みんなの議会

小樽市議会 平成19年第2回定例会 2007年6月21日

(1)市長の政治姿勢について/(2)財政問題について/(3)地域経済と中心市街地の活性化について/(4)環境問題(地球温暖化)について/(5)土砂災害対策について/(6)障害者自立支援法について/(7)いじめ問題について

2007年6月21日、小樽市議会の一般質問で、成田晃司議員が「市長の政治姿勢について」「財政問題について」「地域経済と中心市街地の活性化について」「環境問題(地球温暖化)について」「土砂災害対策について」「障害者自立支援法について」「いじめ問題について」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 菊譲が答弁しました。

質問者
成田晃司 議員
答弁者
市長 山田勝麿、教育長 菊譲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 24番 成田晃司

平成19年第2回定例会に当たり、自由民主党を代表して、市長並びに関係理事者に質問いたします。今議会はさきの統一地方選挙後初めての定例会であり、財政再建をはじめ、山積する多くの課題についてこれからの4年間どのように取り組んでいくのか、その方向を定める極めて重要な定例会と認識しております。このたびの選挙は、我々市議会議員にとっても大幅な定数削減の下で行われました。市長選挙においても、3人が立候補する激しい選挙戦であり、また市長選では初めてマニフェストの公表が認められ、小樽においても3名の候補者がそれぞれマニフェストを公表し、市民有権者の判断を問うこれまでにない選挙戦が展開されたと思われます。我々、自由民主党は山田市長候補を支持、推薦し、市長は多くの市民の信任を得て、三たび市政を担うことになりました。市長が掲げた選挙公約やマニフェストは、与党最大会派である我々にとっても実現していかなければならない重要なものであり、市民も大きな関心を持って注目しているところであります。今定例会において、スクールバスの導入拡大やにぎわう商店街づくり支援事業費など、マニフェストの実現に向けた予算案が提出されております。スクールバスの導入拡大は厳しい財政状況の中、子供たちの安全を確保する上でも、また保護者の負担軽減の観点からも評価したいと考えております。また、市長はマニフェストの大きな柱として、公開・参加・協働の市政運営を掲げられました。地方分権改革が推し進められている中で、これからの地方自治運営にとって、この視点は極めて重要なものであると思われます。昨年12月に地方分権改革推進法が公布され、内閣府にこの委員会が設置されました。先日の5月30日、この委員会から内閣総理大臣に対し、「地方分権推進に当たっての基本的な考え方」が提出されました。その中でも、情報公開を徹底し、行政の透明性を向上させること、市長と議会がそれぞれ機能を十分に発揮することでガバナンスを強化すること、住民参加の促進やNPOなどとのパートナーシップを確立し、住民のための地方自治を実現することなどが提言されています。そこで、何点かお伺いします。まず、市長はマニフェストの中で、地域と市政をつなぐ市職員による町会活動支援員制度の創設を提案しておりますが、この制度の概要を市長はどのようにイメージされているのか、また制度立ち上げの時期についてお答えください。また、町会との協議が重要と考えますが、既に町会との協議は行っているのか、あわせてお伺いします。次に、自治基本条例の制度についてお伺いします。この自治基本条例につきましては、これまでの本会議や委員会の中で、多くの議員から質問などがございました。市長もマニフェストの中で自治基本条例の策定に取り組むと表明されております。そこで、今後どのような手順で進めていくのか、お答えください。また、関連して市の重要な施策や計画を策定するに当たり、その概要を事前に市民に周知を図り、市民の意見を聞く制度としてパブリックコメントがあります。市においても既に行っているものもあるようですが、一定のルールをつくり、それに基づき取り組む必要があると思われますが、市長の考えをお示しください。次に、財政問題についてお伺いします。今月15日に地方自治体の財政再建を早期に促すための地方財政健全化法が国会で成立しました。四つの指標を導入して財政悪化の早期発見と健全化を促し、夕張市のような財政再建団体が出るのを防ぐためであるとの報道がされたところであります。これまでの財政再建団体の判断基準は一般会計を対象とした実質赤字比率のみでありましたが、成立した法律は四つの指標を設けるとしており、水道事業や病院事業などの公営企業会計などを含めた連結実質赤字比率や平成18年度の起債制度から新たな財政指標とされた実質公債費比率などとしております。本市においても、さきの第1回臨時会において一般会計のみならず、国民健康保険事業特別会計や老人保健事業特別会計の平成18年度の決算が赤字決算となる旨の説明がなされ、それぞれ繰上充用の予算が議決されたところであります。また、病院事業においては、不適切な会計処理を是正したことなどにより、平成18年度決算は約45億円の資金不足額が発生する見込みであるとしています。また、昨年は夕張市が財政再建団体となる中、本市は16年度、17年度と2年連続の赤字決算で非常に厳しい財政状況にあり、夕張市とは人口や市税収入などいろいろな面でその状況には違いがありますが、本当に第2の夕張とならないのか、不安を訴える市民の声や第2の夕張の予備軍の市町村として小樽市の名前が新聞などに出てくるたびに不安な気持ちになったところでありました。そこで、本市の財政状況について何点かお伺いします。平成18年度の一般会計や各特別会計、企業会計の決算見込みの状況について、さきの第1回臨時会でも一定程度の見込みは示されましたが、改めてお示しください。次に、一般会計は3年連続の赤字決算12億3,000万円の赤字見込みとなっておりますが、その解消策はどのように考えているのか、お聞かせください。また、さきに成立した地方財政健全化法の内容について簡単に説明してください。そして、その中で四つの指標が示されていますが、その指標の簡単な説明とその指標に当てはめると本市の状況はどのようになっているのか、説明してください。市長は3期目のマニフェストの中で、財政再建を最優先課題としており、今後の取組として何項目か示しておりますが、今後4年間、小樽市のかじ取り役をしていくわけでありますが、改めてその決意をお聞かせください。次に、またマニフェストの中で、地域経済と中心市街地の活性化についてお伺いします。山田市長は4月29日、30日の連休にかけて、中心市街地活性化基本計画の第1号の認定を受けた青森市を視察したとお聞きいたしました。改めて山田市長の3期目に向かう意気込みとその行動力に感銘しているところであります。私たち議員も山田市長とともに、市民の皆さんと協働でまちづくりを進めていかなければならないと考えています。マニフェストの中で、中心市街地ににぎわいを取り戻す政策の一つとして、まちなか居住や中心市街地の活性化を促進する中心市街地活性化基本計画の策定を掲げられています。中心市街地の活性化に向けて、これまでにもさまざまな取組がなされてきましたが、それを担う組織としてタウンマネジメント機構、TMOを設立させ、本市においても小樽商工会議所がTMOとなり、都通り商店街や花園銀座商店街の環境整備事業に取り組み、中心市街地のにぎわいづくりを進めてきたものと理解しております。しかし、これまでのTMOの取組は、どちらかというと商業の活性化に重点があり、まちなかの居住などに対する取組は十分でなかったように感じています。新しい中心市街地活性化基本計画の策定に当たっては、商業の活性化のみならず、市民が中心市街地に対し、何を望み、そして何が必要なのかを十分に議論する場が必要であると思います。昨年9月に内閣府から中心市街地活性化基本計画認定申請マニュアルが示されましたが、認定の要件の一つに基本計画の策定に当たって、地域住民などが主体となり、多様な住民の手によって計画づくりから参加していただき、協議の場として組織され、十分な協議が行われ、理解を得ること、そして基本計画が確実に実施できるよう、地域ぐるみで取り組むこととされています。この協議の場として、今年の2月26日に小樽商工会議所と小樽駅前ビル株式会社により、小樽市中心市街地活性化協議会が設立されたものと承知しております。そこでお伺いします。基本計画の策定に当たり設立された中心市街地活性化協議会の構成とその役割についてお答えください。次に、中心市街地活性化の目標設定についてお伺いします。まちなか活性化計画では全部で52事業が計画され、実施済み及び実施中を加えた進ちょく率では7割に達しており、まちのにぎわい向上や商店街の活性化などが進んだと考えております。しかし、事業効果を検証する上で進ちょく率は把握できたとしても、目標に対する具体的な数値目標が設定されていなかったこともあり、取り組んだ事業がどの程度寄与したのか、あるいは寄与しなかったのかを具体的に検証することは困難であると思います。中心市街地の活性化は、市民と行政が協働の精神でともに取り組むことが大切で、市民が参加する場づくりとともに、事業効果を検証するため、具体的に数値目標を設定すべきと考えます。そして、それを基に毎年度検証を行い、公開すべきと思いますが、御見解をお聞かせください。この項の最後になりますが、国においては中心市街地の活性化を図るため、基本方針に目標の一つとして人口減少、少子高齢社会の到来に対応した高齢者も含めた多くの人にとって暮らしやすい、多様な都市機能がコンパクトに集積した歩いて暮らせる生活空間を実施するため、商業業務機能や教育文化、医療、社会福祉施設など、公共公益施設が適正に立地したコンパクトシティの実現を掲げていますが、我が町小樽は港町として発展し、またその地形的な条件から、それぞれの地区の特性が生かされて成熟されたまち並みが形成されてきたと思います。しかし、今後とも都市機能の集積を図り、コンパクトなまちづくりを進めるためには、都市計画の手法を活用し、規制、誘導を図るべきと思いますが、御所見をお聞かせください。次に、環境問題、地球温暖化についてお伺いします。安倍内閣は、「美しい国、日本。」をスローガンに掲げ、国民が誇りを持てる国づくりを進めております。この「美しい国、日本。」を次世代に引き継いでいくことは、私たちに課せられた責務であり、そのためにも地球温暖化は憂慮すべき大きな環境問題であると考えています。2008年夏のサミット開催地が北海道洞爺湖に決定し、美しい自然環境とともに、北海道を国内外に大きくPRする絶好の機会になると思いますが、この北海道洞爺湖サミットでは、京都議定書以降、すなわち2013年以降の国際的枠組み、ポスト京都について細部にわたった議論が交わされると言われており、先般、日本は世界全体の温室効果ガス排出量を2050年までに半減するという長期構想を提唱しております。二酸化炭素の排出は経済発展と深く関連するため、各国の国益と大きく絡んできますが、世界の国々が一致団結し、解決の方向性を導き出すことが、地球温暖化防止のために今まで以上に大切になってくると思われます。地球温暖化の影響については、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)において、多くの調査研究による科学的な検証が行われ、先般6年ぶりに第4次評価報告書要約版として発表されております。これらによりますと、温暖化は間違いなく起こっており、年々加速をしていることも明らかにするとともに、その原因は人類が石油や石炭など化石燃料を大量に消費することによる温室効果ガスの増加によってもたらされているとほぼ断定しています。このようなことから、地球温暖化防止は小樽市においても市民の皆さんと行政が一緒になって取り組まなければならない課題だと思いますが、市長の地球温暖化に対する認識についてお聞かせください。次に、温室効果ガス排出量を削減するために、1997年京都において地球温暖化の国際的枠組みとして京都議定書が採択されております。この議定書はロシアの批准により2005年にようやく発効し、温室効果ガス削減に向けて国際社会が共同するという記念すべき第一歩を踏み出しました。京都議定書の第一約束期間が来年2008年から始まりますが、日本の温室効果ガス排出量の現状は、2005年度における総排出量が13億6,000万トンとなっており、基準年の1990年の総排出量と比べ7.8パーセント上回っています。京都議定書で約束されている6パーセントを加えると、森林の成長や植林などによる吸収対策での3.6パーセント減、京都メカニズムの1.6パーセント減を考慮しても、8.4パーセントの排出削減が必要という厳しい状況にあります。特に、商業、サービス、事業所などの「業務その他部門」の44.6パーセント増と家庭部門の36.7パーセント増が目立っていますが、京都議定書の削減目標を達成するためには、これら市民の消費やライフスタイルに大きくかかわる部門の削減が重要になってくると思います。今後、温室効果ガスの削減に向けて、何が一番大切なことなのか、市長の御所見をお聞かせください。次に、小樽市における土砂災害対策についてお伺いします。我が国においては、明治30年に砂防法が制定されて以来、全国で砂防ダムの建設など土砂災害に対する防災工事が行われ、さらに昭和に入ってからは地すべり等防止法や急傾斜地法など、いわゆる砂防三法と言われる法律が整備され、その法律によって防災工事が進められてきました。これらは防災の中のハード事業でありますが、国民の生命や財産を守る上で大きな成果を上げてきたと考えられます。しかし、防災工事には多額の費用がかかることから、すべての危険箇所の対策にはとても追いつけない厳しい状況であります。このような中、平成11年広島県において土砂災害により、一度に24名の方が亡くなるという大変痛ましい事故が発生しました。このことを契機に、土砂災害警報の発令や、住民の避難など、防災のソフト対策を柱として、土砂災害防止法が平成13年から施行されておりますが、そこでお伺いします。小樽市において防災のハード対策である砂防三法の対象箇所数及びこれまでに防災工事が行われた箇所数をお聞かせください。また、防災のソフト対策である土砂災害防止法に係る基礎調査を行った箇所数と土砂災害警戒区域に指定を行った箇所数をお聞かせください。次に、今年の春、小樽市の市街地では雪解けがほぼ終わり、山間部の融雪が進む時期となった4月30日、突然朝里川温泉スキー場の沢で土砂崩れが発生し、泥流の一部が住宅地に迫るという災害が起きました。これに追い打ちをかけるように、5月2日道道小樽定山渓線で地すべりが発生し、道路は通行止めになりました。さらに5月16日には国道5号の忍路と桃内の間でがけ崩れが発生し、国道も一時通行止めとなりました。朝里川温泉スキー場の土砂流出災害でありますが、その後も不安定な状況が続いていることは憂慮すべきことであり、我が自由民主党小樽市議会議員会も現地視察を行い、予断を許さない状況を確認してきたところであります。さらに、小樽市が国、道に対して、折衝を重ね、整備を早期に推進していただき、また本災害の対応は国、道との交渉、連絡窓口を一本化し、今後の復旧対策にそごを生じないようにすること、さらに被害予想地域住民に対し、災害再発時には適切な避難誘導ができるよう、防災体制の点検、整備を行い、地域住民の不安を払しょくすることとして、小樽観光の重要な地域である朝里川温泉地域の復旧工事が各施設に与える影響を最小限に抑えるよう、この観点から要望書を提出させていただきました。そこでお伺いいたしますが、朝里川温泉スキー場で起きた土砂災害の要因は何か、今後復旧工事の計画はどう進めるのか、お示しください。また、市民生活はもとより、小樽観光にも支障を来し、現在も通行止めになっている道道小樽定山渓線は過去にも地すべりが起きたことがあると思われますが、このたびの災害の原因として考えられることは何か、復旧予定などについてもお聞かせください。そして、小樽観光への影響もあると思いますが、市長の御見解をお伺いいたします。次に、障害者自立支援法についてお伺いします。障害福祉施策は支援費制度が導入され、措置制度から障害のある方の自主性を尊重するという意味で、契約制度に転換してから3年、障害者の地域生活と就労を進め、自立を支援する観点から、障害の種別により異なる法律に基づいて提供されてきた福祉サービスなどを、共通の制度の下で一元的に提供する仕組みを創設するため、平成18年4月に障害者自立支援法がスタートいたしました。平成18年4月1日に一部施行となった障害者自立支援法は、10月1日に本格実施となりましたが、約3か月後の12月26日に障害者自立支援法の円滑な運営のため、改善策が示されるというあまり例のないことになりました。そこで、今定例会に提案されている補正予算に関連して何点かお伺いします。最初に、法が施行されてから間もない時点で改善策が示されたということは、法律自体を見直す必要があるのかどうか、市長の見解をお伺いします。次に、今回提案されている補正予算は、事業運営円滑化事業費、通所サービス利用促進事業費、就労意欲促進事業費の3事業ですが、それぞれどのような内容の事業なのか、具体的にお示しください。次に、国が示した改善策は、この3事業だけなのか、ほかにもあればそれも含めて改善策の全体像をお示しください。この項の最後になりますが、障害者自立支援法は附則第3条で、法律の施行後3年を目途として、法の規定について障害者の範囲を含め検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずると規定しております。この3年後の法の見直しと今回の改善策の関係はどうなっているのか、今回の改善策が3年を目途としている法の見直しの一環なのか、それとも全く別なものなのか、把握されている範囲でお答えください。次に、いじめ問題についてお伺いします。昨年10月以降、いじめ問題が新聞報道により警鐘を鳴らされ、学校や教育委員会の意識やその取組のあり方が厳しく問われたことは周知の事実です。私は今年の第1回定例会の一般質問において、子供一人一人が夢と希望を持ち、未来に向かって可能性を開花させ、充実した人生を送るためには、学校教育とともに家庭教育や大人社会全体が子供たちに愛情を注ぎ、命のとうとさ、他人を思いやる心、豊かな感性と人間性など、長年培ってきた倫理観や規範意識を子供たちに確実に身につけさせ、社会人となって地域社会に貢献できる人間を育てていくことが大切であるとの考えを申し上げました。特にいじめ問題について本市におけるいじめの状況やその対策、学校と家庭の連携などについてお聞きしたところでもありますが、過日の新聞報道によりますと、小樽市立小中学校における平成18年度のいじめの件数は317件で、前年度の9件の35倍となり、いじめの件数が急増しているとありました。いじめ問題の解決のためには、適切な実態把握に基づく対策が必要と考えます。これまで把握してきた件数と大きなかい離がありますが、このようにいじめの件数が急増したのは、これまでの学校における実態把握が十分ではなかったのではないでしょうか。平成18年度にいじめの件数がなぜ急増したのか、その理由についてお伺いします。また、道教委のいじめに関する実態調査では、本市において555件のいじめがあったと伺っていましたが、その件数との違いはなぜなのか、お示しください。この調査で報告のあった学校が認知した317件のいじめについては、現時点ですべて解消しているとのことですが、どのようないじめを受けていたのか、小中学校別の様子やどのように発見されたのかもお示しください。いじめはどの学校でも、どの子にも起こり得ることを教育に携わる者すべてが改めて認識し、いじめの早期発見、早期対応に努めることが重要です。特にいじめられている子供を徹底して守るとともに、いじめている子供や回りの子供に対し、いじめは絶対に許されないという観点から指導を行うことが必要です。さらに、各学校においていじめ対策に向けたさまざまな取組が実践されていると思いますが、現に今もいじめに苦しんでいる子供たちのために、いじめ問題の根絶を目指して、学校が家庭、地域、関係機関などと連携していくことが今まさに求められています。いじめ問題について、教育長は今後どのように取り組んでいくのか、御所見をお聞かせください。以上、質問を終わりますが、再質問はいたしませんので、明快な答弁をお願いいたします。(拍手)

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

成田議員の御質問にお答えいたします。初めに、今回の市長選挙におけるマニフェストについて何点か御質問がございました。まず、町会活動支援員制度の創設についてでありますが、この制度は町会の自立性と自主性を尊重しつつ、要請のある町会に市の管理職等を支援員に指名し、町会が抱える課題等の解決のための相談、助言あるいは担当部局との連絡調整及び市の施策や計画等の情報提供を行い、市民と協働してまちづくりを進めようとするものであります。現在、総連合町会事務局と協議をしており、今月末の三役会議、来月末の理事会を経て、各町会からの御要望もお聞きし、それらを整理の上、なるべく早い時期に立ち上げてまいりたいと考えております。次に、自治基本条例の策定に向けた手順でありますが、御質問でもありましたように、国から地方への税源移譲や国と地方の役割分担の明確化などを課題とした第2期地方分権改革がスタートいたしました。これからの自治体運営は、みずから決定し、行ったことについては責任を持つ経営能力が求められるものであり、市民と行政の協働がより一層重要となることから、市民、議会、行政のそれぞれの役割、市民参加の仕組みを定める自治基本条例の制定は必要なものと考えております。また、条例の策定に当たりましては、議会はもとより、市民各界各層の声を聞くことが大切でありますので、次期総合計画策定に向け、8月から開催予定の地区別懇談会や団体別懇談会など、市民の皆さんと本市の将来のあるべき姿について議論する場を設定いたしますことから、その中で自治基本条例についての御意見等もいただきたいと考えております。現段階で策定手順を具体的に申し上げることはできませんが、市民の皆さんの声を集約し、議会での御議論もいただきながら、策定に向けた取組に着手したいと思っております。次に、パブリックコメントの制度化についてでありますが、本市におきましては、これまで都市計画マスタープランや観光基本計画の策定、安全で安心なまちをつくる条例などについてパブリックコメントを行い、現在は「市立小・中学校における学校規模及び学校配置の在り方について」の中間報告について、広く市民の皆さんの御意見を求めております。これまでは重要な計画や報告等に関するパブリックコメントの実施については、庁内会議の中で決定してきたところでありますが、一定のルールづくりは必要と考え、既に担当部署へ指示したところであります。今後、庁内検討会議を設置し、パブリックコメント手続の対象範囲や適用除外、政策案の公表方法や意見提出方法など、具体的な検討を行い、今年度内に実施要綱を制定したいと考えております。次に、財政問題についての御質問でありますけれども、まず平成18年度の各会計の決算見込みでありますが、一般会計におきましては、平成17年度決算の約14億900万円の赤字を引き継ぐ中での大変厳しい財政運営でありましたが、遊休等資産の売却や退職手当債の導入に加え、予算執行に当たって軽費の節減に努めたことなどにより、平成13年度以来となる単年度収支の黒字を確保する見込みであります。現在、最終的な計数の整理中でありますが、年度末の累積赤字額につきましては、さきの第1回臨時会でお示しした12億3,000万円を若干下回るものと考えております。なお、特別会計においては、国民健康保険事業特別会計は一般会計との会計処理の見直しを行ったことなどから、約17億7,000万円の収支不足が生じる見込みであり、老人保健事業会計では国庫負担金等の概算交付制度の中で約7,000万円の収入不足となる見込みですが、これにつきましては、平成19年度に精算交付される予定となっております。また、介護保険事業特別会計は、国、道補助負担金が超過交付となることなどから、約3億7,000万円の黒字が生じる見込みでありますが、他の特別会計は一般会計からの繰出金による調整などにより、収支均衡が図られる見込みとなっております。企業会計においては、病院事業会計は一般会計との会計処理の見直しを行ったことなどから、約45億円の資金不足額が生じる見込みであり、水道事業、下水道事業、産業廃棄物等処分事業の各会計は、それぞれ約8億円、約5,000万円、約2億3,000万円の資金余剰額が生じる見込みとなっております。次に、一般会計の赤字解消策でありますけれども、本市の財政状況はただいま申し上げましたとおり、平成18年度の単年度収支では黒字が見込まれますものの、引き続き多額の赤字を抱える状況にあり、依然として大変厳しい環境にあると認識しております。このようなことから、本年3月にこれまでの財政再建推進プラン実施計画からさらに踏み込み、人件費総額の抑制をはじめ、事務事業のさらなる見直しや民間委託の推進、企業会計の健全化など、徹底した財政健全化に取り組むことなどを内容とする財政健全化計画を策定したところであります。まずはこの計画を職員一丸となって着実に実行していくことで、累積赤字の解消を図ってまいりたいと考えております次に、いわゆる地方財政健全化法などについてでありますけれども、まず法律の内容でありますが、漏れなく地方団体の財政状況を把握し、健全化の判断をするため、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の四つの指標を整備をし、監査委員の審査に付した上で議会に報告し、公表することとしております。この法律は、予防的な措置を導入するものであり、財政の健全化の判断をするための比率である四つの指標のうち、いずれかが早期健全化基準以上の場合に財政健全化計画の策定が義務づけられ、議会の議決を経て速やかに公表し、総務大臣等へ報告することとされています。また、毎年度その実施状況についても議会に報告をし、公表するものとし、自主的に取り組めるよう国等の関与は制限するとされていますが、財政の早期健全化が著しく困難な場合は、総務大臣等が必要な勧告をすることとしております。さらに、四つの指標のうち、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率のいずれかが財政再生基準以上になった場合には、財政再生計画を議会の議決を経て定め、速やかに公表し、総務大臣に協議をし、同意を求めることができるとしていますが、仮に同意を求めない場合には、災害復旧事業等を除き、地方債の起債ができないこととしており、道路事業や学校建設などの建設事業は制限されることになります。また、毎年度その実施状況について議会に報告し、公表するものとしております。施行については、四つの指標の公表が法律の公布後1年以内としており、早期健全化や再生の義務づけは、平成20年度の決算から適用することとしております。次に、四つの指標についてでありますけれども、まず実質赤字比率は、一般会計等の実質赤字額の標準財政規模に対する割合です。連結実質赤字比率は、一般会計等の実質赤字額に公営企業会計の資金不足額などを加えた全会計の実質赤字額等の標準財政規模に対する割合です。実質公債費比率は、一般会計等の元利償還金に、一般会計が負担する公営企業や一部事務組合等の元利償還金などを加えた額の標準財政規模から、交付税に算入された元利償還金を除いた額に対する割合を示すものとしております。また、将来負担比率は、公営企業や一部事務組合、出資法人等を含めた普通会計の実質的負債の標準財政規模に対する割合であると規定されております。この指標に対する小樽市の状況でありますけれども、18年度の決算見込みで現在把握している数値で試算いたしますと、実質赤字比率が4パーセント程度、連結実質赤字比率が20パーセント程度、実質公債費比率が、平成16年度から18年度の3か年平均で19パーセント程度となります。また、将来負担比率についてはその詳細が明らかになっていない部分もあり、今のところ算定ができない状況にあります。次に、財政再建についての私の決意ということでありますけれども、本市にとってこの財政再建は待ったなしの状況にあります。今議会の冒頭で申し上げましたとおり、この4年間は財政再建の正念場であり、確固たる決意を持って山積する課題に正面から取り組んでまいりたいと考えております。いわゆる地方財政健全化法が過日成立するなど、地方財政を取り巻く環境も変化をしておりますが、今後とも市民の皆さんの御理解と御協力を得ながら、職員とともに汗を流し、一丸となって何としてもこの難局を乗り越えていきたいと考えております。次に、地域経済と中心市街地の活性化についての御質問でありますが、初めに小樽市中心市街地活性化基本計画の策定のために設立された中心市街地活性化協議会の構成についてでありますが、この協議会は商工会議所と小樽駅前ビル株式会社が共同で設立したもので、駅前第3ビル周辺地区市街地再開発組合や小樽開発株式会社、商店街振興組合連合会、さらには観光協会、小樽商科大学など、市を含め13団体が参加しております。また、協議会の役割でありますけれども、本市が基本計画を作成するときやその後国から認定された基本計画及びその事業実施に関し、必要な事項について意見を述べることとされております。次に、具体的な数値目標の設定でありますけれども、このたびの中心市街地活性化基本計画の策定に当たりましては、設定された目標の達成状況を的確に把握することが必要であることから、地域の実情に応じた定量的な指標に基づく数値目標を設定することとしており、それを基に毎年度実際の数値と比較検証を行い、目標の達成状況を把握するとともに、その結果を市民の皆さんに公表したいと考えております。次に、都市機能の集積を図るための都市計画手法の活用ということでありますけれども、本市においては人口減少や少子高齢化などの社会動向や地域特性を考慮し、都市の既存ストックを有効活用した利便性の高いコンパクトな市街地の形成が重要であると考えているところであります。このため多様な用途を許容する準工業地域において、都市構造や都市施設などのインフラに影響を与えるおそれが大きい大規模な集客施設の立地を制限する都市計画の特別用途地区を定めるなど、都市機能の適切な立地誘導を図ってまいりたいと考えております。次に、環境問題について御質問がありましたけれども、初めに地球温暖化に対する認識でありますが、地球温暖化が進行しますと、洪水や干ばつなどの異常気象の頻度が高まり、感染症による健康被害が増加し、さらには水資源の枯渇により、食糧生産が危機的な状況になることが懸念されています。こうしたことから、地球温暖化は人類の生存基盤にかかわる最も重要な環境問題であり、世界の国々が一致協力して緊急に対処すべき課題であると認識しております。次に、温室効果ガスの削減でありますけれども、市民が地球温暖化という問題意識を持っていても、身近なこととして実感しにくい面があるものと思います。このことから地球温暖化の問題意識を市民と行政が共有し、市民一人一人が取り組みやすい削減行動を着実に定着させていくことが一番大切なことと考えております。このため、これまでも日常の市民生活における行動を紹介した「環境にやさしいエコ・アクション・プログラム」の普及に取り組んでまいりましたが、今後も小中学校における総合学習の場や出前講座等でさらに周知を図るとともに、環境にやさしい小樽市民ルール推進員会議とも連携しながら、一層の普及に努めてまいりたいと考えております。次に、土砂災害対策についての御質問がありましたけれども、初めに土砂災害のハード対策であります砂防三法に係る本市の対象箇所数と防災工事施工箇所数でありますけれども、砂防法による砂防区域は現在37か所指定されており、そのうち33か所で防災工事が終了しておりますが、今年度2か所で工事が予定され、そのほか2か所で用地買収などが進められております。次に、地すべり等防止法による地すべり防止区域は、若竹地区と松ヶ枝地区の2か所でそれぞれ防災工事が施工されております。また、いわゆる急傾斜地法による危険区域は、高島や奥沢、朝里地区など59か所で、そのうち45か所で防災工事が施工されております。次に、いわゆる土砂災害防止法についてでありますが、土砂災害警報の発表や住民の避難誘導などを行うため、小樽土木現業所は平成14年度から平成18年度までに市内168か所のうち、129か所で地形や地質、土地の利用状況などの基礎調査を終了しております。その調査結果を踏まえ、小樽土木現業所と小樽市が連携して住民説明会を行い、20か所で住民の理解を得ましたことから、土砂災害警戒区域について北海道が指定を行っております。なお、今後も指定拡大に向け、小樽土木現業所と連携を図ってまいりたいと考えております。次に、朝里川温泉スキー場の土砂災害でありますけれども、初めに発生要因は気温上昇や強風及び降雨が複合的に働き、融雪を促進したことによるものと聞いております。また、災害復旧工事の見通しでありますが、5月23日、国が災害関連緊急砂防事業として事業採択を行いましたことから、現在、事業を担当する小樽土木現業所において調査・設計を行っており、速やかに工事を発注し、年度内に砂防せき提2基と関連施設を完成させると聞いております。なお、予定される事業費は4億1,700万円となっております。次に、道道小樽定山渓線の土砂災害でありますけれども、初めに場所と発生要因についてでありますが、小樽土木現業所によりますと、朝里ダムから約5キロほど朝里峠に向かった地点で、気温の上昇等による多量の融雪水が地すべりを誘発したものと聞いております。次に、復旧の見通しでありますが、7月上旬をめどに仮道を設置し、片側交互通行、夜間通行止め等の条件付ではありますが、車両通行が可能となる見込みであります。また、本格復旧につきましては、年度内完了を目指し、鋭意作業を進めると聞いております。次に、道道小樽定山渓線の通行止めによる本市観光への影響でありますけれども、この道路は札幌の定山渓側から本市に至る観光ルートとして多くの観光バスが通年にわたり利用する道路であり、朝里川温泉地域の集客にとってその果たすべき役割は極めて重要であります。このたびの通行止めにより、沿線の宿泊施設などからは、ゴールデンウイーク期間中における日帰り客の落ち込みが著しく、この傾向が今なお続いていると聞いており、小樽観光への影響は少なからずあるものと考えております。次に、障害者自立支援法についての御質問がありましたけれども、初めに法律自体を見直す必要があるかどうかということでありますけれども、障害者自立支援法は障害のある方の地域における生活や就労を支援するための体制を整備するもので、障害がある方が地域で安心して暮らせるようにすることを目指すものであり、法の趣旨、理念は多くの方が賛同しているものと認識しております。しかしながら、障害者自立支援法は障害福祉施策の抜本的な改革のため、多くの関係者からすぐには対応が困難などの意見があると伺っており、国においてこうした意見を踏まえ、法の円滑な施行という観点から、改善策をとることにしたものであり、私としましても法律自体の見直しが必要かどうかということではなく、法の円滑な運営のための改善策と認識しております。次に、今回提案しております三つの事業でありますけれども、事業運営円滑化事業は、これまで障害者自立支援法の施行により事業所の収入が激減することのないように、従前の収入の80パーセントまでを激変緩和加算として保障していたものを、従前収入の90パーセントまで保障するというものであります。次に、通所サービス利用促進事業は、通所サービス事業者が利用者の送迎サービスを実施した場合に、一定の条件に基づいて事業者に助成するものであります。次に、就労意欲促進事業は、施設入所している方の平成18年度における利用料や食費などを平成19年度から適用される工賃控除で計算をし直し、その差額を利用者に交付するというものであります。次に、改善策の全体像ということでありますけれども、今回の改善策は三つの柱から成っております。一つは利用者負担のさらなる軽減策で、通所施設、在宅サービス利用者の負担軽減措置の拡大、工賃控除の見直しなどとなっております。二つ目は事業者に対する激変緩和措置で、先ほど説明いたしました事業運営円滑化事業と通所サービス利用促進事業の2事業から成っております。三つ目は新法への移行などのための緊急的な経過措置で、そのうち市町村の必す事業は先ほど説明いたしました就労意欲促進事業のほか、デイサービス事業等緊急移行支援事業、進行性筋い縮症者に対する激変緩和措置の3事業でありますが、デイサービス事業等緊急移行支援事業につきましては、本市には対象となる事業所はありません。任意事業につきましては、障害児を育てる地域の支援体制整備事業、オストメイト対応トイレ設備緊急整備事業など五つの事業があります。次に、障害者自立支援法附則第3条に規定されている3年後の法の見直しと今回の改善策との関係でありますけれども、3年後の見直しについての情報はまだありませんが、法附則第3条では、この法律及び障害者などの福祉に関する他の法律の施行の状況、障害児の児童福祉施設への入所に係る実施主体のあり方などを勘案して、必要な措置を講ずると規定されております。今回の改善策が法の円滑な施行のためのものであることから、法施行後3年をめどとしている法の見直しと、障害者自立支援法の円滑な運営のための改善策とは全く別なものと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)

成田晃司議員の御質問にお答えいたします。初めに、いじめの件数が増加した理由についてでありますが、文部科学省の調査において、平成17年度まではいじめの定義が自分より弱い者に対して、一方的に身体的、心理的な攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感じているものとなっておりました。しかしながら、全国的にいじめによる自殺が何件も発生したことから、平成18年度からは定義も新しくなり、いじめられたとする児童・生徒の気持ちを重視する調査となりました。平成17年度の調査では、小学校3件、中学校6件の合計9件でしたが、平成18年度には新しい定義に基づく調査により、小学校262件、中学校55件の計317件となっております。件数が大幅に増加した理由は、いじめの定義が変更になったことに加え、平成18年度に道教委が行ったいじめに関する実態等調査や各学校で独自のアンケート調査、個別面談など実態を把握する方法を数多く採用したことにより、いじめの認知件数が増加したものと考えられます。また、道教委の調査において、いじめを受けていると回答した555件については、解決に向け各学校において記名によるアンケート調査などにより、新たに実態把握を行いましたが、結果として317件報告いただいたところであります。次に、いじめの態様と発見のきっかけについてでありますが、小学校におけるいじめは「冷やかしやからかい、悪口やおどし文句、嫌なことを言われる」が57パーセントと一番多く、次に「仲間外れ、集団による無視をされる」が16パーセント、「軽くぶつかられたり、遊ぶふりをしてたたかれたり、けられたりする」が14パーセントの順となっております。中学校においても小学校と同様の傾向にありますが、加えまして「パソコンや携帯電話等でひぼう・中傷や嫌なことをされる」が5パーセント程度見られます。いじめの発見のきっかけは、アンケート調査など学校独自の取組により発見できたのが一番多く57パーセントとなっております。次に、本人からの訴えが11パーセント、担任が発見、保護者からの訴えがそれぞれ10パーセント程度となっております。最後に、いじめ問題についての取組についてですが、議員の御指摘のとおり、いじめはどこの学校でもどの子にも起こり得る可能性があります。しかし、決して許されるものではありません。そのため、いじめに苦しんでいる子供たちを救うため、学校教育に携わるすべての関係者がこの問題の重大性を認識し、いじめの兆候をいち早く把握して、迅速に対応する必要があります。また、いじめの問題が生じたときは、その状況を隠すことなく、学校、家庭・地域、教育委員会が一体となって対処していくべきものと考えます。教育委員会といたしましては、これまでも市民の声を大切にしながら、校長や教員に対して生徒指導の機能を生かした学校づくりや学級づくりの指導をしてまいりました。また、人権擁護委員会による人権教室などを通して、一人一人の子供の人権や命を大切にすることの意義などを学んでいただきました。一方、いじめ防止にかかわる啓発チラシの全児童・生徒への配布や、いじめ発見のチェックポイントなどを掲載した子育てやいじめ相談に関する保護者向け資料の配布など、いじめ問題の啓発に努めてまいりました。さらに、本年度新たに電話相談窓口やスクールカウンセラーへの面談方法などを記した家庭掲示用チラシを全保護者に配布し、相談窓口の周知を図っているところでございます。今後こうした取組に加え、学校に対しまして、いじめ根絶に向けて機能する組織づくりや指導方法の明確化、そして日ごろからの実態把握のあり方の研修などに力を注いでいただくとともに、指導上困難な問題を抱える学校に対しましては、指導主事を派遣するなどしながら、迅速に対応してまいります。また、平成18年度からいじめ問題等対策連絡協議会を開催しておりますが、関係団体等との情報交換を通して、いじめ問題への取組の充実を図るなど、継続していじめ問題にかかわる対策を講じてまいります。

出典:小樽市議会 平成19年第2回定例会 2007年6月21日 議事録 PDF(40ページ) 間違いを知らせる