小樽市議会 平成28年第1回定例会 2016年3月9日
除排雪について
2016年3月9日、小樽市議会の一般質問で、中村岩雄議員が「除排雪について」質問し、市長 森井秀明が答弁しました。
- 質問者
- 中村岩雄 議員
- 答弁者
- 市長 森井秀明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 中村岩雄
それでは、第1回定例会に当たり、一般質問をさせていただきます。安全で安心な冬の市民生活を支えるため、路面状況も日々刻々と変化する中、24 時間体制で除排雪作業を担っていただいている関係者の方々に敬意を表するとともに、深く感謝申し上げます。また、今年度から除排雪作業の改善に向け、御努力されていることに対して、応援をしております。少しずつではあると思いますが、幹線道路においても、道路幅員が例年になく確保されていることなど、冬の道路状況がよくなってきていることを実感しているところであります。一方、除排雪費につきましては、市の財政状況が厳しい中、限られた予算でありますので、効率的な予算の執行が求められているものと推察しており、貸出ダンプ制度に代表されると思いますが、行政と地域住民との協働の取組の推進や除雪作業を担っていただくオペレーターの高齢化が進んできており、将来の除排雪体制を見据えた業者の育成など、今後の人口減少、高齢化社会を考えると、抱える課題が多いものと感じております。小樽市の総合戦略においても、将来ビジョンを「訪れる人を魅了し、暮らす人には優しい、市民幸福度の高いまち」としていますので、このビジョンに向け、除排雪業務という市民サービスを通じて、今後の市民幸福度が高まることを期待しております。最初に、現在の雪の状況等について質問いたします。今年の冬は例年になく少雪の状況であり、アスファルトの路面が出ている箇所も多いと感じているところですが、今年度の降雪量、積雪深、平均気温について過去の平均値と比較して、どのような状況であるのか、お聞かせください。また、今年は、雪が少ない状況もあるとは思っておりますが、市の除排雪作業に対する評価のバロメーターとなる市民からの要望、苦情などの件数は個別のさまざまな状況があることも認識しておりますが、昨年と比較してどのような状況か、お聞かせください。次に、現在の除雪費の執行状況について質問いたします。現時点で除雪費の補正のお話が聞かれないことは大変喜ばしいことで、現行の予算額内での執行を希望しておりますが、今後の降雪次第では油断できないものと思っております。まず、過去5か年の予算額と決算額をお示しください。続いて、今年度の予算額と現在の執行率をお示しください。次に、今年度の除雪にかかわる重点施策について、現在どのような状況なのかをお聞かせください。まず1点目は、ガタガタ道路の解消についてでありますが、第1種路線及びバス路線となっている路線を対象に路面整正作業を強化するとのことですが、どのような状況なのか、お聞かせください。2点目は、除雪出動体制の見直しについてですが、第2種路線を対象として試行的に除雪出動基準を降雪 15 センチメートルから 10 センチメートルにして除雪実施するとのことですが、現時点での状況をお知らせください。3点目は、除雪拠点の見直し、増設についてですが、新たな除雪拠点を設けたことによる効果をどのように評価しているのかをお聞かせください。4点目は、新たに開設した雪堆積場について、その効果をどのように評価しているのかをお聞かせください。次に、排雪状況について、今年は少雪ではあると思いますが、狭隘な路線も多く、排雪に頼らなければならない場所もありますので、今までの実績として過去5か年の排雪量をお示しください。また、排雪作業の始まりの日については、例年の場合と今年度の状況をお聞かせください。市民ニーズは地域によっては除雪要望よりも排雪要望が高いものと感じておりますが、限りある予算、財源でありますので、効率的な執行をお願いしたいと思っております。最後に、この冬における今後の排雪計画について、どのように考えているのかをお聞かせください。再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
中村岩雄議員の御質問にお答えいたします。除排雪について御質問がありました。まず、現在の雪の状況等についてですが、2月 24 日現在で、今年度の値と過去 30 年間の平均値を比較しますと、降雪量は今年度 418 センチメートル、平均値 501 センチメートル、積雪深は最大値で今年度 89 センチメートル、平均値 100 センチメートルとなっております。また、平均気温については、平成27 年 11 月 20 日から平成 28 年2月 24 日までの集計でマイナス 1.4 度、過去 30 年間の平均ではマイナス 1.8 度となっております。次に、市民の皆様からの要望、苦情の件数につきましては、毎年度集計をしております市民の声の件数で、昨年2月 25 日までの集計と本年2月 24 日までの集計で比較をいたしますと、総件数は昨年度3,042 件であったのに対して、今年度は 1,608 件と約半分になっております。市民の声の内訳で比較をいたしますと、除雪依頼は昨年度が 1,103 件であったのに対して今年度は 418 件、除雪後の苦情は昨年度が 393 件であったのに対して今年度は 315 件、排雪依頼は昨年度が 481 件であったのに対して今年度は 261 件となっております。次に、現在の除雪費の執行状況についてですが、まず、過去5か年の除雪費の第3回定例会後の予算額と決算額につきましては、平成 22 年度が予算額9億 5,130 万円に対して決算額が約 11 億 6,500 万円、23 年度が予算額9億 5,130 万円に対して決算額が約 12 億 7,000 万円、24 年度が予算額9億 5,130 万円に対して決算額が約 14 億 9,900 万円、25 年度が予算額9億 4,860 万円に対して決算額が約 15 億 6,300万円、26 年度が予算額 10 億 2,610 万円に対して決算額が約 17 億 1,000 万円となっております。次に、今年度の予算額と現在の執行率につきましては、平成 27 年第3回定例会後の予算額では、12億 8,400 万円であり、これに対する2月 24 日までの執行率は約7割となっております。次に、除雪の重点施策についてですが、まず、ガタガタ道路の解消につきましては、バス路線を中心とする幹線道路でグレーダによる路面整正作業の回数を増やしたところですが、これまでに比べて路面状態がよくなったという声を聞いており、この作業による効果があったものと認識しております。次に、除雪出動基準の見直しにつきましては、除雪の出動回数が増えたことで、路面上の雪の厚さを薄く管理することができ、おおむね良好な路面状態を保持できているものと認識しております。次に、除雪拠点の増設の効果につきましては、新設した第7ステーションのみならず、既存の第2、第3ステーションにおいても除雪作業を担う地域がよりコンパクトになったことで、道路パトロールや路面管理など除雪ステーションの管理の目が行き届くようになったものと評価しております。次に、新たに開設した雪堆積場の効果につきましては、新光5丁目に開設した雪堆積場は道路管理者専用でありますが、従来、新光方面の排雪については望洋シャンツェ雪堆積場まで運搬をしていた距離が 2.5 キロメートル短くなり、作業効率がよくなることで、排雪費用が低減されるものと考えております。また、銭函3丁目に開設した雪堆積場は、昨年まで使用していた御膳水の雪堆積場が使用できなくなったことの代替地となりますが、銭函地区の市民生活を支える市民の雪捨場としての役割を担っているものと評価をしております。次に、排雪状況についてですが、まず、過去5年間の排雪量につきましては、平成 22 年度約 64 万 3,000立方メートル、23 年度約 65 万 1,000 立方メートル、24 年度約 72 万 7,000 立方メートル、25 年度約 72万 4,000 立方メートル、26 年度約 77 万 3,000 立方メートルとなっております。次に、排雪作業の開始日につきましては、例年1月上旬から中旬に排雪作業を始めておりますが、今年度は少雪の影響もあり、1月下旬からの作業となっております。次に、今後の排雪計画につきましては、市民の皆様から排雪を求める声が多くなる一方で、除排雪経費全体の増減に大きく影響する排雪費を軽減するため、排雪作業の効率化が必要であると考えております。これまでも道路幅員の確保や路面状況を良好に保つことなど、きめ細やかな除排雪に取り組むことで、冬の市民生活を支えてきておりますが、今後の排雪作業については、現地の状況に応じて必要な箇所を適切なタイミングで行ってまいりたいと考えております。(「議長、4番」と呼ぶ者あり)
質問 4番 中村岩雄
詳細については、予算特別委員会でやります。今年は確かに少雪で、実際に押さえているデータなども参考にならないのではないかみたいな意見もありますけれども、気象状況というのは、今どうなるかわからないというような異常気象の状況ですから、また同じようなこういう暖冬、そして少雪の年が来年、再来年起きるかもしれません。ですから、今後ないだろうみたいなことではなくて、こういう状況の年は年で、やはりしっかりデータを押さえて、備えていただけるようにお願いをしたいと。あと、今後の排雪の予定ですけれども、これはお願いになりますが、確かに限られた財源でできるだけ効率的にということでやっていただきたいのですけれども、その場所によっては先ほどの質問の中でも言いましたが、やはりその状況によっては排雪を入れていただかなければ困るというようなところもあると思いますので、それはパトロールなどしていただいて、あるいは住民の方の意見もきっちり掌握をして、対応していただきたいと思います。詳細は予算特別委員会でやらせていただきます。