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小樽市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月12日

「令和4年第3回定例会に当たり、自由民主党を代表して質問いたし…」

2022年9月12日、小樽市議会の一般質問で、濱本進議員が質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。

質問者
濱本進 議員
答弁者
市長 迫俊哉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 22番 濱本進

令和4年第3回定例会に当たり、自由民主党を代表して質問いたします。本年、市制施行100周年の節目の年に、2度目の市長選挙に挑み、多くの市民の支持を得て、これからの4年間の市政を市民から託された迫市長に我が会派は大いに期待をしています。質問を始める前に、3点ほど申し上げたいことがあります。一つ目は、本年、小樽市議会においても決議いたしましたが、この2月に始まり、今も続いているロシアのプーチン政権によるウクライナへの理不尽な軍事侵略に対し、私はもとより、世界の多くの人々が心のうちに強い憤りを抱いていると思います。この半年、そして今日も、この瞬間も、かけがえのない貴い命が失われていくことを深く悲しんでいます。失われた多くの命に哀悼の意を表するとともに、負傷された方、平穏な日常を奪われた多くの人々に心よりお見舞いを申し上げます。一刻も早く、ロシア軍はウクライナから撤退し、この悲惨な戦争が終わることを願ってやみません。二つ目は、ピークは過ぎたかもしれませんが、新型オミクロン株による第7波の感染拡大に対して、最前線で向き合っている医療従事者の皆さん、保健所の皆さん、そして、多くの関係者の皆さんの御努力、御労苦に敬意を表しますとともに、感謝を申し上げます。また、感染されている皆様にお見舞いを申し上げますとともに、早期の御回復をお祈り申し上げます。そして、この新型コロナウイルス感染症の影響を受けている多くの事業者の皆様には、1日でも早く、新型コロナウイルス感染症が収まり、かつての経済活動が回復することを願うとともに、議会の責任ある会派として全力で対応してまいります。三つ目は、我が自民党が推薦をさせていただいた迫市長が、市民の信頼を得て再選され、市長としての2期目がスタートしました。本年、小樽市は市制施行100周年を迎えましたが、新たな小樽の未来をつくる節目の年にふさわしい迫市長の誕生は必然であったと確信しています。我が自民党は、これからも小樽の未来に対する責任を自覚する会派として、迫市長とともに様々な市政の課題解決に向けて、真摯に取り組んでまいります。それでは、第1項目、これまでの4年間、1期目の市政執行について伺います。4年前の平成30年9月26日第3回定例会の初日、迫市長は提案説明の冒頭において、今後4年間の小樽市政について所信を述べられました。初めに、任期途中で辞任した前任者の状況については、議会をはじめ経済界などとの信頼関係が構築されず、様々な市政の重要課題の解決が遅れたとの認識を示されました。この認識を踏まえて、小樽の代表として議会と誠実に向き合い、広く市民との対話を重ね、小樽のまちづくりを再起動すべく、リーダーシップを発揮し、また、市民から信頼され、評価される市役所づくりのために、市役所の体質改善、職員の意識改革、庁内議論や連携を深化させるなどして、組織全体の課題解決能力を高めて、市民本位のまちづくりを進めると表明されました。-13-市民から信頼され、評価される市役所づくりは、ゴールが存在しないテーマであると理解していますが、市長はこの4年間、庁内において組織全体の課題解決能力を高めるためにどのように取り組み、どのような成果が得られたとお考えでしょうか、お示しください。また、その成果には、市民本位のまちづくりを進めた特徴的な事例があるか、お示しください。次に、市長は、まちづくりの基本的な考え方として、三つの政治姿勢を示されました。新型コロナウイルス感染症の影響によって様々な制約を受け、また最優先でその対応をしてきたこの3年半、市長が三つの政治姿勢を実現することは、困難を極めたと重々理解していますが、お聞かせください。一つ目は、「対話の重視」でした。我が会派は、これまでのコロナ禍においても、市長が真摯に議会や市民と向き合い、対話してきたと理解し、評価しています。市長は対話の重視について、どのような取組をして、成果があったとお考えですか、お聞かせください。二つ目は、「経済と生活の好循環」でした。これは新型コロナウイルス感染症によって、残念ながらほとんどなすすべがなかったと思いますが、御認識をお聞かせください。三つ目は「備え」でした。このことは皮肉にも、新型コロナウイルス感染症によって安全・安心、そして未来のために備えがいかに重要かつ必要なことを、我々も実感し再認識させられました。市長は、備えについてどのような取組をして、成果があったとお考えですか、お聞かせください。次に、重点的に推進したい四つの政策の柱について示されました。一つ目は、「次世代をつくる」でした。このことについては、コロナ禍においても、教育環境の整備充実などに取組を進め、一定の成果を生み出したと理解し、評価をしています。市長はどのような取組を行い、その成果についてどのようにお考えですか、お聞かせください。二つ目は、「安全をつくり、安心を生む」でした。コロナ禍にあっても、またコロナ禍であるからこそ、高齢者の多様な支援は関係機関が連携して総合的に取り組む必要があります。また、公共交通ネットワークの維持、除排雪の充実、事前、事後の災害対策の強化などが必要です。これらへの取組、成果をお聞かせください。三つ目は、「にぎわいをつくる」でした。このことも、例えばクルーズ船の誘致は、コロナ禍の影響でツアーそのものが中止となり活動できない状況でした。しかしながら、日本遺産認定を契機とした新たな小樽の魅力づくり、その情報発信など、ウィズコロナ、アフターコロナを見据えた取組を行ってきたと理解しています。市長は、にぎわいをつくるについてどのような取組を行い、その成果についてどのようにお考えですか、お聞かせください。四つ目は、「未来をつくる」でした。4年前市長に就任して以来、未来をつくるために、第3号ふ頭の整備、小樽駅前の整備、プール併設の総合体育館の新築、新幹線の新駅周辺のまちづくりなどに着手するとともに、財務体質の健全化に取り組んでこられました。市長は、未来をつくるためにどのような取組を行い、その成果をどのようにお考えですか、お聞かせください。前任者が残していった様々な負の遺産、多くの負債を引き継いだ上に、誰もが経験したことのない新型コロナウイルス感染症の影響により混乱し、困難な状況の中で、小樽の代表としての気概を持ち、35年の-14-行政経験を生かし、市民の負託に誠実に向かい合いながら信頼に応えるリーダーシップを発揮して、負の遺産、負債を解消する道筋を見いだし、新型コロナウイルス感染症対策をはじめ市政の課題の解決を求めて、これまでの4年間、着実に歩みを進めてきた迫市長の実績は、誰もが認めていることは紛れもない事実であると確信しています。我が自民党は1期目の迫市政を支え、施策の遂行に微力ながら協力できたことを誇りに思っております。以上、第1項目めの質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

濱本議員の御質問にお答えいたします。ただいま、1期目の市政執行について御質問がありました。初めに、信頼、評価される市役所づくりについてですが、まず組織全体の課題解決能力を高めるための取組と、その成果につきましては、組織の縦割りによる弊害を取り除くため、課題を共有する部局間の連携を推進してきたところであり、また令和3年度には、組織改革を実施し、部の再編を図ったほか、例えばふるさと納税の担当職員を増員するなど、職員配置の見直しも行ってまいりました。また、職員に対しては、職員提案制度の在り方も見直し、課題解決に向けた立案能力の向上を図ったほか、市民の皆さんとの対話の重要性を伝えてきたところであります。これらの取組の成果の一例といたしましては、ふるさと納税の大幅増、業務改善や市民サービスの向上に対する職員の意欲、意識の高まりなどが上げられるほか、市民本位のまちづくりにつながった実例といたしましては、市民の皆さんや、実際に地域で活動を展開している方々の御意見をいただきながら策定をした、第1期小樽市地域福祉計画がその実例に当たると考えております。次に、三つの政治姿勢についてですが、まず「対話の重視」につきましては、1期目の立候補の際、市民の行政への不信感の背景の一つに、行政と市民の距離感があるのではないかと感じて、「対話の重視」を掲げたものであります。「対話の重視」は私だけではなく、組織としての取組でもあり、私としては、市長と語る会を通じ、様々な団体と、まちづくりに関して直接意見交換を行ったほか、「市長への手紙」に対する回答は、私が全ての手紙に目を通した上で、その多くについて、現場の職員に現地で、あるいは電話を通じて、市の考えを市民の方に直接お伝えするよう指示をしてまいりました。現場の職員からは、市の対応に市民の皆さんから、理解納得をいただいたとの報告も受けており、こうした取組によって、行政と市民の距離感を縮めることができたのではと感じているところであります。次に、「経済と生活の好循環」につきましては、この間、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、経済政策を前進させることは困難でした。しかし、そのような中にあっても、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した施策などを着実に実施し、大きなダメージを受けた地域経済の下支えに努めてきたところであります。いまだコロナ禍の収束は見通せませんが、今後、地域の強みを生かしたまちづくりや、子育て環境の充実などを、より一層前進させることにより、移住、観光、投資の面から選ばれるまちを目指し、持続可能なまちづくりを進めてまいります。次に、「備え」につきましては、コロナ禍はもちろんのことですが、私の1期目の就任直後には、北海道胆振東部地震が発生し、その教訓から、「備え」の重要性を再認識してきたところであります。このようなことからこの間、FMおたるの難聴地域の解消や、より実践を想定した訓練を取り入れた総合防災訓練の充実、小・中学校の耐震補強工事の推進などの取組を着実に進めてきたところであり、これらの取組-15-は、暮らしの安全性を高め、市民の皆さんの安心・安全につながるものであったと考えております。次に、まちづくり四つの政策の柱についてですが、まず「次世代をつくる」につきましては、子育て世代のニーズを捉えた施策を一層推進していくために、こども未来部を新設したほか、おたる子ども未来塾や子育て世代包括支援センター「にこにこ」の開設、子どもの医療費の助成拡大、中学校における専門的な知識を持った外部人材の登用、小・中学校の通信ネットワーク整備などの取組を進めてまいりました。これらの取組は、安心して子どもを産み育てられる環境や、教育環境の改善に資するものであったと考えております。次に、「安全をつくり、安心を生む」につきましては、福祉、医療、介護などの複合的課題に対応する窓口として、福祉総合相談室を設置したほか、生活バス路線を運行する乗合バス事業者に対する補助の開始、除雪対策本部の早期設置や、ロードヒーティング施設の計画的な更新、防災行政無線の整備やFMおたるの難聴地域の解消などの取組を進めてまいりました。これらの取組は、市民福祉や生活の利便性の向上を通じて、市民の皆さんが安心できる暮らしの実現に資するものであったと考えております。次に、「にぎわいをつくる」につきましては、解体の危機にあった北運河のシンボル的存在である北海製罐株式会社小樽工場第3倉庫の寄附を受け、その維持を図るなど、歴史的な建造物を活用したまちづくりに取り組んだほか、水産加工品のブランド化に資する支援や、中小企業や小規模事業者向けに、新規創業者に対する補助や事業継承支援、空き店舗対策支援事業などの取組を進めてまいりました。先ほども述べたとおり、コロナ禍にあったこの間、経済政策を前進させることは困難でありましたが、これらの取組は、これからのまちのにぎわい形成につながっていくものと考えております。次に、「未来をつくる」につきましては、JR小樽駅前広場再整備基本計画、小樽市公共施設長寿命化計画、おたる新幹線まちづくりアクションプランなどの各種計画の策定を行ったほか、小樽港第3号ふ頭の岸壁改良、クルーズターミナル、駐車場の整備着手などの取組を進めてまいりました。財政面では、将来にわたって安定した行政運営をなし得る財政構造とするため、収支改善プランを策定し、歳入の増加と、歳出の削減に取り組んでまいりました。これらの取組は、将来を志向したプロジェクトに道筋をつけ、持続可能なまちづくりの実現に向けて市政を前進させてきたものと考えております。

出典:小樽市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月12日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる