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小樽市議会 平成26年第1回定例会 2014年3月4日

平成26年度予算の重点施策について

2014年3月4日、小樽市議会の一般質問で、高橋克幸議員が「平成26年度予算の重点施策について」質問し、市長 中松義治、教育長 上林猛が答弁しました。

質問者
高橋克幸 議員
答弁者
市長 中松義治、教育長 上林猛

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 高橋克幸

次に、平成26年度予算の重点施策についてであります。社会資本の耐震化や老朽対策について何点か伺います。まず1点目に、学校施設の事業費であります。校舎等耐震補強等事業費が計上されておりますが、耐震補強事業について、これまでの実績はどのようになっているのかお示しください。また、今後の予定と耐震化事業の完了のめどについてお答えください。非構造部材耐震化事業は平成26年度、27年度の2か年で実施予定となっておりますが、主な内容とスケジュールについてお示しください。2点目に、災害に強い整備事業の上下水道施設整備事業費についてですが、約8億4,000万円が計上されております。この内訳と上下水道施設の耐震対策の全体計画の概要、事業費及びその計画に対する今回の割合、そして今後の予定やスケジュールについてお示しください。3点目に、建築物の耐震診断経費についてであります。市で保有している施設の中で、本庁舎、市民会館、総合体育館、小・中学校の耐震診断が実施されますが、小・中学校では何校が実施予定なのか、また今後のスケジュールについてお示しください。本庁舎については、今後求められる機能や役割を考えるとき、公共施設の耐震化や建替えの優先順位について、防災拠点の考え方から別枠で検討し、できるだけ速やかに今後の検討課題の整理と具体的な計画を進める必要があると以前にも提案いたしました。市長の御答弁では、「庁内に検討チームを設置し、予算面も含めた検討課題の整理を進めてまいりたいと考えております」との前向きな答弁がありました。そして、昨年には改築のための基金が設置され、確実に第一歩を踏み出したと思っております。検討チームの設置や予算面も含めた検討課題の整理についてどのように検討されているのか、今後の考え方も含め具体的にお答えください。平成26年1月、総務省より、「公共施設等総合管理計画の策定にあたっての指針(案)の概要」について、内容が示されました。これは公共施設等の全体を把握し、長期的な視点を持って、更新・統廃合・長寿命化などを計画的に行うことにより、財政負担を軽減・平準化するとともに、公共施設等の最適な配置を実現することが必要になっているという時代背景からであります。国ではこの計画の策定に係る支援として特別交付税措置が示されておりますが、その内容についてお示しください。また、計画に基づく公共施設等の除却についての地方債の特例措置について、地方財政法を改正し、創設するようでありますが、主な内容についてお示しください。さらに、本市ではこの計画の策定についてどのように検討されるのか、今後の考え方も含めてお答えください。次に、市内経済の活性化に向けた取組についてであります。観光については別の項目で質問しますので、ここでは企業誘致について伺います。平成24年度、25年度に東京、大阪において企業立地トップセミナーを開催し、市長みずから企業誘致を積極的に実施されてまいりました。改めて伺いますが、市長の率直な感想と意気込みについてお答えください。また、このセミナーに参加した企業数と主な業種についてお答えください。さらに、参加者の感想や反応はどのようなものだったのか、そして、それについてどのように対策を検討されたのかお示しください。今回のフォローアップ事業についてですが、企業訪問についてどのような戦略を持って臨まれるのか、その内容と予定されている企業数と業種についてお示しください。いずれにしても、少しでもよい結果になることを期待しているものであります。2項目めの質問を終わります。

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

ただいま、平成26年度予算の重点施策について御質問がありました。初めに、社会資本の耐震化や老朽対策についてですが、まず上下水道施設整備につきましては、整備事業費の約8億4,000万円の内訳は、上水道施設の送水管や配水管の整備に2億9,000万円、配水池の築造などに2億3,000万円、下水道施設の汚水管整備に2億9,000万円、処理場などの整備に3,000万円となっております。次に、上下水道施設の耐震対策の全体計画は、配水管の耐震化が総延長96.5キロメートル、総事業費約50億円を見込んでおり、平成26年度までに30.5キロメートル、進捗率は32パーセントとなり、小樽市上下水道ビジョンの目標年度である30年度までに35.3キロメートルを整備する予定です。また、処理場など耐震化が必要な下水道施設は29か所で、平成30年度までに予定していた5か所については、前倒しして25年度までに整備を終えますので、26年度から新たに3か所の耐震診断などを行ってまいります。なお、総事業費は、耐震診断を行っていない施設があるため算出しておりません。次に、耐震診断を実施する学校数につきましては、小学校2校、中学校2校の合計4校となっております。また、今後のスケジュールにつきましては、新年度のできるだけ早い時期に業務を発注し、来年3月までに耐震診断を完了したいと考えております。次に、本庁舎の改築に向けた取組につきましては、昨年8月に内部検討チームとしまして、副市長を委員長とする市庁舎建設準備委員会を設置し、まずは建替えに向けた課題等の整理をしていくことといたしました。最重要課題である自己資金の確保につきましては、昨年、小樽市庁舎建設資金基金も設置したところですが、厳しい財政状況の中、今後の積立てについては、当面は単年度ごとの決算状況を見ながら検討していきたいと考えております。次に、公共施設等総合管理計画の策定に係る特別交付税の措置につきましては、国からの通知では、計画策定に要する経費について特別交付税により措置があり、措置率は2分の1とされております。また、計画に基づく公共施設等の除却についての特例措置につきましては、これまで公共施設等の除却のみでは地方債の対象とはなりませんでしたが、計画に基づく除却は地方債が措置され、特例措置の期間は平成26年度以後の当分の間で、充当率は75パーセントとなっております。次に、本市での公共施設等総合管理計画の策定につきましては、本市は学校の適正配置や病院の統合新築などに伴う跡地利用や老朽化した旧施設の除却が必要となる場合も想定されることから、今後、計画を策定し、財政負担の軽減、平準化を図る必要があると考えております。次に、市内経済の活性化に向けた取組についてですが、まず東京、大阪で開催した企業立地トップセミナーにおける私の感想と意気込みにつきましては、このセミナーの開催が首都圏や関西圏の企業に対し、本市が北海道における商工港湾都市として重要な拠点であることを改めてアピールできたことは大変効果的な取組であったと思っておりますし、今後の企業誘致の推進に大きなプラスになったものと感じております。また、近年、道内の主要都市におきましては、本市のように大阪で単独開催する例はないと聞いておりますので、関西圏の企業に対しましては、本市への立地優位性をPRする大きな足がかりになったものであり、今後も精力的に誘致活動に取り組んでまいりたいと考えております。次に、トップセミナーにおける参加企業数と主な業種につきましては、東京では参加企業数が33社、このうち主な業種は、食品4社を含む製造業が16社、物流関係が5社、一方、大阪では参加企業数が40社、このうち主な業種は食品7社を含む製造業が17社、物流関連が13社となっております。次に、トップセミナー参加者の感想や反応につきましては、セミナーの参加者からは、道内最大の都市である札幌市に隣接する地理的優位性や、本市を含む札幌圏が地震などの災害リスクが全国的にも極めて低いことへの関心を示す声が多く聞かれました。また、セミナー後の名刺交換会では、小樽産品の試飲・試食をしていただく中で、食という面から、小樽ブランドへの興味を強く持っていただいたと感じております。これらを踏まえた対策といたしましては、本市に集積が進む食品関連企業をターゲットに企業誘致DVDを新たに作成しましたので、今後、企業訪問時やプレゼンの機会に活用し、小樽の魅力や企業立地の優位性を最大限にPRしてまいりたいと考えております。次に、フォローアップ事業における企業訪問の戦略と予定する企業数、業種につきましては、東京、大阪でのトップセミナーの開催により、新たに参加企業とのつながりができましたので、まずは誘致担当者がこれらの企業に対する継続的な訪問活動を行ってまいります。特にトップセミナーに参加された食品関連11社や物流関連18社につきましては、できる限り私みずからが訪問する中で、1社でも多くの企業が本市に立地していただけるよう努力してまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)

高橋議員の御質問にお答えいたします。ただいま、平成26年度予算の重点施策について御質問がありました。初めに、社会資本の耐震化や老朽対策に関連して、学校施設の耐震化工事の実績と今後のめどについてでございますが、本市の小・中学校の耐震化は、平成21年に策定した小樽市立小中学校学校規模・学校配置適正化基本計画に合わせて順次整備をすることとしております。平成21年度末で耐震化率は45.8パーセントでありましたが、その後、小学校4校、中学校4校の計8校の耐震化を終え、25年度には耐震化率は63.8パーセントになります。平成26年度は耐震診断4校と耐震化工事の実施設計4校を行い、基本計画の最終年である36年度までには全ての耐震化を終えたいと考えております。次に、非構造部材の耐震化についてでございますが、平成26年度は小学校23校、中学校14校でバスケットゴールの点検を行います。また、小学校18校、中学校12校の屋内運動場及び高島小学校温水プールの照明設備の点検、補強を行います。そのほか、教室内部のテレビやスチールロッカーなどの備品の固定を全校で行います。平成27年度は、緑小学校屋内運動場及び高島小学校温水プールのつり天井の落下防止対策を行う予定であります。

出典:小樽市議会 平成26年第1回定例会 2014年3月4日 議事録 PDF(75ページ) 間違いを知らせる