健所設置市にも、恐らく条例の制定なり制度整備、事務の執行等々のことというのを求めてくるであろうと。それを想定して、先回りして、いろいろと整備をしていかないのですかという質問をしたつもりだったのですが、もし伝わらなかったら申しわけない、もう一度その点について示してください。それと、町会や市民に対しての意見交換とか説明を行っていかないのかというところですけれども、今、道の条例が制定云々ということよりも、小樽市が今、旅館業法に基づいた届け出のないいわゆる違法民泊について把握もしている、ネットで何件あるというのを把握しているけれども、なかなか追いかけられないみたいなお話をされていたではないですか。でも、そういうものに関して、連合町会とか町会と情報連携していく中で、今の途中経過を示しながら民泊の状況が違法であるということも示して、そうすることによって、通報ですとか情報提供、そういったことも期待できるのではないですか。今からそういうことを始めていかないと、後からだとどんどん民泊だけふえていって、情報の提供が後手に回るということになるのではないですか。そういうことを懸念しているのです。その点を踏まえてもう一回答弁ください。それから、外国人観光客の受け入れの件は、産業港湾部長からいろいろ御答弁をいただきまして、これは経済常任委員会で質問させていただきます。それと、高島漁港区の観光船事業に関して、これは総務部長の先ほどおっしゃった一事不再理という発想ですけれども、何かやはりおかしいなと思うのですね。一事不再理ということ、そういう効果は、裁判上の効果というのは働くけれども、どうなのですかね。行政法上も、分限処分あるいは懲戒処分を行う際に、こういう一事不再理というのは本当に働くのかというのがまず1点。それから、今回の件にもし一事不再理という効力があったとしても、今回の件に関しては、先ほども言いましたけれども、条例違反に基づいた行政運営を行ってきたことに対しての処分なわけであって、事後に起こるかどうかわからない訴訟までひっくるめて責任を問うということ自体おかしくないですか。逆に言うと、そこまで責任を問うのかというのを伺いたいですね。それともう一点言わせていただきますと、仮定の話ですよ。先方がどういう訴訟を起こしてくるかわかりません。国家賠償法に基づく損害賠償請求をしてくるのか、行政事件訴訟法に基づく取り消しの手続のさらに取り消しを求めてくるのか、どういう出方をしてくるかわからないですし、しかも、その両方を訴えないとしても、訴訟を提起できる期間、除斥期間とか、それから時効的なものもありますよ。除斥期間が何年だったか失念しましたけれども、例えば3年、5年、10 年、裁判を起こせる権利がある期間があったとしたら、職員の方の処分、例えば 10 年後に訴訟が起こされたら、職員の方たちの処分をするのは 10 年後まで待つのですか。そういうことになるのです。今あったことについての今の責任をしっかりと問うて、その後のことは後のことで、しっかりと市政の中で責任を持った行動で消化をしていくというのが筋だと思いますけれども、違いますか、答弁をしてください。それから、中央バスの減便の件ですが、先ほど建設部長がいろいろと御答弁をくれました。6月 22日付の中央バスからいただいている文書については、市長宛てなのですね。先方も、中央バスの社長から市長へというお話だったと思います。そういう内容だったと思います。これは本来であれば、市長が市長名で早いうちに文書をしっかりと出して、何らかの、市としての、そして市の責任者としての市長の見解なりそういったものを伝えるべきだったのではないですかというお話なのですよ。事務レベル、事務手続の流れの中で、事務レベルでいろいろ事が進んでいるのは私も把握していますし、ふれあいパスを含めて、そういうことを聞いているのではないのです。責任者対責任者の問題で、その責任が果たされていないのですよ、小樽市側の、市長の。その点についてどうなのですかということを伺っています。通常、ビジネスの世界だとおかしいのですよね。相手から来た書類を半年も放っておくなんていうことはないですし、ましてや、書面の内容に書かれていることは、減便や、それから路線廃止、こういったことも含めて経営改善したいのだと、非常に重要なことが書かれているわけですよ。これをそのままやられたら市民にとってはたまらないのです。便数を減らされたら朝の通勤も大変ですし、高齢の方を含めて、日中の通院の時間帯の利用も物すごく不便になる。こういうことをしっかりと念頭に置いてやりとりをしてほしいと思うのですけれども、できていない。これについて、どうしてなのかということを私は伺っているのです。これは恐らく建設部長の御答弁される世界ではないと思うのですが、責任者の方が責任者として仕事をしていないということですから、これについての見解をいただきたいと思います。
答弁 総務部長 前田一信(総務部長は2018年2月まで)
私からは2点お答えさせていただきます。まず1点目の民泊の関係で、独自条例を先回りをしてでもつくるべきではないかというお話だったかと思いますけれども、そのことにつきましては、もともと民泊法に基づく条例制定というのは、規制をするのが主眼ということではないというふうに聞いてございますし、それからまたもう一つは、やはり初めてのことでございますので、どういったことを規制していくかということは、もう少し情報を確認していかないと、いわゆる独自条例をつくるという中では情報不足ということもございます。それで、先ほど来お話ししておりますように、道条例ができて、そういった大枠が見えた段階で、そういったものを参考にしながら、必要があるのかどうかということを見きわめていきたいというふうに考えてございます。(発言する者あり)それからもう1点は、一事不再理の関係で、職員の処分の関係でお話がございましたけれども、こちらにつきましては、先ほどもお答えしましたが、顧問弁護士にも確認してございまして、この点については、今回の処分に当たって同一事案というふうに捉えるということで確認はできてございます。(発言する者あり)それで、なぜそういった形で考えているかといいますと、先ほどもお話ししたように、同一の事案で、かぶせて、追加で処分ができないということは、いわゆる量定にかかわってくる問題でありますので、いわゆる損害賠償があるのかないのかによって、処分のいわゆる量定というのが変わってくるだろうということがあるものですから、それでいわゆる何も見ないですぐに処分をしてしまって、後でさらに追加の処分ということはできないということでお答えしているものでございます。(「したらなんで市長の減給条例出してるのさ今」と呼ぶ者あり)(「伊藤弁護士の見解、書面で出せって」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 保健所次長 犬塚雅彦
中村吉宏議員の再々質問にお答えします。先ほど民泊の関係で、説明会のお話ですか、違法民泊ということですよね。先ほど来答弁させていただいてございますけれども、現在、違法民泊については、旅館業法の無許可施設でございます。現在もそういった形で、先ほど市長から答弁したとおり、不安に思われている方、それから苦情もありますので、どういった手法ができるかわかりませんが、まず闇民泊について、現在旅館業法で違法ですよと。それから、そういった宿泊にまつわる苦情というのも実際ありますので、どういった形で、説明会なのか、インターネットなのか、広報なのかわかりませんけれども、関係部とどういった形ができるか考えてまいりたいと考えています。
答弁 建設部長 上石明(建設部長は2019年2月まで)
中村吉宏議員の再々質問にお答えいたします。済みません、繰り返しになるのですけれども、確かに中村吉宏議員のおっしゃるとおりに、6月 22日に文書を社長からいただいて、なるべく早く回答という考えも確かにありました。ただ、やはり今、中央バスと小樽市の間で幾つか課題がありまして、特に我々建設部といたしましては法定協議会、この部分について、きちんとした形でお示しをしたかったということもありまして、それから報告をしたいということもありましたので、この時期になってしまったということであります。確かに、済みません、繰り返しになりますけれども、間をあけたことに関しては、大変申しわけなかったというふうに考えております。(発言する者あり)
答弁 建設部長 上石明(建設部長は2019年2月まで)
済みません、繰り返しになりますけれども、我々小樽市と中央バスとの間で、我々建設部で持っている法定協議会の関係、そして福祉部のふれあいパスの関係がありました。その部分の課題整理ということが少し時間を要したと。今まで文書のやりとりがありましたので、我々としては、きちんとした形で、その課題に対して回答をきちんとしたかったと。要請があったものに対して、きちんと法定協議会の設置という形を目に見えるような形で示してから回答したかったということもありましたので、この時期になってしまいましたということであります。(「課題はそれだけじゃないでしょう。市長の発言が一番の課題でしょ」と呼ぶ者あり)(「だめだって、こんな答弁認めてたら」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)