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小樽市議会 平成27年第1回定例会 2015年3月2日

市長の基本姿勢について

2015年3月2日、小樽市議会の一般質問で、濱本進議員が「市長の基本姿勢について」質問し、市長 中松義治が答弁しました。

質問者
濱本進 議員
答弁者
市長 中松義治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 15番 濱本進

自由民主党を代表して質問いたします。平成23年4月の選挙において、中松市長が市民の負託を受け、市政を担われてから、早いもので1期4年の任期、最後の定例会となりました。今期限りで御勇退される議員の方々には、長年にわたり市政発展のため、ひたむきに議員活動、議会活動に取り組んでこられたことに対して、心より敬意を表します。私自身としては、とりわけ北野議員には、議会全体として初めての取組でありました市民と語る会の企画運営を担当した広報・広聴委員会の副委員長として、この事業の成功に向け会派を超えて御協力いただいたことに、委員長としてこの場をおかりして感謝を申し上げます。御勇退される議員の方々には、今後もそれぞれのお立場で、今までの御経験、そして御見識を生かして、小樽市の発展に御尽力いただくことを切に願っております。また、この任期の中で惜しまれてならないのは、我が会派の成田晃司議員が志半ばで御逝去されたことです。市民の目線で市民の立場で真摯に議員活動をされていた姿は、今でも鮮明に記憶に残っています。私たちの任期は残りわずかではありますが、成田晃司議員の遺志を引き継ぎ、市政の発展のために今定例会に取り組んでいきたいと決意しております。私は、平成23年第4回定例会において、就任から7か月の時点での市長の三つの基本姿勢と7つの重点公約の状況についてお尋ねしたことを思い出すとき、当時答弁された一つ一つについて、この4年間で着実に実施し、結果を残してこられた市長の政治姿勢と実行力を高く評価するとともに、我が自民党も与党会派の一員として中松市政を支えてきたものと自負しているところであります。先日の本会議で中松市長は、4年間の市政運営を振り返り、所感を述べられていましたが、4年間の任期終盤に当たり、改めて第1期中松市政の基本姿勢と公約、現在の財政状況、今定例会に提案された予算案についてお尋ねしたいと思います。我が自由民主党としては、中松市長が再選を果たされ、次期も市政を担うことを信じておりますが、この4年間多くの実績を残してきた市長として、そして一政治家として、これからの4年間の小樽市政に対するお考えについてもお伺いいたします。ぜひとも意欲に満ちた力強い言葉で、そして市民の皆様にも理解でき得るよう、可能な限り具体的で平易な御答弁をお願いいたします。初めに、三つの基本姿勢についてお伺いいたします。基本姿勢の第1「市民力の活用」については、「多様化する市民ニーズや新たな地域課題に応えるためには、市民の皆さんと行政とが協働で市政を運営する良好な関係の確立が必要です。そのため、市民参加の市政運営を進め「市民力」によるまちづくりを目指します」とのことでした。4年間を振り返り、具体的にどのように取り組まれ、その成果についてどのように評価されているのかお聞かせください。基本姿勢の第2は、「安心・安全なまちづくり」です。子供からお年寄りまで安心・安全で健康に暮らせる地域社会の実現を目指して取り組まれたことと思いますが、この分野は非常に幅広く、また社会情勢の変化や時間の経過も踏まえ、計画的、継続的に取り組まなければなりません。この4年間で特に印象深い取組について何点かお示しいただき、今後に残された課題についての御所見も、あわせてお聞かせ願います。基本姿勢の第3は、「魅力ある生活都市の創造」です。個性あふれる歴史、文化、恵まれた自然環境が多くあり、これら市民の財産や自然景観を徹底的に活用し、他地域にはない魅力を一層引き延ばしていくことを掲げておられました。具体的な取組とその成果についてどのように感じておられるのか、お聞かせください。これらの基本姿勢は今後に向けた考え方、「信頼できる街づくりをめざして~基本的な考え方~」においても、その精神を受け継いでいると感じております。中松市長のこれからの政治姿勢についてお聞かせください。以上で、第1項目めの質問を終わります。

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

濱本議員の御質問にお答えします。ただいま、市長の基本姿勢について御質問がありました。初めに、「市民力の活用」についてですが、個性豊かなふるさとづくりを進めるため、地域のまちづくり団体を支援するふるさとまちづくり協働事業により、おたる案内人ジュニア育成プログラム事業や、小樽あんかけ焼そばPR事業などへの助成を行うことで、市民協働のまちづくりを進めることができたものと考えております。また、フェイスブックの活用や、記者会見の定例化など、情報発信の強化に努めたほか、昨年4月には小樽市自治基本条例を施行しましたが、この条例は公募による市民委員の参加の下、多くの議論を重ねてつくり上げたものであり、市民参加と協働による取組の成果であると考えております。次に、「安心・安全なまちづくり」についてですが、市民生活と最もかかわり合いが深く、市民満足の基本となるものが生活の安心と安全の確保であり、誰もが健康で生きがいを持って生活できるまちづくりへ向けた取組を進めてまいりました。中でも長年にわたり進めてまいりました市立病院の統合新築事業が一区切りを迎え、昨年12月、小樽市立病院として無事開院させることができ、責任を果たせたと思っております。今後は、健全な経営の下、質の高い総合的医療を行う地域の基幹病院として、その役割を果たしていくことが重要であると考えております。また、東日本大震災の発生を契機に、自然災害に対する備えが自治体の重要な責務として認知され始めたことから、防災対策に力を入れ、津波ハザードマップの作成や避難所機能の強化を図るとともに、各町会での防災避難訓練への支援や津波注意喚起標識板などの設置を進めてまいりました。地震や津波などの災害が襲ってくる可能性は常に存在することから、今後もあらゆる事態に対応できるよう、防災対策に取り組んでいく必要があると考えております。次に、「魅力ある生活都市の創造」についてですが、市民の皆さんが愛着を深め、誇りを持って暮らすことのできるまちづくりを進めるために、公営住宅の計画的な整備や住宅リフォームへの助成のほか、公園や道路、上下水道などインフラの適正な維持・管理と老朽化対策などに取り組み、生活環境の向上が図られたものと考えております。また、まちの魅力を高めるために、歴史的建造物保全への助成や、文学館・美術館、旧国鉄手宮線の整備、新たなイベントへの助成など、本市の個性あふれる歴史、文化、恵まれた自然環境を生かしたこれらの取組により、多くの観光客が本市を訪れ、本市の経済に大きな効果をもたらしているものと考えております。次に、今後に向けての政治姿勢についてですが、現在、本市が抱える最も大きな課題は、少子化、高齢化、そして人口減少に歯止めがかからないことです。しかし、一方では、全国的にも魅力あふれるまちとしての評価が確立しつつあることから、地域の恵まれた資源を生かしながら、活力を生み出し、次世代につなぐ持続可能な社会を築いていくことが必要と考えております。

出典:小樽市議会 平成27年第1回定例会 2015年3月2日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる