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小樽市議会 平成27年第2回定例会 2015年6月23日

市長の政治姿勢について

2015年6月23日、小樽市議会の一般質問で、林下孤芳議員が「市長の政治姿勢について」質問し、市長 森井秀明が答弁しました。

質問者
林下孤芳 議員
答弁者
市長 森井秀明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 19番 林下孤芳

平成27年第2回定例会に当たり、民主党を代表して質問いたします。まず、市長の政治姿勢について伺います。さきの市長選挙におきまして、森井市長は、しがらみのない政治を訴え、多くの市民の支持を得て初当選をし、第13代小樽市長に就任されました。残念ながら私ども民主党は市長を支持できませんでしたが、多くの市民の支持を得て選ばれた市長ですから、私たちは民主主義のルールとして厳粛に受け止め、何事にも紳士的な議論を通じて是々非々の態度で臨んでまいりたいと考えています。一方、私ども市議会においても、議員定数が25名になって初めての選挙であり、各会派の勢力も若干の変化が生じておりますが、いずれの議員もそれぞれの政策を訴え、当選しております。そうした意味で、市長は行政機関のトップとして、私ども議会は行政のチェック機関として常に真摯な議論を積み上げ、政策を実現して、市民の期待に応えていかなければならないと考えています。また、それが私たちに課せられた使命でもあると考えています。そうした意味で、市長が主張するしがらみのない公平・公正な政治は、政治に携わる者として誰もが目指すべき基本的な理念であり、市民の共感を得る結果になったとも思います。市長は42歳と若く、変革と将来に対する市民の期待の声は大変大きなものがあったというふうに思いますし、マスコミの注目度も抜群にあります。私は、市長就任以来、市長の父親の世代として、市民の期待に応えて頑張っていただき、政治家として大成をしていただきたいとの思いで見守ってきましたが、そこで若干気になる点があり、おやじの小言として聞いていただければ幸いであります。(発言する者あり)二元代表制の下で、市長の権限は、よく大統領と比較されるほど強大なものがあります。それだけに権力の行使に当たっては、利害やしがらみを絶ち、公平・公正を保つ倫理観が求められます。また、行政のトップとして限りある人材と資源をいかに活用し、政策の実現をするかも問われていると思っています。市長は市議会議員の経験もあり、釈迦に説法ではありますけれども、私が市政を目指すに当たり、先輩の政治家からたくさんの教えをいただきました。その中の一つを御紹介いたします。さまざまな困難や苦労を乗り越えて総理大臣にまで上り詰めた著名な政治家は、現在もなお伝説的な政治家としてしばしば話題になりますが、意外にも人の話をよく聞き、確信が持てれば直ちによっしゃよっしゃと判断をする反面、困難な問題はあらゆる立場の人にあらゆる角度から意見を納得するまで聞き返す人だと言われています。また、常に行政組織に気配りを欠かさず、情報収集にも努めてきたと言われています。市長も、8年余り風雪に耐えてチャレンジャーとして信念を貫かれたことにより市民の共感を得て当選したと思います。これまで物心両面にわたり支えていただいた支援者に人間として恩返しをしたいという心情は理解できますが、市長としての立場や権限を利用していると見られることは、あってはならないことであります。将来ある市長に、老婆心ながら訴えておきたいと思います。そして、小樽市の行政機関のトップとして、人事権は市長に与えられた権限に属するものでありますが、市の職員は採用されて以来、さまざまな分野を担当しながら法律やさまざまな知識を積み重ねながら市民と接し、専門性を習得し、昇任していくというシステムになっていると思います。その認識の下に、人事権の行使に当たっては、あくまで慎重な配慮としがらみのない公平・公正な上に適材適所でなければなりません。このかじ取りを誤ると、行政としてのミスや事故につながり、結果的に市長の任命責任が問われることになります。このたびの人事異動に当たり、市長がどのような認識で人事を行ったのか、所見を伺います。そうした意味で、このたびの参与の任用については、市長の人事権や管理運営事項に属するものであったとしても、人件費や報酬は予算に直接関係するために、基準や節度が求められるのは当然であります。過日、市長が持参した説明資料には、任用期間も報酬も示されておりません。職務については、一つ目として、本市における事務事業及び行政体制をより効果的かつ効率的なものとするための行政の調整を図ること、二つ目として、市長の公約の実現に向けてのアドバイスを行うこと、三つ目として、地域における住民、団体等との連携及び調整となっておりますが、これは本来、副市長の任務と思われる事項であり、副市長の選任を優先すべきではないかと思います。任用理由として、豊富な行政経験や危機管理能力を挙げておられますが、これは除雪事業者や管理する行政の立場で考えているのであれば、外部からの任用をしなくても、現在の職員で十分対応できると考えられますが、市長の所見を伺います。以上、1項目めの質問を終わります。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

林下議員の御質問にお答えをいたします。ただいま、私の政治姿勢について御質問がありました。初めに、このたびの人事異動につきましては、就任以降、時間がない中で改めてさまざまな方や職員と話をさせていただいた上で、適材適所な職員の配置を心がけたところであります。職員お一人お一人には能力を十分に発揮していただき、ミスや事故を防ぐことができるよう鋭意努力をしてまいりたいと思います。次に、参与の任用につきましては、政策アドバイザーとして委嘱したものでありますので、市の組織における指揮系統ラインに組み込まれるものではなく、政策に関する意見をいただくものです。外部から任用した理由につきましては、行政と民間における両方の経験と知識とともに、その視点の違いを有している方でありますので、適任者であると判断したものでございます。

出典:小樽市議会 平成27年第2回定例会 2015年6月23日 議事録 PDF(98ページ) 間違いを知らせる