小樽市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月12日
財政問題について
2017年9月12日、小樽市議会の一般質問で、高野さくら議員が「財政問題について」質問し、市長 森井秀明、副市長 上林猛、総務部長 前田一信、産業港湾部長 中野弘章、医療保険部長 小山秀昭、福祉部長 日栄聡、建設部長 上石明が答弁しました。
- 質問者
- 高野さくら 議員
- 答弁者
- 市長 森井秀明、副市長 上林猛、総務部長 前田一信、産業港湾部長 中野弘章、医療保険部長 小山秀昭、福祉部長 日栄聡、建設部長 上石明
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質問 7番 高野さくら
4項目め、財政問題について質問します。2016 年度一般会計決算の経常収支比率は前年比6ポイント上昇し、過去 10 年で2番目に高い 99.3%となり、非常に硬直した財政構造といえます。経常収支比率が 99.3%と高くなった理由を、歳入、歳出両面から説明するとともに、このことへの市長の見解を示してください。あわせて打開する方向性についてお持ちでしたら、お示しください。一般会計の 2016 年度と 2015 年度の比較では、歳入総額で約8億円の増に対し、歳出総額は約 20 億円の増です。一般財源で比較すると、2015 年度 337 億 7,300 万円に対し、2016 年度 352 億 8,100 万円と約15 億円増となっています。歳出の一般財源ベースで 2015 年度と比較し、減少としている科目を示してください。また、増加した科目と増加した理由を説明してください。一般会計決算は実質収支で6億 6,268 万円の黒字となり、7年連続黒字を確保しました。この結果、財政調整基金は年度末で 31 億 9,094 万円になりました。政府の経済財政諮問会議では、このように地方自治体の基金が積み上がってくることに対して、地方交付税の抑制する議論が行われています。基金を積んでいるからといって交付税を削減することは、地方交付税制度の趣旨に反します。この議論について、市長の見解を述べてください。2001 年度から臨時財政対策債が発行されることになりました。毎年 20 億円以上でしたが、2016 年度決算は約 16 億円となりました。現在の臨財債の中には、臨財債の償還金相当分も含まれ、自転車操業になっています。臨財債の制度そのものの議論が必要だと思いませんか。市長の見解を示してください。人口減少により、小樽市の地方交付税も減少しています。しかし市民のための事業を削るわけにはいきません。先ほど質問したように、本来国の制度として行うべきである医療費助成を、各自治体が助成しています。また、交付税措置されていると言われている財源措置も不十分な措置であることが実態です。地方交付税は、削減ではなく増額が求められています。国に対し交付税の確保、増額を求めていくべきではありませんか。お答えください。水道・下水道事業会計は、ともに黒字決算となりました。水道は、特にひとり暮らしの方からは、使わないのに高過ぎるとの声が寄せられています。黒字が続いているわけですから、水道料金、下水道使用料の引き下げに踏み出し、市民に還元すべきです。来年度までに水道料金、下水道使用料の見直しを求めます、お答えください。以上、再質問を留保して、質問を終わります。(拍手)
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
ただいま、財政問題について御質問がありました。まず、経常収支比率が高くなった要因と、その見解につきましては、歳入では国勢調査人口の減により、臨時財政対策債を含めた実質的な交付税や、国全体の地方消費税収入の落ち込みにより、地方消費税交付金がともに大きく減少し、歳出では生活保護の扶助費や後期高齢者医療給付費の負担金の増加が前年度よりも高くなった要因です。本市においては、市税が伸び悩み、普通交付税などの一般財源収入が減少する中であっても、扶助費は増加傾向にあり、経常収支比率を下げることは容易ではありませんが、それを打開するためには、市税などの一般財源を確保する一方で、事務事業及び経費等の見直しや将来的な負担を考慮した上で、市債の新規借入額の上限を設定するなど、その改善に向けて努力をしてまいりたいと考えております。次に、歳出の一般財源ベースで前年度よりも減少した科目と増加した科目と、その理由につきましては、減少した科目は議会費、公債費、職員給与費となっており、増加した科目は総務費、民生費、諸支出金となっております。増加した科目の理由につきましては、総務費では前年度の国、道支出金の超過交付額返還金の増、民生費では、後期高齢者医療費の療養給付費や生活保護費の増、諸支出金では、前年度決算に伴う財政調整基金の法定積立金の増が主な要因であります。次に、基金が積み上がっていることに対して地方交付税を抑制する議論についての見解につきましては、地方においては年度間の財源調整や将来の公債費の償還、災害への備えなどのため、さまざまな目的で基金を設置しており、特に近年は公共施設の老朽化対策が喫緊の課題であり、これらの諸問題に対応するために、ますます基金の重要性が高まっております。そのため、これまで行財政改革などの取り組みにより、経費節減に努めながら基金を積み立ててきた状況にありますので、基金の残高のみをもって地方財政に余裕があるとは一概に判断できないものと考えております。次に、臨時財政対策債の制度への見解につきましては、現在国の地方交付税の原資が不足していることから、地方公共団体は本来地方交付税として交付されるべき額の一部を臨時財政対策債の発行により頼らざるを得ない状況となっております。臨時財政対策債の元利償還金については、後年度に交付税措置されるものの、地方としては臨時財政対策債を恒常的に発行しなければならないことで、地方債の残高は減少せず、将来の公債費の増加要因となるなど、地方財政の健全性が損なわれる可能性があると認識をしております。次に、地方交付税の確保、増額を強く求めていくことにつきましては、地方公共団体においては、住民へ一定水準の行政サービスを提供する環境を維持すべきであることはもとより、社会保障制度改革への対応や公共施設の老朽化対策など大きな課題を抱えており、新たな行政需要に対応していくためにも地方交付税の充実は必要と考えております。したがいまして、必要な地方交付税増額の確保や、その地方交付税の財源不足は、臨時財政対策債によることなく、国税の地方交付税率の引き上げ等により対応するなど、今後とも全国市長会や全道市長会などとも連携し、強く要望してまいりたいと考えております。次に、水道・下水道事業会計はともに黒字が続いているので、来年度までに水道料金、下水道使用料の見直しを求めるとのことにつきましては、平成 28 年度決算の黒字により生じた剰余金につきましては、全額減債積立金に積み立て、これまでの施設整備の財源として借り入れた企業債の償還に充てることとしております。また、今後の収支見通しにつきましては、収入では人口減少などにより料金収入が減少し、さらに支出では施設の老朽化や耐震化の対策に多額の費用が見込まれ、厳しくなることが予想されます。こうした状況から、水道料金、下水道使用料の改定については、長期的な収支を見きわめた上で行う必要がありますので、早期に改定することは難しいと考えておりますが、次期料金改定の際には、使用水量の少ない方にも配慮した料金体系のあり方について検討してまいりたいと考えております。(「議長、7番」と呼ぶ者あり)
再質問 7番 高野さくら
それでは、幾つか再質問させていただきます。平和問題のところで、小樽港の米艦船は安全を確保されているのかということをお聞きしましたが、小樽はきちんとやっているから、確実に大丈夫なような答弁だったと思いますが、実際に小樽港に入ってきていた米艦船が事故を起こしているわけですから、本当に安全は確保されていると本当に断言して言えるのか、再度お答えください。あと、ドリームビーチでの訓練のことは、ことしも打診があったと、だけど断ったお話もありました。これについては、大変頑張っていただいたのだとは思うのですが、今後も戦闘目的の訓練要請があった際には、やはり住民の安全を考えて断っていただきたいと思いますが、市長の考えをお聞かせください。(「全然違う話している」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)あと、コンプライアンス委員会の調査報告で、市長は自分の責任をとるというような話があったのですが、この間のほかの議員の方への答弁を聞いていても、責任のとり方として減給条例を提案するという話がありました。市長は今定例会の提案説明のときに、やはりみずから率先して責任をとるというお話もされていたので、やはり今定例会中に何らかの責任をしっかりとるべきだと思います。再度、お答えください。あとは港湾計画では、貨物が現段階では見込めないから、一旦中断するというような話なのですけれども、やはり何回聞いても、だから中断するというのは、おかしな話ではないかなというふうに思います。港湾法では、重要港湾の港湾管理者は、港湾計画を定めなければいけないとなっており、小樽港は、その重要港湾に入っており、これまでずっと長期構想、港湾計画を議論していたのにもかかわらず、やはり議論をないものにしてしまうようなことは、おかしいと思います。見込めないというのであれば、どうやって小樽港に貨物をきちんとふやすのか、そこをしっかり、それこそ議論、中断ではなくて、やはり進めるべき作業を続けることを求めます。再度お答えください。あと、出産の交通費助成なのですが、研究を進めていくというような話がございましたが、実際に小樽で産めないという状況が出てきているわけで、それで北海道では、2016 年度の予算に高橋知事が、安心出産支援事業を実施するとして交通費や宿泊費の助成をしたのですが、分娩可能な医療機関は、この支援は除かれているわけです。しかし、後志管内で唯一北海道が認定していた小樽協会病院が分娩再開できない今、こういう状態だからこそ分娩再開ができるまで北海道に働きかけたり、また小樽市としても早くハイリスクの方に対しての交通費助成を、ぜひ再度改めて検討していただきたいと思います。この点についても、お伺いします。あと、国民健康保険なのですが、保険料は1月にならないとわからないということもあったのですが、保険料は引き上げにはならないと思うというような市長の答弁がありました。でも、今回第3回仮算定では、所得が低い方の保険料が高いという状況が、もう出ていますので、本当に保険料が高くなくなるということを言えるのかどうか、そのことについてもお答えください。あと、ふれあいパスなのですが、今までもバス事業者から負担軽減をしてほしいということがあって、市もこれまでも業者負担を上げたりとかしてきたと思うのですけれども、今回の場合は、いきなり事業者負担を、30 円を全くなくしてほしいということが突然出されたのが、やはりおかしいのではないかなというところだと思うのですが、再度、やはり本当に難しいのかどうか、話し合いの余地がないのかお答えしていただきたいと思います。あと今、ふれあいパス利用実態調査アンケートの結果が出されて、分析をしているという話がありました。私は、制度設計にどう生かすつもりなのかという、聞いたところは、まだ具体的には決まっていないような話もあったのですが、しかしながら、この事業を 100 円の負担をしたら、本市の財政状況も大変になると、所得制限はしないけれどもというお話があったのですけれども、では、またこの前に提示された枚数制限、年間何枚にするとかという制限も考えているということなのか。お答えください。あと黒い雪山の除雪のことなのですけれども、中央通の黒い雪、今後解消されるのかと聞いたら、一回目の予算はしっかり確保している、必ずしもそうとは言い切れないような答弁だったのですが、それはパトロールして、大丈夫かなと思ったらやらないという、排雪しないということなのでしょうか。お答えください。あと、新たに 11 カ所の施工実施予定の場所が、11 カ所をするというふうになったのですが、住民要望が特になかったのに、庁内議論でまずやってみようということになったと思うのですけれども、やはり私が心配なのが、今回の貸出ダンプのことも市が決めて、それで後から住民に説明をしていくというやり方が、本当にまずいのではないかなと思うのです。というのは、この 11 カ所をやったことによって、今まで車がとめられたところが、除雪が入ったことで困ってしまう住民が出てくるのではないかなというところが心配なのです。なぜ住民の声を聞かないで、勝手に市が決めてしまうというところが、本当におかしいなと思うのですけれども。しっかり、やはりまだ除雪まで、雪が降るまで時間があるので、しっかり住民合意をとって行うべきだと思います。再度お答えください。(「後援会と自分のことしか聞かないんだよ」呼ぶ者あり)あと、総合計画については、「市長が認める者」というところでは、私を応援している方でも構わないのだと、そういうような少々驚きの答弁だったのですが、やはりこういう「市長が必要と認める者」というところをふやすのではなくて、きちんと市民公募のところで人数をふやせばよかったのではないかと私は思いますが、そこも再度お答えください。あと、最後に財政問題のところで、市長は地方交付税に対して、政府が今、貯金が多い自治体には地方交付税を抑制するかどうかという議論されていると思うのですけれども、後志全体で、この地方交付税というのは減らされていますし、この地方交付税というのは地方の固有財産になるわけなので、市長は全国市長会を通じてこれからも要望していくという話があったのですが、全国市長会だけではなくて、ほかの関係、後志の町村だったりとかも働きかけて、増額になるように、市長会だけではなくて、北海道とかも連携したり、国に強く要請していただきたいと思いますが、そのことについてもお答えください。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
高野議員の再質問にお答えをいたします。私から答弁したこと以外におきましては、各担当より答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。まず私からは、コンプライアンス委員会における結果に伴っての責任について、今定例会中に責任をとるということで示すべきという御指摘があったかと思います。私といたしましても、先ほど来から答弁させていただいておりますように、先行してそれについてお示しをしたいというふうに思っておりますけれども、現在それについての精査をしている案件、また責任の度合いも勘案し、その責任のとり方について調整をさせてもらっている段階でございますので。その調整がつき次第、できるだけ早い段階で、そのような形でお示しをしたいと思っておりますけれども、いつということは恐縮ですが、現状では断言はできません。それと、ふれあいパスのことでの冊数制限についてのお話は私から答弁させていただきます。私自身は、平成 27 年の皆様との議論の中で、冊数制限においては一旦とまっている状態であると認識をしております。しかしながら現状の負担割合が大きく変わったこともありますので、そのことも念頭に置かなければならないというふうには思っておりますが、しかしながら、それをこれからどういうふうに形にするのかということにおいては、やはり議会議論を経て、また住民の方々の意見を聞きながら行わなければならないと思いますので、念頭にはありますが、それを必ずしも執行できるというふうに現時点では思ってはおりません。ただ、状況は変わっているということで、お伝えはさせていただきたいと思います。それと、黒い雪山の件についても私から答弁させていただきますが、先ほど答弁したのは、やはり特に冬においては雪あかりの路等のイベント、その状況もありますので、そのことを一つ踏まえた上での排雪経費として考えていただければというふうに思っておりますが、この黒い雪山というのは、そのイベント前に、例えば排雪が入った後に、また降雪があって、そして結果的に黒い雪山になりかねないということもあり得ますので、それで残らないような状況にあるものではありませんと答弁させていただきましたが、そのようなイベント時に黒い雪山になっていないようにという配慮を考え、このような予算を計上したということで御理解をいただければと思います。それともう1点、11 カ所、歩行者空間のお話ありましたけれども、高野議員がどちらの路線のことについてそのようなお話をされているのか、私自身確認できてはいませんが、冬における車両通行ができていないところに対しての歩行空間の確保でありますので、先ほどおっしゃったようなことにはならないと思っておりますし、それによる車がとまっていたみたいな御指摘があったように思いますが、それとは違うと思います。また、それに伴う住民の皆様に対しての作業概要はお伝えさせていただいているので、住民の方々がお話を聞いていないということにおきましても、私としては、その話については認識ができておりませんので、もしその場所がどこなのかということがおわかりであれば、後ほどお聞かせいただければと思います。(発言する者あり)それともう一つ、私自身としては、地方交付税のことにおいて、町村であったりとか北海道にも働きかけて行うべきというふうにお話しされておりました。実情としては、きっと町村の方々、北海道も含めて同じ思いだというふうに思っておりますが、私自身の立場としては、やはり正式に国に訴えるべきは、やはり全道市長会、全国市長会を通すべきが、一番本来の本筋であるというふうに思っておりましたので、そのように答弁をさせていただいたところでございます。町村の方々や北海道の方々も、そのような時々においてお話がある中では、同じ考え方だというふうに思っておりますので、町村や北海道と国に対して要望するという手法が、現状ではどのようにすればいいのかということが見込めていない。私の中では、どのような方法があるのかというのが、まだ表現できませんので。そのあたりにおいては、ほかの地域の方々にも情報収集を兼ねて、どういう方法があるのかということは考えていきたいというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 副市長 上林猛(副市長は2017年9月まで)
高野議員の再質問にお答えいたします。私からは、1点目、ふれあいパスの、いきなり 30 円になった、このことで、もう一度、難しいけれども、何とかならないだろうかということだと思いますが、これは中央バスから、これまでの経過を考えれば、やはり中央バスとしてもぎりぎりの段階に来ている、そういう話がございましたし、同社とすれば、この際一気に、段階的ではなくて一気に解決したいと、そういう強い思いがありましたので、市としても今置かれている状況の中でやむを得ないのではないかという最終的な判断をしたところでございます。ただ、議会への報告がおくれたということに関して言えば、大変申しわけなく思っております。それともう1点、私からは、総合計画における市長が認める者の人選について、これも市長とは話をしているのですが、基本的には中立の立場で小樽市の将来にわたって、小樽が今後どうあるべきか、そういう意見を中立的に求めて、それを応えてくれる方、また、市長にすれば、市長が描いている将来の小樽が、どういう小樽を描いているか、それに沿ってどういう人材が、御意見をもらうのが適当なのか、そういう観点で選ぶのが一番だろうということでございますので、基本的には中立的な人選をされるものと私自身も思っていますし、そのように話しております。(発言する者あり)(「おかしいでしょ」と呼ぶ者あり)(「わざわざピックアップしたようなもんでしょ、そんなの。しかも、報告も遅れてわびもなく適切な指示って言ってましたよ」と呼ぶ者あり)(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 総務部長 前田一信(総務部長は2018年2月まで)
高野議員の再質問にお答えいたします。私からは、ドリームビーチでの自衛隊の訓練についてお答えしたいと思います。市としましては、訓練自体をやめさせるというような権限は持ってございませんので、ドリームビーチでの実施につきまして、安全・安心なイメージを損なうという懸念がありますので、考え直していただきたいということを、お願いしてきました。ただ、もし再度申し出があった場合には、実際の実施時期は 10 月初旬ということで聞いておりますので、海水浴場は閉鎖されているというような時期でありますので、そのことを踏まえまして先方と改めて十分協議することになりますけれども、市民生活への影響を最小限にするということを条件にした上で、これは市では道路占用許可を求められるということになりますので、道路の使用については断ることはできないというふうに考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 産業港湾部長 中野弘章(産業港湾部長は2018年2月まで)
高野議員の再質問にお答えいたします。私からは2点で、最初に御質問がございました、小樽港に入港する米艦船の入港、接岸に当たっての安全性が確保されているのか、再度答えてほしいという御質問でございました。このことにつきまして、入港に当たっての岸壁の性能ですとか、そういった部分は、先ほど市長から答弁したとおりでございまして、そして入港に当たっての水先案内人、非常にベテランの水先案内人がいらっしゃいますし、その際の作業についても、ほかの商船などのスケジュールとあわせて、ぶつからないような形といいますか、行き違いにならないような形、そういったものも配慮しているところでございます。外洋で起きた米艦船の事故についての原因は、私どもは承知しておりませんけれども、入港に当たっての配慮につきましては、ほかの船舶と同様に、私ども港湾管理者ができる形では、これ以上ないという形でいろいろ配慮はしているところでございます。ただ、不慮の事故がないかと言われれば、それは別でございますけれども、できる限りのことはしているというふうに考えております。それで安全性は確保しているということで、この答弁でお答えしたところでございます。それからもう1点ですけれども、4問目で御質問がございました、港湾計画にかかわる部分でございますが、今、港湾計画自体というものが、港の全体のあるべきものをイメージしていくというようなものではなくて、港湾施設の開発、利用、保全を行うに当たっての行政的指針となるべき基本的な計画というものでございます。この改訂に当たりまして、基本的な考え方が方針などを整理いたしまして、港湾計画と一体になりました長期構想の策定を始めたところでございますけれども、それを進めていくに当たって取り扱い量の大幅な増が見込めないため縮小計画にならざるを得ないということで、一旦ストップした形でございます。議員もおっしゃっていたように、増が見込めないのであれば、しっかり議論をしていくべきだというお話でございましたけれども、私たちもそのとおりだというふうに思っておりまして。ただ、その場合は長期構想の委員会ではなくて、一旦とどまったところで、また基本理念をつくっていくところで議論していく必要があると思いまして、こういう形にしたところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 医療保険部長 小山秀昭(医療保険部長は2018年2月まで)
高野議員の国民健康保険に対する再質問にお答えいたします。保険料が引き上げに本当にならないのかということで、低所得者の保険料は高いというお話がありましたが、それは、多分北海道の標準保険料率を使った場合に、低所得者が今の小樽より高くなるという御懸念だと思いますが、保険料率につきましては、それぞれの市町村が決めることになりますので、当市としては、そういうことがないように実際の賦課のときにいろいろ調整をしてまいりたいと思います。保険料総額で支払うべき納付金の額は、第3回、第 2.5 回ともに実績よりも下がっておりますので、そういう意味で保険料全体では上がらないと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 福祉部長 日栄聡(福祉部長は2018年2月まで)
高野議員の再質問にお答えいたします。妊産婦支援である交通費助成についてなのですけれども、御承知のこととは思いますが、小樽協会病院におきましては手稲渓仁会病院の御協力のもと、助産師外来、これを昨年 12 月から毎週月曜日、週一回ではありますけれども開始しております。ここでは、妊婦健診などを行っております。ただ、出産はできませんので、やはり、まずはハイリスク妊婦の方であっても小樽で安心して出産できるように、これが第一というふうに考えておりますので、小樽協会病院で何とか分娩取り扱いを再開することに全力を注いでいきたいと考えております。(「それまでの話」と呼ぶ者あり)(「そこまで」と呼ぶ者あり)(「それがいつかわからないから言っているのでしょう」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)
答弁 建設部長 上石明(建設部長は2019年2月まで)
高野議員の再質問にお答えいたします。今、御質問がありました、その 11 カ所の部分なのですけれども、基本的に市長からも答弁がありましたが、今回、この箇所については、要は幅員が狭くて勾配もきつい中で除雪ができていないところでありまして、そういった中でしていく中で、我々としましては、その部分に対して何らかの対策をしていかなければいけないのかということもありましたので、我々としては、その制度の住民合意といいますか、我々、市として、そういった除雪ができないところを、今後どういう対策をしていくかという中の一つの施策としまして、今回、この 11 カ所の部分を、要は除雪が入れないので、歩行者が歩ける部分だけを何とか確保できないかという部分で考えまして、今回、事業として盛り込ませていただいたということなので。(発言する者あり)対象者の 11 カ所につきましては、きちんと事前に説明をして、了承を得ている箇所を選定しているというところもあります。ただ、事前の住民合意とか制度の説明という部分よりは、あくまでも我々、市としての除雪の中で、除雪作業に入れないところを、少しでも市民サービスの向上という中で、今回、試行でやらせていただくということであります。
答弁 建設部長 上石明(建設部長は2019年2月まで)
地域の、今回対象になっているところに対しましては、きちんと説明をして、了承を得て、今回実施するという形にはなっております。(「議長、7番」と呼ぶ者あり)
再々質問 7番 高野さくら
それでは、再々質問をさせていただきます。ドリームビーチの自衛隊の訓練の答弁を聞いていると、最初に市長が答弁したのと、何か変わっているのかなというふうに思うのですけれども、10 月初旬に先方と話をして、それによっては受け入れするかもしれないということなのでしょうか。再度お答えください。あと、周産期の交通費助成のことに関しては、まずは小樽協会病院で再開するように頑張りますと、それは大前提だと思うのですよ。だけれども、実際に誰でもいいわけではないですし、やはり医師がいなければできないということもありますので、せめて、今、分娩が再開できていない期間だけでも行ってほしいということなのですよ。その点、再度答弁いただきたいと思います。あとは、総合計画については、やはり公平性を保つのであれば、市長が認める人を選ぶのではなく、きちんと市民公募して選ぶべきだと。それが、やはり公平性だと思いますし、本当に住民に誤解を招きかねない問題だと思いますので、その点について再度答弁いただきたいと思います。あと、コンプライアンス委員会の通報のことですけれども、いつとは言えないという答弁が、やはり市長からありました。しかし、中松前市長は、政治資金規正法違反のときには、記者会見した後にすぐに給与の削減を行って、さらに部長職8人が処分となったときにも、給与削減、ボーナスカットを行っていました。やはり、森井市長は今定例会で議案の提案説明のときに、みずから律することを考えると、こういうことをしっかり明言されているわけですから、やはり遅くても今定例会には、しっかり、どう責任をとるかを示すべきだと考えます。議会で、この間ずっと議論をされていて、それでもなおかつ進めてきたわけですから、そこはしっかり責任を果たすべきだと思います。再度お答えください。(「そうだ」と呼ぶ者あり)
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
高野議員の再々質問にお答えいたします。私が答弁したこと以外におきましては、各担当より答弁させていただきます。私は、最後の御質問の件においてでございます。現在、その内容についても精査をしているところでございますので、その精査をさせていただいた上で、その責任度合いをしっかりとお示しをして行うべきことだというふうに思っておりますので、その調整がつき次第、行いたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。(発言する者あり)(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 総務部長 前田一信(総務部長は2018年2月まで)
高野議員の再々質問にお答えいたします。私からは、ドリームビーチの関係でお答えいたします。最初に、市長からお答えしたのは、北海道から海岸占用の意見照会があったときにはということで質問がございましたので、それについては海岸についてのイメージを損なうということで懸念をお伝えしたいという答弁をさせていただきました。それからまた、私から再質問で聞かれましたことにつきましてお答えしましたのは、再度、自衛隊から申し出があった場合にはどうなのかということで捉えましたので、それにつきましては、市としてはやはり、道路占用許可の申請を受けるという立場ですので、その立場でのお答えをしたということでございますので、そういったことでの多分違いがあるというふうに捉えられたのかなというふうに考えております。(発言する者あり)(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 副市長 上林猛(副市長は2017年9月まで)
高野議員の再々質問にお答えいたします。私からは、周産期の助成の件でございますけれども、もう9月に入りましたが、これまで後志周産期医療協議会を通じて、来年度の小樽協会病院の分娩再開に向けて、医育大学などと、かなり強力に要請活動などをしながら、また、小樽協会病院の医療の環境の整備も含めて、詰まった話をしてきておりますので、私どもとすれば来年の小樽協会病院の分娩再開に向けては、これまでと違った大きな期待を寄せているところでございますので、その観点で言えば、もう少々待っていただきたい。その再開に向けて、今、全力で取り組んでいるところでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。また、総合計画の委員の選任については、これは先ほども言いましたけれども、中立の立場に立って公正、公平な立場で人選をしていくということで御理解をいただきたいと思います。(「それだったら公募でいいんじゃないですかという質問」と呼ぶ者あり)(「公募すべきじゃないですかという」と呼ぶ者あり)(「何で市長が特に認める者でやんなきゃならないのですか」と呼ぶ者あり)