みんなの議会

小樽市議会 平成18年第3回定例会 2006年9月13日

(1)小樽市地域防災計画について/(2)市長への手紙について/(3)国定公園内の落石について/(4)港湾施設の管理について/(5)新博物館について/(6)総合体育館の指定管理者について

2006年9月13日、小樽市議会の一般質問で、大畠護議員が「小樽市地域防災計画について」「市長への手紙について」「国定公園内の落石について」「港湾施設の管理について」「新博物館について」「総合体育館の指定管理者について」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 菊譲、市民部長 佃信雄、環境部長 本間達郎が答弁しました。

質問者
大畠護 議員
答弁者
市長 山田勝麿、教育長 菊譲、市民部長 佃信雄、環境部長 本間達郎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 大畠護

一般質問を行います。平成16年10月13日、新潟県小千谷市を震源地に発生した新潟県越中大震災で、最も大きな被害を受けた旧山古志村の全住民の681世帯、2,168人の村民が、一斉に避難してから1年10か月が経過しました。本年7月22日から29日までの予定で、「もし小樽であったらどうする」の思いで、地震災害の被害状況、復旧状況を旧山古志村の集落を中心に現地を視察してまいりました。まだ旧山古志村には連日1,000台以上のダンプカーなど工事車両がうなりを上げて復旧工事を進めていると説明を受けました。小樽市は自然災害が少ないとはいえ、急傾斜地崩壊危険地区、地すべり危険地区、海岸地区周辺の津波など、災害発生時に被害が心配される場所が日常生活と背中合わせであります。小樽市地域防災計画を基に地域の住民とどのようにかかわっているのかについて、何点かお尋ねいたします。小樽市地域防災計画について。初めに、小樽市総合防災訓練についてであります。去る9月1日、小樽色内ふ頭公園において小樽市総合防災訓練が行われましたが、その訓練内容、参加した関係省庁、企業、団体名、それぞれの人数、関係車両など、船舶その他などについてもお尋ねします。次に、札幌圏の自治体と防災関係機関が災害応急対策を実施する際の相互の迅速かつ的確な連携活動を実施するため、札幌圏における大規模災害の発生に備え、平素から連携体制の技術強化にかかわる事項を協議し、地域住民の生命、身体及び財産の保護に資することを目的として設置しています。また、札幌圏の自治体の範囲とは、札幌市、江別市、北広島市、石狩市、当別町及び小樽市とありますが、関係機関も含め、設置以来11年が経過しましたが、いつどこでどのような協議をされたのか、具体的にお答えください。次に、急傾斜地災害対策計画についてであります。がけ崩れによる災害防止については、小樽市の地形を十分に考慮し、関係機関による防災対策に努めるとともに、災害が発生した場合は住民の生命、身体、財産に対する被害を最小限にとどめるため、応急対策に万全を期すものと示しておりますが、どのような内容なのか、お尋ねします。次に、本市は急傾斜地崩壊危険指定区域が47か所、地すべり危険区域には若竹地区、松ケ枝地区、祝津地区など3か所、また、地域の住民の避難場所として学校や町内会館など61か所を指定し、その緊急連絡先として避難所ごとに町会長61名が指名されております。地区住民に対し、避難場所などの周知をどのように説明しているのかもお尋ねいたします。次に、防災訓練、避難訓練についてであります。病院、学校など、小樽市が管理する主な施設の防災訓練、避難訓練はいつどのように訓練しているのか。また、指定管理者に対する防災訓練、避難訓練などの指導はどのように指導し、避難訓練など、各施設の実施はどのようになっているのか。また、地域における防災訓練実施状況はどのようになっているか、お尋ねいたします。防災週間における防災査察を8月30日、8月31日、9月1日、9月4日の4日間実施しましたが、査察内容と査察した施設、また、指導、指摘した事項はどのような内容だったのか、お尋ねします。次に、避難場所と緊急連絡先についてであります。一昨年9月の台風18号による被害で、避難場所に指定されている桜小学校に地域住民が避難しようとしたが、管理者との連絡不十分から学校内に避難することができなかったと議会で指摘をされた事件がありましたが、どのように改善されたのか、お尋ねします。学校が避難場所の場合については、管理している教育委員会との緊急連絡先の連携はどのようになっているのか、お尋ねします。次に、緊急連絡先の変更についてであります。防災計画書による加除整理、差しかえは平成18年7月3日に整理されているが、連合町会の平成18年8月22日現在の資料と突き合わせて見ると、緊急連絡先の名前が変更になっている避難場所が見受けられるが、変更の場合の手続と防災会議の台帳はどの時点のものが記載されているのか、お尋ねします。次に、市長への手紙についてであります。山田市長が誕生し、市民や地域住民の声として意見、要望など、市政に反映させるために、市長への手紙の制度が取り入れられてから、毎年多数の手紙が市長に届くことと思いますが、それらの手紙を市長自身が目を通して読むのですか。また、その手紙の返事は、だれがどのようにして返答するのか、あわせてお答えください。次に、手紙の内容についてでありますが、市職員、議会・議員などにかかわる内容の手紙は、平成16年度、平成17年度、平成18年度は直近まで、どのような状況にあるのか、それぞれ年度別にお尋ねいたします。次に、国定公園地内の自然探勝路の落石についてであります。国定公園小樽海岸区域内の祝津海岸から赤岩、山中、オタモイまでの約6キロのりょう線にある道は、眼下に広がる海原、奇岩、絶壁に、さらに余市、積丹半島までと、雄大な風景と季節折々の自然がたん能できるこの道は、道内のロッククライマーはもちろんのこと、エベレスト登山を目指す登山者の練習の場所としても知られ、また、市民のハイキングコースとして親しまれており、北海道の自然探勝路として道の予算で整備されているのは御承知のとおりであります。途中にある赤岩峠の駐車場にある広場は、祝津、オタモイ、赤岩海岸と各方向に分かれる丁字路になっている広場であります。本年6月中旬、赤岩海岸へ下る入り口に通行止めの立て看板とロープが張られ、「看板には北海道・小樽市となっているが、どうしたのか」と、毎日犬の散歩に来ている地域住民の方からその理由を聞かれたのであります。私は早速現場を確認し、通行止めにした理由を小樽市環境部の担当課長に問い合わせをしたのであります。その返事は、「国定公園の管理、自然探勝路の管理は後志支庁であり、小樽市は関係がありません。直接後志支庁に聞いてください」との返事であります。お尋ねしますが、国定公園に関して、北海道と小樽市の関係はどのようになっているのか、お答えください。また、小樽市の国定公園に関する担当窓口はどこですか。赤岩の自然探勝路に関して、市民や関係機関からの通報はあったのですか。あったとすれば、いつどこからどのような内容の通報であったのか、お示しください。次に、港湾施設の管理についてお尋ねいたします。港湾部が管理する建築物はどのような状況にあるのか。また、それらの建築物の加入している保険の内容と補償金額、保険料金はどのようになっているのか、あわせてお答えください。また、ガントリークレーンはどのような状況にあるのかもお尋ねします。今年2月、3号上屋倉庫が降り積もった雪の重量に耐えきれず、崩壊し、本市は多額の被害を受けました。港湾部が管理する建築物の管理はどのような状況にあったのか、お尋ねします。金がない、予算がないだけでなく、危険防止、損害防止のための予算は必要経費であり、建築物の管理のあり方についても十分に検討すべきと考えますが、市長の御所見をお示しください。次に、(仮称)新博物館についてであります。自動車展示内容について、昭和40年製ボンネットバスや昭和30年代の自動三輪車など、イベントハウス内にぽつんと置かれているのを見るたびに、どんな意味があるのか疑問に思っていました。このたびの改装によって、展示される車両はどういう車種なのか、また、どのような展示の仕方をするのか、お尋ねします。次に、手宮口ゲートの整備についてであります。旧交通記念館の手宮口ゲート敷地は、新しい計画の中で、どのような整備を検討しているのか、内容をお示しください。次に、旧手宮線の整備についてでありますが、未整備の区間についてはどのような整備をいつごろまでに完成させることを検討されているのか、その時期と内容についてもお示しください。最後に、小樽市総合体育館の指定管理者についてであります。小樽市総合体育館の管理業務を本年度から3か年株式会社アンビックスと契約し、基本協定書を定めています。職員体制についてでありますが、小樽市の直営で管理をしていた場合と現在の指定管理者の場合と、職員体制を比較してどのような状況にあるか、お尋ねいたします。指定管理者の管理姿勢についてです。体育館の備品の中に組立てテント8張り、通称貸出テントがあり、市民や各種団体などのイベントに無料で貸し出し、年間多数の方々が利用していますが、平成16年度、平成17年度、平成18年度は直近まで、貸出状況はどのようになっているのか、お尋ねします。去る9月3日、銭函のドリームビーチ駐車場から新川河口まで、約1.5キロの区間を「浜辺と海をきれいにする会」の主催の第28回目のごみ拾いを行い、札幌市内の数校の高校生を中心に、一般参加者も加え、当時の参加者は登録者数1,300人を超えました。また、集めたごみの量も、散乱ごみ約3,110キロ、タイヤ75本、冷蔵庫2台、洗濯機1台、バッテリー、ガスボンベ2台余りと、後日、小樽市環境部から報告を受けました。このイベントのために、これまでも数回小樽市総合体育館の貸出テントを利用し、本年もこれまでと同じ二張りのテントを申請し、前日、管理者が指定するものを借り受けたのであります。翌日、現場で組立てを始めたところ、二張りとも屋根部分のシートがなく、やむを得ず一張りだけ応急処置利用したのであります。返却時に対応に出た方に、屋根部分のシートがなかったことを伝えたところ、謝罪の言葉はありましたが、事務所内では他の職員の笑い声、そして「我々はそこまでは管理はしていられない、テントの貸出しをやめる方向で検討する」とのことですが、その真意のほどをお聞かせください。このまま貸出しが無料であるから、いいかげんな管理しかできないのであれば、有料にして責任が持てる管理をし、利用者に迷惑のかからない方法を検討していただきたいと思いますが、いかがですか。教育長の御所見をお聞かせください。また、指定管理者である株式会社アンビックスのこのような管理姿勢は、総合体育館の市民サービスの低下の始まりではないかと私は懸念をするのでありますが、教育長の御所見をお聞かせください。再質問を留保し、終わります。(拍手)

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

大畠議員の御質問にお答えいたします。初めに、小樽市総合防災訓練でありますけれども、この訓練は、大規模災害に対する各関係機関相互の協力体制の強化と防災技術の向上及び市民の防災意識の高揚と防災知識の普及を図ることを目的として実施しております。今回の訓練内容でありますけれども、津波警報発令に伴う避難勧告の広報、被害状況の調査、ライフライン関係の応急復旧処理、土砂災害による交通事故処理及び負傷者の救助、船舶火災の消火救急活動などの実施訓練が行われました。訓練に参加したのは、小樽開発建設部や小樽海上保安部など国の2機関29名、土木現業所、警察署など道の2機関16名、北電や北ガスなどライフライン関係が3機関25名、日赤外関係団体3団体35名、市関係が12部局148名、このほか応援参加として北後志消防組合外2組合12名で、総数では25機関265名、消防車、給水車などの車両35台、巡視艇すずかぜ外船艇5隻により実施したものであります。次に、札幌圏防災関係機関連絡会でありますけれども、連絡会は平成7年に設立をされ、毎年、事務局所在地の札幌市において各市が集まり、消火・救助・救急等の活動連携、災害時における情報の収集伝達、緊急物資の調達、ヘリコプターの効率的運用などについて、協議や情報交換を行ってきたほか、各自治体の持ち回りによる合同防災訓練を実施してきましたが、平成15年を境に、各自治体ともに財源確保が困難となり、合同訓練は現在、休止状態となっております。近年、各自治体の防災対策の取組状況や保有資機材、物資の備蓄状況、関係各機関の連絡先などについての情報交換を行っているところであります。次に、急傾斜地災害対策計画における応急対策でありますけれども、本市は気象情報に留意し、必要に応じ関係機関と連携を図り、危険区域を中心に警戒巡視を実施することとしております。住民に対する避難につきましては、第1段階として、異常と思われる現象を発見したり報告を受けた場合は、その地区の町会長及び住民に警告を行うこととし、第2段階として、崩落等の危険があると予想される場合は、地域防災計画に基づき住民に対し避難勧告を行うこととしております。なお、災害が発生した場合には、2次被害を防ぐため、被災箇所周辺の監視を継続し、降雨の状況によっては崩落箇所へのシートの被覆、応急排水路の設置などを行い、安全が確認されるまで立入り規制など必要な措置を講じるものとしております。次に、急傾斜地危険区域の地域住民への説明でありますが、これまで土砂災害の備えなど、防災に関して、市の広報やホームページ、FMおたる、出前講座を通じて市民への周知をしてきているところであります。なお、急傾斜地崩壊危険区域対象の避難場所につきましては、町会を通じて地域住民に対しチラシを配布するなど、改めて周知を図ってまいりたいと考えております。次に、小樽市が管理する主な施設の訓練の実施状況でありますけれども、市の施設における訓練につきましては、火災、地震その他の災害が発生した場合を想定して消火活動、通報連絡、避難誘導の内容で実施しており、各施設により実施時期は異なりますが、消防法第8条に規定されている内容に従い、本庁舎、学校施設は年1回以上、病院施設は年2回以上、それぞれ実施しております。次に、指定管理者に対する訓練の指導と実施状況でありますが、指定管理者に対しましては、募集要項において、消防法など関係法令の遵守を求めているほか、業務仕様書においても、施設の保安などの業務として火災の発生を未然に防ぐことなど、使用者の安全確保を求めております。指定管理者導入施設におきましても、各施設の防火管理者が策定をした消防計画に基づき、定期的に消火・避難・通報の訓練を実施しております。次に、地域における防災訓練の実施状況でありますけれども、津波を想定した訓練につきましては、塩谷・桃内地区、銭函地区また、色内日之出町会において、自主的に取組が行われているところであります。また、本年は社会福祉協議会が購入したレスキューキッチンを使用して、炊き出し訓練が朝里地区と稲穂2丁目町会地区で行われており、結果が好評なことから、今後実施を検討している町会もあると聞いております。市といたしましても、地域住民による防災訓練は重要なものであり、今後、より多くの地域で訓練が行われるよう、啓発に努めてまいりたいと思っております。次に、防災週間における建築物防災査察の内容でありますけれども、国土交通省や北海道が建築物の防災対策の推進を図るために、毎年春と秋に建築物防災週間を設けており、本市ではそれにあわせて不特定多数が利用する物品販売店舗や病院、ホテルなどの施設を対象に、廊下や階段などの避難施設や非常用の照明施設、防火区画の施設などの維持管理状況について、建設部と消防本部の合同で査察を行っております。査察の結果、非常用照明装置や防火戸などの一部に不良箇所がありましたので、早急に改善するよう指導したところであります。次に、避難場所の桜小学校の問題でありますけれども、平成16年9月8日の台風18号通過に伴い、桜小学校に避難してきた地域の住民が4世帯ありましたが、その中で近くに身を寄せることができる場所があるという方にお帰りを願った事案がありました。その後、市及び教育委員会、学校関係者の間で、避難してきた住民を帰すことのないように周知徹底を図っており、昨年9月の大型台風14号の接近通過時には、安全と判断できる時刻まで各学校関係者が待機をし、地域住民の避難受入れ態勢をとったところであります。また、避難場所が学校の場合の教育委員会との連携につきましては、学校が開かれている時間帯に災害が発生したときは、自動的に学校は児童・生徒とともに地域住民の避難先となり、夜間や休日などで学校が閉まっているときは、災害の状況により、防災担当が学校関係者と連絡をとり合って避難所を開設するほか、大災害時にはあらかじめ指定している市の職員が直接学校の避難所を開設することになっております。次に、緊急避難場所、連絡先の更新でありますが、基本的に地域防災計画の変更は、北海道との協議が必要で、毎年3月末日に北海道から協議結果についての承認通知があることから、小樽市地域防災計画書の差しかえも年に1回、毎年6月から7月ころにかけて行っております。緊急連絡先となっている町会長や役員につきましては、時期を問わずかわることもあることから、その都度変更、差し替えすることは困難ですが、今後地域防災計画書を差し替える時点で最新の情報を載せるようにしていきたいと思います。なお、防災会議の事務局である防災担当においては、町会長等の変更の通知を受けた都度、緊急連絡先などの名簿の修正を行っているところであります。次に、市長への手紙でありますけれども、送られてきた手紙は、すべて最初に私が読んでおります。その際、内容により必要に応じて担当部局に対応を指示しており、回答については、匿名のものなどを除き、すべて目を通した上で、私が署名をして差出人に送っております。市長への手紙の年度別件数でありますけれども、市職員に関する意見は、平成16年度23件、平成17年度28件、今年度は9月12日現在で15件となっております。また、議会や議員に関する意見は、平成16年度3件、平成17年度10件、今年度は同じく9月12日現在で5件となっております。次に、国定公園内の落石の問題でありますけれども、初めに国定公園と自然探勝路の管理につきましては、北海道と小樽市の関係でありますが、国定公園等の管理は自然公園法に基づき北海道が実施しておりますが、小樽市域にある国定公園については、市民等からの問い合わせも多く、自然環境の保全等を推進することが大変重要なことと認識しておりますことから、地元自治体として清掃やパトロールなどについて協力しているところであります。次に、国定公園に関する小樽市の担当窓口でありますけれども、北海道との協力体制の中で国定公園の一般的な問い合わせに対しては、環境部環境課で情報提供することなど、対応しております。次に、市民等からの落石に関する通報でありますが、今回の落石につきましては、小樽市に市民からの通報はありませんでしたが、国が委嘱する自然公園指導員から北海道に対し、「自然探勝路の一部に落石があり、上部のがけの岩肌にもき裂が見られる」との報告があり、それを受けまして6月19日に北海道から小樽市に連絡があったところであります。次に、港湾施設の管理についてでありますけれども、上屋につきましては、日常のパトロールにより点検をしながら、必要に応じて補修を行うなど、基本的には直営で管理しており、ガントリークレーンにつきましては、専門業者に定期点検を委託しながら、適正な管理に努めております。また、現在加入している建築物の保険につきましては、吹抜上屋を除く各ふ頭における上屋・ガントリークレーンなどの17件について、社団法人全国市有物件災害共済会の建物総合損害共済保険に加入しております。保険料は総額で年21万4,881円であり、保険契約額は総額で16億6,975万円となっております。次に、今年2月の上屋屋根崩落事故当時の建築物の管理体制でありますけれども、当時は職員による目視パトロールを行い、上屋の雪ぴ、つららなど、除去作業を委託業務として実施しておりましたが、屋根の雪おろしは行っておりませんでした。今後につきましては、このたびの事故を踏まえて、特に冬期の職員によるパトロールを強化し、使用者側にも上屋内部などの監視をお願いするとともに、状況に応じて屋根の雪おろし作業を実施するなど、管理体制の強化に努めてまいります。なお、保険につきましては、一部未加入の施設もありますので、今後、加入内容を見直してまいりたいと考えております。次に、旧手宮線の整備でありますけれども、旧手宮線は、本市にとって旧交通記念館につながる動線であるとともに、周辺には多くの歴史的建造物が存在するなど、市民の貴重な歴史的遺産であり、これを整備することは本市のまちづくりにとって重要な課題であると認識しております。今後取得する区間の整備につきましては、平成13年度に中央通から寿司屋通りの区間を、将来の輸送機関としての可能性を残しながら、オープンスペースとしての活用を図ることとして、暫定整備を行った経緯や財政状況などを考慮しながら、今後3年をめどにその整備方策について検討してまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)

大畠議員の御質問にお答えいたします。初めに、新しい博物館の自動車展示館についてですが、旧小樽交通記念館には、常設展示しておりましたマツダ・ル・マンなど8台の車両のほかに、これまで市民の目に触れることなく格納されておりました車両を含め、全部で14台の自動車を所蔵しております。自動車展示館での展示につきましては、これらの所蔵車両14台を製造年代や製造元などに分類するとともに、車両の特性などを考慮し、特徴づけた展示をしてまいりたいと考えております。次に、手宮口ゲートの利用についてですが、新しい博物館が開館されますと、路線バスを利用して訪れることが予想されるお年寄りや児童・生徒、さらには地域の方々の利便性を考え、現在、利活用を検討しているところであります。手宮口は、手宮バスターミナルを隣接した立地条件のよさに加え、旧手宮駅をイメージした趣のある建物でありますことから、利活用することで新たな博物館のイメージアップや地域のにぎわいの創出にもつながるものと思っております。次に、総合体育館の管理部門の職員体制でありますが、指定管理者制度導入前の小樽市直営の時点には、館長1名、事務長1名、嘱託職員4名の合計6名でありました。指定管理者制度導入後は、館長1名、支配人1名、経理管理長1名、事務長1名の合計4名体制となっております。次に、テントの貸出状況でありますが、平成16年度には21件59張り、平成17年度は12件46張り、平成18年度の8月まででは9件で23張りのテントの貸出しを行っております。次に、このたびテント用具を十分点検しないまま間違って貸し出したことにつきましては、あってはならないことであり、御迷惑をおかけした市民並びに団体の皆様におわび申し上げます。御指摘のありましたテントは、昭和62年の高校総体の際、出店企業から寄贈を受けたもので、現在まで市民の自主的な活動などの催物に有効に活用してきております。教育委員会といたしましては、引き続き総合体育館において貸出しをしていくことにしております。次に、テント貸出しの有料化についてでありますが、ただいま申し上げましたとおり、市民が自主的に開催するイベント等に有効に使われておりますことから、引き続き無料で貸出しを続けてまいりたいと考えております。なお、確認を含めた貸出しシステムについては、見直しを図ってまいりたいと考えております。次に、総合体育館の指定管理者の管理姿勢についてでありますが、これまで業務の引継ぎなど、十分に連携を図ってきておりますが、このたび市民に不信感を抱かせるような対応や言動が見受けられたと伺いました。教育委員会といたしましては、即座に責任者と面談し、今後、市民の信頼を損ねることのないよう、改めて不手際の再発防止に向けて、体育館職員の業務内容の点検と管理システムの見直しなど、職員への指導を強化いたしました。今後も市民サービスの向上に一層努めるよう対応してまいります。(「議長」と呼ぶ者あり)

再質問 11番 大畠護

再質問を何点かさせていただきます。まず初めに、札幌圏との連携ということでございますけれども、11年が経過していて、その間やはり訓練はしたいけれども、非常に予算がかかるといいますか、そういうことで今中断をしているということですけれども、私はぜひ再開をしていただきたいと、このように思っております。災害は忘れたころにやってくるといいます。そしてまた、このたびの地震の後に視察に行きまして、そのことを強く感じてきております。現場に入りまして、旧山古志村周辺の集落の方々があれだけの災害のときにどんな思いで逃げ惑ったのか、これを思うと本当に涙が出る思いでございました。そのような現場を私は過去に何回か見てきております。例えば、南西沖地震の奥尻島、これも奥尻島は大変問題になりましたけれども、後志沿岸の海岸沿いの町村は本当に津波で大変な御苦労をされていたと、そのことは前にも申していたことがございますけれども、それとまた神戸市にしてもそうです。それから、つい何年前ですか、苫小牧市の石油タンクの大火災の問題がございました。そのようなことを思えば、ますますやはり広域、札幌圏もそうですけれども、後志も含めたそういう訓練が必要ではないのかと、そのように思っておりますので、その辺のことを中止だけではなくて、財政の問題もいろいろあるのは十分に承知しておりますけれども、市民の生命や財産を守るためには、これは必要最小限度のものについては再開していただきたいと、そのように思います。これについて答弁をお願いします。それから、避難訓練ですけれども、これも本当に小樽では身近なところに危険がたくさんあります。それで、その中で地域の方々が、避難場所にしてもなかなか承知をしていない部分があると思いますので、御答弁をいただきましたように、チラシを配布しということですから、これは大いにこれからも地域住民の方々に周知を徹底していただきたいと。そしてまた、許す限り避難訓練も実施していただきたいと、そのように思います。それから次に、市長への手紙ですけれども、職員に関することもということで、手紙をこの件数いただきましたけれども、実際に私のところに去年も相談がございました。これは、嘱託職員による保険料の徴収の問題でございます。それも原課にお話をしまして、ミーティングはやっているのだということですけれども、ただ単にミーティングだけでなくて、払う方とそれを請求する方、これは立場が相反する部分がございますので、言葉遣い一つにしても十分これからも検討していただきたいと、そのように思っております。もう一点は、今年の7月ですけれども、まだこんな職員が小樽市職員の中にいるのかと、私もあきれ返って本当に出る言葉がございませんでした。これは私もかかわっておりましたので、その場所にも私もおりました。大人としての最低のあいさつもできない。当然、嘱託職員や季節的に、臨時的に来ている方たちに対する言動も、これはもう本当に聞いていられない。当時お手伝いをお願いした私の友人も、思い余って手紙を出したのだと思います。手紙を出したからということです。いやいや、市長に手紙を出したって、市長は目を通さないぞというのが、私の本人に対する言葉でしたが、今、御答弁をいただきましたが、まず読んで、そして署名入りの返事をしているということで、それはそれで安心をしておりますけれども、これはまだ現職の方ですから、本当に指導を徹底してやっていただきたいと。この問題をやりますと、いや、もう徹底しているのだということですが、さらに職員研修などを開いて、市民からこのような苦情が来ないような方法を講じていただきたいと、そのように思います。それから、赤岩の落石の件でございますけれども、私も現場に行って、実は写真を写してきました。この現場の写真、当時の現場のものですけれども、これは総務部の方に昨日お届けしておりますから、見ていることかとは思いますけれども、これで小樽市が関係していないという、私に対する返事は、これはおかしいですよ。そのようなことでございます。そして、昨日また行ってみました。看板が立て替えられております。この北海道・小樽市、これは北海道だけになっております。これはどういうことですか。だれがかえたのですか。私がそういうふうにお聞きしたいと。これはおかしいですと、私は思っております。市長、目を通していると思いますけれども、これが関係ないという職員の方に、もう一度聞いていただけませんか。市長から御答弁をいただいておりますけれども、これでは私は納得ができません。といいますのも、小樽には御承知のように国定公園である海岸線がございます。小樽海岸がございますが、そこには鰊御殿があり、水族館があり、そして今また水族館の建替えがございます。鰊御殿の問題も、先日もお話をし、そして現状の善後策を、対策を市長は前向きに検討すると、そのような御答弁もいただいております。まさしく担当ですよ。これでいいのでしょうか。私は、非常にこの職員の仕事に対する姿勢を疑っております。この辺についても御答弁をお願いします。そしてまた、最後に総合体育館の件でございますけれども、たかがテントです。しかし、私は何度も小樽市行政区域内のごみ拾いのときにはこのテントを利用しておりました。だけど、今まではこういうことはただの一度もございませんでした。これは整理している方も大変だと思うのです。非常に複雑なテントですから、組合せ一つ、骨が変わっても組み立てられない場合がございます。小樽市内ならいいのですよ。すぐ駆けつけて交換できます。けれども、今回のように銭函のところです。限られた時間の中で組立てを始めた、二張りともないと。これは、こういう状況は、当日環境部長のごあいさつをいただいておりまして、環境部長がおいでになっておりますから、その状況は知っていると思います。本来では、テントがかかっているのですけれども、応急のためにブルーシートを使って一部やっています。そしてまた、一組は使っておりません。そのようなことですから、たかがテントの問題だけではなくて、私がこの後に来る市民サービスの低下、これを心配しているのです。この点についても、このようなことのないように十分検討していただきたいと。また、契約書の仕様書の中には、部品名もきちんと書かれておりますので、その管理方法も書かれております。ぜひこれはお願いしたい。それから、先ほどテントの購入のお話で、昭和62年ですか、高校総体ということですけれども、これは何かの間違いでないですか。私は、契約書の中の仕様書を見ました。そうすると、昭和54年に80万円で8張りということで、その欄には寄付の場合は括弧書きがありますけれども、この件については、見ましたら括弧書きはございません。昭和54年の8月何日かです。それをもう一度御検討して、後ほどで結構ですから御答弁をお願いしたい。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

再質問にお答えをいたしますけれども、初めに札幌圏の防災訓練の関係ですけれども、先ほど申し上げましたとおり、財政的に皆さん大変だということで、訓練はやめておりますけれども、いわゆるこの大規模災害といいますか、広域災害が起きたときの相互の応援協定といいますか、こういったもので「どうそれぞれのまちがよそのまちを応援するか」ということもありますので、協議は続けております。したがって、それぞれが持っている防災の資機材、そういったもの、それからこの物資の備蓄の状況、さらにはこの関係の機関との連絡、こういったものの情報交換を行っておりますので、訓練はなかなか難しいと思いますけれども、こういった情報交換等については密にしていく必要があると思いますので、これは引き続きそういう取組をするようにまた指示をしていきたいというふうに思います。それから、避難訓練の地域住民へのPR、これは非常に大事なことでございますので、8月に開催されました町会長との定例会議の中でも、特にこの問題を取り上げまして、町会長方にお願いしております。一番大事なのは、やはり地域、地域で自主防災組織をつくっていただければ一番いいので、そのことについてもお願いをしておりますけれども、できるだけ早く地域、地域、全市一斉に災害があった場合に、行政としてなかなか対応しづらい部分もあるものですから、一番身近なところで、まず一義的な災害弱者などに対応する場合には、やはり地域の方が一番早いわけですから、そういった意味で自主防災組織を早くつくっていただきたいということと、それから地域住民へのPR、これは引き続きやっていきたいというふうに思います。それから、市長への手紙の最初の部分は、市民部長からお答えしますけれども、2点目の職員のその言動の問題、これは手紙、私も読みまして、すぐ建設部の方に対応を指示しまして、建設部長が直接その本人に会って指導したというふうに聞いておりまして、こういった職員の対応の悪さといいますか、こういう問題について大変申しわけなく思いますけれども、なにせたくさんいるものですから、中にはそういう不心得者がいることについては申しわけないと思いますけれども、なお一層徹底していきたいと思いますし、私も今、庁内のLANを使って、いろいろな時々の問題について問題提起をして、いろいろ職員の意識の喚起をしておりますので、もう少し時間をかしていただきたいと思います。それから、落石の問題ですけれども、先ほど申し上げましたけれども、この自然公園の管理といいますか、最終的には北海道がやる部分ですけれども、なかなかこの地元の小樽市に担当者がいませんものですから、どうしても道の方も小樽市に頼ってくるという、そういう現状でございます。したがって、知らないふりはできませんから、一義的には小樽市が最初に看板をつけたり、何か対応しますけれども、そういう意味で後志支庁の担当の方も市町村に少し依存しているのではないかという感じもしますので、この件についてはもう少しきちんとした対応をするように、後志支庁の方に申し上げたいと思っていますけれども、職員の対応の悪さについては、これも大変申しわけなく思いますけれども、看板をどういう経過で立て替えたのか、これについては環境部長の方からお答えをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)

大畠議員の再質問にお答えいたします。特に今年の夏は暑くて、テントを借りて屋根がない、そういう事態を考えますと、ボランティアの方には大変御迷惑をおかけしたと思っております。使った後に乾燥して、さらに部品一つ一つを点検して袋に詰めるという、そういう一番大事なことをきっと忘れていたのではないかと思っております。今後、そういう面で借りた方に御迷惑をかけないような、そういうシステムを考えていきたいと思います。なお、先ほど申しましたように、大変有効に活用していただいているところでございますので、今後も無料でテントをお貸しする、そういう方法をとってまいりたいと考えております。次に、テントの寄贈のことについてでございますが、私どもは平成元年のはまなす国体のときにいただいたもの、また、昭和62年度には高校総体でいただいたものということを承知してございますが、その前につきましては、ちょっとまだ十分調べていなかったものですので、改めましてもう一度調べまして、議員にお伝えしたいと思います。大変申しわけございませんでした。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 市民部長 佃信雄

先ほど私どもが担当しております国民健康保険料徴収の嘱託職員の対応ということでお話をいただきました。私どもも1週間に一度、そういった市民の皆さん方から寄せられる苦情、それのためだけに開いているわけでございませんけれども、事務的な手続等々もある中で、当然徴収員も集めまして、そういったもののほかに市民の皆さん方からお寄せいただいた苦情とか、あるいはまた対応等で、もちろん直接私どもの方に電話、あるいはまた直接来られる方もいますけれども、そういった事例も含めながら、どういった形で対応したいのかということで指導してございます。私どももただ単にいろいろな苦情があるということではなくて、なるべく具体的にこういった対応に対してどういうふうに対応していけばいいのか、あるいはまた誤解のないような対応の仕方、そういったものを具体的に事例を挙げながら、研修等々をやってございますけれども、今、議員からお話がございましたような形で、再度またそういった研修の中で、あるいはまたミーティングの中で、具体的に誤解のないように、あるいは私どもが訴える内容もきちんと伝わるように改めまして指導してまいりたいと、そんなふうに思ってございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 環境部長 本間達郎

大畠議員の再質問にお答えいたします。赤岩の落石の関係で、看板の設置状況についてでございますけれども、先ほども市長の方から答弁しましたけれども、6月19日にそういう事故の報告がございまして、道の方で通行止めを判断したということで、6月20日に小樽市が看板を立てさせていただきました。そのときに市も道の方と協力体制をとっているということから、北海道と小樽市の連名で立てたところでございます。その後、7月28日に現地を確認しましたところ、看板が撤去されておりましたので、8月1日に、これは道から委嘱を受けている自然保護指導員、この方が看板とロープを再度設置したということでございます。そのときに北海道の名前だけでやったと。その後、また8月4日に、今度は後志支庁の方で現地を確認したところ、再度また看板が撤去されたということで、今度は後志支庁の方で改めてロープと看板を立て直したということで、その折に北海道だけの名前で立てたと、そういう状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

再質問 11番 大畠護

テントのことなのですけれども、くどいようですけれども、指定管理者と取り交わした仕様書の中を見てください。部品名がたくさん書いております。その中の一つのテントですよ。そうしますと、これは仕様書に書いておりますから、昭和54年です。80万円で8張りと。寄付でもございません。ただいま寄付というようなお話がございましたけれども、寄付というただし書きや括弧は印がついておりません。そうすると、ほかのものは大丈夫なのかということを私は勘ぐるのですよ。ほかのものにはそういう間違いはないものだろうかと。これは徹底して、その部品の一覧表をつけて委託しているわけですから。また、その途中、この3年間に何かがあれば、これは管理者の責任ということで、うたっております。そういうことですから、たかがテントではなくて、全般にわたって見直しをしていただきたいと、そのようにお願いします、要望します。

出典:小樽市議会 平成18年第3回定例会 2006年9月13日 議事録 PDF(93ページ) 間違いを知らせる