小樽市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月8日
福祉灯油について
2014年12月8日、小樽市議会の一般質問で、新谷とし議員が「福祉灯油について」質問し、市長 中松義治が答弁しました。
- 質問者
- 新谷とし 議員
- 答弁者
- 市長 中松義治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 21番 新谷とし
福祉灯油について質問します。アベノミクスにより灯油価格は高騰し続け、小樽市生活安全課の生活必需品小売価格調査では、灯油価格が昨年11月から今年11月まで平均価格100円以上で推移しております。11月の平均価格は100.5円です。物価も上がり、加えて今年4月からの消費税増税、年金削減などで市民生活は大変厳しくなっており、悲鳴に近い声を上げています。知り合いの70代の女性は「年金は月約7万円、灯油は年間七、八缶しか買わず、冬でも室温が十五、六度になったらストーブを消し、厚着をして我慢をしている。これで病気になったらどうしようもない」と生活の切実さを話します。ぎりぎりの生活でひたすら寒さに耐えている市民は少なくありません。市長は、このような市民の生活実態をどう把握していますか。昨年度は全道159市町村で福祉灯油を実施、網走市では今年3月に灯油価格高騰緊急対策事業として1世帯5,000円を実施、事業費にかかった経費1,587万3,000円を補正し、そのうち44パーセントが国の特別交付税で措置されたと聞いています。日本共産党は、福祉灯油に対する北海道の地域づくり総合交付金の助成額が少なすぎることから、高橋はるみ知事に対し、福祉灯油制度の確立と総合交付金の積み増し補正を要請してきました。世論に押され、北海道は福祉灯油に対する交付金を1.5倍に増やすことを決めましたが、それでも不十分です。しかし、網走市のように特別交付税を活用し、実施した例もあるのですから、市長の温かい真心を困っている市民に届けるよう、福祉灯油の実施を強く求めます。お答えください。
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
ただいま、福祉灯油について御質問がありました。初めに、市民生活の実態把握についてですが、消費増税、電気料金の値上げ、さらには輸入価格の高騰による生活必需品の値上がりなどが家計を圧迫し、市民生活が大変厳しい状況に置かれていることは認識しております。特に、灯油は暖房の主要燃料として欠かせないものでありますし、最近は値下がり傾向にあるものの、長く続く灯油の高どまりは市民生活を圧迫する要因の一つであることから、灯油価格が早期に適正な価格になるよう強く望んでいるところであります。次に、福祉灯油の実施につきましては、灯油価格が急激に高騰した場合に他都市の状況、国や北海道からの財政支援の動き、さらには本市の財政状況を総合的に勘案し判断することとしております。準備期間を勘案いたしますと、少なくとも年内には国や北海道の相応の財政支援について具体的な内容が示されなければ実施を判断することはできませんので、こうしたことが示されていない現時点においては福祉灯油の実施は困難でありますことを御理解願います。