みんなの議会

小樽市議会 平成20年第4回定例会 2008年12月8日

(1)金融・経済危機問題について/(2)使用料及び手数料の改定について/(3)財政問題について/(4)小樽市立病院改革プランについて/(5)介護保険制度について/(6)資格証明書の問題について

2008年12月8日、小樽市議会の一般質問で、新谷とし議員が「金融・経済危機問題について」「使用料及び手数料の改定について」「財政問題について」「小樽市立病院改革プランについて」「介護保険制度について」「資格証明書の問題について」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 菊譲、副市長 山田厚、教育部長 大野博幸が答弁しました。

質問者
新谷とし 議員
答弁者
市長 山田勝麿、教育長 菊譲、副市長 山田厚、教育部長 大野博幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 20番 新谷とし

日本共産党を代表して質問します。初めに、金融・経済危機問題についてお聞きします。アメリカ発の金融危機、極端な金融自由化と規制緩和で投機マネーを異常に膨張させ、世界有数の巨大金融機関が先頭に立って、ばくちのような投機に狂奔するカジノ資本主義の破たんで、世界経済は大混乱をし、日本経済にも深刻な影響が出ています。景気悪化を理由に大銀行を先頭にした貸し渋り、貸しはがしが加速、とりわけ資金供給で最大の責任を果たすべき大銀行4グループが、この1年間に3兆7,000億円、2年間で5兆7,000億円も中小企業への貸出しを減らしています。1990年代後半から約11兆5,000億円もの公的資金が投入され、4グループで約2兆5,000億円の経常利益を上げながら、ほとんど法人税を払わず、中小企業には貸し渋り、貸しはがしを行う一方で、三菱UFJ銀行は、リーマン・ブラザーズに9,000億円の資金提供をしたのは大問題です。金融庁の資料によると、2008年6月末、大銀行はサブプライム関連商品で6,790億円、地域銀行は460億円、協同組織の金融機関は290億円の損失になっています。貸し渋り、貸しはがしの裏づけとなるのが銀行、金融機関の預金残高に対する貸出残高の割合を示す預貸率、預金量に対する有価証券保有割合である預証率で、近年、預貸率を低下させ、預証率を上昇させています。小樽市内の銀行、金融機関の預貸率と預証率はどのようになっているか、サブプライム関連証券での損失はないのか、それぞれの金融機関についてお知らせください。この間、企業倒産と負債金額も増えていますが、市内企業の平成16年以降の倒産実態についてお知らせください。北海道中小企業家同友会が8月にまとめた「原油・原材料高騰と対応に関する緊急アンケート」における原油・原材料に関する悩みの項では、「販売価格に転嫁できない」「諸経費の増大」「仕入れ先の一方的値上げ」「消費の冷え込み」「資金繰りが厳しくなってきた」と続いています。2007年6月期比較では、売上高が「減少」と回答している企業は、建設関連業が55.7パーセント、サービス業が48.5パーセント、全業種平均は46.5パーセントです。経常利益が「減少」と回答している企業は、運輸・倉庫業が81パーセント、製造業が64パーセント、建設関連業が63.9パーセント、全業種で60.5パーセントと厳しい経営実態が表れています。この対応策として、「諸経費の削減」や「人件費の削減」などを挙げていますが、「自助努力も限界、公的支援を」と訴え、国などに望むことの項では、「灯油・ガソリン・軽油などの税率低減」「国際的な投機を防止する対策」「中小企業への緊急融資の実施」「大企業の便乗値上げへの監視強化と指導」と続いています。このような中、小樽市の融資制度を利用する企業が増えているということですが、利用実態をお知らせください。10月31日からは、国の原材料価格高騰対応等緊急保証制度が始まり、原油・原材料仕入価格の高騰を転嫁できない中小業者を支援するセーフティネット保証の指定業種が618業種に広げられました。一般保証とは別枠で責任共有の対象外で、信用保証協会の100パーセント保証ですが、要件、手続についてお知らせください。私たちのところに建築関係の業者から、「金融機関は、税金の滞納をしているので滞納を一掃したら貸すと言って貸してくれない。材料を仕入れることもできず大変困っている」という訴えがあり、「3年前までは仕事があったが、今年は仕事も売上げも激減して税金も滞納している」と肩を落としていました。全国商工団体連合会が経済産業省・中小企業庁に行った要請・懇談で、国側は、「2期連続赤字を計上し、繰越損失を抱えている場合であっても門前払いすることのないように総合判断し、与信ができるようにしていきたい。また、税金が払えていないということであっても、相談に応じていきたい」と答えております。小樽市への緊急保証制度の申込みと認定は何件になり、また、さきのような税金滞納の業者にも認定を行っていますか。また、市が認定しても金融機関が融資をしないという事実はありませんか。あわせて、今の経済危機に際して、融資状況に対する市の調査をしていたら実態をお知らせください。今度の緊急保証制度は、中小零細企業の強い批判を受けて創設されたものですが、わずか1年半の時限措置であり、対象となる中小企業は全体の6割程度です。昨年10月に導入された部分保証制度は、民間の貸し渋りを助長する役割すら果たしており、部分保証制度そのものを撤回し、全額保証に戻すべきです。このことを国に強く申し入れていただきたいと思いますが、いかがですか。今、起きている金融危機による経済への深刻な影響は、ますます広がるだろうというのが小樽の経済人の見方です。大倒産の危険から中小零細企業を守るために、小樽市として積極的に支援をしていただきたいと思います。小樽は従業員が4人から9人という事業所が40パーセントを占めており、小口の資金が必要という場合が多数です。厳しい経済状況から営業を支援するため、無担保、無保証の小口資金融資制度をつくってはいかがでしょうか。また、平成20年第3回定例会の経済常任委員会で、私は、営業を守るため、市の融資制度の利率を下げるなど応援すべきと求めたところ、小樽商科大学の先生の知恵を拝借して精査・検討を行っているということでした。融資制度見直しの内容、時期はどうなりますか。予定を早めて中小零細企業を支援すべきです。いかがですか。次に、雇用問題です。企業倒産や景気悪化で従業員の解雇、リストラが進んでいます。一タクシー会社の倒産で70人から80人が失業、しかし新たな職についたのは30人程度と聞いています。最近では、住宅関連の企業が30人ほど解雇すると聞いています。市内企業従業員の実態を把握していますか。寒い季節を迎え、職を失った労働者はどんな思いか、心が痛みます。このような事態を受け、市は相談窓口を設けるべきです。また、6兆円に上る雇用保険の積立金を活用して失業した労働者の生活と再就職への支援を行うよう、国に申し入れていただきたいと思います。いかがですか。こうした景気回復のためには、国の責務として、景気悪化を理由に行われている大量の派遣労働者や期間工社員の首切り、雇い止めをやめさせ、安定した雇用を保障するルールをつくること。構造改革で削減したこれまでの合計額1兆6,200億円の社会保障予算を復活させて、安心できる社会保障制度をつくること、中小企業への貸し渋り、貸しはがしをやめさせ、一般歳出の0.3パーセントしかない中小企業予算を少なくとも2パーセント、1兆円に増額するなど、中小企業への施策を抜本的に強化することが必要です。国への要望も含め、市長の御見解を求めます。麻生内閣は、景気対策として国民には定額給付を行う方針です。しかし、開始時期、所得制限、また辞退を呼びかけるかどうかは自治体の判断でということですが、市長はどう判断をされますか。小泉内閣以来の国民負担は、いまや年間13兆円にも上り、4人家族で40万円もの負担増です。65歳以上の人たちは、公的年金控除の縮小、老年者控除の廃止、定率減税の廃止などに伴う住民税の大幅引上げ、国民健康保険料や介護保険料の引上げなどで雪だるま式に負担が増えました。市長は、このような中、1年限りの給付金で景気はよくなるとお考えでしょうか。以前に行った地域振興券も、経済効果はわずか3割程度だったということですが、マスコミの世論調査でも、評価しないという声は7割近くに上ります。総務省は11月28日、自治体側に支給方法の原案を示しましたが、自治体関係者から不満、疑問の声が相次いだと報道されています。小樽市は、総務部を中心に定額給付金準備室を立ち上げましたが、定額給付金を盛り込んだ第2次補正予算案も提出されない段階で立ち上げた理由を伺います。問題は、麻生首相がこの後に消費税を増税すると明言していることです。消費税が増税されたら消費が冷え込み、景気は一層冷え込むのではないでしょうか。今起きている経済危機に対して、11月26日、欧州連合の行政執行機関である欧州委員会は、金融危機と景気後退に対応するため、各国に消費税や労働者の所得税減税を勧告する内容を含む「欧州経済回復計画」を発表しました。この計画では、困難な時期に最も困っている人を支援する「連帯と社会的公正」を基本原則とし、「消費税減税は素早い導入が可能」であり、「財政的刺激を与えて消費を支える」と評価しています。イギリスでは、既に2.5パーセントの消費税引下げを決めています。消費税増税に対する市長の御見解を伺います。次に、使用料及び手数料の改定についてです。使用料は、平成17年度に全面的に見直し、4,186万円の財政効果を見込みました。しかし、17年度決算では、わずか132万7,000円の増収にとどまりました。台風被害を受けた鰊御殿やアスベスト除去による体育館の休館で影響を受けたとはいえ、効果が上がらなかった理由をどのようにお考えですか。あわせて、平成18年度、19年度の効果額をお知らせください。スポーツ施設は平成17年度、ほとんどの施設で料金の値上げをした結果、利用者は4万4,772人も少なくなっています。今回改定する施設の16年度と19年度を比較した利用人数の差をお知らせください。また、使用料は大半が12パーセントから33パーセントの値上げで、21年度は136万6,000円の効果額と見込んでいますが、前回同様、利用者の落ち込みが考えられませんか。この程度の影響なら、市民が健康で生き生き暮らせるためにも、値上げをせず利用を高める施策に転じるべきではないですか。いかがですか。今回の見直しの視点として、道内主要都市平均のプラスマイナス5パーセントを基準にしていますが、前回同様、平均と言いながら、使用料ゼロの自治体を除外し、しかも比較できる都市、また施設がない、あるいは少ない場合は、近隣市町村、また同種施設の比較をすると言いますが、最大54.3パーセントもの値上げは適正なやり方でしょうか。また、平成21年度には約3,000万円の効果を上げる計画ですが、今の経済不況、物価高騰、社会保障改悪などにより、市民生活は大変圧迫されている中、計画どおりの効果を上げられるとお考えですか。次に、財政問題についてお聞きします。平成20年第3回定例会で示された一般会計補正予算で、20年度は14億5,198万円の財源不足になりましたが、今定例会の補正予算を加えると、財源不足は15億384万円と増加しており、より厳しい財政状況になっています。市長は、市税や各種使用料など歳入確保に全力を挙げると述べておりましたが、これまで改善に向けてどのようなことを行ってきたのですか。平成19年度の市税収入は予定した額より6億7,560万円も落ち込みましたが、20年度の見通しはいかがですか。市税の滞納で大きいのは固定資産税と都市計画税で、平成19年度は合計約27億401万円、市税全体の86パーセントを占めています。個人市民税の収入率は31パーセントに対し、固定資産税は13.4パーセント、都市計画税は13.2パーセントで、その中でもOBCの滞納額は推計17億円で、固定資産税と都市計画税全体の63パーセント近くになっています。この滞納分の回収は財政再建には欠かせません。市長は、どのような努力をし、また見通しについて伺います。次に、出資金、有価証券についてです。我が党は、これまで予算修正案などで、市民の暮らし、営業を守りつつ財政を立て直すため、株式会社ドーコンやマリンウェーブ小樽、札幌国際エアカーゴターミナルなどの有価証券の売却で財源を生み出すことを提案してきました。北海道は出資金約130億円の引揚げを検討していると報道されています。小樽市も昨年度2協会への出資をやめ、9月末現在、総額約2億901万5,600円の出資金がありますが、どのように使われているか、有用性や有効性についても不鮮明です。第3回定例会後の決算特別委員会で、私は、北海道健康づくり財団などの出資金を引き揚げるように求めたところ、研究したいとの答弁がありました。これまでも市が出資をしていた石狩開発株式会社の破たんにより6,800万円、エア・ドゥに対して1,000万円の損失など、市財政ひっ迫の原因にもなっています。市財政が厳しいのですから、出資金の引揚げや有価証券の売却をすべきです。いかがですか。次に、地方財政健全化法の健全化判断比率にかかわってお聞きします。平成19年度の連結実質赤字比率は、算定方法の変更で早期健全化基準の16.72パーセントを辛うじて下回る16.2パーセントでしたが、20年度は公立病院特例債が許可されるかどうかで数値に違いが出てきます。その場合の数値をお示しください。実質公債費比率も基準の25パーセントに対し、16.4パーセントと下回りました。これまでは地方財政法の同意基準を上回り、公債費の面からも起債の許可団体となっていたことから、建設事業を厳選し、予算は平成20年度ベースで進めると述べておりましたが、予算はわずか11億5,335万円、市民の市道や側溝整備の要望は依然として多く、また冷え込んだ景気を少しでもよくするためにも建設事業費を増額すべきと思いますが、いかがですか。また、平成19年度の市税収入の落ち込みや交付税の予算割れなどから、本年3月に見直しをした財政健全化計画の収支計画をさらに見直さなければならないと考えますが、いつ見直し計画が出されるのですか。次に、石狩湾新港の防波堤整備についてお聞きします。北防波堤延伸と防波堤(島外)の工事についてです。平成20年は、10月まで西地区マイナス14メートルバースを利用した500トン未満の船はわずか2隻、静穏度で国の基準をわずかに満たしていないといっても、港での荷役作業に何の支障も生じていないのに、来年度、北防波堤着工関連の予算を要求するということです。この二つの事業の予算は150億円で、母体負担を軽減するために工事期間は10年ということですが、このこと自体、財政が苦しいことの証明です。小樽市は、21年度の石狩湾新港管理組合負担金が今年度と同額の4億2,000万円程度であれば、防波堤の建設は認めるのですか。小樽市の管理組合負担金は、1978年度から2008年度予算まで99億円を超えています。小樽市は、財政難を理由に市民生活や教育に密着した普通建設事業費を1999年度から9年間で約90パーセントも削減しているのに、管理組合負担金はわずか10パーセントしか落としていません。これが聖域なき削減でしょうか。北防波堤延伸と防波堤(島外)工事は、厳しい市の財政を圧迫するのは明白であり、工事延期を求めるべきです。お答えください。次に、地方交付税についてです。三位一体の改革で累計56億7,800万円も削減された上、国の納税義務者の過大見積りなどにより、平成19年度、20年度合わせて5億9,500万円の減額になり、ますます厳しい財政運営を強いられています。自主財源の乏しい自治体には、法の趣旨に沿って地方交付税を応分に配分するのは国の責任でもあります。何といっても三位一体改革以前の水準に戻すべきで、あらゆる手段で強く国へ要求するよう求めます。いかがですか。次に、小樽市立病院改革プランについて伺います。公立病院改革ガイドラインに基づく改革プランの原案が示されました。以下、改革プランの概要に沿ってお聞きします。一般会計による経費負担についてですが、計画期間中の基本的な繰出金、財政支援、不良債務解消で、それぞれ幾らになるのですか。経営効率化に係る計画の基本指標についてですが、経常収支比率は平成23年度101パーセントを目指しています。20年度は96.3パーセントの設定で、入院・外来収益は78億2,300万円の計画です。しかし、4月から10月までに病院事業の当初予算予定より3億3,716万円も落ち込んでいます。これで計画が達成できるのでしょうか。できない場合は、一般会計からさらに繰入れをするのですか。さらに、平成21年度は3人の医師確保により、医業収益を20年度比で3億7,300万円の増収とする計画ですが、それが実現できない場合はどうなるのですか。また、この計画を国に提出後、計画を達成できない場合は、小樽市が何か不利益をこうむることがありますか。不良債務解消については、総務省の例示では平成19年度末の不良債務残高を23年度までに解消するとなっています。本市のプランで不良債務解消計画を22年度にしたのは特例債を見込んでのことと思いますが、それであっても一般会計に負担を与えないために、23年度にしたほうがよいのではないでしょうか。不良債務解消に係る措置として公立病院特例債を国に要望しているところですが、決定はいつになりますか。許可病床を削減し、平成23年度には80パーセント以上の利用率を計画していますが、どの診療科で何床減らすのか、お示しください。来年度は、現在、欠員の呼吸器科の医師確保ができるのか。また、その場合、後志二次医療圏唯一の結核病床の再開はできるのでしょうか。病床削減をしても既存の交付税措置は5年間継続するとのことですが、どれくらいの金額が見込まれますか。問題は、ガイドラインに従って病床数を削減して、公立病院としての役割を果たせるかということです。これまでも医師の退職に伴い、患者は次にどこの病院に行ったらよいか右往左往しました。必要な医師の確保ができなかったことが主な原因だったとは思いますが、国の方針どおり病床利用率に合わせてベッドを減らし、産科や小児科の病床をなくしたまま、市民の医療要求にこたえられるのでしょうか。患者の行き場がなくならないようにしなければなりません。この点をどうお考えですか。経営形態の見直しでは、来年度から地方公営企業法の全部適用を予定していますが、目的は改革プランに書かれているように、病院事業に民間的な経営手法を導入し、経費削減・抑制対策、民間委託の促進などで徹底した経費削減を行う一方、差額ベッド料金の引上げなどで増収を図ろうというものです。人件費の適正化として医療職給料表導入で幾らの節減を見込んでいるのか、民間委託をする業務はあるのか、差額ベッド料は幾らにするのか、それぞれお答えください。診療報酬の確保では、7対1入院基本料を維持するとしています。入院基本料を算定する際の施設基準額に看護師1人当たりの月平均夜勤時間数が72時間以下と定められていますが、直近3か月の実績は何時間になっていますか。両病院ごとにお答えください。第二病院では、夜勤の時間帯を1時間ずらしても72時間をオーバーし、人員が不足しています。7対1看護で増収になるのはわかりますが、患者に安心の医療サービスを提供するためにも、過重労働にならない人数確保が必要です。安定的に72時間をオーバーしない体制にするためには何人必要であり、不足している場合は、その看護師数確保の見通しはあるのかお聞きします。平成18年に地方公営企業法の全部適用を行った函館市、留萌市の公立病院の19年度決算は、医師の退職などによる患者数の落ち込みで医業収益は大幅減収になり、稚内市は単年度黒字といっても、いずれも厳しい経営状況です。この原因は、国の医療費抑制政策の下で相次ぐ診療報酬の引下げ、自治体病院への交付税引下げ、医師抑制策などによるのは明らかです。小樽病院で見ると、診療報酬引下げの影響額は2002年度と2006年度の比較で推計6億2,230万円の減少、自治体病院への普通交付税は削減の一途で、1997年の74万2,000円から2006年度には48万9,000円に削減され、10年間で2億3,260万円の減少、新臨床研修制度の下で医師は13人も減少し、そのために医業収益は推計約26億円の減少となっています。市長は、かねがね病院は地方公営企業法の全部適用で経営改善が図られると発言してきましたが、予定どおり収支計画を達成できるとお考えですか。事業規模・形態の見直しでは、23年度までに小樽病院と第二病院の統合新築に着手するとしていますが、規模、場所、財政的な裏づけについてお答えください。次に、再編・ネットワーク化について伺います。9月に出された再編・ネットワーク化協議会の中間報告では、小樽市の地域医療の課題、市立病院の当面の方向性などについて述べられています。小樽市においては高齢者の割合が高く、さらに高齢化が進むと予測されており、医療需要に適切に対応していく必要があるため、大学病院でしか提供困難なものは除いて、地域で提供すべき範囲を明確にし、地域完結型医療体制の確立を目指すべきであるが、市立病院以外の医療機関においては、医師や施設などの手当なしには直ちに何らかの機能を担える状況にはないこと、また今後の協議の方向性でも、市内の医療機関は診療体制を維持する上でも、病院経営においても大変厳しい状況にあり、簡単に役割分担ができる状況にはないことなどが報告されています。報告では、各診療科の需要を考えると、ほとんどの診療科が残ることになるが、採算性を考慮した判断が必要となると述べられています。北後志地域からは入院診療で25.9パーセント、外来診療で23パーセントが市内の医療機関に依存していることからも、市立病院の果たす役割は大きいと思います。住民の命と健康を守るために、地域の民間病院が担えない不採算部門の診療を行うのは、自治体病院の役割ではないでしょうか。再編・ネットワーク化は、効率優先ではなく、小樽・北後志の住民が安心して医療を受けられるものにしなければなりません。そのためにも、ガイドラインを押しつけ、病院の縮小・診療所化・廃止で国の財政支出を減らす政策を転換し、診療報酬の総額引上げ、不採算医療に対する診療報酬上の評価、自治体病院が存続できる地方交付税措置の改善を行うことが必要ではありませんか。市長は、これらを国に要求すべきです。見解を求めます。次に、介護保険制度についてお聞きします。初めに介護保険料についてです。現在、小樽市の介護保険料は、基準額で1か月4,897円、全道35市の中で一番高い料金となっています。我が党は、介護給付費準備基金を活用して保険料を引き下げるように求めてきましたが、新聞報道によると、次期保険料の基準月額は基金の投入等で現在より510円安くするとありました。平成20年度決算見込みで、基金総額は幾らになりますか。基金総額が増額した場合は、さらに保険料を減額すべきと思いますが、その計画はあるのでしょうか、お答えください。保険料は第1号と第2号の被保険者で負担割合が違いますが、65歳以上の人口が増えると保険料が上がる仕組みになっており、64歳以下と65歳以上は第3期では19対31だったものが、第4期の計画では10対30と、65歳以上の負担割合が多くなっています。介護保険制度開始以来この割合はどのように変化してきたのか、また第4期以降負担割合はどのようになる見通しなのか伺います。これらは保険料を際限なく高くする仕組みであり、制度として見直しが必要ではないでしょうか。市長の御意見をお聞かせください。介護労働者の待遇改善についてです。政府与党は、介護保険制度の待遇改善を求めてきた世論と運動に押されて、介護報酬の3パーセント引上げを決定しました。しかし、これまで2003年にマイナス2.3パーセント、2006年にマイナス2.4パーセント、合計マイナス4.7パーセントですから、依然として過去のマイナス分を回復していません。2回連続のマイナス改定で事業所の経営は圧迫され、賃金の低迷と過重労働から、介護労働者の離職が進み、人材不足が深刻化しました。日本医師会、全国保険医団体連合会、全日本民主医療機関連合会は、3パーセントでは不十分、5パーセント以上の引上げが必要と訴えています。3パーセントの引上げで小樽市の介護現場の現状が改善されるとお考えでしょうか。また、この点で介護事業者の御意見はお聞きですか。次に、介護認定についてです。厚生労働省は、介護認定の調査項目を現行の82項目から8項目を削減すると提案しています。「削減されたら介護度の認定が軽くなる。特に認知症が軽度の判定になるのではないか」と不安の声が上がっています。また、項目がなくなれば、調査員が特記事項を記入しなくなるため、問題行動の多い認知症などは重要な情報が伝わりにくくなりませんか。今でも認定更新で介護度が軽くなり、必要なサービスが受けられないことが問題になっています。調査項目削減でますます高齢者の実態からかけ離れた認定結果にならないのか、御見解をお聞きします。介護施設サービスについて伺います。2000年から一般病床、療養病床という分類が導入されました。療養病床は一般病床より少ない医師、看護師の配置で運営でき、診療報酬も包括払いで一般病床より低く、高齢者の医療費を安上がりにするものです。しかし、一般病床では高齢者は90日以上入院できないなど厳しい入院制限がありますが、療養病床は長く入院できます。病床数は2005年時点で医療保険型25万床、介護保険型13万床、合わせて38万床ですが、政府は介護型の全廃、医療型も15万床まで削減する方針です。この間、食費や居住費の大幅引上げや医療の必要度ランクづけの導入で、病院を追い出されて行き場を失う患者が急増し、医療難民と問題になっています。小樽市は、来期の保険料算定で677床の介護療養病床の全廃を見込んでいますが、入所者の介護度別の人数と現在までで病床転換は、どの程度実施されているのか、お知らせください。また、病床廃止後、入所者の受入先はどのようなものになるのか、自己負担額はどうなるのか、御説明ください。介護老人保健施設で長期入所ができず、市内の特別養護老人ホームは待機者が933人ではとても対応できる状態ではありません。行き場のない高齢者を追い出すような心配はないのですか。受入先のない地域の実態に合わせて必要な病床は残すべきではないでしょうか。いかがですか。次に、資格証明書の問題についてお聞きします。支払能力を超えた高すぎる国民健康保険料で払えないため、滞納している世帯で病気になりやすい子供がいても、機械的に保険証を取り上げる資格証明書発行は全国で33万世帯、無保険状態になっている中学生以下の子供が3万3,000人に上ることが厚生労働省の調査で明らかになりました。小樽市の平成20年度保険証更新時における資格証明書発行数と、無保険の子供は小中学生それぞれ何人いるのか、お知らせください。今回、厚生労働省は、地方自治体が滞納者にどのように接触しているかを調査していますが、その調査項目ごとの小樽市の対応についてお聞きします。これまで厚生労働省は、保険料を滞納した場合でも、特別な事情を考慮すると強調してきましたが、それに当たる世帯はどれくらいありますか。今回の調査では、全国で551の市町村が資格証明書を発行していないこともわかりました。北海道では9月15日現在、旭川市や釧路市など135の自治体で、子供のいる世帯に配慮し資格証明書を発行していないことが、日本共産党花岡ユリ子道議の質問により明らかになりました。後志では、この時点で19町村の中で島牧村と喜茂別町を除く17の自治体では発行していません。札幌市でも、資格証明書は病院の窓口で一たん全額自己負担となるため、結果として納付義務のない子供が必要な治療を控えるなど、受診抑制につながっていると指摘されているとして、18歳未満の子供については12月1日から有効期限1年の保険証を交付することになりました。さきの第3回定例会で、我が党の中島麗子議員が、資格証明書の発行を中止し、せめて義務教育の子供たちには本来の保険証を発行するよう求めました。市長は、「調査をさせ、結果がわかればそういうこともあり得ると思います。」と御答弁していらっしゃいます。その後、調査はどれだけ進んだのでしょうか。改めて本市における子供のいる世帯には資格証明書を発行しないように求めます。お答えください。次に、10月から始まった国民健康保険料の天引きで保険料を徴収しているにもかかわらず、これまで資格証明書が発行されていた対象には、本来の保険証が発行されていませんでした。このようなケースは何件あったのか。その後、本来の保険証は全員に渡されたのか、お知らせください。たとえこれまで保険料の滞納があっても、保険料が納入された時点で保険証を交付するのは当然のことです。なぜこのようなことになったのですか。来年度から後期高齢者医療制度で保険料滞納の場合、資格証明書が発行されることになっていますが、発行するかしないかは市町村の実務への影響が大きいと思います。以前の老人保健制度では、資格証明書の発行はありませんでした。市長は、75歳以上の高齢者に対する資格証明書の発行は妥当とお考えでしょうか、お伺いします。以上、再質問を留保して、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

新谷議員の御質問にお答えいたします。初めに、金融・経済問題についての御質問でありますけれども、まず市内金融機関の預貸率と預証率についてでありますが、金融機関が開示している情報によりますと、平成19年度の預貸率につきましては、北洋銀行が72.55パーセント、北海道銀行が75.76パーセント、北陸銀行が84.69パーセント、小樽信用金庫が55.55パーセント、北海信用金庫が62.56パーセントとなっております。預証率は、北洋銀行が31.41パーセント、北海道銀行が25.20パーセント、北陸銀行が16.56パーセント、小樽信用金庫が24.47パーセント、北海信用金庫が28.21パーセントとなっております。また、サブプライム関連証券での損失につきましては、市内金融機関に確認しましたところ、関連証券の保有はないとの回答を得ております。次に、平成16年以降の市内企業の倒産実態でありますが、16年は倒産件数12件で負債金額33億5,700万円、17年は16件で21億9,200万円、18年は14件で105億300万円、19年は22件で29億8,800万円、本年は11月末現在で21件、79億8,600万円となっております。次に、制度融資の利用実態でありますが、短期の運転資金として利用されているものに、中小企業特別資金、通称マルタル資金と経営安定短期特別資金があります。毎月集計を行っていますマルタル資金は、10月末現在で86件、6億6,100万円の利用があり、昨年同時期の91件、7億1,500万円を下回っております。また、四半期ごとに集計を行っています経営安定短期特別資金は、本年9月末現在で45件、2億6,000万円の利用があり、昨年同時期の16件、1億2,300万円と比較しますと、件数で約3倍、金額で約2倍の伸びを示しております。次に、国の緊急保証制度に関する御質問でありますけれども、対象となる指定業種に属し最近3か月間の平均売上高が前年同期比マイナス3パーセント以上の中小企業者又は製品原価のうち20パーセント以上を占める原油等の仕入価格が上昇しているにもかかわらず製品価格に転嫁できていない中小企業者、さらには最近3か月間の売上総利益率又は平均営業利益率が前年同期比マイナス3パーセント以上の中小企業者となっております。また、市に認定申請があった場合には、対象業種であるかどうか、売上高、売上総利益率又は平均営業利益率の減少について要件を満たしているかどうかなどを確認しており、申請のあった日の翌々日には認定書を交付しております。次に、緊急保証制度の認定に関してでありますが、この制度がスタートした10月31日から12月5日までの認定件数は66件となっております。税金の滞納と認定との関係でありますけれども、市は国の要領等に基づき申請者が指定業種に属しているかどうか、価格転嫁が十分でないこと、あるいは売上高、売上総利益率又は平均営業利益率の減少率が要件を満たしていることをもって認定を行っており、納税の状況については審査要件に含まれておりません。また、認定した後の金融機関の融資実行でありますが、事前に事業者が金融機関と協議し、その上で市が認定したケースについては実行されておりますけれども、それ以外のケースについては把握しておりません。次に、融資状況に関する調査でありますけれども、市では11月下旬に市内企業に対して業況や融資状況について卸小売業や飲食・宿泊業など48社の聞き取り調査を行いました。そのうち7割の企業が前年同期と比較して業況が悪化したと回答しております。また、9月から11月の間に金融機関に融資を申し出た企業は48社のうち24社で、希望どおりの融資を受けることができたのが16社、希望額より少額となったのが3社、融資を断られたのが3社となっております。次に、部分保証制度についての御質問ですけれども、この制度は金融機関と保証協会が責任を分担することを目的に導入され、それまで保証協会が100パーセント保証していた制度を金融機関が一定割合を負担する責任共有制度に変更されたものであります。市といたしましては、小規模事業者に配慮した小口零細企業保証制度や今回の緊急保証制度が100パーセント保証となっていることなどから、当面、推移を見守ってまいりたいと考えております。次に、無担保、無保証の小口融資でありますが、以前にも無担保、無保証の特別小口資金がありましたが、当時北海道に同様の制度があり、市の制度に比較して融資条件が有利だったことから、平成14年度に廃止をしております。この制度は現在でも「小口事業貸付」として継続されていることから、本市において新たに制度化することは考えておりません。制度融資の見直しにつきましては、昨年から利用者である中小企業者にアンケート調査を行い利用実態を把握するとともに、金融機関や学識経験者の意見を聞きながら検討を行ってまいりました。その結果、融資期間が10年以内のマルタル資金の利用者のうち8割を超える企業が5年未満の利用となっていることから、融資期間が5年未満の取扱いについては、金利をこれまでより0.1パーセント引き下げ、利用者の負担軽減を図ることとします。また、二つある設備系資金を一つに統合するとともに、融資対象に土地購入資金を追加し、制度の利用や設備投資の促進を図ってまいりたいと考えております。実施時期につきましては、利率の改定などを伴うことから、現在、金融機関と調整を行っておりますが、市内経済の状況に配慮し、できるだけ早い時期に実施したいと考えております。次に、市内企業の従業員の実態把握でありますが、市では毎年600事業所を対象に小樽市労働実態調査を実施し、市内企業の賃金や労働条件などの実態を把握するとともに、ハローワーク小樽と情報交換を行うなど、情報の収集に努めております。離職者の相談対応につきましては、従来から雇用相談総合窓口を設置し、ハローワークや北海道と連携しながら再就職が図られるよう取り組んでおり、今後ともきめ細かな対応がなされるよう努めてまいりたいと考えております。また、雇用保険の積立金を財源とする雇用対策につきましては、現在、政府・与党間でその具体策を検討していることから、この動向を注視してまいりたいと考えております。次に、景気回復の方策についてでありますが、雇用の安定や安心できる社会保障制度、中小企業施策の充実は、景気回復のための施策として重要であると受け止めております。現在、全国市長会としても、国の平成21年度予算に対して、雇用就業対策や社会保障制度、中小企業対策について要望しておりまして、今後も必要な施策については、全国市長会等を通じて働きかけてまいりたいと考えております。次に、定額給付金事業についての御質問でありますけれども、まず給付の開始時期でありますが、定額給付金は制度自体がまだ確定したものではありませんが、総務省がたたき台として示した事務概要では、年度内の給付開始を目指すものとされておりますので、これを目安として準備を進めていく必要があると考えております。また、高額所得者に対する所得制限と辞退の呼びかけにつきましては、全国市長会の会長は、「所得による給付制限の実施にはさまざまな問題点があり、制度的にも実務的にも非常に困難であることから、本制度には適用しないこととすべきである」というコメントを出しておりますが、私としても実務的に膨大な作業量が想定されますので、難しいものと考えております。次に、1年限りの給付金で景気がよくなるかということでありますけれども、小樽では総額約21億円の給付金の支給になりますので、これが相当程度消費に回ることになれば、疲弊している地域経済に少しでも上向く契機となるものと思っております。次に、定額給付金準備室を12月1日付けで立ち上げた理由でありますけれども、既に国や北海道などからの問い合わせや打合せ会議等が始まっていることから、事業実施に向け準備を進めるセクションを早めに立ち上げ、情報収集や調査、事業スケジュールの調整など、事業実施に支障を来さないようにするために設置したものであります。次に、消費税増税に対する見解ということでありますけれども、今後の社会保障費の増加などを考えますと、将来的には消費税を含む税制の抜本的な見直しは避けられないのではないかと思っております。次に、使用料及び手数料の改定に関連して、まず平成17年度の使用料改定の効果額でありますが、当初の試算に当たりましては、16年度の予算見積時の利用件数等にそれぞれの単価の改定影響額を掛け、財政効果を4,186万円と見込んだところであります。実際の16年度と17年度決算額の比較では133万円の収入増にとどまりましたが、総合体育館がアスベスト除去のため、また鰊御殿が台風被害の復旧のため、それぞれ休館したことが最大の要因であり、市民会館や市民センターなどの施設では、改定前からの利用者数の減少傾向が続いていたことなどによる影響もあったものと考えております。なお、17年度に使用料改定を行った施設の使用料の16年度と比較した増収額は、休館や廃止した施設、指定管理者制度を導入し利用料金制とした施設などを除きますと、17年度は約1,000万円、18年度は420万円、19年度は1,050万円となります。次に、見直しの視点に関連して、まず道内主要都市の平均の考え方でありますけれども、本市と同様の施設を有しながら無料としている都市は、個々の政策的な判断で無料化しているものでありますので、本市は既に料金設定があることから、有料として料金を設定している都市の平均値を採用したものであります。また、改定率が約54パーセントとなった事業系一般廃棄物の埋立手数料については、北しりべし廃棄物処理広域連合の焼却処理手数料と同額となるよう、料金改定を行うものであります。次に、見直しの効果額でありますけれども、今回の効果額3,000万円の試算に当たりましては、本年度の予算見積時の利用件数等に、それぞれの単価の改定影響額を掛けて財政効果を見込んだものであります。なお、それぞれの使用料や手数料によっては、経年的に利用件数等が減少しているものもありますし、実際の効果額は変動するものと思われます。次に、財政問題についての御質問でありますけれども、まず本年度の歳入確保の取組でありますが、市税につきましては、これまで同様、粘り強くそれぞれの納税交渉に当たるとともに、悪質なケースについては積極的に差押えを行うなど、取組を強化していきたいと思っております。また、市税以外の使用料や手数料などは平成16年度以降、収入未済額は減少傾向にありますが、国民健康保険料や水道料金、下水道使用料などについては、19年度末においても、多額の収入未済額を抱えておりますので、それぞれにおいて収入率の向上に全力で取り組んでおりますし、その他の保育料や住宅使用料などについても、督促や催告など納入交渉の徹底を図るなど、収入確保に努めているところであります。次に、本年度の市税収入の見込みでありますが、原油製品や原材料費の高騰の影響による企業収益の低下のほか、消費の落ち込みなど、厳しい経済状況が続いている状況等を勘案しますと、現時点では予算額の確保は難しい状況にありますが、残された期間内での可能な限りの収納に努めてまいりたいと考えております。また、OBCの市税の滞納につきましては、従来から納税計画などを提出させ、経営状況を把握しながら滞納の解消に向け納税交渉を行っておりますが、現在、継続中の特定調停の動向にも留意しながら、今後も引き続き解消に向け、交渉をしてまいります。次に、出資金や有価証券についてでありますけれども、まず出資につきましては、出資対象法人の事業の公益性や必要性、さらには本市の経済や観光振興などの観点から、出資金の拠出という形により、市としてその事業の支援を行ってきたものであります。出資法人の中には、設立後、相当の期間が経過しているものもあり、その設立目的が現在においても有効なのかどうかの検証は必要であると考えておりますが、出資には財団法人などに対し出えん金として拠出したものも多く、これらは原則、出資団体への返還の対象とはならないことから、北海道など他の団体の今後の対応を注視してまいりたいと考えております。また、本市が保有する有価証券につきましては、そのすべてが非公開株式のため、譲渡に当たっては当該法人の承認を得て処分先を探す必要があり、また処分価格も買い手との合意によることなど不確定要素もありますので、現在の配当の状況なども考慮しながら、今後、検討してまいりたいと考えております。次に、平成20年度の連結実質赤字比率の見込みでありますけれども、公立病院特例債が許可された場合の影響についてでありますが、仮に現在、総務省に要望しております18億8,000万円が全額許可された場合には、6パーセント程度数値が下がると試算されます。次に、建設事業費の増額でありますけれども、過去に公債費の増高が大きな財政負担となった経験と近年の厳しい財政状況を踏まえ、建設事業については厳選をし、市債発行額の抑制にも努めているところであります。したがいまして、当分の間は大幅な事業費の増は困難でありますが、そのような中でも現状においてでき得ることとして、工事の早期発注の観点から、今年度はいわゆるゼロ市債を大幅に増額するなど工夫をいたしております。建設事業の選択に当たりましては、今後とも各事業の必要性や効果、緊急性などの検討はもちろんのこと、その時々の市の財政状況や公債費を含む将来的な財政負担などを総合的に勘案して判断をしてまいりたいと考えております。次に、財政健全化計画の見直しでありますけれども、平成19年度の決算で累積赤字が増となったことや、本年度の普通交付税が予算を下回ったことなどにより、現時点では本年度の収支は計画よりも厳しい状況にありますが、健全化計画の収支の見直しにつきましては、本年度における歳入歳出の決算見込み、年明けに国が示す21年度の地方財政対策などを踏まえ、また来年度の予算との整合性にも十分留意しながら判断をしてまいりたいと考えております。次に、石狩湾新港の防波堤の整備でありますけれども、港湾管理者の姿勢として、利用者が安全かつ円滑に物流活動を行えるよう一定の港内静穏度の確保に努めることは、基本的に必要なことと考えております。しかしながら、このたびの防波堤整備につきましては、厳しい財政運営を続けている母体に十分配慮し、事業期間を長期に設定して毎年度の負担をできるだけ軽減するなど、慎重に進めてもらわなければならないと考えております。このことにつきましては、各母体とも共通の認識に立っており、石狩湾新港管理組合としても来年度の予算編成に当たり母体負担金の一層の低減に努めるとしておりますので、北防波堤を含む来年度の開発予算に対しては同意の方向で考えているところであります。次に、地方交付税の復元についてでありますけれども、三位一体の改革などによる地方交付税の削減が、本市の直面する大変厳しい財政状況の最も大きな要因であることは、これまでも申し上げているとおりであります。御意見をいただくまでもなく、数年前より全国市長会等と連携をし、国に対し繰り返し改善を求めてきております。平成20年度の交付税総額がわずかではありますが、8年ぶりに増加となったのも、これらの活動等によるものと思っておりますが、さらに近年の地方六団体の国への要望におきましては、地方交付税については、従来の「充実・確保」というものから明確に三位一体の改革以前への「復元・増額」を求めており、こうした認識につきましては、全国の多くの地方自治体に共通のものであろうと思っておりますので、これらの動きとも連携をしまして、私どもの実情をさらに国に対し訴えてまいりたいと考えております。次に、小樽市立病院改革プランについての御質問でありますけれども、まず一般会計による経費負担についてですが、計画期間の5か年では基本的な繰出金は46億8,900万円、財政支援に係る繰出金は5億7,000万円、不良債務解消に係る繰出金は26億800万円で、合計78億6,700万円となりますが、そのうち地方交付税措置額は35億1,000万円となりますので、実質負担は43億5,700万円となります。次に、収支計画の達成見込みでありますけれども、改革プランの収支計画は今年度途中に当初予定していなかった医師の退職などがあったため、当初予算を下方修正して策定しており、今年度10月までの入院・外来収益は、当初予算比では大きく下回っておりますが、改革プランで見込んだ計画値はほぼ達成している状況となっております。残された5か月間におきましても、収益の確保、経費の削減に努め、計画を達成してまいりたいと考えております。また、平成21年度につきましては、現在、今年度退職した医師の補充も含めまして、各大学医局へ医師派遣の要請をするなど、診療体制の確保に努めているところでありますので、改革プランに盛り込みました収支改善への取組を着実に進めることにより、計画を達成してまいりたいと考えております。次に、計画を達成できないときにこうむる不利益ということでありますけれども、公立病院特例債を発行した団体につきましては、経営実績が計画に適合しない、又は計画等に著しく反すると認められるときは、特例債の利子に係る特別交付税措置を行わないこととされております。次に、不良債務の解消を平成23年度までに先延ばししたほうがよいとの御指摘でありますけれども、病院事業としましては、特例債の借入れも含めた資金不足額の計画的な解消が求められておりますので、一般会計の財政健全化計画との整合性も図りながら、地方財政法上の資金不足を25年度末に解消できるよう収支計画を策定したものであります。今回の公立病院特例債の導入により、不良債務が大きく改善されますことから、この計画策定の中で不良債務につきましては、22年度末に解消することとしたものであります。次に、公立病院特例債についてでありますけれども、総務省から北海道への発行許可の同意等の通知は本年中に行われる予定であると聞いておりますが、最終的な許可につきましては、北海道において年度内に決定されることとなります。次に、許可病床数の削減でありますけれども、現在の運用病床や医師確保の状況も見ながら、効率的な病床数を検討してまいりますので、各診療科の運用病床に影響の出る削減とはなりません。いずれにいたしましても、現在の許可病床数と実稼働病床数のかい離が大きく、早期に是正する必要があると考えておりまして、一定程度の病床数を削減し、病床利用率の目標を達成したいと考えております。また、結核病床につきましては、後志管内唯一の病床でありますので、医師確保に努めるなど、再開に向け努力してまいりたいと考えております。次に、病床削減後の交付税措置額でありますが、平成19年度は1病床当たり49万5,000円が措置されておりますけれども、21年度に病床数を削減した場合には、27年度までは削減前の病床数に措置額を乗じた額が交付税措置されることとなっております。仮に改革プランの病床利用率70パーセントを確保するとした場合の削減病床を300床として計算いたしますと、5年間で7億4,250万円ほどが措置されることになります。次に、ベッドを削減して市民の要求にこたえられるかという御指摘でありますけれども、これまでの病床数の削減は、平均在院日数が大きく短縮されたことも影響しておりますが、何と申しましても医師の退職によりその補充がないことが大きな要因となっております。今後も医師が大幅に増員となることは難しいと考えますが、他の医療機関と連携して市民の医療ニーズにこたえていきたいと考えております。なお、周産期医療につきましては、現在、地域周産期医療センターに認定されております協会病院にその役割を担っていただいておりまして、市といたしましても必要な支援を行ってまいりたいと考えております。次に、経費削減策でありますけれども、まず医療技術職員に対する医療職給料表(2)・(3)の導入でありますが、この給料表は既に道内市立病院設置市におきましては、7割以上が導入済みのものであり、国や道からの指摘も受けまして、国家公務員を超える給与制度の是正の一環として導入を予定しているものであります。なお、その効果額は、主に後年度に発生すると考えられますが、数字は差し控えさせていただきます。次に、民間委託する業務としては、これまでも委託化を進めてきており、新たに委託できる業務は限られますが、現行の医事業務の拡大など、今後も業務委託の可能性や採算性の検討を行いながら進めてまいりたいと考えております。また、収入増加対策の一環として行う差額ベッド料の設定は、特別室などの施設改修を行い、入院中の患者のアメニティを向上させることを目的としておりますが、差額の設定等につきましては、今後、検討してまいります。次に、直近3か月における看護師1人当たりの月平均夜勤時間数でありますが、小樽病院は9月が65.9時間、10月が64.9時間、11月が64.7時間、第二病院は精神病棟を除く一般病棟が7対1看護体制に該当しておりまして、9月が70.8時間、10月が72.3時間、11月が74.2時間でありました。また、安定的に72時間をオーバーしない体制にするため必要とする人数は、小樽病院が150人で現員149人でありますので、不足人数は1人であります。第二病院が必要とする人数は85人で、現在80人となっておりまして、不足人数は5人であります。この不足分につきましては、現在、採用募集など確保に向け努力しているところであります。次に、地方公営企業法の全部適用導入に伴う経営改善についてでありますけれども、単に全部適用の導入のみをもって経営改善が図られるとは考えておりません。新たに設置する病院事業管理者のリーダーシップの下で職員一丸となっての経営努力があって、初めて全部適用に伴う効果として経営改善が図られていくものと考えております。全国的に見ましても、公立病院を取り巻く環境は厳しさを増しておりますが、全部適用の導入により経営の柔軟性、迅速性を高める中で経営改善を進め、収支計画が達成できるよう、最大限の努力を払ってまいりたいと考えております。次に、新病院の規模、場所などでありますけれども、まず両病院の統合新築後の規模につきましては、再編・ネットワーク化協議会の中で、現市立病院の役割やあり方について引き続き協議していくことになりますので、この結果を踏まえて新病院の適正な規模・機能を判断してまいりたいと考えておりますし、場所につきましては、現状では築港地区以外に適地はないものと考えております。また、財政面につきましては、改革プランの経営の効率化に係る計画の中で示した目標数値などをクリアするための改善策を着実に実施することで、病院事業の不良債務や資金不足額の解消など、財政的な見通しを立てていきたいと考えております。次に、地方交付税措置の改善などについての国への要望でありますけれども、医師不足、診療報酬の引下げ改定など、自治体病院を取り巻く環境は厳しさが増す一方でありますし、また地方交付税の大幅な削減は、病院を持つ自治体の財政悪化に拍車をかける結果となっております。これらの状況から、本年11月には、北海道、北海道市長会のほか、自治体病院開設者協議会、全国自治体病院協議会から不良債務を有する一般会計への支援措置、公立病院特例債を発行する市町村に対する病院事業債への配慮など、6項目にわたりまして総務大臣あて要望書を提出してきたところであり、今後も機会あるごとに地域医療を守るための国の施策の充実について要望してまいります。次に、介護保険制度についての御質問でありますけれども、まず介護給付費準備基金の総額でありますが、基金の平成20年度の決算見込額は約6億7,000万円と考えております。また、今後、基金総額が増加した場合の取扱いでありますけれども、現在策定中の第4期介護保険事業計画においては、国への保険料最終値の報告期限時期が1月下旬となっておりますので、それ以降の増額分を保険料に反映することはできないことになっております。次に、第1号と第2号被保険者の負担割合の変化でありますけれども、第1号と第2号被保険者の負担割合は、第1期17対33でスタートし、第4期では20対30となっており、各期ごとに1パーセントずつ第1号被保険者の負担割合が増えてきております。なお、この負担割合は、国が人口比で設定しているものでありまして、今後とも高齢化の進行に伴い増加していくものではないかと考えておりますが、今のところ国からは第5期以降の考え方については示されておりません。また、制度の見直しについてですが、国において今後の社会保障制度全体の動向を考慮しつつ、将来の被保険者と受給者の範囲の拡大を視野に入れた見直しを行い、国民的合意形成に向けて取り組むべきであるとの基本的考え方が示されておりまして、今後その議論経過を見守ってまいりたいと考えております。次に、介護報酬引上げによりまして介護現場が改善されるかということでありますけれども、今回の引上げ幅は確かに過去2回の引下げ分に見合う額までには回復しておりませんが、国においてはこの引上げが介護職員の待遇改善につながるよう、手厚い人員配置をした事業所への報酬加算や給与水準の公表を促す方策を検討しているとのことでありますので、介護職員の待遇改善が一定程度見込めるものと考えております。また、今回の引上げによる効果についての事業者への調査は、個別のサービス単価が未定でありますので、行っておりません。次に、認定調査項目の削除に伴う介護認定調査についてでありますけれども、厚生労働省は、現行の調査項目82項目のうち14項目を削除、新たに6項目を追加した74項目とする介護認定調査に移行することとしております。削除された14項目の内訳は、主治医の意見書で代替可能なものが10項目、それ以外は認定調査員によって判断が分かれる項目でありました。また、多様な心身の障害の評価に有用であるとされた項目として、集団参加や買物及び調理の状況などの6項目が追加されておりますので、主治医意見書及び新たに加えられた項目を参考にすることにより、認知症高齢者の重要な情報は得られるものと考えております。また、高齢者の実態からかけ離れた認定結果にならないかとの御指摘でありますけれども、今回の認定調査の見直しで追加された項目は、いずれも高齢者の日常生活への適応に関する評価項目となっていることから、高齢者の実態からかけ離れた認定結果にはならないものと考えております。次に、介護療養病床入所者の介護度別人数の御質問でありますけれども、平成20年8月に調査をしておりまして、要介護1が9人、要介護2が18人、要介護3が71人、要介護4が178人、要介護5が340人の616人となっております。また、現在までの介護療養病床転換数についてでありますが、6月1日調査時で677床あった療養病床は、その後75床が医療療養病床へ転換され、現在602床となっております。次に、療養病床廃止後の利用者の受入先でありますけれども、国は医療の必要性が高い者は医療療養病床に、医療の必要性の低い者は老人保健施設やケアハウス、特別養護老人ホーム等への転換を想定しております。また、自己負担額につきましては、介護療養病床は介護保険施設の中では最も高額でありまして、移行による負担額は、ユニット型など拠出区分により居住費に違いがあるものの、おおむね減少するものと考えております。次に、介護療養病床全廃による受入先の確保の問題でありますけれども、廃止に当たりましては、基本的には北海道が医療機関などと一体となって連携を図り、情報提供や必要な調整等に努めることとされております。また、地域の実態に合わせて必要な病床数は残すべきとのことでありますけれども、8月1日付けの調査では、転換しなければならない介護療養病床647床のうち老健施設や一般医療病床などへ転換を希望している359床のうち123床が未定でありまして、また残り288床が医療療養病床への転換を希望していますが、北海道では85床のみの存続を考えており、それ以外の203床については存続が認められない可能性もあります。したがいまして、これら326床の転換状況が不透明でありますが、市といたしましては、第4期計画で74床分を見込むこととし、未定である医療機関に対しては確実に転換されるように、また北海道に対しても医療療養病床の枠の拡大を要請するなど、入院中の高齢者の受入先確保に努めてまいりたいと考えております。次に、資格証明書についての御質問でありますけれども、まず全国調査時における資格証明書発行世帯数は419世帯であり、そのうち小中学生がいる世帯数は17世帯であって、小学生が14人、中学生が10名となっております。今回の資格証明書発行前に滞納者との接触を図る取組についての調査項目は、催告の仕方として文書、電話、休日電話、時間外電話、また訪問の仕方については、日中、休日、時間外、その他の取組の8項目となっており、本市ではすべての項目を実施しております。また、滞納世帯から災害など特別の事情がある場合に提出していただく届出書については、資格証明書交付予告書と一緒に送付しておりますが、ここ数年実績がありません。次に、子供のいる資格証明書交付世帯の調査についてでありますけれども、現在17世帯のうち13世帯が既に社会保険に加入したり納付約束があったなど解決済みであり、面談のできない世帯が4世帯ありまして、小学生5名、中学生1名となっております。調査の結果、世帯の中には一定の収入があっても未納の方もおられるようでありますが、今後とも接触できない世帯の実態把握に努めるとともに、世帯主から市の窓口において子供の受診の申出があった場合には、国の通知に基づき短期証の発行に努めてまいりたいと考えております。次に、国民健康保険料の年金天引きに伴う保険証発行についてでありますけれども、御指摘のようなケースは4件となっております。この4件のうち居所不明の1件を除き3件については、既に短期証を送付しております。短期証の交付には納付の確認が必要でありまして、保険料が年金から天引きされましても、送られてくる年金天引きデータに基づき納付確認を行うための時間を要することになります。今回の件は短期証の交付対象となりますけれども、制度開始後間もないこともありまして、チェックに必要なデータの遅れと内部での調整が不十分となり、発行できなかったものと思っております。次に、後期高齢者医療制度における資格証明書の発行でありますが、市町村は北海道後期高齢者医療広域連合が定めた交付基準に基づき事務を行うものでありまして、資格証明書の発行は北海道後期高齢者医療広域連合において決定することになっております。被保険者間の公平性や支える側と支えられる側の世代間の公平性の観点などから、一般論としては資格証明書の発行はやむを得ないものと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)

新谷議員の御質問にお答えいたします。初めに、今回、使用料を改定するスポーツ施設の平成16年度と19年度の利用人数の差についてでありますが、該当施設は9施設で1万5,862人の減少となっております。次に、利用者の落ち込みについては、人口の減少や少子化の影響、さらには競技団体の数やそれぞれの団体の構成員の減少などが影響しているものと考えております。今後、利用者を増やす施策として、各種競技団体の育成や生涯スポーツの普及・振興に努め、スポーツ人口の拡大を図ってまいりたいと考えております。(「議長、20番」と呼ぶ者あり)

再質問 20番 新谷とし

再質問を行います。初めに、金融・経済危機問題ですが、平成19年度の預貸率、預証率だけでは、ちょっと傾向がわかりませんが、小樽市の統計書に普通銀行と信用金庫・信用組合の預金と貸出金が載っております。それを見ますと、15年から19年までなのですが、普通銀行では58パーセントから56パーセントに落ちております。信金・信組は、貸出しが54パーセントから50.6パーセントに落ちています。今月6日の新聞報道によりますと、道内信金・信組の2008年中間決算が報告されておりましたが、やはり信金の預金額、それから貸出金について載っておりましたけれども、いずれにしても貸出しが下がっております。こういう中で小樽市の調査でも、今回、不況にあえぐ業者が融資を断られたというのが3件あると。それから、希望どおりの金額を貸してもらえないという実態が浮かび上がりました。まさにこれは貸し渋りではないのかと思いますが、緊急保証制度で市が認定した後、銀行、金融機関が貸さないという事実は把握していないということでしたが、今朝、ある建設関係の業者の方から、市で認定を受けたのに、地方銀行ですが、融資を断られたということで、大変せっぱ詰まった声で相談がありました。市で認定したけれども、金融機関がどういう態度をしているのかということをぜひ後追いで調査をして、そしてこういうところには強く認定基準に沿って貸出しをするようにということで要望してほしいですし、それから金融庁、それから中小企業庁に監督を強めるように要望してほしいのですが、いかがですか。それから、市の融資制度のマルタル資金は、融資期間が5年未満で借りた場合は利息を0.1パーセント引き下げるということでしたが、できるだけ早くということなのですが、これは本当に早くしてほしいのですが、1月、2月のうちなのか、それとも3月を過ぎるのか、その辺はどうでしょうか。それから、雇用の問題なのですが、今までも確かに本庁4階にハローワークの方が来て、情報提供はあります。しかし、私も何回か行ってきましたが、今の情勢は、この金融危機に対して非常にリストラ、それから解雇、雇い止めが起きているということで、市内の企業でも正職員を含めて30人ほどが解雇だということを聞いております。その中の一人からお話を聞きましたが、正職員として頑張ってきたけれども、11月1日に解雇ということで予告されたということをお話ししておりました。ですから、これは特別な情勢なのですから、ただ単にハローワークの方にお任せするということではなくて、市がやはりこういう方々の生活も含めてきちんと相談に乗る、これが大事なことではないかと思いますが、いかがですか。それから、使用料や手数料の改定についてなのですが、他市で使用料や利用料を無料にしているのは、やはり政策としてしているということだと思うのです。今回の改定は、財政健全化のため4年に一遍の改定だとか、それから値上げのために無料のところを算定から除くというのは公平なやり方ではないと思います。特に市民が文句をつけにくいところ、例えば火葬場使用料の値上げです。自分が死んだ後も、もう何か心配しなければならない。こんなことはやめるべきだし、全項目において無料のところを入れてやり直すべきだと思います。また、今回、施設で料金を値上げしなかったところに高島小学校温水プールとか、それから銭函パークゴルフ場がありますが、これはどんな理由から値上げをしなかったのかお聞きします。それから、財政問題なのですが、石狩湾新港の防波堤工事についてです。二つの工事予算は150億円ということで、これも小樽市には大変負担がかかるのは明白です。いくら10年かけてといっても、負担がかかります。この工事が必要と言っている理由に静穏度を問題にしているわけですが、港の荷役作業に何の支障もないというのに、何でつくる必要があるのか、これがわかりません。大体工事に10年もかけるということは、今当面必要ではないと言っていることと同じではないでしょうか。それに10年先、波の状態が悪くなるという科学的根拠があるのですか。それから、小樽市立病院改革プランについてですが、3人の医師確保の見込み、これは希望的観測ではなく、確実に確保できるという見通しはあるのでしょうか。それから、公立病院特例債は今年中に返事が来るということですが、全額オーケーになるのか、どうでしょうか。それから統合新築なのですけれども、改革プランでは平成23年度に着手するということなのですが、先ほどのお答えですと、これはちょっとできないようなのですが、それであれば23年度に着手するという、そこに丸で書いてありましたけれども、それは変えなければいけないのではないですか。それから、改革プランの地方公営企業法の全部適用で、函館市や留萌市など、先ほども言いましたけれども、全部適用を取り入れたところはもう大変苦しくなっています。総務省は、改革プランの3年間の収支計画中の診療報酬の改定などがあると、収支計画など必要な見直しを行うことが適当と言っていますけれども、医師が確保できなくて医業収益に狂いが出たときには見直しになる、それが認められないのでしょうか。それから、先ほどいろいろお答えを聞きましたが、国の公立病院改革ガイドラインに沿って改革プランを実行していくというのは非常に厳しいことだと思います。地方自治体から総務省に寄せられた質問を見ますと、地方の病院が抱える苦しい事情が伺えます。特に医師不足による医業収益の確保が難しい、不採算部門に係る経費負担の問題、「診療報酬の改定など自助努力の及ばないところで収益の大部分が決まってしまう現状では、経営効率に係る部分が3年程度では短いのではないか」という質問、それから「これまでは資金ショートしないように減価償却前黒字を目指していたが、『経常黒字』達成を目指すのはハードルが高すぎるのではないか」などなどです。しかし、総務省の答えはなかなか厳しいもので、経営効率化に係ることに対しては、「経費節減等に関しては3年間で集中的な取組をお願いしたい」「独立採算を旨とする公営企業として持続可能な経営を図るためには、最終的に『経常黒字』達成を目指すのは当然のことと考える」こういうふうに答えております。それと、先ほどお聞きしましたけれども、収支計画達成が狂うと、特例債の利息分の特別交付税が措置されない。それから、特例債の償還も翌年度からというのは、本当にきついことだと思うのです。全国の自治体病院と連携して国に要求していくという御答弁がありましたけれども、総務省は改革プランの内容は一律のものにはなり得ないとしておりますし、昨年12月4日の日本自治体労働組合総連合と総務省の交渉では、ガイドラインは強制ではないと答えております。そういう点からも、やはりこの自治体病院を本当に市民の要求する、市民の命を守る、そういうものにするために、国の圧力に負けないで頑張っていっていただきたいと思いますが、これはお答えいただいたので、よろしいです。それから、介護保険制度なのですが、64歳以下対65歳以上のこの仕組みの問題です。毎回上がっていくということでは、第5期以降の国の考え方はわからないというふうにおっしゃいましたけれども、65歳以上の人口が増えると上がる仕組みになる、これはもう本当に際限なく上がる仕組みだと思いますので、そういう点は、ぜひ国に対してこの仕組みをやめるということを申し入れていただきたいと思います。それから、療養病床全廃の問題なのですが、85床ということなのですけれども、あとの方々、どういうふうになるのか非常に心配です。この廃止について、病院や診療所あるいは入所者の家族の声を聞いたのでしょうか。どうでしょうか。それから、先ほど介護事業所の介護報酬改定の問題で、介護事業所の意見を聞いていないと言ったのですけれども、ぜひ聞いていただきたいと思います。それから、資格証明書なのですが、市長の前向きな御答弁を期待しておりましたけれども、まだ明快に資格証明書をやめて本証を発行するという答えにならなくて、非常にがっかりです。今まで資格証明書を発行していたところで、接触をして本証発行あるいは短期証だと思うのですけれども、保険証が発行になったということなのですが、これは逆に言いますと、資格証明書は機械的に発行していたということになるのです。4世帯が接触できないということですけれども、こういう方々も特別な事情があるのかないのかわかりません。市長は、親が保険料を滞納すると、納付義務のない子供に連帯責任があるとお考えですか。小樽市と近隣の札幌市も後志の町村もほとんどで保険証を発行しております。国会でも与野党が足並みをそろえて無保険の子を救済する方向で動いております。それが今の流れだと思います。国の出方を待つのではなく、一日でも早く子供に温かい姿勢を示してほしい、このように思いますが、いかがですか。それから、後期高齢者の資格証明書の問題です。ちょっとお答えにびっくりしましたが、何回か北海道後期高齢者医療広域連合と小樽市の役割の分担の中で、小樽市が判断をしていい場面があるわけです。そのときに特別な事情ばかりだとして、75歳以上の皆さんに資格証明書を発行しないと広域連合に伝えれば、それはそれで通るのではないかと思うのです。その資格証明書の発行というのは、75歳以上の高齢者に本当に過酷なことをするものだというふうに思います。東京都日の出町は、御存じだと思うのですけれども、高齢者の命と健康を守るために75歳以上の医療費自己負担や人間ドックの受診料を無料化する条例案が議会で可決されまして、来年4月から実施されます。こういう自治体もあるのです。ですから、小樽市の判断で特別な事情として資格証明書を発行しないという判断はできるはずですから、北海道後期高齢者医療広域連合に資格証明書発行の対象者である旨の連絡をしないようにお願いしたいですし、それに市長は広域連合の議員なのですから、資格証明書の発行に反対してほしいと、このように思います。いかがですか。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

私がお答えした以外のものは担当のほうから答えさせます。最初は、融資を断られたという話ですが、これはまだ実態を聞いていませんので、よく調べて対応したいと思います。ただ、金融庁にも何か申入れをせよというお話ですけれども、よく状況を見ながら必要があれば全国市長会を通して対処したいと思います。それから、融資制度ですけれども、これは私も担当のほうには早期に実施するようにという話はしております。それから、雇用の問題ですけれども、大変な状況だというふうに聞いておりますし、市内でも倒産がありますので、どういった形でうちとしても対応するか、よくハローワークとも相談しながら対応していきたいと思います。それから、使用料の関係で、算定に無料のところを入れろというお話ですけれども、無料のところは財政状況がいいから無料にしているのでしょうけれども、我々としては同じような施設を持って、有料化しているところとはやはり均衡を保つといいますか、そういう観点でやっていきたいと思っていますので、無料のところまでしゃにむに入れて計算することは、ちょっと難しいのではないかというふうに思います。(発言する者あり)それから、小樽市立病院改革プランですけれども、問題はこの医師の確保の見通しがあるかということですけれども、これはもう大変難しい問題ですから、粘り強く関係大学、医局のほうにお願いをしていきたいと思っていますし、それから公立病院特例債の見込みにつきましては、現在、最終的な詰めの作業といいますか、ヒアリングをやっておりますので、もう少し時間がかかるかというふうに思います。それから、統合新築の話では、小樽市立病院改革プランのほうでは前期となっています。前期ですから、最終は平成23年度だと思いますけれども、着手ということは工事をやるということではなくて、いろいろな着手の仕方がありますので、今、再編・ネットワーク化協議会で役割分担とかいろいろやっていますので、そういったものが一定程度固まれば、では新病院はどういった役割のものに、機能を持った病院になっていくかという、それも着手だと思いますので、そういう観点で考えてもらいたいと思います。それから、全部適用ですけれども、先ほども申し上げましたけれども、全部適用すればすべて解決だとは思っていません。それで、たまたま全部適用をやって有名な人がいまして、現在は全国病院事業管理者等協議会名誉会長の武弘道さんという方なのですけれども、この方は全国で三つの自治体の病院事業管理者をやっているのです。一つは鹿児島市の市立病院、それから埼玉県の県立病院、川崎市の市立病院、計八つの病院の事業管理者をやりまして、全部ここを、赤字の病院を私は黒字にしたのだというふうに言っております。なぜできたかという話は、先ほどもちょっと言いましたけれども、これは経営情報を職員が全部共有して、こういう状況だということをわかって、みんなで一致団結をして取り組んだのですと、こういう単純な話なのです。ですから、ここが基本であり大事な部分だと思います。これはどんな制度を導入したって、そこの部分が一番大事だと思いますので、全部適用だろうが独立行政法人化だろうが、どんな方式であろうが、そういう経営者のリーダーシップといいますか、それがやはり一番大事なのだというふうに思いますので、そういう視点で全部適用のほうもやっていかなければならないのだろうというふうに思っております。それから、公立病院改革ガイドラインの関係で、ガイドラインはそもそも改革プランをつくりなさいと。ですから、ガイドラインをすべてこのとおりにつくれというふうには総務省は言っていません。それは確かです。ですから、それぞれの地域事情に合った改革プランをつくってくださいという指導ですから、我々は全部ガイドラインに縛られてつくっているというのではなくて、我々は我々の事情を踏まえながら改革プランをつくっているということでございます。それから、介護保険の関係は、これは確かに今の制度は毎年上がっていくというスタイルですけれども、これは何といいましても、高齢者がどんどん増えていくという状況だと思いますので、この辺はまた仕組みをやめさせるかどうかは別にしまして、少し議論をしてみたいと思います。それから、療養病床のお話ですけれども、これは家族の方の意見は聞いていないと思いますけれども、確かにまだ未定のところが相当ありますので、今後、病院との連携といいますか、病院の考え方もありますし、それから道の指導もありますので、これはまだ若干時間がありますので、ちょっとこれは現在入っている方々の行き先がなくなるというようなことがないように努めていきたいと思います。それから、資格証明書ですけれども、4世帯ですけれども、この相手がつかめないのです。私は、24時間監視せよと言ったのです。とにかく、うちにいないというのです。いないから子供もつかめない、どういう状況かわからないのです。中には結構収入もあるのではないかというふうに想定される人もいるというのです。ですから、その辺の事情がわからないので、資格証明書をやりたくてもやれないというのが現実ですから、わかればやります、それは。事情もわかりましたら、ちゃんと交付しています。それから、後期高齢者のほうも、これも先般、北海道後期高齢者医療広域連合の議会があって、大分質問があったのですけれども、要するに収入があっても払わない悪質な者、この人はだめだと、それ以外はできるだけ広げたいと、交付していきたいというふうに広域連合で判断していましたから、本市のほうもそういったことで対応していきたいというふうに思っています。要するに、悪質な者はだめですと、それ以外はできるだけ交付していきたいという姿勢を示しておられましたので、本市もそういう姿勢でいきたいというふうに思っています。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 副市長 山田厚(副市長は2010年6月まで)

石狩湾新港の問題についてお答えいたします。基本的には確かに10年先の波の状況がどうのこうのというのが今わかるのかというと、現状として10年先の波の事情まではわかりませんけれども、現状の調査の中で今の北防波堤の工事が必要だというふうに判断をし、それは当然静穏度の確保のためでございますので工事を進めたいと、こういったことの立場については基本的に理解をしております。ただ、御承知のように、港をつくるというのは、課題ができてすぐ1年2年でできるものでもございませんから、一定の計画に基づいて進めるわけでございますけれども、その計画自体で財政的な問題があれば、やはり10年工事をせざるを得ない状況も当然想定をされるだろうと思いますので、今回の開発予算については、これだけの同意を求められているわけではなくて、来年度予算全体についての同意を求められておりますので、総合的に判断をして同意をするという、こういった考え方でおりますので、御理解をいただきたいというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育部長 大野博幸(教育部長は2011年7月まで)

新谷議員の再質問にお答えいたします。体育施設の関係で2施設ほど具体的に例を挙げまして、料金改定を見送ったところなのですけれども、そこの部分のお尋ねがございましたので、私のほうから答えさせていただきます。最初に、高島小学校温水プールの関係なのですけれども、道内の実態といいますか、他都市の現状では専用使用の部分、コース使用については平均で1,823円、小樽市の場合、コースの専用使用が1,800円という数字になっております。また、個人使用、これまた一般なり高校生なり、小中学生でそれぞれいろいろなパターンがあるのですけれども、一般で比較しますと、道内の平均が462円、それに対して小樽市の現状の使用料が450円ということで、一つの基準として設けましたプラスマイナス5パーセントを超えていないということで、プールについては今回対象としておりません。それから、銭函パークゴルフ場の関係なのですけれども、有料としているところが札幌市、函館市、室蘭市、江別市と、確かに少ない実態にあります。そのうち札幌市は、1ラウンド幾らという料金の取り方をしているものですから、ちょっと小樽市の実態とは合わないので、残りの函館市、室蘭市、江別市なのですけれども、函館市が1日300円、室蘭市と江別市が1日500円、小樽市は現状1日400円ということなものですから、ちょうど間という言い方もおかしいのですけれども、今回改定の必要はないという、そういう判断をしたわけです。(「議長、20番」と呼ぶ者あり)

再々質問 20番 新谷とし

再々質問を行います。雇用の問題なのですが、ハローワークと相談してということだったのですが、相談窓口を設けるというふうに理解してよろしいですか。今、ハローワークの方だけですね、あそこにいらっしゃるのは。だから、市の職員もついてきちんと相談窓口をつくるのかということです。それと、今、今回料金を上げなかった施設について御答弁をいただきましたけれども、パークゴルフ場は、旭川市、釧路市、帯広市、北見市、苫小牧市で使用料は無料です。これはやはり政策的に無料にしているわけです。だから、今とりわけ健康志向が強いですし、メタボリック解消などもあって、やはりそういう面でも、もっと市民がスポーツに親しめる、そういう意味でも料金を値上げしないでいくべきではないかと思いますが、いかがですか。それから、石狩湾新港の防波堤の関係なのですが、波の状態が10年先はわからないということでした。それであれば、今この厳しい小樽市の財政状況の中で、財源不足が15億円を超え、市税収入も落ち込むのではないかという見通しの中で、この負担というのがまた大きくなるのではないですか。どうして石狩湾新港だけ聖域にするのかわかりません。再度工事の延期を求めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。それから、資格証明書の問題で、子供のいる世帯4件については、どうしても今接触ができないということでしたけれども、そういうことは別として連絡がとれる、とれないという問題ではなく、小中学生に、子供たちに無保険状態をなくするかどうか、保険証を発行するかどうかということです。それで、市長の御決断を求めます。いかがですか。この点についてお伺いします。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

雇用相談の窓口の問題ですけれども、市でつくっても、就職をあっせんするとかという業務はできないわけです。いわゆる生活相談になってしまうのです、雇用相談というよりも。ですから、そういった生活相談と雇用相談とあわせたものをつくれるかどうか、そういったことも含めてハローワークとも相談してみたいと、こういう趣旨です。ですから、つくるかどうかまだわかりません、相談してみると。就職であればハローワークへ行ってもらったほうが早いわけですから。だた、市へ来ても就職のほうはちょっと難しいので、来た方に就職ならあちらへ行きなさいという話にもなりませんから、その辺はどうするかというのは相談してみたいということでございます。それから、資格証明書は小中学生に全部発行するかという話ですね、滞納があろうが、なかろうが。やはりそれはちょっと難しいのだろうと、今の制度の仕組みの中では難しいだろうと。したがって、そういう個々の事情の中で、よく相談して、そういう人方には対応したいと、そういうことですから、今回。(発言する者あり)静かにしてください。今回、今4世帯の方は全然接触がとれないわけです。資格証明書を上げたくても、納付相談にも来ない、手紙も置いてくる、全然市役所に来ないのです。訪問してもいない。ですから、これは難しいと言っているのです。ですから、やりたくてもやれない。ただ、いるのはわかっています。それはおかしいのではないかと我々も思います。24時間張り込むかという話までしているのですけれども、事情がわかれば、やりたいと思います。ですから、金があってもなくても全部出すかというのは、ちょっと制度から外れるのではないかという気がしますので、今ちょっとここで出しますとは言い切れないと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 副市長 山田厚(副市長は2010年6月まで)

石狩湾新港の問題でお答えします。少なくとも10年先20年先に波浪がどうなるかということを現在予測するというのは難しいということを申し上げておりまして、現在の整備計画というのは当然調査を行って必要があるというふうに判断をした部分でございます。したがいまして、工事をする分については、基本的には進めることについては理解をしているところで、我々が財政状況としてこの事業をどういうふうに判断するかということについては、全体的な現在の母体の負担金額が私どもの財政負担に耐えられるものかどうか、現行の4億2,000万円という金額をできる限りいろいろな財政の手だてをする中で下げてもらうような要望をしておりますので、そういうことも含めて財政負担は考えていきたいと思いますので、そういう意味では聖域というか、これを特別扱いしているのではなくて、そういうやりくりも含めて、負担すべきものは負担をしていきたいと、そのように考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育部長 大野博幸(教育部長は2011年7月まで)

政策判断ということなのですけれども、私が政策判断をするわけではないのですが、一例として先ほど申し上げましたプールの例、これも道内の9都市の平均をとりますと、例えば小中学生では113円という料金が、平均では出てくるわけなのです。ただ、ここの部分については小樽市は、小中学生については社会教育施設を無料にしようという一つの政策判断をしているわけですから、どこに政策判断を置くかというその違いは出てくるだろうと。ただ、今回は有料としている部分についての平均を一つの基準にして判断をさせていただいたということでありますので、御理解をいただきたいと思います。

出典:小樽市議会 平成20年第4回定例会 2008年12月8日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる