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小樽市議会 平成26年第3回定例会 2014年9月8日

女性の活躍の推進について

2014年9月8日、小樽市議会の一般質問で、山田雅敏議員が「女性の活躍の推進について」質問し、市長 中松義治が答弁しました。

質問者
山田雅敏 議員
答弁者
市長 中松義治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 24番 山田雅敏

次に、女性の活躍の推進について何点かお伺いしてまいります。本市でも人口対策庁内検討会議が設置された、人口減少対策の環境整備についてお伺いいたします。本年5月、政府の経済財政諮問会議の有識者会議「選択する未来」委員会は、日本経済への提言として、50 年後に1億人程度の人口目標を掲げ、70 歳までを働く人と位置づけ、女性の活躍も不可欠とした中間整理をまとめました。「選択する未来」委員会のまとめについて主な内容をお聞かせください。同じく5月、民間の有識者でつくる日本創成会議が、2040 年には全国の半数に当たる 896 市区町村で20 歳から 39 歳の女性が半減し、将来消滅する可能性があるとする人口推計を公表、道内はその8割が該当するといいます。7月 15 日には、全国知事会が少子化非常事態宣言を採択、北海道は年内にも人口減の取組指針を作成すると聞きます。私も、この人口問題を考える上で、女性が仕事をしながら子供を育てられる環境の整備が重要と思います。そこで、本市の対策についてお聞かせください。次に、女性の管理職登用についてお伺いいたします。男女雇用機会均等法は、昭和 60 年に成立、翌 61 年に施行、企業に対して採用や昇進、職種の変更など、男女で異なる取扱いを禁じています。最初に、本年7月施行規則改正でどのような点が明記されたのか、お聞かせください。昨年4月、安倍首相が女性の登用について上場企業は最低1人の女性役員登用をと呼びかけたことで広がり、厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、民間企業(100 人以上)で昨年は 7.5 パーセントと聞きます。首相は、女性の活躍推進を成長戦略の中心の一つに位置づけており、平成 32 年までに指導的地位に占める女性の割合を 30 パーセントにするという数値目標を掲げています。また、7月 13 日、来年度に採用する国家公務員の3割以上を女性とする考えを示しました。総務省のデータによる女性の就職希望者は、全国に 328 万人いると聞きます。一般に女性の雇用促進に関連して育児・介護休業法の活用や男女の役割分担の意識改革など、女性が働きやすい環境の整備についてどのような点が進んでいないと考えられるのか、お聞かせください。今、注目される女性を含めた中間管理職向けの研修プログラムがあると聞きます。メンター制度についてお聞かせください。内閣人事で省庁幹部の女性が倍増したと聞きます。本年4月から道庁では、観光振興監、上川総合振興局長、宗谷教育局長、保健福祉部次長など高橋知事が女性職員を重要ポストへ、札幌市では課長職に女性7人を登用したと聞きます。報道では、一般行政職における本市の女性管理職の登用状況は、道内主要都市の中で最も低いと聞きます。本市において女性登用率が低い理由はどこにあるとお考えですか。また、今後の女性登用に向けた施策をお聞かせください。次に、女性勤労促進についてお伺いいたします。平成 24 年の総務省統計局の調査では、全国平均で製造業の女性就業者の比率は 11.3 パーセント、道内では 7.3 パーセントと聞きます。道は今年度第2次産業に女性を誘う、ものづくり「なでしこ」応援プロジェクトをスタートさせ、男の職場と見られがちな製造業への女性就労を応援すると聞きます。最後に、この取組の目的や活動、啓発をお聞かせの上、本市の直近の製造業における女性就業状況についてお聞かせください。

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

ただいま、女性の活躍推進について御質問がありました。初めに、人口減少対策としての環境整備についてですが、まず「選択する未来」委員会の中間整理の主な内容につきましては、現状のままでは人口急減、超高齢社会が到来することが確実であるとした上で、流れを変えるための未来への選択として、50 年後に1億人程度の人口を保持すること、創意工夫による新たな価値の創造により経済成長を続けること、年齢、性別にかかわらず能力を発揮することのほか、個性を生かした地域戦略や文化、公共心など、社会の土台を大切にすることについての考え方がまとめられているものと承知しております。次に、女性が仕事をしながら子供を育てられる環境の整備につきましては、保育環境では保育所やファミリーサポートセンター、放課後児童クラブの運営などの事業があり、就労環境では男女共同参画の推進を図るため、ワーク・ライフ・バランスの考え方の普及などにも努めているところであります。次に、女性の管理職登用についてですが、まず男女雇用機会均等法施行規則の改正点につきましては、間接差別となり得る措置の範囲の見直しや、性別による差別事例の追加、セクシュアルハラスメントの予防、事後対応の徹底等、コース等別雇用管理についての指針の制定であります。次に、女性が働きやすい環境の整備について進んでいない点につきましては、厚生労働省の報告書によりますと、仕事と子育てなどの家庭生活を両立させるための支援、男性の働き方やそれを取り巻く職場の慣行に対する意識改革、子育て等のために離職した方への再就職支援などが挙げられております。次に、メンター制度についてですが、この制度は厚生労働省が人材育成のために推奨しているもので、女性職員の活躍を促進するために有効な方法とされています。具体的には、上司ではなく豊富な知識と職場経験を有した先輩職員が後輩職員との対話を通じて、職場内での悩みや問題解決の相談役となって後輩職員の育成をサポートしようとするものであります。次に、一般行政職の女性管理職への登用についてですが、本市において女性管理職が少ない理由としては、管理職への昇任年齢層に占める女性の職員数が少ないことも要因の一つではと考えておりますが、近年、採用者に占める女性の割合も高くなっておりますので、他都市で行っている女性のキャリアアップやリーダー養成のための研修会への参加を進めながら、職員の能力や経験に応じて適材適所の考え方に立った女性の管理職への登用を図ってまいりたいと思います。次に、女性の勤労促進についてですが、ものづくり「なでしこ」応援プロジェクトにつきましては、今年度の北海道の新規事業であり、道内経済を支えるものづくり現場への女性の参画促進を目的として、職場見学会をはじめ、既に活躍している女性を紹介するPR冊子の作成や配布など、製造業のイメージアップ等に取り組んでいるものであります。また、製造業における女性の就業状況につきましては、御指摘の比率については国の労働力調査によるものであり、標本数4万世帯からの調査結果であります。一方、直近の「平成 24 年経済センサス-活動調査」は、ほとんどの企業や産業を調査対象にしており、本市の製造業の従業員 8,700 名のうち、女性は 3,800 名で 43.7 パーセントとなり、全道や全国に比べて高い比率になっております。

出典:小樽市議会 平成26年第3回定例会 2014年9月8日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる